JP7343330B2 - 走行経路情報提示装置 - Google Patents
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Description
車両1に搭載された車載制御装置50は、現在地から目的地までの車両1の走行を自動制御する。車載制御装置50は、例えば移動体通信等の無線通信ネットワーク5を介して、走行経路情報提示装置10及びテレマティクスサービス9と通信可能に構成されている。車載制御装置50は、乗員あるいは所定の手段により設定された目的地の情報を、車両1の現在地の情報及び車種の情報とともに走行経路情報提示装置10に送信する。また、車載制御装置50は、走行経路情報提示装置10から送信される走行経路の情報を車両1の乗員に提示する。車載制御装置50は、提示された走行経路のうちの乗員が選択した走行経路にしたがって、あらかじめプログラムされた自動運転制御ロジックに基づいて車両1の走行を自動制御する。
走行経路情報提示装置10は、無線通信ネットワーク5を介して各車両1と通信可能な情報処理装置である。走行経路情報提示装置10は、例えば、クラウドサーバであってもよい。走行経路情報提示装置10は、無線通信ネットワーク5を介してテレマティクスサービス9との間で通信可能に構成されている。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る車載制御装置50の構成例を説明する。図2は、自動運転制御可能に構成された車両1の車載制御装置50の構成例を示すブロック図である。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る走行経路情報提示装置10の構成例を説明する。図3は、走行経路情報提示装置10の構成例を示すブロック図である。
ここまで、本実施形態に係る走行経路情報提示システムの車載制御装置50及び走行経路情報提示装置10の構成例を説明した。以下、適宜フローチャートを参照しながら、走行経路情報提示装置10及び車載制御装置50それぞれの動作を説明する。
まず、図4及び図5を参照して、走行経路情報提示システムの全体の処理フローを概略的に説明する。図4は、走行経路情報提示装置10に運転データを蓄積するための処理を示すフローチャートであり、図5は、乗員に走行経路を提示するための処理を示すフローチャートである。なお、図4及び図5に示すフローチャートは、走行経路情報提示システム全体としての処理の流れを示しており、各ステップの主体は、車載制御装置50及び走行経路情報提示装置10のいずれかが担う。
まず、図4を参照して、走行経路情報提示装置10に運転データを蓄積するための処理を説明する。車載制御装置50は、自車両の周囲環境の情報を取得する(ステップS11)。具体的に、車載制御装置50の周囲環境情報収集部61は、車両1の周囲環境を検出するためのセンサ群41のセンサ信号に基づいて、上記の表1に例示される自車両の周囲環境の情報を求める。なお、周囲環境情報収集部61は、自車両の周囲環境の検出を、あらかじめ設定された演算周期ごと、あるいは、走行距離ごと、地点ごと等の適宜のタイミングで繰り返し実行する。
次に、図5を参照して、制御対象の車両1の乗員に走行経路を提示する処理を説明する。車載制御装置50は、車種、現在地及び目的地の情報を走行経路情報提示装置10に対して送信する(ステップS19)。例えば、車載制御装置50の送信制御部71は、ユーザ(乗員)により目的地が設定されたときに、走行経路情報提示装置10に対して、上記の情報を送信する。
次に、図6~図8を参照して、本実施形態に係る走行経路情報提示装置10による走行経路候補の情報を生成し送信する処理を具体的に説明する。図6は、走行経路情報提示装置10による処理を示すフローチャートである。
まず、リスク演算部25は、周囲環境の情報に基づく危険度を演算する(ステップS41)。例えば、リスク演算部25は、記憶部15に蓄積されたデータを参照し、周囲環境の情報に基づいて、スリップ又はスタックが発生する危険度(スリップ又はスタックの発生率)を算出する。具体的に、リスク演算部25は、他の車両から送信される走行経路の各地点の路面摩擦係数μの情報や、テレマティクスサービス9から受信した現在あるいは通過予測時刻における各地点の気温及び天候の情報に基づき、あらかじめ格納されたマップデータを参照して、スリップ又はスタックが発生する危険度を算出する。
危険度=(ICEの割合)×3.0+(SNOWの割合)×2.0+(WETの割合)×1.0
なお、制御対象の車両1と同種の他車両から取得した路面状態情報に基づく危険度の算出方法は、上記の例に限られない。
まず、リスク演算部25は、走行経路上のカーブの数をカウントし、負荷指数を演算する(ステップS51)。例えば、リスク演算部25は、記憶部15に蓄積されたデータを参照し、走行経路上のカーブの数をカウントした後、下記表4に応じて負荷指数を求める。一例として、リスク演算部25は、走行経路10km当たりの曲率半径が閾値rを超えるカーブの数をカウントする。このとき、高速道路に対する閾値r1と一般道路に対する閾値r2とを異ならせてもよい(r1<r2)。
運転負荷指数=(凹凸強度が強の割合)×1.0+(凹凸強度が中の割合)×0.5
次に、図9~図10を参照して、本実施形態に係る走行経路情報提示装置10により算出される走行経路候補の危険度及び乗員の負荷の情報の演算結果の具体例を説明する。
11 通信部
13 制御部
15 記憶部
21 取得部
23 走行経路生成部
25 リスク演算部
27 出力制御部
50 車載制御装置
51 通信部
53 制御部
61 周囲環境情報収集部
63 走行データ収集部
65 路面状態演算部
67 走行経路情報演算部
69 表示制御部
71 送信制御部
Claims (8)
- 目的地までの車両の走行経路の情報を提示する走行経路情報提示装置において、
自動運転制御ロジックに基づいて算出された車両の走行状態の情報を、車種、走行経路及び走行時の周囲環境の情報と紐づけた運転データを記憶する記憶部と、
自動運転制御対象車両の車種、現在地、目的地及び周囲環境の情報を取得する取得部と、
前記運転データを参照して、現在地から目的地までの走行経路候補の危険度を算出するリスク演算部と、
前記危険度の情報を出力する出力制御部と、を備え、
前記運転データの前記周囲環境の情報は、前記車両の周囲を走行していた他車両の自動運転又は手動運転の割合の情報を含み、
前記自動運転制御対象車両の周囲環境の情報は、前記自動運転制御対象車両の周囲を走行する他車両の自動運転又は手動運転の割合の情報を含み、
前記リスク演算部は、前記記憶部に記憶された前記運転データのうち前記車両の周囲を走行していた前記他車両の自動運転又は手動運転の割合が、前記自動運転制御対象車両の周囲を走行する他車両の自動運転又は手動運転の割合と同じ条件の運転データに基づいて前記危険度を算出する、
走行経路情報提示装置。 - 前記運転データは、前記車種と前記自動運転制御ロジックのバージョンごとに記憶されており、
前記リスク演算部は、前記自動運転制御対象車両の前記車種と前記自動運転制御ロジックのバージョンに対応する運転データを参照する、請求項1に記載の走行経路情報提示装置。 - 前記出力制御部は、前記走行経路の情報と併せて、算出された前記危険度の情報を提示させる、請求項1又は2に記載の走行経路情報提示装置。
- 前記リスク演算部は、前記自動運転制御対象車両と同種の車種、同一の走行経路及び近似する周囲環境の運転データを参照して、前記危険度を算出する、請求項1~3のいずれか1項に記載の走行経路情報提示装置。
- 前記リスク演算部は、前記自動運転制御対象車両の現在の周囲環境の情報を、前記運転データとして記憶された走行経路のスリップ又はスタック発生率、事故発生件数、落下物発生件数、路面状態、交差点の見通しのよさ、協調運転機能を有する他車両の割合、及び、自動運転又は手動運転の車両の割合のうちの少なくとも一つの情報に適用して前記危険度を算出する、請求項1~4のいずれか1項に記載の走行経路情報提示装置。
- 前記リスク演算部は、前記運転データとして記憶された前記走行経路のカーブの数、高低差、路面凹凸の強弱、自動運転時の所定の閾値以上の加速度が発生した回数、及び、自動運転時にヨー回転やロール回転が閾値以上発生した回数のうちの少なくとも一つの情報に基づいて現在地から目的地までの走行経路候補の乗員の負荷をさらに算出し、
前記出力制御部は、前記危険度及び前記乗員の負荷の情報を出力する、
請求項1~5のいずれか1項に記載の走行経路情報提示装置。 - 目的地までの車両の走行経路の情報を提示する走行経路情報提示装置において、
自動運転制御対象車両の車種、現在地、目的地及び周囲環境の情報と、自動運転制御ロジックに基づいて算出された車両の走行状態の情報を車種、走行経路及び走行時の周囲環境の情報と紐づけた運転データと、に基づいて算出された、前記自動運転制御対象車両の現在地から目的地までの走行経路候補の危険度の情報を取得し、前記走行経路候補の前記危険度の情報に基づいて推奨する走行経路候補を設定する走行経路情報演算部と、
設定された前記走行経路候補の情報を前記自動運転制御対象車両の乗員に提示させる表示制御部と、
を備え、
前記運転データの前記周囲環境の情報は、前記車両の周囲を走行していた他車両の自動運転又は手動運転の割合の情報を含み、
前記自動運転制御対象車両の周囲環境の情報は、前記自動運転制御対象車両の周囲を走行する他車両の自動運転又は手動運転の割合の情報を含み、
前記危険度の情報は、前記運転データのうち前記車両の周囲を走行していた前記他車両の自動運転又は手動運転の割合が、前記自動運転制御対象車両の周囲を走行する他車両の自動運転又は手動運転の割合と同じ条件の運転データに基づいて算出された情報である、走行経路情報提示装置。 - 前記走行経路情報演算部は、さらに前記危険度に対する前記乗員の嗜好に基づいて前記推奨する走行経路候補を設定する、請求項7に記載の走行経路情報提示装置。
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JP2016205918A (ja) | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 日産自動車株式会社 | 経路情報提供装置及び経路情報提供方法 |
WO2017168883A1 (ja) | 2016-03-29 | 2017-10-05 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、およびシステム |
JP2018205794A (ja) | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 株式会社村田製作所 | 情報処理システム、運転支援システム、情報処理方法、及びコンピュータプログラム |
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