JP7344963B2 - 端末、基地局、通信システム、及び通信方法 - Google Patents

端末、基地局、通信システム、及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置に関連するものである。
LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE-A(LTE Advanced)、NR(New Radio)(5Gとも呼ぶ))では、UE等の通信装置同士が基地局装置gNBを介さないで直接通信を行う端末間直接通信(サイドリンク、D2D(Device to Device)とも呼ぶ)技術が検討されている(非特許文献1)。
また、V2X(Vehicle to Everything)を実現することが検討され、仕様化が進められている。ここで、V2Xとは、ITS(Intelligent Transport Systems)の一部であり、自動車間で行われる通信形態を意味するV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車と道路脇に設置される路側機(RSU:Road-Side Unit)との間で行われる通信形態を意味するV2I(Vehicle to Infrastructure)、自動車とドライバーのモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2N(Vehicle to Nomadic device)、及び、自動車と歩行者のモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2P(Vehicle to Pedestrian)の総称である。
3GPP TS 36.213 V14.3.0(2017-06)
端末間直接通信(サイドリンク技術)において使用される端末間直接通信用チャネルには以下のチャネルが含まれる。
SCI(Sidelink Contol Information)等の制御情報を送信するチャネルはPSCCH(Physical Sidelink Control Channel)と称され、データを送信するチャネルはPSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)と称される。また、NRのV2Xでは、PSCCH及びPSCCHに対するHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)動作をサポートすることが規定されており、HARQ-ACKが、端末間直接通信フィードバックチャネル(Physical Sidelink Feedback Channel(PSFCH))上で送信される。
NR-V2Xにおけるサイドリンク送信モード1では、ユーザ装置20Aは、基地局装置10によるSL(サイドリンク)スケジューリングに基づいて、ユーザ装置20Bに対してPSCCH/PSSCHを送信する。ユーザ装置20Bは、ユーザ装置20Aに対してHARQ-ACKをPSFCH上で送信する。ユーザ装置20Aは、基地局装置10に対してHARQ-ACKをPUCCH(Physical Uplink Control Channel)/PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)上で送信する。
しかしながら、NR-V2Xにおけるサイドリンク送信モード1において、HARQ-ACKをどのようにフィードバックするかについて詳細には規定されていない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、基地局装置によってスケジューリングされる端末間直接通信において、HARQ-ACKをどのようにフィードバックするかを規定する技術を提供することを目的とする。なお、本発明はV2Xにおける端末間通信に限られず、いかなる端末に適用されてもよい。
開示の技術によれば、端末間通信において他の端末に送信したデータチャネルに対するフィードバック情報であって、前記他の端末から受信したフィードバック情報を受信するスロットと前記フィードバック情報に対応する第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを送信するスロットとの間の時間差に相当するスロット数を指定する制御情報を基地局から受信する受信部と、前記時間差に相当するスロット数に基づいて、前記第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを基地局に送信する送信部と、を備える端末、が提供される。
開示の技術によれば、基地局装置によってスケジューリングされる端末間直接通信において、HARQ-ACKをどのようにフィードバックするかを規定する技術が提供される。
NR-V2Xにおける4種類のサイドリンク送信モードを説明するための図である。 サイドリンクにおけるHARQフィードバックを説明するための図である。 サイドリンク送信モード1におけるHARQ-ACKを説明するための図である。 実施形態における無線通信システムの動作を説明するための図である。 実施形態に係る基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係るユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る基地局装置10及びユーザ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(サイドリンク送信モード)
NR-V2Xにおけるサイドリンク送信モードについて説明する。
図1は、NR-V2Xにおける4種類のサイドリンク送信モードを説明するための図である。
NR-V2Xのサイドリンク送信モード1では、ユーザ装置20Aは、基地局装置10によるSLスケジューリングに基づいて、ユーザ装置20Bに対してPSCCH/PSSCHを送信する。
NR-V2Xのサイドリンク送信モード2では、ユーザ装置自身のリソース選択に基づいてPSCCH/PSSCHの送信が行われる。NR-V2Xのサイドリンク送信モード2はさらに細分化されており、NR-V2Xのサイドリンク送信モード2-aでは、ユーザ装置20Aは、ユーザ装置20A自身のリソース選択に基づいて、ユーザ装置20Bに対してPSCCH/PSSCHを送信し、また、ユーザ装置20Bは、ユーザ装置20B自身のリソース選択に基づいて、ユーザ装置Aに対してPSCCH/PSSCHを送信する。NR-V2Xのサイドリンク送信モード2-cでは、基地局装置10から通知される、または仕様で決められた、リソースパターン(resource pattern)のRRC-configに従って、ユーザ装置20Aは、ユーザ装置20Bに対してPSSCHを送信する。
NR-V2Xのサイドリンク送信モード2-dでは、ユーザ装置20Aは、ユーザ装置20Bに対してSL schedulingを送信することにより、ユーザ装置20Bの送信のためのスケジューリングを行い、ユーザ装置20Bは、そのスケジューリングに基づいて、ユーザ装置20Aに対してPSCCH/PSSCHを送信する。
(HARQフィードバック)
HARQフィードバックについて説明する。
図2は、サイドリンクにおけるHARQフィードバックを説明するための図である。
図2に示されるように、ステップ1において、ユーザ装置20Aからユーザ装置20Bに対してPSCCH/PSSCHが送信され、ステップ2において、ユーザ装置20Bからユーザ装置20Aに対して、当該PSCCH/PSSCHに対するHARQ-ACKがPSFCH上で送信される。
図2の例では、PSFCHは、スロットの最後のシンボルで送信されている。当該PSFCHの時間領域のリソースは、当該PSCCH/PSSCHに紐づけられたリソースであり、動的に通知されるものではない。ただし、本発明は図2の例に限られない。例えば、PSFCHはスロットの最後のシンボル以外のシンボルで送信されてもよい。
(サイドリンク送信モード1におけるHARQフィードバック)
基地局装置10によるSLスケジューリングに基づいてユーザ装置20Aからユーザ装置20Bに対してPSCCH/PSSCHが送信されるサイドリンク送信モード1においては、ユーザ装置20Aから基地局装置10に対してHARQ-ACKがフィードバックされる。
図3は、サイドリンク送信モード1におけるHARQ-ACKを説明するための図である。
図3に示されるように、ステップ1において、SLスケジューリングが、基地局装置10からユーザ装置20AにPDCCH上で送信され、ステップ2において、当該SLスケジューリングに基づくPSCCH/PSSCHが、ユーザ装置20Aからユーザ装置20Bに送信される。ステップ3において、当該PSCCH/PSSCHに対するHARQ-ACKが、ユーザ装置20Bからユーザ装置20AにPSFCH上で送信され、ステップ4において、当該HARQ-ACKに基づくHARQ-ACKが、ユーザ装置20Aから基地局装置10にPUCCH/PUSCH上で送信される。なお、フィードバックの手順はこれに限られない。例えば、ステップ3として、当該PSCCH/PSSCHに対するHARQ-ACKが、ユーザ装置20Bから基地局装置10にPUCCH/PUSCH上で送信されてもよい。また、本発明における基地局装置10は、ユーザ装置20Cに置き換えられてもよく、PUCCHはPSFCHに、PUSCHはPSSCHに、それぞれ置き換えられてもよい。この場合、ユーザ装置20Cがユーザ装置20Aからユーザ装置20BへのPSCCH/PSSCH送信をスケジュールすることが想定されてもよい。また、DCI(Downlink Control Information)はSCI(Sidelink Control Information)に置き換えられてもよい。
(課題について)
上述したように、NR-V2XにおいてHARQフィードバックがサポートされることが想定される。
しかし、基地局装置10に対するHARQフィードバックの詳細については具体的な提案はなされていないという課題がある。より具体的には、以下のような課題がある。
課題A:ユーザ装置20Bからユーザ装置20AへのPSFCHの送信を考慮した上で、ユーザ装置20Aから基地局装置10へのHARQフィードバックのタイミングをどのようにして確保するかという課題がある。
課題B:ユーザ装置20Aとユーザ装置20Bとの間のサイドリンクのHARQ-ACK(SL HARQ-ACK)と、ユーザ装置20Aと基地局装置との間のHARQ-ACK(Uu HARQ-ACK)とをどのように多重するかという課題がある。
課題C:SL HARQ-ACKとUu HARQ-ACKをフィードバックするスロットとして同じスロットが通知された場合に、SL HARQ-ACKの種類が、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)のHARQ-ACKであってUu HARQ-ACKの種類がURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)のHARQ-ACKである場合の処理をどのようにするかという課題がある。また、SL HARQ-ACKの種類がeMBBのHARQ-ACKであって、Uu HARQ-ACKの種類がeMBBである場合の処理をどのようにするかという課題がある。また、SL HARQ-ACKの種類がURLLCのHARQ-ACKであって、Uu HARQ-ACKの種類がeMBBである場合の処理をどのようにするかという課題がある。また、SL HARQ-ACKの種類がURLLCのHARQ-ACKであって、Uu HARQ-ACKの種類がURLLCである場合の処理をどのようにするかという課題がある。
課題D:各種別のHARQ-ACKコードブックに対するHARQ-ACKビットをどのように生成するかという課題がある。
課題E:SL HARQ-ACKを含むPUCCHと、CSI/SR等の他の上りリンク制御情報種別(UCI type:Uplink Control Information type)を含むPUCCHとの衝突をどのように処理するかという課題がある。ここで、CSIは、Channel State Informationであり、SRは、Scheduling Requestである。また、上記衝突は、複数のチャネルにおいて、時間領域/周波数領域/符号領域の少なくとも一つの領域におけるリソースの、少なくとも一部が重なる場合を意味してもよい。
(HARQ-ACKの用語の補足説明)
ここで、これまでの説明におけるSL HARQ-ACK、Uu HARQ-ACK、eMBB HARQ-ACK、URLLC HARQ-ACK等の用語について、補足説明を加える。
SL HARQ-ACKは、SL送信をスケジューリングするDCI(Downlink Control Information)フォーマット(DCI format)によってスケジュールされたTB(Transport Block)送信に対応するHARQ-ACKを意味してもよい。SL HARQ-ACKは一例であり、別の名称であってもよい。
Uu HARQ-ACKは、DL(Downlink)送信をスケジューリングするDCIフォーマット(例:DCI format1_0、DCI format1_1)によってスケジュールされたTB送信に対応するHARQ-ACKを意味してもよい。Uu HARQ-ACKは一例であり、別の名称であってもよい。
eMBB HARQ-ACKは、eMBBのためのUEの動作、及び/又は、低優先度と関連づけられたDCIフォーマットによってスケジュールされたTB送信に対応するHARQ-ACKを意味してもよい。例えば、スロットベースのHARQフィードバックや非優先度送信などが挙げられる。eMBB HARQ-ACKは一例であり、別の名称であってもよい。
URLLC HARQ-ACKは、URLLCのためのUEの動作、及び/又は、高優先度と関連づけられたDCIフォーマットによってスケジュールされたTB送信に対応するHARQ-ACKを意味してもよい。例えば、サブスロットベースのHARQフィードバックや優先度送信などが挙げられる。URLLC HARQ-ACKは一例であり、別の名称であってもよい。
上述のeMBB HARQ-ACKに対応するTB送信をスケジューリングするDCIフォーマットと、URLLC HARQ-ACKに対応するTB送信をスケジューリングするDCIフォーマットとを区別する(識別する)方法については、例えば以下のような方法が考えられる。
(1)DCI format
上記2つのDCIフォーマットとして、異なるDCI formatを用いることが考えられる。
(2)RNTIスクランブリングDCI(RNTI scrambling DCI)
上記2つのDCIフォーマットとして、異なるRNTIを用いてスクランブリングすることが考えられる。
(3)CORESET
上記2つのDCIフォーマットとして、異なるCORESETを割り当てることが考えられる。
(4)サーチスペース(Search space)
上記2つのDCIフォーマットとして、異なるサーチスペースを割り当てることが考えられる。
(5)優先度レベル(Priority level)
上記2つのDCIフォーマットとして、異なる優先度レベルを割り当てることが考えられる。
なお、上記の「eMBB」、「URLLC」という用語は、異なるサービス種別を示すことを意図したものであり、これらのサービス種別以外の種別が用いられてもよい。
ここで、HARQ-ACKコードブックは、時間領域(例えば、スロット)、周波数領域(例えば、コンポーネントキャリア(Component Carrier(CC)))、空間領域(例えば、レイヤ)、トランスポートブロック(Transport Block(TB))、及び、TBを構成するコードブロックのグループ(コードブロックグループ(Code Block Group(CBG)))の少なくとも一つの単位でのHARQ-ACK用のビットを含んで構成されてもよい。なお、CCは、セル、サービングセル(serving cell)、キャリア等とも呼ばれる。また、当該ビットは、HARQ-ACKビット、HARQ-ACK情報又はHARQ-ACK情報ビット等とも呼ばれる。HARQ-ACKコードブックは、PDSCH-HARQ-ACKコードブック(pdsch-HARQ-ACK-Codebook)、コードブック、HARQコードブック、HARQ-ACKサイズ等とも呼ばれる。
HARQ-ACKコードブックに含まれるビット数(サイズ)等は、準静的(semi-static)又は動的に(dynamic)決定されてもよい。準静的なHARQ-ACKコードブックは、Type I HARQ-ACKコードブック、準静的コードブック等とも呼ばれる。動的なHARQ-ACKコードブックは、Type II HARQ-ACKコードブック、動的コードブック等とも呼ばれる。
Type I HARQ-ACKコードブック又はType II HARQ-ACKコードブックのいずれを用いるかは、上位レイヤパラメータ(例えば、pdsch-HARQ-ACK-Codebook)によりUEに設定されてもよい。
Type I HARQ-ACKコードブックの場合、UEは、所定範囲(例えば、上位レイヤパラメータに基づいて設定される範囲)において、PDSCHのスケジューリングの有無に関係なく、当該所定範囲に対応するHARQ-ACKビットをフィードバックしてもよい。
当該所定範囲は、所定期間(例えば、候補となるPDSCH受信用の所定数の機会(occasion)のセット、又は、PDCCHの所定数のモニタリング機会(monitoring occasion)m)、UEに設定又はアクティブ化されるCCの数、TBの数(レイヤ数又はランク)、1TBあたりのCBG数、空間バンドリングの適用の有無、の少なくとも一つに基づいて定められてもよい。当該所定範囲は、HARQ-ACKバンドリングウィンドウ、HARQ-ACKフィードバックウィンドウ、バンドリングウィンドウ、フィードバックウィンドウなどとも呼ばれる。
Type I HARQ-ACKコードブックでは、所定範囲内であれば、UEに対するPDSCHのスケジューリングが無い場合でも、UEは、NACKビットをフィードバックする。このため、Type I HARQ-ACKコードブックを用いる場合、フィードバックするHARQ-ACKビット数が増加することも想定される。
一方、Type II HARQ-ACKコードブックの場合、UEは、上記所定範囲において、スケジューリングされたPDSCHに対するHARQ-ACKビットをフィードバックしてもよい。
具体的には、UEは、Type II HARQ-ACKコードブックのビット数を、DCI内の所定フィールド(例えば、DL割り当てインデックス(Downlink Assignment Indicator(Index)(DAI))フィールド)に基づいて決定してもよい。DAIフィールドは、カウンタDAI(counter DAI(cDAI))及びトータルDAI(total DAI(tDAI))に分割(split)されてもよい。
カウンタDAIは、所定期間内でスケジューリングされる下り送信(PDSCH、データ、TB)のカウンタ値を示してもよい。例えば、当該所定期間内にデータをスケジューリングするDCI内のカウンタDAIは、当該所定期間内で最初に周波数領域(例えば、CC)で、その後に時間領域でカウントされた数を示してもよい。
トータルDAIは、所定期間内でスケジューリングされるデータの合計値(総数)を示してもよい。例えば、当該所定期間内の所定の時間ユニット(例えば、PDCCHモニタリング機会)でデータをスケジューリングするDCI内のトータルDAIは、当該所定期間内で当該所定の時間ユニット(ポイント、タイミング等ともいう)までにスケジューリングされたデータの総数を示してもよい。
UEは、以上のType I又はType IIのHARQ-ACKコードブックに基づいて決定(生成)される一以上のHARQ-ACKビットを、上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel(PUCCH))及び上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))の少なくとも一方を用いて送信してもよい。
(課題Aについて)
ユーザ装置20Bからユーザ装置20AへのPSFCHの送信を考慮した上で、ユーザ装置20Aから基地局装置10へのHARQフィードバックのタイミングをどのようにして確保するかという課題Aの対象となるタイミングとしては、PDCCH-to-HARQ feedback timing、PSCCH/PSSCH-to-HARQ feedback timing、PSFCH-to-HARQ feedback timing等の例が挙げられる。PDCCH-to-HARQ feedback timingは、基地局装置10とユーザ装置20Aとの間のPDCCHの送受信から、基地局装置10へのHARQフィードバックまでのタイミングである。PSCCH/PSSCH-to-HARQ feedback timingは、ユーザ装置20Aとユーザ装置20Bとの間のPSCCH/PSSCHの送受信から、基地局装置10へのHARQフィードバックまでのタイミングである。PSFCH-to-HARQ feedback timingは、ユーザ装置20Bとユーザ装置10Aとの間のPSFCHの送受信から、基地局装置10へのHARQフィードバックまでのタイミングである。
図4は、実施形態における無線通信システムの動作を説明するための図である。
課題Aに対応する実施形態として、PSCCH/PSSCHとPSFCHとの間のギャップ(時間差)をユーザ装置20Aから基地局装置10に通知することが考えられる。ここで、PSCCH/PSSCHとPSFCHとの間のギャップとは、ユーザ装置20Aとユーザ装置20Bとの間のPSCCH/PSSCHの送受信と、ユーザ装置20Bとユーザ装置20Aとの間のPSFCHの送受信との間のギャップである。
図4に示すように、PSCCH/PSSCHとPSFCHとの間のギャップは、PSCCH/PSSCHを含むスロットの先頭又は末端からPSFCHを含むスロットの先頭又は末端までのギャップであってもよいし、PSCCH/PSSCHの先頭又は末端のシンボルからPSFCHの先頭又は末端のシンボルまでのギャップであってもよい。ギャップの単位は、スロット単位でもよいし、サブスロット単位でもよいし、シンボル単位でもよい。
基地局装置10に通知されるギャップとしては以下のようなギャップが考えられる。
(1)基地局装置10に通知されるギャップは、複数の、PSCCH/PSSCHとPSFCHとの間のギャップの中で最大のギャップであってもよい。
(2)基地局装置10に通知されるギャップは、PSFCHのために周期的に利用可能なスロットの周期であってもよい。
(3)基地局装置10に通知されるギャップは、複数のリソースプールのそれぞれについてギャップが通知されてもよいし、すべてのリソースプールについて共通のギャップが通知されてもよい。予め設定されているリソースプールについてのみギャップが通知されてもよいし、予め設定されている(preconfigured)リソースプールおよび基地局装置10によって設定された(configured)リソースプールの両方についてギャップが通知されてもよい。
(4)基地局装置10に通知されるギャップは、上記(1)(2)(3)に記載されたギャップを適宜組み合わせたものであってもよい。
課題Aに対応する実施形態の変形例として、PDCCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差(スロット単位/サブスロット単位/シンボル単位)を、基地局装置10からユーザ装置10Aに通知することが考えられる。
ユーザ装置10Aに通知される時間差は、PSCCH/PSSCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差であってもよい。
ユーザ装置10Aに通知される時間差は、PSFCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差であってもよい。
PDCCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差は、上述のPDCCH-to-HARQ feedback timingに対応する。PDCCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差を通知するDCIフォーマットにおけるフィールド名は、例えば、PDCCH-to-HARQ feedback timingであってもよいし、別の名称であってもよい。
PSCCH/PSSCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差は、上述のPSCCH/PSSCH-to-HARQ feedback timingに対応する。PSCCH/PSSCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差を通知するDCIフォーマットにおけるフィールド名は、例えば、PSCCH/PSSCH-to-HARQ feedback timingであってもよいし、別の名称であってもよい。
PSFCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差は、上述のPSFCH-to-HARQ feedback timingに対応する。PSFCHとPUCCH/PUSCHとの間の時間差を通知するDCIフォーマットにおけるフィールド名は、例えば、PSFCH-to-HARQ feedback timingであってもよいし、別の名称であってもよい。
(課題Bについて)
ユーザ装置20Aとユーザ装置20Bとの間のSL HARQ-ACKと、ユーザ装置20Aと基地局装置との間のUu HARQ-ACKとをどのように多重するかという課題Bに対応する実施形態として、SL HARQ-ACKとUu HARQ-ACKとは、同じリソース上(または、同じスロット上、または、同じサブスロット上)では送信されないことを想定することが考えられる。
例えば、ユーザ装置20Aは、PDSCHを割り当てるとともに或るスロットでのフィードバック(すなわち、Uu HARQ-ACK)を指示するDCIフォーマット(例:第1のDCIフォーマット)と、SL送信をスケジューリングするとともに同じスロットでのフィードバック(すなわち、SL HARQ-ACK)を(明示的または黙示的に)指示する別のDCIフォーマット(例:第2のDCIフォーマット)とを受信することを期待(expect)しないことが考えられる。すなわち、上述のような同じスロットでのUu HARQ-ACKとSL HARQ-ACKを指示する第1のDCIフォーマットおよび第2のDCIフォーマットを受信した場合にはエラーケースと見なすことが考えられる。
代替案として、PDSCHを割り当てるとともに或るスロットでのフィードバック(Uu HARQ-ACK)を指示するDCIフォーマットと、SL送信をスケジューリングするとともに同じスロットでのフィードバック(SL HARQ-ACK)を(明示的または黙示的に)指示する別のDCIフォーマットとを受信した場合、ユーザ装置20Aは、SL HARQ-ACKをドロップ(drop)または延期(postpone)してもよい。あるいは、Uu HARQ-ACKをドロップまたは延期してもよい。あるいは、ユーザ装置20Aの実装に応じて、SL HARQ-ACKまたはUu HARQ-ACKのいずれかをドロップまたは延期してもよい。あるいは、直近よりも以前のスケジューリングに対応するリンク(例えば、Uu又はSL)のHARQ-ACKをドロップまたは延期してもよい。あるいは、ユニキャスト、グループキャスト等のキャストの種類に基づいてドロップまたは延期してもよい。例えば、優先度の順番として、SL-ユニキャストHARQ-ACK>Uu HARQ-ACK>SL-グループキャストHARQ-ACK、としてもよい。
なお、別のオプションとして、PDSCHを割り当てるとともに或るスロットでのフィードバック(Uu HARQ-ACK)を指示するDCIフォーマットと、SL送信をスケジューリングするとともに同じスロットでのフィードバック(SL HARQ-ACK)を(明示的または黙示的に)指示する別のDCIフォーマットとを受信した場合に、SL HARQ-ACKとUu HARQ-ACKとを多重することも考えられる。
(課題Cについて)
課題Cの中の一つの例である、Uu eMBB HARQ-ACKとSL eMBB HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合について、課題Bに対応する実施形態と同様の実施形態を適用することが考えられる。すなわち、eMBBというサービス種別は考慮せずに、Uu HARQ-ACKとSL HARQ-ACKについて同じスロットが通知された場合と同様に処理することが考えられる。
課題Cの中の一つの例である、Uu URLLC HARQ-ACKとSL eMBB HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(すなわち、UuとSLの場合)について、Uu URLLC HARQ-ACKとUu eMBB HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(すなわち、UuとUuの場合)と同様に扱うことが考えられる。例えば、SL eMBB HARQ-ACKはドロップまたは延期する、Uu URLLC HARQ-ACKとSL eMBB HARQ-ACKを異なる符号化率で多重して送信する等が考えられる。あるいは、SL eMBB HARQ-ACKをドロップまたは延期してもよい。
課題Cの中の一つの例である、Uu URLLC HARQ-ACKとSL URLLC HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(UuとSLの場合)について、Uu URLLC HARQ-ACKとUu URLLC HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(UuとUuの場合)と同様に扱うことが考えられる。あるいは、Uu URLLC HARQ-ACKまたはSL URLLC HARQ-ACKのいずれかをドロップまたは延期してもよい。例えば、常に、SL URLLC HARQ-ACKをドロップまたは延期してもよいし、常に、Uu URLLC HARQ-ACKをドロップまたは延期してもよいし、優先度に応じていずれか一方をドロップまたは延期してもよいし、ユーザ装置20Aの実装に応じていずれか一方をドロップまたは延期してもよい。あるいは、多重することにより、両方のHARQ-ACKを送信してもよい。
課題Cの中の一つの例である、Uu eMBB HARQ-ACKとSL URLLC HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(UuとSLの場合)について、Uu eMBB HARQ-ACKとUu URLLC HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(UuとUuの場合)と同様に扱うことが考えられる。あるいは、Uu eMBB HARQ-ACKをドロップまたは延期してもよい。あるいは、Uu eMBB HARQ-ACKとSL URLLC HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(eMBBとURLLCの場合)について、Uu eMBB HARQ-ACKとSL eMBB HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(eMBBとeMBBの場合)と同様に扱ってもよい。
課題Cに対応する実施形態として、SL HARQ-ACKについて、サービス種別/優先度レベルに基づく区別をしないことが考えられる。例えば、Uu eMBB HARQ-ACKとSL HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合、SL HARQ-ACKがSL eMBB HARQ-ACKであるかSL URLLC HARQ-ACKであるかに関わらず、課題Bに対応する実施形態を適用してもよい。
あるいは、SL HARQ-ACKがSL eMBB HARQ-ACKであるかSL URLLC HARQ-ACKであるかに関わらず、Uu URLLC HARQ-ACKとSL eMBB HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(すなわち、SL HARQ-ACKがeMBBの場合)と同様に扱ってもよい。
あるいは、SL HARQ-ACKがSL eMBB HARQ-ACKであるかSL URLLC HARQ-ACKであるかに関わらず、Uu URLLC HARQ-ACKとSL URLLC HARQ-ACKのフィードバックのスロットとして同じスロットが通知された場合(すなわち、SL HARQ-ACKがURLLCの場合)と同様に扱ってもよい。
(課題Dについて)
課題Dの中の、HARQ-ACKコードブックの種類がダイナミックHARQ-ACKコードブック(Dynamic HARQ-ACK codebook)(type2)である場合に対応する実施形態として、SL送信をスケジューリングする実際に受信したDCIに対応するHARQ-ACKビットを生成することが考えられる。なお、この実施形態は、DCI上でDAI(Downlink Assignment Index)が送信されない場合を想定してもよい。
あるいは、SL送信をスケジューリングされたと想定されるDCI送信に対応するHARQ-ACKビットを生成することが考えられる。なお、この実施形態は、DCI上でDAIが送信される場合を想定してもよく、ユーザ装置20Aは、DAIに基づいて、SL送信をスケジューリングするために(ユーザ装置20Aに)送信されたDCIの数を推定することができる。
課題Dの中の、HARQ-ACKコードブックの種類がセミスタティックHARQ-ACKコードブック(Semi-static HARQ-ACK codebook)(type1)である場合に対応する実施形態として、SL送信をスケジューリングする受信し得るDCI/PDSCHに対応するHARQ-ACKビットを生成することが考えられる。なお、この実施形態は、スケジューリングDCI上でDAIが送信されない場合を想定してもよい。
サイドリンク(SL)のためのHARQ-ACKコードブックの種類は、(予め)設定可能であってもよい。または、仕様上で定められてもよい。
Uuと同じ種類のHARQ-ACKコードブックが必ず設定される。または、UuのHARQ-ACKコードブックの設定以外の追加の設定を必要としなくてもよい。この場合、SL HARQ-ACKコードブックを生成するとき、UuのHARQ-ACKコードブックの設定によって、ユーザ装置20Aの動作が決定されてもよい。
Uuとは異なる種類のHARQ-ACKコードブックが設定されてもよい。例えば、SL用に設定されるHARQ-ACKコードブックの種類とUu用に設定されるHARQ-ACKコードブックの種類とが同じ種類か否かに応じて、異なるHARQ-ACK多重ルールを、Uu HARQ-ACKとSL HARQ-ACKとの多重に適用してもよい。例えば、SL用のHARQ-ACKコードブックの種類とUu用のHARQ-ACKコードブックの種類とが異なる場合には、課題Bに対応する実施形態と同様の実施形態の処理が適用され(例えば、Uu HARQ-ACKとSL HARQ-ACKを多重するスケジューリングはエラーケースとする)、SL用のHARQ-ACKコードブックの種類とUu用のHARQ-ACKコードブックの種類とが同じ場合には、UuのHARQ-ACKビットとSLのHARQ-ACKビットとが多重されてもよい。
また、SL用のHARQ-ACKコードブックの種類とUu用のHARQ-ACKコードブックの種類とが異なる場合に、いずれか一方のHARQ-ACKコードブックの種類に従ってもよい(例えば、Uuに従ってもよいし、SLに従ってもよい)。
(課題Eについて)
SL HARQ-ACKを含むPUCCHと、CSI/SR等の他の上りリンク制御種別を含むPUCCHとの衝突をどのように処理するかという課題Eに対応する実施形態として、Uu HARQ-ACKを含むPUCCHと、CSI/SR等の他の上りリンク制御種別を含むPUCCHとの衝突(Uuとの衝突)を処理するルールと同じルールを適用することが考えられる。
あるいは、SL HARQ-ACKを含むPUCCHと、CSI/SR等の他の上りリンク制御種別を含むPUCCHとのいずれかをドロップまたは延期してもよい。例えば、SL HARQ-ACKを含むPUCCHを送信し、CSI/SR等の他の上りリンク制御種別を含むPUCCHをドロップまたは延期してもよい。
また、SL HARQ-ACKを含むPUCCHと、SLのCSI/SR等の他の上りリンク制御種別を含むPUCCHとの衝突を処理するルール(SL CSI/SR用ルール)と、SL HARQ-ACKを含むPUCCHと、UuのCSI/SR等の他の上りリンク制御種別を含むPUCCHとの衝突を処理するルール(Uu CSI/SR用ルール)とを、異なるルールとしてもよい。
なお、SL HARQ-ACKを含むPUCCHとPUSCHとが重なる場合(SLの場合)には、Uu HARQ-ACKを含むPUCCHとPUSCHとが重なる場合(Uuの場合)と同じ多重(multiplexing)ルールを適用し得る。すなわち、SL HARQ-ACKをUu HARQ-ACKと見なして多重し得る。
(効果について)
以上の実施形態によって、ユーザ装置20Aは、SL HARQ-ACKを基地局装置10に適切に送信することができる。
課題Aに対応する実施形態によって、ユーザ装置20Aは、SL送信タイミングおよび処理時間を考慮したHARQフィードバックを実行し得る。
課題Bに対応する実施形態によって、ユーザ装置20Aは、Uu HARQ-ACKフィードバックのパフォーマンスを維持し得る。
課題Cに対応する実施形態によって、ユーザ装置20Aは、URLLCのパフォーマンスを考慮し得る。
課題Dに対応する実施形態によって、ユーザ装置20Aは、HARQ-ACKのペイロードサイズ(payload size)について、基地局装置10との齟齬(認識の違い)を防ぎ得る。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置10及びユーザ装置20(ユーザ装置20A、ユーザ装置20Bを総称してユーザ装置20と称する)の機能構成例を説明する。基地局装置10及びユーザ装置20は上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
<基地局装置10>
図5は、基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。図5に示されるように、基地局装置10は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図5に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置20側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置20に対してSLスケジューリング等の情報を送信する。受信部120は、ユーザ装置20から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。
設定部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置20に送信する各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。設定情報の内容は、例えば、V2Xの設定に係る情報等である。
制御部140は、実施例において説明したように、ユーザ装置20がV2Xを行うための設定に係る処理を行う。また、制御部140における信号送信に関する機能部を送信部110に含め、制御部140における信号受信に関する機能部を受信部120に含めてもよい。
<ユーザ装置20>
図6は、ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、ユーザ装置20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図6に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置10から送信されるSLスケジューリングを受信する機能を有する。
設定部230は、受信部220により基地局装置10又はユーザ装置20から受信した各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。また、設定部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、V2X及びHARQ処理に係る情報等である。
制御部240は、実施例において説明したように、他のユーザ装置20と実行されるD2D通信を制御する。また、制御部240は、V2X及びHARQ処理を実行する。制御部240における信号送信に関する機能部を送信部210に含め、制御部240における信号受信に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図5及び図6)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置10及びユーザ装置20はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、本発明の実施の形態に係る基地局装置10又はユーザ装置20である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007等を含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。基地局装置10及びユーザ装置20のハードウェア構成は、図に示した1001~1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置10及びユーザ装置20における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002等のハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図5に示した基地局装置10の送信部110、受信部120、設定部130、制御部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図6に示したユーザ装置20の送信部210と、受信部220と、設定部230、制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等ともいう。例えば、基地局装置10の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置20の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ等)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002等の各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、基地局装置から受信したサイドリンクスケジューリング用の情報に基づいてサイドリンクデータを送信する送信部と、前記サイドリンクデータを受信したユーザ装置から当該サイドリンクデータに対するフィードバック情報を受信する受信部と、を備え、前記送信部は、前記フィードバック情報に基づく第1のHARQ-ACK情報と、前記受信部が前記基地局装置から受信したデータに対する第2のHARQ-ACK情報とを、所定の想定に基づいて前記基地局装置に送信する、ユーザ装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置によってスケジューリングされる端末間直接通信において、HARQ-ACKをどのようにフィードバックするかを規定する技術が提供される。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置10及びユーザ装置20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージ等であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置10を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置20との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置10及び/又は基地局装置10以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GW等が考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置20は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置10は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(evolved NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)等した事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 基地局装置
110 送信部
120 受信部
130 設定部
140 制御部
20 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定部
240 制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (7)

  1. 端末間通信において他の端末に送信したデータチャネルに対するフィードバック情報であって、前記他の端末から受信したフィードバック情報を受信するスロットと前記フィードバック情報に対応する第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを送信するスロットとの間の時間差に相当するスロット数を指定する制御情報を基地局から受信する受信部と、
    前記時間差に相当するスロット数に基づいて、前記第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを基地局に送信する送信部と、
    を備える端末。
  2. 前記送信部は、優先度に応じて、前記第1のHARQ-ACK情報と第2のHARQ-ACK情報のうち、前記第1のHARQ-ACK情報を前記上り制御チャネルを用いて前記基地局に送信する請求項1に記載の端末。
  3. 前記第1のHARQ-ACK情報のコードブックの種類は、セミスタティックおよびダイナミックを含む請求項1に記載の端末。
  4. 前記第1のHARQ-ACK情報のコードブックの種類は、前記第2のHARQ-ACK情報のコードブックの種類と同一である請求項2に記載の端末。
  5. 端末間通信において他の端末に送信したデータチャネルに対するフィードバック情報であって、前記他の端末から受信したフィードバック情報を端末が受信するスロットと前記フィードバック情報に対応する第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを端末が送信するスロットとの間の時間差に相当するスロット数を指定する制御情報を端末に送信する送信部と、
    前記第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを端末から受信する受信部と、
    を備える基地局。
  6. 端末間通信において他の端末に送信したデータチャネルに対するフィードバック情報であって、前記他の端末から受信したフィードバック情報を端末が受信するスロットと前記フィードバック情報に対応する第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを端末が送信するスロットとの間の時間差に相当するスロット数を指定する制御情報を端末に送信する送信部と、
    前記第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを端末から受信する受信部と、
    を備える基地局と、
    前記制御情報を基地局から受信する受信部と、
    前記時間差に相当するスロット数に基づいて、前記第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを基地局に送信する送信部と、
    を備える端末と、
    を備える通信システム。
  7. 端末間通信において他の端末に送信したデータチャネルに対するフィードバック情報であって、前記他の端末から受信したフィードバック情報を受信するスロットと前記フィードバック情報に対応する第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを送信するスロットとの間の時間差に関する制御情報を基地局から受信するステップと、
    前記時間差に相当するスロット数に基づいて、前記第1のHARQ-ACK情報を含む上り制御チャネルを基地局に送信するステップと、
    を備える端末の通信方法。
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