JP7348872B2 - プロテクタ及びプロテクタを備えた外装付ハーネス - Google Patents
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Description
詳述すると、グランド接続部がプロテクタ本体の内部に設けられ、プロテクタ本体の内部からプロテクタ本体を固定する固定部まで導電回路が構成されているため、グランド接続部にグランド電線を接続したプロテクタをグランド電位である固定対象箇所に固定することで、同時に固定対象箇所にグランド電線を電気的に接続することができる。
この発明により、電子機器の増加に伴ってグランド回路が増加しても、効率よく接続することができる。
この発明により、複数の前記グランド接続部が点在する場合に比べ、一列状に配置された前記グランド接続部に前記グランド電線の先端部を接続するため、さらに効率よく接続することができる。また、前記グランド接続部が一列状に配置されているため、グランド電線との接続状態を容易に確認することができる。
図1は外装付ハーネス1の斜視図を示し、図2は蓋部40が閉じた状態のプロテクタ20を示す斜視図を示し、図3は蓋部40が開いた状態のプロテクタ20を示す斜視図を示している。
図8(a)はスライドロック式のグランド接続部80の斜視図を示し、図8(b)はプッシュロック式のグランド接続部80の斜視図を示し、図8(c)はグランド接続部80を互いに接合する構成の斜視図を示し、図8(d)はグランド接続部80を用いることなく溶接によって接続する態様の斜視図を示している。
上述したように、電線を束ねたワイヤーハーネス10を保護するプロテクタ20は、ワイヤーハーネス10を内部に挿通させる可撓性のない外装部品であって、ワイヤーハーネス10の保護機能ならびに経路規制機能を有している。
さらに、第4バスバ部614は、プロテクタ本体30の側壁部31に設けられたバスバ挿通穴を通り抜けて固定部36の上表面に沿って延びている。第4バスバ部614には、上述した固定部36のボルト穴36aに重なるようにボルト挿通穴614aが設けられている。このように構成することで、図11に示すように、第4バスバ部614のボルト挿通穴614aに挿通したボルト37を固定対象箇所200に螺合することで、第4バスバ部614と固定対象箇所200がボルト37を介して電気的に接続することができる。
具体的には、蓋部40に配置された金属製バスバ71aと、プロテクタ本体30における軸方向他方側Lsに配置された金属製バスバ71bとがあり、それぞれ板状の導電板で構成されている。
蓋部40に配置される金属製バスバ71aは、第1バスバ部711乃至第3バスバ部713で構成されている。
この構造のグランド接続部80は、ガイド部81とエンド部82とロック部83とを有している。
そして、ロック部83は、所定の位置まで押し込まれた端子131の係止穴13aに嵌り込む部位であり、この端子131の裏表面を常に押圧するように形成されている。
この構造のグランド接続部80は、ラッチ部84とロック部85とを有している。
ロック部85は、先端爪13bが係止された状態で矢印F方向に押し込まれた端子131の側端爪13cを係止する部位であり、この側端爪13cが引っ掛かるように係止穴85cが形成されている。
このように、グランド接続部80は、あらゆる接続構造を適用することができる。
さらには、複数設けられたグランド接続部80が一列状に配置されているため、複数のグランド接続部80が点在する場合に比べ、一列状に配置されたグランド接続部80にグランド電線13の先端部を接続でき、さらに効率よく接続することができる。また、グランド接続部80が一列状に配置されているため、グランド電線13との接続状態を容易に確認することができる。
以下同様に、
ワイヤーハーネスはワイヤーハーネス10に対応し、
プロテクタはプロテクタ20に対応し、
プロテクタ本体はプロテクタ本体30に対応し、
側壁部は側壁部31に対応し、
固定部は固定部36に対応し、
開口は開口30aに対応し、
蓋部は蓋部40に対応し、
上壁部は上壁部41に対応し、
金属製バスバは金属製バスバ61,71に対応し、
グランド接続部はグランド接続部80に対応し、
固定対象箇所は固定対象箇所200に対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
さらには、金属製バスバ61や金属製バスバ71を、プロテクタ本体30や蓋部40を構成する壁部の外面に沿って配置してもよい。
10…ワイヤーハーネス
20…プロテクタ
30…プロテクタ本体
31…側壁部
36…固定部
30a…開口
38,48…内在する箇所
38a,48a…導通口
40…蓋部
41…上壁部
61,71…金属製バスバ
80…グランド接続部
200…固定対象箇所
Claims (5)
- ワイヤーハーネスの少なくとも一部に外装し、保護するプロテクタであって、
グランド電位である固定対象箇所にプロテクタ本体を固定する固定部と、
前記プロテクタ本体の内部に配置され、前記固定部を介して前記固定対象箇所と電気的に接続されるとともに、前記ワイヤーハーネスにおけるグランド電線が接続されるグランド接続部とが設けられ、
前記固定部を介して前記固定対象箇所と電気的に接続される金属製バスバに前記グランド接続部が設けられ、
前記金属製バスバを介して、前記グランド接続部が前記固定対象箇所と電気的に接続され、
前記金属製バスバは、樹脂製箱状の前記プロテクタ本体の側壁部及び前記プロテクタ本体の開口を塞ぐ蓋部の壁部の少なくとも一方に内在するとともに、
前記側壁部において、前記金属製バスバが内在する箇所は、前記プロテクタ本体の内側に突出し、
前記側壁部において内側に突出する箇所の側面部に、前記金属製バスバとともに前記側壁部に内在する前記グランド接続部に向けて導通する導通口が設けられた
プロテクタ。 - 前記グランド接続部が複数設けられた
請求項1に記載のプロテクタ。 - 複数設けられた前記グランド接続部が一列状に配置された
請求項2に記載のプロテクタ。 - 前記プロテクタ本体の軸方向の両側に前記ワイヤーハーネスが挿通される挿通口が設けられ、
前記プロテクタ本体に複数の前記固定部が設けられ、
複数の前記固定部のうち軸方向一方側に設けられた前記固定部を第1固定部とするとともに、複数の前記固定部のうち軸方向他方側に設けられた前記固定部を第2固定部とし、
軸方向一方側の挿通口から挿通された前記グランド電線が前記第1固定部を介して前記固定対象箇所と電気的に接続され、軸方向他方側の挿通口から挿通された前記グランド電線が前記第2固定部を介して前記固定対象箇所と電気的に接続される
請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のプロテクタ。 - 請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のプロテクタと、
前記プロテクタによって少なくとも一部が外装された前記ワイヤーハーネスとを備えた外装付ハーネスであって、
前記ワイヤーハーネスにおける前記グランド電線が前記グランド接続部に接続された
外装付ハーネス。
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JP2020059270A JP7348872B2 (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | プロテクタ及びプロテクタを備えた外装付ハーネス |
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