JP7338250B2 - 移動通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法、及び、プログラム - Google Patents

移動通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法、及び、プログラムに関する。
自宅や特定の場所に設置される無線基地局として、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)の規格書(非特許文献1)に記載されている、Home eNB(以下HeNBと記載する)が知られている。HeNBは通常の基地局と同じ基地局機能を有し、多数のHeNBを用いることによって移動通信システムのスケーラブルな運用を可能にする。
多数のHeNBがそれぞれMME(Mobility Management Entity)とのS1リンクを確立する場合、MMEの負荷が大きくなる場合がある。これに対して、HeNBとMMEとの間にゲートウェイ装置(以下HeNB-GW)を設置することによって、MMEの負荷を軽減する手法が取られることがある。
HeNB-GWは、HeNBとMMEとの間で集線装置として機能することができる。グループを構成する複数のHeNBとHeNB-GWとの間にある複数のS1リンクは、HeNB-GWとMMEとの間において1本のS1リンクに集約される。
HeNB-GWは、一般的に汎用サーバ上で実現することができる。また、例えばHeNB-GWのS1リンク確立機能やS1制御プレーン機能/S1ユーザプレーン機能を、1つまたは複数の中継部(ブレード)として構成することができる。通常、HeNB-GWのブレードは、1ブレードあたり数千の規模のHeNBを収容することが可能であり、HeNB-GWの筐体には複数のブレードを装着できる。
ところで、HeNB-GWのブレードに対するメンテナンスや障害復旧等において、ブレードのロック操作やリブート作業などの保守管理作業が必要となる場合がある。その際、保守管理作業が必要なブレードとHeNBとの間のS1リンクは、一時的にリンク断の状態になり、HeNBとHeNB-GWと間で通信不可の状態となる。
HeNBは、ブレードとのS1リンクがリンク断の状態であることを確認すると、S1リンクを再確立する。通常、HeNBがS1リンクを再確立するまで、数分~数十分の時間を要することがある。さらに、S1リンクの再確立が完了するまで、HeNBの配下にいる端末装置は、一時的にHeNB-GWを介してネットワークに接続できない状態となるため、通信サービスの品質が低下する。
中継装置のメンテナンスや障害復旧等に関連する先行技術文献として、以下のものが知られている。
例えば、特許文献1には、中継装置の接続変更時に、設定内容を管理する管理サーバから設定変更を行うことが、開示されている。
例えば、特許文献2には、ブレードサーバに障害が発生した場合、ブレードサーバ全体を再起動させる前に回線カードの再起動を試行することが開示されている。
例えば、特許文献3には、ホームエージェントに障害が発生した場合、他のホームエージェントを使用することが開示されている。
再公表WO2014/002265号公報 特開2008-206109号公報 特開2008-167022号公報
3GPP TS 36.300 V15.4.0 (2018-12)
メンテナンスや障害復旧等の保守管理作業によってゲートウェイ装置(HeNB-GW)の中継部(ブレード)が停止した場合、停止した中継部と接続中の基地局(HeNB)は通信不可の状態になる。基地局(HeNB)は、通信不可の状態の原因をすぐに把握することが困難であり、リンク断の状態であることを認識するまでに時間がかかっていた。
また、基地局の配下にいる端末は、一時的にゲートウェイ装置を介してネットワークに接続できない状態となるため、通信サービスの品質低下が生じていた。
したがって、本開示の目的は、移動通信システムにおいて、保守管理作業によって生じる通信サービスの品質低下を抑えることを可能にする、移動通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法、及び、プログラムを提供することにある。
本開示の第1の視点によれば、複数の基地局と、複数の中継部を有するゲートウェイ装置と、を含み、ゲートウェイ装置は、複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信し、第1の基地局は、リンク接続変更要求に応じて、複数の中継部のうち第1の中継部とは異なる第2の中継部との間で新たなリンクを確立する、移動通信システムが提供される。
本開示の第2の視点によれば、複数の中継部と、複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信する管理部と、を有し、リンク接続変更要求の送信後、複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部との間で新たなリンクの確立処理を行う、ゲートウェイ装置が提供される。
本開示の第3の視点によれば、複数の中継部を有するゲートウェイ装置において、複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信するステップと、リンク接続変更要求の送信後、複数の中継部のうち第1の中継部とは異なる第2の中継部と第1の基地局との間で新たなリンクを確立するステップと、を含む、通信方法が提供される。
本開示の第4の視点によれば、複数の中継部を有するゲートウェイ装置のコンピュータに、複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信する処理と、リンク接続変更要求の送信後、複数の中継部のうち第1の中継部とは異なる第2の中継部と第1の基地局との間で新たなリンクを確立する処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
本開示によれば、移動通信システムにおいて、 保守管理作業によって生じる通信サービスの品質低下を抑えることが可能になる。なお、本開示により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
移動通信システムの構成例を示す図である。 移動通信システムの動作シーケンス例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムの概略を示す概略図である。 第1の実施形態に係るゲートウェイ装置の構成例を示すブロック図である。 接続先アドレステーブルの一例を示すテーブル図である。 第1の実施形態に係る基地局の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 S1リンク再確立するまでの処理の一例を示すシーケンス図である。 既存のシステムの動作シーケンスを示す比較用シーケンス図である。 本開示の実施形態の効果の一例を説明するためのシーケンス図である。 追加シーケンスを加えた例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 第2の実施形態に係るゲートウェイ装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 接続先アドレステーブルの一例を示すテーブル図である。 端末情報の一例を示すテーブル図である。 端末情報テーブルの一例を示すテーブル図である。
以下、添付の図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.概要
2.第1の実施形態
2-1.システムの構成例
2-2.ゲートウェイ装置の構成例
2-3.基地局の構成例
2-4.処理の流れ
2-5.追加シーケンス
3.第2の実施形態
3-1.システムの構成例
3-2.処理の流れ
4.まとめ
<<1.概要>>
まず、図1及び図2を参照して本開示の実施形態の概要を説明する。図1は、本開示の実施形態に係る移動通信システム1の構成例を示す図である。図2は、本開示の実施形態に係る移動通信システム1の動作シーケンス例を示すシーケンス図である。
以下の説明又は図面において、基地局20a~基地局20dをまとめて基地局20と記載することがあり、ゲートウェイ装置10の中継部100a~100cをまとめて中継部100と記載することがある。
移動通信システム1はゲートウェイ装置10及び複数の基地局20を含み、ゲートウェイ装置10は、複数の中継部100を有する。例えば、ゲートウェイ装置10は、複数の中継部100のうち中継部100aの動作を停止する場合、中継部100aと接続している基地局20(20a,20c)へ、リンク接続変更要求を送信する。また、基地局20(20a,20c)は、リンク接続変更要求に応じて、複数の中継部100のうち中継部100aとは異なる中継部(例えば中継部100b)との間で新たなリンクを確立する。
これにより、例えば、保守管理作業によって生じるリンク接続の変更の必要性を、基地局20が事前に知ることができ、基地局20はリンク接続を変更するための処理を開始することができる。その結果、基地局20及び端末装置30にとって通信不可になる時間を短縮することができ、通信サービスの品質低下を抑えることが可能になる。
なお、上述した技術的特徴は本開示の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本開示の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
以下に具体的な実施の形態についてさらに詳しく説明する。
<<2.第1の実施形態>>
<2-1.システムの構成例>
図3は、本開示の第1の実施形態に係る移動通信システム1の概略を示す概略図である。図3に示される移動通信システム1は、ゲートウェイ装置10、基地局20、端末装置30、コアネットワークノード40、及び、基地局管理システム50を含む。
例えば、移動通信システム1は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の規格(standard)/仕様(specification)に準拠したシステムである。より具体的には、例えば、移動通信システム1は、LTE(Long Term Evolution)/LTE-Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)の規格/仕様に準拠したシステムであってよい。あるいは、移動通信システム1は、第5世代(5G)/NR(New Radio)の規格/仕様に準拠したシステムであってもよい。当然ながら、移動通信システム1は、これらの例に限定されない。
ゲートウェイ装置10は、複数の基地局20と接続され、コアネットワークノード40とも接続される。基地局20とコアネットワークノード40(例えばMME)との間のリンクはS1リンクと記載することがある。ゲートウェイ装置10は、基地局20とS1リンクを確立するとともに、コアネットワークノード40ともS1リンクを確立する。
ゲートウェイ装置10は、複数の基地局20とコアネットワークノード40との間に確立されるS1リンクを集約する機能を有する。例えば、制御プレーンのS1リンクを集約することができ、グループを構成する複数の基地局20とゲートウェイ装置10との間にある複数のS1リンクは、ゲートウェイ装置10とコアネットワークノード40との間において1本のS1リンクに集約される。
ゲートウェイ装置10は、複数の基地局20とコアネットワークノード40との間で制御プレーン機能を提供する。他の例として、ゲートウェイ装置10は、制御プレーン機能とユーザプレーン機能の両方を提供してもよい。また、ゲートウェイ装置10は端末装置30とコアネットワークノード40との間で送信されるメッセージを転送してもよいし、必要に応じてゲートウェイ装置10で終端してもよい。
基地局20は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、カバレッジエリア内に位置する端末装置30との無線通信を行う。また、基地局20は、ゲートウェイ装置10とS1リンクを確立し、ゲートウェイ装置10と制御プレーンの通信を行う。また、基地局20は、ゲートウェイ装置10とユーザプレーンの通信を行ってもよい。
例えば、基地局20は、eNB(evolved Node B)であってもよいし、上述したHeNBであってもよい。本開示のゲートウェイ装置10を効果的に用いる観点においては、多数存在するHeNBなどのスモールセル基地局やフェムトセル基地局等に本開示の技術を適用することが望ましい。また、基地局20は、5GにおけるgNB(generation Node B)であってもよい。
端末装置30、基地局20との無線通信を行う。例えば、端末装置30は、基地局20aのカバレッジエリア内に位置する場合に、基地局20aとの無線通信を行う。例えば、端末装置30は、UE(User Equipment)やIoT(Internet of Things)端末であってよい。
コアネットワークノード40は、端末装置30をコアネットワークに接続させるための機能やモビリティ管理機能を有する。コアネットワークノード40は、例えばMMEであってよい。
基地局管理システム50は、図3において点線で示される管理用リンクを用いて、各基地局20、及び、ゲートウェイ装置10と通信する。基地局管理システム50は、各基地局20を監視及び管理する機能を有する。また、以下の説明又は図面において、基地局管理システム50をMS(Management System)50と記載することがある。
<2-2.ゲートウェイ装置の構成例>
図4は、第1の実施形態に係るゲートウェイ装置10の構成例を示すブロック図である。ゲートウェイ装置10は、複数の中継部100(100a~100cを含む)、予備中継部100d、管理部110、記憶部120、通信インタフェース130、及び、入出力部140を含む。
中継部100は、各基地局20とのS1リンク接続に関する処理を行う。例えば、S1リンクの確立や閉塞を行う。また、中継部100はS1リンクの制御プレーン機能及びユーザプレーン機能を有することができる。具体的には、中継部100はブレードとして構成されてもよい。中継部100は、ゲートウェイ装置10の筐体に複数枚装着されることができる。
また、ゲートウェイ装置10において保守管理作業が行われる場合、中継部100は管理部110からの指示に従って中継部100の機能を停止させる。例えば、管理部110からの指示は、ロック通知、または、リブート(再起動)通知であり得る。ここで、ロックとは、例えば中継部100の動作を停止させることである。ロックは、例えば中継部100のメモリの交換や拡張を行う場合に行われる。他の例では、ロックは、消費電力を低減させることを目的としてゲートウェイ装置10全体の負荷が大きくないときに特定の中継部100に集中させる場合にも行われる。その他、中継部100のロックは必要に応じて適宜行われてよい。
また、ゲートウェイ装置10は、予備中継部100dを含んでいてもよい。複数の中継部100のいずれかに対して保守管理作業が行われる場合、管理部110は、保守管理作業の対象となる中継部100の代わりに予備中継部100dを有効化し、有効化された予備中継部100dを用いて、通信サービスの提供を継続できるようにしてもよい。
管理部110は、ゲートウェイ装置10の全体を管理する機能を有する。管理部110は、各中継部100a~c及び予備中継部100dの制御、記憶部120へのアクセス、通信インタフェース130の制御、及び、入出力部140で入出力される情報の制御、を実行する。具体的には、管理部110は、ロック対象の中継部100をロック状態に遷移させることができる。
また、管理部110は、リンク接続変更通知を基地局管理システム50に送信する機能を有する。このリンク接続変更通知は、ロック対象の中継部100に接続している基地局20の接続先アドレス情報を含む。接続先アドレス情報は、記憶部120に格納された接続先アドレステーブル121を参照することにより取得される。
記憶部120は、ゲートウェイ装置10において使用される情報を記憶し得る。例えば、記憶部120は管理部110によってアクセスされる。例えば、記憶部120は管理部110の内部に構成されていてもよい。また、必要に応じて記憶部120は、中継部100、通信インタフェース130、及び、入出力部140から、直接アクセス(例えばDMA(Direct Memory Access)アクセス)されてもよい。
記憶部120は接続先アドレステーブル121を含む。図5は、接続先アドレステーブル121の一例を示すテーブル図である。接続先アドレステーブル121には、ゲートウェイ装置10内の中継部100毎に、接続先の基地局20を識別するためのアドレス情報が記載されている。例えば、基地局20を識別するためのアドレス情報は基地局20のIP(Internet Protocol)アドレスである。
図4に戻り、引き続きゲートウェイ装置10の構成例を説明する。
通信インタフェース130は、通信回線を介して基地局20、コアネットワークノード40、又は、基地局管理システム50と通信を行う。通信インタフェース130は、有線インタフェース又は無線インタフェースであってよい。
入出力部140は、例えば操作者等からの入力を受け付け、または、操作者等へ情報を提示する。例えば、入出力部140は操作者等の操作を取得するGUI(Graphical User Interface)を提供する。具体例として、入出力部140は、ある中継部100に対するロック要求を操作者から受け付け、そのロック要求を管理部110に伝える。そして、そのロック要求に対してロックが完了したことをロック完了通知として操作者に提示することができる。
<2-3.基地局の構成例>
図6は、第1の実施形態に係る基地局20の構成例を示すブロック図である。基地局20は、無線通信部210、ネットワーク通信部220、処理部230、及び、記憶部240を含む。
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、端末装置30からの信号を受信し、端末装置30への信号を送信する。
ネットワーク通信部220は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。例えば、ネットワーク通信部220は、ゲートウェイ装置10からの信号を受信し、ゲートウェイ装置10への信号を送信する。また、ネットワーク通信部220は、コアネットワークノード40との間で信号を送受信する。あるいは、ネットワーク通信部220は、MS50との間で信号を送受信する。
処理部230は、基地局20の様々な機能を提供する。例えば、無線通信部210を介して送受信する信号を処理する。また、ネットワーク通信部220を介して送受信する信号を処理する。具体例として、ゲートウェイ装置10との間のS1リンクを確立、閉塞、又は、リンク断の監視等を行う。あるいは、処理部230は、基地局管理システム50からの指示を取得し、当該指示に基づいて基地局20における処理を行う。
記憶部240は、基地局20の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、基地局20の動作のための1つ以上の命令を含む。
<2-4.処理の流れ>
図7は、第1の実施形態に係る処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
例えばゲートウェイ装置10の操作者は、保守管理作業の対象となる中継部100をロックするために、ゲートウェイ装置10の入出力部140を介してロック要求を入力する。なお、ロック要求は、遠隔地からネットワークを介してゲートウェイ装置10へ入力されてもよい。操作者から入力されたロック要求は、管理部110によって取得される(ステップS100)。ここで、基地局20は、ゲートウェイ装置10の中継部100aとS1リンク接続状態であるものとする。
管理部110は、ロック要求を取得すると、ロック対象の中継部100がS1リンク接続状態にある基地局20を調べるために、接続先アドレス情報を取得する(ステップS101)。具体的には、記憶部120に格納された接続先アドレステーブル121を参照する。そして、管理部110はロック対象の中継部100に対応する全ての接続先アドレス情報を接続先アドレステーブル121から取得する。
具体例として、中継部100aをロック対象とする。図5を参照し、この中継部100aに対応する接続先アドレステーブル121内の接続先アドレス情報は、中継部100aの列に記載されている「172.1.xx.1」、「172.1.xx.100」、「172.1.xx.101」などが該当する。
管理部110は、ステップS101で取得した接続先アドレス情報を含むリンク接続変更通知をMS50に送信する(ステップS102)。
リンク接続変更通知を受信した基地局管理システム50は、リンク接続変更通知に基づいて基地局20へリンク接続変更要求を送信する。具体的には、リンク接続変更通知に含まれる接続先アドレス情報を参照する。そして、その接続先アドレス情報に対応する基地局20のそれぞれに対してリンク接続変更要求を送信する(ステップS103)。
リンク接続変更要求を受信した各基地局20は、接続中のS1リンクを閉塞し、新たなS1リンクの再確立処理を開始することを決定する(ステップS104)。
このようにして、リンク接続変更要求を受信した各基地局20は、保守管理作業によってゲートウェイ装置10の中継部100aが停止する場合であっても、直ちに接続中のS1リンクを閉塞状態にすることができる。そして、各基地局20は、必要に応じて新たなS1リンクをゲートウェイ装置10と再確立処理を開始することができる。さらに、基地局20とゲートウェイ装置10との間で通信不可の期間を短縮されるため、基地局20の配下にいる端末装置30への影響を効果的に抑えることが可能になる。
図8は、S1リンクを再確立する処理の一例を示すシーケンス図である。例えば、S1リンクを閉塞状態にした基地局20は、図8のシーケンスを行う。
S1リンクを再確立する各基地局20は、新たに接続する中継部100のアドレス情報を取得するために、DNS(Domain Name System)クエリ(DNS query)をゲートウェイ装置10の管理部110へ送信する(ステップS201)。
ゲートウェイ装置10の管理部110は、DNSクエリを受信するとゲートウェイ装置10の各中継部100の動作状況に基づいて、基地局20が新たに接続する中継部100を決定する(ステップS202)。この例では、管理部110は、中継部100bを基地局20が新たに接続する中継部として決定する。
管理部110は、基地局20が新たに接続する中継部100bのアドレス情報を含むDNS応答(DNS Response)を基地局20に返信する(ステップS203)。
中継部100bのアドレス情報を含むDNS応答を受信した基地局20は、中継部100bとS1リンク設定の処理を実行する(ステップS204)。このようにして、基地局20はゲートウェイ装置10の中継部100bとS1リンクの確立処理を開始することができる。
ここで、図9及び図10を用いて、本開示の実施形態が奏する具体的な効果の例について説明する。
図9を参照し、リンク接続変更要求を行わない場合について説明する。図9は、既存のシステムの動作シーケンスを示す比較用シーケンス図である。
例えば、ゲートウェイ装置10の中継部100aと基地局20はS1リンク接続状態であり、所定の間隔でS1リンクの接続確認を行っている。接続確認の具体例として、基地局20はハートビート信号を送信し、ハートビート信号を受信した中継部100aはハートビート応答信号を送信する。例えば、この接続確認は、SCTP(Stream Control Transmission Protocol)のプロトコルを用いた手法であってよい。
ここで、中継部100aへのロック要求が生じた場合、ゲートウェイ装置10の管理部110は、中継部100aの機能を停止させるロック通知を中継部100aに送信する。そしてロック通知を受信した中継部100aはロック状態に遷移する。
基地局20は、中継部100aがロック状態に遷移したことを知らされていないため、中継部100aがロック状態にあるにもかかわらず中継部100aへハートビート信号を送信する。このとき、中継部100aはロック状態にあるため、基地局20からのハートビート信号に対してハートビート応答信号を送信せず、無応答状態となる。
基地局20は、中継部100aが無応答状態になった原因を知ることができない。ところが、無応答の原因が偶発的な理由(例えばパケットエラー等)であるかもしれないため、基地局20はハートビート信号の再送を行う。さらに、この再送は、所定の再送タイムアウト時間が満了するまで行われ、所定の回数繰り返されることがある。そのため、S1リンクが切断されたと基地局20が判定するまでに時間がかかってしまう。
これに対し、図10を参照して、本開示の実施形態の効果の一例を説明する。図10は、本開示の実施形態の効果の一例を説明するためのシーケンス図である。
図10においても、ゲートウェイ装置10の中継部100aと基地局20はS1リンク接続状態であり、所定の間隔でS1リンクの接続確認を行っている。
ここで、ロック要求が生じた場合、ゲートウェイ装置10の管理部110はリンク接続変更通知をMS50へ送信する。さらに、MS50は、リンク接続変更通知に基づいてリンク接続変更要求を該当する基地局20に送信する。
基地局20は、基地局管理システム50から受信したリンク接続変更要求に応じて、直ちに中継部100とのS1リンク接続状態をリンク断の状態にし、ゲートウェイ装置10と新たなリンクの確立を行う。
このようにして、各基地局20において接続状態からリンク断状態に移行するまでに要する時間を短縮することができる。
<2-5.追加シーケンス>
上述した動作シーケンスには、以下に説明する追加シーケンスを加えてもよい。図11は、図7で説明したシーケンスに対して、追加シーケンスを加えた例を示すシーケンス図である。図11には、2種類の追加シーケンスが追加されていることが示されている。
管理部110は、リンク接続先変更通知をMS50に送信した後、例えば第1追加シーケンス及び第2追加シーケンスのうち少なくとも1つ以上の追加シーケンスを実行してもよい。第1追加シーケンス及び第2追加シーケンスは、リンク接続先変更通知がMS50に送信された後、接続中のS1リンクがリンク断の状態になるまで、所定の基準に基づいて待つように構成されている。
例えば、第1追加シーケンスは、中継部100aが接続中のS1リンクの数を監視する(ステップS300)。基地局20のS1リンク断の処理が進行し、中継部100aに接続中のS1リンクの数が所定の値以下(例えば「0」)となった場合、中継部100aはS1リンク接続数を管理部110に通知する(ステップS301)。
管理部110は、S1リンク接続数を中継部100aから通知されたことに応じて、中継部100aをロックするためのロック通知を中継部100aへ送信する(ステップS302)。その後、管理部110は、中継部100aのロックが完了した旨を示すロック完了通知を操作者に提示する(ステップS303)。
このようにして、第1追加シーケンスでは、接続中のS1リンクの数を監視することで、停止する中継部100の配下に、通信不可の状態になった原因を知らない基地局20が存在しないことを確認することができ、早期に中継部100をロックすることができる。その結果、保守管理作業によって生じる通信サービスの品質低下を抑えることが可能となる。
次に、第2追加シーケンスについて説明する。管理部110は、リンク接続先変更通知をMS50へ送信した時点からの経過時間を計時し、リンク接続先変更通知の送信から所定時間が経過したか否かを確認する(ステップS400)。例えば、所定のタイマーの満了を確認することで実現されてよい。例えば、所定のタイマーをS1リンク断監視タイマーと称する。
そして、管理部110はS1リンク断監視タイマーの満了に応じて、中継部100aへロック通知を送信する(ステップS401)。
管理部110からロック通知を受信した中継部100aは、もし接続中のS1リンクが存在すれば、全てのS1リンクの閉塞処理を行う(ステップS402)。
そして、管理部110は、中継部100aのロックが完了した旨を示すロック完了通知を操作者に提示する(ステップS403)。
このようにして、第2追加シーケンスでは、各基地局20が正常なリンク閉塞処理によってリンク断の状態に移行したと推定される時間を待機し、中継部100aをロックする。また、基地局20に問題が生じてS1リンクの閉塞処理ができない場合であっても、中継部100aの側からS1リンクを閉塞することができる。よって、第2追加シーケンスは、正常なシーケンスでS1リンクを閉塞でき、より安全に中継部100のロックを行うことができる。
上述した、第1追加シーケンス及び第2追加シーケンスは、単独で用いられてもよいが、組み合わせて用いるとさらに効果的である。具体的には、第1追加シーケンスにおいて、メッセージ消失等が原因で基地局20がS1リンクを閉塞しない場合、S1リンクの接続数が所定の数以下にならない。このとき、第2追加シーケンスのS1リンク断監視タイマーの満了に応じて、管理部110が中継部100aへロック通知を送信し、中継部100aはS1リンクを閉塞することができる。これにより、早期かつ安全に中継部100のロックを行うことができる。
上述した第1の実施形態では、中継部100の動作を停止させる前に停止させる中継部100と接続している基地局20へリンク接続変更要求を送信する。これにより、基地局20は直ちにS1リンクを変更することができ、基地局20及び端末装置30の通信不可時間を短縮することが可能となる。
また、ゲートウェイ装置10は、停止する中継部100(例えば中継部100a)と基地局20との間に存在するS1リンクの接続状態を監視し、S1リンクの接続状態に応じて中継部100を停止にする。これにより、正常なシーケンスでS1リンクを閉塞することができ、基地局及び端末装置の通信不可時間を短縮することが可能となる。
<<3.第2の実施形態>>
続いて、図面を参照し、本開示の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、ゲートウェイ装置10は、中継部100(例えば中継部100a)の動作を停止する前に、中継部100aが保有する端末情報150を他の中継部100(100b,100c)に取得させる。これにより、端末装置30とコアネットワークとの間の接続状態を維持したまま、S1リンクの切替を可能になる。
<3-1.システムの構成例>
図12は、本開示の第2の実施形態に係る移動通信システム1の構成例を示す図である。第2の実施形態では、中継部100aには基地局20a及び基地局20cが接続され、中継部100bには基地局20cが接続され、中継部100cには基地局20bが接続されている。さらに、基地局20aのカバレッジエリア内に端末装置30aが存在し、基地局20cのカバレッジエリア内に端末装置30bが存在している。
図13は、第2の実施形態に係るゲートウェイ装置10の構成例を示すブロック図である。第2の実施形態に係るゲートウェイ装置10の構成例において、第1の実施形態に係るゲートウェイ装置10の構成例と異なる点は、各中継部100が端末情報150を含む点、及び、記憶部120が端末情報テーブル122を含む点である。なお、以下の説明又は図面において、端末情報150a~150cをまとめて端末情報150と記載することがある。
上述した第1の実施形態に係るゲートウェイ装置10の構成例と同じ構成要素について、同じ符号を付し、実質的に同じ動作である場合はその説明を省略する。
端末情報150は、各中継部100が接続している基地局20のカバレッジエリア内にいる端末装置30に関する情報である。この端末情報150は、各端末装置30に関する複数の情報要素IE(Information Element)を含む。
記憶部120の端末情報テーブル122は、各中継部100の端末情報150に対応する情報が含まれている。この端末情報テーブル122は管理部110によって管理される。
管理部110は、各中継部100に端末情報150のアップロード指示を行う。各中継部100は、当該アップロード指示に応じて端末情報150を管理部110へアップロードするそして、管理部110は、各中継部100がアップロードした端末情報150に基づいて端末情報テーブル122の更新を行う。また、管理部110は、各中継部100にダウンロード指示を行う。各中継部100は、当該ダウンロード指示に応じて、端末情報テーブル122内の情報を各中継部100にダウンロードする。各中継部100は、ダウンロードした端末情報テーブル122内の情報に基づいて、各中継部100内の端末情報150を更新する。
<3-2.処理の流れ>
図14は、第2の実施形態に係る処理の流れの一例を示すシーケンス図である。この例では、ゲートウェイ装置10の中継部100aをロックする前に、中継部100aの情報を中継部100bと中継部100cに引き継ぐ場合について説明する。
例えば操作者はゲートウェイ装置の入出力部140を用いて、ロック対象の中継部100aをロックするためのロック要求を入力する。操作者から入力されたロック要求は、管理部110によって取得される(ステップS500)。次に、管理部110は、記憶部120に格納された接続先アドレステーブル121を参照して、ロック対象の中継部100aに対応する接続先アドレス情報を取得する(ステップS501)。次に、管理部110は、各中継部100の動作状況に基づいて、変更元の中継部に接続されている基地局毎に、基地局が次に接続することになる移行先中継部を決定する(ステップS502)。さらに、管理部110は、決定した移行先中継部の情報を、接続先アドレステーブル121に書き込む(ステップS503)。
ここで、中継部100の動作状況とは、中継部100の負荷状況や稼働状況であってよい。例えば動作状況は、中継部100に接続するリンク接続数やリンク接続数の変動に関する状況であってよい。さらに、中継部100の動作状況は、演算負荷、メモリ使用率、消費電力、又は、電源のオンオフやスリープ等の状態情報であってもよい。具体的には、管理部110は、負荷の低い中継部100を移行先中継部に決定する。例えば、管理部110は、閾値処理によって中継部100の負荷の度合いを判定する。
図15は、移行先中継部の情報を書き込んだ接続先アドレステーブル121の一例を示すテーブル図である。この例は中継部100aをロックする場合を示しており、管理部110は、中継部100aの接続先である基地局20b及び基地局20cのアドレスに対応する移行先中継部について、接続先アドレステーブル121の移行先中継部の欄にそれぞれ書き込む。例えば、「172.0.XX.100」(基地局20a)の移行先中継部には中継部100bが書き込まれ、「172.0.XX.101」(基地局20c)の移行先中継部には中継部100cが書き込まれる。
管理部110は、中継部100aが保有する各基地局20の端末情報150aを取得するため、中継部100aへアップロード指示を通知する(ステップS504)。端末情報150aのアップロード指示を受信した中継部100aは、端末情報150aを管理部110にアップロードする(ステップS505)。
図16は、アップロードする端末情報150の一例を示すテーブル図である。端末情報150aは、各端末装置30の各種情報と、接続元アドレス及び移行先中継部の情報とを含む。各種情報の欄は、中継部100aの配下に存在する基地局20のカバレッジエリアに存在する端末装置30ごとの各種情報(情報#1、情報#2、…、情報#n)を含む。接続元アドレスの欄は、端末装置30がコアネットワークに接続する際に接続元となる基地局20のアドレス情報を含む。移行先中継部の欄は、中継部100aから移行されることになる移行先中継部を指定するための情報を含む。なお、端末情報150をアップロードする場合、中継部100は移行先中継部の欄を空欄にしてアップロードする。
管理部110は、中継部100aからアップロードされた端末情報150aを受信すると、端末情報150aに基づいて端末情報テーブル122の内容を更新する(ステップS506)。例えば、管理部110は、受信した端末情報150aと端末情報テーブル122とをマージする。さらに、管理部110は、端末情報150aで空欄となっていた移行先中継部の欄に、移行先中継部の情報を書き込む。
図17は、端末情報テーブル122の一例を示すテーブル図である。具体的に、端末情報テーブル122の更新について説明する。端末装置30aの接続元アドレスが「172.1.xx.100」(基地局20a)の場合、図15の接続先アドレステーブル121を参照すると、対応する移行先中継部は「中継部100b」となっている。そのため、管理部110は、端末情報テーブル122の移行先中継部の欄に「中継部100b」を書き込む。また、端末装置30bの接続元アドレスが「172.1.xx.101」(基地局20c)の場合、図15の接続先アドレステーブルを参照すると、対応する移行先中継部は「中継部100c」となっている。そのため、管理部110は、端末情報テーブル122の移行先中継部の欄に「中継部100b」を書き込む。
そして、管理部110は、更新した端末情報テーブル122を移行先中継部に格納させるために、図15の接続先アドレステーブル121の移行先中継部の欄に記載されている中継部100に対して、ダウンロード指示を通知する(ステップS507)。例えば、中継部100bと中継部100cに対してダウンロード指示を通知する。
ダウンロード指示を通知された各中継部100は、更新された端末情報テーブル122の内容を取得するためにダウンロードを行う(ステップS508)。端末情報テーブル122から、移行先中継部の欄において自身に関連するエントリを全てダウンロードする。
ダウンロードが実行された後、管理部110はリンク接続先変更通知をMS50へ送信する(ステップS509)。そして、MS50は、中継部100aと接続している基地局20へリンク接続先変更要求を送信する(ステップS510)。
リンク接続先変更要求を受信した各基地局20は、中継部100aと接続しているリンクを切断し、新たなS1リンクを確立する処理を行う(ステップS511)。この時、例えば図8で説明したS1リンクの接続処理シーケンスが行われる。
移行先の中継部100b及び中継部100cは、S1リンク確立処理において基地局20からメッセージを受信する。例えばS1リンク設定要求(S1SetupRequest)メッセージを受信する。当該メッセージの送信元のアドレス情報(例えば「172.0.XX.100」(基地局20a))に基づいて、引き継いだ端末情報150内の更新内容を有効化する(ステップS512)。
また、基地局20は、S1リンク確立処理において送信するメッセージに、基地局20と接続先中継部との間で一意に決まる情報をプライベート情報として含めて送信してもよい。具体的には、基地局20は新たなリンクを確立する場合、プライベート情報を含むS1リンク設定要求をゲートウェイ装置10の移行先中継部へ送信する。また、移行先中継部も、S1リンク確立処理において送信するメッセージに、一意にアサインされる情報を同様にプライベート情報として含めて基地局20へ返信する。例えば、移行先中継部から送信するS1リンク設定応答(S1SetupResponse)にプライベート情報を含めて基地局20へ送信してもよい。
プライベート情報は、例えば、端末装置30がネットワークに接続される時に割り当てられる情報であってよい。具体的には、eNB UE S1AP IDやMME UE S1AP ID等であってよい。ロック対象の中継部100aで端末装置30の接続時にアサインされるこれらのIDは、新規接続先では別の端末装置30が使用中である可能性がある。そのため、S1リンク再確立時に、新規接続先となる中継部100において双方でプライベート情報の交換を行う。
これにより、移行先の中継部100のS1リンク再確立処理において、基地局20の配下の端末情報150を引き続き使用することが可能となる。また、移行先の中継部100は、新たに接続する基地局20のアドレスを参照することにより、引き継いだ端末情報150内の更新内容を有効化することができる。その結果、端末装置30とコアネットワークとの間の接続状態が維持され、通信サービスの品質低下を抑えることが可能になる。
<<4.まとめ>>
ここまで、図面を用いて本開示のいくつかの実施形態について詳細に説明した。上述したある実施形態では、中継部の動作を停止させる前に停止させる中継部と接続している基地局へリンク接続変更要求を送信する。これにより、基地局は直ちにリンク接続を変更することができ、基地局及び端末装置の通信不可時間を短縮することが可能となる。
ある実施形態では、停止させる中継部と基地局との間に確立されたリンク接続の状態を監視し、リンク接続の状態に応じて中継部を停止状態に遷移させる。これにより、正常なシーケンスでリンク断を行うことが可能となり、効果的に基地局及び端末装置の通信不可時間を短縮することが可能となる。
ある実施形態では、停止させる中継部に格納された端末情報を移行先の中継部に引き継ぐ。これにより、端末装置とコアネットワークとの間の接続状態を維持することが可能となる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本開示のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。また、本開示は、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
(様々な変形例)
例えば、本開示の移動通信システムにおいて、基地局は様々な態様の基地局であってよい。スモール基地局、ピコセル基地局、又は、フェムトセル基地局であってよい。また、基地局はC―RAN(Centralized-Radio Access Network)構成のDU(Distributed Unit)であってもよい。その場合、ゲートウェイ装置の各中継部は、CU(Central Unit)として実装されてよい。
例えば、コアネットワークは、LTEのEPC(Evolved Packet Core)ネットワーク又は5Gネットワークであってよい。また、ゲートウェイ装置は5GのNR(New Radio)のゲートウェイであってよい。
例えば、ゲートウェイ装置は、汎用サーバで構成してもよい。また、ゲートウェイ装置の構成要素は仮想化されてもよい。例えば、管理部や各中継部は仮想化されてもよい。また、1つの汎用サーバ内に仮想的に2つ以上のゲートウェイ装置が構成されてもよい。あるいは、複数の汎用サーバを用いて1つのゲートウェイ装置が構成されてもよい。
例えば、本開示の移動通信システムにおいて、基地局管理システムは用いられなくてもよい。具体的には、ゲートウェイ装置の管理部から基地局へリンク接続変更要求を直接送信してもよい。また、ゲートウェイ装置の管理部が基地局管理システムの機能を有するようにしてもよい。あるいは、基地局管理システムの機能に相当する構成部をゲートウェイ装置10内に設けるようにしてもよい。また、例えば、ゲートウェイ装置の管理部は、DNS応答を、基地局管理システムを介して基地局へ送信してもよい。
例えば、本開示の移動通信システムにおいて、複数の基地局管理システムが用いられてもよい。また、基地局管理システムの機能は仮想化されてもよいし、基地局管理システムはゲートウェイ装置やコアネットワークノードと一体として構成されてもよい。
例えば、本開示のゲートウェイ装置は複数用いられてもよい。具体例として、サービス地域ごとにゲートウェイ装置をそれぞれ設置してよい。メンテナンスの際、ある地域の第1ゲートウェイ装置の電源オフ又は全中継部のロックが必要となる場合、当該第1ゲートウェイ装置に格納されている情報を、他の地域の第2ゲートウェイ装置へ一時的に移設する。そして、本開示のリンク接続変更通知を他の地域の第2ゲートウェイ装置や基地局管理システムに送信することで、基地局や端末装置のシステム断時間の短縮を図ることが可能となる。
例えば、本開示の移動通信システムにおいて、リンク接続変更要求を受信した基地局は、直ちにS1リンクを切断せずに新たなS1リンクの確立処理を行ってもよい。具体的には、リンク接続変更要求を受信した基地局が一時的に論理的なIPアドレスを複数持つことで、複数のS1リンクを確立する。これによって、複数のS1リンク間でシームレスな切替を可能とすることができる。
例えば、ゲートウェイ装置は、筐体とブレードで構成されてもよい。例えば、ゲートウェイ装置の各中継部は、筐体に複数搭載可能なブレードとして構成されてもよい。また、ゲートウェイ装置の管理部は、管理用ブレード(Administrativeブレード)として構成されてもよい。ブレードは、CPU、記憶部、インタフェースを含み、コンピュータとして機能する。
例えば、本明細書に記載されている記憶部は、一時的な及び非一時的なコンピュータ読取可能なメモリを含む。一時的なメモリは、例えばRAM(Random Access Memory)を含み得る。非一時的なメモリは、例えばROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)のうちの1つ以上を含み得る。また、記憶部は、本開示の実施形態をコンピュータ上で実現させるためのコンピュータプログラムを記憶してもよい。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
例えば、本開示の実施形態では、中継部の動作を停止させる前に基地局へリンク接続変更要求を送信していたが、中継部の動作を停止させた後に基地局へリンク接続変更要求を送信してもよい。中継部のロックのタイミング後であっても、基地局はS1リンクの接続変更の必要性を知ることができ、S1リンクを変更するための処理を開始することができる。その結果、基地局(又は端末装置)において通信不可となる時間を短縮することができ、通信サービスの品質低下を抑えることが可能になる。
例えば、本明細書において説明したゲートウェイ装置の構成要素を備える装置が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本開示に含まれる。
例えば、本明細書において説明したゲートウェイ装置の構成要素(中継部、管理部、記憶部、通信インタフェース、入出力部)は、モジュール、ユニット、又は、パーツと称する構成要素であってよい。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
複数の基地局と、
複数の中継部を有するゲートウェイ装置と、
を含み、
前記ゲートウェイ装置は、前記複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、前記第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信し、
前記第1の基地局は、前記リンク接続変更要求に応じて、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部との間で新たなリンクを確立する、移動通信システム。
(付記2)
前記移動通信システムは、基地局管理システムを含み、
前記ゲートウェイ装置は、前記基地局管理システムへリンク接続変更通知を送信し、
前記基地局管理システムは、前記リンク接続変更通知に基づいて前記第1の基地局へ前記リンク接続変更要求を送信する、付記1に記載の移動通信システム。
(付記3)
前記リンク接続変更通知は、前記第1の基地局のアドレス情報を含み、
前記基地局管理システムは、前記アドレス情報に基づいて前記第1の基地局へ前記リンク接続変更要求を送信する、付記2に記載の移動通信システム。
(付記4)
前記ゲートウェイ装置は、前記第1の中継部と前記第1の基地局との間に存在するリンクの接続状態を監視し、前記接続状態に応じて前記第1の中継部を停止する、付記1に記載の移動通信システム。
(付記5)
前記ゲートウェイ装置は、1つ又は複数の中継部の動作状況に基づいて前記第2の中継部を決定する、付記1に記載の移動通信システム。
(付記6)
前記ゲートウェイ装置は、前記第1の中継部の動作を停止する前に、前記第1の中継部が保有する端末情報を前記第2の中継部に取得させる、付記1に記載の移動通信システム。
(付記7)
前記第1の基地局は、前記新たなリンクを確立する場合、前記第2の中継部との間で一意に決まるプライベート情報を含むリンク設定要求を前記ゲートウェイ装置へ送信し、
前記ゲートウェイ装置は、前記リンク設定要求の受信に応じて、前記プライベート情報を含むリンク設定応答を前記第1の基地局へ送信する、付記6に記載の移動通信システム。
(付記8)
前記ゲートウェイ装置は、前記第1の中継部と前記第1の基地局との間に存在するリンクの接続数を監視し、前記接続数が所定の値以下となったことに応じて前記第1の中継部を停止する、付記4に記載の移動通信システム。
(付記9)
前記ゲートウェイ装置は、前記第1の中継部の動作を停止する場合にリンク断監視タイマーを起動し、前記リンク断監視タイマーの満了に応じて前記第1の中継部を停止する、付記4または8に記載の移動通信システム。
(付記10)
前記動作状況は、1つ又は複数の中継部の負荷状況である、付記5に記載の移動通信システム。
(付記11)
複数の中継部と、
前記複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、前記第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信する管理部と、
を有し、
前記リンク接続変更要求の送信後、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部との間で新たなリンクを確立する、ゲートウェイ装置。
(付記12)
複数の中継部を有するゲートウェイ装置において、
前記複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、前記第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信するステップと、
前記リンク接続変更要求の送信後、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部と前記第1の基地局との間で新たなリンクを確立するステップと、
を含む通信方法。
(付記13)
複数の中継部を有するゲートウェイ装置のコンピュータに、
前記複数の中継部のうち第1の中継部の動作を停止する場合、前記第1の中継部と接続している第1の基地局にリンク接続変更要求を送信する処理と、
前記リンク接続変更要求の送信後、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部と前記第1の基地局との間で新たなリンクを確立する処理と、を実行させるためのプログラム。
1 移動通信システム
10 ゲートウェイ装置
20 基地局
30 端末装置
40 コアネットワークノード
50 基地局管理システム
100 中継部
110 管理部
120 記憶部
121 接続先アドレステーブル
122 端末情報テーブル
130 通信インタフェース
140 入出力部
150 端末情報

Claims (9)

  1. 複数の基地局と、
    複数の中継部を有するゲートウェイ装置と、
    を含み、
    前記ゲートウェイ装置は、前記複数の中継部のうち第1の中継部と、前記第1の中継部と接続している第1の基地局との間に存在するリンクの接続状態を監視し、前記接続状態に応じて前記第1の中継部の動作を停止し、記第1の基地局にリンク接続変更要求を送信し、
    前記第1の基地局は、前記リンク接続変更要求に応じて、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部との間で新たなリンクを確立する、移動通信システム。
  2. 前記移動通信システムは、基地局管理システムを含み、
    前記ゲートウェイ装置は、前記基地局管理システムへリンク接続変更通知を送信し、
    前記基地局管理システムは、前記リンク接続変更通知に基づいて前記第1の基地局へ前記リンク接続変更要求を送信する、請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記リンク接続変更通知は、前記第1の基地局のアドレス情報を含み、
    前記基地局管理システムは、前記アドレス情報に基づいて前記第1の基地局へ前記リンク接続変更要求を送信する、請求項2に記載の移動通信システム。
  4. 前記ゲートウェイ装置は、1つ又は複数の前記中継部の動作状況に基づいて前記第2の中継部を決定する、請求項1に記載の移動通信システム。
  5. 前記ゲートウェイ装置は、前記第1の中継部の動作を停止する前に、前記第1の中継部が保有する端末情報を前記第2の中継部に取得させる、請求項1に記載の移動通信システム。
  6. 前記第1の基地局は、前記新たなリンクを確立する場合、前記第2の中継部との間で一意に決まるプライベート情報を含むリンク設定要求を前記ゲートウェイ装置へ送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、前記リンク設定要求の受信に応じて、前記プライベート情報を含むリンク設定応答を前記第1の基地局へ送信する、請求項に記載の移動通信システム。
  7. 複数の中継部と、
    前記複数の中継部のうち第1の中継部と、前記第1の中継部と接続している第1の基地局との間に存在するリンクの接続状態を監視し、前記接続状態に応じて前記第1の中継部の動作を停止し、記第1の基地局にリンク接続変更要求を送信する管理部と、
    を有し、
    前記リンク接続変更要求の送信後、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部との間で新たなリンクを確立する、ゲートウェイ装置。
  8. 複数の中継部を有するゲートウェイ装置において、
    前記複数の中継部のうち第1の中継部と、前記第1の中継部と接続している第1の基地局との間に存在するリンクの接続状態を監視し、前記接続状態に応じて前記第1の中継部の動作を停止し、記第1の基地局にリンク接続変更要求を送信するステップと、
    前記リンク接続変更要求の送信後、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部と前記第1の基地局との間で新たなリンクを確立するステップと、
    を含む通信方法。
  9. 複数の中継部を有するゲートウェイ装置のコンピュータに、
    前記複数の中継部のうち第1の中継部と、前記第1の中継部と接続している第1の基地局との間に存在するリンクの接続状態を監視し、前記接続状態に応じて前記第1の中継部の動作を停止し、記第1の基地局にリンク接続変更要求を送信する処理と、
    前記リンク接続変更要求の送信後、前記複数の中継部のうち前記第1の中継部とは異なる第2の中継部と前記第1の基地局との間で新たなリンクを確立する処理と、を実行させるためのプログラム。
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