JP7341075B2 - ガス化システム及びガス化方法 - Google Patents

ガス化システム及びガス化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7341075B2
JP7341075B2 JP2020008740A JP2020008740A JP7341075B2 JP 7341075 B2 JP7341075 B2 JP 7341075B2 JP 2020008740 A JP2020008740 A JP 2020008740A JP 2020008740 A JP2020008740 A JP 2020008740A JP 7341075 B2 JP7341075 B2 JP 7341075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasifier
raw material
gasification
solid raw
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020008740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021116319A (ja
Inventor
正志 菱田
康弘 山内
克彦 篠田
治人 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2020008740A priority Critical patent/JP7341075B2/ja
Publication of JP2021116319A publication Critical patent/JP2021116319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7341075B2 publication Critical patent/JP7341075B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

本開示は、ガス化システム及びガス化方法に関する。
近年、固形原料をガス化するシステムとして様々なガス化システムが提案されている。ガス化システムが生成したガスは、合成燃料を生成する合成プラントに供給されたり、又は燃焼設備に燃料として供給されたりする。ガス化炉の種類としては、固定床ガス化炉、流動床ガス化炉、及び噴流床ガス化炉が知られている。なお、流動床ガス化炉には、BFB(Bubbling Fluidized Bed)ガス化炉とCFB(Circulating Fluidized Bed)ガス化炉の2種類が知られている。
固形原料を2段階でガス化する構成も提案されている。例えば、特許文献1には、原料を部分燃焼又は熱分解する固定床式ガス化炉と、固定床式ガス化炉が生成したガス及びチャーをさらに部分燃焼又は熱分解する噴流床ガス化炉とを備えるガス化装置が開示されている。このガス化装置では、固定床式ガス化炉と噴流床ガス化炉とが同じガス化温度で運転している。
特開2007-231062号公報
ところで、固定床又は流動床のガス化炉は、多様な固形原料をガス化可能であり、例えば、低質な原料であってもガス化可能である。しかし、流動床のガス化炉によって低質な原料をガス化させる場合、不純物の融着によって流動性を損なわない程度の温度(例えば850℃程度)が炉内温度の上限となる。固定床のガス化炉の場合も、安定的に炉内温度を高くすることが困難である。
このような炉内温度によってガス化した場合、ガス化において生じるタールの分解が不十分となるため、後流機器保護のためタール除去処理をしなければならない。このように、固定床又は流動床のガス化炉によって多様な固形原料をガス化させる場合には、タール処理を実施するための設備や外部動力が必要となり、コストが増加する。
一方、噴流床のガス化炉では、固定床又は流動床のガス化炉に比べて、炉内温度を高くすることができる(例えば1000℃程度)。そのため、噴流床のガス化炉では、固定床又は流動床のガス化炉に比べて、ガス化炉出口ガス中のタール濃度が低いため、タール除去処理の必要性が少ない。しかし、噴流床のガス化炉では、ガス化可能な固形原料の種類が固定床又は流動床のガス化炉に比べて限られ、固形原料が低質な原料である場合には、そのままの状態ではそれをガス化できない場合がある。例えば、噴流床のガス化炉に投入する固形原料は、粒径と含水率が所定値以下であることが要求される。
そのため、固形原料がその条件を満たさない場合には、投入する前に、粉砕処理及び/又は乾燥処理をしなければならない。このように、噴流床のガス化炉によって多様な固形原料をガス化させるためには、粉砕処理及び/又は乾燥処理を実施するための設備や外部動力が必要となり、コストが増加する。これらの処理が不要な良質な固形原料を使用する場合においても、その取得コストが増加する。
したがって、コストを抑えつつ、多様な固形原料のガス化を図ることが求められている。この点、特許文献1には、そのような課題を解決するための構成が開示されていない。
上述の事情に鑑みて、本開示は、コストを抑えつつ、多様な固形原料のガス化を図ることを目的とする。
本開示に係るガス化システムは、
第1固形原料をガス化して第1ガス化ガスを生成するための流動床の第1ガス化炉と、
前記第1ガス化炉からの前記第1ガス化ガスが流れる第1ガスラインと、
前記第1ガスラインに接続されるガス入口、及び第2固形原料の投入口を有し、前記投入口から炉内に供給される前記第2固形原料をガス化可能に構成された噴流床の第2ガス化炉と、
前記第1ガス化炉から独立して設けられ、前記第1ガス化炉以外の原料供給元から前記第2ガス化炉の前記投入口に前記第2固形原料を供給するための第2原料供給部と、
を備え、
前記第1ガス化炉は、運転中に流動材を前記第1ガス化炉の炉外に排出するための流動材排出ラインと、運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉の炉内に補充するための流動材補充ラインと、を有するCFBガス化炉又はBFBガス化炉であるか、又は
前記第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、前記第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭である。
本開示に係るガス化方法は、
第1固形原料を流動床の第1ガス化炉に投入して第1ガス化ガスを生成するステップと、
第1ガスラインを介して、前記第1ガス化炉からの前記第1ガス化ガスを噴流床の第2ガス化炉に供給するステップと、
第2原料供給部が、前記第1ガス化炉以外の原料供給元から前記第2ガス化炉に第2固形原料を供給するステップと、
前記第2ガス化炉が前記投入口から炉内に供給される前記第2固形原料をガス化するステップと、
を含み、
前記第1ガス化炉は、CFBガス化炉又はBFBガス化炉であり、運転中に流動材を前記第1ガス化炉の炉外に排出するステップと、運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉の炉内に補充するステップとを含むか、又は、
前記第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、前記第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭である。
本開示によれば、コストを抑えつつ、多様な固形原料のガス化を図ることができる。
一実施形態に係るガス化システムの構成を概略的に示す図である。 一実施形態に係るガス化システムの構成を概略的に示す図である。 一実施形態に係るガス化方法の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(ガス化システムの構成)
以下、実施形態に係るガス化システム100(100A、100B)の構成について説明する。図1は、一実施形態に係るガス化システム100(100A)の構成を概略的に示す図である。図2は、一実施形態に係るガス化システム100(100B)の構成を概略的に示す図である。
図1及び図2に示すように、ガス化システム100(100A、100B)は、流動床の第1ガス化炉10(10A、10B)と、第1ガス化炉10(10A、10B)からの第1ガス化ガスが流れる第1ガスライン11と、噴流床の第2ガス化炉20と、第2ガス化炉20に第2固形原料を供給するための第2原料供給部30と、を備える。第1ガスライン11は、第1ガス化炉10(10A、10B)と第2ガス化炉20とを接続する流路である。
第1ガス化炉10は、第1固形原料をガス化して第1ガス化ガスを生成するように構成される。なお、第1ガス化炉10は、流動床の第1ガス化炉10(10A、10B)に限られず、固定床のガス化炉であってもよい。図1及び図2に示すように、第1ガス化炉10(10A、10B)には、重力を利用して第1固形原料を第1ガス化炉10(10A、10B)の炉内(本体15内)に導くように構成されたシュート60が設けられていてもよい。
噴流床の第2ガス化炉20は、第1ガスライン11に接続されるガス入口21、及び第2固形原料の投入口22を有し、投入口22から炉内に供給される第2固形原料をガス化可能に構成される。
第2原料供給部30は、第1ガス化炉10(10A、10B)から独立して設けられる。また、第2原料供給部30は、第1ガス化炉10(10A、10B)以外の原料供給元から第2ガス化炉20の投入口22に第2固形原料を供給するように構成される。例えば、第2原料供給部30は、図1及び図2に示すように、第2固形原料を第2ガス化炉20の投入口22に送り込むように構成されたスクリューフィーダ31を有する。
図1及び図2に示すように、幾つかの実施形態では、ガス化システム100(100A、100B)は、第2ガス化炉20の炉内温度が第1ガス化炉10(10A、10B)の炉内温度より高くなるように制御するように構成された制御装置40を備えていてもよい。例えば、制御装置40は、図1及び図2に示すように、第2ガス化炉20の炉内温度を計測する温度センサ41の計測温度を参照し、ガス化剤の供給量を調整可能な流量調整弁51、52を制御することによって、上記のように炉内温度を制御するように構成される。
なお、温度センサ41は、第1ガス化炉10の炉内温度を計測するように配置されてもよい。ただし、タール成分を分解するための温度制御は、主に、第2ガス化炉20の炉内温度の計測温度に基づいて行われることが好ましい。また、制御装置40は、供給源70(例えば、供給源70の送風機やポンプなど)を制御してガス化剤の供給量を調整するように構成されてもよい。制御装置40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit))等から構成される。
図1に示すように、一実施形態では、第1ガス化炉10(10A)はCFBガス化炉である。第1ガス化炉10(10A)は、流動材を捕集するためのサイクロン14と第1固形原料のガス化を行うように構成された本体15(15A)とを備える。第1ガス化炉10(10A)は、流動材を含む第1ガス化ガスを本体15(15A)からサイクロン14に導くための流路16と、サイクロン14で捕集した流動材を本体15(15A)に戻すための流路17とを備える。このような構成により、第1ガス化炉10(10A)は、本体15(15A)とサイクロン14との間で流動材(例えば、砂)を循環させる。
また、第1ガス化炉10(10A)は、運転中に流動材を第1ガス化炉10(10A)の炉外に排出するための流動材排出ライン12と、運転中に流動材を第1ガス化炉10(10A)の炉内に補充するための流動材補充ライン13(13A、13B)と、を有していてもよい。流動材排出ライン12は、ガス化において生じた灰分を流動材と共に排出するように第1ガス化炉10(10A)の下部に設けられていてもよい。
図2に示すように、一実施形態では、第1ガス化炉10(10B)はBFBガス化炉である。この場合、第1ガス化炉10(10B)は、第1ガス化炉10(10A)とは異なり、サイクロン14を備えていない。しかし、図2に示すように、第1ガス化炉10(10B)は、第1ガス化炉10(10A)と同様に、流動材を本体15(15B)内で循環させるように構成されていてもよい。また、図2に示すように、第1ガス化炉10(10B)は、流動材排出ライン12と流動材補充ライン13を有し、ガス化において生じた灰分を流動材と共に排出し、灰分を含まない流動材を補充可能に構成されていてもよい。
図1及び図2に示すように、幾つかの実施形態では、ガス化システム100(100A、100B)は、空気に比べて窒素濃度が低いガスをガス化剤として供給するように構成された供給源70と、第1ガス化炉10(10A、10B)及び第2ガス化炉20のそれぞれにガス化剤を供給するためのガス化剤供給ライン71と、を備えていてもよい。ガス化剤は、例えば、酸素と水蒸気を主成分とする。ガス化システム100は、固形原料の完全燃焼ではなくガス化を目的としているため、燃焼目的の場合に比べて少ない酸素量が第1ガス化炉(10)と第2ガス化炉(20)の炉内に供給されるようにガス化剤の供給量が調整されることが好ましい。
なお、ガス化システム100が燃料合成に使用するためのガスを生成する場合には、上記のように窒素濃度が低いガス化剤を使用することが好ましい。この場合、例えば、生成ガスにはFT(Fischer-Tropsch)合成の反応に寄与しない窒素成分が少ないため、ジェット燃料を生成する場合に有利となる。一方、ガス化システム100が生成したガスを燃焼器に供給する場合には、空気をガス化剤として使用してもよい。
ここで、ガス化システム100は、多様な固形原料に対してより柔軟な運用が可能に構成されてもよい。例えば、ガス化システム100は、固形原料の乾燥処理を行う乾燥処理設備80及び/又は固形原料の粉砕処理を行う粉砕処理設備90を備えていてもよい。
この場合、第2固形原料として使用できない固形原料(例えば、後述する第1バイオマス原料)しか入手できない場合にも、その固形原料に対して乾燥処理及び/又は粉砕処理を行い、それを第2固形原料(例えば、後述する第2バイオマス原料)として第2ガス化炉20に投入することが可能である。この場合、第2固形原料を取得できない場合であってもガス化システム100の運転を維持できる点で有利である。なお、乾燥処理設備80及び粉砕処理設備90は、必須の構成ではないため、破線で示している。
ここで、第1ガス化炉10と第2ガス化炉20に供給される固形原料について、詳細に説明する。まず、第1ガス化炉10に供給される第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、第2ガス化炉20に供給される第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭である。
第2バイオマス原料は、第1バイオマス原料に比べて、粒径が小さいことが好ましい。第2バイオマス原料は、第1バイオマス原料に比べて、含水率が低いことが好ましい。第2バイオマス原料は、第1バイオマス原料に比べて、灰分融点が高いことが好ましい。
第1バイオマス原料は、例えば、製紙スラッジ、建築廃材、都市ごみ、産業廃棄物のうち少なくとも一つを含む原料である。第2バイオマス原料としては、例えば、ホワイトペレット、ブラックペレット、間伐チップ、木質チップ等が挙げられる。
基本的に、第2固形原料は、第1固形原料に比べて取得コストが高い。第1固形原料である第1バイオマス原料は、取得コストがかからず、むしろ逆有償で入手可能な場合もある。
そのため、ガス化システム100では、主に第1固形原料を使用してガス化ガスを生成し、第2バイオマス原料や微粉炭は、第1ガス化ガスをより高温化させるための補助的な燃料として使用されてもよい。すなわち、ガス化システム100は、第1固形原料の消費量が多く、第2固形原料の消費量が少なくなるように運用されてもよい。これにより、コストを抑えることができる。また、第2固形原料を常時投入する必要はなく、第2固形原料は必要な場合にのみ投入されてもよい。このように、ガス化システム100によれば、第2固形原料の収集・備蓄状況に応じて柔軟に運用することができる。
(ガス化方法)
以下、図3を参照しながらガス化方法の具体例について説明する。図3は、一実施形態に係るガス化方法の手順を示すフローチャートである。なお、以下に説明する各々の手順において一部又は全部がオペレータの手動によって実行されてもよい。
このガス化方法では、まず、第1固形原料を固定床又は流動床の第1ガス化炉10に投入して第1ガス化ガスを生成する(ステップS1)。具体的には、シュート60を使用して第1ガス化炉10の炉内に第1固形原料を投入する。また、ガス化剤供給ライン71を使用して第1ガス化炉10の炉内にガス化剤を供給する。そして、第1固形原料を例えば、850℃程度に加熱する。これにより第1ガス化ガスが生成される。なお、第1ガス化炉10がCFBガス化炉である場合、生成された第1ガス化ガスは流動材と共にサイクロン14に導かれる。
次に、第1ガスライン11を介して、第1ガス化炉10からの第1ガス化ガスを噴流床の第2ガス化炉20に供給する(ステップS2)。なお、第1ガス化炉10がCFBガス化炉である場合、サイクロン14において流動材が捕集された後の第1ガス化ガスが第2ガス化炉20に供給される。
第2原料供給部30は、第1ガス化炉10以外の原料供給元から第2ガス化炉20に第2固形原料を供給する(ステップS3)。具体的には、第2原料供給部30は、スクリューフィーダ31によって第2固形原料を第2ガス化炉20の投入口22に供給する。また、ガス化剤供給ライン71を使用して第2ガス化炉20の炉内にガス化剤を供給する。第2ガス化炉20は、投入口22から炉内に供給される第2固形原料をガス化する(ステップS4)。第2ガス化炉20は、第2固形原料を例えば、1000℃程度に加熱する。これにより第2ガス化ガスが生成される。
上記のガス化方法において、第1ガス化ガスには、タール成分が含まれている。しかし、第2ガス化炉20の温度が高いためにタール成分の一部は第2ガス化炉20で分解され、第2ガス化炉20出口ガス中のタール濃度は第1ガス化炉10出口ガス中のタール濃度に比べて低くなる。そのため、ガス化システム100の生成ガスである第2ガス化ガスは、タール除去処理の必要性が低くなる。第1固形原料及び第2固形原料が炭素と水素を含むバイオマス原料である場合、それらの炭素と水素がガス化剤の酸素と反応し、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、水素(H)が第2ガス化ガスの主成分となる。
上記のガス化方法において、各ステップの順序は適宜変更可能である。例えば、ステップS3は、ステップS1よりも前に実行されてもよい。また、上記のガス化方法において、第1ガス化炉10がCFBガス化炉である場合、運転中に流動材を第1ガス化炉10の炉外に排出するステップと、運転中に流動材を第1ガス化炉10の炉内に補充するステップと、をさらに含んでいてもよい。ステップS1及びステップS4のガス化において、上述したようにガス化剤が使用されてもよい。
本開示は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
(まとめ)
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
(1)本開示の一実施形態に係るガス化システム(100)は、
第1固形原料をガス化して第1ガス化ガスを生成するための固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)と、
前記第1ガス化炉(10)からの前記第1ガス化ガスが流れる第1ガスライン(11)と、
前記第1ガスライン(11)に接続されるガス入口(21)、及び第2固形原料の投入口(22)を有し、前記投入口(22)から炉内に供給される前記第2固形原料をガス化可能に構成された噴流床の第2ガス化炉(20)と、
前記第1ガス化炉(10)から独立して設けられ、前記第1ガス化炉(10)以外の原料供給元から前記第2ガス化炉(20)の前記投入口(22)に前記第2固形原料を供給するための第2原料供給部(30)と、
を備える。
上記(1)に記載の構成によれば、固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)には第1固形原料が投入可能であり、噴流床の第2ガス化炉(20)には第2固形原料を投入可能である。そのため、2つのガス化炉のそれぞれの特性に適した燃料を別々に投入することができる。例えば、固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)には、噴流床の第2ガス化炉(20)に投入できない低質な固形原料を第1固形原料として投入し、噴流床の第2ガス化炉(20)には、良質な固形原料を第2固形原料として投入することにより、多様な固形原料のガス化を図ることができる。
また、固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)の第1ガス化ガスを利用することによって、噴流床の第2ガス化炉(20)に投入する良質な固形原料の消費量を抑えることができる。この場合、良質な固形原料の取得コスト又は低質な固形原料の粉砕処理及び/又は乾燥処理に伴うコストを抑えることができる。このように、コストを抑えつつ、多様な固形原料のガス化を図ることができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の構成において、前記ガス化システム(100)は、前記第2ガス化炉(20)の炉内温度が前記第1ガス化炉(10)の炉内温度より高くなるように制御するように構成された制御装置(40)を備える。
上記(2)に記載の構成によれば、第1ガス化炉(10)によってガス化させた第1ガス化ガスは、第2ガス化炉(20)においてより高温化される。この場合、第1ガス化ガスに含まれるタール成分の一部は第2ガス化炉(20)で分解され、第2ガス化炉(20)出口ガス中のタール濃度は、第1ガス化炉(10)出口ガス中のタール濃度に比べて低くなる。そのため、タール除去処理に伴うコストを抑えることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)に記載の構成において、
前記第1ガス化炉(10)には、重力を利用して前記第1固形原料を前記第1ガス化炉(10)の炉内に導くように構成されたシュート(60)が設けられ、
前記第2原料供給部(30)は、前記第2固形原料を前記第2ガス化炉(20)の前記投入口(22)に送り込むように構成されたスクリューフィーダ(31)を有する。
上記(3)に記載の構成によれば、第1固形原料と第2固形原料の形態が異なる場合に、シュート(60)とスクリューフィーダ(31)のそれぞれの利点を利用して最適な方法で投入することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の何れか一つに記載の構成において、前記第1ガス化炉(10)は、運転中に流動材を前記第1ガス化炉(10)の炉外に排出するための流動材排出ライン(12)と、運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉(10)の炉内に補充するための流動材補充ライン(13)と、を有するCFBガス化炉である。
上記(4)に記載の構成によれば、ガス化システム(100)の運転中に流動材の排出と補充を行うことによって、第1固形原料に含まれる不純物を流動材と共に回収することができる。また、第2ガス化炉(20)に供給される第1ガス化ガス中の不純物量を低減できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の何れか一つに記載の構成において、前記ガス化システム(100)は、
前記第1ガス化炉(10)及び前記第2ガス化炉(20)のそれぞれにガス化剤を供給するためのガス化剤供給ライン(71)と、
空気に比べて窒素濃度が低いガスを前記ガス化剤として供給するように構成された供給源(70)と、
を備える。
上記(5)に記載の構成によれば、窒素濃度が低いガス化剤を用いるため、第2ガス化炉(20)が生成する第2ガス化ガスは、FT合成の反応に寄与しない窒素成分が少ない。この場合、FT合成によって燃料(例えばジェット燃料など)を生成する場合に適した第2ガス化ガスを生成することができる。
(6)本開示の一実施形態に係るガス化方法は、
第1固形原料を固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)に投入して第1ガス化ガスを生成するステップと、
第1ガスライン(11)を介して、前記第1ガス化炉(10)からの前記第1ガス化ガスを噴流床の第2ガス化炉(20)に供給するステップと、
第2原料供給部(30)が、前記第1ガス化炉(10)以外の原料供給元から前記第2ガス化炉(20)に第2固形原料を供給するステップと、
前記第2ガス化炉(20)が前記第2固形原料をガス化するステップと、
を含む。
上記(6)に記載の方法によれば、固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)には第1固形原料が投入され、噴流床の第2ガス化炉(20)には第2固形原料が投入される。そのため、2つのガス化炉のそれぞれの特性に適した燃料を別々に投入することができる。例えば、固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)には、噴流床の第2ガス化炉(20)に投入できない低質な固形原料を第1固形原料として投入し、噴流床の第2ガス化炉(20)には、良質な固形原料を第2固形原料として投入することにより、多様な固形原料のガス化を図ることができる。
また、固定床又は流動床の第1ガス化炉(10)の第1ガス化ガスを利用することによって、噴流床の第2ガス化炉(20)に投入する良質な固形原料の消費量を抑えることができる。この場合、良質な固形原料の取得コスト又は低質な固形原料の粉砕処理及び/又は乾燥処理に伴うコストを抑えることができる。このように、コストを抑えつつ、多様な固形原料のガス化を図ることができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)に記載の方法において、
前記第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、
前記第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭である。
上記(7)に記載の方法によれば、第1ガス化炉(10)と第2ガス化炉(20)の特性に応じて2種類の固形原料を使い分けるため、多様な固形原料のガス化を合理的に行うことができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(7)に記載の方法において、前記第2バイオマス原料は、前記第1バイオマス原料に比べて、粒径が小さい。
上記(8)に記載の方法によれば、第2ガス化炉(20)に使用される固形原料は第1ガス化炉(10)に使用される固形原料よりも粒径が小さい。この場合、第2ガス化炉(20)に使用される固形原料の粉砕処理の負担を軽減できる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(7)又は(8)に記載の方法において、前記第2バイオマス原料は、前記第1バイオマス原料に比べて、含水率が低い。
上記(9)に記載の方法によれば、第2ガス化炉(20)に使用される固形原料は第1ガス化炉(10)に使用される固形原料よりも含水率が低い。この場合、第2ガス化炉(20)に使用される固形原料の乾燥処理の負担を軽減できる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(7)乃至(9)の何れか一項に記載の方法において、前記第2バイオマス原料は、前記第1バイオマス原料に比べて、灰分融点が高い。
上記(10)に記載の方法によれば、第2ガス化炉(20)に使用される固形原料は第1ガス化炉(10)に使用される固形原料よりも灰分融点が高い。この場合、第2ガス化炉(20)に不純物が流入した場合に生じる問題を軽減できる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(7)乃至(10)の何れか一項に記載の方法において、
前記第1バイオマス原料は、製紙スラッジ、建築廃材、都市ごみ、産業廃棄物のうち少なくとも一つを含み、
前記第2バイオマス原料は、ホワイトペレット、ブラックペレット、間伐チップ、木質チップのうち少なくとも一つを含む。
上記(11)に記載の方法によれば、品質又は経済価値の異なる固形原料を、第1ガス化炉(10)と第2ガス化炉(20)の特性に応じて使い分けることができる。これにより、コストを低減できる。
(12)幾つかの実施形態では、上記(6)乃至(11)の何れか一項に記載の方法において、
前記第1ガス化炉(10)は、CFBガス化炉であり、
運転中に流動材を前記第1ガス化炉(10)の炉外に排出するステップと、
運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉(10)の炉内に補充するステップと、
を含む。
上記(12)に記載の方法によれば、運転中に流動材の排出と補充を行うことによって、第1固形原料に含まれる不純物を流動材と共に回収することができる。また、第2ガス化炉(20)に供給される第1ガス化ガス中の不純物量を低減できる。
10 第1ガス化炉
11 第1ガスライン
12 流動材排出ライン
13 流動材補充ライン
14 サイクロン
15 本体
16,17 流路
20 第2ガス化炉
21 ガス入口
22 投入口
30 第2原料供給部
31 スクリューフィーダ
40 制御装置
41 温度センサ
51 流量調整弁
60 シュート
70 供給源
71 ガス化剤供給ライン
80 乾燥処理設備
90 粉砕処理設備
100 ガス化システム

Claims (14)

  1. 第1固形原料をガス化して第1ガス化ガスを生成するための流動床の第1ガス化炉と、
    前記第1ガス化炉からの前記第1ガス化ガスが流れる第1ガスラインと、
    前記第1ガスラインに接続されるガス入口、及び第2固形原料の投入口を有し、前記投入口から炉内に供給される前記第2固形原料をガス化可能に構成された噴流床の第2ガス化炉と、
    前記第1ガス化炉から独立して設けられ、前記第1ガス化炉以外の原料供給元から前記第2ガス化炉の前記投入口に前記第2固形原料を供給するための第2原料供給部と、
    を備え、
    前記第1ガス化炉は、
    運転中に流動材を前記第1ガス化炉の炉外に排出するための流動材排出ラインと、
    運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉の炉内に補充するための流動材補充ラインと、を有するCFBガス化炉又はBFBガス化炉であるガス化システム。
  2. 第1固形原料をガス化して第1ガス化ガスを生成するための固定床又は流動床の第1ガス化炉と、
    前記第1ガス化炉からの前記第1ガス化ガスが流れる第1ガスラインと、
    前記第1ガスラインに接続されるガス入口、及び第2固形原料の投入口を有し、前記投入口から炉内に供給される前記第2固形原料をガス化可能に構成された噴流床の第2ガス化炉と、
    前記第1ガス化炉から独立して設けられ、前記第1ガス化炉以外の原料供給元から前記第2ガス化炉の前記投入口に前記第2固形原料を供給するための第2原料供給部と、
    を備え、
    前記第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、
    前記第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭であるガス化システム。
  3. 前記第1ガス化炉は、
    運転中に流動材を前記第1ガス化炉の炉外に排出するための流動材排出ラインと、
    運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉の炉内に補充するための流動材補充ラインと、を有するCFBガス化炉又はBFBガス化炉である
    請求項2に記載のガス化システム。
  4. 前記第2ガス化炉の炉内温度が前記第1ガス化炉の炉内温度より高くなるように制御するように構成された制御装置を備える
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のガス化システム。
  5. 前記第1ガス化炉には、重力を利用して前記第1固形原料を前記第1ガス化炉の炉内に導くように構成されたシュートが設けられ、
    前記第2原料供給部は、前記第2固形原料を前記第2ガス化炉の前記投入口に送り込むように構成されたスクリューフィーダを有する
    請求項1乃至4の何れか一項に記載のガス化システム。
  6. 前記第1ガス化炉及び前記第2ガス化炉のそれぞれにガス化剤を供給するためのガス化剤供給ラインと、
    空気に比べて窒素濃度が低いガスを前記ガス化剤として供給するように構成された供給源と、
    を備える請求項1乃至5の何れか一項に記載のガス化システム。
  7. 第1固形原料を流動床の第1ガス化炉に投入して第1ガス化ガスを生成するステップと、
    第1ガスラインを介して、前記第1ガス化炉からの前記第1ガス化ガスを噴流床の第2ガス化炉に供給するステップと、
    第2原料供給部が、前記第1ガス化炉以外の原料供給元から前記第2ガス化炉に第2固形原料を供給するステップと、
    前記第2ガス化炉が前記第2固形原料をガス化するステップと、
    を含み、
    前記第1ガス化炉は、CFBガス化炉又はBFBガス化炉であり、
    運転中に流動材を前記第1ガス化炉の炉外に排出するステップと、
    運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉の炉内に補充するステップと、
    を含むガス化方法。
  8. 前記第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、
    前記第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭である
    請求項7に記載のガス化方法。
  9. 第1固形原料を固定床又は流動床の第1ガス化炉に投入して第1ガス化ガスを生成するステップと、
    第1ガスラインを介して、前記第1ガス化炉からの前記第1ガス化ガスを噴流床の第2ガス化炉に供給するステップと、
    第2原料供給部が、前記第1ガス化炉以外の原料供給元から前記第2ガス化炉に第2固形原料を供給するステップと、
    前記第2ガス化炉が前記第2固形原料をガス化するステップと、
    を含み、
    前記第1固形原料は、第1バイオマス原料であり、
    前記第2固形原料は、第1バイオマス原料とは種類が異なる第2バイオマス原料、及び/又は微粉炭であるガス化方法。
  10. 前記第1ガス化炉は、CFBガス化炉又はBFBガス化炉であり、
    運転中に流動材を前記第1ガス化炉の炉外に排出するステップと、
    運転中に前記流動材を前記第1ガス化炉の炉内に補充するステップと、
    を含む請求項9に記載のガス化方法。
  11. 前記第2バイオマス原料は、前記第1バイオマス原料に比べて、粒径が小さい
    請求項8乃至10の何れか一項に記載のガス化方法。
  12. 前記第2バイオマス原料は、前記第1バイオマス原料に比べて、含水率が低い
    請求項8乃至11の何れか一項に記載のガス化方法。
  13. 前記第2バイオマス原料は、前記第1バイオマス原料に比べて、灰分融点が高い
    請求項8乃至12の何れか一項に記載のガス化方法。
  14. 前記第1バイオマス原料は、製紙スラッジ、建築廃材、都市ごみ、産業廃棄物のうち少なくとも一つを含み、
    前記第2バイオマス原料は、ホワイトペレット、ブラックペレット、間伐チップ、木質チップのうち少なくとも一つを含む
    請求項8乃至13の何れか一項に記載のガス化方法。
JP2020008740A 2020-01-22 2020-01-22 ガス化システム及びガス化方法 Active JP7341075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020008740A JP7341075B2 (ja) 2020-01-22 2020-01-22 ガス化システム及びガス化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020008740A JP7341075B2 (ja) 2020-01-22 2020-01-22 ガス化システム及びガス化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021116319A JP2021116319A (ja) 2021-08-10
JP7341075B2 true JP7341075B2 (ja) 2023-09-08

Family

ID=77174109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020008740A Active JP7341075B2 (ja) 2020-01-22 2020-01-22 ガス化システム及びガス化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7341075B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194363A (ja) 2000-12-27 2002-07-10 National Institute Of Advanced Industrial & Technology バイオマスを利用した石炭の加圧噴流床ガス化方法
JP2007231062A (ja) 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Zosen Corp ガス化装置
JP2011522084A (ja) 2008-05-29 2011-07-28 ボソン・エナジー・ソシエテ・アノニム 二段高温予熱スチームガス化炉
JP2012522119A (ja) 2009-03-31 2012-09-20 アルストム テクノロジー リミテッド 燃焼及びガス化を目的とする選択的に作動可能な高温固体法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953592A (ja) * 1982-09-22 1984-03-28 Hitachi Ltd 石炭ガス化方法
JP3559163B2 (ja) * 1998-04-22 2004-08-25 株式会社日立製作所 バイオマスと化石燃料を用いたガス化方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194363A (ja) 2000-12-27 2002-07-10 National Institute Of Advanced Industrial & Technology バイオマスを利用した石炭の加圧噴流床ガス化方法
JP2007231062A (ja) 2006-02-28 2007-09-13 Hitachi Zosen Corp ガス化装置
JP2011522084A (ja) 2008-05-29 2011-07-28 ボソン・エナジー・ソシエテ・アノニム 二段高温予熱スチームガス化炉
JP2012522119A (ja) 2009-03-31 2012-09-20 アルストム テクノロジー リミテッド 燃焼及びガス化を目的とする選択的に作動可能な高温固体法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021116319A (ja) 2021-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2374863B1 (en) Method and system for producing synthetic gas from biomass
US20070074643A1 (en) Method and device for the regulated feed of pulverized fuel to an entrained flow gasifier
US20090173005A1 (en) Feed System
JPS6027716B2 (ja) 固体燃料からガスを製造する方法および装置
JP5571686B2 (ja) バイオマスから合成ガスを製造するための高温ガス化方法とシステム
MX2012011000A (es) Proceso y sistema para producir gas de sintesis a partir de biomasa, mediante carbonizacion.
AU2008252051B2 (en) Process and plant for producing char and fuel gas
EP2374862B1 (en) Method and system for producing synthetic gas from biomass
JP5450799B2 (ja) 石炭ガス化システムおよび石炭ガス化方法
AU2006224490B2 (en) Process and plant for the heat treatment of solids containing titanium
RU2398886C2 (ru) Установка для получения расплавленного чугуна
JP7341075B2 (ja) ガス化システム及びガス化方法
US9464244B2 (en) System and method for black water removal
KR102032823B1 (ko) 열 교환기가 구비된 순환 유동층 가스화기
US9011557B2 (en) System for drying a gasification feed
US9200221B2 (en) System and method for dry mixing a gasification feed
US9683184B2 (en) Method and apparatus for gasification
US9593283B2 (en) Method of and apparatus for controlling a gasifier
GB1565034A (en) Process of removing fines in fluidized coal gasification
JPS6157685A (ja) 炭素含有燃料からガスを製造する方法およびその装置
CN103450947B (zh) 一种带有灰分循环的流化床褐煤气化工艺
JP7191528B2 (ja) 粉体燃料供給装置、ガス化炉設備およびガス化複合発電設備ならびに粉体燃料供給装置の制御方法
NO844801L (no) Fremgangsmaate og anordning for reduksjon av oksydmateriale og generering av energiholdig gass
JPH05156266A (ja) 気流層ガス化装置
JPH05156267A (ja) 気流層ガス化装置の運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20220124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7341075

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150