JP7352749B2 - 表示素子 - Google Patents

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Description

本開示は、表示素子に関する。
例えば、特許文献1には、表示装置等のディスプレイに用いられる、マレイミド化合物を含有するディスプレイ用封止材が開示されている。
特開2019-082598号公報
しかしながら、例えば、上記封止材を使用しても、表示装置等における表示素子が経時的に輝度が低下し、寿命が短い場合がある。したがって、表示素子において、輝度の経時的な低下を抑制し、寿命を長く改善することが求められている。
本開示の主な目的は、より寿命が改善された表示素子を提供することにある。
本開示における一形態の表示素子は、フェニルアミン系化合物およびシロキサン骨格を有する化合物を含む機能層を有する。
本開示における別の形態の表示素子は、フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格とを有する重合物を含む機能層を有する。
実施形態1に係る表示素子の積層構造の一例を模式的に示す図である。 実施例および比較例の表示素子の評価結果を示す表である。
以下に説明する実施形態は、本開示の単なる例示である。本開示は、下記の実施形態に何ら限定されない。
<実施形態1>
図1は、本実施形態に係る表示素子101の積層構造の一例を模式的に示す図である。
図1に示すように、表示素子101は、例えば、基板1上に、発光部2、CAP層3、機能層4、TFE層5がこの順に設けられている。なお、複数の表示素子101がマトリクス状に配置されて、表示装置を構成する。表示装置においては、例えば、複数の表示素子101における基板1は共通となっており、この基板1上に複数の発光部2等が設けられた構成となっている。
発光部2は、例えば、アノード21、正孔注入層22、正孔輸送層23、電子ブロック層24、発光層25、正孔ブロック層26、電子輸送層27、電子注入層28、カソード29、がこの順に設けられた積層構造を有する。
表示素子101は、例えば、基板1上に各層を積層していくことにより製造することができる。
基板1は、例えばガラス、ポリイミド等からなり、上記各層を支持する支持体として機能する。基板は、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)等が形成されたアレイ基板であってよい。
アノード21は、発光層25に正孔を供給する。
カソード29は、発光層25に電子を供給する。また、カソード29は、アノード21と対向するように設けられている。
アノード21及びカソード29の何れか一方は、光透過性材料からなる。なお、アノード21及びカソード29の何れか一方は、光反射性材料で形成してもよい。表示素子101をトップエミッション型の表示素子とする場合、例えば、上層であるカソード29を光透過性材料で形成し、下層であるアノード21を光反射性材料で形成する。また、表示素子101をボトムエミッション型の表示素子とする場合、例えば、上層であるカソード29を光反射性材料で形成し、下層であるアノード21を光透過性材料で形成する。さらに、アノード21及びカソード29の何れか一方を、光透過性材料と光反射性材料との積層体とすることで、光反射性を有する電極としてもよい。
光透過性材料としては、例えば、透明な導電性材料を用いることができる。光透過性材料としては、具体的には、例えば、ITO(インジウムスズ酸化物)、IZO(インジウム亜鉛酸化物)、SnO(酸化スズ)、FTO(フッ素ドープ酸化スズ)等を用いることができる。これらの材料は可視光の透過率が高いため、表示素子101の発光効率が向上する。
光反射性材料としては、例えば、金属材料を用いることができる。光反射性材料としては、具体的には、例えば、Al(アルミニウム)、Ag(銀)、Cu(銅)、Au(金)等を用いることができる。これらの材料は、可視光の反射率が高いため、発光効率が向上する。
なお、アノード21およびカソード29は、例えば、スパッタ法、蒸着法等、従来公知の各種方法により形成することができる。
発光層25は、アノード21とカソード29との間に配置され、発光する。発光層25は、例えば、有機発光材料、量子ドット等の発光材料を含む。発光層25は、例えば、アノード21から供給された正孔と、カソード29から供給された電子との再結合により所定の発光色で発光する。表示素子101の発光色は、発光層25の発光色に依存する。発光層25は、例えば、蒸着法、インクジェット法、塗布法等にて形成することができる。
正孔輸送層23は、アノード21と発光層25との間に配置され、アノード21からの正孔を発光層25に輸送する。正孔輸送層23は、正孔輸送材料を含む。正孔輸送材料としては、当該分野で一般的に用いられる材料から適宜選択でき、例えば、有機系正孔輸送材料、無機系正孔輸送材料等が挙げられる。正孔輸送層23は、形成する材料に応じて、例えば、インクジェット法、スピンコート法、ディップコート法等の塗布法、ゾルゲル法、スパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。
正孔注入層22は、アノード21と正孔輸送層23との間に配置され、アノード21からの正孔を正孔輸送層23に注入する。正孔注入層22は、正孔輸送層23と同様の正孔輸送材料を含む。正孔注入層22における正孔輸送材料は、アノード21、正孔輸送層23の材料に合わせて、アノード21から発光層25への正孔の輸送効率が高くなるように適宜選択される。なお、正孔注入層22と正孔輸送層23との材料が互いに異なることが好ましい。正孔注入層22は、形成する材料に応じて、例えば、インクジェット法、スピンコート法、ディップコート法等の塗布法、ゾルゲル法、スパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。
電子ブロック層24は、例えば、発光層25と正孔輸送層23との間に設けられ、電子輸送層27を介して発光層25に供給された電子の正孔輸送層23への輸送を抑制する。電子ブロック層24は、例えば、正孔を輸送しやすく、電子をブロックする電子ブロック材料が用いられる。電子ブロック材料としては、当該分野で一般的に用いられる材料から適宜選択できる。
電子ブロック層24は、形成する材料に応じて、例えば、インクジェット法、スピンコート法、ディップコート法等の塗布法、ゾルゲル法、スパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。
なお、本実施形態の表示素子101において、正孔輸送層23、正孔注入層22、電子ブロック層24は、必須の構成ではなく、表示素子101の性能に応じてその有無は適宜選択される。
電子輸送層27は、カソード29と発光層25との間に配置され、カソード29からの電子を発光層25に輸送する。電子輸送層27は、電子輸送材料を含む。電子輸送材料としては、当該分野で一般的に用いられる材料から適宜選択できる。電子輸送層27は、形成する材料に応じて、例えば、インクジェット法、スピンコート法、ディップコート法等の塗布法、ゾルゲル法、スパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。
電子注入層28は、カソード29と電子輸送層27との間に配置され、カソード29からの電子を電子輸送層27に注入する。電子注入層28は、電子輸送層27と同様の電子輸送材料を含む。電子注入層28における電子輸送材料は、カソード29、電子輸送層27の材料に合わせて、カソード29から発光層25への電子の輸送効率が高くなるように適宜選択される。なお、電子注入層28と電子輸送層27との材料が互いに異なることが好ましい。
正孔ブロック層26は、例えば、発光層25と電子輸送層27との間に設けられ、正孔輸送層23を介して発光層25に供給された正孔の電子輸送層27への輸送を抑制する。正孔ブロック層26は、例えば、電子を輸送しやすく、正孔をブロックする正孔ブロック材料が用いられる。正孔ブロック材料としては、当該分野で一般的に用いられる材料から適宜選択できる。
正孔ブロック層26は、形成する材料に応じて、例えば、インクジェット法、スピンコート法、ディップコート法等の塗布法、ゾルゲル法、スパッタ法、蒸着法、CVD法等により形成することができる。
なお、本実施形態の表示素子101において、電子輸送層27、電子注入層28、正孔ブロック層26は、必須の構成ではなく、表示素子101の性能に応じてその有無は適宜選択される。
CAP層3は、例えば、発光部2からの光の光路を調整するフィルタ層である。CAP層3は、所定の屈折率を有する光学材料から形成され、所定の厚さに調整されていることが好ましい。これにより、表示素子101における視野角調整および光の取出し効率を向上させることができる。
CAP層3は、例えば、発光部2を覆うように設けられる。CAP層3は、例えば、複数の層を積層した積層体であってよい。CAP層3は、少なくとも発光部2の基板1側と反対側の面を覆うように設けられていればよく、発光部2の全面を覆うように形成されることがより好ましい。なお、発光部2は、例えば、CAP層3と基板1とにより、封止されていてもよい。また、CAP層3は、必要に応じて形成すればよく、例えば、省いた構成もあり得る。
機能層4は、例えば、CAP層3を覆うように設けられている。さらに、機能層4は、例えば、発光部2を覆うように設けられている。つまり、機能層4は、CAP層3とTFE層5との間に設けられている。なお、機能層4の詳細については後述する。
TFE層5は、いわゆる封止層である。TFE層5は、例えば、発光部2への酸素や水分の侵入を抑制する。TFE層5は、例えば、機能層4を覆うように設けられる。さらに、TFE層5は、発光部2を覆うように設けられている。TFE層5は、例えば、複数の層を積層した積層体である。TFE層5は、例えば、少なくとも1層の有機層、少なくとも1層の無機層を含む積層体である。上記少なくとも1層の無機層としては、例えば、SiOまたはSiNからなる層が挙げられる。なお、発光部2は、例えば、TFE層5およびCAP層3と、基板1とにより、封止されていることが好ましい。また、発光部2およびCAP層3が、基板1とTFE層5とにより封止されていてもよい。
以下、機能層4について、より詳細に説明する。
機能層4は、例えば、フェニルアミン系化合物およびシロキサン骨格を有する化合物を含む。機能層4は、例えば、表示素子101が設けられる基板1上の全面に形成することができる。
フェニルアミン系化合物しては、例えば、下記式(1)の化合物が挙げられる。
Figure 0007352749000001

式(1)中、RおよびRはそれぞれ独立して炭化水素基、またはRおよびRが互いに連結した炭化水素基を表し、RおよびRにおける水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよい。
好ましいフェニルアミン系化合物としては、例えば、下記式(2)の化合物が挙げられる。
Figure 0007352749000002
シロキサン骨格を有する化合物としては、例えば、下記式(3)の化合物が挙げられる。
Figure 0007352749000003

式(3)中、Rはそれぞれ独立して炭化水素基を表し、Aは-COO-、-OCO-または-O-を表し、Rは炭化水素基を表し、Rは二重結合を有してもよい炭化水素基を表し、R、RおよびRにおける水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよく、mは1以上の整数を表す。また、mは、5~40の整数であることが好ましい。
好ましいシロキサン骨格を有する化合物としては、例えば、下記式(4)の化合物が挙げられる。
Figure 0007352749000004
機能層4は、例えば、上記フェニルアミン系化合物および上記シロキサン骨格を有する化合物を共蒸着することにより得られる共蒸着膜であることが好ましい。
上記ように、機能層4は、フェニルアミン系化合物およびシロキサン骨格を有する化合物を含むため、表示素子101の経時的な輝度の低下を抑制し、寿命(ライフタイム)を長くすることができる。
また、機能層4は、フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格とを有する重合物を含んでいてもよい。
フェニルアミン系骨格としては、例えば、下記式(5)で示される構成単位が挙げられる。
Figure 0007352749000005

式(5)中、RおよびRはそれぞれ独立して炭化水素基、またはRおよびRが互いに連結した炭化水素基を表し、RおよびRにおける水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよい。
好ましいフェニルアミン系骨格としては、例えば、下記式(6)で示される構成単位が挙げられる。
Figure 0007352749000006
上記重合物は、上記フェニルアミン系骨格を有するため、機能層4の有機層との密着性を向上させることができる。
シロキサン骨格としては、例えば、下記式(7)で示される構成単位が挙げられる。
Figure 0007352749000007

式(7)中、Rはそれぞれ独立して炭化水素基を表し、Rは炭化水素基を表し、Rは炭化水素基を表し、R、RおよびRにおける水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよく、Aは-COO-、-OCO-または-O-を表し、mは1以上の整数を表す。また、mは、5~40の整数であることが好ましい。
好ましいシロキサン骨格としては、下記式(8)で示される構成単位が挙げられる。
Figure 0007352749000008
上記重合物は、上記シロキサン骨格を有するため、機能層4にゴム弾性を付与することができるとともに、機能層4の無機層との密着性を向上させることができる。これにより、例えば、表示素子101の基板1がフレキシブルな場合に、基板1を曲げたとしても割れに強くすることができる。また、上記重合物は、Aで示される吸湿性を有する基を有するため、機能層4において水分を捕獲することができ、発光部2への水分の侵入を抑制することができる。
さらに、上記重合物は、下記式(9)で示される構成単位を含むことが好ましい。
Figure 0007352749000009

式(9)中、Rは、炭化水素基である。
上記重合物は、上記(9)の構成単位を有するため、機能層4において水分を捕獲することができ、機能層4よりも下層、特に発光部2への水分の侵入を抑制することができる。
なお、上記R~Rで表される炭化水素基は、炭素数1~12であることが好ましく、直鎖、分岐鎖または環状であってもよく、途中で二重結合を有していてもよい。
さらに、上記重合物は、下記式(10)で示されることが好ましい。


式(10)中、aは0より大きく0.2以下の数を表し、bは0より大きく0.5以下の数を表し、mは5~40の整数を表す。a、bは、上記重合における各構成単位のモル分率を表す。
また、上記重合は、例えば、質量平均分子量が、5000~300000であることの好ましく、10000~100000であることがより好ましい。
上記のように、機能層4は、フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格を有する重合物を含むため、表示素子101の輝度の低下を抑制し、寿命を長くすることができる。これは、機能層4により、発光部2への水分の侵入を抑制し、表示素子101の劣化を抑制することができるためであると考えられる。
本実施形態の表示素子によれば、機能層4により、表示素子101における、輝度の低下を抑制し、表示素子101の寿命を長くすることができる。これは、機能層4により、特に発光部2への水分の侵入を抑制することでき、表示素子101の湿度耐性が向上し、表示素子101の劣化が抑制されるためと考えられる。
なお、上記では、機能層4を、CAP層3と、TFE層5との間に設けているが、これに限定されるものではない。
機能層4は、例えば、積層体であるCAP層3のうちの一層であってよい。言い換えれば、機能層4がCAP層として機能してもよい。また、CAP層3は設けず、機能層4にCAP層3の機能を果たすように構成してもよい。この場合、カソード29上に直接機能層4が設けられる。特に、機能層4は、上記のような特定の重合を含むことにより、無機膜であるカソード29との密着性が向上すると考えられる。このとき、カソード29としては、例えば、Al、Mg、Agを含むことが好ましい。特に、カソード29としては、MgおよびAgを含むものが好ましく、MgとAgとの質量比は、Agが10%以上であることが好ましい。これにより、例えば、表示素子101の寿命を長くすることができる。これは、機能層4により、特に発光部2への水分の侵入を抑制することにより、表示素子101の湿度耐性が向上し、表示素子101の劣化が抑制されるためと考えられる。
また、機能層4は、例えば、積層体であるTFE層5のうちの一層であってよい。機能層4は、特に上記のようにフェニルアミン系化合物またはフェニルアミン系骨格を有する重合物を含む。この機能層4は、有機層および無機層の両方ともに密着性が高いと考えられる。そのため、例えば、CAP層3における機能層4と直接接する最上層が有機層であっても無機層であっても、機能層4とCAP層3との密着性が向上すると考えられる。一方、TFE層5の機能層4と直接接する最下層が有機層であっても無機層であっても、機能層4とTFE層5との密着性が向上すると考えられる。これにより、機能層4がCAP層3とTFE層5との密着性を向上させることができる。さらに、上記のように、各層の密着性を向上させることにより、例えば、発光部2への水分の侵入をより抑制することが可能となり、表示素子101の劣化が抑制され、表示素子101の寿命を長くすることができると考えられる。
さらに、機能層4は、上記のようにフェニルアミン系化合物またはフェニルアミン系骨格を有する重合物を含み、電荷輸送性を有する。そのため、機能層4は、例えば、正孔輸送層23正孔注入層22等の電荷輸送層とすることもできる。機能層4を電荷輸送層とすることにより、例えば、特に機能層4よりも下層への水分の侵入を抑制することができる。これにより、表示素子101の湿度耐性が向上し、表示素子101の劣化が抑制され、表示素子101の寿命を長くすることができると考えられる。
<実施例および比較例>
以下、より具体的な表示素子について説明する。
<実施例1-1>
基板上に、AgおよびITOの積層体からなるアノード、2,3,6,7,10,11-ヘキサシアノ-1,4,5,8,9,12-ヘキサアザトリフェニレン(HAT-CN)からなる正孔注入層、トリフェニルアミン系材料からなる正孔輸送層、カルバゾール系材料からなる電子ブロック層、アントラセン系発光材料からなる青色に発光する発光層、フェニルピリジン系材料からなる正孔ブロック層、オキサジアゾール系材料からなる電子輸送層を、LiFからなる電子注入層、Mg/Agからなるカソードを形成し、発光部とした。各層は、蒸着法によりに形成した。カソードは、MgとAgとの質量比が、10:1となるように共蒸着した。
さらに、この発光部上から、発光部および基板を覆うように、上記式(2)の化合物および(4)化合物(m=20)を1:1のモル比で蒸着し、機能層を形成した。
さらに、機能層上に、スパッタリング法により形成した0.2μmのSiN層、アクリル系溶融体を塗布し、光硬化させることにより形成下2μmの有機層、スパッタリング法により形成した0.2μmのSiN層からなるTFE層を形成した。以上により、表示素子を作製した。本実施例は、CAP層を形成していない例である。
作製した表示素子について、外部量子効率(EQE)、色度、45℃、90%の湿度環境下において初期輝度に対する輝度が90%に到達するまでの時間(h)で表されるライフタイムを評価した。なお、ライフタイムは、50mA/cmの電流での駆動試験で測定した。その結果を図2に示す。
<実施例1-2>
実施例1-1において、カソードにおけるMgとAgとの質量比が、10:2となるように共蒸着した以外、実施例1-1と同様にして、表示素子を作製した。
<実施例1-3>
実施例1-1において、カソードにおけるMgとAgとの質量比が、10:4となるように共蒸着した以外、実施例1-1と同様にして、表示素子を作製した。
<実施例2-1>
実施例1-1において、カソード上に、フェニルアミン系の有機材料からなるCAP層を形成した後、式(10)で表される重合物(x=0.4、y=0.1、質量平均分子量:75,000)からなる機能層を形成した以外、実施例1-1と同様にして、表示素子を作製した。なお、式(10)で表される重合物のN-メチルピロリドン(NMP)溶液をスピンコートで成膜し、180℃で20分加熱焼成することにより、80nmの機能層を形成した。
<実施例2-2>
実施例2-1において、カソードにおけるMgとAgとの質量比が、10:2となるように共蒸着した以外、実施例2-1と同様にして、表示素子を作製した。
<実施例2-3>
実施例2-1において、カソードにおけるMgとAgとの質量比が、10:4となるように共蒸着した以外、実施例2-1と同様にして、表示素子を作製した。
<実施例3-1>
実施例2におけるTFE層において、機能層上に直接形成したSiN層を省いた以外、実施例2と同様にして、表示素子を作製した。
<実施例3-2>
実施例3-1において、カソードにおけるMgとAgとの質量比が、10:2となるように共蒸着した以外、実施例3-1と同様にして、表示素子を作製した。
<実施例3-3>
実施例3-1において、カソードにおけるMgとAgとの質量比が、10:4となるように共蒸着した以外、実施例3-1と同様にして、表示素子を作製した。
<比較例1>
実施例1-1において、機能層の代わりに、カソード上に、蒸着により、フェニルアミン系の有機材料からなる有機層と、LiFからなる無機層とを含むCAP層を形成した。
実施例1-1において、式(2)の化合物および(4)化合物の共蒸着膜を省いた以外、実施例1-1と同様にして、表示素子を作製した。
各実施例、比較例の表示素子について、実施例1-1と同様に評価した。その結果を図2に示す。
実施例1-1および比較例1、2の評価結果より、外部量子効率および色度については、違いが見られなかった。しかしながら、高湿度環境下のライフタイムの結果について、実施例1-1の表示素子の方が、比較例1の表示素子よりも約6%長寿命であり、比較例2の表示素子よりも約28%以上長寿命であった。これは、式(2)および式(4)の化合物を含む機能層により、発光部への水分の侵入を抑制したことによる効果であると考えられる。さらに、上記実施例1-1、1-2、1-3より、カソードにおいてAgの比率を上げることにより、寿命が伸びている。Agの比率を上げることにより、電子注入低下による効率低下と、キャリアバランスの崩れによる寿命低下があるが、それを凌駕する寿命の伸びがあると考えられる。この寿命の伸びは、機能層による湿度耐性向上による効果であると考えられる。特に、上記機能層は、アノードにおけるMgとAgとの割合が、Agが10%以上である場合に特にライフタイムが長くなることが分かる。
また、実施例2-1および比較例1、2の評価結果より、外部量子効率および色度については、違いが見られなかった。しかしながら、高湿度環境下のライフタイムの結果について、実施例2-1の表示素子の方が、比較例1の表示素子よりも約25%以上長寿命であり、比較例2の表示素子よりも約47%以上長寿命であった。これは、式(8)および式(10)の構成単位を有する重合物を含む機能層により、発光部への水分の侵入を抑制したことによる効果であると考えられる。さらに、上記実施例2-1、2-2、2-3より、電子注入低下による効率低下と、キャリアバランスの崩れによる寿命低下があるにも関わらず、同等の寿命を有していた。つまり、機能層により寿命の伸びがあったと言える。特に、上記機能層は、アノードにおけるMgとAgとの割合が、Agが10%以上である場合に特にライフタイムが長くなると考えられる。
さらに、実施例3-1および比較例1、2の評価結果より、外部量子効率および色度については、違いが見られなかった。しかしながら、高湿度環境下のライフタイムの結果について、実施例-1の表示素子の方が、比較例1の表示素子よりも約23%以上長寿命であり、比較例2の表示素子よりも約44%以上長寿命であった。これは、式(8)および式(10)の構成単位を有する重合物を含む機能層により、発光部への水分の侵入を抑制したことによる効果であると考えられる。さらに、上記実施例3-1、3-2、3-3より、カソードにおいてAgの比率を上げることにより、寿命が伸びている。Agの比率を上げることにより、電子注入低下による効率低下と、キャリアバランスの崩れによる寿命低下があるが、それを凌駕する寿命の伸びがあると考えられる。この寿命の伸びは、機能層による湿度耐性向上による効果であると考えられる。特に、上記機能層は、アノードにおけるMgとAgとの割合が、Agが10%以上である場合に特にライフタイムが長くなることが分かる。
さらにまた、実施例3-1、3-2、3-3と実施例2-1、2-2、2-3の評価結果より、TFE層における無機層(SiN層)が1層だけでも、式(8)および式(10)の構成単位を有する重合物を含む機能層により、十分な外部量子効率、色度および長寿命化が可能であることが確認された。
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。

Claims (15)

  1. フェニルアミン系化合物およびシロキサン骨格を有する化合物を含む機能層を有し、
    前記フェニルアミン系化合物は、下記式(2)で示される、表示素子。

  2. フェニルアミン系化合物およびシロキサン骨格を有する化合物を含む機能層を有し、
    前記シロキサン骨格を有する化合物は、下記式(3)で示される、表示素子。


    (式(3)中、Rはそれぞれ独立して炭化水素基を表し、Aは-COO-、-OCO-または-O-を表し、Rは炭化水素基を表し、Rは二重結合を有してもよい炭化水素基を表し、R、RおよびRにおける水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよく、mは1以上の整数を表す)
  3. 前記シロキサン骨格を有する化合物は、下記式(4)で示される、請求項に記載の表示素子。

  4. 前記機能層は、前記フェニルアミン系化合物および前記シロキサン骨格を有する化合物の共蒸着膜である、請求項1~のいずれか1項に記載の表示素子。
  5. フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格とを有する重合物を含む機能層を有し、
    前記フェニルアミン系骨格は、下記式(5)で示される構成単位を有する、表示素子。


    (式(5)中、R およびR はそれぞれ独立して炭化水素基、またはR およびR が互いに連結した炭化水素基を表し、R およびR における水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよい)
  6. 前記フェニルアミン系骨格は、下記式(6)で示される構成単位を有する、請求項に記載の表示素子。

  7. フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格とを有する重合物を含む機能層を有し、
    前記シロキサン骨格は、下記式(7)で示される構成単位を有する、表示素子。


    (式(7)中、Rはそれぞれ独立して炭化水素基を表し、Rは炭化水素基を表し、Rは炭化水素基を表し、R、RおよびRにおける水素原子はフッ素原子で置き換わっていてもよく、Aは-COO-、-OCO-または-O-を表し、mは1以上の整数を表す)
  8. 前記シロキサン骨格は、下記式(8)で示される構成単位を有する、請求項に記載の表示素子。

  9. フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格とを有する重合物を含む機能層を有し、
    前記重合物は、下記式(9)で示される構成単位を有する、表示素子。


    (式(9)中、Rは、炭化水素基である)
  10. フェニルアミン系骨格と、シロキサン骨格とを有する重合物を含む機能層を有し、
    前記重合物は、下記式(10)で示される、表示素子。


    (式10中、aは0より大きく0.2以下の数を表し、bは0より大きく0.5以下の数を表し、mは5~40の整数を表す)
  11. 基板上に形成された発光部を有し、
    前記機能層は、前記発光部を覆っている、請求項1~10のいずれか1項に記載の表示素子。
  12. 前記発光部は、さらに無機層に覆われており、
    前記機能層は、前記発光部と前記無機層との間に設けられている、請求項11に記載の表示素子。
  13. 前記無機層は、SiNまたはSiOからなる、請求項12に記載の表示素子。
  14. 前記発光部は、前記基板上に形成された第1電極と、前記第1電極と対向する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極と間に設けられた発光層を有し、
    前記機能層は、前記第2電極と接している、請求項1113のいずれか1項に記載の表示素子。
  15. 前記発光部は、前記基板上に形成された第1電極と、前記第1電極と対向する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極と間に設けられた発光層を有し、
    前記機能層は、前記第2電極上に設けられた有機層上に設けられている、請求項1113のいずれか1項に記載の表示素子。
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