JP7354045B2 - 臭気検出装置、臭気検出方法、臭気検出システム - Google Patents
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Description
即ち、第1の態様は、
空間内の臭気物質による臭気の程度を示す臭気強度を出力する臭気センサから前記臭気強度を取得する取得部と、
前記取得部から前記臭気強度を取得し、前記臭気強度の変化に基づいて、前記臭気強度が第1閾値を超える時刻である第1時刻を予測する制御部と、
を備える臭気検出装置とする。
装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
(構成例)
図1は、本実施形態の車載装置10の構成例を示す図である。車載装置10は、臭気センサ30によって測定された空間内における臭気強度を取得する。
レット端末のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。車載装置10は、臭気検出装置の一例である。ここでは、臭気を検出する空間が車両の車室内であるとしているが、臭気を検出する空間は建物内の部屋の1室などの空間等であってもよい。この場合、車載装置10と同様の構成を
有する装置が、当該空間に設置される。
声データを記憶するメモリ、音声データを演算処理する演算回路、増幅回路、減衰回路、共振回路等を備え、制御部102等の制御信号に基づいて音声信号に対し、音量、音声を調整する。出力部108は、所定の処理が施された音声信号をスピーカに出力する。スピーカは、出力部108から出力された音声信号を音声として出力する。
D(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、USBメモリ、SD(Secure Digital)メモリカード等である。格納部110に格納される情報は、メモリ104に格納されてもよい。格納部110は、臭気センサ30から出力される臭気強度、臭気強度の閾値(人が不快に感じる値)等を格納する。
Wide Area)等の通信規格に準拠する通信モジュールを含む。車載装置10は、通信部112を介して接続された外部装置等と通信し得る。通信部112は、車載装置10に通信可能に接続される外部装置であってもよい。
図2は、車載装置10における臭気検出、臭気予測の動作フロー例を示す図である。図2の動作フローは、車載装置10が搭載される車両が起動した後に、開始される。図2の動作フローは、車載装置10が搭載される車両が起動している間、繰り返し実行される。車載装置10は、臭気センサ30による臭気強度が所定閾値を超える時刻を予測する。
る値)を設定する。制御部102は、格納部110に格納される臭気強度の第1閾値を取得し、第1閾値を設定する。第1閾値は、固定値であってもよいし、車両の形式、日付(月日、車両が清掃された後の稼働日数等)、天候(気温、湿度等)等に依存して変化する値であってもよい。臭気強度の人が不快に感じる値は、様々な条件によって変化しうるからである。また、制御部102は、第1閾値に基づいて、第1閾値を超える時刻を予測するトリガーとなる臭気強度の値(第2閾値)を設定する。第2閾値は、第1閾値よりも低い値である。第2閾値は、例えば、第1閾値の70%の値として設定される。制御部102は、第1閾値、第2閾値を通信部112を介して、他の情報処理装置等から取得してもよい。
車載装置10は、臭気センサ30により、車両内の臭気強度を取得部106を介して取得する。車載装置10は、車両内における臭気強度が人が臭いと感じる第1閾値よりも低い第2閾値を超え、さらに臭気強度の増大割合(傾き)が所定値以上である場合に、臭気強度が第1閾値を超える時刻を予測し出力する。これにより、車載装置10は、近いうちに臭気強度が第1閾値を超えると予測される場合に、第1閾値を超える時刻を算出することができる。車載装置10が搭載される車両の運転者等は、臭気強度が第1閾値を超える前に、超える予測時刻を認識することができる。車両の運転者等は、車両の清掃作業や車両内の空気の入れ替え等を行うことにより、臭気強度が第1閾値を超えることを回避したり先延ばししたりすることができる。また、車両の運転者等は、臭気強度が第1閾値を超える時期を認識できることで、車両内の臭気を除去するための清掃作業を効率的に実施す
ることができる。
上記の実施形態の変形例を説明する。変形例は、上記の実施形態と共通点を有する。ここでは、主として、上記の実施形態と相違点について説明し、共通点については説明を省略する。
図3は、変形例のシステム構成を示す図である。本実施形態のシステムは、車載装置10、サーバ20、臭気センサ30を含む。サーバ20と、車載装置10とは、通信ネットワークを介して通信可能に接続されている。車載装置10は、1つに限定されるものではなく、複数の車載装置が存在してもよい。サーバ20は、例えば、車両を管理する事業者(例えば、車両がタクシーである場合にタクシー会社)に設置される。
クステーション(WS、Work Station)のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
D(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、USBメモリ、SD(Secure Digital)メモリカード等である。格納部208に格納される情報は、メモリ204に格納されてもよい。格納部208は、車載装置10から取得される臭気強度等を格納する。
上記の実施形態では、車載装置10は、格納部110に格納される第1閾値を取得し、第1閾値を超える予測時刻を算出していたが、変形例では、車載装置10の代わりにサーバ20が、格納部208に格納される第1閾値を取得し、車載装置10が搭載される車両において第1閾値を超える時刻を算出する。サーバ20は、車載装置10に、臭気物質の検出をさせ、臭気強度を送信させる。車載装置10は、サーバ20からの要求に応じて、車両内の臭気強度を、サーバ20に送信する。車載装置10は、サーバ20に臭気強度を定期的に送信してもよい。サーバ20は、車載装置10から送信される臭気強度に基づいて、第1閾値を超える予測時刻を算出する。サーバ20は、算出した予測時刻を格納部208に格納する。サーバ20は、通信部210を介して、算出された予測時刻を車両の車載装置10や車両を管理する事業者(例えば、タクシー会社)の情報処理装置等に送信する。サーバ20は、車両を管理する事業者に設置されてもよい。これにより、車両の運転者や車両を管理する事業者は、車両の清掃の手配等を車両内の臭気強度が第1閾値を超える前に行うことができる。また、車両を管理する事業者が、車両の運転者等に、車両内の臭気強度が第1閾値を超える前に、臭気強度が第1閾値を超えそうであることを通知することができる。
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、各構成の組み合わせなど、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
102: 制御部
104: メモリ
106: 臭気センサ
108: 出力部
110: 格納部
112: 通信部
20 : サーバ
202: 制御部
204: メモリ
206: 出力部
208: 格納部
30 : 臭気センサ
Claims (4)
- 空間内の臭気物質による臭気の程度を示す臭気強度を出力する臭気センサから前記臭気強度を取得し、
前記取得した臭気強度の変化に基づいて、前記臭気強度が第1閾値を超える時刻である第1時刻を予測する、
臭気検出装置。 - 前記臭気強度が前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超えた場合、前記臭気強度が前記第2閾値を超えた時刻において取得した第1臭気強度と、前記第2閾値を超えた時刻から所定時間経過後に取得した第2臭気強度とを比較し、前記第2臭気強度が前記第1臭気強度より所定値以上増加している場合、前記第1臭気強度及び前記第2臭気強度に基づいて、前記第1時刻を予測する、
請求項1に記載の臭気検出装置。 - 臭気検出装置が、
空間内の臭気物質による臭気の程度を示す臭気強度を取得し、
前記取得した臭気強度の変化に基づいて、前記臭気強度が第1閾値を超える時刻である第1時刻を予測する、
臭気検出方法。 - 臭気検出装置と、サーバとを含む臭気検出システムであって、
前記臭気検出装置は、
空間内の臭気物質による臭気の程度を示す臭気強度を出力する臭気センサから前記臭気強度を取得し、
前記取得した臭気強度を前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記臭気検出装置から前記臭気強度を受信し、
前記受信した臭気強度の変化に基づいて、前記臭気強度が第1閾値を超える時刻である第1時刻を予測する、
臭気検出システム。
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