JP7355278B1 - 映像表示装置及び映像表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

回路基板と、回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、発光素子が設けられた回路基板の第一の面とは反対側に設けられたケースと、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する樹脂部材とを含むことにより、隣接する回路基板同士の間隔を狭小化でき、発光素子の配置間隔の狭小化に対応できる映像表示装置を提供する。また、上記映像表示装置の製造方法を提供する。

Description

本開示は、複数の表示ユニットを含む映像表示装置及び上記映像表示装置の製造方法に関する。
従来技術では、複数の表示パネルを隣接して配置し、1つの大画面を構成するマルチディスプレイ装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
近年、複数の表示ユニットを配置した映像表示装置において画像の高精細化が進んでおり、表示ユニットに実装される隣接する複数の発光素子同士の配置間隔が狭くなってきている。
特開2012-108270号公報
しかしながら、従来技術では隣接する映像表示部の間に枠体を含む筐体が存在するため、隣接する表示ユニット同士の間における非表示部が複数の発光素子の配置間隔の狭小化に対応できないという課題があった。
本開示は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、複数の発光素子の配置間隔の狭小化に対応可能な映像表示装置及び上記映像表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本開示に係る映像表示装置は、回路基板と、回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、発光素子が設けられた回路基板の第一の面とは反対側に設けられ、回路基板の第一の面に平行な方向に突出している終端部を有し、終端部は、回路基板の裏面外周部において回路基板と直接接するケースと、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する樹脂部材と、を備え、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置されることを特徴とするものである。
また、本開示に係る映像表示装置は、回路基板と、回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、発光素子が設けられた回路基板の第一の面とは反対側に設けられたケースと、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接し、回路基板とケースの間に設けられた樹脂部材と、を備え、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の表示ユニットと離隔して配置されることを特徴とするものである。
また、本開示に係る映像表示装置は、回路基板と、回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、発光素子が設けられた回路基板の第一の面とは反対側に設けられたケースと、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する樹脂部材と、を備え、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の表示ユニットと離隔して配置され、隣接する複数の表示ユニットに設けられた樹脂部材が連続して形成されていることを特徴とするものである。
また、本開示に係る映像表示装置は、回路基板と、回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、発光素子が設けられた回路基板の第一の面とは反対側に設けられたケースと、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部と回路基板の断面に対応する側面部とを覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する柔軟樹脂成型品と、を備え、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、表示ユニットを複数並べて配置したものである。
また、本開示に係る映像表示装置の製造方法は、発光素子が設けられた回路基板の第一の面の反対側に位置する裏面外周部に、回路基板の第一の面に平行な方向に突出している終端部が直接接するようにケースを取り付ける工程と、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する樹脂部材を取り付ける工程と、回路基板と、発光素子と、ケースと、樹脂部材と、を含み、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置する工程と、を含むものである。
また、本開示に係る映像表示装置の製造方法は、発光素子が設けられた回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する樹脂部材を取り付ける工程と、回路基板とケースとの間に樹脂部材が設けられるように、回路基板の第一の面とは反対側にケースを取り付ける工程と、回路基板と、発光素子と、ケースと、樹脂部材と、を含み、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の表示ユニットと離隔して配置する工程と、を含むものである。
また、本開示に係る映像表示装置の製造方法は、発光素子が設けられた回路基板の第一の面の反対側にケースを取り付ける工程と、回路基板と、発光素子と、ケースと、樹脂部材と、を含み、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置し、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、回路基板の側面部に直接接し、隣接する複数の表示ユニットに連続して形成される樹脂部材を取り付ける工程と、を含むものである。
また、本開示に係る映像表示装置の製造方法は、発光素子が設けられた回路基板の第一の面の反対側にケースを取り付ける工程と、回路基板の第一の面の端部に位置する外周部と回路基板の断面に対応する側面部とを覆うとともに、回路基板の側面部に直接接する柔軟樹脂成型品を取り付ける工程と、回路基板と、発光素子と、ケースと、柔軟樹脂成型品と、を含み、回路基板の第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置する工程と、を含むものである。
本開示に係る映像表示装置によれば、複数の発光素子の配置間隔の狭小化に対応することができる。
本開示の実施の形態1に係る映像表示装置を示す正面概略図である。 本開示の実施の形態1に係る表示ユニットを示す正面概略図である。 本開示の実施の形態1に係る表示ユニットを示す側面概略図である。 本開示の実施の形態1に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態2に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態3に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態4に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態4に係る複数の表示ユニットの第一の変形例を図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態4に係る複数の表示ユニットの第二の変形例を図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態5に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態6に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。 本開示の実施の形態7に係る複数の表示ユニットを図2のA-A線で矢視した断面に対応した概略図である。
以下、本開示の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、図面は模式的に示されたものであり、異なる図面にそれぞれ示されているサイズ及び位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されたものではなく、適宜変更され得る。また、以下の説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称及び機能も同一又は同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
実施の形態1.
実施の形態1における映像表示装置1について図1、図2、図3、及び図4を用いて説明する。図1は実施の形態1の映像表示装置1を正面から見た状態を示す概略図である。なお、正面とは後述する回路基板10の、発光素子11が実装された方向を指す。
図1に示すように、本実施例に係る映像表示装置1は、格子状に配置された複数の表示ユニット2と、表示ユニット2を固定する支持構造体3とを含む。
図1に示すように、表示ユニット2は複数個あり、例えば、格子状に整列して配置される。図1では縦5列、横3列の計15個の表示ユニット2が設けられているが、設けられる表示ユニット2の数は15個であることに限られない。表示ユニット2は、隣接する他の表示ユニット2と離隔して配置されている。表示ユニット2は支持構造体3に固定されている。
支持構造体3は一体化されたものでもよく、また、複数の部品が組み合わされて形成されたものでもよい。一体化された支持構造体3は、例えば、大型の板金加工品に表示ユニット2を取り付ける開口部が設けられた筐体でもよい。また、複数の部品が組み合わされた支持構造体3は、例えば、支柱と、複数の支柱の間に橋渡しされる桁と、で形成されてもよい。
図2は実施の形態1に係る表示ユニット2を正面から見た状態を示す概略図である。表示ユニット2は、回路基板10と、回路基板10の第一の面20に設けられた複数の発光素子11と、回路基板10の第一の面20の反対側に設けられたケース12(図2では図示せず。)と、回路基板10の第一の面20の外周部21及び回路基板10の側面部22を覆う樹脂部材13とを含む。
なお、回路基板10の第1の面のうち、回路基板10の端部に位置する領域を外周部21とする。外周部21は例えば、回路基板10の第1の面のうち回路基板の端部に位置し、発光素子11を含まない領域とすることができる。
図2で、樹脂部材13に覆われている回路基板10及び発光素子11は点線で示している。
回路基板10の第一の面20には、複数の発光素子11が等間隔に、例えば格子状に整列して実装されている。隣接する発光素子11の間隔は数mm程度である。図2では、縦7列、横5列の計35個の発光素子11が設けられているが、設けられる発光素子11の個数は35個であることに限られない。
回路基板10の第一の面20と反対側の面には、図示しないIC駆動等の電気部品が設けられており、複数の発光素子11を制御する。回路基板10は、リジット基板でもよく、可とう性を有する基板でもよい。
図3は実施の形態1の表示ユニット2を側面から見た状態を示す概略図である。ただし、紙面手前側に存在する樹脂部材13については省略している。
回路基板10は発光素子11が設けられる第一の面20と、第一の面20のうち回路基板10の端部に位置する外周部21と、回路基板10の断面に対応する側面部22とを含む。発光素子11が発光することにより回路基板10の発光素子11が設けられた第一の面20側に映像が表示される。
図3に示すように、ケース12は、回路基板10の第一の面20の反対側に設けられている。ケース12は、複数の発光素子11が等間隔で設けられた回路基板10を支持するとともに、回路基板10の形状を保持している。ケース12は、ケース12の端部の断面に対応するケース端部側面31と、ケース端部裏面32と、ケース側面33と、ケース裏面34とを含む。
ケース12の端部は、ケース側面33よりも、回路基板10の第一の面20に平行な方向に突出している。
ケース側面33は、例えば、回路基板10から離れる方向に向かって表示ユニット2の中央部に向かう方向にテーパーを有した形状となっている。また、ケース側面33は、回路基板10に対して直角に形成されていてもよい。
ケース12は、例えば、アルミニウム又はマグネシウム等の軽量金属、熱可塑性樹脂成型品、熱硬化性樹脂成型品、若しくは熱可塑性樹脂又は熱硬化樹脂の繊維強化樹脂成型品等で形成される。
ケース12は、回路基板10の第一の面20の反対側に設けられることで、回路基板10を保護するともに回路基板10を保持している。
樹脂部材13は回路基板10の第一の面20の側に設けられ、回路基板10の第一の面20及び発光素子11を覆うように設けられている。その際、樹脂部材13は回路基板10及び発光素子11の凹凸に沿って貼り付けられている。
また、樹脂部材13は回路基板10の側面部22に直接接して設けられている。また、樹脂部材13はケース12のケース端部側面31、ケース端部裏面32、ケース側面33、及びケース裏面34に連続して接している。
ただし、樹脂部材13は、少なくとも、回路基板10の第一の面20の外周部21と、回路基板10の側面部22とを覆っていればよい。例えば、ケース裏面34を覆っていなくてもよい。表示ユニット2の防水性を確保する観点からは、樹脂部材13がケース12を覆っている範囲が、回路基板10の第一の面20の外周部21と回路基板10の側面部22のみよりも広いほうが望ましい。
樹脂部材13は、例えば、透過率が90%程度以上であり、回路基板10及び発光素子11を覆う部分において、厚みが一定であることが望ましい。
樹脂部材13は、アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、熱可塑性エラストマー樹脂等の単一樹脂であってよい。また、異なる樹脂を複数用いてもよい。
また、樹脂部材13は、アクリル系フィルム、オレフィン系フォルム、塩化ビニル系フォルム、熱可塑性エラストマーフィルム等の単一樹脂フィルムであってよい。また、異なるフィルムを積層した多層フィルムであってもよい。
樹脂部材13は、反射防止の表面加工が施されていることが望ましい。
樹脂部材13は、例えば、真空ラミネート、真空圧空成型、TOM(Three dimension Overlay Method)成型等を用いて、発光素子11、回路基板10、及びケース12に貼り付けられる。
また、樹脂部材13は、発光素子11、回路基板10、及びケース12に、粘着剤で貼り付けられてもよいし、接着剤で貼り付けられてもよい。また、粘着剤及び接着剤は弾性変化可能なものであることが望ましい。粘着剤及び接着剤が弾性変化可能なものであることにより、回路基板10の変形、ケース12の変形、又は回路基板10とケース12の変形による回路基板10とケース12の位置関係の変化が起きたとき、樹脂部材13が発光素子11、回路基板10、及びケース12から剥離することなく、変形及び位置関係の変化に追従することができる。
また、樹脂部材13は、樹脂部材13自身の自己融着性を利用して、発光素子11、回路基板10、及びケース12に貼り付けられてもよい。
樹脂部材13は、防水性を有する材料を用いることができる。樹脂部材13に防水性を有する材料を用いることにより、回路基板10に実装された発光素子11等の電子素子を保護することができる。例えば、本実施の形態にかかる映像表示装置1は屋内だけでなく、屋外にも設置される。屋外に設置された場合、露、雨水による水分の回路基板10への進入を防止することができる。
また、映像表示装置1は気温の変化に伴って、熱膨張によって伸縮する。熱膨張による伸縮等の理由により、支持構造体3、回路基板10、ケース12等の部材が変形することで、隣接する表示ユニット2同士が接触する可能性がある。
また、複数の表示ユニット2を配置して映像表示装置1を形成する際に、表示ユニット2が外部の他の物と接触し、回路基板10が破損する可能性がある。
樹脂部材13は、表示ユニット2が外部又は隣接する他の表示ユニット2と接触した際に、回路基板10を保護し、損傷を防ぐことができる。
図4は実施の形態1に係る複数の表示ユニット2が並んだ状態を示す断面概略図である。図4は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面図に対応する図であり、隣接する二つの表示ユニット2の端部が対向する部分を示している。
図4に示すように、隣接する表示ユニット2は間隔をもって配置されており、接していない。隣接する表示ユニット2が間隔をもって配置されていることにより、支持構造体3、回路基板10、ケース12等の部材が変形した場合に、表示ユニット2同士が接触する可能性を低減することができる。
隣接する表示ユニット2間に設けられる間隔は、例えば1mmから2mm程度である。隣接する表示ユニット2に含まれるそれぞれの回路基板10同士の間には、樹脂部材13及び間隙のみが存在し、ケース12は存在しない。
隣接する表示ユニット2に含まれるそれぞれの回路基板10同士の間にケース12が存在しない、すなわち、樹脂部材13及び間隙のみが存在することにより、回路基板10同士の間隔を従来に比べて小さくすることができる。
回路基板10同士の間隔を小さくすることにより、複数並べて配置されたケース12の目地を目立たなくすることができ、映像表示装置1の画質を向上させることができる。
また、回路基板10同士の間隔を小さくすることにより、隣接する表示ユニット2にそれぞれ設けられる発光素子11同士の間隔も小さくすることができる。発光素子11同士の間隔を小さくすることにより、表示ユニット2に設けられる複数の発光素子11の間隔も小さくすることが可能となり、映像表示装置1の画質を向上させることができる。
図4に示すように、ケース12は、回路基板10の第一の面20と反対側の面である、裏面23の端部に位置する裏面外周部24において、回路基板10を支持している。
ケース12が回路基板10を部分的に支持することにより、回路基板10又はケース12が変形した際に、回路基板10又はケース12が破損する可能性を低減できる。また、ケース12が回路基板10を部分的に支持することにより、ケース12と回路基板10のそれぞれの熱膨張の差に対応することができる。
なお、ケース12は、例えば、回路基板10の裏面23のうち裏面外周部24のみで回路基板10を支持していてもよいし、回路基板10の裏面23のうち裏面外周部24以外に加え、任意の箇所で回路基板10と接していてもよい。また、ケース12は、回路基板10の裏面23のうち裏面外周部24以外の任意の箇所で回路基板10と接していてもよい。
回路基板10はケース12と、ねじ締結で接合されてもよい。また、回路基板10はケース12と、接着剤、粘着剤、又は両面テープ等で接合されてもよい。また、回路基板10はケース12と、熱融着、レーザー融着、超音波接合、又は摩擦攪拌接合等で接合されてもよいし、その他の方法で接合されてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2における表示ユニット4について図5を用いて説明する。実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。また、図5において図1から図4と同一の符号は同一又は相当部分を示す。
図5は実施の形態2に係る複数の表示ユニット4が並んだ状態を示す断面概略図である。図5は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット4の端部が対向する部分を示している。
本実施の形態の表示ユニット4は、図5に示すように、樹脂部材13を設ける位置が、実施の形態1の表示ユニット2と異なる。以下、実施の形態1の表示ユニット2と異なる点を中心に説明する。
図5に示すように、樹脂部材13は、回路基板10の第一の面20の側に設けられ、回路基板10の第一の面20及び発光素子11を覆うように設けられている。また、樹脂部材13は、回路基板10の断面に対応した側面部22に直接接して設けられている。また、裏面外周部24に連続して接している。
ただし、樹脂部材13が回路基板10の裏面23を覆う領域は裏面外周部24のみであることに限られない。
ケース12は、樹脂部材13を挟んで回路基板10に接合される。
樹脂部材13は、回路基板10とケース12との間に設けられている。樹脂部材13が回路基板10とケース12との間に挟まれて設けられていることにより、樹脂部材13が回路基板10から剥離する可能性が低減される。
実施の形態3.
実施の形態3における表示ユニット5について図6を用いて説明する。実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。また、図6において図1から図5と同一の符号は同一又は相当部分を示す。
図6は実施の形態3に係る複数の表示ユニット5が並んだ状態を示す断面概略図である。図6は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット5の端部が対向する部分を示している。
本実施の形態の表示ユニット5は、図6に示すように、封止部材40をさらに設けている点で、実施の形態2の表示ユニット4と異なる。以下、実施の形態2の表示ユニット4と異なる点を中心に説明する。
図6に示すように、封止部材40は回路基板10とケース12との間に設けられる。図6では、回路基板10と封止部材40との間にさらに樹脂部材13が設けられており、樹脂部材13はケース12には貼り付けられていない。
ただし、実施の形態1と同様に、樹脂部材13が連続してケース12に貼り付けられてもよい。
封止部材40を回路基板10の裏面23に設けられた樹脂部材13とケース12との間に設けることにより、表示ユニット5の防水性を高めることができる。
なお、封止部材40は樹脂部材13が設けられている回路基板10の裏面23の裏面外周部24より内側の領域で、回路基板10の裏面23と接していてもよい。すなわち、封止部材40と回路基板10の間に樹脂部材13が設けられていなくてもよい。
封止部材40は、例えば、Oリング、パッキン等のシール部材、防水両面テープ等であってよい。
封止部材40とケース12は、熱融着又は超音波接合等方法によって接合されてもよい。また、封止部材40とケース12は、接着剤又は粘着剤等で接合されてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4における表示ユニット6について図7、図8、及び図9を用いて説明する。実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。また、図7、図8、及び図9において図1から図6と同一の符号は同一又は相当部分を示す。
図7は実施の形態4に係る複数の表示ユニット6が並んだ状態を示す断面概略図である。図7は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット6の端部が対向する部分を示している。
本実施の形態の表示ユニット6は、図7に示すように、隣接する複数の表示ユニット6に設けられた樹脂部材13が連続して形成されている点で、実施の形態1の表示ユニット2と異なる。以下、実施の形態1の表示ユニット2と異なる点を中心に説明する。
図7に示すように、樹脂部材13は、回路基板10の第一の面20及び発光素子11を覆うように設けられており、回路基板10の断面に対応した側面部22に直接接して設けられている。また、樹脂部材13は、ケース12のケース端部側面31にも連続して設けられている。
図7に示すように、隣接する複数の表示ユニット6に設けられた樹脂部材13は、隣接する複数の表示ユニット6を跨いで連続して形成されており、隣接する表示ユニット6の間でブリッジ部41を形成している。
図8は実施の形態4に係る複数の表示ユニット6の第一の変形例を示す断面概略図である。図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット6の端部が対向する部分を示している。
本変形例では、図8に示すように、樹脂部材13が形成するブリッジ部41は、ケース12のケース端部裏面32側に突出している。
ブリッジ部41がケース12のケース端部裏面32側に突出していることにより、樹脂部材13のブリッジ部41が、隣接する表示ユニット6同士の間隔より長いため、隣接する表示ユニット6同士の間隔が広く変化した場合においても、樹脂部材13は間隔の変化に追従することができる。
樹脂部材13が、隣接する表示ユニット6同士の間隔の変化に追従できることにより、回路基板10の側面部22及びケース12のケース端部側面31から樹脂部材13が剥離する可能性を低減できる。
図9は実施の形態4に係る複数の表示ユニット6の第二の変形例を示す断面概略図である。図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視したに対応した断面図であり、隣接する二つの表示ユニット6の端部が対向する部分を示している。
本変形例では、図9に示すように、樹脂部材13が形成するブリッジ部41がケース12のケース端部裏面32側に突出している点は実施の形態4の第一の変形例と同様であるが、突出している部分はケース12のケース端部裏面32に貼り付くように折りたたまれて設けられている。
樹脂部材13が形成するブリッジ部41がケース端部裏面32に貼り付くように折りたたまれて設けられることで、樹脂部材13がケース12に接着する面積を大きくすることができ、樹脂部材13が回路基板10の側面部22及びケース12から剥離する可能性を低減できる。
なお、折りたたまれて設けられた樹脂部材13は、ケース12のケース端部裏面32のみでなく、ケース裏面34を覆っていてもよい。
実施の形態4、実施の形態4の第一の変形例、及び実施の形態4の第二の変形例に係る樹脂部材13は、例えば、真空ラミネート、真空圧空成型、TOM(Three dimension Overlay Method)成型等を用いて、発光素子11、回路基板10、及びケース12に貼り付けられてよい。また、成型に用いられる成型治具には、ブリッジ部41が入り込む隙間が設けられているとよい。
また、実施の形態4、実施の形態4の第一の変形例、及び実施の形態4の第二の変形例に係る樹脂部材13のブリッジ部41は、例えば、隣接する表示ユニット6同士の間隔を、映像表示装置1に組み上げるときの隣接する表示ユニット6同士の間隔よりも大きくとり、回路基板10及び発光素子11に貼り付け、映像表示装置1に組み上げるときに、隣接する表示ユニット6同士の間隔を狭めることで形成してもよい。
隣接する表示ユニット6同士の間隔を狭めることで樹脂部材13のブリッジ部41を形成する場合について説明する。樹脂部材13を隣接する複数の表示ユニット6のそれぞれの回路基板10及び発光素子11に連続して貼り付けるときの、隣接する回路基板10同士の間隔は、隣接する回路基板10のそれぞれの側面部22、それぞれのケース端部側面31、ブリッジ部41、及び組み上げ後の表示ユニット6同士の間隔を足した長さとしておけばよい。
なお、樹脂部材13が、隣接する複数の表示ユニット6に連続して設けられている箇所は一部であってもよい。すなわち、例えば、映像表示装置1に配置される表示ユニット6が15個であった場合に、そのうち6つの表示ユニット6の樹脂部材13のみが連続して設けられていてもよい。
なお、本実施の形態に係る表示ユニット6に、実施の形態3で示した封止部材40を設けてもよい。
実施の形態5.
実施の形態5における表示ユニット7について図10を用いて説明する。実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。また、図10において図1から図9と同一の符号は同一又は相当部分を示す。
図10は実施の形態6に係る複数の表示ユニット7が並んだ状態を示す断面概略図である。図10は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット7の端部が対向する部分を示している。
本実施の形態の表示ユニット7は、図10に示すように、隣接する表示ユニット7同士の間隔が、実施の形態1の表示ユニット2と異なる。以下、実施の形態1の表示ユニット2と異なる点を中心に説明する。
図10に示すように、隣接する表示ユニット7の回路基板10同士の間隔が、隣接する表示ユニット7のケース12同士の間隔より大きい。すなわち、ケース12の端部が回路基板10の端部よりも外側に突出している。
隣接する表示ユニット7の回路基板10同士の間隔を、隣接する表示ユニット7のケース12同士の間隔より大きくするために、ケース12の回路基板10の第一の面20と平行な方向の大きさを、回路基板10よりも大きくしてもよい。
樹脂部材13は回路基板10の第一の面20の側に設けられ、回路基板10の第一の面20及び発光素子11を覆うように設けられている。また、樹脂部材13は回路基板10の側面部22に直接接して設けられている。また、樹脂部材13は、ケース12の端部の回路基板10側の面であるケース端部表面35と、ケース端部側面31、及びケース裏面34に連続して設けられている。
なお、樹脂部材13は、さらに、ケース端部裏面32及びケース側面33に連続して設けられてもよい。また、少なくとも、回路基板10の第一の面20の外周部21と、回路基板10の側面部22とを覆っていればよい。
映像表示装置1は気温の変化に伴って、熱膨張によって伸縮する。熱膨張による伸縮等の理由により、支持構造体3、回路基板10、ケース12等の部材が変形することで、隣接する表示ユニット7同士が接触する可能性がある。
また、複数の表示ユニット7を配置して映像表示装置1を形成する際に、表示ユニット7が外部の他の物と接触し、回路基板10が破損する可能性がある。
本実施の形態では、隣接する表示ユニット7の回路基板10同士の間隔が、隣接する表示ユニット7のケース12同士の間隔より大きい。すなわち、接する表示ユニット7のケース12同士の間隔が、隣接する表示ユニット7の回路基板10同士の間隔より小さいため、隣接する表示ユニット7同士が接触する場合、ケース12が接触し、回路基板10が接触することを防ぐことができる。
また、接する表示ユニット7のケース12同士の間隔が、隣接する表示ユニット7の回路基板10同士の間隔より小さいため、隣接する表示ユニット7同士が接触する場合、ケース12が樹脂部材13を介して接触し、回路基板10が接触することを防ぐことができる。
また、表示ユニット7が外部の他の物と接触する場合においても、ケース12が接触することで、回路基板10が接触することを防ぐことができる。
また、表示ユニット7が外部の他の物と接触する場合においても、ケース12が樹脂部材13を介して接触することで、回路基板10が接触することを防ぐことができる。
回路基板10が隣接する他の表示ユニット7又は外部の他の物と接触することを防ぐことで、回路基板10が損傷する可能性を低減することができる。
なお、本実施の形態に係る表示ユニット7に、実施の形態3で示した封止部材40を設けてもよい。
実施の形態6.
実施の形態6における表示ユニット8について図11を用いて説明する。実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。また、図11において図1から図10と同一の符号は同一又は相当部分を示す。
図11は実施の形態6に係る複数の表示ユニット8が並んだ状態を示す断面概略図である。図11は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット8の端部が対向する部分を示している。
本実施の形態の表示ユニット8は、図11に示すように、樹脂部材13の代わりに柔軟樹脂成型品42を設けている点で、実施の形態1の表示ユニット2と異なる。以下、実施の形態1の表示ユニット2と異なる点を中心に説明する。
図11に示すように、回路基板10の第一の面20の外周部21と回路基板10の側面部22とを含む角部に柔軟樹脂成型品42が設けられており、樹脂部材13は設けられていない。また、柔軟樹脂成型品42は、回路基板10の第一の面20の外周部21と、回路基板10の側面部22と、ケース12のケース端部側面31とを連続して覆っている。
また、柔軟樹脂成型品42は、回路基板10の側面部22に直接接して設けられている。
柔軟樹脂成型品42は回路基板10を保護する。
柔軟樹脂成型品42を含む表示ユニット8は隣接する他の表示ユニット8と離隔して配置されており、隣接する表示ユニット8の柔軟樹脂成型品42同士も離隔している。
隣接する表示ユニット8が離隔して配置されていることにより、支持構造体3、回路基板10、ケース12等の部材が変形した場合に、表示ユニット8同士が接触する可能性を低減することができる。
回路基板10の第一の面20には、防水部材43が塗布されている。防水部材43は、回路基板10及び発光素子11の端子を保護する。防水部材43は、例えば、コーティング剤、ポッティング樹脂でよい。
なお、柔軟樹脂成型品42は、少なくとも回路基板10の第一の面20の外周部21と回路基板10の側面部22とを含む角部を覆っていればよいが、ケース12のケース端部側面31及びケース端部裏面32を覆っていてもよい。
柔軟樹脂成型品42を、回路基板10の第一の面20の外周部21とケース12のケース端部裏面32とを連続して覆う形とすることにより、柔軟樹脂成型品42の、回路基板10の第一の面20の外周部21に接する部分と、ケース12のケース端部裏面32に接する部分で、回路基板10及びケース12を挟むことができる。
柔軟樹脂成型品42で回路基板10及びケース12を挟むことで、柔軟樹脂成型品42が回路基板10及びケース12から外れる可能性を低減することができる。
また、柔軟樹脂成型品42は、弾性を有する。柔軟樹脂成型品42は、弾性変形を利用した保持力を有する。弾性変形を利用した保持力によって、回路基板10とケース12を挟み、保持することができる。
柔軟樹脂成型品42には、発砲させることができる樹脂を用いることが望ましい。
なお、本実施の形態に係る表示ユニット8に、実施の形態3で示した封止部材40を設けてもよい。
実施の形態7.
実施の形態7における表示ユニット9について図12を用いて説明する。実施の形態1と同様の構成については説明を省略する。また、図12において図1から図11と同一の符号は同一又は相当部分を示す。
図12は実施の形態7に係る複数の表示ユニット9が並んだ状態を示す断面概略図である。図12は、図2に示した表示ユニット2のうちA-A線で矢視した断面に対応した図であり、隣接する二つの表示ユニット9の端部が対向する部分を示している。
本実施の形態の表示ユニット9は、図12に示すように、柔軟樹脂成型品42をさらに設けている点で、実施の形態1の表示ユニット2と異なる。以下、実施の形態1の表示ユニット2と異なる点を中心に説明する。
図12に示すように、回路基板10の第一の面20の外周部21と回路基板10の側面部22とを含む角部に柔軟樹脂成型品42がさらに設けられている。柔軟樹脂成型品42は、回路基板10の第一の面20の外周部21と回路基板10の側面部22とを覆っている樹脂部材13をさらに覆っている。また、柔軟樹脂成型品42は、回路基板10の第一の面20の外周部21と、回路基板10の側面部22と、ケース12のケース端部側面31とを連続して覆っている。
柔軟樹脂成型品42は回路基板10及び発光素子11の端子を保護する。また、柔軟樹脂成型品42は、表示ユニット9が隣接する他の表示ユニット9又は外部の他の物と接触した場合に、樹脂部材13が破損する可能性を低減することができる。
柔軟樹脂成型品42を含む表示ユニット9は隣接する他の表示ユニット9と離隔して配置されており、隣接する表示ユニット9の柔軟樹脂成型品42同士も離隔している。
隣接する表示ユニット9が離隔して配置されていることにより、支持構造体3、回路基板10、ケース12等の部材が変形した場合に、表示ユニット9同士が接触する可能性を低減することができる。
なお、柔軟樹脂成型品42は、少なくとも回路基板10の第一の面20の外周部21と回路基板10の側面部22とを含む角部を覆っていればよいが、ケース12のケース端部側面31及びケース端部裏面32を覆っていてもよい。
柔軟樹脂成型品42を、回路基板10の第一の面20の外周部21とケース12のケース端部裏面32を連続して覆う形とすることにより、柔軟樹脂成型品42の、回路基板10の第一の面20の外周部21に接する部分と、ケース12のケース端部裏面32に接する部分で、回路基板10及びケース12を挟むことができる。
柔軟樹脂成型品42で回路基板10及びケース12を挟むことで、柔軟樹脂成型品42が回路基板10及びケース12から外れる可能性を低減することができる。
また、柔軟樹脂成型品42は、弾性を有する。柔軟樹脂成型品42は、弾性変形を利用した保持力を有する。弾性変形を利用した保持力によって、回路基板10とケース12を挟み、保持することができる。
また、柔軟樹脂成型品42は、樹脂部材13より内側に設けられ、回路基板10に直接接していてもよい。
柔軟樹脂成型品42には、発砲させることができる樹脂を用いることが望ましい。柔軟樹脂成型品42に用いられる樹脂は、樹脂部材13に用いられる樹脂と同じでもよいし、異なっていてもよい。また、柔軟樹脂成型品42は、樹脂部材13より厚いことが望ましい。また、樹脂部材13は、柔軟樹脂成型品42が覆っている領域よりも広範囲を覆っていることが望ましい。
なお、本実施の形態に係る表示ユニット9に、実施の形態3で示した封止部材40を設けてもよい。
実施の形態1から5及び7に係る映像表示装置1の製造方法について説明する。
実施の形態1から5及び7に係る映像表示装置1の製造方法は、発光素子11が設けられた回路基板10の第一の面20の反対側にケース12を取り付ける工程101と、回路基板10の第一の面20の端部に位置する外周部21及び回路基板10の断面に対応する側面部22を覆うとともに、回路基板10の側面部22に直接接する樹脂部材13を取り付ける工程102と、回路基板10と、発光素子11と、ケース12と、樹脂部材13と、を含み、回路基板10の第一の面20側に映像を表示する、各実施の形態に対応する表示ユニットを複数並べて配置する工程103と、を含む。
実施の形態1から5及び7に係る映像表示装置1の製造方法は、工程101、工程102、及び工程103を含んでいればよく、順序は入れ替わってもよい。例えば、工程102、工程101、工程103の順に行われてもよいし、工程101、工程103、工程102の順に行われてもよい。
ただし、各実施の形態に対応する表示ユニットを複数並べて配置する工程103を実行する際に、各実施の形態に対応する表示ユニットが外部の他の物と接触し、回路基板10が破損する可能性を低減するためには、工程101が行われた後に工程103が行われることが望ましい。
実施の形態6に係る映像表示装置1の製造方法について説明する。
実施の形態6に係る映像表示装置1の製造方法、発光素子11が設けられた回路基板10の第一の面20の反対側にケース12を取り付ける工程201と、回路基板10の第一の面20の端部に位置する外周部21と回路基板10の断面に対応する側面部22とを含む角部を覆うとともに、回路基板10の側面部22に直接接する柔軟樹脂成型品42を取り付ける工程202と、回路基板10と、発光素子11と、ケース12と、柔軟樹脂成型品42と、を含み、回路基板10の第一の面20側に映像を表示する表示ユニット8を複数並べて配置する工程203と、を含む。
実施の形態6に係る映像表示装置1の製造方法は、工程201、工程202、及び工程203を含んでいればよく、順序は入れ替わってもよい。例えば、工程202、工程201、工程203の順に行われてもよいし、工程201、工程203、工程202の順に行われてもよい。
ただし、表示ユニット8を複数並べて配置する工程203を実行する際に、表示ユニット8が外部の他の物と接触し、回路基板10が破損する可能性を低減するためには、工程201が行われた後に工程203が行われることが望ましい。
本発明の目的を達成でき、かつ本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能であるのは言うまでもない。
1 映像表示装置、2、4、5、6、7、8、9 表示ユニット、10 回路基板、11 発光素子、12 ケース、13 樹脂部材、20 第一の面、21 外周部、22 側面部、42 柔軟樹脂成型品

Claims (17)

  1. 回路基板と、
    前記回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、
    前記発光素子が設けられた前記回路基板の前記第一の面とは反対側に設けられ、前記回路基板の前記第一の面に平行な方向に突出している終端部を有し、前記終端部は、前記回路基板の裏面外周部において前記回路基板と直接接するケースと、
    前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部及び前記回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接する樹脂部材と、
    を備え、
    前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、
    前記表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置されることを特徴とする映像表示装置。
  2. 回路基板と、
    前記回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、
    前記発光素子が設けられた前記回路基板の前記第一の面とは反対側に設けられたケースと、
    前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部及び前記回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接し、前記回路基板と前記ケースの間に設けられた樹脂部材と、
    を備え、
    前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、
    前記表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置されることを特徴とする映像表示装置。
  3. 回路基板と、
    前記回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、
    前記発光素子が設けられた前記回路基板の前記第一の面とは反対側に設けられたケースと、
    前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部及び前記回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接する樹脂部材と、
    を備え、
    前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、
    前記表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置され、
    隣接する複数の前記表示ユニットに設けられた前記樹脂部材が連続して形成されていることを特徴とする映像表示装置。
  4. 前記樹脂部材が前記ケースの一部をさらに覆っていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 複数の前記表示ユニットの間の間隔が1mm~2mmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  6. 隣接する複数の前記表示ユニットの前記回路基板同士の間において、前記ケースは含まれないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  7. 前記回路基板と前記ケースの間に封止部材が設けられていることを特徴とする請求項に記載の映像表示装置。
  8. 隣接する前記表示ユニットの前記回路基板同士の間隔が、隣接する前記表示ユニットの前記ケース同士の間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  9. 前記回路基板の前記第一の面の前記外周部と前記回路基板の前記側面部とを含む角部において、前記樹脂部材を覆う柔軟樹脂成型品を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  10. 前記樹脂部材が防水性を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  11. 前記樹脂部材が、アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、熱可塑性エラストマー樹脂の少なくともいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の映像表示装置。
  12. 回路基板と、
    前記回路基板の第一の面に設けられた複数の発光素子と、
    前記発光素子が設けられた前記回路基板の前記第一の面とは反対側に設けられたケースと、
    前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部と前記回路基板の断面に対応する側面部とを覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接する柔軟樹脂成型品と、
    を備え、
    前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを含み、
    前記表示ユニットを複数並べて配置した映像表示装置。
  13. 前記表示ユニットが、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置されることを特徴とする請求項12に記載の映像表示装置。
  14. 発光素子が設けられた回路基板の第一の面の反対側に位置する裏面外周部に、前記回路基板の前記第一の面に平行な方向に突出している終端部が直接接するようにケースを取り付ける工程と、
    前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部及び前記回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接する樹脂部材を取り付ける工程と、
    前記回路基板と、前記発光素子と、前記ケースと、前記樹脂部材と、を含み、前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置する工程と、
    を含む映像表示装置の製造方法。
  15. 発光素子が設けられた回路基板の第一の面の端部に位置する外周部及び前記回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接する樹脂部材を取り付ける工程と、
    前記回路基板とケースとの間に前記樹脂部材が設けられるように、前記回路基板の前記第一の面とは反対側に前記ケースを取り付ける工程と、
    前記回路基板と、前記発光素子と、前記ケースと、前記樹脂部材と、を含み、前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置し、隣接する他の前記表示ユニットと離隔して配置する工程と、
    を含む映像表示装置の製造方法。
  16. 発光素子が設けられた回路基板の第一の面の反対側にケースを取り付ける工程と、
    前記回路基板と、前記発光素子と、前記ケースと、樹脂部材と、を含み、前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置し、前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部及び前記回路基板の断面に対応する側面部を覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接し、隣接する複数の前記表示ユニットに連続して形成される前記樹脂部材を取り付ける工程と、
    を含む映像表示装置の製造方法。
  17. 発光素子が設けられた回路基板の第一の面の反対側にケースを取り付ける工程と、
    前記回路基板の前記第一の面の端部に位置する外周部と前記回路基板の断面に対応する側面部とを覆うとともに、前記回路基板の前記側面部に直接接する柔軟樹脂成型品を取り付ける工程と、
    前記回路基板と、前記発光素子と、前記ケースと、前記柔軟樹脂成型品と、を含み、前記回路基板の前記第一の面側に映像を表示する表示ユニットを複数並べて配置する工程と、
    を含む映像表示装置の製造方法。
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