JP7342908B2 - エッジ検出方法および表面検査装置 - Google Patents
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Description
(1)カメラで受光した光を定周期で電気信号に変換する。
(2)幅方向(鋼板の板幅方向)に平均化処理(ノーマライゼーション)を行い、256階調のグレースケールのピクセル画像にする。
(3)鋼板のエッジを検出して、検査範囲を設定する。
(4)しきい値(スレッシュホールド)を超えたピクセルの塊を疵として検出する。
(5)フィルタ処理(ピクセル・フィルタ(極小欠陥を消去)、コネクティビティ(近接欠陥を統合))を施す。
(6)検出された欠陥の特徴量を計算する。
(7)特徴量から欠陥を分類(有害無害、欠陥名、欠陥ランク)する。
(8)欠陥画像、欠陥名、欠陥ランク、特徴量を表示する。
[1]ロール上を走行する鋼板の表面を検査する表面検査装置において前記鋼板のエッジを検出するエッジ検出方法であって、
前記表面検査装置は、
前記鋼板表面とその外側のロールに照射された光の正反射光を受光する正反射カメラと、前記光の乱反射光を受光する乱反射カメラを備え、
前記正反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Bを抽出し、
当該エッジ候補位置Bから鋼板側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Bからロール側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLBを算出するとともに、
前記乱反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Dを抽出し、
当該エッジ候補位置Dから鋼板側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Dからロール側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLDを算出し、
前記ΔLBと前記ΔLDのうち大きい方の算出に用いたエッジ候補位置を、鋼板のエッジ位置とする、エッジ検出方法。
[2]前記表面検査装置は、前記ΔLBが所定の値以下となった場合に、前記ロールの異常を通知する、[1]に記載のエッジ検出方法。
[3]ロール上を走行する鋼板の表面を検査する表面検査装置であって、
前記表面検査装置は、前記鋼板表面とその外側のロールに照射された光の正反射光を受光する正反射カメラと、前記光の乱反射光を受光する乱反射カメラと、前記鋼板のエッジを検出する演算装置を備え、
前記演算装置は、
前記正反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Bを抽出し、
当該エッジ候補位置Bから鋼板側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Bからロール側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLBを算出するとともに、
前記乱反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Dを抽出し、
当該エッジ候補位置Dから鋼板側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Dからロール側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLDを算出し、
前記ΔLBと前記ΔLDのうち大きい方の算出に用いたエッジ候補位置を、鋼板のエッジ位置とする、表面検査装置。
[4]前記演算装置は、前記ΔLBが所定の値以下となった場合に、前記ロールの異常を通知する信号を生成する、[3]に記載の表面検査装置。
Claims (4)
- ロール上を走行する鋼板の表面を検査する表面検査装置において前記鋼板のエッジを検出するエッジ検出方法であって、
前記表面検査装置は、
前記鋼板表面とその外側のロールに照射された光の正反射光を受光する正反射カメラと、前記光の乱反射光を受光する乱反射カメラを備え、
前記正反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Bを抽出し、
当該エッジ候補位置Bから鋼板側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Bからロール側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLBを算出するとともに、
前記乱反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Dを抽出し、
当該エッジ候補位置Dから鋼板側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Dからロール側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLDを算出し、
前記ΔLBと前記ΔLDのうち大きい方の算出に用いたエッジ候補位置を、鋼板のエッジ位置とする、エッジ検出方法。 - 前記表面検査装置は、
前記ΔLBが所定の値以下となった場合に、前記ロールの異常を通知する、請求項1に記載のエッジ検出方法。 - ロール上を走行する鋼板の表面を検査する表面検査装置であって、
前記表面検査装置は、前記鋼板表面とその外側のロールに照射された光の正反射光を受光する正反射カメラと、前記光の乱反射光を受光する乱反射カメラと、前記鋼板のエッジを検出する演算装置を備え、
前記演算装置は、
前記正反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Bを抽出し、
当該エッジ候補位置Bから鋼板側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Bからロール側へ所定範囲の正反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLBを算出するとともに、
前記乱反射カメラの受光信号の変化から、鋼板のエッジ候補位置Dを抽出し、
当該エッジ候補位置Dから鋼板側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値と、当該エッジ候補位置Dからロール側へ所定範囲の乱反射カメラの受光信号平均値を求め、これらの平均値の差ΔLDを算出し、
前記ΔLBと前記ΔLDのうち大きい方の算出に用いたエッジ候補位置を、鋼板のエッジ位置とする、表面検査装置。 - 前記演算装置は、
前記ΔLBが所定の値以下となった場合に、前記ロールの異常を通知する信号を生成する、請求項3に記載の表面検査装置。
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JP2021051594A JP7342908B2 (ja) | 2021-03-25 | 2021-03-25 | エッジ検出方法および表面検査装置 |
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JP2005265828A (ja) | 2004-02-18 | 2005-09-29 | Nippon Steel Corp | 疵検出方法及び装置 |
JP2006177746A (ja) | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Jfe Steel Kk | 表面欠陥検出方法および装置 |
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JP2011242318A (ja) | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Jfe Steel Corp | 帯状材料の周期性欠陥検査方法および装置 |
JP2020154566A (ja) | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 株式会社東芝 | 紙葉類処理装置および紙葉類処理方法 |
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