JP7354046B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関する。
小型の自動二輪車などに搭載される三相の回転電機として、各固定子に巻回されたコイルと、外部電源に接続するコネクタに臨むターミナルユニットと、の間にバスバーを介在させる回転電機が知られている。
上記バスバーの構造として、コイルの端部と接続するバスバーの突出部をバスバーの径方向外側に向けて突出させるとともに、ターミナルユニットと接続する三相の引き出し部を回転電機の軸方向に引き出す構造が考案されている。
なお、上記のような構造のバスバーを備えた回転電機が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002-171708号公報
上記特許文献1に記載された回転電機は、径方向外側に突出し、かつ、U字状溝が形成された突出部(接続端子)を有するバスバーを備えている。そして、各コイルの端部を上記突出部のU字状溝にそれぞれ挿入し、カシメ加工などにより圧着・加熱してバスバーの突出部と各コイルの端部とを電気的に接続している。
したがって、例えば、コイルが12個装着されている回転電機の場合、バスバーの突出部と各コイルの端部とを接続するカシメ加工を24回実施する必要があり、回転電機の組立ての効率が悪いことが課題であった。
本発明の目的は、組立ての効率を向上させた回転電機を提供することにある。
本発明の一態様は、ハウジングと、前記ハウジングの内側に固定されるステータと、前記ステータに巻かれた複数のコイルと、前記ステータの内側に回転可能に配置されたロータと、前記ロータに設けられた回転軸と、を有する回転電機であり、前記ステータは、ステータコアを備え、かつ、前記ステータには、前記複数のコイルに電源からの電力を供給するバスバーユニットと、前記バスバーユニットと前記電源とを電気的に接続するターミナルユニットと、が設けられる。前記バスバーユニットは、前記複数のコイルに前記電力を供給し、かつ、互いに間隔を設けて積層された複数のバスバーと、前記複数のバスバーを被覆する環状の絶縁部材と、を備える。前記複数のバスバーは、前記絶縁部材から露出し、かつ、前記ターミナルユニットと接続される引き出し部と、前記絶縁部材の径方向に沿って前記絶縁部材から突出する複数の第1突出部と、前記絶縁部材の周方向における前記第1突出部の両側に配置され、かつ、前記第1突出部との間でコイル端部を挟持する複数の第2突出部と、を備える。前記第1突出部は、前記絶縁部材の側面から前記絶縁部材の径方向に沿って突出し、前記第1突出部の先端部は、前記第2突出部の基端部より前記絶縁部材の径方向外側に突出し、前記引き出し部は、前記第1突出部の前記先端部に設けられている
本発明の他の態様では、前記第1突出部は、前記絶縁部材の周方向の両側に配置される前記コイル端部のうちの、一方の前記コイル端部に接触する第1部分と、他方の前記コイル端部に接触する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを繋ぐ第3部分と、を有する。
また、本発明の他の態様では、前記ターミナルユニットは、前記引き出し部と接続するターミナルを有し、前記ターミナルは、該ターミナルの上方からの投影領域に前記複数のコイルのうちの何れの前記コイル端部も含まれないように配置されている。
また、本発明の他の態様では、前記複数のコイルは、複数の相にそれぞれ対応して設けられ、前記複数の相は、U相、V相、W相からなる三相である。
また、本発明の他の態様では、前記ステータコアは、該ステータコアの外周部から内側に延びる12本のティースを備え、前記ロータは、前記回転軸に固定されたロータコアを備え、かつ、前記ロータコアに設けられた収容溝に複数の永久磁石が挿入された8極のロータであり、前記コイルへの通電時に発生する磁束が前記ティースおよび前記ロータコア内を通過することによるリラクタンストルク、および前記永久磁石との間で作用する吸引力または反発力により前記ロータを回転させる磁石埋込み式電動機である。
本発明によれば、回転電機の組立ての効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態の回転電機の外観構造を示す平面図である。 図1に示す回転電機の軸方向に沿う断面図である。 図2に示す回転電機のステータおよびロータの構造を示す断面図である。 図2のA-A線に沿う断面図である。 図1に示す回転電機におけるターミナルユニットの接続状態を示す斜視図である。 図1に示す回転電機におけるバスバーユニットの接続状態を示す側面図である。 図1に示す回転電機におけるバスバーユニットおよびコイルの接続構造を示す平面図である。 図1に示す回転電機におけるバスバーの構造を示す斜視図である。 図7に示すB部におけるバスバーの突出部の形状を示す部分拡大平面図である。 図7に示すB部におけるコイルのカシメ状態を示す部分拡大平面図である。 図1に示す回転電機におけるバスバーの引き出し部とコイル接続部との位置関係を示す平面図である。 変形例のバスバーの突出部の形状を示す部分拡大平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1および図2に示す回転電機10は、例えば、小型の自動二輪車等(図示せず)の駆動源に用いられるモータである。回転電機10は、アルミダイカスト等で略有底筒状に形成されたハウジング20を備えている。
ハウジング20は、筒状本体21と、底壁部22とを備えている。筒状本体21の径方向外側には、複数の冷却フィン23が筒状本体21に一体に設けられ、これにより回転電機10の放熱性を向上させている。また、ハウジング20の径方向外側で、かつハウジング20の軸方向一側寄り(図1におけるスプライン54側と反対側寄り)の部分には、U相,V相およびW相に対応した3つの給電コネクタ24u,24v,24wを備えた給電ボックス25が筒状本体21に一体に設けられている。
そして、給電ボックス25の内部には、3つの給電コネクタ24u,24v,24wが電気的に接続されるターミナルユニット70(図5参照)が収容されており、当該ターミナルユニット70を介して、図7に示す4つのU相コイルCU,4つのV相コイルCVおよび4つのW相コイルCWのそれぞれに、所定のタイミングで駆動電流が供給されるようになっている。
また、ハウジング20の底壁部22には、径方向内側に回転軸53が挿通される筒状のボス部22aが一体に設けられている。ボス部22aの径方向内側には、回転軸53の軸方向先端側を回転自在に支持する第1ボールベアリング55と、底壁部22からハウジング20の内部に雨水等が進入するのを防止する環状のリップシール57とが装着されている。なお、リップシール57は、第1ボールベアリング55よりも、ハウジング20の外側に配置されている。
ハウジング20の軸方向に沿う底壁部22側とは反対側(図2における右側)には、開口部26が形成されている。この開口部26を介して、ステータ40やロータ50等が収容されるようになっている。そして、ハウジング20の開口部26は、カバー部材30によって閉塞されている。なお、カバー部材30においても、ハウジング20と同様に、溶融したアルミ材料等を射出成形することで所定形状に形成されている。
カバー部材30は、複数の固定ボルト(図示せず)により、ハウジング20に強固に固定されている。また、カバー部材30の内側に設けられた内部筒状部32の径方向内側には、回転軸53の軸方向の基端側を回転自在に支持する第2ボールベアリング56が装着されている。このように、ロータ50に設けられた回転軸53は、一対の第1および第2ボールベアリング55,56によって回転自在に支持されている。
また、カバー部材30の内部には、回転軸53の軸方向の端部と対向するようにセンサ基板34が収容されている。
センサ基板34は、複数の取付けねじ36により、内部筒状部32に取り付けられている。なお、センサ基板34には、MRセンサ等からなる回転センサ35が実装されている。回転センサ35は、回転軸53の軸方向の基端部と対向している。より具体的には、回転センサ35は、回転軸53の軸方向の基端部に固定されたセンサマグネット38に対して、回転軸53の軸方向から対向している。
センサマグネット38には、その周方向に複数の磁極(N極,S極)が交互に着磁されており、回転センサ35は、センサマグネット38(回転軸53)の回転に伴う磁極の変化を捉えるようになっている。これにより、回転センサ35からコントローラ(図示せず)に向けて、パルス信号が出力される。そして、コントローラは、例えば、単位時間当たりのパルス信号の検出回数をカウントすることで、回転軸53の回転数を把握することができる。
また、センサ基板34は、ハウジング20の外周部に引き出された外部コネクタ37と電気的に接続されており、この外部コネクタ37には、車両の電子機器を統括的に制御する車載コントローラ(図示せず)のコネクタが電気的に接続されるようになっている。これにより、車載コントローラは、回転電機10の回転状態を把握することができる。
また、図2に示すように、ハウジング20を形成する筒状本体21の径方向内側には、ステータ40が固定されている。ステータ40は、磁性材料よりなる複数枚の鋼板を積層して略筒状に形成されたステータコア41を備えている。そして、ステータコア41の径方向外側を、筒状本体21の径方向内側に所定圧で圧入することにより、ステータ40はハウジング20に強固に固定される。そして、図3に示すように、ステータコア41の径方向内側には、当該ステータコア41の外周部から径方向内側に延びる、合計12本のティース42が設けられている。
また、それぞれのティース42には、プラスチック等の絶縁材料からなる図2に示すインシュレータ43がそれぞれ装着されている。ここで、ステータコア41,ティース42およびインシュレータ43は、ステータ40を構成している。そして、それぞれのティース42には、インシュレータ43を介して、図7に示す4つのU相コイルCU、4つのV相コイルCVおよび4つのW相コイルCWが、それぞれ集中巻により所定の巻数で巻装されている。つまり、12個のコイルは、U相,V相およびW相の三相のそれぞれに対応して設けられている。
具体的には、図5に示すステータ40の時計回り方向に対して、図7に示す合計12個のU相,V相およびW相コイルCU,CV,CWが、この順番で並んで配置されている。そして、4つのU相コイルCUは、ステータコア41の周方向に90度間隔で配置された4箇所のティース42に、それぞれ集中巻で巻装されている。また、4つのV相コイルCVは、ステータ40の時計回り方向に対して4つのU相コイルCUそれぞれの隣であって、ステータコア41の周方向に90度間隔で配置された他の4箇所のティース42に、それぞれ集中巻で巻装されている。さらに、4つのW相コイルCWは、ステータ40の時計回り方向に対して4つのV相コイルCVそれぞれの隣であって、ステータコア41の周方向に90度間隔で配置されたさらに他の4箇所のティース42に、それぞれ集中巻で巻装されている。
これにより、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CWのそれぞれに順次駆動電流を供給することで、ステータコア41の内側に設けられたロータ50が回転する。このように、本実施の形態の回転電機10は、ブラシレスDCモータである。
なお、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CW(C1~C12)は、図2に示すように、断面が略長方形形状に形成されている。これにより、無駄な隙間を作ること無く高い密度で巻装可能となっており、さらには回転電機10の高出力化かつ小型化を実現可能としている。
このように、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CW(C1~C12)を、図3に示すそれぞれのティース42に巻装することで、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CW(C1~C12)は、隣り合うティース42の間のスロット44に配置される。ここで、スロット44の個数においてもティース42の個数と同数(合計12個)となる。ただし、スロット44の内部で隣り合う異相のコイル同士が短絡しないようにすべく、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CWのそれぞれの表面には、絶縁材が塗布されている。
また、図5に示すように、インシュレータ43の軸方向端部には、それぞれのインシュレータ43をそれぞれのティース42に装着した状態において、複数の凹部43aが設けられている。これらの凹部43aは、ステータ40の軸方向に向けて窪んで設けられ、かつステータ40の周方向に等間隔(30度間隔)で配置されている。そして、これらの凹部43aには、バスバーユニット60に設けられた凸部61aが入り込むようになっている。これにより、ステータ40に対するバスバーユニット60の装着位置が精度良く位置決めされる。
図2に示すように、ステータコア41の径方向内側には、微小隙間(エアギャップ)を介してロータ50が回転自在(回転可能)に配置されている。つまり、ロータ50はステータコア41に対して回転するようになっている。ロータ50は、複数枚の鋼板を積層して略円柱状に形成されたロータコア51を備えており、当該ロータコア51の内部には、図3に示すように、それぞれ板状に形成された合計16個のマグネット(永久磁石)52が、図4に示す収容溝51aに設けられている。これにより、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CWのそれぞれに順次駆動電流を供給することで、U相,V相およびW相コイルCU,CV,CWのそれぞれに電磁力が発生し、当該電磁力(吸引力)によりロータ50が所定の回転数および回転トルクで正方向または逆方向に回転する。
ここで、図4に示すように、一対のマグネット52(破線で囲った部分参照)がペアとなって1極を形成している。すなわち、本実施の形態では、ロータ50の周方向にS極およびN極が交互に8極並んで配置されている。つまり、ロータ50は、一対がペアとなって8極のマグネット(永久磁石)52を備えている。そして、ステータコア41は、ステータコア41の内側に延びる12本のティース42を備えている。本実施の形態に係る回転電機10は、コイルへの通電時に発生する磁束がティース42およびロータコア51内を通過することによるリラクタンストルクおよび永久磁石との間で作用する吸引力または反発力によりロータ50を回転駆動させる「8極12スロット」の磁石埋込み式電動機となっている。これにより、コギングトルクの発生が抑えられた滑らかな回転駆動を可能としている。
なお、本実施の形態の回転電機10は、ロータコア51の内部に合計16個のマグネット52が埋め込まれたIPM(Interior Permanent Magnet)構造のモータを採用している。ただし、IPM構造のモータに限らず、ロータコアの表面にマグネットが装着されたSPM(Surface Permanent Magnet)構造のモータを採用することもできる。
そして、ロータコア51の回転中心には、回転軸53が固定されており、ロータコア51および回転軸53は、ロータ50を構成している。そして、図2に示すように、回転軸53の軸方向の基端部には、軸方向に窪んだセンサ固定凹部53aが形成されおり、当該センサ固定凹部53aには、略円盤状(略タブレット形状)に形成されたセンサマグネット38が装着されている。また、回転軸53のセンサ固定凹部53aの近傍が、第2ボールベアリング56によって回転自在に支持されており、これにより回転軸53の回転に伴うセンサマグネット38の回転ブレが効果的に抑えられる。よって、回転センサ35の検出精度の低下が抑えられる。
そして、回転軸53の軸方向の先端側は、第1ボールベアリング55およびリップシール57を介して、ハウジング20の外部に露出されている。ハウジング20の外部に露出された回転軸53の先端部には、図1に示されるように、回転軸53の軸方向に延びるようにして、スプライン54が形成されている。このスプライン54の部分には、回転電機10の駆動対象物(例えば、チェーンが引っ掛けられるスプロケット等)が、一体に回転可能に固定される。
図2および図5に示すように、ステータコア41(ステータ40)の軸方向に沿うカバー部材30側(図2における右側)には、略環状に形成されたバスバーユニット60が設けられている。このバスバーユニット60は、ターミナルユニット70(図1に示す給電コネクタ24u,24v,24w)からの駆動電流を、ステータコア41に巻装されたU相,V相およびW相コイルCU,CV,CWのそれぞれに分配するものである。すなわち、ステータ40には、複数のコイル(U相,V相およびW相コイルCU,CV,CW)のそれぞれに電源からの電力を供給するバスバーユニット60と、バスバーユニット60と上記電源とを電気的に接続するターミナルユニット70とが設けられている。
バスバーユニット60は、図5および図7に示すように、プラスチック等の樹脂材料(絶縁材料)により略環状に形成された絶縁部材61を備えている。この絶縁部材61の内部には、黄銅等の導電性に優れた鋼板をプレス加工等することで、図8に示す略C字形状に形成されたU相用バスバー62,V相用バスバー63およびW相用バスバー64が、それぞれ互いに短絡しないように、インサート成形により埋設されている。つまり、バスバーユニット60は、複数のコイル(U相,V相およびW相コイルCU,CV,CW)のそれぞれに上記電力を供給し、かつ、互いに微小間隔を持って非接触の状態で積層された複数のバスバー(U相用バスバー62,V相用バスバー63およびW相用バスバー64)と、上記複数のバスバーのそれぞれが互いに短絡しないように被覆する環状の絶縁部材61とを備えている。
また、絶縁部材61の軸方向端部には、図5に示すように、複数の凸部61aが設けられている。これらの凸部61aは、位置決め機能を有しており、ステータコア41に向けて所定高さで突出されている。そして、凸部61aは、インシュレータ43に設けられた凹部43aに対して、それぞれがたつくこと無く入り込む(装着される)ようになっている。これにより、ステータコア41に対するバスバーユニット60の相対回転が規制されるとともに、ステータコア41の軸方向に対するバスバーユニット60の移動が規制される。よって、バスバーユニット60がステータコア41に対して正規の位置に精度良く位置決めされる。
すなわち、複数の凹部43aおよび複数の凸部61aは、それぞれステータコア41とバスバーユニット60との間に設けられており、それぞれが協働して位置決め機構を構成している。
また、図7および図8に示すように、U相用,V相用およびW相用バスバー62,63,64は、それぞれ絶縁部材61から露出し、かつ、ターミナルユニット70と接続される入力端子(引き出し部)62a,63a,64aと、絶縁部材61の径方向外側に突出する複数の第1出力端子(第1突出部)62k,63k,64kと、絶縁部材61の周方向における前記第1突出部の両側に配置され、かつ、前記第1突出部との間でコイルの端部(コイル端部CT)を挟持する複数の第2突出部と、を備えている。なお、U相用,V相用およびW相用バスバー62,63,64のそれぞれにおいて、入力端子(引き出し部)62a,63a,64aは、第1出力端子(第1突出部)62k,63k,64kのそれぞれと一体に設けられている。これらの入力端子62a,63a,64aは、絶縁部材61の周方向に対して、比較的幅広に形成されている。そして、それぞれの入力端子62a,63a,64aには、図5に示すように、ターミナルユニット70に設けられたU相用,V相用およびW相用端子(ターミナル)TU,TV,TWが、それぞれスポット溶接等により電気的に接続されている。なお、U相用,V相用およびW相用端子TU,TV,TWの長手方向に沿う絶縁部材61側とは反対側には、3つの給電コネクタ24u,24v,24w(図1参照)が、それぞれ電気的に接続される。
ここで、図5および図6に示される符号CTの部分は、ステータコア41の軸方向に沿うバスバーユニット60側に引き出されたU相,V相およびW相コイルC1ないしC12のコイル端部(合計24個)を示している。
また、図6および図8に示すように、U相用,V相用およびW相用バスバー62,63,64は、絶縁部材61の軸方向、つまり絶縁部材61の厚さ方向において、互いに微小間隔を持って非接触の状態で配置されている。言い換えれば、本実施の形態のバスバーユニット60は、上層,中間層および下層からなる「3層構造」となっている。これにより、バスバーユニット60の径方向寸法を大きくすること無く、かつバスバーユニット60の軸方向寸法(厚み寸法)を無用に厚くせずに済む。
次に、本実施の形態のバスバーの特徴について説明する。
本実施の形態のバスバーでは、図8に示すように、U相用バスバー62,V相用バスバー63およびW相用バスバー64のそれぞれが、上述のように略C字形状に形成されている。また、各バスバーの入力端子(引き出し部)62a,63a,64aは、図7に示すように、絶縁部材61の径方向外側に露出している。具体的には、U相用バスバー62,V相用バスバー63およびW相用バスバー64のそれぞれは、絶縁部材61の径方向外側に絶縁部材61から突出し、かつ、図9に示すように、上記バスバーの周方向の両側に複数のコイルのうちの何れかの端部(コイル端部CT)が配置され、さらに、上記第2突出部との間で上記コイルの端部(コイル端部CT)を挟持する第1突出部を備えている。そして、上記第1突出部の先端部STは、上記第2突出部の基端部KTより絶縁部材61の径方向外側に突出している。
なお、U相用バスバー62には、図7に示すように、合計8個の第2出力端子(第2突出部)62b,62c,62d,62e,62f,62g,62h,62jが一体に設けられている。これらの第2出力端子62bないし62jは、絶縁部材61の径方向外側に露出されている。ここで、U相用,V相用およびW相用バスバー62,63,64の配置関係を分かり易くするために、U相用バスバー62には濃さを薄くした網掛けを施し、V相用バスバー63には濃さを中位にした網掛けを施し、W相用バスバー64には濃さを濃くした網掛けを施している。
また、V相用バスバー63には、合計8個の第2出力端子(第2突出部)63b,63c,63d,63e,63f,63g,63h,63jが一体に設けられている。これらの第2出力端子63bないし63jは、絶縁部材61の径方向外側に露出されている。さらに、W相用バスバー64には、合計8個の第2出力端子(第2突出部)64b,64c,64d,64e,64f,64g,64h,64jが一体に設けられている。これらの第2出力端子64bないし64jは、絶縁部材61の径方向外側に露出されている。
また、図9に示すように、上記第1突出部である第1出力端子62kは、両側に配置されるコイルの端部(コイル端部CT)間において、一方のコイルC1の端部(コイル端部CT)に接触する第1部分62mと、他方のコイルC12の端部(コイル端部CT)に接触する第2部分62nと、第1部分62mと第2部分62nとを繋ぐ第3部分62pと、を有している。すなわち、第1出力端子62kは、第1部分62mと、第2部分62nと、第1部分62mと第2部分62nとを繋ぐ第3部分62pと、から構成される。つまり、第1突出部である第1出力端子62kにおいて、第1部分62mは、コイルC1の端部(コイル端部CT)に接触し、かつ、第2出力端子62bとの間でコイル端部CTを挟持し、第2部分62nは、コイルC12の端部(コイル端部CT)に接触し、かつ、第2出力端子62cとの間でコイル端部CTを挟持する。そして、第1部分62mと第2部分62nとは、第3部分62pを介して連続的に繋がっている。詳細には、第1部分62mと第2部分62nとは、両者の間に隙間を有することなく第3部分62pを介して連続的に繋がっている。
このように第1突出部の先端部STが第2突出部の基端部KTより径方向外側に突出し、さらに、第1突出部において第1部分62mと第2部分62nとが第3部分62pを介して連続的に繋がっていることにより、2つのコイルC1,C12の端部(コイル端部CT)間に配置される第1突出部の強度を高めることができる。これにより、図10に示すように、コイルC1の端部(コイル端部CT)を第1出力端子(第1突出部)62kと第2出力端子(第2突出部)62cとで挟持し、かつ、コイルC12の端部(コイル端部CT)を第1出力端子(第1突出部)62kと第2出力端子(第2突出部)62bとで挟持して両側から荷重Pを掛けてカシメ加工を行うことができる。つまり、2つのコイルC1,C12の端部(コイル端部CT)を1回のカシメ加工でバスバーに接続させることができる。
また、本実施の形態のバスバーユニット60では、図6に示すように、第1突出部である第1出力端子62k,第1出力端子63kおよび第1出力端子64kは、絶縁部材61の側面61bから径方向外側に突出(露出)している。そして、図5に示すターミナルユニット70のU相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWのそれぞれと接続される図7に示す引き出し部である入力端子62a,63a,64aのそれぞれは、第1突出部である第1出力端子62k,63k,64kのそれぞれの先端部ST(図9参照)に設けられている。
また、本実施の形態のターミナルユニット70では、ターミナルであるU相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWのそれぞれは、図11に示すように、U相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWのそれぞれの上方からの投影領域に複数のコイル(C1~C12)のうちの何れのコイルの端部(コイル端部CT)も含まれないように配置されている。
ここで、本実施の形態のバスバーユニット60においては、図7に示すように、第1出力端子62kと第2出力端子62bとにはW相のコイルC12の一端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62cとにはU相のコイルC1の他端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62dとにはW相のコイルC3の一端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62eとにはU相のコイルC4の他端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62fとにはW相のコイルC6の一端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62gとにはU相のコイルC7の他端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62hとにはW相のコイルC9の一端部が、第1出力端子62kと第2出力端子62jとにはU相のコイルC10の他端部が、それぞれ電気的に接続されている。
また、第1出力端子63kと第2出力端子63bとにはU相のコイルC1の一端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63cとにはV相のコイルC2の他端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63dとにはU相のコイルC4の一端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63eとにはV相のコイルC5の他端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63fとにはU相のコイルC7の一端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63gとにはV相のコイルC8の他端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63hとにはU相のコイルC10の一端部が、第1出力端子63kと第2出力端子63jとにはV相のコイルC11の他端部が、それぞれ電気的に接続されている。
また、第1出力端子64kと第2出力端子64bとにはV相のコイルC2の一端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64cとにはW相のコイルC3の他端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64dとにはV相のコイルC5の一端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64eとにはW相のコイルC6の他端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64fとにはV相のコイルC8の一端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64gとにはW相のコイルC9の他端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64hとにはV相のコイルC11の一端部が、第1出力端子64kと第2出力端子64jとにはW相のコイルC12の他端部が、それぞれ電気的に接続されている。
そして、これらのコイルC1~C12それぞれの両側のコイル端部CTが、第1出力端子62kと第2出力端子62bないし62jとに、第1出力端子63kと第2出力端子63bないし63jとに、第1出力端子64kと第2出力端子64bないし64jとに(合計24箇所)に対してそれぞれ引っ掛けられ、かつスポット溶接等により各出力端子と電気的に接続されている。
本実施の形態の回転電機10では、各バスバーにおいて、1組の第2突出部の間に配置される第1突出部の先端部STが第2突出部の基端部KTより径方向外側に突出していることにより、一方のコイルの端部を第1突出部と第2突出部とで挟持し、かつ、他方のコイルの端部を第1突出部と第2突出部とで挟持して両側から荷重Pを掛けてカシメ加工を行うことができる。これにより、2つのコイルの端部(コイル端部CT)を1回のカシメ加工でバスバーに接続させることができる。
例えば、コイルが12個装着されている回転電機10の場合、各バスバーの突出部と各コイルの端部(コイル端部CT)とを接続するカシメ加工を12回実施すればよく、各コイルの端部ごとにカシメ加工を行う場合に比較してカシメ加工を実施する回数を半分にすることができる。
これにより、回転電機10においてカシメ加工の回数を半減させて組立ての効率を向上させることができる。
なお、図9に示すように、第1突出部である第1出力端子62kの先端部STは、第2突出部である第2出力端子62bの先端部STと同じ位置まで突出していることが好ましい。
また、各バスバーの第1突出部において、第1部分62mと第2部分62nとが第3部分62pを介して連続的に繋がっていることにより、2つのコイルC1,C12の端部(コイル端部CT)間に配置される第1突出部の強度を高めることができる。これにより、カシメ加工時に、第1突出部に対して両側から荷重Pを付与しても第1突出部が変形することはないため、カシメ加工を確実に実施することができる。
また、バスバーユニット60において、第1突出部である第1出力端子62k,第1出力端子63kおよび第1出力端子64kは、絶縁部材61の側面61bから径方向外側に突出(露出)している。そして、ターミナルユニット70のU相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWのそれぞれと接続される入力端子62a,63a,64aは、第1出力端子62k,63k,64kのそれぞれの先端部STに設けられている。
すなわち、バスバーユニット60における第1出力端子62k,第1出力端子63kおよび第1出力端子64kを、回転電機10の回転軸53に沿った方向に絶縁部材61から露出させるのではなく、絶縁部材61の側面61bから絶縁部材61の径方向外側に向けて露出させている。
これにより、回転電機10の回転軸53の軸長が長くなることを抑制することができ、回転軸53に沿った方向に対して回転電機10の小型化を図ることができる。
また、ターミナルユニット70において、図11に示すように、ターミナルであるU相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWのそれぞれが、U相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWのそれぞれの上方からの投影領域に複数のコイル(C1~C12)のうちの何れのコイルの端部(コイル端部CT)も含まれないように配置されている。
これにより、複数のコイル(C1~C12)のうちの何れのコイルの端部(コイル端部CT)も、ターミナルユニット70のU相用端子TU,V相用端子TVおよびW相用端子TWと接触することはない。つまり、複数のコイル(C1~C12)において、異相の端子(ターミナル)との接触を防止することができ、短絡の発生を防ぐことができる。
次に、変形例のバスバーについて説明する。
図12に示す変形例のバスバー(U相用バスバー62)では、第1突出部である第1出力端子62kの内側の領域に開口部62rが形成されている。このようにバスバーの一部に開口部62rを形成することにより、バスバーの重さを軽くすることができ、回転電機10の軽量化を図ることができる。
なお、本実施の形態の図9,図10および図12においては、U相用バスバー62における第1出力端子62kおよび第2出力端子62b,62cの領域のみについて記載しているが、図7に示すように、U相用バスバー62における他の第1,第2出力端子の領域、およびV相用バスバー63やW相用バスバー64においても、各バスバーが図9,図10および図12と同様の構造を備えていることは言うまでもない。例えば、V相用バスバー63における第1突出部も、両側に配置されるコイルの端部(コイル端部CT)間において、一方のコイルの端部(コイル端部CT)に接触する第1部分63mと、他方のコイルの端部(コイル端部CT)に接触する第2部分63nと、第1部分63mと第2部分63nとを繋ぐ第3部分63pと、を有している。さらに、W相用バスバー64における第1突出部も、両側に配置されるコイルの端部(コイル端部CT)間において、一方のコイルの端部(コイル端部CT)に接触する第1部分64mと、他方のコイルの端部(コイル端部CT)に接触する第2部分64nと、第1部分64mと第2部分64nとを繋ぐ第3部分64pと、を有している。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、回転電機10を、「8極12スロット」の回転電機としたものを示したが、本発明はこれに限らず、他の極数および他のスロット数であっても構わない。
さらに、上記実施の形態においては、回転電機10を、小型の自動二輪車等の駆動源に用いた場合を示したが、本発明はこれに限らず、例えば、パワーステアリング装置,ワイパ装置,パワーウィンドウ装置,サンルーフ装置,スライドドア開閉装置等、四輪車等に搭載される他の車載機器の駆動源にも適用することができる。また、上記実施形態におけるステータコア41は、鋼板の積層体であったが、ステータコア41は、磁性粒子や磁性粉末を圧縮成形した圧粉鉄心等に置換することもできる。
10 回転電機
20 ハウジング
21 筒状本体
22 底壁部
22a ボス部
23 冷却フィン
24u,24v,24w 給電コネクタ
25 給電ボックス
26 開口部
30 カバー部材
32 内部筒状部
34 センサ基板
35 回転センサ
36 取付けねじ
37 外部コネクタ
38 センサマグネット
40 ステータ
41 ステータコア
42 ティース
43 インシュレータ
43a 凹部
44 スロット
50 ロータ
51 ロータコア
51a 収容溝
52 マグネット(永久磁石)
53 回転軸
53a センサ固定凹部
54 スプライン
55 第1ボールベアリング
56 第2ボールベアリング
57 リップシール
60 バスバーユニット
61 絶縁部材
61a 凸部
61b 側面
62 U相用バスバー
62a 入力端子(引き出し部)
62b~62j 第2出力端子(第2突出部)
62k 第1出力端子(第1突出部)
62m 第1部分
62n 第2部分
62p 第3部分
62r 開口部
63 V相用バスバー
63a 入力端子(引き出し部)
63b~63j 第2出力端子(第2突出部)
63k 第1出力端子(第1突出部)
63m 第1部分
63n 第2部分
63p 第3部分
64 W相用バスバー
64a 入力端子(引き出し部)
64b~64j 第2出力端子(第2突出部)
64k 第1出力端子(第1突出部)
64m 第1部分
64n 第2部分
64p 第3部分
70 ターミナルユニット
C1,C4,C7,C10,CU U相コイル(コイル)
C2,C5,C8,C11,CV V相コイル(コイル)
C3,C6,C9,C12,CW W相コイル(コイル)
CT コイル端部
KT 基端部
ST 先端部
TU U相用端子(ターミナル)
TV V相用端子(ターミナル)
TW W相用端子(ターミナル)

Claims (5)

  1. ハウジングと、前記ハウジングの内側に固定されるステータと、前記ステータに巻かれた複数のコイルと、前記ステータの内側に回転可能に配置されたロータと、前記ロータに設けられた回転軸と、を有する回転電機であって、
    前記ステータは、ステータコアを備え、かつ、前記ステータには、前記複数のコイルに電源からの電力を供給するバスバーユニットと、前記バスバーユニットと前記電源とを電気的に接続するターミナルユニットと、が設けられ、
    前記バスバーユニットは、
    前記複数のコイルに前記電力を供給し、かつ、互いに間隔を設けて積層された複数のバスバーと、
    前記複数のバスバーを被覆する環状の絶縁部材と、を備え、
    前記複数のバスバーは、
    前記絶縁部材から露出し、かつ、前記ターミナルユニットと接続される引き出し部と、
    前記絶縁部材の径方向に沿って前記絶縁部材から突出する複数の第1突出部と、
    前記絶縁部材の周方向における前記第1突出部の両側に配置され、かつ、前記第1突出部との間でコイル端部を挟持する複数の第2突出部と、を備え、
    前記第1突出部は、前記絶縁部材の側面から前記絶縁部材の径方向に沿って突出し、
    前記第1突出部の先端部は、前記第2突出部の基端部より前記絶縁部材の径方向外側に突出し
    前記引き出し部は、前記第1突出部の前記先端部に設けられていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記第1突出部は、前記絶縁部材の周方向の両側に配置される前記コイル端部のうちの、一方の前記コイル端部に接触する第1部分と、他方の前記コイル端部に接触する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを繋ぐ第3部分と、を有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ターミナルユニットは、前記引き出し部と接続するターミナルを有し、
    前記ターミナルは、該ターミナルの上方からの投影領域に前記複数のコイルのうちの何れの前記コイル端部も含まれないように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記複数のコイルは、複数の相にそれぞれ対応して設けられ、
    前記複数の相は、U相、V相、W相からなる三相であることを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の回転電機。
  5. 前記ステータコアは、該ステータコアの外周部から内側に延びる12本のティースを備え、
    前記ロータは、前記回転軸に固定されたロータコアを備え、かつ、前記ロータコアに設けられた収容溝に複数の永久磁石が挿入された8極のロータであり、
    前記コイルへの通電時に発生する磁束が前記ティースおよび前記ロータコア内を通過することによるリラクタンストルク、および前記永久磁石との間で作用する吸引力または反発力により前記ロータを回転させる磁石埋込み式電動機であることを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の回転電機。
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