JP7348699B1 - 歯間ブラシ - Google Patents

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Abstract

簡単な作業でブラシを交換可能な歯間ブラシを提供することにある。歯間ブラシは、芯の先端側の一部に繊維が植毛されたブラシと、ブラシを交換可能に保持する柄部とを備える。柄部は、内部に収容室が形成された本体と、本体の先端に設けられて、先端開口が柄部の外部に露出し且つ基端開口が収容室に対面したガイド通路が形成されたガイド部と、収容室の側面を開閉するカバーとを備える。カバーは、収容室の側面を閉塞したときに、先端開口からガイド通路に挿入され且つ基端開口を通じて収容室に進入した芯を、本体の内側壁に押圧して基端開口の位置のみで屈曲させる押圧部を備える。

Description

本発明は、柄部に対してブラシを交換可能な歯間ブラシに関する。
従来より、隣接する歯の間を清掃する歯間ブラシが知られている。一般的な歯間ブラシは、軸の先端にブラシが固定されており、ブラシの芯が金属疲労で折れたタイミングで使い捨てられる。そのため、資源の無駄が大きいことに加えて、旅行などの際に荷物が嵩張るという課題がある。
そこで、このような課題を解決するために、特許文献1には、ブラシ柄に対してブラシ部を交換可能な歯間ブラシが開示されている。特許文献1の歯間ブラシは、ブラシ軸挿通孔に挿通したブラシ部を、ブラシ柄を構成する一対の分割半体で挟持することによって、ブラシ軸をジグザグ状に屈曲させて保持する。
特開2005-176906号公報
しかしながら、特許文献1の歯間ブラシでは、ブラシ部を交換する際に、ジグザグ状に屈曲されたブラシ軸を、分割半体から引き剥がした後にブラシ軸挿通孔から引き抜く必要がある。そのため、ブラシ部の交換作業が煩雑になるという課題がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な作業でブラシを交換可能な歯間ブラシを提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、芯の先端側の一部に繊維が植毛されたブラシと、前記ブラシを交換可能に保持する柄部とを備え、前記柄部は、内部に収容室が形成された本体と、前記本体の先端に設けられて、先端開口が前記柄部の外部に露出し且つ基端開口が前記収容室に対面したガイド通路が形成されたガイド部と、前記収容室の側面を、開放する開放位置及び閉塞する閉塞位置の間を回動可能に前記本体に支持されたカバーとを備え、前記カバーの回動先端には、前記閉塞位置のときに、前記先端開口から前記ガイド通路に挿入され且つ前記基端開口を通じて前記収容室に進入した前記芯を、前記本体の内側壁に押圧して1箇所のみで屈曲させる押圧部が設けられ、前記収容室には、前記先端開口の位置で切断され且つ前記押圧部及び前記本体の内側壁によって挟持されていない前記芯が、前記先端開口を通じて前記ガイド通路に挿入された新たな前記ブラシで押し出されることによって、収容されることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な作業でブラシを交換可能な歯間ブラシを得ることができる。
歯間ブラシの全体図である。 歯間ブラシの分解斜視図である。 収容室側から弾性片を見た図である。 ブラシをガイド通路に挿入する前の状態を示す断面図である。 ガイド通路に挿入されたブラシが弾性片で仮固定された状態を示す断面図である。 収容室に進入したブラシが押圧部によって固定された状態を示す断面図である。 基端開口の位置でブラシが折れた状態を示す図である。 新たなブラシをガイド通路に挿入した状態を示す図である。 変形例に係る歯間ブラシの断面図である。
以下、実施形態に係る歯間ブラシ1を図面に基づいて説明する。なお、以下に記載する本発明の実施形態は、本発明を具体化する際の一例を示すものであって、本発明の範囲を実施形態の記載の範囲に限定するものではない。従って、本発明は、実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。
[歯間ブラシ1の構成]
図1は、歯間ブラシ1の全体図である。図2は、歯間ブラシ1の分解斜視図である。歯間ブラシ1は、柄部20から突出したブラシ10を隣接する歯の間に挿入することによって、歯の間を清掃するものである。図1及び図2に示すように、歯間ブラシ1は、ブラシ10と、柄部20とを主に備える。
ブラシ10は、隣接する歯の間に挿入されて、歯の間の汚れを掻き出すものである。ブラシ10は、可撓性を有する線状の芯11と、芯11の先端側の一部に植毛された繊維12とで構成される。芯11は、例えば、金属で形成されている。繊維12は、例えば、ナイロンや飽和ポリエステル樹脂などで形成されている。また、繊維12は、芯11の延設方向と交差する方向に延びている。
以下、ブラシ10の長手方向のうち、繊維12が植毛された側の端部を「ブラシ10の先端」と表記し、繊維12が植毛されていない側の端部を「ブラシ10の基端」と表記する。また、図4に示すように、ブラシ10の繊維12が植毛された部分の長さをL1、繊維12が植毛されていない部分の長さをL2とする。
柄部20は、ブラシ10を保持し、予備のブラシ10を収容し、歯の間を清掃する使用者によって把持される部分である。柄部20は、長尺棒状の外形を呈する。柄部20は、例えば、樹脂材料によって一体成形されている。図1及び図2に示すように、柄部20は、本体21と、ガイド部22と、カバー23、24とを主に備える。
本体21は、内部に収容室25、26が形成されている長尺棒状の部分である。収容室25、26は、柄部20(本体21)の長手方向に隣接して配置されている。収容室25(第1収容室)は、本体21の先端側(ガイド部22に隣接する側)に位置している。収容室26(第2収容室)は、本体21の基端側(収容室25を挟んでガイド部22と反対側)に配置されている。そして、本体21は、収容室25、26を隔てる隔壁27を備える。すなわち、収容室25、26は、隔壁27によって隔てられている。
本体21の長手方向における収容室25の長さは、ブラシ10の繊維12が植毛されていない部分の長さL2より長い。収容室25には、ガイド通路28に挿入されたブラシ10の芯11が収容される。本体21の長手方向における収容室26の長さは、ブラシ10の全体の長さ(L1+L2)より長い。そして、収容室26には、予備のブラシ10を収容することができる。収容室26には、1本以上のブラシ10を収容可能であり、種類の異なるブラシ10が含まれていてもよい。
収容室25の隔壁27と反対側の端部(本体21の先端側の端部)は、ガイド部22に設けられたガイド通路28と連通している。収容室26の隔壁27と反対側の端部(本体21の基端側の端部)は、閉塞されている。さらに、図2に示すように、本体21の側面(周方向の一部)には、収容室25、26を外部に露出させる開口25a、26aが形成されている。この開口25a、26aは、カバー23、24によって開閉される。
すなわち、収容室25は、本体21の側面と、ガイド部22の基端面と、開口25aを閉塞させるカバー23と、隔壁27とによって画定される空間である。また、収容室26は、本体21の側面と、本体21の基端面と、開口26aを閉塞させるカバー24と、隔壁27とによって画定される空間である。
また、図4に示すように、本体21の収容室25を画定する内側壁は、ガイド部22に隣接する先細り部21aと、隔壁27に隣接する筒状部21bとで構成される。先細り部21aは、先端(ガイド部22)側に向かって横断面(本体21の長手方向に直交する断面)の面積が徐々に小さくなる部分である。筒状部21bは、本体21の長手方向において、横断面が同一な部分である。
ガイド部22は、本体21の先端に設けられている。ガイド部22は、円錐台形状の外形を呈する。換言すれば、ガイド部22は、先端に向かって横断面が徐々に小さくなる先細り形状である。以下、ガイド部22の収容室25に対面する面(横断面の面積が最も大きい面)を「基端(基端面)」と表記し、基端と反対側の面(横断面が最も小さい面)を「先端(先端面)」と表記する。
ガイド部22には、ガイド通路28が設けられている。ガイド通路28は、ガイド部22の先端面及び基端面の間に形成された直線状の空間である。ガイド通路28は、ガイド部22の先端に形成された先端開口28aと、ガイド部22の基端に形成された基端開口28bとの間に設けられている。先端開口28aは、柄部20の外部に露出されている。基端開口28bは、収容室25に対面している。すなわち、ガイド通路28は、基端開口28bを通じて収容室25に連通している。
ガイド通路28の直径は、ブラシ10の繊維12が植毛されていない部分(すなわち、芯11)の直径より大きく、繊維12が植毛されている部分の直径より小さく設定されている。また、ガイド通路28の直径は、芯11の直径の2倍より小さく設定されている。すなわち、ガイド通路28には、2本のブラシ10を並列に挿入することができない。さらに、ガイド通路28の長さ(先端開口28a及び基端開口28bの間の距離)は、ブラシ10の繊維12が植毛されていない部分の長さL2より短く設定されている。そのため、ブラシ10を基端から先端開口28aを通じてガイド通路28に挿入すると、ブラシ10の基端は、基端開口28bを通じて収容室25に進入する。
さらに、ガイド通路28の基端面には、弾性片29が設けられている。弾性片29は、ガイド通路28に挿入されたブラシ10が後述する押圧部30によって固定される前に、仮固定する役割を担う。すなわち、弾性片29は、歯の間の汚れを掻き出せる程にはブラシ10を強固に固定できないものの、柄部20を傾けてもブラシ10がガイド通路28から脱落しない程度の固定力を備える。弾性片29は、柄部20と一体成形されてもよいし、別体として成形されてガイド部22の基端面に取り付けられてもよい。
図3は、収容室25側から弾性片29を見た図である。図3に示すように、弾性片29は、概ね半円板状の外形を呈する。また、弾性片29は、周方向の一部(図3の太線部分)のみがガイド部22の基端面に接続され、その他の部分はガイド部22から離間している。そして、弾性片29は、ガイド部22に接続された部分を回動基端として、弾性的に回動することができる。
より詳細には、弾性片29は、半円形状の円弧部分の一部がガイド部22に接続される。また、弾性片29は、基端開口28bより開口25a側において、ガイド部22に接続されている。換言すれば、弾性片29は、基端開口28bを挟んで先細り部21aと反対側において、ガイド部22に接続されている。そして、ガイド部22に接続された範囲に応じて、弾性片29の弾性変形する領域が変化する。すなわち、図3(A)のようにガイド部22に接続される範囲が小さいと、弾性片29の大部分が変位する。一方、図3(B)のようにガイド部22に接続される範囲が大きいと、弾性片29の基端開口28bに近い部分のみが変位する。
さらに、弾性片29は、基端開口28bの少なくとも一部を閉塞している。より詳細には、図4に示すように、弾性片29は、ブラシ10がガイド通路28に挿入されていない時に、ガイド部22の基端面に沿って配置されている。このとき、図3に示すように、弾性片29は、基端開口28bの大部分(半分以上)を閉塞する。より詳細には、基端開口28bの弾性片29によって覆われていない部分の最小の長さは、ブラシ10の芯11の直径より小さい。すなわち、弾性片29が図4の位置にある状態では、芯11は基端開口28bを通過することができない。
そのため、ブラシ10を基端から先端開口28aを通じてガイド通路28に挿入すると、弾性片29は、図5に示すように、ブラシ10の基端に押されて基端開口28bを開放する向きに弾性変形する。より詳細には、弾性片29は、本体21の周方向のうち、カバー23によって開閉される側を回動基点として、弾性的に回動する。これにより、ブラシ10の芯11は、基端開口28bを通じて収容室25に進入する。また、弾性片29は、図4の状態に弾性復帰しようとする力によって、収容室25に進入したブラシ10の芯11を仮固定する。
カバー23(第1カバー)は、収容室25の開口25aを開閉する。カバー23は、例えば、本体21(隔壁27)に回動可能に支持されている。より詳細には、カバー23は、開口25aを開放する開放位置(図4、図5、図8)と、開口25aを閉塞する閉塞位置(図6、図7)との間を回動する。また、カバー23には、閉塞位置を維持するために本体21に係止される被係止部(図示省略)を備える。さらに、カバー23の回動先端には、押圧部30が設けられている。
図6及び図7に示すように、押圧部30は、カバー23が閉塞位置のときに、収容室25に進入して、基端開口28bを通じて収容室25に進入した芯11を、本体21の開口25aと反対側の内側壁(先細り部21a)に向けて押圧して、基端開口28bの位置のみで屈曲させる。また、収容室25に進入した芯11(屈曲した位置より基端側の部分)は、押圧部30と先細り部21aとで挟持される。これにより、ブラシ10は、歯の間の汚れを掻き出せる程に、柄部20に強固に固定される。
一方、図4、図5、及び図8に示すように、押圧部30は、カバー23が開放位置のときに、収容室25から退出する。これにより、芯11に対する押圧(換言すれば、押圧部30と先細り部21aとによる芯11の挟持)が解除される。その結果、ブラシ10をガイド通路28から取り外し可能になる。
カバー24(第2カバー)は、収容室26の開口26aを開閉する。カバー24は、例えば、本体21(隔壁27)に回動可能に支持されている。より詳細には、カバー24は、開口26aを開放する開放位置(図4及び図8)と、開口26aを閉塞する閉塞位置(図5~図7)との間を回動する。また、カバー24には、閉塞位置を維持するために本体21に係止される被係止部(図示省略)を備える。
[ブラシ10の取付手順]
次に、図4~図6を参照して、柄部20にブラシ10を取り付ける手順を説明する。図4は、図4は、ブラシ10をガイド通路28に挿入する前の状態を示す断面図である。図5は、ガイド通路28に挿入されたブラシ10が弾性片29で仮固定された状態を示す断面図である。図6は、収容室25に進入したブラシ10が押圧部30によって固定された状態を示す断面図である。
まず、図4に示すように、カバー23、24を開放位置に移動させる。また、収容室26からブラシ10を1本取り出す。次に、図5に示すように、カバー24を閉塞位置に移動させる。また、収容室26から取り出したブラシ10を、基端から先端開口28aを通じてガイド通路28に挿入する。これにより、ブラシ10の基端は、弾性片29を弾性変形させながら収容室25に進入する。また、ブラシ10は、弾性復帰しようとする弾性片29によって仮固定される。そのため、柄部20の先端を下に向けた程度では、ブラシ10がガイド通路28から抜け落ちることはない。
次に、図6に示すように、カバー23を閉塞位置に移動させる。これにより、収容室25に進入した押圧部30によって、収容室25内のブラシ10の基端が先細り部21aに押圧される。その結果、ブラシ10は、基端開口28bの1箇所で屈曲されると共に、屈曲部分より基端側の部分が押圧部30及び先細り部21aで挟持される。そして、歯間ブラシ1は、図6の状態で使用される。
[ブラシ10の交換手順]
次に、図7及び図8を参照して、歯間ブラシ1のブラシ10を交換する手順を説明する。図7は、先端開口28aの位置でブラシ10が折れた状態を示す図である。図8は、新たなブラシ10をガイド通路28に挿入した状態を示す図である。ブラシ10を繰り返し使用して芯11が金属疲労すると、図7に示すように、先端開口28aの位置でブラシ10が折れる。このとき、折れたブラシ10の芯11Aは、ガイド通路28及び収容室26内に位置し、押圧部30及び先細り部21aで挟持されている。
そこで、図8に示すように、カバー23、24を開放位置に移動させ、収容室26から取り出した新たなブラシ10を、基端から先端開口28aを通じてガイド通路28に挿入する。なお、ガイド通路28には、2本のブラシ10(芯11)が並列に挿入できない。また、カバー23を開放位置に移動させたので、折れたブラシ10の芯11Aは、押圧部30及び先細り部21aによって挟持されていない。そのため、ガイド通路28に新たに挿入された芯11によって、ガイド通路28内の芯11Aが収容室25に押し出される。また、新たなブラシ10は、図5と同様に、弾性片29によって仮固定される。
すなわち、収容室25は、先端開口28aの位置で折れて且つ押圧部30によって屈曲された芯11Aを、ガイド通路28の延設方向に沿って、ガイド通路28の長さ以上に平行移動させることが可能なスペースを備えている。換言すれば、収容室25には、先端開口28aの位置で折れて且つ押圧部30によって屈曲された芯11Aを、ガイド通路28の延設方向に沿って、ガイド通路28の長さ以上に平行移動させるのを遮る障害物が配置されていない。
次に、収容室25に押し出された芯11Aを収容室25から取り出して、カバー23を閉塞位置に移動させる。これにより、図6と同様に、新たなブラシ10は、押圧部30及び先細り部21aによって挟持されて、柄部20に強固に固定される。すなわち、歯間ブラシ1の使用者は、この手順により、柄部20から突出するブラシ10をリフレッシュすることができる。但し、芯11Aが収容室25に収容された状態で、カバー23を閉塞位置に移動させても使用することができる。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、ガイド通路28を通過して収容室25に進入した芯11を1箇所のみで屈曲させて挟持するように構成した。これにより、図8に示すように、新たなブラシ10を先端開口28a側から挿入するだけで、古い芯11Aを収容室25に押し出すことができる。その結果、簡単な作業でブラシ10を交換可能な歯間ブラシ1を得ることができる。
また、上記の実施形態によれば、先端開口28aの位置で折れて且つ押圧部30によって屈曲された芯11Aを、ガイド通路28の延設方向に沿って、ガイド通路28の長さ以上に平行移動させることが可能なスペースの収容室25を設けた。これにより、新たなブラシ10をガイド通路28に挿入するだけで、古い芯11Aを押し出すことができる。その結果、さらに簡単な作業でブラシ10を交換可能な歯間ブラシ1を得ることができる。
また、上記の実施形態によれば、ガイド通路28に挿入されたブラシ10を、弾性片29によって仮固定することによって、柄部20にブラシ10を取り付ける過程でブラシ10が脱落するのを防止できる。これにより、さらに簡単な作業でブラシ10を交換可能な歯間ブラシ1を得ることができる。
また、上記の実施形態によれば、収容室25、26を隔壁27で隔てることによって、予備のブラシ10と古い芯11Aとが混ざるのを防止できる。これにより、予備のブラシ10を清潔な状態で保管することができる。
さらに、上記の実施形態によれば、収容室25、26それぞれをカバー23、24で独立して開閉することによって、ブラシ10の交換作業中に予備のブラシ10が収容室26から零れ落ちるのを防止できる。
[変形例]
図9を参照して、変形例に係る歯間ブラシ1Aを説明する。図9は、変形例に係る歯間ブラシ1Aの断面図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例に係る歯間ブラシ1Aの本体21は、着脱可能な第1本体31a及び第2本体31bで構成されている点で、上記の実施形態と相違する。
第1本体31aは、弾性片29を備えるガイド部22、押圧部30を備えるカバー23、及び隔壁27を備えると共に、内部に収容室25が形成されている。すなわち、第1本体31aは、上記の実施形態に係る本体21の先端部分に相当する。第1本体31aの基端(隔壁27を挟んで収容室25と反対側)には、円筒形状のホルダ32が設けられている。また、ホルダ32の基端は、開放されている。さらに、ホルダ32の内周面には、雌ネジ33aが形成されている。
第2本体31bは、円筒形状の外形を呈する。第2本体31bの外形寸法は、ホルダ32の内径寸法に対応する。また、第2本体31bの開放された先端は、開口26aを構成する。一方、第2本体31bの基端は、閉塞されている。また、第2本体31bの内部は、予備のブラシ10を収容する収容室26となっている。さらに、第2本体31bの先端部の外周面には、雄ネジ33bが形成されている。
そして、ホルダ32の雌ネジ33aに第2本体31bの雄ネジ33bを螺合させることによって、第1本体31aに対して第2本体31bが装着される。また、雌ネジ33a及び雄ネジ33bの螺合を解除することによって、第1本体31aから第2本体31bが分離して、予備のブラシ10を取出し可能になる。
なお、第2本体31bの先端部の内周面に雌ネジ33aが形成され、ホルダ32の外周面に雄ネジ33bが形成されていてもよい。この場合、第2本体31bの内径寸法は、ホルダ32の外形寸法に対応する。すなわち、第2本体31b及びホルダ32の一方に雌ネジ33aが形成され、他方に雄ネジ33bが形成されて、雌ネジ33a及び雄ネジ33bの螺合及び螺合解除によって、第1本体31aに対して第2本体31bが着脱されればよい。
1,1A…歯間ブラシ、10…ブラシ、11,11A…芯、12…繊維、20…柄部、21…本体、21a…先細り部、21b…筒状部、22…ガイド部、23,24…カバー、25,26…収容室、25a,26a…開口、27…隔壁、28…ガイド通路、28a…先端開口、28b…基端開口、29…弾性片、30…押圧部、31a…第1本体、31b…第2本体、32…ホルダ、33a…雌ネジ、33b…雄ネジ

Claims (4)

  1. 芯の先端側の一部に繊維が植毛されたブラシと、
    前記ブラシを交換可能に保持する柄部とを備え、
    前記柄部は、
    内部に収容室が形成された本体と、
    前記本体の先端に設けられて、先端開口が前記柄部の外部に露出し且つ基端開口が前記収容室に対面したガイド通路が形成されたガイド部と、
    前記収容室の側面を、開放する開放位置及び閉塞する閉塞位置の間を回動可能に前記本体に支持されたカバーとを備え、
    前記カバーの回動先端には、前記閉塞位置のときに、前記先端開口から前記ガイド通路に挿入され且つ前記基端開口を通じて前記収容室に進入した前記芯を、前記本体の内側壁に押圧して1箇所のみで屈曲させる押圧部が設けられ、
    前記収容室には、前記先端開口の位置で切断され且つ前記押圧部及び前記本体の内側壁によって挟持されていない前記芯が、前記先端開口を通じて前記ガイド通路に挿入された新たな前記ブラシで押し出されることによって、収容されることを特徴とする歯間ブラシ。
  2. 請求項1に記載の歯間ブラシにおいて、
    前記ガイド部は、前記本体の長手方向において、前記本体から離れるほど横断面が小さくなる先細り形状であり、
    前記ガイド通路は、前記ガイド部の内部において、前記本体の長手方向に沿って延設されていることを特徴とする歯間ブラシ。
  3. 芯の先端側の一部に繊維が植毛されたブラシと、
    前記ブラシを交換可能に保持する柄部とを備え、
    前記柄部は、
    内部に収容室が形成された本体と、
    前記本体の先端に設けられて、先端開口が前記柄部の外部に露出し且つ基端開口が前記収容室に対面したガイド通路が形成されたガイド部と、
    前記収容室の側面を開閉するカバーとを備え、
    前記カバーは、前記収容室の側面を閉塞したときに、前記先端開口から前記ガイド通路に挿入され且つ前記基端開口を通じて前記収容室に進入した前記芯を、前記本体の内側壁に押圧して1箇所のみで屈曲させる押圧部を備え、
    前記収容室には、前記先端開口の位置で切断され且つ前記押圧部及び前記本体の内側壁によって挟持されていない前記芯が、前記先端開口を通じて前記ガイド通路に挿入された新たな前記ブラシで押し出されることによって、収容され、
    前記基端開口の少なくとも一部を閉塞すると共に、前記基端開口を通じて前記収容室に進入した前記芯に押されて前記基端開口を開放する向きに弾性変形して、弾性復帰しようとする力で前記収容室に進入した前記ブラシを仮固定する弾性片を備えることを特徴とする歯間ブラシ。
  4. 請求項1に記載の歯間ブラシにおいて、
    前記本体は、前記収容室を、前記ガイド通路に連通する第1収容室と、前記第1収容室を挟んで前記ガイド部と反対側の第2収容室とに隔てる隔壁を備え、
    前記第2収容室には、予備の前記ブラシが収容可能であることを特徴とする歯間ブラシ。
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JP3049165U (ja) 1997-10-24 1998-06-02 株式会社マーナ 歯間ブラシ
JP2000041739A (ja) 1998-07-31 2000-02-15 Maana:Kk 歯間ブラシ
JP3073196U (ja) 2000-05-11 2000-11-14 許黎泰 交換可能な隙間ブラシの柄の構造
JP2000350620A (ja) 1999-03-29 2000-12-19 Honda Plus Kk 歯間ブラシ用ハンドル
JP3106037U (ja) 2003-12-22 2004-12-16 慶源 阮 歯間ブラシの柄

Patent Citations (5)

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