JP7345730B2 - ハーネス配設構造 - Google Patents

ハーネス配設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7345730B2
JP7345730B2 JP2019150464A JP2019150464A JP7345730B2 JP 7345730 B2 JP7345730 B2 JP 7345730B2 JP 2019150464 A JP2019150464 A JP 2019150464A JP 2019150464 A JP2019150464 A JP 2019150464A JP 7345730 B2 JP7345730 B2 JP 7345730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
vehicle
battery
charging
arrangement structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019150464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021030780A (ja
Inventor
次生 下河内
智善 松島
由敬 土肥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2019150464A priority Critical patent/JP7345730B2/ja
Publication of JP2021030780A publication Critical patent/JP2021030780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7345730B2 publication Critical patent/JP7345730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Description

本発明は、車両に搭載されるバッテリへのハーネス配設構造に関する。
近年、モータで発生させるトルクを用いて走行する電気自動車の普及が進んでいる。このような車両では、バッテリからモータに電力を導くハーネスが配設される。また、プラグインEV(Electric Vehicle)と称される車両では、急速充電器と普通充電器のそれぞれに対応する充電口が設けられ、各充電口からバッテリに電力を導くハーネスが配設される。このように、バッテリの周辺には多数のハーネスが配設されることが一般的である。
特許文献1には、車両に搭載される電池パックが開示されている。当該電池パックは、複数の電池セルと電気的に接続された1つの端子台を有しており、端子台には2個の接続端子が設けられている。この2個の接続端子のそれぞれにハーネスを接続することにより、電池セルに蓄えられた電力の取り出しを2系統で行うことが可能になる。
特開2007-317400号公報
スペースの制約から、電気自動車のバッテリは、車室の下方(つまり、車両前後方向における車両の略中央部の下方)に配置されることが多い。特許文献1記載の電池パックによれば、端子台から車両前方に延びるハーネスと、当該端子台から車両後方に延びるハーネスと、が必要になることがある。このため、比較的長いハーネスを配設する必要があり、配設構造の重量の増加や、製造コストの増加を招くという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、複数のハーネスを備えながらも、重量の増加や製造コストの増加を抑制できるハーネス配設構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、互いに接続された複数のバッテリモジュールを有し車両に搭載されるバッテリへのハーネス配設構造であって、バッテリと車載機器との間で電力を導く機器用ハーネスと、第1充電口から供給される電力をバッテリに導く第1充電用ハーネスと、第2充電口から供給される電力をバッテリに導く第2充電用ハーネスと、を備え、バッテリモジュールを覆うケーシングのうち車両前方側の部分に、機器用ハーネス、第1充電用ハーネス、及び第2充電用ハーネスの一部が接続される前方側接続部が設けられ、ケーシングのうち車両後方側の部分に、機器用ハーネス、第1充電用ハーネス、及び第2充電用ハーネスの他部が接続される後方側接続部が設けられ、前方側接続部及び後方側接続部は、ケーシングの内部に配置された内部ハーネスによって互いに電気的に接続され、内部ハーネスは、車両幅方向において隣り合うバッテリモジュールの間に配置されている、ことを特徴とする。
この構成によれば、バッテリのケーシングに前方側接続部及び後方側接続部が設けられる。前方側接続部は、ケーシングのうち車両前方側の部分に設けられており、後方側接続部は、ケーシングのうち車両後方側の部分に設けられている。したがって、機器用ハーネスは、前方側接続部及び後方側接続部のうち車載機器(例えば、モータ、発電機、インバータ、コンバータ等)から近い方に接続することにより、その長さを短くすることができる。同様に、第1充電用ハーネス、第2充電用ハーネスも、前方側接続部及び後方側接続部のうち第1充電口、第2充電口から近い方に接続することにより、その長さを短くすることができる。これにより、ハーネス配設構造の重量の増加や製造コストの増加を抑制することが可能になる。
本発明において、好ましくは、内部ハーネスは、車両前後方向に沿って延びている。
この構成によれば、内部ハーネスの無為な屈曲や湾曲を抑制し、内部ハーネスをより短くすることができる。この結果、ハーネス配設構造の重量の増加や製造コストの増加をさらに抑制することが可能になる。
本発明において、好ましくは、内部ハーネスは、車両幅方向においてケーシングの内部の略中央部に配置されている。
この構成によれば、ハーネス配設構造を備えた車両の側面に他車両が衝突する事故等が発生した場合に、ケーシングによって内部ハーネスを保護し易い構成とすることができる。この結果、ハーネス配設構造の重量の増加や製造コストの増加を抑制しつつ、安全性に優れたハーネス配設構造を実現することができる。
本発明において、好ましくは、機器用ハーネスは、前方側接続部に接続され、第1充電用ハーネス及び第2充電用ハーネスは、後方側接続部に接続されている。
車両の前方側の部分にモータが配置され、車両の後方側の部分に第1充電口及び第2充電口が配置されたレイアウトを有する車両が広く普及している。
上記構成によれば、このような汎用的なレイアウトに対応して、ハーネス配設構造の重量の増加や製造コストの増加を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、後方側接続部は、ケーシングのうち車両幅方向において一端部寄りの部分に設けられている。
第1充電口及び第2充電口が車両の右側面又は左側面に配置されたレイアウトを有する車両が広く普及している。
上記構成によれば、このような汎用的なレイアウトに対応して、第1充電用ハーネス及び第2充電用ハーネスの長さをさらに短くし、ハーネス配設構造の重量や製造コストの増加を抑制することができる。
本発明によれば、複数のハーネスを備えながらも、重量の増加を抑制できるハーネス配設構造を提供することが可能になる。
実施形態に係るハーネス配設構造を搭載した車両のレイアウト図である。 図1のバッテリを示す斜視図である。 図1のバッテリを示す斜視図である。 図1のIV-IV断面にけるバッテリの断面図である。 図1のバッテリの内部のレイアウト図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係るハーネス配設構造2について説明する。まず、図1を参照して、ハーネス配設構造2を搭載した車両1について説明する。図1は、ハーネス配設構造2を搭載した車両1のレイアウト図であり、車両1を上方から示している。
ハーネス配設構造2は、車両1に搭載されたバッテリ4の周辺や内部に設けられる。バッテリ4は、上面視で略長方形状に構成されており、車両1の車室の下方に搭載されている。具体的には、バッテリ4は、車両前後方向及び車両幅方向において車両1の略中央部に配置されており、車両1の前部座席11fの下方から、後部座席11rの下方付近まで延びている。
車両1の前方側部分には、モータ12、インバータ13、DC/DCコンバータ14、及びジャンクションボックス15が配置されている。モータ12は、交流電力の供給を受けてトルクを発生させ、車両1の前輪10を回転させる。インバータ13は、直流電力を交流電力に変換してモータ12に供給する。DC/DCコンバータ14は、直流電力を変圧する。バッテリ4から取り出され、モータ用ハーネス5によって導かれる電力は、ジャンクションボックス15を介してインバータ13及びインバータ13及びDC/DCコンバータ14に供給され、その後、モータ12に供給される。モータ用ハーネス5、インバータ13は、それぞれ、本発明に係る「機器用ハーネス」、「車載機器」の一例である。
車両1の後方側部分の右側面には、急速充電口16が配置されている。急速充電口16は、本発明に係る「第1充電口」の一例である。急速充電口16は、車両1外の充電スタンドのプラグ(図示せず)を接続可能であり、充電スタンドから直流電力の供給を受けるように構成されている。
また、急速充電口16は、急速充電用ハーネス6によって、バッテリ4の後方側接続部43rのコネクタ45と電気的に接続されている。急速充電用ハーネス6は、本発明に係る「第1充電用ハーネス」の一例である。急速充電用ハーネス6は、陽極側電線61及び陰極側電線62を有している(図5参照)。
また、車両1の後方側部分の右側面には、急速充電口16と隣り合うように普通充電口17も配置されている。普通充電口17は、本発明に係る「第2充電口」の一例である。普通充電口17は、家庭用電源等に接続されたプラグ(図示せず)を接続可能であり、家庭用電源等から交流電力の供給を受けるように構成されている。
車両1の後方側部分には、充電器18が配置されている。充電器18は、交流電力を直流電力に変換する。普通充電口17は、普通充電用ハーネス7によって、充電器18を介して、バッテリ4の後方側接続部43rのコネクタ46と電気的に接続されている。普通充電用ハーネス7は、本発明に係る「第2充電用ハーネス」の一例である。普通充電用ハーネス7は、第1部分71及び第2部分72を有している。第1部分71は、普通充電口17と充電器18とを接続し、第2部分72は、充電器18とコネクタ46とを接続している。第1部分71は、陽極側電線711及び陰極側電線712を有しており、第2部分72は、陽極側電線721及び陰極側電線722を有している(図5参照)。
さらに、車両1の後方側部分には、バッテリコントローラ19が配置されている。バッテリコントローラ19は、後述するリレー93~96(図5参照)に制御信号を送信し、バッテリ4と、モータ12や充電器18との接続状態/非接続状態を切り替えるように構成されている。
次に、図2~図5を参照して、バッテリ4及びハーネス配設構造2についてさらに説明する。図2及び図3は、バッテリ4を示す斜視図である。図2は、車両前方側からバッテリ4を示しており、図3は、車両後方側からバッテリ4を示している。図4は、図1のIV-IV断面にけるバッテリ4の断面図である。図5は、バッテリ4の内部のレイアウト図であり、アッパーカバー41bが取り除かれた状態のバッテリ4を上方から示している。
図2に示されるように、バッテリ4は、全体として略長方形板状のバッテリ本体40を有している。バッテリ本体40の上面のうち車両後方側の部分には、高さ寸法が他の部分に比べて大きい台状部40aが形成されている。この台状部40aの上方に、車両1の後部座席11r(図1参照)が配置される。また、バッテリ本体40は、ケーシング41によって覆われている。ケーシング41は、下側に配置されたロアートレイ41aと、上側に配置されたアッパーカバー41bと、から構成されている。
さらに、バッテリ本体40の上面には、サービスプラグ42が設けられている。サービスプラグ42は、バッテリ本体40内の電気回路を遮断する強電遮断器である。サービスプラグ42は、台状部40aよりも車両前方側で、車両幅方向における略中央部に、上方に突出するように配置されている。
バッテリ本体40の上面のうち、バッテリ本体40の車両前方側の端部であって、車両幅方向における略中央部には、前方側接続部43fが形成されている。前方側接続部43fは、アッパーカバー41bを上方に隆起させることによって形成されている。
図2に示されるように、前方側接続部43fの前方側端面にはコネクタ44が設けられている。バッテリ4は、このコネクタ44においてインバータ13等と電気的に接続されている。具体的には、コネクタ44にモータ用ハーネス5が接続され(図1参照)、バッテリ4に蓄えられている電力は、コネクタ44やモータ用ハーネス5を介してインバータ13等に供給される。
また、図3に示されるように、バッテリ本体40の台状部40aのうち、車両幅方向において右端部寄りの部分に、後方側接続部43rが形成されている。後方側接続部43rは、アッパーカバー41bの台状部40aの一部を陥没させることによって形成されている。
後方側接続部43rを構成しているアッパーカバー41bの外側面のうち、車両後方を向いている面には、コネクタ45,46が設けられている。バッテリ4は、このコネクタ45,46において急速充電口16、普通充電口17と電気的に接続されている。具体的には、コネクタ45には、急速充電用ハーネス6が接続され(図1参照)、急速充電口16から供給される直流電力は、急速充電用ハーネス6によってバッテリ4に導かれる。
コネクタ46には、普通充電用ハーネス7の第2部分72が接続される(図1参照)。普通充電口17から供給される交流電力は、普通充電用ハーネス7によって導かれ、充電器18(図1参照)において直流電力に変換された後、バッテリ4に導かれる。
図4及び図5に示されるように、ケーシング41の内部には、複数のバッテリモジュール47が配置されている。それらのバッテリモジュール47のうちの一部は、2段に重ねて並べられている。各バッテリモジュール47は、略直方体形状を有しており、その長辺が車両前後方向に沿うように配置されている。バッテリモジュール47の配列の下段には、車両幅方向に4つ、車両前後方向に3つの、合計12個のバッテリモジュール47が並べられている。また、下段に配置されたバッテリモジュール47のうち、最後列のバッテリモジュール47の上方には、上段のバッテリモジュール47がそれぞれ配置されている。すなわち、上段には、車両幅方向に4個のバッテリモジュール47が配置されている。これら上段に配置されたバッテリモジュール47を覆うように台状部40aが形成され、この部分の高さ寸法が大きくなっている。
このように、ケーシング41の内部には、合計16個のバッテリモジュール47が配置されている。これらのバッテリモジュール47は、バスバー48によって電気的に直列に接続されている。また、上段に配置された4個のバッテリモジュール47の前側に隣接して、車両幅方向における略中央部に、サービスプラグ42が配置されている。サービスプラグ42は、支持部材49によって支持されている。このサービスプラグ42が引き抜かれると、直列接続されているバッテリモジュール47の間の1箇所の接続が遮断され、コネクタ44に電圧が作用しなくなる。
図5に示されるように、コネクタ44は、直列接続されたバッテリモジュール47の陽極側端部、陰極側端部と、それぞれ陽極側電線441、陰極側電線442によって電気的に接続されている。陽極側電線441の途中にはリレー95及びヒューズ97が設けられ、陰極側電線442の途中にはリレー96及びヒューズ98が設けられている。リレー95,96は、受信する制御信号に基づいて開状態と閉状態とを切り替え可能に構成されている。
また、ケーシング41の内部には、内部ハーネス8が配置されている。内部ハーネス8は、車両前方側の一部として、直線部8aを有している。直線部8aは、車両幅方向においてケーシング41の内部の略中央部に配置され、隣り合うバッテリモジュール47,47の間で、車両前後方向に沿って略直線的に延びている。内部ハーネス8は、直線部8aの車両後方側端部から右方に延びるように湾曲し、さらに、車両後方側に延びている。
内部ハーネス8は、陽極側電線81及び陰極側電線82を有している。陽極側電線81、陰極側電線82の車両前方側の端部は、それぞれ、上述したコネクタ44から延びる陽極側電線441、陰極側電線442に接続されている。
また、内部ハーネス8の陽極側電線81、陰極側電線82の車両後方側の端部は、いずれも分岐しており、コネクタ45,46に接続されている。陽極側電線81の分岐部分には、ヒューズ91及びリレー93が設けられており、陰極側電線82の分岐部分には、ヒューズ92及びリレー94が設けられている。リレー93,94は、受信する制御信号に基づいて開状態と閉状態とを切り替え可能に構成されている。
バッテリコントローラ19は、リレー93~96に制御信号を送信することにより、リレー93~96を制御するように構成されている。車両1を走行させる場合、バッテリコントローラ19は、リレー95,96を閉状態とし、リレー93,94を開状態とする。これにより、バッテリ4の各バッテリモジュール47に蓄えられている電力が、陽極側電線441、陰極側電線442、コネクタ44及びモータ用ハーネス5(図1参照)によって導かれ、モータ12に供給される。
充電スタンドから供給される電力によってバッテリ4を充電する場合も、バッテリコントローラ19は、リレー95,96を閉状態とし、リレー93,94を開状態とする。これにより、急速充電口16から供給される直流電力は、急速充電用ハーネス6、内部ハーネス8、陽極側電線441、及び陰極側電線442によって各バッテリモジュール47に導かれ、各バッテリモジュール47に蓄えられる。
また、家庭用電源等から供給される電力によってバッテリ4を充電する場合、バッテリコントローラ19は、リレー93~96を閉状態とする。これにより、普通充電口17から供給される交流電力は、普通充電用ハーネス7の第1部分71によって充電器18に導かれ、充電器18において直流電力に変換された後、普通充電用ハーネス7の第2部分72、内部ハーネス8、陽極側電線441、及び陰極側電線442によって各バッテリモジュール47に導かれ、各バッテリモジュール47に蓄えられる。
次に、本実施形態の構成に基づく作用効果について説明する。
上記構成によれば、バッテリ4のケーシング41に前方側接続部43f及び後方側接続部43rが設けられる。前方側接続部43fは、ケーシング41のうち車両前方側の部分に設けられており、後方側接続部43rは、ケーシング41のうち車両後方側の部分に設けられている。したがって、モータ用ハーネス5は、モータ12から近い前方側接続部43fに接続することにより、その長さを短くすることができる。同様に、急速充電用ハーネス6、普通充電用ハーネス7も、急速充電口16、普通充電口17から近い後方側接続部43rに接続することにより、その長さを短くすることができる。これにより、ハーネス配設構造2の重量の増加や製造コストの増加を抑制することが可能になる。
また、内部ハーネス8は、その直線部8aにおいて、車両前後方向に沿って延びている。この構成によれば、内部ハーネス8の無為な屈曲や湾曲を抑制し、内部ハーネス8をより短くすることができる。この結果、ハーネス配設構造2の重量の増加や製造コストの増加をさらに抑制することが可能になる。
また、内部ハーネス8は、車両幅方向においてケーシング41の内部の略中央部に配置されている。この構成によれば、ハーネス配設構造2を備えた車両1の側面に他車両が衝突する事故等が発生した場合に、ケーシング41によって内部ハーネス8を保護し易い構成とすることができる。この結果、ハーネス配設構造2の重量の増加や製造コストの増加を抑制しつつ、安全性に優れたハーネス配設構造2を実現することができる。
また、モータ用ハーネス5は、前方側接続部43fに接続されている。急速充電用ハーネス6及び普通充電用ハーネス7は、後方側接続部43rに接続されている。この構成によれば、車両の前方側の部分にモータが配置され、車両の後方側の部分に急速充電口及び普通充電口が配置された汎用的なレイアウトに対応して、ハーネス配設構造2の重量や製造コストの増加を抑制することができる。
また、後方側接続部43rは、ケーシング41のうち車両幅方向において一端部寄りの部分に設けられている。急速充電口及び普通充電口が車両の右側面又は左側面に配置された汎用的なレイアウトに対応して、急速充電用ハーネス6及び普通充電用ハーネス7の長さをさらに短くし、ハーネス配設構造2の重量を抑制することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
上記実施形態では、モータ用ハーネス5は、前方側接続部43fに接続され、急速充電用ハーネス6及び普通充電用ハーネス7は、後方側接続部43rに接続されている。しかしながら、本発明は、この形態に限定されない。例えば、車両の前方側の部分に急速充電口及び普通充電口が配置され、車両の後方側の部分にモータが配置されたレイアウトに対しては、急速充電用ハーネス及び普通充電用ハーネスを前方側接続部に接続し、モータ用ハーネスを後方側接続部に接続する構成を採用してもよい。
1 車両
2 ハーネス配設構造
4 バッテリ
5 モータ用ハーネス(機器用ハーネス)
6 急速充電用ハーネス(第1充電用ハーネス)
7 普通充電用ハーネス(第2充電用ハーネス)
8 内部ハーネス
12 モータ
16 急速充電口(第1充電口)
17 普通充電口(第2充電口)
41 ケーシング
43f 前方側接続部
43r 後方側接続部

Claims (5)

  1. 互いに接続された複数のバッテリモジュールを有し車両に搭載されるバッテリへのハーネス配設構造であって、
    前記バッテリと車載機器との間で電力を導く機器用ハーネスと、
    第1充電口から供給される電力を前記バッテリに導く第1充電用ハーネスと、
    第2充電口から供給される電力を前記バッテリに導く第2充電用ハーネスと、を備え、
    前記バッテリモジュールを覆うケーシングのうち車両前方側の部分に、前記機器用ハーネス、前記第1充電用ハーネス、及び前記第2充電用ハーネスの一部が接続される前方側接続部が設けられ、
    前記ケーシングのうち車両後方側の部分に、前記機器用ハーネス、前記第1充電用ハーネス、及び前記第2充電用ハーネスの他部が接続される後方側接続部が設けられ、
    前記前方側接続部及び前記後方側接続部は、前記ケーシングの内部に配置された内部ハーネスによって互いに電気的に接続され
    前記内部ハーネスは、車両幅方向において隣り合う前記バッテリモジュールの間に配置されている、
    ことを特徴とするハーネス配設構造。
  2. 前記内部ハーネスは、車両前後方向に沿って延びている、請求項1に記載のハーネス配設構造。
  3. 前記内部ハーネスは、車両幅方向において前記ケーシングの内部の略中央部に配置されている、請求項2に記載のハーネス配設構造。
  4. 前記機器用ハーネスは、前記前方側接続部に接続され、
    前記第1充電用ハーネス及び前記第2充電用ハーネスは、前記後方側接続部に接続されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のハーネス配設構造。
  5. 前記後方側接続部は、前記ケーシングのうち車両幅方向において一端部寄りの部分に設けられている、請求項4に記載のハーネス配設構造。
JP2019150464A 2019-08-20 2019-08-20 ハーネス配設構造 Active JP7345730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019150464A JP7345730B2 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 ハーネス配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019150464A JP7345730B2 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 ハーネス配設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021030780A JP2021030780A (ja) 2021-03-01
JP7345730B2 true JP7345730B2 (ja) 2023-09-19

Family

ID=74674858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019150464A Active JP7345730B2 (ja) 2019-08-20 2019-08-20 ハーネス配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7345730B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014022092A (ja) 2012-07-13 2014-02-03 Mitsubishi Motors Corp 車両の電池パック
WO2014045754A1 (ja) 2012-09-18 2014-03-27 日産自動車株式会社 電動車両のハーネス配索構造
JP2014121985A (ja) 2012-12-21 2014-07-03 Mitsubishi Motors Corp リッド装置
JP2015182655A (ja) 2014-03-25 2015-10-22 三菱自動車工業株式会社 電動車両
JP2018133215A (ja) 2017-02-15 2018-08-23 三菱自動車工業株式会社 バッテリパック
JP2018165105A (ja) 2017-03-28 2018-10-25 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス、及び、蓄電装置ユニット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014022092A (ja) 2012-07-13 2014-02-03 Mitsubishi Motors Corp 車両の電池パック
WO2014045754A1 (ja) 2012-09-18 2014-03-27 日産自動車株式会社 電動車両のハーネス配索構造
JP2014121985A (ja) 2012-12-21 2014-07-03 Mitsubishi Motors Corp リッド装置
JP2015182655A (ja) 2014-03-25 2015-10-22 三菱自動車工業株式会社 電動車両
JP2018133215A (ja) 2017-02-15 2018-08-23 三菱自動車工業株式会社 バッテリパック
JP2018165105A (ja) 2017-03-28 2018-10-25 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス、及び、蓄電装置ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021030780A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101490648B1 (ko) 차량 부품 탑재 배열체
JP5776852B2 (ja) 電動車両の強電ハーネス接続構造
US9783037B2 (en) Vehicle
US9487163B2 (en) Charging/discharging harness routing structure in electric vehicle
US8928279B2 (en) Electric vehicle structure
US11329343B2 (en) Battery device for vehicle
JP5690055B2 (ja) 電気自動車の部品搭載構造
JP4650041B2 (ja) 電源装置
JP2007317400A (ja) 電池パック
JP7176939B2 (ja) 電源ユニット
JP7345730B2 (ja) ハーネス配設構造
JP6688851B2 (ja) 車両
US20220410825A1 (en) Wiring module and power distribution apparatus having the same
JP6520190B2 (ja) 車両用ハーネスの配索構造
KR102531176B1 (ko) 전기자동차의 전력 분배 장치
JP7276068B2 (ja) 充電装置
CN113043823A (zh) 一种电池包总成及车辆
JP7309314B2 (ja) 車両用電池パック
JP7276683B2 (ja) 車両用バッテリ装置
JP7256450B2 (ja) 車両用バッテリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7345730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150