JP7276683B2 - 車両用バッテリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用バッテリ装置に関し、特に、車両の下部に搭載される車両用バッテリ装置に関する。
特許第5776852号公報(特許文献1)には、電動車両の強電ハーネス接続構造が記載されている。この特許文献1に記載されている電動車両においては、バッテリパックが乗員シートの下方に配置されており、このバッテリパックの前端部から強電ハーネスが延び、運転席の前方に配置されたインバータ等に接続されている。また、バッテリパックの前端部上面には、強電遮断器であるサービス・ディスコネクト・スイッチ(SDスイッチ)が設けられている。このサービス・ディスコネクト・スイッチはサービスプラグとも呼ばれ、バッテリパック内で多数直列接続されているバッテリモジュールの一部の接続を遮断するために設けられている。
即ち、バッテリパック内で直列接続されているバッテリモジュールの一部の接続を遮断することにより、バッテリパック内で形成されている直列の回路が遮断されるので、バッテリパックのプラスとマイナスの出力端子間には高電圧が作用しなくなる。このため、バッテリパックの交換作業等を行う場合には、サービス・ディスコネクト・スイッチを遮断側に切り替えて(又はサービスプラグを引き抜いて)、バッテリパックの出力端子間に電圧が作用していない状態にして、安全性を確保している。
特許第5776852号公報
このように、サービスプラグ等、バッテリ装置に備える必要がある付帯機器は数多く、これらを備えることによりバッテリ装置が大型化してしまうという問題がある。
従って、本発明は、サービスプラグ等の付帯機器を備えながら小型化することができる車両用バッテリ装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、車両の下部に搭載される車両用バッテリ装置であって、バッテリケースと、このバッテリケースの内部に収容された複数のバッテリモジュールと、これらのバッテリモジュールの間の電気的接続を遮断するための強電遮断器と、支持部材と、を有し、強電遮断器と、バッテリモジュールのうちの少なくとも1つは、少なくとも一部が上下方向に重なる位置に配置され、強電遮断器は、支持部材を介してバッテリケースに支持され、支持部材は、バッテリモジュールの下側でバッテリケースに取り付けられ、バッテリモジュールの間を上方に延びて、バッテリモジュールの上側で強電遮断器を支持し支持部材は3つの脚部を備え、車両の前方側に設けられた1つの脚部は、複数のバッテリモジュールのうちの車幅方向に並べられた2つのバッテリモジュールの間に延び、車両の後方側に設けられた2つの脚部は、2つのバッテリモジュールの後ろ側に延びていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、強電遮断器が、少なくとも1つのバッテリモジュールの少なくとも一部と上下方向に重なる位置に配置されているので、強電遮断器を備えながら車両用バッテリ装置を小型化することができる。
本発明において、好ましくは、強電遮断器は、バッテリモジュールのうちの少なくとも1つの上方に配置されている。
このように構成された本発明によれば、車両の下部に搭載された車両用バッテリ装置に備えられた強電遮断器がバッテリモジュールの上方に配置されているので、車両の車室内から強電遮断器にアクセスすることが可能なレイアウトを採用することも可能になる。これにより、強電遮断器の操作性を向上させることができる。
このように構成された本発明によれば、強電遮断器が支持部材を介してバッテリケースに支持されているので、強電遮断器を、容易にバッテリモジュールと上下方向に重なる位置にレイアウトすることが可能になり、設計の自由度を広げることができる。
このように構成された本発明によれば、支持部材は、下側でバッテリケースに取り付けられ、バッテリモジュールの間を上方に延びて上側で強電遮断器を支持するので、バッテリケースの上側が取り外された状態でも強電遮断器を組み付けることができ、車両用バッテリ装置の組み立て性を向上させることができる。
本発明によれば、サービスプラグ等の付帯機器を備えながら車両用バッテリ装置を小型化することができる。
本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を搭載した車両を上方から見たレイアウト図である。 本発明の実施形態による車両用バッテリ装置の斜視図である。 本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を搭載した車両の、図1のIII-III線に沿う断面図である。 本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を搭載した車両の、図3のIV-IV線に沿う断面図である。 本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を、アッパーカバーを取り外した状態で示す斜視図である。 本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を、アッパーカバーを取り外した状態で示す上面図である。 本発明の実施形態による車両用バッテリ装置において、サービスプラグの支持構造を示す図である。 本発明の実施形態の変形例による車両用バッテリ装置を搭載した車両の断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態の車両用バッテリ装置を説明する。
図1は、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を搭載した車両を上方から見たレイアウト図である。図2は、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置の斜視図である。図3は、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を搭載した車両の、図1のIII-III線に沿う断面図である。図4は、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置を搭載した車両の、図3のIV-IV線に沿う断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置は、車両1の下部に搭載されており、車両1に搭載された種々の電気機器に接続されている。具体的には、車両用バッテリ装置2は、上面視において、概ね長方形状に構成されており、車両1の下部中央に配置されている。即ち、車両用バッテリ装置2は、車両1の前部座席4の下方から、後部座席6の下方付近まで延び、車両の幅方向中央に配置されている。また、車両1下部の幅方向中央には、前後方向に延びるようにトンネル部8が設けられており、車両用バッテリ装置2は、このトンネル部8の下方に配置されている。即ち、トンネル部8は、車両1の前部から前部座席4の間を通って後部座席6付近まで延びるように形成されている。
また、車両1の前部には、車両1の前輪10を駆動するための電動機である駆動用モーター12、直流電力を交流に変換するためのインバータ14、直流電圧を変換するためのDC/DCコンバータ16等が配置されている。さらに、車両1の後部側面には、車両用バッテリ装置2に充電を行うために、充電スタンドの充電プラグ(図示せず)が接続される充電口18が設けられている。また、車両1の後部には、車両用バッテリ装置2への充電を行うための充電器20、及び給電器22が配置されている。これら、充電口18、充電器20、及び給電器22は、車両用バッテリ装置2に充電を行うための充電装置として機能する。
後述するように、車両用バッテリ装置2には、第1リレー装置24、第2リレー装置26、及びバッテリコントローラ28が備えられており、これらが車両1に搭載された電気機器と、車両用バッテリ装置2との接続、非接続を切り替えるように構成されている。本実施形態においては、第1リレー装置24は、車両用バッテリ装置2の後部側面に内蔵され、車両1の後部に配置された充電口18、充電器20、及び給電器22と接続されている。また、第2リレー装置26は、車両用バッテリ装置2の前端部中央に内蔵され、車両1の前部に配置された駆動用モーター12、インバータ14、及びDC/DCコンバータ16と接続されている。また、バッテリコントローラ28は、車両用バッテリ装置2後部の、第1リレー装置24とは反対側の側面に内蔵されており、第1リレー装置24を制御するように構成されている。
さらに、第1リレー装置24と、充電口18、充電器20、給電器22はワイヤハーネス30aによって接続され、第2リレー装置26と、駆動用モーター12、インバータ14、DC/DCコンバータ16はワイヤハーネス30bによって接続されている。このように、車両用バッテリ装置2の後部側方に設けられた第1リレー装置24と、車両用バッテリ装置2の後側に配置された充電口18、充電器20、及び給電器22が接続されるので、それらを接続するワイヤハーネス30aを短縮することができ、電力の伝送ロスを抑制することができる。なお、本明細書において、「リレー装置」とは、ジャンパ線や、ヒューズ等の取り付け、取り外しによって接続、非接続を切り替えるジャンクションボックス等を含むものとする。
次に、図2乃至図4を参照して、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置2の概略構成を説明する。
図2に示すように、本発明の実施形態による車両用バッテリ装置2は、全体として、概ね長方形板状のバッテリ本体32を有している。このバッテリ本体32は、図2における左側が車両1の前方側に、右側が車両1の後方側に向くように配置される。また、バッテリ本体32上面の後方側の約1/4の領域には、高さが高くなった台状部32aが形成されており、この台状部32aの上方に車両1の後部座席6のシート(図示せず)が配置される。また、バッテリ本体32は、バッテリケース34により覆われており、バッテリケース34は下側に配置されたロアートレイ34aと、上側に配置されたアッパーカバー34bと、から構成されている。
さらに、バッテリ本体32上面には、台状部32aの前側に隣接して強電遮断器であるサービスプラグ36が設けられている。このサービスプラグ36は、バッテリ本体32内の電気回路を遮断するために、バッテリ本体32上面の車幅方向中央に、上方に突出するように設けられている。このため、図3に示すように、サービスプラグ36は車両1の下部中央に設けられているトンネル部8の中に突出するように配置される。本実施形態においては、このようなレイアウトにより、サービスプラグ36は車両1の後部座席6シート(図示せず)の前に位置している。このため、車室のこの部分の床材を開くことにより、車室内から容易にサービスプラグ36にアクセスすることができる。なお、図3における左側は車両1の前方側に、右側は車両1の後方側に対応している。
また、バッテリ本体32上面には、バッテリ本体32の前端部、且つ車幅方向中央に突設部38が形成されている。この突設部38は、バッテリ本体32の上面を形成しているアッパーカバー34bの、車幅方向の中央部を上方に隆起させることにより形成されている。これにより、図3及び図4に示すように、突設部38は、サービスプラグ36よりも車両1の前方側で、トンネル部8の車幅方向断面を塞ぐように配置される。即ち、図4に示すように、トンネル部8は車両1の床面を上方に向けて隆起させることによって形成されており、このようにして形成されたトンネル部8の中に、バッテリ本体32の突設部38が下方から突出している。これにより、トンネル部8の車幅方向断面が、サービスプラグ36よりも車両の前方側において突設部38によって塞がれ、トンネル部8の中に異物が侵入するのを防止している。
なお、本実施形態においては、図4に示すように、突設部38がトンネル部8の車幅方向断面の大部分を閉塞しているが、突設部38はトンネル部8の中に突出して、トンネル部8の車幅方向断面の少なくとも一部を閉塞していれば、異物の侵入を抑制する効果を得ることができる。好ましくは、突設部38は、トンネル部8の車幅方向断面の半分以上を閉塞するように構成する。
また、図3及び図4に示すように、突設部38の車両前方側の端面にはコネクタ部40が設けられ、車両用バッテリ装置2はコネクタ部40を介して車両1に搭載された電気機器である駆動用モーター12等に電気的に接続される。具体的には、コネクタ部40にはワイヤハーネス30bが接続され、車両用バッテリ装置2に蓄積された電気エネルギーは、コネクタ部40からワイヤハーネス30bを介してインバータ14等に供給され、駆動用モーター12が駆動される。
さらに、突設部38に設けられたコネクタ部40の下方の、バッテリケース34内には、第2リレー装置26が内蔵されている。本実施形態においては、この第2リレー装置26は、車両1の前後方向において、バッテリケース34の前側の端部に配置され、駆動用モーター12等と、車両用バッテリ装置2の間の電気的接続を切り替える。このように、充電器20等に接続される第1リレー装置24とは別に、駆動用モーター12等に接続される第2リレー装置26を設けることにより個々のリレー装置を小型化することができ、バッテリケース34内の小さな空きスペースを活用してリレー装置を収納することができる。
次に、図5乃至図7を参照して、車両用バッテリ装置の内部構造を説明する。
図5は、車両用バッテリ装置を、アッパーカバーを取り外した状態で示す斜視図である。図6は、車両用バッテリ装置を、アッパーカバーを取り外した状態で示す上面図である。図7は、サービスプラグの支持構造を示す図である。
図5に示すように、バッテリケース34の内部には、複数のバッテリモジュール42が並べて配置され、収容されており、それらのバッテリモジュール42のうちの一部は2段に重ねて並べられている。本実施形態においては、各バッテリモジュール42は概ね直方体の形状を有しており、その長辺が車両1の前後方向に向くように配置されている。バッテリモジュール42の配列の下段には、車幅方向に4つ、車両1の前後方向に3つの、合計12個のバッテリモジュール42が並べられている。また、下段に配置されたバッテリモジュール42のうち、車両1の後方側の1列の上には、上段のバッテリモジュール42が夫々配置されている。即ち、上段には、車幅方向に4個のバッテリモジュール42が配置されている。これら上段に配置されたバッテリモジュール42を覆うように台状部32a(図2)が形成され、この部分の高さが高くなっている。
このように、本実施形態においては、バッテリケース34内に合計16個のバッテリモジュール42が配置されている。これらのバッテリモジュール42は、バスバー42aによって電気的に直列に接続されている。また、上段に配置された4個のバッテリモジュール42の前側に隣接して、車幅方向中央にサービスプラグ36が配置されている。このサービスプラグ36を引き抜くことにより、直列接続されたバッテリモジュール42の間の1箇所の接続が遮断され、コネクタ部40には高電圧が作用しなくなる。
また、図6に示すように、サービスプラグ36は一部のバッテリモジュール42の上方に配置され、バッテリモジュール42の一部と上下方向に重なる位置に配置されている。図6に示すように、本実施形態においては、サービスプラグ36は、車両1の前後方向中央の列の、車幅方向中央に位置する2つのバッテリモジュール42の一部と上下方向に重なっている。
次に、図7に示すように、サービスプラグ36は、バッテリケース34のロアートレイ34aに対して、支持部材44により支持されている。即ち、支持部材44は、平板状に形成された平板部44aと、この平板部44aから下方に延びる3つの脚部44b、44c、44dを備えている。サービスプラグ36は、平板部44aに取り付けられ、バッテリモジュール42の上方に支持されている。3つの脚部のうち、車両1後方側の2つの脚部44b、44dは、バッテリモジュール42の後方側でロアートレイ34aの上方に支持されている。また、車両1前方側の1つの脚部44cは、バッテリケース34のロアートレイ34aに取り付けられ、2つのバッテリモジュール42の間を上方に延びて、バッテリモジュール42の上側で平板部44aを介してサービスプラグ36を支持している。このように、本実施形態においては、サービスプラグ36が支持部材44によってロアートレイ34aに支持されているので、アッパーカバー34bを取り外した状態で各バッテリモジュール42をロアートレイ34a上に配置すると共に、サービスプラグ36を取り付けることができ、組み立て性を良好にすることができる。
また、図5に示すように、バッテリモジュール42が2段に重ねられた部分の車幅方向側方には、第1リレー装置24が配置されている。即ち、第1リレー装置24は、車両1の側面視において、2段に重ねられたバッテリモジュール42と重なるように配置されている。車両用バッテリ装置2に内蔵されたバッテリモジュール42は、第1リレー装置24及びワイヤハーネス30aを介して、充電装置である充電口18、充電器20、給電器22(図1)に接続されている。第1リレー装置24は、バッテリモジュール42に充電を行うために車両用バッテリ装置2の後方に配置された充電口18、充電器20、及び/又は給電器22と、バッテリモジュール42の間の接続/非接続を切り替えるように構成されている。
さらに、図5に示すように、バッテリモジュール42が2段に重ねられた部分の、第1リレー装置24とは反対側の側部には、バッテリコントローラ28が配置されている。即ち、バッテリコントローラ28は、車幅方向において、バッテリモジュール42に対し、第1リレー装置24の反対側に配置されている。このバッテリコントローラ28は、第1リレー装置24に制御信号を送ることにより、第1リレー装置24を制御するように構成されている。このように、第1リレー装置24及びバッテリコントローラ28は、バッテリモジュール42の複数段重ねられた部分の両側に、車両1の側面視においてバッテリモジュール42と重なるように配置されている。このため、第1リレー装置24及びバッテリコントローラ28をバッテリケース34の中にコンパクトに収納することができると共に、車両用バッテリ装置2の側面視における投影面積を抑制することができる。
次に、図3に示すように、バッテリモジュール42が2段重ねられた部分において、上段に配置されたバッテリモジュール42は、下段に配置されたバッテリモジュール42に対して、僅かに車両1の後ろ側に後退するように配置されている。このように上段のバッテリモジュール42を後方に後退させることにより生じた空間(上段のバッテリモジュール42の前側の空間)には、車幅方向に延びるようにワイヤハーネス46が配置されている。このワイヤハーネス46は、バッテリケース34内でバッテリモジュール42同士を接続するために設けられている。このように、上段に配置されたバッテリモジュール42を後退させ、後退させることにより生じた空間にワイヤハーネス46を配置することにより、車両1が衝突した場合等において、ワイヤハーネス46がバッテリモジュール42との間に挟まれて損傷されるリスクを低減することができる。
本発明の実施形態の車両用バッテリ装置2によれば、強電遮断器であるサービスプラグ36が、少なくとも1つのバッテリモジュール42の少なくとも一部と上下方向に重なる位置に配置されている(図6)ので、サービスプラグ36を備えながら車両用バッテリ装置2を小型化することができる。
また、本実施形態の車両用バッテリ装置2によれば、車両1の下部に搭載された車両用バッテリ装置2に備えられたサービスプラグ36がバッテリモジュール42の上方に配置されている(図2)ので、車両1の車室内からサービスプラグ36にアクセスすることが可能なレイアウトを採用することも可能になる。これにより、サービスプラグ36の操作性を向上させることができる。
さらに、本実施形態の車両用バッテリ装置2によれば、サービスプラグ36が支持部材44(図7)を介してバッテリケース34に支持されているので、サービスプラグ36を、容易にバッテリモジュール42と上下方向に重なる位置にレイアウトすることが可能になり、設計の自由度を広げることができる。
また、本実施形態の車両用バッテリ装置2によれば、支持部材44は、下側でバッテリケース34のロアートレイ34aに取り付けられ、バッテリモジュール42の間を上方に延びて上側でサービスプラグ36を支持している。このため、バッテリケース34のアッパーカバー34bが取り外された状態でもサービスプラグ36を組み付けることができ(図5)、車両用バッテリ装置2の組み立て性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。例えば、上述した実施形態においては、サービスプラグ36は、バッテリモジュール42の上側で、バッテリモジュール42と上下方向に重なる位置に配置されていたが、サービスプラグ36をバッテリモジュール42の下側に配置することもできる。
また、上述した実施形態においては、トンネル部8の前方が、突設部38のみによって閉塞されていたが、変形例として、突設部に他の構成を加えてトンネル部8の車幅方向断面を塞ぐこともできる。
図8は、本発明の実施形態の変形例による車両用バッテリ装置を搭載した車両の断面図である。図8に示すように、本変形例においては、トンネル部8内に垂下部48が形成されており、突設部38及び垂下部48によって、トンネル部8の車幅方向断面が塞がれている。即ち、トンネル部8は、逆U字形に湾曲された薄板によって形成されており、その内部に下方から突出するように車両用バッテリ装置の突設部38が配置されている。垂下部48は、トンネル部8の内側の上部に取り付けた薄板によって形成されており、トンネル部8内の天井部付近から下方に延びるように垂下している。この垂下部48は、車両1の前後方向において、突設部38よりも後方、且つサービスプラグ36よりも前方の位置に設けられている。
これにより、トンネル部8の下端から上方に突出するように配置された突設部38に加え、トンネル部8内の天井部付近から下方に垂下する垂下部48によって、トンネル部8の車幅方向の断面が閉塞される。このように、トンネル部8内に垂下部48を設けることにより、トンネル部8の内壁面と突設部38との隙間から異物が侵入した場合でも、垂下部48により異物を食い止めることができ、より確実にサービスプラグ36を保護することができる。
1 車両
2 車両用バッテリ装置
4 前部座席
6 後部座席
8 トンネル部
10 前輪
12 駆動用モーター(電気機器、電動機)
14 インバータ(電気機器)
16 DC/DCコンバータ(電気機器)
18 充電口(充電装置)
20 充電器(充電装置)
22 給電器(充電装置)
24 第1リレー装置
26 第2リレー装置
28 バッテリコントローラ
30a ワイヤハーネス
30b ワイヤハーネス
32 バッテリ本体
32a 台状部
34 バッテリケース
34a ロアートレイ
34b アッパーカバー
36 サービスプラグ(強電遮断器)
38 突設部
40 コネクタ部
42 バッテリモジュール
44 支持部材
44a 平板部
44b 脚部
44c 脚部
44d 脚部
46 ワイヤハーネス
48 垂下部

Claims (3)

  1. 車両の下部に搭載される車両用バッテリ装置であって、
    バッテリケースと、
    このバッテリケースの内部に収容された複数のバッテリモジュールと、
    これらのバッテリモジュールの間の電気的接続を遮断するための強電遮断器と、
    支持部材と、
    を有し、
    上記強電遮断器と、上記バッテリモジュールのうちの少なくとも1つは、少なくとも一部が上下方向に重なる位置に配置され
    上記強電遮断器は、上記支持部材を介して上記バッテリケースに支持され、
    上記支持部材は、上記バッテリモジュールの下側で上記バッテリケースに取り付けられ、上記バッテリモジュールの間を上方に延びて、上記バッテリモジュールの上側で上記強電遮断器を支持し
    上記支持部材は3つの脚部を備え、車両の前方側に設けられた1つの脚部は、上記複数のバッテリモジュールのうちの車幅方向に並べられた2つのバッテリモジュールの間に延び、車両の後方側に設けられた2つの脚部は、上記2つのバッテリモジュールの後ろ側に延びていることを特徴とする車両用バッテリ装置。
  2. 上記強電遮断器は、上記バッテリモジュールのうちの少なくとも1つの上方に配置されている請求項1記載の車両用バッテリ装置。
  3. 上記支持部材は、上記2つのバッテリモジュールと上下方向に重なるように上記強電遮断器を支持する請求項1又は2に記載の車両用バッテリ装置。
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