JP7338772B2 - 経口固形組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、医薬品、医薬部外品及び食品等の分野において利用されうる。
植物エキスは、食品、医薬部外品、医薬品等に用いられており、飲料やサプリメントへの配合、あるいは、生薬エキスとして、液剤や固形剤等、剤形を問わず利用されている。植物エキス等の天然素材由来の抽出物は、粉末化されたエキス末として提供される場合において、温湿度条件によっては保存中に性状、風味が変化し、経口固形組成物としての商品性や服用性を損なう恐れや加工に向けての製造性に難が生じる恐れがある。
鉄は生体にとって必須の金属であるにも関わらず、特に女性において、摂取基準に対して不足しがちであることが報告されている。日本人の食事摂取基準(2020年版)において女性の鉄の推奨量は10.5mgであるが、平成30年国民健康・栄養調査では女性の鉄の摂取量は7.5mgであり、1日当たり3mg程度鉄が不足している(非特許文献1)。食生活上の効率的な摂取の方法として、鉄化合物を配合した飲料やサプリメント等が利用されており、特許文献1には、経口型鉄分補給用固形組成物が記載されている。
また、近年、コラーゲンペプチドを配合した飲料やサプリメントの人気が高まっている。コラーゲンは、真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などを構成する主要なタンパク質である(非特許文献2)。コラーゲンペプチドは、動物や魚から得られたコラーゲンを加水分解する等の方法で得られる。
特許文献2には、紅花抽出物を含む様々な植物エキスと鉄を配合した冷え性改善用飲食物について、請求項4や段落[0034]等に記載されているものの、植物エキスと鉄は鶏肉、牛肉等と並列で記載された成分に過ぎず、実際に製造されてもいない。
特開2017-093397 特開2003-040788
食品と開発 VOL.55 No.6 P.41 大原浩樹ら日本食品化学工学誌 VOL.56 No.3 P.137~145(2009)
本発明は、植物エキスを粉末化したエキス末の保存中に発生する、性状及び/又はにおいの経時的変化を抑制することを課題とする。
この問題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、鉄化合物を配合することで植物エキスを含有する固形組成物の経時的変化を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。かかる知見により得られた本発明の態様は次のとおりである。
(1)(A)アーティチョーク葉エキス末、ベニバナエキス末、ドクダミエキス末、キウイエキス末、セイヨウオトギリソウエキス末、ローズヒップエキス末、白桃花エキス末、トウキエキス末、イチゴ種子エキス末、レモンバームエキス末、ヨモギエキス末及びローズマリーエキス末からなる群から選ばれる少なくとも1種の植物エキス、及び(B)鉄化合物を含有することを特徴とする経口固形組成物、
(2)(C)コラーゲンペプチドを含有することを特徴とする(1)に記載の経口固形組成物、
(3)(B)鉄化合物の含有量が、鉄換算で、(A)植物エキス1質量部に対し0.04質量部以上である(1)又は(2)に記載の経口固形組成物、
(4)(B)鉄化合物が、フマル酸第一鉄、塩化第二鉄、クエン酸鉄、クエン酸鉄アンモニウム、クエン酸鉄ナトリウム、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ピロリン酸第一鉄、ピロリン酸第二鉄、及び硫酸第一鉄からなる群から選ばれる少なくとも1種である(1)~(3)のいずれかに記載の経口固形組成物、
(5)(C)コラーゲンペプチドの平均分子量が500~50000である(2)~(4)のいずれかに記載の経口固形組成物、
である。
本発明により、植物エキスを含有した固形物において、性状及び/又はにおいの変化が抑制された経口固形組成物を提供することが可能となった。
本発明において「植物エキス末」とは、本発明にかかる特定の植物を溶媒抽出し粉末化して得られたエキス末である。植物の抽出部位としては、特に断りがない限り、植物の花、葉、茎、根茎、根等の各部位または全体を用いることができ、抽出溶媒としては、水、エタノール等の低級アルコール、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコールあるいはこれらの2種以上による混合溶媒等を用いることができる。植物エキスは市販品を用いてもよい。溶媒抽出した植物エキスに対し、加熱処理、凍結乾燥あるいは減圧乾燥、デキストリン等の賦形剤を加えた粉末化などの処理をし、乾燥エキス末、エキス末などにする。
アーティチョーク葉エキスとは、キク科の植物であるアーティチョーク(学名:Cynara scolymus 英名:Artichoke 和名:チョウセンアザミ)の葉から得られる抽出物である。エキス末として、市販品を用いてもよく、例えば、「バイオベネフィティF(アーティチョーク葉エキス)」(一丸ファルコス株式会社)、「アーティチョーク(葉)エキス末」(興新物産株式会社)等が挙げられる。
ベニバナエキスとは、キク科ベニバナ属の一年草又は越年草の花の抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、例えば、「ベニバナエキスパウダー」(日本粉末薬品株式会社)、「ベニバナエキスD」(松浦薬業株式会社)等が挙げられる。
ドクダミエキスとは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草の抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「ドクダミエキスパウダーMF」(丸善製薬株式会社)、「ドクダミDXP100(100%エキス末)」(一丸ファルコス株式会社)等が挙げられる。
キウイエキスとは、マタタビ科の植物であるキウイフルーツ(学名:Actinidia Chinensis 英名:Chinese gooseberry)の果実から得られる抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「キウイフルーツ果汁末」(日油株式会社)、「ファルコレックス キウイ」(一丸ファルコス株式会社)等が挙げられる。
セイヨウオトギリソウエキスとは、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草のセイヨウオトギリソウ(学名:Hypericum perforatum、英名:St. John's wort)の抽出物であり、ヒペリシン誘導体やヒペルフォリンを含有する。エキス末として、市販品を用いても良く、「セイヨウオトギリソウ乾燥エキス」(インデナジャパン株式会社)、「セントジョンズワート」(株式会社常磐植物化学研究所)等が挙げられる。
ローズヒップエキスとは、バラ科植物カニナバラ(学名:Rosa canina 英名:Rose hip)の果実に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「ローズヒップエキスパウダー-N(日本粉末薬品)」等が挙げられる。
白桃花エキスとは、バラ科桃(学名:Prunus persica Batsch)の花に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「白桃花エキスパウダー-N(日本粉末薬品)」等が挙げられる。
トウキエキスとは、セリ科植物トウキ(学名:Angelica acutiloba 英名:Japanese angelica)の根に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「トウキエキスS(小城製薬)」等が挙げられる。
イチゴ種子エキスとは、バラ科イチゴ(学名:Fragaria × ananassa)の種子に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「イチゴ種子エキス-P(オリザ油化)」等が挙げられる。
レモンバームエキスとは、シソ科コウスイハッカ属のレモンバーム(別名:メリッサ、学名:Melissa officinalis)の葉に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「レモンバームエキスパウダーMF」(日本粉末薬品)、「ファルコレックス メリッサB(一丸ファルコス)」等が挙げられる。
ヨモギエキスとは、キク科植物ヨモギ(学名:Artemisia Princeps = Artemisia indica Willd. var. maximowiczii (Nakai) H.Hara 英名:mugwort)の葉に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「ヨモギ乾燥エキスF(丸善製薬)」等が挙げられる。
ローズマリーエキスとは、シソ科植物ローズマリー(学名:Rosmarinus Officinalis)の葉に由来する抽出物である。エキス末として、市販品を用いても良く、「ローズマリーエキス(バイオアクティブズジャパン)」等が挙げられる。
(A)本発明にかかる植物エキスの含有量(本発明にかかる複数の植物エキスを含有する場合は、その総量。以下同じ)は、本発明の経口固形組成物中0.01~50wt%であることが好ましく、0.02~30wt%であることがより好ましく、0.03~20wt%がさらに好ましい。
本発明において「鉄化合物」とは、二価の鉄化合物及び三価の鉄化合物のいずれでもよく、例えば、フマル酸第一鉄、塩化第二鉄、クエン酸鉄、クエン酸鉄アンモニウム、クエン酸鉄ナトリウム、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ピロリン酸第一鉄、ピロリン酸第二鉄、硫酸第一鉄を挙げることができ、好ましくは、ピロリン酸第二鉄又はクエン酸鉄アンモニウムである。
(B)鉄化合物の含有量(複数の鉄化合物を含む場合は、その総量。以下同じ)は、鉄換算で、経口固形組成物中0.01~50wt%であることが好ましく、0.05~30wt%がより好ましく、0.05~10wt%がさらに好ましく、0.05~5wt%が特に好ましい。
また、(B)鉄化合物の含有量は、鉄換算で、植物エキス1質量部に対し、0.04質量部以上が好ましく、0.09質量部以上がより好ましく、0.4質量部以上がさらに好ましい。
また、(B)鉄化合物の含有量は、鉄換算で、コラーゲンペプチド1質量部に対して、0.01質量部以上が好ましく、0.02質量部以上がより好ましい。
本発明において「コラーゲンペプチド」とは、その起源は特に限定されず、合成であってもよく、牛や豚等の家畜や魚を加工する際に副生する皮、骨、靭帯、腱、軟骨等から抽出して製造されるコラーゲンペプチドであってもよいが、豚由来のコラーゲンペプチドが好ましい。コラーゲンタンパク質を酵素や化学的処理等により分解して得られるコラーゲンペプチドが好ましい。コラーゲンペプチドの重量平均分子量としては、特に限定されないが、500~50000であることが好ましく、700~25000であることがより好ましく、800~15000がさらに好ましく、1000~10000が特に好ましい。
本発明のコラーゲンペプチドは、市販品を用いてもよく、例えば「ニッピペプタイドPS-1」(株式会社ニッピ)、「ニッピペプタイドPRA-P」(株式会社ニッピ)、「ニッピペプタイドFCP-EX」(株式会社ニッピ)、「HACP-CF」(ゼライス製)、「HACP-TF」(ゼライス株式会社)、「コラペプPU」(新田ゼラチン株式会社)、「コラペプJB」(新田ゼラチン株式会社)、「HDL-50SP」(新田ゼラチン株式会社)、「SCP-3100」(新田ゼラチン株式会社)、「peptan P2000HD」(ルスロ株式会社)等が挙げられる。
(C)コラーゲンペプチドの含有量は、本発明の経口固形組成物中1~95wt%であることが好ましく、1.5~90wt%がより好ましく、2~85wt%がさらに好ましく、3~80wt%が特に好ましい。
本発明における経口固形組成物とは、経口摂取できる固形であれば特に制限はなく、例えば、医薬品、医薬部外品、又は食品(一般の食品だけでなく、栄養機能性食品や特定保健用食品も含む)として、用いることができる。
本発明における経口固形組成物の形態としては、例えばチュアブル錠などの錠剤、カプセル剤、顆粒剤、微粒剤、粉末等を挙げることができ、特に経時的な固結という課題に対して効果を十分に発揮し得るという点から、好ましくは、カプセル剤、顆粒剤、微粒剤、粉末であり、より好ましくは顆粒剤、微粒剤、粉末である。
本発明の経口固形組成物は、常法により製造することができ、その方法は特に限定されない。通常、各成分を量りとり、混合、造粒、製錠等の工程により得られる。造粒方法は、通常行われている方法を特に制限なく使用することができ、例えば湿式造粒法及び乾式造粒法が挙げられる。湿式造粒法としては、例えば、流動層造粒法、攪拌造粒法、練合造粒法、押出造粒法、転動造粒法、溶融溶媒法が挙げられ、乾式造粒法としては、直接打錠法、打錠によりスラグ錠を製し、スラグ錠を粉砕することにより顆粒を得るスラグ法、ローラーコンパクター法などが挙げられる。造粒溶媒としては、例えば水、エタノール等のアルコール又はこれらの混合溶媒が挙げられ、造粒溶媒中には適宜デキストリン、難消化性デキストリン、グアーガム、澱粉、増粘多糖類等の粘性のある原料を添加してもよい。 造粒物の乾燥方法は、通常行われている方法を特に制限なく使用することができる。打錠は、粉末や造粒物を圧縮成型して出来た粒状のタブレットのことを指す。表面に付着した粉や臭いの気になる場合は、表面コーティングや糖衣を施すことも出来る。各成分を混合後に打錠、又は造粒後に打錠しても良い。錠剤の場合、打錠の操作が必須となる。
また、本発明の経口固形組成物には、その他の成分として、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、糖類、糖アルコール類、デンプン類、セルロース類等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜に配合することができる。さらに必要に応じて、着色剤、香料、矯味剤、保存剤、甘味料、酸味剤等の添加物を本発明の効果を損なわない範囲で適宜に配合することができる。本発明の経口固形組成物は、喫食の際、水やお湯などの飲料に溶かさず、そのまま服用することができる。
以下に、実施例、比較例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限定されるものではない。
(比較例1~10、実施例1~10)
下記表1に記載の処方に従い、各成分を量り取り、混合し経口固形組成物を得た。比較例としてピロリン酸第二鉄を添加しない経口固形組成物を用いた。これらの経口固形組成物をガラスビンに充填し、密封した。
ガラス瓶に充填し、密封した経口固形組成物を5℃又は65℃で7日間保存し、性状(粉末状態)を観察評価し、においを官能試験により評価した。
表2の基準で5℃保存品に対する65℃保存品の変化の度合いを評価した。性状は、粉末状態からの状態変化、例えば、固結、凝集塊、ベタツキ、染み出し等への変化の度合いを観察評価した。性状、においともに、専門パネラー3名で評価を行い、合意した変化の度合いを記載した。
アーティチョーク葉エキスはバイオベネフィティ(一丸ファルコス)、ベニバナエキスはベニバナエキス(日本粉末)、ドクダミエキスはドクダミエキスパウダー(日本粉末)、キウイエキスはキウイフルーツ果汁末(日油)、セイヨウオトギリソウエキスはセイヨウオトギリソウ乾燥エキス(インデナジャパン)を使用した。
コラーゲンペプチドはニッピ、ニッピペプタイドPRA―Pを使用した。
表1に示した通り、植物エキス単体または植物エキスとコラーゲンペプチドの配合では5℃保存品と比較して変化が発生した(比較例1~10)。一方、ピロリン酸第二鉄を配合することにより、5℃保存品に対する変化が抑制され(実施例1~10)、同じ植物エキス単体又は植物エキスとコラーゲンペプチドの配合例に対し、65℃保存品の変化が抑制された(例えば、実施例1は比較例1に対し、あるいは実施例6は比較例6に対し65℃保存品における変化が抑制された)。コラーゲンペプチド含有により経時的変化が大きくなった場合でも、ピロリン酸第二鉄配合の効果はコラーゲンペプチド含有しないものと同等であった。
(比較例11~28、実施例11~28)
下記表3、4に記載の処方に従い、各成分を量り取り、混合し経口固形組成物を得た。比較例として、ピロリン酸第二鉄又はクエン酸鉄アンモニウムを添加しない経口固形組成物を用いた。これらの経口固形組成物をガラスビンに充填し、密封した。
ガラス瓶に充填し、密封した経口固形組成物を5℃又は65℃で7日間保存し、性状(粉末状態)を観察評価し、においを官能試験により評価した。
表2の基準で5℃保存品に対する65℃保存品の変化の度合いを評価した。性状は、粉末状態からの状態変化、例えば、固結、凝集塊、ベタツキ、染み出し等への変化の度合いを観察評価した。性状、においともに、専門パネラー1名で評価を行った。
ローズヒップエキスはローズヒップエキスパウダー-N(日本粉末薬品)、白桃花エキスは白桃花エキスパウダー-N(日本粉末薬品)、トウキエキスはトウキエキスS(小城製薬)、イチゴ種子エキスはイチゴ種子エキス-P(オリザ油化)、レモンバームエキスはレモンバームエキスパウダーMF(日本粉末薬品)、ヨモギエキスはヨモギ乾燥エキスF(丸善製薬)、ローズマリーエキスはローズマリーエキス(バイオアクティブズジャパン)を使用した。ベニバナエキス、ドクダミエキスは表1と同様の原料を使用した。
ピロリン酸第二鉄は鉄含量が29.98%、クエン酸鉄アンモニウムは鉄含量が17.8%である。
表3、4に示した通り、植物エキス単体または植物エキスとコラーゲンペプチドの配合では5℃保存品と比較して変化が発生した(比較例11~23)。一方、ピロリン酸第二鉄又はクエン酸鉄アンモニウムを配合することにより、5℃保存品に対する変化が抑制され(実施例11~28)、同じ植物エキス単体又は植物エキスとコラーゲンペプチドの配合例に対し、65℃保存品の変化が抑制された(例えば、実施例11は比較例11に対し、あるいは実施例18は比較例18に対し、65℃保存品における変化が抑制された)。植物エキス単体または植物エキスとコラーゲンペプチドの配合に対し乳糖水和物を添加した場合は、65℃保存品における変化の抑制効果はほとんど認められなかった(比較例24~28)。
表5に示す処方を混合した粉末、又は適宜造粒した顆粒剤等の固形組成物が製造可能である。
本発明により、経口固形組成物中における植物エキスを含有する経口固形組成物において、保存中における性状及びにおいの変化を抑制することが可能となった。よって、医薬品、医薬部外品及び食品の分野において、商品性や服用性に優れ、また加工に向けての製造性に優れた植物エキス含有経口固形組成物を提供することが期待される。

Claims (3)

  1. (A)レモンバームエキス末、(B)ピロリン酸第二鉄及びクエン酸鉄アンモニウムからなる群から選ばれる少なくとも一種である鉄化合物を含有し、次のi)~iii)を満たすことを特徴とし、顆粒剤、微粒剤又は粉末である経口固形組成物。
    i)(B)鉄化合物の含有量が、鉄換算で(A)レモンバームエキス末1質量部に対し0.4質量部以上
    ii)(A)レモンバームエキス末の含有量が、経口固形組成物中0.03~20wt%
    iii)(B)鉄化合物の含有量が、鉄換算で経口固形組成物中0.05~30wt%
  2. (C)経口固形組成物中3~80wt%のコラーゲンペプチドを含有することを特徴とする請求項1に記載の経口固形組成物。
  3. (C)コラーゲンペプチドの平均分子量が500~50000である請求項2に記載の経口固形組成物。
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