JP7338444B2 - 粘着剤および粘着シート - Google Patents
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Description
近年、自動車分野や包装材を始めとしたラベル用、工業材用途においてポリオレフィン系材料の使用が増加しており、金属板のような高極性被着体だけでなく、低極性被着体への高い粘着性能が要求される傾向にある。
しかしながら、アクリル系粘着剤は低極性被着体に対して粘着力が低いという課題があった。
また、粘着剤は製造直後から硬化が進むが、初期の架橋性が低いと、塗工層または粘着層が、塗工層の加熱乾燥時の熱風、または、加熱乾燥後に得られる粘着シートの巻取り時および養生時に受ける機械的応力の影響を受け、粘着層に巻芯段差痕、ゆず肌、および巻癖等の表面外観不良が生じる恐れがある。
すなわち本発明の粘着剤は、アクリル重合体(A)、金属キレート化合物(B)、およびポリオレフィン(C)を含み、前記アクリル重合体(A)を構成するモノマー混合物100質量%中、酸性基を有するモノマー(a1)を0.01質量%以上6質量%未満含有する。
尚、本明細書では、酸性基を有するモノマー(a1)、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-40℃以下のモノマー(a2)、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-20℃以上50℃以下のモノマー(a3)、およびその他モノマー(a4)を、それぞれモノマー(a1)、モノマー(a2)、モノマー(a3)、およびモノマー(a4)と略記することがある。
本発明の粘着剤は、アクリル重合体(A)、金属キレート化合物(B)、およびポリオレフィン(C)を含み、前記アクリル重合体(A)を構成するモノマー混合物100質量%中、酸性基を有するモノマー(a1)を0.01質量%以上6質量%未満含有する。
このような粘着剤により、被着体の極性によらず、高極性被着体および低極性被着体のいずれに対しても高い粘着力を有し、かつ初期架橋性に優れ、高いタック性を発現し、剥離時のジッピングを抑制できる粘着層を形成することが可能となる。
アクリル重合体(A)は、(メタ)アクリル酸エステルモノマーを含むエチレン性不飽和結合を有するモノマー混合物の重合体であり、モノマー混合物100質量%中、酸性基を有するモノマー(a1)を0.01質量%以上6質量%未満含有する。
モノマー(a1)は、酸性基を有するモノマーであり、後述する金属キレート化合物(B)が有する反応性官能基との架橋反応によりポリマーネットワークを形成し、アクリル重合体(A)の凝集力や耐熱性の向上ができる。
モノマー(a1)は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
モノマー(a1)の含有率が、0.01質量%以上であることにより、金属キレート化合物(B)と十分な架橋を形成し保持力や初期架橋性を向上させることができ、モノマー(a1)の含有率が6質量%未満であることにより、タックの低下抑制や剥離時のジッピングを抑制できる。
モノマー(a2)は、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-40℃以下のモノマーである。
モノマー(a2)は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも、特に、2-エチルヘキシルアクリレート、ラウリルメタクリレートが、粘着力とタックを両立し易く、塗膜の軟化に伴い剥離性をより良化し易い点からより好ましい。
モノマー(a3))は、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-20℃以上50℃以下のモノマーである。
モノマー(a3)は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
モノマー(a3-1)としては、メチルアクリレート、ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、sec-ブチルメタクリレート、tert-ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジルアクリレート、酢酸ビニル等が挙げられ。モノマー(a3-1)の中でも特に、tert-ブチルアクリレート、酢酸ビニルが高い凝集力を有し、高いタックを発現できる点から好ましい。
モノマー(a4)は、モノマー(a1)、モノマー(a2)、およびモノマー(a3)以外のその他モノマーである。
その他モノマーは、官能基を有さないその他モノマーと、官能基を有するその他モノマーに分類される。
官能基を有さないその他モノマーは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
官能基を有するその他モノマーは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも、水酸基を有するモノマーは、酸性基を有するモノマー(a1)と金属キレート化合物(B)の架橋反応を促進し、初期架橋性の向上や短エージング化が可能になる点で好ましい。
アクリル重合体(A)の製造方法としては、特に制限はなく、例えば公知のラジカル重合反応で、上記のエチレン性不飽和結合を有するモノマーを重合させて得ることができる。反応は無溶剤下でも構わないが、合成安定性およびハンドリングの観点から溶剤を使用することが好ましい。また、分子量制御の観点から、ラジカル重合開始剤(以下、「重合開始剤」と略記することがある)を使用することが好ましい。その他、連鎖移動剤等の公知の添加剤を用いてもよい。
1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+・・・+Wn/Tgn (1)
[式(1)中、Tgはアクリル重合体(A)のTg(単位:K)、Tgi(i=1、2、・・・n)はラジカル重合性モノマーiがホモポリマーを形成した際のTg(単位:K)、Wi(i=1、2、・・・n)はラジカル重合性モノマーiの全モノマー成分中の質量分率を表す。なお、ホモポリマーのTgは文献値やカタログ値などの公表値を使用する。]
上記式(1)は、アクリル重合体(A)が、モノマー1、モノマー2、・・・、モノマーnのn種類のモノマー成分から構成される場合の計算式である。
本発明の粘着剤は、硬化剤として、金属キレート化合物(B)を含有する。
金属キレート化合物(B)は、アクリル重合体(A)に含まれる酸性基を有するモノマー(a1)と疑似架橋点を形成することで、高い粘着力、耐熱性を発現するとともに、粘着剤塗膜を柔軟化し剥離時のジッピングを抑制することができる。さらに、後述するポリオレフィン(C)と併用することで、効果的に粘着剤塗膜界面を軟化し、より高い剥離時のジッピング抑制効果を得ることができる。
さらに、金属キレート化合物(B)は、酸性基を有するモノマー(a1)と高い反応性を有するため、他の硬化剤よりも初期架橋性を向上させることができる。
金属キレート化合物(B)は、公知のものを使用でき、例えば、アルミニウム、鉄、銅、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、アンチモン、マグネシウム、バナジウム、クロム、ジルコニウム等の多価金属と、アセチルアセトン、アセト酢酸エチル等の配意子との配位化合物等が挙げられる。中でも、多価金属にアルミニウム、配位子にアセチルアセトン、及び/またはアセト酢酸エステルを組み合わせた化合物が好ましい。
エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムモノアセチルアセテートビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)等のアルミニウムキレート、
チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラノルマルブトキシド、チタンブトキシダイマー、チタンテトラ-2-エチルヘキソキシド等のチタンアルコキシド、
チタンイソプロポキシビス(アセチルアセトネート)、チタンテトラアセチルアセトネート、チタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)、リン酸エステルチタン錯体、チタンオクチレングリコレート等のチタンキレート、
ジルコニウムテトラノルマルプロポキシド、ジルコニウムテトラノルマルブトキシド等のジルコニウムアルコキシド、
ジルコニウムテトラアセチルアセトネート、ジルコニウムトリブトキシモノアセチルアセトネート、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート、ジルコニウムジブトキシビス(エチルアセトアセテート)等のジルコニウムキレート、
ステアリン酸ジルコニウム等のジルコニウムアシレートが挙げられる。
金属キレート化合物(B)は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも、架橋性、粘着力、耐熱性、透明性の点から、アルミニウムを含有することが好ましく、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムモノアセチルアセテートビス(エチルアセトアセテート)、またはアルミニウムトリス(アセチルアセトネート)がより好ましい。
本発明の粘着剤は、さらに、金属キレート化合物(B)以外の、その他硬化剤を併用できる。その他硬化剤は、例えばイソシアネート硬化剤、エポキシ硬化剤またはアジリジン硬化剤等が挙げられる。
その他硬化剤は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの硬化剤を含むことで、粘着剤の凝集力が高まり耐熱性がより向上することができる。その他硬化剤として好ましくは、イソシアネート硬化剤、またはエポキシ硬化剤である。
ポリオレフィン(C)は、ポリプロピレンのような低極性被着体と高い親和性を有し、効果的に粘着力を向上させることができる。さらにポリオレフィン(C)は、アクリル重合体(A)との極性差から粘着剤塗膜界面に配向されやすく、剥離時のジッピングを抑制することができる。さらに、前述した金属キレート化合物(B)と併用することで、効果的に粘着剤塗膜界面を軟化し、より高い剥離時のジッピング抑制効果を得ることができる。
塩素化ポリオレフィン(C1)としては、例えば、塩素化ポリプロピレン、酸変性塩素化ポリプロピレン、アクリル変性塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー等が挙げられる。
塩素化ポリオレフィン(C1)は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも、溶解性に優れ低極性被着体への粘着力向上効果が高いという点から塩素化ポリプロピレン、酸変性塩素化ポリプロピレン、アクリル変性塩素化ポリプロピレンが好ましく、塩素化ポリプロピレンがより好ましい。
本発明の粘着剤は、溶剤を含んでもよい。
溶剤は、粘着剤に含有していればよく、配合するタイミングは特に問わず、アクリル重合体(A)の製造時に使用してもよく、粘着剤の製造時に粘度を調整する希釈溶剤として使用してもよい。溶剤は、塗工の際のレベリング性、および乾燥性、ならびに環境、および人体への影響などの観点で選択できる。溶剤は、脂肪族炭化水素、脂環族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル、ケトン、アルコール等が好ましい。
本発明の粘着剤は、さらに、粘着付与樹脂、可塑剤、酸化防止剤(D)、触媒、帯電防止剤(AS剤)、紫外線吸収剤、光安定剤、潤滑剤、腐食防止剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、加水分解防止剤、防黴剤、増粘剤、充填剤(タルク、炭酸カルシウム、および酸化チタン等)、シランカップリング剤、重合禁止剤、消泡剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、防曇剤、滑剤、染料、ワックス、乳剤、磁性体、誘電特性調整剤等の公知の添加剤を必要に応じて配合することができる。
本発明の粘着剤は、粘着剤のポットライフを向上させる目的で、アセチルアセトン等の公知の触媒作用抑制剤を添加することが好ましい。
本発明の粘着剤は、必要に応じて、1種以上の粘着付与樹脂を含むことができる。粘着付与樹脂は、溶液重合の際に使用する方法、アクリル重合体(A)に配合する方法等任意の方法で使用できる。粘着付与樹脂は、溶液重合の際に使用すると連鎖移動剤として作用しアクリル重合体(A)の分子量調整が容易になる。また、アクリル重合体(A)に配合すると粘着力をより向上できる。
粘着付与樹脂の軟化点が上記範囲であることで粘着力と耐熱性を高いレベルで両立し易くなる。なお、軟化点は、JIS SK5902に規定されている乾球法に従って測定した軟化温度である。
粘着付与樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の粘着剤は必要に応じて、1種以上の可塑剤を含むことができる。可塑剤を含むことにより、剥離時のジッピングをより抑制することができる。可塑剤としては特に制限されないが、有機酸エステル、リン酸エステル、またはエポキシ系可塑剤等が挙げられ、なかでもアクリル重合体(A)との相溶性等の観点から、有機酸エステルが好ましい。有機酸エステルは、例えば、一塩基酸もしくは多塩基酸とアルコールとのエステル、その他の酸とアルコールとのエステル、または一塩基酸もしくは多塩基酸とポリアルキレングリコールとのエステル等が挙げられる。
酸化防止剤(D)としては、ラジカル捕捉剤および過酸化物分解剤等が挙げられる。ラジカル捕捉剤としては、フェノール系化合物、またはアミン系化合物等が挙げられる。過酸化物分解剤としては、硫黄系化合物、またはリン系化合物等が挙げられる。
酸化防止剤(D)の配合量は特に制限されず、アクリル重合体(A)100質量部に対して、0.01質量部以上5質量部以下が好ましく、0.1質量部以上3質量部以下がより好ましく、0.2質量部以上2質量部以下が更に好ましい。
本発明の粘着剤の製造方法は、特に制限されない。
アクリル重合体(A)に対して、金属キレート化合物(B)、およびポリオレフィン(C)、および必要に応じて溶剤等の任意成分を添加混合することで、本発明の粘着剤を製造することができる。
本発明の粘着シートは、基材シートと、上記の本発明の粘着剤の硬化物からなる粘着層とを備える。粘着層は、基材シートの片面または両面に形成することができる。必要に応じて、粘着層の露出面は、剥離シートで被覆することができる。なお、剥離シートは、粘着シートを被着体に貼着する際に剥離される。
ポリウレタンシートを除く樹脂シートの厚みは特に制限されず、好ましくは15~300μmである。ポリウレタンシート(発泡体を含む)の厚みは特に制限されず、好ましくは20~50000μmである。
金属箔の構成金属としては特に制限されず、アルミニウム、銅、およびこれらの組合せ等が挙げられる。
はじめに、基材シートの表面に本発明の粘着剤を塗工して、本発明の粘着剤からなる塗工層を形成する。塗布方法は公知方法を適用でき、ロールコーター法、コンマコーター法、ダイコーター法、リバースコーター法、シルクスクリーン法、およびグラビアコーター法等が挙げられる。
次に必要に応じて、公知方法により粘着層の露出面に剥離シートを貼着する。
以上のようにして、片面粘着シートを製造することができる。
上記操作を両面に行うことで、両面粘着シートを製造することができる。
本発明の粘着層は、アクリル重合体(A)、金属キレート化合物(B)、およびポリオレフィン(C)を含有し、前記アクリル重合体(A)を構成するモノマー混合物100質量%中、酸性基を有するモノマー(a1)が0.01質量%以上6質量%未満である粘着剤により形成されることにより、ボールタック値が高く、更に、ジッピング現象を抑制することができるために好ましい。
また、表中の配合量は、質量部であり、溶剤以外は、不揮発分換算値である。尚、表中の空欄は配合していないことを表す。
重量平均分子量(Mw)および、分子量分散度(Mw/Mn)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)法により測定した。測定条件は以下の通りとした。なお、Mn、Mw、Mw/Mnはいずれも、ポリスチレン換算値である。
<測定条件>
装置:島津製作所社製、LC-GPCシステム「Prominence」、
カラム:東ソー社製GMHXL 4本、東ソー社製HXL-H 1本を直列に連結、
検出器:示差屈折率検出器(RID-10A)、
溶媒:テトラヒドロフラン(THF)、
流速:1mL/分、
溶媒温度:40℃、
試料濃度:0.2%、
試料注入量:100μL。
試料溶液約1gを金属容器に秤量し、150℃オーブンにて20分間乾燥して、残分を秤量して残率計算をし、不揮発分(不揮発分濃度)とした。
試料溶液約180gをガラス容器に秤量し、25℃にてBL型粘度計により#3コーターを用いて12rpmにて回転1分後に測定した値である。
使用した材料は、以下の通りである。
<アクリル重合体(A)>
[モノマー(a1)]
AA:アクリル酸(Tg:106℃)
β-CEA:2-カルボキシエチルアクリレート(Tg:37℃)
BA:n-ブチルアクリレート(Tg:-55℃)
2EHA:2-エチルヘキシルアクリレート(Tg:-70℃)
OA:オクチルアクリレート(Tg:-65℃)
LMA:ラウリルメタクリレート(Tg:-65℃)
MA:メチルアクリレート(Tg:6℃)
VAc:酢酸ビニル(Tg:32℃)
2EHMA:2-エチルヘキシルメタクリレート(Tg:-10℃)
EA:エチルアクリレート(Tg:-24℃)
MMA:メチルメタクリレート(Tg:-105℃)
HEA:2-ヒドロキシエチルアクリレート(Tg:-14℃)
[金属キレート化合物(B)]
(B-1):アルミキレートA、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)、川研ファインケミカル社製
(B-2):アルミキレートD、アルミニウムモノアセチルアセテートビス(エチルアセトアセテート)、川研ファインケミカル社製
(B-3):TC-750、チタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)、マツモトファインケミカル社製
[その他硬化剤]
TDIアダクト:トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体
TETRAD-X:エポキシ系硬化剤、三菱ガス化学社製
(C2-1):アウローレン200S:日本製紙社製、(塩素化率:0%)
(C1-1):スーパークロン814HS:日本製紙社製、(塩素化率:41%、重量平均分子量1.5万、Tg:約62℃)
(C1-2):スーパークロン360T:日本製紙社製、(塩素化率:36%、重量平均分子量9千、Tg:約35℃)
(C1-3):スーパークロン390S:日本製紙社製、(塩素化率:41%、重量平均分子量2.6万、Tg:約55℃)
(C1-4):スーパークロン2032S:日本製紙社製、(塩素化率:32%、重量平均分子量11.2万、Tg:約37℃)
[可塑剤]
アセチルクエン酸トリブチル:三菱化学社製、製品名:ATBC
アデカサイザーRS700:ADEKA社製
[酸化防止剤(D)]
(D-1):IRGANOX1010:BASF社製、フェノール系酸化防止剤
(D-2):IRGAFOS168:BASF社製、リン系酸化防止剤
[粘着付与樹脂]
スーパーエステル A-75:荒川化学社製、ロジンエステル、軟化点75℃
(合成例1)
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下漏斗、窒素導入管を備えた反応容器(以下、単に「反応容器」と称することがある)に、モノマー(a1)~(a4)それぞれの30質量%分である、n-ブチルアクリレート24.6部、メチルアクリレート4.5部、アクリル酸0.6部、2-ヒドロキシエチルアクリレート0.3部、および、酢酸エチル10.69部、メチルエチルケトン(MEK)26部、2,2'-アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.015部を仕込んだ後、反応容器内の空気を窒素ガスで置換した。更に、滴下漏斗に、モノマー(a1)~(a4)それぞれの70質量%分である、n-ブチルアクリレート57.4部、メチルアクリレート10.5部、アクリル酸1.4部、2-ヒドロキシエチルアクリレート0.7部、酢酸エチル30部、AIBN0.035部を仕込んだ。次いで、反応容器内を窒素雰囲気下で撹拌しながら、80℃まで加熱し、反応を開始した後、滴下漏斗内容物を2時間かけて滴下しながら、窒素雰囲気下にて還流温度で8時間重合反応を行った。反応終了後、冷却し、アセチルアセトン0.8部、酢酸エチルを加えて希釈し、不揮発分52%、粘度5500のアクリル重合体(A-1)溶液を得た。
得られたアクリル重合体(A-1)の重量平均分子量は61万、分子量分散度は4.4、ガラス転移温度(Tg)は-42.2℃であった。
表1、表2の材料および配合比率に変更した以外は、合成例1と同様の方法でそれぞれアクリル重合体(A2)~(A16)、(Z1)~(Z2)を合成した。
(実施例1)
アクリル重合体(A-1)100部に対し、金属キレート化合物(B-1)0.4部、ポリオレフィン(C1-3)1.0部、酸化防止剤(D-1)0.5部、をそれぞれ不揮発分換算にて配合し、更に、溶剤として酢酸エチルを不揮発分が50%となるように加え、均一になるよう混合して溶剤型粘着剤を得た。
得られた溶剤型粘着剤を、厚さ38μmの剥離性シート(ポリエチレンテレフタレート製)以下「剥離性フィルム基材」という)の剥離処理面上に、乾燥後の厚みが25μmとなるように上記で得られた粘着剤を塗工し、熱風オーブンにて100℃、2分間乾燥して粘着剤層を作製した。乾燥後、厚さ50μmの基材(ポリエチレンテレフタレート製)にラミネートし、さらに23℃50%RHで7日間養生し、粘着シートを得た。
実施例1と同様の方法で、アクリル重合体(A)、金属キレート化合物(B)、硬化剤、ポリオレフィン(C)、可塑剤、酸化防止剤(D)、粘着付与樹脂の種類および配合量を表2-1~表2-2に示す通りに変更した以外は、実施例1と同様の方法で、それぞれ粘着剤組成物と粘着シートを得た。
但し、実施例1、6~8、20、26および29は参考例である。
実施例1と同様の方法で、アクリル重合体(A)、アクリル重合体(Z)、金属キレート化合物(B)、硬化剤、ポリオレフィン(C)、可塑剤、酸化防止剤(D)、粘着付与樹脂を表3に示す通りに変更した以外は、実施例1と同様の方法で、それぞれ粘着剤組成物と粘着シートを得た。
粘着層の物性値、粘着剤および粘着シートの評価項目および評価方法は、以下の通りである。
測定はJIS Z-0237に準じ、23℃-50%RH雰囲気下で傾斜式ボールタック試験装置を用いて測定を行った。23℃-50%RHの雰囲気下で1週間養生した後の粘着シートから幅35mm長さ300mmの試験片を切り出した。傾斜角度30°、助走路100mm、測定部(試験片の粘着面)100mmになるように25mm幅の試験片を、粘着面を上にして両面テープで固定した。直径1/32から32/32インチまでの32種類のベアリング玉を転がし、粘着面に留まったボールの最大No.を測定値とした。
ボールタック値は高いほど良好であり、それにより剥離性が優れたものとすることができる。
23℃-50%RHの雰囲気下で1週間養生した後の粘着シートから幅25mm長さ100mmの試験片を切り出した。次いで、23℃-50%RHの雰囲気下で、試験片から剥離シートを剥離し、露出した粘着層をステンレス板(SUS304)の表面に貼着し、2kgロールを1往復して圧着した。その後、23℃-50%RHの雰囲気下に24時間放置した。次いで、JISZ0237に準拠し、引張試験機(テンシロン:オリエンテック社製)を用いて、剥離速度300mm/分、剥離角度180°の条件で粘着力(加熱前の粘着力)を測定した。評価基準は以下の通りである。
◎:16N/25mm以上、優良。
○:12N/25mm以上16N/25mm未満、良好。
△:8N/25mm以上12N/25mm未満、実用可。
×:8N/25mm未満、または、剥離面が全て凝集破壊である、実用不可。
23℃-50%RHの雰囲気下で1週間養生した後の粘着シートから幅25mm長さ100mmの試験片を切り出した。次いで、23℃-50%RHの雰囲気下で、試験片から剥離シートを剥離し、露出した粘着層をポリプロピレン板の表面に貼着し、2kgロールを1往復して圧着した。その後、23℃-50%RHの雰囲気下に24時間放置した。次いで、JISZ0237に準拠し、引張試験機(テンシロン:オリエンテック社製)を用いて、剥離速度300mm/分、剥離角度180°の条件で粘着力(加熱前の粘着力)を測定した。評価基準は以下の通りである。
◎:16N/25mm以上、優良。
○:12N/25mm以上16N/25mm未満、良好。
△:8N/25mm以上12N/25mm未満、実用可。
×:8N/25mm未満、または、剥離面が全て凝集破壊である、実用不可。
23℃-50%RHの雰囲気下で1週間養生した後の粘着シートから幅25mm長さ150mmの試験片を切り出した。切り出した粘着シートから剥離性シートを剥がして露出した粘着剤層を、幅30mm、長さ150mmのSUS板の下端部幅25mm、長さ25mmの部分に貼着し、2kgロールで1往復させて圧着後、40℃雰囲気で粘着シートの下端部に1kgの荷重をかけ、7万秒放置することで保持力を測定した。評価は、粘着シートの貼付面上端部が元の位置から下にずれた長さを測定した。評価基準は以下の通りである。
◎:ずれた長さが0.5mm未満、優良
○:ずれた長さが0.5mm以上5mm未満、良好
△:ずれた長さが5mm以上25mm未満、実用可
×:ずれた長さが25mm以上で7万秒以内に落下、使用不可
23℃-50%RHの雰囲気下で3時間養生した後の粘着シートから幅25mm長さ150mmの試験片を切り出した。切り出した粘着シートから剥離性シートを剥がして露出した粘着剤層を、幅30mm、長さ150mmのSUS板の下端部幅25mm、長さ25mmの部分に貼着し、2kgロールで1往復させて圧着後、40℃雰囲気で粘着シートの下端部に1kgの荷重をかけ、7万秒放置することで保持力を測定した。評価は、粘着シートの貼付面上端部が元の位置から下にずれた長さを測定した。評価基準は以下の通りである。
◎:ずれた長さが5mm未満、優良
○:ずれた長さが5mm以上25mm未満、良好
△:4万秒以上7万秒以内に落下、実用可
×:4万秒以内に落下、使用不可
23℃-50%RHの雰囲気下で1週間養生した後の粘着シートから幅25mm長さ100mmの試験片を切り出した。次いで23℃-50%RHの環境下、粘着シートから剥離性シートを剥がして露出した粘着剤層を、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(東洋紡社製、商品名:P-2161、厚さ20μm、表面コロナ放電処理;以下、OPPと略する)のコロナ放電未処理面に貼付し、2kgロールにより1往復させて測定試料を作製した。この測定試料を、23℃-50%RHの環境下で貼付から1分以内に、手による剥離を行い、剥離時のジッピング現象の有無を確認した。
さらに、剥離後の粘着シートを繰り返し、前記OPPフィルムに貼付し、2kgロールにより1往復させて測定試料を作製した。この測定試料を、23℃-50%RHの環境下で貼付から1分以内に、手による剥離を行った。本作業を繰り返し5回行った。評価は、下記基準に基づいて評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:5回繰り返し剥離した際に、ジッピング現象が認められない、優良
○:5回繰り返し剥離した際に、1~2回のジッピング現象が認められたが、1回剥離した際にはジッピング現象は認められなかった、良好
△:1回剥離した際に、1~2回のジッピング現象が認められた、実用可
×:1回剥離した際に、複数回のジッピング現象が認められ、粘着シートにジッピングスジが残っている、または、OPPフィルムに糊残りが認められる、使用不可
評価結果を表3~6に示す。
Claims (5)
- アクリル重合体(A)、金属キレート化合物(B)、および塩素化ポリオレフィン(C1)を含み、
前記アクリル重合体(A)を構成するモノマー混合物100重量%中、酸性基を有するモノマー(a1)を0.1質量%以上6質量%未満、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-40℃以下のモノマー(a2)を40質量%以上94.9質量%以下、およびホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-20℃以上50℃以下のモノマー(a3)を5質量%以上30質量%以下含有し、
前記モノマー(a2)が、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-60℃以下のモノマー(a2-1)を含み、
前記塩素化ポリオレフィン(C1)の塩素含有率が20~45質量%であり、
前記塩素化ポリオレフィン(C1)の含有量は、アクリル重合体(A)100質量部に対して、0.1~5質量部であることを特徴とする、粘着剤。 - 前記アクリル重合体(A)を構成するモノマー混合物100重量%中、ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が-20℃以上50℃以下のモノマー(a3)を11質量%以上30質量%以下含有することを特徴とする、請求項1記載の粘着剤。
- さらに、酸化防止剤(D)を含有することを特徴とする、請求項1または2記載の粘着剤。
- 基材シートと、請求項1~3いずれか1項記載の粘着剤の硬化物からなる粘着層とを備えた、粘着シート。
- 前記粘着層は、JIS Z0237の方法で測定した、傾斜角30°でのボールタック値が6以上であることを特徴とする、請求項4記載の粘着シート。
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