JP7347859B2 - 電話機、電話機の制御方法、プログラム - Google Patents

電話機、電話機の制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7347859B2
JP7347859B2 JP2022001542A JP2022001542A JP7347859B2 JP 7347859 B2 JP7347859 B2 JP 7347859B2 JP 2022001542 A JP2022001542 A JP 2022001542A JP 2022001542 A JP2022001542 A JP 2022001542A JP 7347859 B2 JP7347859 B2 JP 7347859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
remote connection
terminal
call
call history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022001542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023101137A (ja
Inventor
朗 高砂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2022001542A priority Critical patent/JP7347859B2/ja
Publication of JP2023101137A publication Critical patent/JP2023101137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7347859B2 publication Critical patent/JP7347859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、電話機、電話機の制御方法、プログラムに関する。
高齢者が安心できる迷惑電話防止機能等を備える電話機は種々のものがあるが、高齢者自信が設定を行い、各種機能を使いこなすのは難しいという実態がある。
特許文献1は、録音した通話内容と記憶された発信元電話番号に関する情報を、所定の電話番号に送信することにより、着信した通話が、迷惑電話か否かの判断を、他の電話機のユーザが行うことが可能な電話機に関するものである。
特開2020-123868号公報
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。
高齢者が安心して使えるような迷惑電話防止機能等の機能を備える電話機はあるが、高齢者だけでこれらの機能を使いこなすのは難しく、離れて暮らす家族によるサポートが必要になるなどの課題があった。
本発明は、電話機から離れた場所から、電話機の各種設定を可能とすることに貢献する、電話機、電話機の制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、制御部と、通話履歴を保存する記憶部と、リモート接続部と、回線接続部とを含む電話機であって、
前記リモート接続部は、応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、前記応対者端末とリモート接続を実行し、
前記制御部は、前記リモート接続を介して、前記応対者端末から前記通話履歴の確認操作を受信すると、前記通話履歴を前記応対者端末へ送信し、前記応対者端末から、前記リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、前記電話機能の設定操作を実行し、前記電話機能の設定操作の結果を前記記憶部に保存する、ことを特徴とする電話機
を、提供できる。
本発明の第2の視点によれば、通話履歴を保存する記憶部と、回線接続部とを含む電話機において、
プロセッサと記憶装置とを備えるコンピュータにより実行される、
応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、前記応対者端末とリモート接続を実行するステップと、
前記リモート接続を介して、前記応対者端末から前記通話履歴の確認操作を受信すると、前記通話履歴を前記応対者端末へ送信するステップと、
前記応対者端末から、前記リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、前記電話機能の設定操作を実行し、前記電話機能の設定操作の結果を前記記憶部に保存するステップと、
を含む、ことを特徴とする電話機の制御方法を、提供できる。
本発明の第3の視点によれば、通話履歴を保存する記憶部と、回線接続部とを含む電話機に設けられたコンピュータに、
応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、前記応対者端末とリモート接続を実行する処理と、
前記リモート接続を介して、前記応対者端末から前記通話履歴の確認操作を受信すると、前記通話履歴を前記応対者端末へ送信する処理と、
前記応対者端末から、前記リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、前記電話機能の設定操作を実行し、前記電話機能の設定操作の結果を前記記憶部に保存する処理と、
を実行させる、ことを特徴とするプログラムを提供できる。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、電話機から離れた場所から、電話機の各種設定を可能とすることに貢献する、電話機、電話機の制御方法、プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の電話機の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の電話機がネットワークと電話回線により応対者端末に接続された構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態の電話機がネットワークと電話回線により応対者端末に接続された構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。 本発明の電話機を構成するコンピュータの構成を示す図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、以降の説明で参照する図面等のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
図1は、本発明の一実施形態の電話機の構成の一例を示す図である。図1を参照すると、電話機100は、制御部110と、電話帳と着信拒否リストと通話履歴を保存する記憶部111と、リモート接続部112と、回線接続部113とを含む。リモート接続部112は、応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、応対者端末とリモート接続を実行する。制御部110は、リモート接続を介して、応対者端末から通話履歴の確認操作を受信すると、通話履歴を応対者端末へ送信する。また、制御部110は、応対者端末から、リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、電話機能の設定操作を実行し、電話機能の設定操作の結果を記憶部111に保存する。なお、電話機能の設定操作の一例として、着信拒否リストや電話帳への登録等がある。
上記の様に、本発明の一実施形態の電話機によれば、電話機から離れた場所にある応対者端末から、電話機にリモート接続し、リモート接続を介して、着信拒否リストや電話帳への登録等の電話機能の各種設定を可能とする、電話機を提供することができる。
[第1の実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態の電話機100について、図面を参照して説明する。図2は、本発明の第1の実施形態の電話機がネットワーク300と電話回線400により応対者端末200に接続された構成の一例を示す図である。図2において、図1と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。
図2を参照すると、電話機100は、制御部110と、電話帳と着信拒否リストと通話履歴を保存する記憶部111と、リモート接続部112と、回線接続部113とを含む。また、電話機100は、留守番電話機能を備えてもよい。電話機100は、一例として、家族と離れて暮らす高齢者(電話機100の使用者)の利用する電話機である。
制御部110は、電話機100の制御を行なう。記憶部111は、通話履歴、電話帳、着信拒否リストなどの各種設定を記憶する。リモート接続部112は、ネットワーク300を介して応対者端末200と接続する。ネットワーク300は有線であっても無線であってもよい。回線接続部113は、電話回線400に接続されている。回線接続部113は、ナンバーディスプレイ機能等によって、発信元電話番号を取得することができる。
リモート接続部112は、Webサーバ機能を有し、応対者端末200とIPアドレスやURLで直接接続してもよいし、クラウド上のWebサーバを介して応対者端末200と接続してもよい。クラウド上のWebサーバを介して応対者端末200と接続する構成とすることで、SNS(Social Networking Service)、メッセージ、電子メールなどの、応対者(応対者端末200の使用者)にとって最適な通知方法を選択することが可能となる。
応対者端末200は、一例として、制御部210と、リモート接続部212と回線接続部213を含む。制御部210は、応対者端末200の制御を行う。電話機100のリモート接続部112と応対者端末200のリモート接続部212は、ネットワーク300を介して、接続されている。また、電話機100の回線接続部113と応対者端末200の回線接続部213は、電話回線400を介して、接続されている。また、応対者端末200は、電話機100から離れた場所にある、一例として、高齢者と離れた場所に住む家族の保有するスマートフォンや、パーソナルコンピュータ(PC)等である。
図3は、本発明の第1の実施形態の電話機100と応対者端末200の動作の一例を示す図である。図3において、図2と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。
図3を参照すると、矢線1000、2000は、時間の経過を示し、また、一例として、高齢者500は電話機100の使用者を示し、応対者600は応対者端末200の使用者を示し、発信者700は、電話機100の使用者でも、応対者端末200の使用者でもない、他の電話機750から迷惑電話等を発信する人物を示す。
図3に示すように、高齢者500の利用する電話機100に、発信者700の操作する電話機750から、回線接続部113に、迷惑電話等の、電話機100の記憶部111に保存された電話帳及び着信拒否リストには登録されていない未登録電話番号の着信があると(ステップS101)、電話機100の回線接続部113は制御部110へ通知し、制御部110の制御により、電話機100は、予め登録しておいた、離れて暮らす家族等の応対者600の利用する応対者端末200に、未登録電話番号から着信のあったことをメッセージとして通知する(ステップS102)。なお、リモート接続部112が、クラウド上のWebサーバを介して応対者端末200と接続される構成の場合には、この通知は、予め選択された、例えば、SNS(Social Networking Service)、メッセージ、電子メール等の、応対者600にとって最適な通知方法により行われることが可能である。
次に、ステップS103で、通知を受けた家族等の応対者600の応対者端末200は、制御部210の制御により、そのリモート接続部212から、ネットワーク300を介して、電話機100のリモート接続部112に、リモート接続の要求を送信し、電話機100のリモート接続部112はこのリモート接続の要求を受信すると、応対者端末200とのリモート接続を実行する。応対者600は、応対者端末200により、リモート接続部112とリモート接続部212間のリモート接続を介して、電話機100の電話機能の設定操作を行うことができる。
次に、応対者600による、電話機100の電話機能の設定操作について以下に説明する。電話機100は、応対者端末200から、リモート接続を介して、通話履歴の確認操作を受信すると、リモート接続を介して、応対者端末200へ記憶部111に保存された通話履歴を送信する。電話機100は、通話履歴として、着信した未登録電話番号を、応対者端末200に送信してもよいし、予め定めた一定期間の通話履歴を、応対者端末200に送信してもよい。予め定めた一定期間は、例えば、1日以上の期間、一例として、7日間でもよい。応対者端末200の応対者600は、通話履歴を取得すると、迷惑電話等と疑われる電話番号かどうか判断する。応対者600が迷惑電話等と疑われる電話番号と判断したときに、リモート接続を介して、応対者端末200は、電話機100の着信拒否リスト(迷惑電話対応)へ迷惑電話等と疑われると判断した電話番号を登録する設定操作を、電話機100へ送信する。電話機100は、この設定操作を受信した場合には、電話機100の記憶部111内の着信拒否リスト(迷惑電話対応)へ迷惑電話等と疑われると判断した電話番号を登録する設定操作を実行する。さらに、応対者端末200から、迷惑電話等と疑われると判断した電話番号を通話履歴から削除する設定操作を、リモート接続を介して電話機100へ送り、電話機100で削除を実行するようにしてもよい。一方、応対者600により迷惑電話でないことが確認できた場合は、応対者端末200は、リモート接続を介して、迷惑電話でないことが確認できた電話番号を電話帳に登録する設定操作を電話機100へ送信する。電話機100は、この設定操作を受信すると、電話機100は、迷惑電話でないことが確認できた電話番号を電話帳に登録する設定操作を実行する。このようにすることで、以後に、不要な通知がなされることを避けることができる。なお、電話帳に電話番号と名前を組み合わせて登録することで、通話履歴を取得した時に通話相手が容易に確認できるようになる。
また、DTMF(Dual Tone Multiple Frequency)信号で着信拒否リストや電話帳に名前を登録することはかなり困難な作業であると考えられるが、本発明の第1の実施形態の電話機100により、通話履歴から着信拒否リスト又は、電話帳への登録を行なうことができるので、電話番号自体を入力する必要が無い。また、電話帳に名前を登録することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態の電話機と応対者端末の動作の他の一例について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。図4において、図3と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。なお、本発明の第2の実施形態においては、電話機、ネットワーク、電話回線、応対者端末の構成は、図2に示す、本発明の第1の実施形態の電話機100がネットワーク300と電話回線400により応対者端末200に接続された構成の一例と同一であるものとして、説明するが、この構成に限定されるものではない。
図4に示すように、ステップS201で、高齢者500の利用する電話機100は、発信者700の操作する電話機750から、迷惑電話等の、電話機100の記憶部111に保存された電話帳、及び着信拒否リストには登録されていない未登録電話番号の着信を受ける。
次に、高齢者500は、自身で、離れて暮らす家族等の応対者600の応対者端末200に電話をかけ、未登録電話番号から着信のあったことを連絡する(ステップS202)。高齢者500は、これ以降、電話機100の通話中の状態を継続する(ステップS203)。一方、応対者600も、これ以降、応対者端末200の通話中の状態を継続する(ステップS204)。
次に、ステップS205で、高齢者500からの電話を受けた家族等の応対者600は、高齢者500に迷惑電話等の着信があった話を聞きながら、応対者端末200により、電話機100とのリモート接続を行う。具体的には、応対者端末200のリモート接続部212から、ネットワーク300を介して、電話機100のリモート接続部112に、リモート接続の要求を送信し、電話機100のリモート接続部112はこの要求を受信すると、応対者端末200とのリモート接続を実行する。応対者600は、応対者端末200により、リモート接続部112とリモート接続部212間のリモート接続を介して、高齢者500に迷惑電話等の着信があった話を聞きながら、電話機100の電話機能の設定操作を実行することができる。
次に、応対者600による、電話機100の電話機能の設定操作について以下に説明する。電話機100は、応対者端末200から、リモート接続を介して、通話履歴の確認操作を受信すると、リモート接続を介して、応対者端末200へ記憶部111に保存された通話履歴を送信する。電話機100は、通話履歴として、着信した未登録電話番号を、応対者端末200に送信してもよいし、予め定めた一定期間の通話履歴を、応対者端末200に送信してもよい。予め定めた一定期間は、例えば、1日以上の期間、一例として、7日間でもよい。応対者端末200の応対者600は、通話履歴を取得すると、電話機100の着信拒否リストへ迷惑電話の電話番号を登録する設定操作を、リモート接続を介して、電話機100へ送信する。電話機100は、応対者端末200から、リモート接続を介して、この設定操作を受信すると、電話機100の記憶部111内の着信拒否リストへ迷惑電話の電話番号を登録する設定操作を実行する。さらに、応対者端末200から、リモート接続を介して、迷惑電話の電話番号を通話履歴から削除する設定操作を電話機100へ送り、電話機100で削除を実行するようにしてもよい。
以上のように、本発明の第2の実施形態では、電話機100を利用する高齢者500からの電話を受け、高齢者に迷惑電話等の着信があった話を聞きながら、離れて暮らす家族等の応対者600の応対者端末200を電話機100へリモート接続して、電話機100の着信拒否リストへ、迷惑電話の電話番号を登録することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態の電話機と応対者端末の動作の他の一例について説明する。図5は、本発明の第3の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。図5において、図3と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。なお、本発明の第3の実施形態においては、電話機、ネットワーク、電話回線、応対者端末の構成は、図2に示す、本発明の第1の実施形態の電話機100がネットワーク300と電話回線400により応対者端末200に接続された構成の一例と同一であるものとして、説明するが、この構成に限定されるものではない。
図5を参照すると、ステップS301で、電話機100を利用する高齢者500が、電話機100の有する留守番電話機能等を使用するためにサポートを必要とした際に、高齢者500は、離れて暮らす家族等の応対者600の応対者端末200に電話をかける。高齢者500は、これ以降、電話機100の通話中の状態を継続する(ステップS302)。一方、応対者600も、高齢者500からの電話を受けて以降、応対者端末200の通話中の状態を継続する(ステップS303)。
次に、ステップS304で、応対者600は、高齢者500から留守番電話の再生操作や設定などの、サポートしてほしいことを聞きながら、応対者端末200と電話機100のリモート接続を行う。具体的には、応対者端末200のリモート接続部212から、ネットワーク300を介して、電話機100のリモート接続部112に、リモート接続の要求を送信し、電話機100のリモート接続部112はこの要求を受信すると、応対者端末200とのリモート接続を実行する。応対者600は、応対者端末200により、リモート接続部112とリモート接続部212間のリモート接続を介して、電話機100の電話機能の設定操作を実行することができる。応対者600は、応対者端末200により、リモート接続を介して、高齢者500から留守番電話の再生操作や設定などの、サポートしてほしい内容を聞きながら、電話機100へ、留守番電話の再生操作を送信し、または、留守番電話機能を設定・登録する操作を送信し、電話機100が、留守番電話の再生操作を実行し、または、留守番電話機能を設定・登録する。
以上のように、本発明の第3の実施形態では、電話機100を利用する高齢者500からの電話を受け、高齢者500から留守番電話の再生操作や設定などの、サポートしてほしい内容を聞きながら、離れて暮らす家族等の応対者600の応対者端末200を電話機100へリモート接続して、応対者端末200から、電話機100の留守番電話の再生操作や留守番電話機能を設定・登録するなどの、サポートしてほしい内容の操作や、設定・登録をすることができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本発明の他の目的は、高齢者の見守りを可能とすることに貢献する電話機、電話機の制御方法、プログラムを提供することである。本発明の第4の実施形態は、この目的に対応する。本発明の第4の実施形態の構成と動作の一例について、図6と図7を参照して以下に説明する。
次に、本発明の第4の実施形態の電話機と応対者端末の構成と動作の一例について説明する。図6は、本発明の第4の実施形態の電話機がネットワークと電話回線により応対者端末に接続された構成の一例を示す図である。図6において、図2と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図6においては、電話機100は、制御部110に接続された電話未使用タイマ115を含む。電話未使用タイマ115は、リセットされた後、予め設定された一定期間tが経過すると、予め設定された一定期間tの経過を、制御部110に通知する。
図7は、本発明の第4の実施形態の電話機と応対者端末の動作の一例を示す図である。図7において、図3と同一の参照符号を付した構成要素は、同一の構成要素を示すものとする。図7において、第三者800は、例えば端末850を保有し、他の第三者900は、例えば端末950を保有するものとする。
図7を参照すると、ステップS401で、第三者800の端末850から、高齢者500の電話機100に着信があり、高齢者500と第三者800が通話する。通話により、高齢者500の電話機100が使用されたので、制御部110は、電話未使用タイマ115をリセットする。
次に、ステップS402で、高齢者500の電話機100から、離れて暮らす家族等の応対者600の応対者端末200に発信し、高齢者500と応対者600が通話する。通話により、高齢者500の電話機100が使用されたので、制御部110は、電話未使用タイマ115をリセットする。
次に、ステップS403で、他の第三者900の端末950から、高齢者500の電話機100に着信があり、高齢者500と第三者900が通話する。通話により、高齢者500の電話機100が使用されたので、制御部110は、電話未使用タイマ115をリセットする。
ステップS403で電話未使用タイマ115が最後にリセットされた後、高齢者500の電話機100が使用されない状態で、予め設定された一定期間tが経過すると、電話未使用タイマ115は、予め設定された一定期間tの経過を、制御部110に通知する。予め設定された一定期間tは、例えば、1日以上の期間、一例として、3日間でもよい。
電話未使用タイマ115により、予め設定された一定期間tが経過したことが制御部110に通知されると、ステップS404で、制御部110の制御により、電話機100から、予め登録しておいた、離れて暮らす家族等の応対者端末200に、一定期間tの間電話機100の使用が無かったことを、電話回線400を介して通知を送信する。
また、電話機100は、電話機100の発信回数、通話時間に基づいて予め定めた一定期間の通話履歴を分析し、分析したコメントを前述の通知に含めて、或いは、定期的に又は不定期で必要な場合に別の通知として、応対者端末200へ送信してもよい。予め定めた一定期間は、例えば、1日以上の期間、一例として、7日間でもよい。例えば、電話機100の発信回数が減ることや、通話時間が短くなることにより、高齢者500本人の生活活動が低下してきたと判断することができる。本発明の第4の実施形態の電話機100により、高齢者500の生活活動の変化を捉えることが可能となる。
このように、本発明の第4の実施形態の電話機100により、高齢者の見守りを可能とすることに貢献する電話機を提供することができる。
[第5の実施形態]
また、本発明の第5の実施形態の電話機100は、本発明の第4の実施形態の電話機100を第1の実施形態の電話機100と組み合わせたものであり、迷惑電話等の未登録番号の着信があった場合、及び一定期間電話の使用が無かった場合のいずれの場合においても、応対者端末200に通知があるため、離れて暮らす家族等の応対者600が高齢者500を見守ることができる。
[第6の実施形態]
また、本発明の第6の実施形態の電話機100は、本発明の第1の実施形態の電話機100において、さらに、電話機100の発信回数、通話時間に基づいて、前述の予め定めた一定期間の通話履歴を分析し、分析したコメントを含めた通知を、定期的に、又は不定期で必要な場合に、応対者端末200へ送信するようにしたものである。予め定めた一定期間は、例えば、1日以上の期間、一例として、7日間でもよい。例えば、本発明の第1の実施形態の電話機100によっても、電話機100の発信回数が減ることや、通話時間が短くなることにより、高齢者500本人の生活活動が低下してきたと判断することができ、高齢者500の生活活動の変化を捉えることが可能となる。本発明の第6の実施形態の電話機100により、迷惑電話等の未登録番号の着信があった場合、及び、高齢者500本人の生活活動が低下してきたと判断されるいずれの場合も、応対者端末200に通知があるため、離れて暮らす家族等の応対者600が高齢者500を見守ることができる。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。また、以下の説明において、「A及び/又はB」は、A又はBの少なくともいずれかという意味で用いる。
また、上記した第1から第6の実施形態に示した手順は、本発明の電話機100として機能するコンピュータ(図8の9000)に、電話機100としての機能を実現させるプログラムにより実現可能である。このようなコンピュータは、図8のCPU(Central Processing Unit)9010、通信インタフェース9020、メモリ9030、補助記憶装置9040を備える構成に例示される。すなわち、図8のCPU9010にて、電話機100の制御プログラムを実行し、その補助記憶装置9040等に保持された各計算パラメータの更新処理を実施させればよい。
メモリ9030は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
即ち、上記した第1から第6の実施形態に示した電話機100の各部(処理手段、機能)は、上記コンピュータのプロセッサに、そのハードウェアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することができる。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点による電話機を参照)
[第2の形態]
第1の形態に記載の電話機は、前記記憶部は、電話帳と着信拒否リストをさらに保存し、
前記電話機能の設定操作は、前記通話履歴内の電話番号を、前記電話帳または前記着信拒否リストへ登録することを含む、ことが好ましい。
[第3の形態]
第2の形態に記載の電話機は、前記制御部は、前記電話帳、及び前記着信拒否リストに登録されていない未登録電話番号から着信した場合、前記応対者端末に未登録電話番号から着信したことを通知する、ことが好ましい。
[第4の形態]
第1から第3の形態に記載の電話機は、前記制御部は、予め定められた第1の一定期間、電話の使用がなかった場合、前記応対者端末に通知する、ことが好ましい。
[第5の形態]
第4の形態に記載の電話機は、前記予め定められた第1の一定期間は、1日以上の期間である、ことが好ましい。
[第6の形態]
第1から第5の形態に記載の電話機は、前記制御部は、予め定められた第2の一定期間の前記通話履歴を前記応対者端末に送信する、ことが好ましい。
[第7の形態]
第6の形態に記載の電話機は、前記予め定められた第2の一定期間は、1日以上の期間である、ことが好ましい。
[第8の形態]
第6又は第7の形態に記載の電話機は、前記制御部は、発信回数と通話時間に基づいて、前記予め定められた第2の一定期間の前記通話履歴を分析し、分析したコメントを、前記応対者端末へ送信する、ことが好ましい。
[第9の形態]
(上記第2の視点による電話機の制御方法を参照)
[第10の形態]
(上記第3の視点によるプログラムを参照)
なお、上記第9、第10の形態は、第1の形態と同様に、第2から第8の形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
100 電話機
110 制御部
111 記憶部
112 リモート接続部
113 回線接続部
115 電話未使用タイマ
200 応対者端末
210 制御部
212 リモート接続部
213 回線接続部
300 ネットワーク
400 電話回線
500 高齢者
600 応対者
700 発信者
750 電話機
800、900 第三者
850、950 端末
9000 コンピュータ
9010 CPU
9020 通信インタフェース
9030 メモリ
9040 補助記憶装置

Claims (10)

  1. 制御部と、通話履歴を保存する記憶部と、リモート接続部と、回線接続部とを含む電話機であって、
    前記リモート接続部は、応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、前記応対者端末とリモート接続を実行し、
    前記制御部は、前記リモート接続を介して、前記応対者端末から前記通話履歴の確認操作を受信すると、前記通話履歴を前記応対者端末へ送信し、前記応対者端末から、前記リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、前記電話機能の設定操作を実行し、前記電話機能の設定操作の結果を前記記憶部に保存する、ことを特徴とする電話機。
  2. 前記記憶部は、電話帳と着信拒否リストをさらに保存し、
    前記電話機能の設定操作は、前記通話履歴内の電話番号を、前記電話帳または前記着信拒否リストへ登録することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 前記制御部は、前記電話帳、及び前記着信拒否リストに登録されていない未登録電話番号から着信した場合、前記応対者端末に未登録電話番号から着信したことを通知する、ことを特徴とする請求項2に記載の電話機。
  4. 前記制御部は、予め定められた第1の一定期間、電話の使用がなかった場合、前記応対者端末に通知する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電話機。
  5. 前記予め定められた第1の一定期間は、1日以上の期間である、ことを特徴とする請求項4に記載の電話機。
  6. 前記制御部は、予め定められた第2の一定期間の前記通話履歴を前記応対者端末に送信する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電話機。
  7. 前記予め定められた第2の一定期間は、1日以上の期間である、ことを特徴とする請求項6に記載の電話機。
  8. 前記制御部は、発信回数と通話時間に基づいて、前記予め定められた第2の一定期間の前記通話履歴を分析し、分析したコメントを、前記応対者端末へ送信する、ことを特徴とする請求項6または7に記載の電話機。
  9. 通話履歴を保存する記憶部と、回線接続部とを含む電話機において、
    プロセッサと記憶装置とを備えるコンピュータにより実行される、
    応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、前記応対者端末とリモート接続を実行するステップと、
    前記リモート接続を介して、前記応対者端末から前記通話履歴の確認操作を受信すると、前記通話履歴を前記応対者端末へ送信するステップと、
    前記応対者端末から、前記リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、前記電話機能の設定操作を実行し、前記電話機能の設定操作の結果を前記記憶部に保存するステップと、
    を含む、ことを特徴とする電話機の制御方法。
  10. 通話履歴を保存する記憶部と、回線接続部とを含む電話機に設けられたコンピュータに、
    応対者端末からリモート接続の要求を受信すると、前記応対者端末とリモート接続を実行する処理と、
    前記リモート接続を介して、前記応対者端末から前記通話履歴の確認操作を受信すると、前記通話履歴を前記応対者端末へ送信する処理と、
    前記応対者端末から、前記リモート接続を介して、電話機能の設定操作を受信すると、前記電話機能の設定操作を実行し、前記電話機能の設定操作の結果を前記記憶部に保存する処理と、
    を実行させる、ことを特徴とするプログラム。
JP2022001542A 2022-01-07 2022-01-07 電話機、電話機の制御方法、プログラム Active JP7347859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001542A JP7347859B2 (ja) 2022-01-07 2022-01-07 電話機、電話機の制御方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001542A JP7347859B2 (ja) 2022-01-07 2022-01-07 電話機、電話機の制御方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023101137A JP2023101137A (ja) 2023-07-20
JP7347859B2 true JP7347859B2 (ja) 2023-09-20

Family

ID=87201880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022001542A Active JP7347859B2 (ja) 2022-01-07 2022-01-07 電話機、電話機の制御方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7347859B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003272069A (ja) 2002-03-15 2003-09-26 Power Computer:Kk 電話履歴用いた簡易安否確認システム
JP2013183295A (ja) 2012-03-01 2013-09-12 Nec Commun Syst Ltd 第三者自動通知システム、電話機、第三者自動通知方法および第三者自動通知プログラム
JP2018166317A (ja) 2017-03-29 2018-10-25 オンキヨー株式会社 通信装置、通信装置システム、及び通信装置システムの制御方法
JP2020123868A (ja) 2019-01-31 2020-08-13 オンキヨー株式会社 電話機、及び制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003272069A (ja) 2002-03-15 2003-09-26 Power Computer:Kk 電話履歴用いた簡易安否確認システム
JP2013183295A (ja) 2012-03-01 2013-09-12 Nec Commun Syst Ltd 第三者自動通知システム、電話機、第三者自動通知方法および第三者自動通知プログラム
JP2018166317A (ja) 2017-03-29 2018-10-25 オンキヨー株式会社 通信装置、通信装置システム、及び通信装置システムの制御方法
JP2020123868A (ja) 2019-01-31 2020-08-13 オンキヨー株式会社 電話機、及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023101137A (ja) 2023-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4842646B2 (ja) プレゼンス情報に基づいて電話呼を転送する方法およびシステム
US9094510B2 (en) System and method for pre-call messaging for a wireless device
US9020116B2 (en) System and method for enhanced do-not-disturb
CA2853544C (en) Multiple call session system and method for a mobile phone
US9398060B2 (en) System and method for remote home monitoring utilizing a VoIP phone
US8660249B2 (en) System and method for remote home monitoring and intercom communication
CN102917142B (zh) 遇忙建立呼叫的方法和装置
CN107071173A (zh) 用于自动回叫提醒的方法和装置
JP2007097162A (ja) プレゼンス対応および選好対応の音声応答システムおよび音声応答方法
CA2860293A1 (en) Systems and methods for communication notification and handling
JP2008539629A (ja) 呼の制御システムと方法
JP2006287395A (ja) プレゼンス情報提示システム
US8989759B2 (en) Methods and apparatus for proximity based call termination
JP4920516B2 (ja) 電話システムおよび代理応答電話機
WO2016020942A2 (en) Ultra quick messaging & connected phonebooks device
JP7347859B2 (ja) 電話機、電話機の制御方法、プログラム
US8041014B1 (en) Automated call handling based on caller ID
JP6045305B2 (ja) スマートフォン利用のコールセンタ受付システム及びその受付方法
US20140286200A1 (en) System and method for establishing communication links between mobile devices
JP4595486B2 (ja) プレゼンス情報提供システム、その方法、およびプレゼンスサーバ
US9363387B2 (en) System and method for caller identification voice announce
JP6597047B2 (ja) 通話制御装置、通話制御システム、通話制御方法、及び、通話制御プログラム
JP7436952B2 (ja) 電話システムおよび電話制御装置
JP2019145972A (ja) 電話制御装置及び電話制御方法
JP2011182347A (ja) 電話システム、通信端末、サーバ装置およびかけ直し通知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230831

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7347859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151