JP7342799B2 - 乗員監視装置 - Google Patents

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この明細書における開示は、車両乗員を撮像して監視する乗員監視装置に関する。
近赤外光が照射されている車両運転者の顔をカメラにより撮影し、その撮影画像を画像解析して車両運転者の瞬きや視線方向を検出する乗員監視装置がある。カメラは、車両運転者がメータ装置を視認する通常の姿勢でカメラが車両運転者の顔を撮影するようにメータ装置の裏側に配置されている(たとえば特許文献1参照)。
特開2008-74146号公報
省スペース化の要望により、車両の幅方向中央に設けられるセンターインフォメーションディスプレイ(略称:CID)に乗員監視装置を一体化する構成とした場合、単純にカメラを設けると運転者の顔を正しく撮像することができない。その理由は、CIDは画像表示だけでなくタッチ操作があるので、搭載角度が運転者の方を向いておらず操作性を考慮して天井を向いているためである。また乗員監視装置のカメラレンズと照明用発光ダイオード(Light-Emitting Diode:略称LED)はCIDの画面と同じ角度にすることが構造上容易であるが、そうするとカメラは乗員の顔よりも天井を映す領域が多くなり、運転者を正しく撮像することができないという問題がある。
そこで、開示される目的は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、車両前方中央に配置された画像表示部と一体に構成され、乗員の顔を適切に撮像することができる乗員監視装置を提供することを目的とする。
本開示は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
ここに開示された乗員監視装置は、車両(11)に搭載され、運転席(12)に着座するユーザを撮像して監視する乗員監視装置(10)であって、運転席および助手席(13)から視認できる車室内の車両の前方側の位置であって、車両の幅方向の中央に設けられ、画像を表示する表示部(15)と、表示部の表示面に設けられ、透光性を有し、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチ操作部(16)と、表示部に一体に設けられ、運転席に着座するユーザを撮像するカメラ部(17)と、表示部に一体に設けられ、運転席に着座するユーザに向けて近赤外線を照射する照明部(18)と、カメラ部および照明部が実装される基板と、を備え、表示面と基板の実装面とは、交差する位置関係にあり、表示面の法線(31)は、車両の前後方向および上下方向を含む仮想一平面と平行であって、車両の前後方向となす第1角度(θ1)が0度よりも大きく、カメラ部および照明部の光軸(32)は、車両の前後方向となす第2角度(θ2)が第1角度よりも小さく、実装面の法線と平行である乗員監視装置である。
このような乗員監視装置に従えば、表示面の法線は車両の前後方向および上下方向を含む仮想一平面と平行であって、車両の前後方向となす第1角度が0度よりも大きい。このように表示面は、天井側を向いているので、運転席および助手席の両方から表示面を容易に視認することができ、タッチ操作部を用いての操作が容易である。そしてカメラ部および照明部の光軸は、車両の前後方向となす第2角度は第1角度よりも小さい。これによって光軸は、表示面よりも天井側に向いておらず、照明部は運転席に着座する乗員の顔に近赤外線を適切に照射することができる。そしてカメラ部は、近赤外線が照射された乗員の顔を適切に撮像することができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
車室内に配置された乗員監視装置10を示す正面図。 乗員監視装置10を示す正面図。 図2の切断面線で切断した乗員監視装置10を示す断面図。 比較例の乗員監視装置を示す断面図。 第2実施形態の乗員監視装置10を示す正面図。 他の実施例の乗員監視装置10を示す正面図。 第3実施形態の乗員監視装置10を示す断面図。 第4実施形態の乗員監視装置10を示す断面図。
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための形態を、複数の形態を用いて説明する。各実施形態で先行する実施形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付すか、または先行の参照符号に一文字追加し、重複する説明を略する場合がある。また各実施形態にて構成の一部を説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している実施形態と同様とする。各実施形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に関して、図1~図4を用いて説明する。乗員監視装置10は、車両11に搭載され、運転席12に着座するドライバを撮像して監視する。乗員監視装置10は、ドライバーモニタとも呼ばれる。乗員監視装置10は、図1に示すように、運転席12および助手席13から視認できる車室内の車両11の前方側の位置であって、車両11の幅方向の中央に設けられる。乗員監視装置10は、画像を表示して乗員に様々な情報を提供する。また乗員監視装置10は、ユーザによって操作されることで、車両用空調装置および他の車載装置を制御する。これによって乗員は、車両用空調装置などを操作することができる。したがって乗員監視装置10は、センターインフォメーションディスプレイとしての機能も有する。
乗員監視装置10は、近赤外光を照射されたドライバの上半身、特に頭部を撮影し、撮像した撮像画像が電子制御装置(Electronic Control Unit:略称ECU)14によって画像解析される。ECU14は、ドライバのアイポイントの位置および視線方向等の情報を撮像画像から抽出し、抽出したドライバの状態情報を他の車両用制御装置に提供する。
乗員監視装置10は、表示部15、タッチ操作部16、カメラ部17、照明部18、オーバーレイ19およびECU14を含んで構成される。表示部15は、画像を表示する。表示部15は、図1に示すように、運転席12および助手席13から視認できる車室内の車両11の前方側の位置であって、車両11の幅方向の中央に設けられる。また乗員監視装置10は、フロントウィンドウよりも下側に位置する。したがって乗員は、乗員監視装置10を見下ろして視認する。
表示部15は、例えば液晶ディスプレイ又はOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等を主体とする構成である。表示部15は、ECU14から取得する制御信号及び映像データに基づき、種々の画像を表示する。
タッチ操作部16は、表示部15の表示面に設けられ、透光性を有し、ユーザのタッチ操作を受け付ける。したがってタッチ操作部16は、タッチパネルの機能を有しており、乗員による表示面へのタッチ操作、具体的には、タップ、フリック、ピンチ及びスワイプ等の操作等を検出する。タッチ操作部16は、検出した操作情報をECU14に出力する。
オーバーレイ19は、タッチ操作部16の操作面を保護するための保護用のカバープレートである。オーバーレイ19は、透光性を有し、タッチ操作部16の操作面の上層に例えば接着する等して一体に設けられる。表示部15、タッチ操作部16およびオーバーレイ19は、乗員から見て上層からオーバーレイ19、タッチ操作部16、表示部15の順に配置される。
ステー20は、柱状の部材であって、オーバーレイ19と基板21とを接続する。ステー20は、オーバーレイ19と基板21との間に設置空間を形成する。この設置空間には、タッチ操作部16と一体となった表示部15、カメラ部17および照明部18が配置される。基板21には、カメラ部17、照明部18および図示しない電子素子などが実装される。
カメラ部17は、表示部15に一体に設けられ、運転席12に着座するユーザおよび助手席13に着座するユーザを撮像する。したがってカメラ部17の撮像範囲は、運転席12から助手席13にわたる広角の範囲である。カメラ部17と表示部15とが一体とは、カメラ部17と表示部15とは同じ筐体内に配置されているという意味である。カメラ部17は、光学素子部とイメージセンサとを備える。光学素子部は、光を集める集光レンズと、予め定められた光の成分、例えば、近赤外領域の波長を有する光が透過する光学フィルタとを少なくとも備える。イメージセンサは、CCDまたはCMOS素子を二次元的に配列することで構成された周知のものであり、光学素子部を介して入射した光の強度に応じた信号を出力する。
照明部18は、表示部15に一体に設けられ、運転席12に着座するユーザおよび助手席13に着座するユーザに向けて近赤外線を照射する。したがって照明部18の照明範囲は、運転席12から助手席13にわたる広角の範囲である。照明部18は、前述の光学フィルタを透過する成分を含んだ光を照射する一つ以上の光源を備え、運転者の上半身、特に頭部に向けて光を照射する。なお、光源として、例えば発光ダイオードを用いることができる。
カメラ部17は、図3に示すように、照明部18よりも大きい。これによってカメラ部17の撮影起点は、照明部18の発光点よりも車室側に位置する。これによってカメラ部17は、照明部18より表示部15などに遮られることなく撮影が可能となる。
カメラ部17および照明部18は、図2に示すように、表示部15よりも上側に位置している。カメラ部17と照明部18は、左右に並んで配置されている。カメラ部17および照明部18は、図3に示すように、表示部15よりも車室側とは反対側、すなわち車両前方側に位置する。カメラ部17および照明部18は、近赤外線光を透過し、可視光を透過しないレイヤ22によって覆われている。レイヤ22は、オーバーレイ19の裏側であって、カメラ部17と照明部18とが対向する部分にIR透過印刷などによって設けられる。
表示面の法線31は、図3に示すように、車両11の前後方向および上下方向を含む仮想一平面と平行である。車両11の前後方向および上下方向を含む仮想一平面は、車両11を前後方向に切断したときの切断面ともいえる。また表示面の法線31は、車両11の前後方向となす第1角度θ1が0度よりも大きい。第1角度θ1は、表示面の法線31と車両11の前後方向とがなす角度のうち小さい角度である。したがって表示面は、車両11の上側、すなわち天井側を向いている。表示部15は、乗員の顔よりも下方に位置するので、乗員の視認性を向上するためである。
次に、カメラ部17および照明部18の光軸32に関して説明する。カメラ部17の光軸32は、カメラ部17が備える撮像レンズの光軸32である。カメラ部17の光軸32と照明部18の光軸32は、一致していても、一致していなくてもよい。本実施形態では、カメラ部17の光軸32と照明部18の光軸32は、一致している。カメラ部17および照明部18の光軸32は、車両11の前後方向および上下方向を含む仮想平面内に位置する。光軸32は、車両11の前後方向となす第2角度θ2は第1角度θ1よりも小さい。第2角度θ2は、光軸32と車両11の前後方向とがなす角度のうち小さい角度である。したがってカメラ部17および照明部18の光軸32は、図3に示すように、表示面の法線31よりは下側を向いている。
また別の見方をすると、表示部15の表示面と基板21の実装面とは交差する位置関係にある。換言すると、表示部15の表示面は、基板21の実装面に対して傾いている。カメラ部17と照明部18は、基板21の実装面に実装され、光軸32は基板21の実装面の法線と平行となる。
図4は、表示面の法線31と光軸32とが平行な構成である比較例を示している。換言すると、比較例では、表示部15の表示面と基板21の実装面とは平行である。したがって第1角度θ1と第2角度θ2は、等しい。図4のように法線と光軸32とが平行な場合は、乗員を効率的に撮影することができない。さらに顔は撮影できたとしても、上半身および腕を用いたジェスチャーを検出するときには、撮影範囲としては不十分である。これに対して、本実施形態の図3のように光軸32を傾けることで、顔だけでなく、上半身および腕まで効率的に撮影が可能である。
以上説明したように本実施形態の乗員監視装置10では、表示面の法線31は車両11の前後方向および上下方向を含む仮想一平面と平行であって、車両11の前後方向となす第1角度θ1が0度よりも大きい。したがって表示面は、天井側を向いているので、運転席12および助手席13の両方から表示面を容易に視認することができ、タッチ操作部16を用いての操作が容易である。そしてカメラ部17および照明部18の光軸32は、車両11の前後方向となす第2角度θ2は第1角度θ1よりも小さい。これによって照明部18は運転席12に着座する乗員の顔に近赤外線を適切に照射することができる。そしてカメラ部17は、近赤外線が照射された乗員の顔を適切に撮像することができる。
また本実施形態では、カメラ部17および照明部18は、表示部15よりも上側に位置している。表示部15よりも上側にあるので、より乗員の上半身に近づけることができる。したがって乗員の上半身を撮影範囲内に容易に含ませることができる。
さらに本実施形態では、カメラ部17および照明部18は、近赤外線光を透過し、可視光を透過しないレイヤ22によって覆われている。レイヤ22は、可視光を透過しないので、乗員はカメラ部17および照明部18を視認することが困難になる。したがって乗員は、カメラ部17の存在に気がつきにくいので、撮影されていること気がつきにくくなる。これによって乗員が撮影されていることによって感じる不快感を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に関して、図5および図6を用いて説明する。本実施形態では、レイヤ22Aは、文字、記号または図形が視認できるように他の部位とは色が異なる表示部分41であって、近赤外線光を透過し可視光を透過しない表示部分41を有する点に特徴を有する。
レイヤ22Aには近赤外線光が透過できるインクで表示部分41として文字、たとえば企業名および商品名などを印刷する。これによって文字などの裏側にカメラ部17および照明部18を配置することができ、文字などのための専用スペースを設ける必要がなく、表示部15の周囲の額縁部分を有効に活用することができる。
本実施形態では、表示部分41として文字が視認できる構成であるが、このような構成に限るものではない。たとえば図6に示すように、表示部分41は、車両11の状態を示すインジケータであってもよい。この場合は、インジケータを点灯する点灯部42をさらに含む。これによってインジケータに対応する点灯部42を点灯させることで、車両11の状態をインジケータの点灯または消灯で確認することができる。
また本実施形態において、文字などを点灯するために点灯部42を設けても良い。これによって点灯の有無で、デザイン性を選択することができる。
(第3実施形態)
次に、本開示の第3実施形態に関して、図7を用いて説明する。本実施形態では、照明部18が出射する近赤外線を、運転席12に着座するユーザに向けるように導光する導光部をさらに含む点に特徴を有する。
導光部は、本実施形態のではプリズム51によって実現される。プリズム51は、オーバーレイ19の裏側と照明部18の出射面とステー20とに囲まれた空間に配置される。プリズム51は、内部での全反射を利用して、照明部18が出射した光の進む方向を運転席12側により多く照射されるように導く。プリズム51の内部で全反射する反射面は、第1角度θ1よりも小さく傾斜している。具体的には、反射面の傾斜角度は、第2角度θ2と等しい。
さらにプリズム51の乗員側の面には、シボ、すなわち細かな凹凸を設けることが好ましい。凹凸は、シボともいわれ、光を拡散する光拡散部として機能する。これによって光が拡散して赤見えを低減し、乗員が見られている不快感を減らすことができる。
このように本実施形態では導光部を用いるので、照明部18が表示部15の裏側にあっても表示部15によって光が遮られることを防いで、照明部18の光をより多く運転席12側に導くことができる。これによって照明部18はカメラ部17よりも小型であるが、表示部15などの障害物に遮られることを防ぐことができる。
(第4実施形態)
次に、本開示の第4実施形態に関して、図8を用いて説明する。本実施形態では、照明部18が出射する近赤外線を、運転席12に着座するユーザに向けて拡散する光拡散部をさらに含む点に特徴を有する。
光拡散部は、本実施形態では、光を拡散する拡散シート61によって実現される。拡散シート61は、オーバーレイ19の裏側に設けられる。拡散シート61に入射した光は、拡散されて運転席12に向けて出射される。これによって運転席12側により多く照射されるように導くことができる。また拡散シート61によって、赤見えを低減することができる。
さらに本実施形態では、第3実施形態における導光部として照明部18の周辺に光を反射するリフレクタ62が設けられる。リフレクタ62は、ステー20の表面または照明部18の周囲を囲むように設けられ、内面が近赤外線を反射する反射面を有する。反射面は、第1角度θ1よりも小さく傾斜している。具体的には、反射面の傾斜角度は、第2角度θ2と等しい。これによって照明部18が表示部15の裏側にあっても表示部15によって光が遮られることを防いで、照明部18の光をより多く運転席12側に導くことができる。
(その他の実施形態)
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は前述した実施形態に何ら制限されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
前述の実施形態の構造は、あくまで例示であって、本開示の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本開示の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、カメラ部17および照明部18は、表示部15の上側に位置しているが、上側に限るものではない。表示部15の左右両側であってもよく、下側であってもよい。
前述の第1実施形態では、カメラ部17および照明部18はレイヤ22によって覆われているが、このような構成に限るものではない。レイヤ22を用いなくてもよい。またレイヤ22は、印刷によって実現されているが、印刷に限るものではなく、カバーのような別体でレイヤ22を構成してもよい。
前述の第1実施形態では、カメラ部17および照明部18の光軸は、車両11の前後方向および上下方向を含む仮想平面内に位置しているがこのような構成に限るものではなく、光軸32を運転席12側に向いているように構成してもよい。
10…乗員監視装置 11…車両 12…運転席 13…助手席 14…ECU
15…表示部 16…タッチ操作部 17…カメラ部 18…照明部
19…オーバーレイ 20…ステー 21…基板 22…レイヤ 31…法線
32…光軸 41…表示部分 42…点灯部 51…プリズム(導光部)
61…拡散シート(光拡散部) 62…リフレクタ(導光部)
θ1…第1角度 θ2…第2角度

Claims (10)

  1. 車両(11)に搭載され、運転席(12)に着座するユーザを撮像して監視する乗員監視装置(10)であって、
    前記運転席および助手席(13)から視認できる車室内の前記車両の前方側の位置であって、前記車両の幅方向の中央に設けられ、画像を表示する表示部(15)と、
    前記表示部の表示面に設けられ、透光性を有し、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチ操作部(16)と、
    前記表示部に一体に設けられ、前記運転席に着座するユーザを撮像するカメラ部(17)と、
    前記表示部に一体に設けられ、前記運転席に着座するユーザに向けて近赤外線を照射する照明部(18)と、
    前記カメラ部および前記照明部が実装される基板と、を備え、
    前記表示面と前記基板の実装面とは、交差する位置関係にあり、
    前記表示面の法線(31)は、前記車両の前後方向および上下方向を含む仮想一平面と平行であって、前記車両の前後方向となす第1角度(θ1)が0度よりも大きく、
    前記カメラ部および前記照明部の光軸(32)は、前記車両の前後方向となす第2角度(θ2)が前記第1角度よりも小さく、前記実装面の法線と平行である乗員監視装置。
  2. 前記カメラ部および前記照明部は、前記表示部よりも上側に位置している請求項1に記載の乗員監視装置。
  3. 前記カメラ部および前記照明部は、近赤外線光を透過し、可視光を透過しないレイヤ(22)によって覆われている請求項1または2に記載の乗員監視装置。
  4. 前記レイヤは、文字、記号または図形が視認できるように他の部位とは色が異なる表示部分(41)であって、近赤外線光を透過し可視光を透過しない表示部分を有する請求項3に記載の乗員監視装置。
  5. 前記表示部分は、車両の状態を示すインジケータであり、
    前記インジケータを点灯する点灯部(42)をさらに含む請求項4に記載の乗員監視装置。
  6. 前記照明部が出射する近赤外線を、前記運転席に着座するユーザに向けるように導光する導光部(51,62)をさらに含む請求項1~5のいずれか1つに記載の乗員監視装置。
  7. 前記導光部は、近赤外線を反射する反射面を有するリフレクタ(62)であり、
    前記照明部、前記表示部の上側であって、前記表示部よりも車室側とは反対側に位置し、
    前記リフレクタの反射面は、前記第1角度よりも小さく傾斜している請求項6に記載の乗員監視装置。
  8. 前記導光部は、近赤外線を内部で全反射する反射面を有するプリズム(51)であり、
    前記照明部、前記表示部の上側であって、前記表示部よりも車室側とは反対側に位置し、
    前記プリズムの反射面は、前記第1角度よりも小さく傾斜している請求項6に記載の乗員監視装置。
  9. 前記照明部が出射する近赤外線を、前記運転席に着座するユーザに向けて拡散する光拡散部(61)をさらに含む請求項1~6のいずれか1つに記載の乗員監視装置。
  10. 前記カメラ部および前記照明部の光軸は、前記表示面の法線に対して前記運転席側に傾いている請求項1~9のいずれか1つに記載の乗員監視装置。
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