JP7347940B2 - 撹拌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、壁部を有する撹拌容器、混合物の混合のために撹拌容器内に挿入された撹拌工具と備え、撹拌工具シャフトと、シャフトを取り囲む螺旋状帯と、ウェブを有し、撹拌工具は、駆動装置によってシャフトの長手方向中心軸周りに回動可能であって、ウェブが、シャフトと螺旋状帯を結合し、螺旋状帯が三角の横断面基本形と、撹拌容器の壁部の方に傾いた上面と、撹拌容器壁部に対して傾いた下面、上面下面とを結合する背面を有する、撹拌装置に関する
今日、冒頭で述べたような撹拌装置は例えば2つ以上の材料から形成されている混合物を念入りに、及び同時に注意深く掻き混ぜるために用いられている。そのために撹拌工具は、撹拌容器内で駆動装置によって回動される。螺旋状帯は、回動基づいて、撹拌容器の壁部に対して直接的に隣接してガイドされる。この際、構造的に、特に撹拌容器の壁部に対する螺旋状帯の間隔、及び螺旋状帯の上面と下面の傾斜を介して、掻き混ぜられるべき材料機械的負荷影響が及ぼされ得る。材料、撹拌作業中に例えば圧縮に基づいて機械的負荷にさらされている。
材料を掻き混ぜると同時に、一方において撹拌容器の壁部は、及び他方において螺旋状帯を有する撹拌工具は、撹拌作業中に混合物の温度に的確に影響を及ぼすのに役立つ。例えば混合物は、壁部内に設けられた流体チャネル又撹拌工具の螺旋状帯調温された流体が通流することによって、撹拌作業中において的確に冷却又は加され得る。
但し今日、螺旋状帯の背面は、螺旋状帯の背面と混合物との間の相互作用がそれほど顕著でないので熱交換に貢献しない、又は僅かな程度にしか貢献しない。理由は、螺旋状帯上面と螺旋状帯背面の間に、数値として約60°~70°の範囲が形成されていることである。撹拌容器壁部に対して上面が通常の範囲で傾斜している場合、背面にアンダーカットが形成されていて、その結果、螺旋状帯背面は混合物に接触しない、又は僅かにしか接触しない
本発明の課題は、螺旋状帯の上面と背面の間に形成される、一層大きなフランク角によって、混合物の掻き混ぜに関する背面の協働を促し、その結果、撹拌作業も一層向上させ、又は撹拌時間の削減に寄与し、撹拌容器の壁部と螺旋状帯の背面との間に鋭角を設けることによって、背面の領域で混合物が回動に従って持ち上げられ、従って、背面に沿って、混合物がスライドし、特に効果的に熱交換が行われ得る、撹拌作業中に混合物のためのより良い温度調節を可能にする、冒頭で述べたような撹拌装置を提供することである。
本発明は、請求項1の上位概念との関連において、この課題解決のために、螺旋状帯の上面と背面の間に数値として90°以上のフランク角が形成されていることに特徴づけられている。
本発明の特別な長所は、上面背面の間に形成される角度の拡大によって、背面の傾斜が拡大され、且つ螺旋状帯の背面におけるアンダーカットが回避されるということにある。それゆえに撹拌作業中における混合物と背面の接触が改善され、その結果、熱交換をより集中的に又はより効果的に行うことができる。というのも、本発明では背面も関与しているからである。この効果は、上面と下面の間で形成されている角度が変更されない又はほとんど変更されない、特に低減されない限りにおいて、背面がフランク角の拡大によってより長くなることによって、より一層強化される。この背面の延長は、熱交換に関与する面積の拡大へと繋がり、混合物が、一層効果的に加温され、又は冷却され得るという結果を伴っている。一層大きなフランク角は、同時に混合物の掻き混ぜに関する背面の協働を促し、その結果、本発明が、撹拌作業も一層向上させ、又は撹拌時間の削減に寄与する。
つまり、本発明の中心的思想は、変更される傾斜に従って、背面が熱交換に、従来に比べて一層著しく関与するように、螺旋状帯の三角の横断面形状を変更することである。本発明によって、今では背面の領域における、少なくとも垂直壁部の領域における通常のアンダーカットが回避され、又は上面と背面の間に形成された角度が顕著に拡大されるとき、熱交換が向上され得ることがわかった
本発明の有利な実施形態に従って、一方における撹拌容器の壁部と他方における螺旋状帯の背面との間に、鋭角が形成されていて、この鋭角は、数値として>0°と≦45°の範囲に、好ましくは≧10°と≦45°との間に存在する。有利には、特に撹拌容器の壁部延在するとき、鋭角を設けることによって、背領域で混合物が回動に従って持ち上げられる。従って、背面に沿って、混合物がスライドし、特に効果的に熱交換が行われ得る。
螺旋状帯の上面と背面の間に形成されているフランク角に関する、及び一方における撹拌容器壁部と他方における螺旋状帯背面との間に形成されている鋭角の数値に関する記載は、常に螺旋状帯の横断面基本形に関係する。この基本形は、辺の3つの点が真っ直ぐに接続されるときに生じる三角形によって定されている。螺旋状帯の上面、下面及び背面が、真っ直ぐに形成されている限りにおいて、螺旋状帯の横断面基本形は、螺旋状帯の実際の横断面形状に相応する。但し、螺旋状帯の上面、下面及び/又は背面は本発明の範囲内において湾曲して、又は自由形状面として形成されていることも可能である。この場合、実際の横断面形状は、横断面基本形から逸脱していて、本発明定義のために使われる角度は螺旋状帯横断面基本形に関連している。
本発明の意味において、撹拌容器壁部と背面との間の鋭角は、角度が壁部内側から出発して時計回りに又は右回りに特定されることによって設定されている。
本発明の発展形に従って、螺旋状帯内部に、空洞が形成されている。この空洞内に、第一流体のための、特に第一液体のための供給管としての導管が設けられていることがあり得る。有利に、温度調節された流体は、混合物との熱交換がさらに向上されるという結果を伴いつつ、導管を経て螺旋状帯に供給されることが可能である。例えば、撹拌作業に従って発生する処理熱は、第一流体によって特に効果的に出され得る。第一流体は、特にウェブを経て、及び中空シャフトとして形成された撹拌工具のシャフトを経て、導管に、続いて空洞に導かれる。流体は、自由な、つまり導管によって占められていない空洞横断面、ウェブ及び中空シャフトを経て戻される戻される流体は、それゆえに導管周囲を流れ、且つ内側で螺旋状帯の上面、下面及び背面に沿って導かれている。
本発明の発展形態に従って、撹拌容器の壁部は、二重カバーとして形成されている。二重カバーは、内壁と、外壁と、内壁と外壁の間に形成された空隙を有する。第二流体特に第二液体は、空隙内で導かれていることが可能である。熱交換は、有利に二重カバー壁部の設置によって一層向上され得る。
二重カバーの空隙内で、第二流体のために1つ以上の転向板が設けられ得、この転向板は、内壁及び/又は外壁から、空隙内下方に突出し、第二流体の流れ方向及び/又は流速に影響を及ぼす。例えば、螺旋状の転向板が設けられ得、この転向板は内側壁部から下方に突出する。特に、内壁から下方に突出する転向板によって、第二流体は、内壁に沿って導かれた後に、且つ加された後に、内壁から逸らされることが実現され得る。
本発明の発展形態に従って、撹拌工具2つ以上の螺旋状帯を有する。その際、撹拌工具の個々の又は全ての螺旋状帯が本発明に係る幾何形態を有し得る。
本発明の発展形態に従って、撹拌容器の壁部は状の壁部区間と、撹拌容器の底部円錐状に先細りする壁部区間を有する。本発明の有利な実施形態に従って、一方における撹拌容器壁部と他方における螺旋状帯背面の間に形成されている鋭角は、この際少なくとも円状の壁部区間の領域において、好ましくは円錐状の壁部区間の領域においても形成されている。有利には、これによって、特に効果的な熱撹拌容器の全ての領域で保証されていて、これは、混合物が常に最適に調温されていて、又は局所的に、例えば底部近傍の領域も、混合物の許容されない加が回避され得るという結果を伴
この他の従属請求項及び以下の説明から、本発明のさらなる利点、特徴及び詳細が看取される。そこに言及される特徴は、それぞれ個別に又は任意の組み合わせにおいても、発明にとって重要であり得る。図面は、単なる例として本発明の明瞭化に用いられるだけであり、限定的な性質を有するものではない。
撹拌容器と撹拌容器中に実装された撹拌工具とを有する本発明に係る拌装置の俯瞰図であって、この撹拌工具は複数の螺旋状帯を有する。 発明に係る図1に記載の拌装置のA-A断面を示している。 2中に図示された拌装置の詳細Xを示している。 2に記載の拌装置の詳細Yを示している。 撹拌工具の螺旋状帯横断面基本形を幾何学的特定する原理図示している。 発明に係る拌装置の撹拌容器の壁部の詳細図である。
本発明に係る拌装置における俯瞰図及び拌装置の断面図が、図1に及び図2に示されている。本発明に係る拌装置は、主要な構成要素として、壁部2を有する撹拌容器1と撹拌工具備え撹拌工具3は、シャフト4と、シャフト4取り囲む第一螺旋状帯5、シャフト4を取り囲む第二螺旋状帯6、シャフト4を取り囲む第三螺旋状帯34と、シャフト4旋状帯5を結合する不図示のウェブとを有する。この際、撹拌工具3は、シャフト4の長手中心軸7周りに、撹拌装置の不図示の駆動装置によって回動される。この駆動装置好ましくは電気モータを有する。螺旋状帯5の回動が撹拌工具3の回動に従って、壁部2の内側に沿ってガイドされ、撹拌容器1内に設けられた混合物が掻き混ぜられる。
本発明実施例に従って、撹拌容器1の壁部2は、円状の壁部区間8と、撹拌容器1の底部9の方円錐状に先細りする壁部区間10とを有する。円状の壁部区間8に、第一螺旋状帯5が配設されている。第一螺旋状帯5は一定の直径を有し、少なくとも近似的に一定の、壁部2に対する間隔を置いてガイドされる。円錐状の壁部区間10に、第二螺旋状帯6及び第三螺旋状帯34が配設されている。第二螺旋状帯6と第三螺旋状帯34は、その半径が底部9に向けて低減し、壁部2の円錐状の壁部区間10に対して基本的に一定の端部スペースが形成されているように構成されている。
第一螺旋状帯5及び第二螺旋状帯6は、三角形状の横断面を有する。螺旋状帯5、6に、壁部2の方に傾いた上面11、14、壁部2に対して傾いた下面12、15、及び背面13、16が、其々に設けられている。背面13、16は、其々が壁部2から離反する側に向いていて、上面11、14下面12、15とを結合する。上面11、14、下面12、15及び背面13、16は、其々が真っ直ぐに形成されている。
第一螺旋状帯5及び第二螺旋状帯6の横断面拡大図が、図3及び図4において示されている。この際、螺旋状帯5、6の上面11、14背面13、16の間に、90°以上のフランク角20が形成されていることは、本発明にとって重要である。それゆえに、面11、14背面13、16の間において、其々に直角又は鈍角が形成されている。従って、一方において上面11、14と下面12、15の間で、他方において下面12、15と背面13、16の間で、其々に鋭角が形成されている。第一螺旋状帯5及び第二螺旋状帯6の両方について、下面12、15と背面13、16の間に形成された鋭角を、上面11、14と下面12、15の間に形成された鋭角が、数値的に上回っている。
壁部2の円状の壁部区間8に配設されている第一螺旋状帯5に関し、一方における壁部2と他方における螺旋状帯5の背面13の間に鋭角17が実されている。鋭角17は、この際、角度特定のために壁部2から出発して時計回りに設定されている。鋭角17の位置と大きさを明瞭にするために、壁部2に平行な補助線18が、破線で図3に示されている。
同様に、本発明の実施例において、壁部2の円錐状壁部区間10と第二螺旋状帯6の背面16との間において同様に設定された鋭角19が実現されている。この場合、第二螺旋状帯6の鋭角19は、分かりやすくするために、壁部2に平行な補助線18に関して点対称で図示されている。
第一螺旋状帯5も第二螺旋状帯6も、内部に空洞30、31を有する。第一螺旋状帯5の又は第二螺旋状帯6の面11、12、13、14、15、16は、例えば相互の溶着によって、又は他の仕様で適切に結合された薄板又は成形物によって形成されている。導管32、33、其々に空洞30、31内で、第一流体のための、特に第一液体のため供給管として設置されている。流体は、そのために中空シャフトとして形成されているシャフト4を経て且つ、不図示のウェブを経て導管32、33に供給される。流体は、端部側で導管32、33から流れ出て、続いて空洞30、31の自由な横断面、ウェブ及びシャフト4を経て戻される。この際、流体は、内側で、螺旋状帯5、6の上面11、14、下面12、15及び背面13、16に沿って導かれ、撹拌作業中に撹拌容器内に設けられた混合物を冷却する又は加温する。
第三螺旋状帯34は、本発明実施例において、撹拌容器1の底部9側の、シャフト4の自由な端部に設けられている。第三螺旋状帯34の構造は、第一螺旋状帯5及び第二螺旋状帯6の構造に幾何学的に相応する。但し第三螺旋状帯34については、流体ガイド、従って導管が省略されている。第三螺旋状帯34は、中実又は中空で形成されていることが可能である。
図1~図4中において、螺旋状帯5、6の上面11、14下面12、15及び背面13、16は、常に真っ直ぐに形成されている。但し、原則として、第一螺旋状帯5の又は第二螺旋状帯6の面11、12、13、14、15、16は、真っ直ぐである必要はない。少なくとも螺旋状帯5、6の各面11、12、13、14、15、16は、例えば凹面状に、又は凸面状に曲がっていることが可能である、又は自由面形状として定され得る。フランク角20及び鋭角17、19はそれゆえに旋状帯5、6の横断面基本形によって数値として特定される。
幾何学的関係は、図5において詳細に示されている。横断面基本形は、角の頂点又は交点が図示された螺旋状帯の側面23、24、25によって形成されていて、真っ直ぐに接続されることで生起する。図5において、一方において破線で図示された補助線21、22及び他方における下面25によって、真っ直ぐな接続線が示されている。この際、第一補助線21は外側へ曲がった上面23に配設されていて、第二補助線22は内側へ曲がった背面24に配設されている。下面25は真っ直ぐである。それゆえに横断面基本形は、上面23の領域、且つ背面24の領域において螺旋状帯の実際の横断面形状から逸脱する一方で、下面25の領域において、実際の横断面形状と一致する。フランク角20は従って、この例において第一補助線21と第二補助線22の間で特定されていて、これに対して、鋭角17は壁部2に平行な補助線18と第二補助線22の間で特定されている。
本発明に従って、撹拌容器1の壁部2二重カバーとして形成されていることが想定されてよい。それゆえに壁部2は、内壁26、内壁26に対して離間して設けられている外壁27を有している。内壁26と外壁27の間に空隙28が形成されていて、この空隙は第二流体の、特に第二液体の受容に役立つ。
二重カバー壁部2の内壁26から外壁27の方に、少なくとも1つの転向板29が下方に突出し、この転向板は例えば螺旋状に、又は渦巻状に空隙28内でガイドされていて、第二流体を方向転換する、特に内壁26から離反するように導くのに役立っている。転向板29は本発明実施例において、内壁26と外壁27の間に形成された空隙28の凡そ中央まで延在する。
上面11、14は、例えば撹拌容器1の壁部2の方に、下面12、15を越えて突出し得る。上面11、14は、その際、螺旋状帯5、6の、例えば環状に形成された鍔部を画定する。鍔部の領域において、例えば波形成形部又は歯形成形部といった成形部が形成されていることが可能である。
同一の構成部材及び構成部材の機能は、同一の参照符号によって印されている。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の観点として以下を含む。
1.壁部(2)を有する撹拌容器(1)と、混合物の撹拌のために前記撹拌容器(1)内に挿入された撹拌工具(3)とを備え、前記撹拌工具(3)が、シャフト(4)と、前記シャフト(4)を取り囲む螺旋状帯(5、6、34)と、ウェブとを有し、前記撹拌工具(3)は、駆動装置によって前記シャフト(4)の長手方向中心軸(7)周りに回動可能であって、前記ウェブが、前記シャフト(4)と前記螺旋状帯(5、6、34)とを結合し、前記螺旋状帯(5、6、34)が、三角の横断面基本形と、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)の方に傾いた上面(11、14)と、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)に対して傾いた下面(12、15)と、前記上面(11、14)を前記下面(12、15)に結合する背面(13、16)とを有する、撹拌装置において、
前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)と前記背面(13、16)の間に数値として90°以上のフランク角(20)が形成されていることを特徴とする撹拌装置。
2.一方における前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)と他方における前記螺旋状帯(5、6、34)の前記背面(13、16)との間に鋭角(17、19)が形成されていて、数値として>0°と≦45°との範囲に、好ましくは≧10°と≦45°との間に前記鋭角(17、19)があることを特徴とする上記1の撹拌装置。
3.前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)及び/又は前記下面(12、15)及び/又は前記背面(13、16)が、前記横断面基本形に関して凹面状に曲がっていることを特徴とする上記1又は2の撹拌装置。
4.前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)及び/又は前記下面(12、15)及び/又は前記背面(13、16)が、前記横断面基本形に関して凸面状に曲がっていることを特徴とする上記1~3のいずれか1つの撹拌装置。
5.前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)及び/又は前記下面(12、15)及び/又は前記背面(13、16)が、前記横断面基本形に関して真っ直ぐに形成されていることを特徴とする上記1~4のいずれか1つの撹拌装置。
6.前記螺旋状帯(5、6)の内部において空洞(30、31)が形成されていることを特徴とする上記1~5のいずれか1つの撹拌装置。
7.前記空洞(30、31)内に、第一流体のための、好ましくは第一液体のための導管(32、33)が設けられていることを特徴とする上記6の撹拌装置。
8.前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)が、内壁(26)と外壁(27)とを有する二重カバーとして形成されていて、前記内壁(26)が前記外壁(27)から離間していて、前記内壁(26)と前記外壁(27)との間に空隙(28)が形成されていることを特徴とする上記1~7のいずれか1つの撹拌装置。
9.前記空隙(28)が第二流体の受容のために、好ましくは第二液体の受容のために形成されていることを特徴とする上記8の撹拌装置。
10.前記内壁(26)から、及び/又は前記外壁(27)から、前記空隙(28)内に設けられている第二流体のための少なくとも1つの転向板が、前記空隙(28)内下方へ突出することを特徴とする上記9の撹拌装置。
11.前記撹拌工具(3)が、2つ以上の螺旋状帯(5、6、34)を有することを特徴とする上記1~10のいずれか1つの撹拌装置。
12.前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)が、円筒状の壁部区間(8)と円錐状に先細りする壁部区間(10)とを有し、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)と前記螺旋状帯(5、6、34)の前記背面(13、16)との間の鋭角(17、19)が、少なくとも円筒状の壁部区間(8)の領域に形成されていて、好ましくは円錐状の壁部区間(10)の領域にも形成されていることを特徴とする上記1~9のいずれか1つの撹拌装置。

Claims (11)

  1. 鉛直に延在する壁部(2)を有する撹拌容器(1)と、混合物の撹拌のために前記撹拌容器(1)内に挿入された撹拌工具(3)とを備え、前記撹拌工具(3)が、シャフト(4)と、前記シャフト(4)を取り囲む螺旋状帯(5、6、34)と、ウェブとを有し、前記撹拌工具(3)は、駆動装置によって前記シャフト(4)の長手方向中心軸(7)周りに回動可能であって、前記ウェブが、前記シャフト(4)と前記螺旋状帯(5、6、34)とを結合し、前記螺旋状帯(5、6、34)が、三角の横断面基本形と、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)に対して傾いた上面(11、14)と、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)に対して傾いた下面(12、15)と、前記上面(11、14)を前記下面(12、15)に結合する背面(13、16)とを有する、撹拌装置において、
    前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)と前記背面(13、16)の間に数値として90°以上のフランク角(20)が形成されていて、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)と前記螺旋状帯(5、6、34)の前記背面(13、16)との間に鋭角(17、19)が形成されていて、前記鋭角は、0°よりも大きく45°以下の範囲にある又は10°以上で45°以下の範囲にあることを特徴とする撹拌装置。
  2. 前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)及び/又は前記下面(12、15)及び/又は前記背面(13、16)が、前記横断面基本形に関して凹面状に曲がっていることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
  3. 前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)及び/又は前記下面(12、15)及び/又は前記背面(13、16)が、前記横断面基本形に関して凸面状に曲がっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撹拌装置。
  4. 前記螺旋状帯(5、6、34)の前記上面(11、14)及び/又は前記下面(12、15)及び/又は前記背面(13、16)が、前記横断面基本形に関して真っ直ぐに形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  5. 前記螺旋状帯(5、6)の内部において空洞(30、31)が形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  6. 前記空洞(30、31)内に、第一流体のための又は第一液体のための導管(32、33)が設けられていることを特徴とする請求項に記載の撹拌装置。
  7. 前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)が、内壁(26)と外壁(27)とを有する二重カバーとして形成されていて、前記内壁(26)が前記外壁(27)から離間していて、前記内壁(26)と前記外壁(27)との間に空隙(28)が形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  8. 前記空隙(28)が第二流体の受容のために又は第二液体の受容のために形成されていることを特徴とする請求項に記載の撹拌装置。
  9. 前記内壁(26)から、及び/又は前記外壁(27)から、前記空隙(28)内に設けられている第二流体のための少なくとも1つの転向板が、前記空隙(28)内下方へ突出することを特徴とする請求項に記載の撹拌装置。
  10. 前記撹拌工具(3)が、2つ以上の螺旋状帯(5、6、34)を有することを特徴とする請求項1~のいずれか1に記載の撹拌装置。
  11. 前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)が、円筒状の壁部区間(8)と円錐状に先細りする壁部区間(10)とを有し、前記撹拌容器(1)の前記壁部(2)と前記螺旋状帯(5、6、34)の前記背面(13、16)との間の鋭角(17、19)が、少なくとも円筒状の壁部区間(8)の領域に形成されてい又は円筒状の壁部区間(8)の領域にも円錐状の壁部区間(10)の領域にも形成されていることを特徴とする請求項1~のいずれか1に記載の撹拌装置。
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