JP7339235B2 - 高周波コネクタ - Google Patents
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例えば特許文献1に開示される同軸コネクタ(高周波コネクタ)は、同軸ケーブル(ケーブル)の端末に、金属体と一体化された誘電体(インナハウジング)に収容された内導体端子(インナ端子)が、同軸ケーブルの信号導体(芯線)に接続されている。また、金属体と一体化された誘電体を収容した外導体端子が、同軸ケーブルのシールド導体(編組)に接続されている。金属体の内部には、同軸ケーブルの絶縁体が、挿入されている。また、金属体の外周には、シールド導体が配置されており、シールド導体と共に、外導体端子の編組圧着片(編組加締め片)が加締められている。尚、外導体端子の外皮圧着片は、同軸ケーブルのシース(被覆)に加締められる。
また、特許文献2に開示されるコネクタ(高周波コネクタ)は、内部端子の外側に設けられた外部端子を有するL形の同軸端子と、同軸端子をシールドするシールド部材と、内部に同軸端子及びシールド部材を収容するL形の端子収容部が設けられたハウジングとを備えている。シールド部材は、同軸端子のL形に屈曲した部分の内側に形成された隙間を覆うことにより、コネクタのシールド効果を高めることができる。
(1) 芯線を覆う絶縁体の外周が編組により覆われたケーブルの前記芯線に接続されるインナ端子と、インナ端子収容室に前記インナ端子を収容するインナハウジングと、前記インナハウジングの外周を覆う筒状のシールド本体と、前記編組の上から加締められる編組加締め片を有する加締め部材と、前記絶縁体と前記編組との間に挿入される筒状の編組覆われ部を有するとともに前記編組覆われ部から延出して前記インナハウジングの外周と前記シールド本体の内周との間に挿入される嵌入部を有することにより前記編組加締め片と前記シールド本体との間の隙間を覆う筒状のシールドスリーブと、を備え、前記シールド本体と前記加締め部材とは互いに別体であり、前記シールド本体の後方の端縁と、前記加締め部材の前方の端縁である前記編組加締め片の前方の端縁との間に周状の前記隙間が生じるように、前記加締め部材が前記シールド本体の後方に配置されていることを特徴とする高周波コネクタ。
ケーブルは、編組が加締め部材の編組加締め片により加締め付けられる。ケーブルは、編組と絶縁体との間に、筒状に形成されたシールドスリーブの編組覆われ部が挿入されている。即ち、編組は、編組覆われ部と編組加締め片とに挟まれて、編組覆われ部に加締め付けられている。
この編組覆われ部を有したシールドスリーブは、編組覆われ部と反対側が嵌入部としてインナハウジングとシールド本体との間に挿入されている。これにより、シールドスリーブは、シールド本体の後方の端縁と編組加締め片の前方の端縁との間に生じている周状の隙間を埋めている(周状に連結している)。
よって、本構成の高周波コネクタによれば、従来構造のように、シールド回路を構成するシールド本体と編組加締め片に、戻り電流が流れる際、下方側にのみ存在する連結部に変位して(集中して)戻り電流が流れることがなくなる。即ち、本構成の高周波コネクタでは、軸方向での電流の偏りをなくすことにより、ケーブルとシールド本体との間における伝送性能の低下を抑制できる。
これに加え、本構成の高周波コネクタでは、シールド本体と加締め部材との間に生じる隙間がシールドスリーブの嵌入部により埋められることにより、隙間からのノイズの出入りも防止でき、これによってノイズの遮蔽性能の低下を抑制できる。
その結果、本構成の高周波コネクタによれば、伝送性能の低下、および、ノイズの遮蔽性能の低下を抑制することにより、通信回路における通信性能を向上させることができる。
よって、本構成の高周波コネクタでは、起立片を切り起こしたことによる孔からのノイズの出入りを防止でき、起立片を切り起こしたことによるノイズの遮蔽性能の低下を防止し、通信回路における通信性能を向上させることができる。
即ち、インナハウジングは、当接部および被当接部と、押圧部および被押圧部とが当接し、シールド本体とシールドスリーブとが一体化することにより、シールド本体とシールドスリーブの内部でガタつきなく収容される。
これにより、本構成の高周波コネクタは、相手コネクタと嵌合され、車両に搭載された状態において、車両走行時等の振動が加わったとしても、インナハウジングのガタつきが抑制される。その結果、インナ端子と相手端子の接続構造において、端子同士の微摺動摩耗を抑制でき、電気接続信頼性の低下を抑制できる。
これにより、例えば略L字形に形成されたアウタハウジングにシールドアッセンブリが装着された高周波コネクタを容易に構成することができる。その結果、全長に亘って連続的に完全な筒形を維持しつつ略L字形に屈曲させる形成の困難な外導体端子(外部端子)を用いる必要がなくなる。
図1の(a)は本発明の一実施形態に係る雄高周波コネクタ21と雌高周波コネクタ23の嵌合前の斜視図、図1の(b)は図1の(a)の嵌合後の斜視図である。
本実施形態に係る高周波コネクタは、ケーブル11の端末に取り付けられて、高周波コネクタ付きケーブルとして使用される。ケーブル11としては、例えば同軸ケーブルが用いられる。
なお、雄高周波コネクタ21と雌高周波コネクタ23の説明において、同一の構成部材には同一の符号を付して説明する部分がある。
ケーブル11は、中心側より、芯線13、絶縁体15、編組17、および被覆19より構成される(図3,4参照)。導電性を有する芯線13は、単線、複数の素線を撚った撚り線のいずれであってもよい。絶縁体15は、電気絶縁性を有して芯線13を覆う。編組17は、導電性を有して絶縁体15の外周を覆う。被覆19は、電気絶縁性を有して編組17の外周を覆う。
図2の(a)は図1に示した雌高周波コネクタ23の分解斜視図、図2の(b)は図1に示した雄高周波コネクタ21の分解斜視図である。
雄高周波コネクタ21は、雄アウタハウジング25と、雄サイドスペーサ27と、雄シールドアッセンブリ29とにより構成される。雄アウタハウジング25は、電気絶縁性を有する合成樹脂により成形される。雄サイドスペーサ27は、電気絶縁性を有する合成樹脂により成形される。雄アウタハウジング25は、被ロック部31(図1参照)が設けられたフード部33を有している。
雄アウタハウジング25には、前後方向で貫通する端子収容室35が成形されている。雄アウタハウジング25には、端子収容室35に突出するように、弾性係止片37(可撓ランス)が形成されている。また、雄アウタハウジング25には、端子収容室35の一部を、端子挿入方向と交差方向に横断するスペーサ挿入孔39が形成されている。
図2及び図3に示すように、雌高周波コネクタ23は、雌アウタハウジング49と、雌サイドスペーサ51と、雌シールドアッセンブリ53とにより構成される。雌アウタハウジング49は、電気絶縁性を有する合成樹脂により成形される。雌サイドスペーサ51は、電気絶縁性を有する合成樹脂により成形される。雌アウタハウジング49は、ロック突起55が設けられた弾性変形可能なロックアーム57を有している。
上記の雄高周波コネクタ21と雌高周波コネクタ23とは、図1(b)及び図3に示すように、嵌合されることになる。雄高周波コネクタ21のフード部33に、雌高周波コネクタ23が挿入されて、雄高周波コネクタ21と雌高周波コネクタ23が嵌合されると、ロックアーム57のロック突起55が、被ロック部31と係合する。これにより、雄高周波コネクタ21と雌高周波コネクタ23とは、嵌合状態が維持される。
図4は図2の(a)に示した雌シールドアッセンブリ53の分解斜視図である。
雌シールドアッセンブリ53は、雌インナ端子59、雌インナハウジング61および雌シールドアウタ端子63より構成されている。雌シールドアウタ端子63は、雌シールド本体(シールド本体)75、雌シールドスリーブ(シールドスリーブ)77および雌加締め部材(加締め部材)79の3部品より構成されている。
なお、拡径部83と嵌入部91は、圧入のみ、はんだ接合のみ、または係止機構等で保持させるようにしてもよい。
図5は図2の(b)に示した雄シールドアッセンブリ29の分解斜視図である。
雄シールドアッセンブリ29は、雄インナ端子41、雄インナハウジング43および雄シールドアウタ端子45より構成されている。雄シールドアウタ端子45は、雄シールド本体113、雄シールドスリーブ(シールドスリーブ)115および雄加締め部材(加締め部材)117の3部品より構成されている。
なお、雄シールドアッセンブリ29の他の構成は、上記した雌シールドアッセンブリ53とほぼ同様であるので重複する説明は省略する。
図6の(a)は雌シールドアッセンブリ53が取り付けられたケーブル11の側面図、図6の(b)は図6の(a)の芯線13に沿う方向の断面図である。
雌シールドアッセンブリ53は、雌インナハウジング61が挿入された雌シールド本体75に、雌シールドスリーブ77の嵌入部91が固定される。雌シールドスリーブ77は、後方の編組覆われ部93が、ケーブル11の絶縁体15と編組17との間に挿入された状態で編組加締め片97と共に一体に固定される。また、雌加締め部材79は、編組加締め片97に連結部95を介して連結された被覆加締め片99がケーブル11の被覆19に加締められる。これにより、雌シールドアッセンブリ53は、はんだ109および加締め構造により強固にケーブル11に取り付けられることになる。
雌高周波コネクタ23の雌シールドアッセンブリ53は、雌シールド本体75の芯線導出側の後部に、スタビライザを構成するために一対の平行な起立片89を切り起こしたことによる孔119が形成される。この孔119は、雌シールド本体75の拡径部83に、後方より嵌入される雌シールドスリーブ77の嵌入部91により内側から塞がれている。
上記した雌シールドアッセンブリ53は、芯線13を覆う絶縁体15の外周が編組17により覆われるケーブル11の芯線13に接続される雌インナ端子59と、雌インナ端子59を収容するインナ端子収容室101を有しこのインナ端子収容室101に雌インナ端子59を装着する雌インナハウジング61と、雌インナハウジング61の外周を覆う筒状の雌シールド本体75と、編組17の上から加締められる編組加締め片97を有する雌加締め部材79と、絶縁体15と編組17との間に挿入される筒状の編組覆われ部93を有するとともにこの編組覆われ部93から延出して雌インナハウジング61の外周と雌シールド本体75の内周との間に挿入される嵌入部91を有することにより編組加締め片97と雌シールド本体75との間の隙間131を覆う筒状の雌シールドスリーブ77と、を備える。
なお、雄シールドアッセンブリ29においても、雌雄の差異以外の構成は上記とほぼ同一である。
本実施形態に係る雌高周波コネクタ23では、ケーブル11の端末に接続された雌インナ端子59が、雌インナハウジング61のインナ端子収容室101に収容される。雌インナハウジング61の外周が、筒状の雌シールド本体75により覆われる。ケーブル11は、雌インナ端子59が接続される芯線13の外周が絶縁体15により覆われ、絶縁体15の外周がさらに編組17により覆われている。
その結果、本実施形態の雌高周波コネクタ23では、伝送性能の低下、および、ノイズの遮蔽性能の低下を抑制することにより、通信回路における通信性能を向上させることができる。
本実施形態に係る雌高周波コネクタ23Aは、図9に示すように、雌アウタハウジング49Aと、雌シールドアッセンブリ53Aと、カバー46とにより構成される。
雌アウタハウジング49Aは、電気絶縁性を有する合成樹脂により成形された略L字形状のハウジングであり、シールドアッセンブリ収容室36が形成されている。シールドアッセンブリ収容室36は、前後方向で貫通する端子収容室35と、端子収容室35の後端から前後方向に対して交差する下方へ延在される電線収容溝58とでL字状に形成されており、後端開口56を介して外部と連通している。
雌アウタハウジング49Aの端子収容室35に挿入された雌シールド本体75は、係止突起47が端子収容室35の弾性係止片37(図示せず)に係止されることにより、端子収容室35に保持される。
電線収容溝58におけるケーブル11が導出される部分には、複数の半環状リブ38が設けられている。
図10は図9に示した雌シールドアッセンブリ53Aの分解斜視図である。なお、上記雌シールドアッセンブリ53と同様の雌シールドアッセンブリ53Aの構成には、同符号を付して重複する説明は省略する。
雌シールドアウタ端子63は、雌シールド本体75、雌シールドスリーブ(シールドスリーブ)77Aおよび雌加締め部材(加締め部材)79の3部品より構成されている。
編組覆われ部93、編組17および編組加締め片97と、これらを接合しているはんだ109とは、編組加締め部111を構成する。
図11は図10に示した雌シールドアッセンブリ53Aが取り付けられたケーブル11の芯線13に沿う方向の断面図である。
図11に示すように、雌シールドアッセンブリ53Aは、雌インナハウジング61が挿入された雌シールド本体75に、雌シールドスリーブ77Aの嵌入部91が圧入等により一体に固定される。雌シールドスリーブ77Aは、後方の編組覆われ部93が、ケーブル11の絶縁体15と編組17との間に挿入された状態で編組加締め片97と共に一体に固定される。また、雌加締め部材79は、編組加締め片97に連結部95を介して連結された被覆加締め片99がケーブル11の被覆19に加締められる。これにより、雌シールドアッセンブリ53Aは、はんだ109および加締め構造により強固にケーブル11に取り付けられることになる。
[1] 芯線(13)を覆う絶縁体(15)の外周が編組(17)により覆われたケーブル(11)の前記芯線に接続されるインナ端子(雄インナ端子41,雌インナ端子59)と、
インナ端子収容室(101)に前記インナ端子を収容するインナハウジング(雄インナハウジング43,雌インナハウジング61)と、
前記インナハウジングの外周を覆う筒状のシールド本体(雄シールド本体113,雌シールド本体75)と、
前記編組の上から加締められる編組加締め片(97)を有する加締め部材(雄加締め部材117,雌加締め部材79)と、
前記絶縁体と前記編組との間に挿入される筒状の編組覆われ部(93)を有するとともに前記編組覆われ部から延出して前記インナハウジングの外周と前記シールド本体の内周との間に挿入される嵌入部(91)を有することにより前記編組加締め片と前記シールド本体との間の隙間(131)を覆う筒状のシールドスリーブ(雄シールドスリーブ115,雌シールドスリーブ77,77A)と、
を備えることを特徴とする高周波コネクタ(雄高周波コネクタ21,雌高周波コネクタ23,23A)。
[2] 前記シールド本体(雄シールド本体113,雌シールド本体75)における芯線導出側の後部には、起立片(89)を切り起こしたことによる孔(119)が形成され、
前記嵌入部(91)が、前記孔を塞いでいることを特徴とする上記[1]に記載の高周波コネクタ(雄高周波コネクタ21,雌高周波コネクタ23,23A)。
[3] 前記孔(119)は、前記孔のさらに後方が前記シールド本体(雄シールド本体113,雌シールド本体75)の周方向に延在する周状接続部(121)により閉じられ、
前記周状接続部が、前記嵌入部(91)の外周に接触して電気的に接続されていることを特徴とする上記[2]に記載の高周波コネクタ(雄高周波コネクタ21,雌高周波コネクタ23,23A)。
[4] 前記インナハウジング(雄インナハウジング43,雌インナハウジング61)の外周には、軸線に沿う方向の中間に大径部(103)が形成され、
前記大径部は、前方が傾斜状の当接部(123)となるとともに後方が垂直な被押圧部(125)となり、
前記シールド本体(雄シールド本体113,雌シールド本体75)には、前部との境が被当接部(127)となって前記大径部が嵌入する拡径部(83)が形成され、
前記シールド本体の前記拡径部に挿入された前記インナハウジングは、前記当接部が前記被当接部に当接するとともに、前記被押圧部が前記シールドスリーブ(雄シールドスリーブ115,雌シールドスリーブ77,77A)の前記嵌入部(91)に形成された押圧部(129)に押圧されることを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか一つに記載の高周波コネクタ(雄高周波コネクタ21,雌高周波コネクタ23,23A)。
[5] 前記シールドスリーブ(雌シールドスリーブ77A)は、L字状に屈曲されることを特徴とする上記(1)~(4)のいずれか一つに記載の高周波コネクタ(雌高周波コネクタ23A)。
13…芯線
15…絶縁体
17…編組
21…雄高周波コネクタ(高周波コネクタ)
23…雌高周波コネクタ(高周波コネクタ)
41…雄インナ端子(インナ端子)
43…雄インナハウジング(インナハウジング)
59…雌インナ端子(インナ端子)
61…雌インナハウジング(インナハウジング)
75…雌シールド本体(シールド本体)
77…雌シールドスリーブ(シールドスリーブ)
79…雌加締め部材(加締め部材)
83…拡径部
91…嵌入部
93…編組覆われ部
97…編組加締め片
101…インナ端子収容室
103…大径部
113…雄シールド本体(シールド本体)
115…雄シールドスリーブ(シールドスリーブ)
117…雄加締め部材(加締め部材)
119…孔
121…周状接続部
123…当接部
125…被押圧部
127…被当接部
129…押圧部
131…隙間
Claims (5)
- 芯線を覆う絶縁体の外周が編組により覆われたケーブルの前記芯線に接続されるインナ端子と、
インナ端子収容室に前記インナ端子を収容するインナハウジングと、
前記インナハウジングの外周を覆う筒状のシールド本体と、
前記編組の上から加締められる編組加締め片を有する加締め部材と、
前記絶縁体と前記編組との間に挿入される筒状の編組覆われ部を有するとともに前記編組覆われ部から延出して前記インナハウジングの外周と前記シールド本体の内周との間に挿入される嵌入部を有することにより前記編組加締め片と前記シールド本体との間の隙間を覆う筒状のシールドスリーブと、
を備え、
前記シールド本体と前記加締め部材とは互いに別体であり、
前記シールド本体の後方の端縁と、前記加締め部材の前方の端縁である前記編組加締め片の前方の端縁との間に周状の前記隙間が生じるように、前記加締め部材が前記シールド本体の後方に配置されていることを特徴とする高周波コネクタ。 - 前記シールド本体における芯線導出側の後部には、前後方向に延びる一対の平行な起立片を幅方向に間隔を開けて対向するように切り起こしたことによる孔が形成され、
前記嵌入部が、前記孔を塞いでいることを特徴とする請求項1に記載の高周波コネクタ。 - 前記孔は、前記孔のさらに後方が前記シールド本体の周方向に延在する周状接続部により閉じられ、
前記周状接続部が、前記嵌入部の外周に接触して電気的に接続していることを特徴とする請求項2に記載の高周波コネクタ。 - 前記インナハウジングの外周には、軸線に沿う方向の中間に大径部が形成され、
前記大径部は、前方が傾斜状の当接部となるとともに後方が垂直な被押圧部となり、
前記シールド本体には、前部との境が被当接部となって前記大径部が嵌入する拡径部が形成され、
前記シールド本体の前記拡径部に挿入された前記インナハウジングは、前記当接部が前記被当接部に当接するとともに、前記被押圧部が前記シールドスリーブの前記嵌入部に形成された押圧部に押圧されることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の高周波コネクタ。 - 前記シールドスリーブは、L字状に屈曲されることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の高周波コネクタ。
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