JP7342617B2 - バリ取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バリ取り装置に関し、特に、樹脂成形品に形成されたバリを検出して除去することができるバリ取り装置に関する。
従来、成形品に生じるバリを除去する加工装置として、例えば特許文献1に記載されたものが提案されている。特許文献1に記載の加工装置は、バリ取り工具を進行して成形品のバリを取ろうとする場合、リニアイメージセンサを用いてバリ取り工具の直前のバリの高さを検出する。そして、検出したバリの高さに反比例してバリ取り工具の移動速度を制御することで、バリ取り工具に無理がかからず加工し、バリ取りの精度を高めている。
特開2001-228907号公報
成形品に生じるバリにあっては、バリ取り工具の進行方向の位置が変わると垂直方向の高さが変化するだけでなく、厚み(該進行方向及び該垂直方向それぞれに直交する方向の寸法)も変化する場合がある。この場合、特許文献1のリニアイメージセンサでは、バリの厚みを検出していないので、該厚みが変化するとバリ取り工具への負荷が大きくなって加工精度が低下する、という問題がある。
また、特許文献1では、バリ取り工具に無理がかからないようにバリ取り工具の移動速度を変えているが、バリ取り中にバリ取り工具とバリとが接触されたままとなる。このため、例えば上記のようにバリ取り中にバリ取り工具への負荷が大きくなると、バリ取り工具の回転速度が遅くなり、これによっても加工精度の低下を引き起こす、という問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、バリを除去する加工具に大きな負荷がかかることを防止でき、加工精度を良好に保つことができるバリ取り装置を提供することを目的とする。
本発明における一態様のバリ取り装置にあっては、樹脂成形品に形成されて所定方向に延出するバリを除去するバリ取り装置であって、前記樹脂成形品における前記バリの立体形状を検出して立体形状情報を出力する検出部と、回転しつつ前記バリに接触することで該バリを切削又は研削する加工具と、前記加工具を保持及び移動するロボットと、前記ロボットの動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検出部で検出した前記バリの立体形状情報に基づき、前記バリの延出方向と平行に前記加工具が移動して前記バリを切削又は研削可能な該加工具の移動座標情報を演算する移動座標演算部と、前記移動座標演算部で演算した前記加工具の移動座標情報と、前記検出部で検出した前記バリの立体形状情報と、前記加工具の特性情報とに基づき、前記バリの加工断面情報を求める断面情報演算部と、前記移動座標演算部で演算した前記加工具の移動座標情報と、前記断面情報演算部で演算した前記バリの加工断面情報とに基づき、該バリの加工中途段階で該バリから前記加工具に無負荷となる該加工具の補正移動座標情報を演算する補正移動座標演算部と、前記補正移動座標演算部で演算した前記補正移動座標情報に基づき、前記ロボットの動作を制御する移動制御部とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、バリの加工断面情報を求め、かかる加工断面情報に基づきバリ取りの加工中に加工具が無負荷状態となるように該加工具を移動制御する。これにより、上述したバリの高さ及び厚みを含む断面積が大きくなり、加工具に加わる過大な負荷で加工具の回転速度が遅くなる場合、加工具を無負荷として加工具の回転速度を所定速度に戻すことができる。これにより、加工具の回転速度が低下したままバリ取りが継続されることを回避でき、バリを除去する加工精度を良好に維持することができる。
実施の形態に係るバリ取り装置の概略構成図である。 実施の形態に係るバリ取り装置の機能ブロック図である。 図3A~図3Dは、バリ除去時のグラインダにおける砥石の移動の流れを示す説明図である。
図1は、実施の形態に係るバリ取り装置の概略構成図である。図1に示すように、バリ取り装置1は、樹脂成形品Mに形成されたバリBを除去する装置である。樹脂成形品Mは、特に限定されるものでないが、本実施の形態では変圧器の巻線をモールドする比較的大型の成形品とされ、治具2に載置されて位置決めされる。本実施の形態において、バリBは、治具2によって位置決めされた樹脂成形品Mの上方コーナー部にて図1の紙面直交方向(所定方向)に延出して形成される。
バリ取り装置1は、ロボット10に保持される加工具としてのグラインダ20を備えている。グラインダ20は円板状の砥石21を備え、該砥石21がモータ等(不図示)によって回転駆動される。かかる回転駆動中の砥石21における厚さ方向一方の面にバリBが接触することで、バリBが切削又は研削されて樹脂成形品Mから除去される。
ロボット10は、例えば、複数のリンクを連結したアーム11を有する6軸多関節ロボットで構成され、治具2と同じ作業スペースに配設される。アーム11の先端にグラインダ20が保持され、アーム11の駆動によってグラインダ20が三次元における任意の方向に移動される。
また、バリ取り装置1は、バリBの立体形状を検出して立体形状情報を出力する検出部30を備えている。検出部30は三次元センサによって構成され、バリBを撮像したデータから該バリBの直交三軸方向の座標を立体形状情報として出力する。なお、検出部30は、後述する検知に関する制御手段40の制御系を含むものとしてもよい。
バリ取り装置1は、ロボット10、グラインダ20及び検出部30を含むバリ取り装置1の各部を制御する制御手段40を備えている。
図2は、実施の形態に係るバリ取り装置の機能ブロック図である。図2に示すように、本実施の形態に係る制御手段40は、バリ取り装置1の各部を統括制御するものであり、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等を含んで構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。制御手段40は、検出制御部41、移動座標演算部42、断面情報演算部43、補正移動座標演算部44、移動制御部45及び記憶部46として機能する。なお、図2に示す制御手段40の機能ブロックは、本発明に関連する構成のみを示しており、それ以外の構成については省略している。
ここで、制御手段40には、入力部51が接続されている。入力部51は、砥石21の切削領域又は研削領域等を含むグラインダ20の特性情報等を取得する。入力部51は、例えば、キーボード、ボタン、キー、タッチパネル型ディスプレイ、マイク等を含み、オペレータ等からの操作によるデータを取得して記憶部46に出力する。また、入力部51は、通信インターフェースとしてパソコン等の外部装置から有線又は無線通信によってデータを取得するようにしたり、データを内蔵するメモリーカード等の記憶媒体を接続可能なスロット等のインターフェースとしたりしてもよい。
検出制御部41は、検出部30における検出のタイミングや検出条件等を制御する他、検出部30から出力されたバリBの立体形状情報を入力して記憶部46等に出力する。かかる立体形状情報には、バリBの三次元での形状情報として、バリBの位置(座標)、大きさ、範囲等を例示できる。
移動座標演算部42は、検出部30で検出されたバリBの立体形状情報に基づき、バリBを除去する際のグラインダ20の移動軌跡を移動座標情報として演算する。かかる移動座標情報は、バリBの延出方向と平行にグラインダ20が移動してバリBを切削又は研削可能な移動軌跡とされる。
断面情報演算部43は、移動座標演算部42で演算されたグラインダ20の移動座標情報と、検出部30で検出されたバリBの立体形状情報と、記憶部46に記憶されたグラインダ20の特性情報とに基づき、バリBの加工断面情報を演算する。かかる加工断面情報は、バリBの延出方向における形状変化に応じた積分値(体積値)としたり、バリBの延出方向における所定間隔毎に該延出方向に交差する断面の面積値としたりすることが例示できる。
補正移動座標演算部44は、移動座標演算部42で演算されたグラインダ20の移動座標情報と、断面情報演算部43で演算されたバリBの加工断面情報とに基づき、グラインダ20の補正移動座標情報を演算する。かかる補正移動座標情報は、グラインダ20によるバリBの加工中途段階で、該バリBからグラインダ20に負荷が加わらない無負荷状態とする移動軌跡とされる。例えば、補正移動座標情報は、移動座標情報に応じて移動するグラインダ20の移動の中途で、バリBからグラインダ20を離す方向(バリBの突出方向)に移動する移動座標とされる。このとき、バリBからグラインダ20を離す移動位置が、バリBの加工断面情報にてバリBの断面積が所定の閾値より大きくなる位置であったり、所定の移動範囲でのバリBの積分値が所定の閾値より大きくなる位置であったりすることが例示できる。
また、補正移動座標演算部44は、補正移動座標情報として、バリBからグラインダ20を離してから所定時間経過後、グラインダ20の砥石21がバリBに接触する位置に復帰する移動座標も演算する。
移動制御部45は、補正移動座標演算部44によって演算された補正移動座標情報に基づき、ロボット10におけるアーム11の角度及び変位量等の動作を制御する。移動制御部45によるロボット10の制御によって、グラインダ20を移動して回転する砥石21をバリBに接触させてバリBが除去される。
記憶部46には、入力部51によって取得されるグラインダ20の特性情報、及び、検出制御部41から出力されるバリBの立体形状情報が記憶される。また、記憶部46には、移動座標演算部42から出力されるグラインダ20の移動座標情報、及び、補正移動座標演算部44から出力されるグラインダ20の補正移動座標情報も記憶される。更に、記憶部46には、移動座標演算部42、断面情報演算部43、補正移動座標演算部44が各種の演算、制御を行うための関係式やプログラム、アプリケーションとして機能するためのプログラム、データ等が記憶される。
記憶部46には、バリBの加工断面情報と比較される上述した閾値が基準データとして予め記憶される。基準データは、複数種となる樹脂成形品M毎に記憶され、同一の樹脂成形品MであってもバリBの形成位置等が相違する場合には、該相違に応じて他の基準データが記憶されるようにしてもよい。
次に、実施の形態に係るバリ取り装置1を用いたバリ取り方法の流れについて説明する。ここでは、バリ取り装置1によってバリBを除去する前に、グラインダ20の特性情報が予め記憶部46に記憶されているものとする。
先ず、バリBが上方に位置するように樹脂成形品Mが治具2にセットされた後、検出部30によってバリBの立体形状が検出されて立体検出情報が出力される。出力されたバリBの立体検出情報は記憶部46に記憶される。
その後、移動座標演算部42にて、バリBの立体形状情報に基づき、バリBの延出方向と平行に砥石21が移動してバリBを切削又は研削により除去するグラインダ20の移動座標情報が演算される。演算されたグラインダ20の移動座標情報は記憶部46に記憶される。
続いて、断面情報演算部43にて、演算されたグラインダ20の移動座標情報と、バリBの立体形状情報と、記憶部46に記憶されたグラインダ20の特性情報とに基づき、バリBの加工断面情報が演算される。加工断面情報は、バリBの延出方向における形状変化に応じた積分値や、グラインダ20がバリBの加工中に接触する領域の面積値としたりすることが例示できる。演算されたグラインダ20のバリBの加工断面情報は記憶部46に記憶される。
次いで、補正移動座標演算部44にて、グラインダ20の移動座標情報と、バリBの加工断面情報とに基づき、グラインダ20の補正移動座標情報が演算される。補正移動座標情報は、移動座標情報に基づいてグラインダ20が移動すると仮定した場合、バリBの除去中にて該バリBからグラインダ20に大きな負荷が加わる前に、グラインダ20がバリBから一旦離れてから、その離れた位置に復帰する移動軌跡とされる。かかる移動軌跡の具体例は後述する。演算されたグラインダ20の補正移動座標情報は記憶部46に記憶される。
その後、移動制御部45にて、演算された補正移動座標情報に基づき、ロボット10の動作が制御され、この制御によってグラインダ20を移動し、砥石21をバリBに接触させてバリBが除去される。
続いて、補正移動座標情報に基づくグラインダ20の移動の具体例について図3を参照して説明する。図3A~図3Dは、バリ除去時のグラインダにおける砥石の移動の流れを示す説明図である。
ここでは、図3Aに示すように、樹脂成形品Mの所定の成形面からバリBが同図中左右方向に延出して形成され、バリBの延出方向中央領域にてバリBの突出高さが大きくなっている。そして、バリBの延出方向中央領域は、左方に向かって次第にバリBの突出高さが大きい傾斜形状となっている。また、バリBの延出方向として右側から左方向に向かってバリBを除去するものとする。
図3Aに示すバリBを回転する砥石21によって切削する場合、バリBの右端側にてバリBと樹脂成形品Mとの境界位置すなわちバリBの下端に砥石21の下端が一致するようロボット10(図1参照)を介して砥石21を移動させる。その後、砥石21を左方向に移動することで、バリBの右端側から左方向に向かってバリBが除去される。
そして、バリBの中央領域にてバリBの突出高さが大きくなるに従い、バリBと砥石21との接触面積も大きくなり、バリBから砥石21に加わる負荷も次第に大きくなる。従って、例えば、図3Aの二点鎖線で示す位置にて、バリBから砥石21に加わる負荷が大きくなることで砥石21の回転速度が低下する。この状態で、更に高くなるバリBを除去しようとすると、砥石21の回転速度が低下したまま、或いは砥石21の回転速度が更に低下して砥石21でバリBを十分に切削できなくなり、加工精度が低下する。
そこで、本実施の形態においては、砥石21の回転速度低下が予測される位置にて、図3Bに示すように、バリBから砥石21を離す方向に移動する。言い換えると、図3Bに示す位置にてバリBから砥石21を離す補正移動座標情報に基づき、ロボット10による砥石21(グラインダ20)の移動を制御する。これにより、図3Bの二点鎖線で示す砥石21の位置にて、バリBから砥石21に負荷が加わらなくなり、砥石21の回転速度を初期状態に戻すことができる。
バリBから砥石21を離してから所定時間経過後、図3Cに示すように、砥石21をバリBに接近する方向に移動し、図3BにてバリBから砥石21が離れた位置に回転速度が所定速度に戻った砥石21を復帰する。言い換えると、砥石21をバリBから離れた図3Cにて実線で示す位置から二点鎖線で示すバリBに接触する位置に復帰させる補正移動座標情報に基づき、ロボット10による砥石21(グラインダ20)の移動を制御する。図3Cの二点鎖線で示す位置では、バリBの切削に十分な砥石21の回転速度となり、この状態で、砥石21を左方向に移動することで、図3Dに示すように、バリBの突出高さが大きくなる位置及び左側領域が除去される。
ここで、バリBから砥石21を離す位置の基準としては、検出部30で検出した立体形状情報からバリBの延出方向における所定範囲A1(図3A参照)でのバリBの体積値を演算し、該体積値が所定の閾値を超えた位置とすることが例示できる。また、かかる基準の他の例としては、切削加工中の砥石21がバリBに接触する接触面A2(図3B参照)の面積値を演算し、該面積値が所定の閾値を超えた位置とすることが例示できる。
以上説明したように、上記バリ取り装置1によれば、バリBの立体形状情報に基づき砥石21によるバリBの加工断面情報を求め、かかる加工断面情報等からバリBの除去にてバリBから砥石21に負荷が一時的に加わらない状態にする補正移動座標を求めている。これにより、バリBの高さや厚みが大きくなって断面積が増大することで砥石21に過大な負荷が加わり砥石21の回転速度が遅くなっても、砥石21の回転速度を所定速度に戻すことができる。この結果、砥石21の回転速度が低下したままバリBを除去する加工が継続されることを防止でき、バリBを除去する加工精度を良好に維持することができる。
特に、大型の樹脂成形品Mにあっては、硬化時の樹脂収縮、金型の変形等の影響を受け易くなるため、樹脂成形品Mの形状情報をCADデータ等によって予め入力してバリBを除去する加工具の移動座標を設定することが困難となる。この点、本実施の形態では、検出部30によってバリBの立体形状情報を取得し、バリBの形状変化に応じてグラインダ20の補正移動座標を求めているので、複数の樹脂成形品Mにて形状に個体差があっても、精度良くバリBの除去を実施することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状、方向などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
ロボット10は、グラインダ20を直交三軸方向及び回転方向を含む三次元空間の任意の位置に移動できる種々の構成に変更でき、例えば、3軸タイプのロボットで構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、加工具をグラインダ20としたが、バリBを切削又は研削加工できるエンドミル等を用いた他の加工具としてもよい。
また、検出部30は、複数個所に設けてバリBを検出したり、ロボット10におけるアーム11の先端に設ける等、種々の変更が可能である。
以上説明したように、本発明は、バリを除去する加工具に大きな負荷がかかることを防止でき、加工精度を良好に保つことができるという効果を有する。
1 バリ取り装置
10 ロボット
20 グラインダ(加工具)
30 検出部
40 制御手段
42 移動座標演算部
43 断面情報演算部
44 補正移動座標演算部
45 移動制御部
B バリ
M 樹脂成形品

Claims (3)

  1. 樹脂成形品に形成されて所定方向に延出するバリを除去するバリ取り装置であって、
    前記樹脂成形品における前記バリの立体形状を検出して立体形状情報を出力する検出部と、
    回転しつつ前記バリに接触することで該バリを切削又は研削する加工具と、
    前記加工具を保持及び移動するロボットと、
    前記ロボットの動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検出部で検出した前記バリの立体形状情報に基づき、前記バリの延出方向と平行に前記加工具が移動して前記バリを切削又は研削可能な該加工具の移動座標情報を演算する移動座標演算部と、
    前記移動座標演算部で演算した前記加工具の移動座標情報と、前記検出部で検出した前記バリの立体形状情報と、前記加工具の特性情報とに基づき、前記バリの加工断面情報を求める断面情報演算部と、
    前記移動座標演算部で演算した前記加工具の移動座標情報と、前記断面情報演算部で演算した前記バリの加工断面情報とに基づき、該バリの加工中途段階で該バリから前記加工具に無負荷となる該加工具の補正移動座標情報を演算する補正移動座標演算部と、
    前記補正移動座標演算部で演算した前記補正移動座標情報に基づき、前記ロボットの動作を制御する移動制御部とを備えていることを特徴とするバリ取り装置。
  2. 前記補正移動座標演算部は、前記補正移動座標情報の演算にて、前記バリから前記加工具を離す方向に移動する移動座標として前記バリから前記加工具に無負荷とすることを特徴とする請求項1に記載のバリ取り装置。
  3. 前記補正移動座標演算部は、前記補正移動座標情報の演算にて、前記バリから前記加工具を離してから所定時間経過後、該加工具が該バリに接触する位置に復帰する移動座標とすることを特徴とする請求項2に記載のバリ取り装置。
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