JP7345964B2 - 車両構造 - Google Patents

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本発明は、車両の乗降を行い易くするステップ構造を備える車両構造に関する。
特許文献1のスライドドアの開閉制御装置は、オートステップ(踏み板)と、オートステップ駆動部(可動部材)とを備える。オートステップは、ユーザが車両の乗降の際に足を乗せるための台である。このオートステップは、スライドドアのスライドドア開口の下側に、車両幅方向に突出及び収納可能に設けられている。オートステップ駆動部は、オートステップの突出と収納とを行う。
特開2013-19158号公報
オートステップ駆動部は、駆動するための電力がハーネスにより供給される。ハーネスがオートステップの上方に配索されると、寒冷地や冬場などの極低温環境下において、ハーネスとオートステップとが凍結によって互いに固定されるおそれがある。その状態で、オートステップ駆動部によってオートステップが駆動されると、ワイヤーハーネスに過度な負荷(張力)が作用する。
本発明の目的の一つは、ハーネスに過度な負荷が作用することを抑制できる車両構造を提供することにある。
本発明の一態様に係る車両構造は、
車両への乗降を補助する踏み板と、前記車両における車幅方向の外側の露出位置と前記車両の下方の収納位置との間で前記踏み板を進退自在に支持する可動部材と、前記可動部材を駆動するモータとを有するステップ構造と、
前記収納位置の前記踏み板及び前記可動部材の少なくとも一方の上方に配索されて、前記モータに給電するハーネスと、
前記踏み板及び前記可動部材のうち前記ハーネスの下方に位置する部材と前記ハーネスとの間を分断する仕切部とを備える。
上記の車両構造は、ハーネスに過度な負荷が作用することを抑制できる。仕切部を備えることで、寒冷地や冬場などの極低温環境下であっても、踏み板や可動部材とハーネスとが凍結によって互いに固定されることを抑制できるからである。そのため、可動部材によって踏み板が動かされても、ハーネスが引っ張られたりしない。よって、ハーネスの断線を防止できる。
図1は、実施形態1に係る車両構造を備える車両の概略を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る車両構造の概略を示す斜視図である。 図3は、図2に示す車両構造における仕切部の付近を拡大して示す斜視図である。 図4は、実施形態1に係る車両構造の概略を示す平面図である。
本発明の車両構造の実施形態1を、図1から図4を参照しつつ以下に説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。図中の「FR」は車両10の前方、「RR」は後方、「LH」は左方、「RH」は右方、「UP」は上方、「LWR」は下方を示す。また、「OUT」は車両10の外方、「IN」は内方を示す。
《実施形態1》
〔車両構造〕
実施形態1の車両構造1は、ステップ構造2とハーネス3とを備える。ステップ構造2は、踏み板21と可動部材22とモータ23とを有する。踏み板21は、車両10(図1)への乗降を補助する。可動部材22は、車両10(図1)における車幅方向の外側の露出位置(図4の二点鎖線)と車両10の下方の収納位置(図4の実線)との間で踏み板21を進退自在に支持する。モータ23は可動部材22を駆動する。ハーネス3は、モータ23に給電する。本形態における車両構造1の特徴の一つは、ハーネス3が収納位置の踏み板21及び可動部材22の少なくとも一方の上方に配索されている点と、踏み板21及び可動部材22のうちハーネス3の下方に位置する部材とハーネス3との間を分断する仕切部4を備える点と、にある。以下、各構成を詳細に説明する。
[ステップ構造]
ステップ構造2は、車両10の乗降を行い易くする。ステップ構造2は、踏み板21と可動部材22とモータ23とを有する(図2~図4)。
(踏み板)
踏み板21は、乗員が乗降時に足を載せることで、車両10の車室内のフロアと地上との間の段差を埋めて、乗員による車両10の乗降を補助する。踏み板21の材質は、例えば、鋼などの金属が挙げられる。踏み板21は、本形態では矩形状の平板で構成されている。踏み板21は、可動部材22によって露出位置(図4の二点鎖線)と収納位置(図4の実線)との間で進退自在に支持されている。露出位置とは、乗降時に踏み板21が使用可能な位置である。即ち、露出位置の踏み板21は、車両10(図1)における車幅方向の外側に配置される。収納位置とは、踏み板21が使用不可な位置である。即ち、収納位置の踏み板21は、車両10の下方に配置される。踏み板21は、露出位置は勿論、収納位置であっても後述するベース24に重なることなく、ベース24からはみ出す箇所を有する。
(可動部材)
可動部材22は、踏み板21を上記露出位置(図4の二点鎖線)と上記収納位置(図4の実線)との間で進退自在に支持する。可動部材22の材質は、踏み板21と同様、例えば、鋼などの金属が挙げられる。可動部材22の数は、適宜選択でき、本形態では複数(3つ)としている。各可動部材22は、踏み板21とベース24とを回動自在に繋ぐリンク機構が好適に利用できる。各可動部材22は、本形態ではV字状の屈曲板で構成されている。各可動部材22の一端は、踏み板21の下面に回動自在に取り付けられている。各可動部材22の他端は、ベース24の下面に回動自在に取り付けられている。本形態では、踏み板21が上記収納位置にあるとき、3つの可動部材22のうち一つの可動部材22(前方側の可動部材22)は、その途中に踏み板21及びベース24から露出する露出箇所を有する。また、本形態では、3つの可動部材22のうち1つの可動部材22(前方側の可動部材22)は、モータ23によって駆動される。その可動部材22は、モータ23の回転が伝達機構(図示略)によって伝達されることで、ベース24に取り付けられた他端を回転軸として所定の範囲で回動する。それにより、可動部材22は踏み板21を上記露出位置と上記収納位置との間で移動させる。残りの2つの可動部材22は、モータ23によって駆動されない。その2つの可動部材22は、モータ23によって駆動される可動部材22の回動に従動して回動する。
(モータ)
モータ23は、ベース24の下面に固定されている(図2~図4)。モータ23は、可動部材22を駆動させる。モータ23は、ハーネス3によって給電されることで駆動する。
(ベース)
ベース24は、車両10(図1)の下面に固定されることで、ステップ構造2を車両10の下面に取り付ける(図2~図4)。ベース24の材質は、踏み板21などと同様、例えば、鋼などの金属が挙げられる。ベース24の車両10への固定は、ボルト(図示略)などが利用できる。ベース24は、本例では板材である。ベース24は、取付部241と端壁242とを有する。取付部241と端壁242とはベース24に一連に形成されている。取付部241は、後述する仕切部4の取付部43が取り付けられる。取付部241の数は、仕切部4の取付部43の数に対応した数が挙げられ、本形態では2つである。各取付部241は、本形態ではベース24の前端から前方に張り出す突片で構成されている。端壁242は、ベース24の前端から下方に延びて、後述する仕切部4の後方側の開口を塞ぐ。端壁242は、有していなくてもよい。
[ハーネス]
ハーネス3は、モータ23に給電する。ハーネス3は、車内から車外に引き出されている。車外に引き出されるハーネス3は、収納位置の踏み板21及び可動部材22の少なくとも一方の上方に配索されている。ハーネス3の一端は、他のハーネス3を介して間接的にバッテリーに接続される。ハーネス3の他端は、モータ23に接続されている。ハーネス3の途中は、本形態では上記収納位置の踏み板21及びベース24から露出する前方側の可動部材22の上方における仕切部4の内部からベース24の上方に向かって取り回されている。そして、ハーネス3の途中は、ベース24の上方から車内側の側方を通って下方に向かって取り回されている。
[仕切部]
仕切部4は、踏み板21及び可動部材22のうちハーネス3の下方に位置する部材とハーネス3との間を分断する。本形態では、仕切部4は、前方側の可動部材22の途中とハーネス3との間を分断する。仕切部4は、本形態ではステップ構造2とは独立する別部材で構成されている。なお、仕切部4は、ステップ構造2に一連に形成(例えばベース24の一部で形成)されていてもよい。仕切部4は、本形態では、底部41と側壁部42と取付部43とを有する(図3)。仕切部4の上方は開口している。上方の開口からハーネス3の一部が仕切部4内に配索されている。
底部41は、前方側の可動部材22とハーネス3との間に介在される(図3,図4)。この底部41により、寒冷地や冬場などの極低温環境下であっても、可動部材22とハーネス3とが凍結によって互いに固定されることを抑制できる。底部41は、本形態では台形状の平板で構成されている。
側壁部42は、底部41の周縁から立設している。側壁部42は、本形態では、前壁と左右壁とを有する。即ち、仕切部4の後方は開口している。後方の開口はベース24の端壁242によって塞がれている。前壁は、底部41の周縁のうち前方縁に設けられている。左右壁は、底部41の周縁のうち左右縁に設けられている。側壁部42を有することで、ハーネス3が仕切部4の上からずれて可動部材22の上方に移動することを抑制できる。その上、ハーネス3と底部41との間に雪などが溜まることを抑制したり、ハーネス3のうち仕切部4内に収納されている部分に雪などが当たること抑制したりし易い。なお、ベース24が端壁242を有さない場合、側壁部42は、更に、底部41の周縁のうち後縁に設けられる後壁を有していてもよい。
取付部43は、ベース24の取付部241に仕切部4を固定する。仕切部4がベース24に固定されていることで、仮に底部41とハーネス3とが凍結によって互いに固定されても、ベース24は動かないためハーネス3に対して過度な負荷が生じ難い。取付部43の数は、本形態では2つである。各取付部43は、側壁部42の上端の後端から左右に張り出す突片で構成されている。仕切部4の取付部43とベース24の取付部241との固定は、ボルト(図示略)などが利用できる。
〔作用効果〕
本形態の車両構造1は、寒冷地や冬場などの極低温環境下であっても、可動部材22とハーネス3とが凍結によって互いに固定されることを抑制できる。仕切部4によって踏み板21及び可動部材22とハーネス3との間が分断されるからである。そのため、可動部材22が動かされても、ハーネス3が引っ張られたりしない。よって、ハーネス3に過度な負荷が作用することを抑制できる。延いては、ハーネス3の断線を防止できる。
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両構造
2 ステップ構造
21 踏み板
22 可動部材
23 モータ
24 ベース
241 取付部
242 端壁
3 ハーネス
4 仕切部
41 底部
42 側壁部
43 取付部
10 車両

Claims (1)

  1. 車両への乗降を補助する踏み板と、前記車両における車幅方向の外側の露出位置と前記車両の下方の収納位置との間で前記踏み板を進退自在に支持する可動部材と、前記可動部材を駆動するモータとを有するステップ構造と、
    前記収納位置の前記踏み板及び前記可動部材の少なくとも一方の上方に配索されて、前記モータに給電するハーネスと、
    前記踏み板及び前記可動部材のうち前記ハーネスの下方に位置する部材と前記ハーネスとの間を分断する仕切部とを備え、
    前記仕切部は、前記ステップ構造の前方側に配置されていて、底部と、前記底部の前方縁及び左右縁の各々から立設している前壁及び左右壁とを有し、
    前記踏み板が前記収納位置にあるとき、前記可動部材は、前記底部の下方に配置される部分を有し、
    前記ハーネスは、下方に向かって凸となるように湾曲している部分を有し、
    前記ハーネスのうち前記湾曲している部分のみが、前記底部と前記前壁と前記左右壁とで囲まれた空間の内部に配索されている、
    車両構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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