JP7341266B2 - バンパー補強材とその製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態におけるバンパービーム(バンパー補強材)2およびバンパーステイ3を備えるバンパーシステム1の平面図である。図1において、車両前後方向を前後の両矢印で示し、車両左右方向を左右の両矢印で示している。図2以降においては、車両上下方向を上下の両矢印で示している。バンパーシステム1は、車両左右方向における中心を通る中心線CLに関して対称に構成されているが、左側については図示を省略している。また、図1において、車体4は、二点鎖線によって簡略的に図示されている。バンパービーム2は、バンパーステイ3を介して、車体4の車両前後方向の前側に固定されている。
図9および図10を参照すると、本発明の第2実施形態に係るバンパービーム2の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第2実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
図11および図12を参照すると、本発明の第3実施形態に係るバンパービーム2の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第3実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
図13および図14を参照すると、本発明の第4実施形態に係るバンパービーム2の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第4実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
図15および図16を参照すると、本発明の第5実施形態に係るバンパービーム2の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第5実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
図17および図18を参照すると、本発明の第6実施形態に係るバンパービーム2の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第6実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
図19および図20を参照すると、本発明の第7実施形態に係るバンパービーム2の構成は、以下の点で第1実施形態と異なる。第7実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一ないし同様の要素には同一の符号を付している。
2 バンパービーム(バンパー補強材)
2a 中央部
2b 両端部
3 バンパーステイ
4 車体
10 アウターフランジ
11 第1アウター接続部
12 第2アウター接続部
13 第3アウター接続部
14 第4アウター接続部
20 インナーフランジ
21 第1インナー接続部
22 第2インナー接続部
23 第3インナー接続部
24 第4インナー接続部
30 ウェブ群
31 第1ウェブ
31a 第1凸部
31b 切欠き部
32 第2ウェブ
32a 第2凸部
32b 切欠き部
33 第3ウェブ
33a 第3凸部
33b 切欠き部
34 第4ウェブ
34a 第4凸部
40A,40B,40C,40D,40E,40F フィレット
50 押出成形機
51 曲げ加工機
52 第1プレス機
53 第2プレス機
61 第1接触部
62 第2接触部
63 第3接触部
D1 第1フランジ距離
D2 第2フランジ距離
D3 アウターウェブ距離
D4 インナーウェブ距離
D5 凸部距離
Claims (11)
- 車両前後方向において離間しているアウターフランジおよびインナーフランジと、前記アウターフランジおよび前記インナーフランジを接続するウェブ群とを有する車両左右方向に沿って延びるアルミニウム合金押出形材からなり、
前記アウターフランジおよび前記インナーフランジが第1フランジ距離で離間し、前記車両左右方向の中央に位置する部分である中央部と、
前記アウターフランジおよび前記インナーフランジが前記第1フランジ距離より短い第2フランジ距離で離間し、前記車両左右方向の両端に位置する部分である両端部と
を有し、
前記ウェブ群は、
前記アウターフランジに第1アウター接続部で接続され、前記インナーフランジに第1インナー接続部で接続されている第1ウェブと、
前記第1ウェブと隣り合い、前記アウターフランジに第2アウター接続部で接続され、前記インナーフランジに第2インナー接続部で接続されている第2ウェブと
を含み、
車両上下方向において、前記第1アウター接続部は、前記第2アウター接続部から前記第1フランジ距離より短いアウターウェブ距離で離間し、前記第1インナー接続部は、前記第2インナー接続部から前記第1フランジ距離より短いインナーウェブ距離で離間しており、
前記第1ウェブおよび前記第2ウェブはそれぞれ、前記両端部において、互いに向き合う凸形状となるように湾曲し、
前記第1ウェブは、前記両端部において前記第2ウェブに最も近接している第1凸部を有し、
前記第2ウェブは、前記両端部において前記第1ウェブに最も近接している第2凸部を有し、
前記第1凸部および前記第2凸部はそれぞれ、前記アルミニウム合金押出形材の延在方向に垂直な断面において、前記アウターフランジから同一距離に位置しており、
前記第1凸部および前記第2凸部は、互いに接している、バンパー補強材。 - 車両前後方向において離間しているアウターフランジおよびインナーフランジと、前記アウターフランジおよび前記インナーフランジを接続するウェブ群とを有する車両左右方向に沿って延びるアルミニウム合金押出形材からなり、
前記アウターフランジおよび前記インナーフランジが第1フランジ距離で離間し、前記車両左右方向の中央に位置する部分である中央部と、
前記アウターフランジおよび前記インナーフランジが前記第1フランジ距離より短い第2フランジ距離で離間し、前記車両左右方向の両端に位置する部分である両端部と
を有し、
前記ウェブ群は、
前記アウターフランジに第1アウター接続部で接続され、前記インナーフランジに第1インナー接続部で接続されている第1ウェブと、
前記第1ウェブと隣り合い、前記アウターフランジに第2アウター接続部で接続され、前記インナーフランジに第2インナー接続部で接続されている第2ウェブと
を含み、
車両上下方向において、前記第1アウター接続部は、前記第2アウター接続部から前記第1フランジ距離より短いアウターウェブ距離で離間し、前記第1インナー接続部は、前記第2インナー接続部から前記第1フランジ距離より短いインナーウェブ距離で離間しており、
前記第1ウェブおよび前記第2ウェブはそれぞれ、前記両端部において、互いに向き合う凸形状となるように湾曲し、
前記第2アウター接続部および前記第2インナー接続部には、前記第2ウェブより車両上下方向において前記第1ウェブとは反対側に配置されたフィレットが設けられており、
前記第1ウェブは、前記両端部において前記第2ウェブに最も近接している第1凸部を有し、
前記第2ウェブは、前記両端部において前記第1ウェブに最も近接している第2凸部を有し、
衝撃荷重が加わる前の状態において前記第1凸部および前記第2凸部は離間しており、前記衝撃荷重が加わることによって前記第1ウェブおよび前記第2ウェブが互いに近づくように変形して前記第1凸部および前記第2凸部が接するように構成されている、バンパー補強材。 - 前記第1アウター接続部および前記第1インナー接続部には、前記第1ウェブより車両上下方向において前記第2ウェブとは反対側に配置されたフィレットが設けられている、請求項2に記載のバンパー補強材。
- 車両前後方向において離間しているアウターフランジおよびインナーフランジと、前記アウターフランジおよび前記インナーフランジを接続するウェブ群とを有する車両左右方向に沿って延びるアルミニウム合金押出形材からなり、
前記アウターフランジおよび前記インナーフランジが第1フランジ距離で離間し、前記車両左右方向の中央に位置する部分である中央部と、
前記アウターフランジおよび前記インナーフランジが前記第1フランジ距離より短い第2フランジ距離で離間し、前記車両左右方向の両端に位置する部分である両端部と
を有し、
前記ウェブ群は、
前記アウターフランジに第1アウター接続部で接続され、前記インナーフランジに第1インナー接続部で接続されている第1ウェブと、
前記第1ウェブと隣り合い、前記アウターフランジに第2アウター接続部で接続され、前記インナーフランジに第2インナー接続部で接続されている第2ウェブと
を含み、
車両上下方向において、前記第1アウター接続部は、前記第2アウター接続部から前記第1フランジ距離より短いアウターウェブ距離で離間し、前記第1インナー接続部は、前記第2インナー接続部から前記第1フランジ距離より短いインナーウェブ距離で離間しており、
前記第1ウェブおよび前記第2ウェブはそれぞれ、前記両端部において、互いに向き合う凸形状となるように湾曲し、
前記第1ウェブは、車両前後方向の前側であって車両上下方向において前記第2ウェブの反対側のみに切欠き部が設けられ、
前記第2ウェブは、車両前後方向の前側であって車両上下方向において前記第1ウェブの反対側のみに切欠き部が設けられ、
前記第1ウェブは、前記両端部において前記第2ウェブに最も近接している第1凸部を有し、
前記第2ウェブは、前記両端部において前記第1ウェブに最も近接している第2凸部を有する、バンパー補強材。 - 前記アウターウェブ距離は前記第2フランジ距離より短く、前記インナーウェブ距離は前記第2フランジ距離より短い、請求項1から4のいずれか1項に記載のバンパー補強材。
- 前記第1凸部および前記第2凸部はそれぞれ、前記アルミニウム合金押出形材の延在方向に垂直な断面において、前記アウターフランジから同一距離に位置している、請求項2から4のいずれか1項に記載のバンパー補強材。
- 前記第1凸部および前記第2凸部は、互いに接している、請求項6に記載のバンパー補強材。
- 前記両端部は、車体方向に曲げられている、請求項1から4のいずれか1項に記載のバンパー補強材。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載のバンパー補強材の製造方法であって、
前記アルミニウム合金押出形材は、
前記第1アウター接続部が、前記アウターフランジの面内方向において、前記第2アウター接続部から前記アウターウェブ距離で離間し、前記第1インナー接続部が、前記インナーフランジの面内方向において、前記第2インナー接続部から前記インナーウェブ距離で離間しているように、押出成形され、
前記アルミニウム合金押出形材の両端を、前記第1ウェブおよび前記第2ウェブが互いに向き合う凸形状となるように、前記アウターフランジおよび前記インナーフランジの距離を縮めて前記第2フランジ距離とするようにつぶし加工され、
析出強化熱処理を施される
ことによって製造される、バンパー補強材の製造方法。 - 前記アルミニウム合金押出形材を押出成形した後であって、前記両端をつぶし加工する前に、前記アルミニウム合金押出形材を加熱し、温間状態とする、請求項9に記載のバンパー補強材の製造方法。
- 前記アルミニウム合金押出形材を押出成形した後であって、前記両端をつぶし加工する前に、前記アルミニウム合金押出形材に対して軟化熱処理を施す、請求項9に記載のバンパー補強材の製造方法。
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