JP2018133777A - 制御装置、中継装置及びネットワーク - Google Patents

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Abstract

【課題】ベアラを復旧させるための制御負荷の増大を抑えることができるネットワークを提供する。【解決手段】ネットワークは、第1装置と第2装置との間に設定されるベアラを中継する中継装置と、前記ベアラの設定のために前記中継装置を制御する制御装置と、を含み、前記制御装置は、前記ベアラの設定制御のために使用する管理情報を保持し、前記中継装置は、前記ベアラの中継のために使用する接続情報と、前記管理情報を保持し、前記制御装置は、さらに、前記接続情報のうち、前記第1装置と前記第2装置との間に設定される前記ベアラを前記中継装置から他の中継装置に迂回させるのに必要な第1情報を保持する。【選択図】図5

Description

本発明は、移動通信ネットワークにおける障害回復技術に関する。
図1は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)の概略構成を示している。発展型ノードB(eNB)1は、無線基地局である。サービングゲートウェイ(SGW)2は、1つ以上のeNB1を収容し、ユーザトラフィックの中継を行う。パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)3は、インターネット等の外部ネットワークとの接続点に設けられ、EPCと外部ネットワークとの間でのユーザトラフィックの中継を行う。また、PGW3は、図示しないユーザ装置(UE)へのIPアドレスの割り当てを行う。モビリティ管理エンティティ(MME)4は、UEの位置・状態を管理すると共に、eNB1とSGW2との間におけるユーザトラフィックの経路設定等を行う。ホーム加入者サーバ(HSS)5は、ユーザの契約情報や認証情報を保持している。なお、図1において、点線は、制御信号の流れを示し、実線はユーザデータの流れを示している。また、SGW2に関する、S1−U、S11、S5は、3GPPで規定されるインタフェース名である。図1に示す様に、MME4及びHSS5は、制御信号のみを処理する装置、つまり、制御プレーンの装置であり、eNB1、SGW2、PGW3は、制御信号及びユーザデータの両方の処理を行う装置、つまり、制御プレーンとユーザプレーンの両方のプレーンに跨る装置である。
図示しないUEは、外部ネットワークと通信する場合、eNB1からPGW3に設定されたベアラを使用する。ベアラは、ベアラ識別子(ベアラID)により識別され、UEが使用するベアラが設定されるPGW3は、UEに関連付けられたアクセスポイント名(APN)により特定される。このため、EPCの各ノードは、様々な情報を保持する。例えば、SGW2は、UEが使用するベアラについて、UEの国際加入者識別番号(IMSI)、E−UTRANセルグローバル識別子(ECGI)、トラッキングエリア識別子(TMI)、APN、ベアラID、トンネルエンドポイント識別子(TEID)等を保持する。なお、ECGI及びTMIは、UEが在圏するセル及びトラッキングエリアを示す情報であり、TEIDは、ベアラが収容されるトンネルの識別子である。
非特許文献1は、EPCのノード障害時の復旧手順を開示している。非特許文献1によると、SGW2が障害になると、当該SGW2を通過しているベアラについての情報を当該SGW2は削除する。同様に、障害となったSGW2を通過しているベアラに関する情報を保持している他のノードも、これら情報を削除する。なお、UEは、SGW2の障害を認識できない。したがって、UEが、データの送信をトリガしたり、トラッキングエリア更新(TAU)を実行したりするまで、当該UEのためのベアラがEPC内に設定されず、その間に外部ネットワークからUEに向けたデータをUEは受信することができない。
"3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals;Restoration procedures,"TS 23.007,vol.13.3.0,2015年12月 "3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Services and System Aspects;General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN) access,"TS 23.401(Release 13),vol.13.4.0,2015年 Hiroyuki Ishii,Yoshihisa Kishiyama and Hideaki Takahashi,"A novel architecture for LTE−B:C−plane/U−plane split and phantom cell concept,"in IEEE Globecom Workshops,2012年
非特許文献1は、改良された復旧手順も開示している。この改良手順によると、SGW2の障害時、当該SGW2を通過しているベアラについての情報を保持している他のノード、例えば、MME4やPGW3は、当該ベアラについての情報を、設定された時間の間は維持する。そして、MME4は、当該ベアラが、障害となったSGW2とは異なる他のSGW2を介して元のeNB1とPGW3との間に設定される様に、EPC内の各ノードを制御する。その後、UE又はPGW3は、非特許文献2に記載されているUEトリガサービス要求又はネットワークトリガサービス要求を実行する。
この様に、改良された復旧手順では、eNB1とPGW3との間のベアラは、障害となったSGW2を迂回する様に経路変更が行われるが、UEがデータを送受信できるようになるまで、多くの制御信号をEPC内のノード間で送受信する必要がある。この制御信号はベアラ単位で送受信されるため、SGW2の障害により送受信される制御信号の数は膨大なものになり、EPCの処理負荷が増加する。
本発明は、ベアラを復旧させるための制御負荷の増大を抑えることができるネットワーク、中継装置及び制御装置を提供するものである。
本発明の一態様によると、ネットワークは、第1装置と第2装置との間に設定されるベアラを中継する中継装置と、前記ベアラの設定のために前記中継装置を制御する制御装置と、を含むネットワークであって、前記制御装置は、前記ベアラの設定制御のために使用する管理情報を保持し、前記中継装置は、前記ベアラの中継のために使用する接続情報と、前記管理情報を保持し、前記制御装置は、さらに、前記接続情報のうち、前記第1装置と前記第2装置との間に設定される前記ベアラを前記中継装置から他の中継装置に迂回させるのに必要な第1情報を保持することを特徴とする。
本発明によると、ベアラを復旧させるための制御負荷の増大を抑えることができる。
EPCの概略構成図。 一実施形態によるEPCの概略構成図。 一実施形態によるSGW−CとSGW−Uの関係を示す図。 一実施形態によるSGW−CとSGW−Uが保持する情報を示す図。 一実施形態によるSGW−U障害時の復旧手順を示すシーケンス図。 一実施形態によるSGW−C障害時の復旧手順を示すシーケンス図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
図2は、本実施形態によるEPCの概略構成図である。なお、図1で既に説明したのと同様の構成要素については、同じ参照符号を付与して、その説明は省略する。本実施形態では、非特許文献3に記載されている様に、図1のSGW2及びPGW3それぞれを、データ転送に係わる機能と制御処理に係わる機能に分離する。図2において、SGW−U21は、ユーザプレーンの装置であり、図1のSGW2の内のデータ転送に係わる処理を実行する。同様に、PGW−U31は、図1のPGW3の内のデータ転送に係わる処理を実行する。また、SGW−C22は、SGW−U21の制御装置、つまり、制御プレーンの装置であり、SGW−U21に関するベアラの設定等をSGW−U21に指示する。同様に、PGW−C32は、PGW−U31の制御装置であり、PGW−U31に関するベアラの設定等をPGW−U31に指示する。
なお、図3に示す様に、1つのSGW−C22は、複数のSGW−U21に接続し、1つのSGW−U21は、少なくとも2つのSGW−C22に接続する。図3においては、SGW−C#1とSGW−C#2の2つのSGW−C22が、それぞれ、SGW−U#1〜SGW−U#6の6つのSGW−U21に接続している。なお、障害の無い通常時、ベアラの設定等の際に、1つのSGW−U21は、接続している複数のSGW−C22の内の1つのみから制御される構成としても、接続している複数のSGW−C22それぞれからベアラ毎に制御される構成としても良い。前者の場合、例えば、SGW−U#1は、通常時、SGW−C#1のみから制御され、SGW−C#2からは制御されない。一方、後者の場合、SGW−U#1は、通常時、SGW−C#1及びSGW−C#2それぞれから各UEが使用するベアラ設定のための制御を受ける。
また、本実施形態において、SGW−U21とSGW−C22は相互に正常性を確認する。例えば、SGW−C#1は、SGW−U#1〜SGW−U#6に繰り返しキープアライブ信号を送信し、SGW−U#1〜#U6のそれぞれは、SGW−C#1からのキープアライブ信号を所定時間に渡り受信しないと、SGW−C#1が障害であると判定する。同様に、SGW−U#1は、SGW−C#1及びSGW−C#2に繰り返しキープアライブ信号を送信し、SGW−C#1及びSGW−C#2のそれぞれは、SGW−U#1からのキープアライブ信号を所定時間に渡り受信しないと、SGW−U#1が障害であると判定する。なお、SGW−C22は接続している総てのSGW−U21にキープアライブ信号を送信する必要はなく、その一部にキープアライブ信号を送信する構成であっても良い。例えば、SGW−C#1が、SGW−U#1〜SGW−U#3にキープアライブ信号を送信し、SGW−C#2が、SGW−U#4〜SGW−U#6にキープアライブ信号を送信する構成であっても良い。なお、この場合、SGW−C#1は、SGW−U#1〜U#3のいずれかの障害を検出すると、この障害の発生を直接、あるいは、間接的にSGW−C#2に通知するように構成する。SGW−U21によるキープアライブ信号の送信についても同様である。さらに、SGW−U21とSGW−C22障害検出の方法は、上記態様に限定されず、その他の任意の検出方法を使用できる。
図4(A)及び(B)は、本実施形態において、1つのベアラについて、当該ベアラが通過するSGW−U21と、当該ベアラの設定制御を行ったSGW−C22が保持する情報の例を示している。SGW−U21は、データ転送に係わる装置であり、よって、その処理のためには、TEIDのみを必要とする。より詳しくは、SGW−U21は、その処理のために、PGW−U31側の上り方向のTEID(PGW UL)と、PGW−U31側の下り方向のTEID(PGW DL)と、eNB1側の上り方向のTEID(eNB UL)と、eNB1側の下り方向のTEID(eNB DL)と、の計4つのTEIDを必要とする。なお、TEIDは、パケット伝送のために使用するトンネリングプロトコルで、トンネルを識別するための識別子である。一方、SGW−C22は、制御に係わる装置であり、よって、その制御のためにTEID以外の情報を必要とする。
以下では、中継装置であるSGW−U21が、その処理に使用する情報を接続情報と呼び、制御装置であるSGW−C22がその処理に使用する情報を管理情報と呼ぶものとする。図4(A)は、本実施形態において、SGW−U21が保持する情報を示し、下線部は、さらに、SGW−U21が使用する接続情報を示している。本実施形態において、SGW−U21は、接続情報のみならず管理情報の総てを保持する。図4(B)は、本実施形態において、SGW−C22が保持する情報を示し、下線部は、さらに、SGW−C22がその処理に必要な管理情報の例を示している。本実施形態において、SGW−C22は、管理情報のみならず接続情報の一部、具体的には、TEID(eNB DL)と、TEID(PGW UL)を保持する。以下では、SGW−C22が保持する接続情報を、救済用接続情報と呼ぶものとする。なお、図4(A)及び(B)に示す管理情報は、SGW−C22がその処理に必要な情報の一部であり、SGW−C22は、さらに、通過するベアラが収容されるPGW3やeNB1を特定する情報等も管理情報として保持している。
図5は、SGW−U#1の障害時、SGW−U#1を通過するベアラ(以下、対象ベアラと呼ぶ。)の復旧手順を示すシーケンス図である。なお、SGW−C#1が対象ベアラの設定を制御し、よって、SGW−C#1及びSGW−U#1のそれぞれが、対象ベアラについて管理情報を保持し、SGW−U#1が対象ベアラについての接続情報を保持し、SGW−C#1が対象ベアラについての救済用接続情報を保持しているものとする。なお、図5のシーケンス図では、PGW−C32とPGW−U31とを纏めてPGWとする。実際には、SGW−C#1は、PGW−C32と制御信号を送受信し、PGW−C32がPGW−U31を制御して対象ベアラの復旧を行う。
S10で、SGW−C#1がSGW−U#1の障害を検出すると、SGW−C#1は、対象ベアラを経由させるSGW−U21を選択する。ここでは、SGW−U#2を選択したものとする。なお、対象ベアラを経由させるSGW−U21の選択基準は任意である。例えば、SGW−C#1は、対象ベアラに関する管理情報のTAIに基づき、対象ベアラを使用しているUEに最も近いSGW−U21を選択することができる。SGW−C#1は、S11で、選択したSGW−U#2にセッション作成要求を送信する。このセッション作成要求には、対象ベアラの管理情報と、救済用接続情報、つまり、TEID(eNB DL)と、TEID(PGW UL)が含まれている。SGW−U#2は、対象ベアラの管理情報を保存すると共に、eNB1側の上り方向のTEIDであるTEID(eNB UL)と、PGW3側の下り方向のTEIDであるTEID(PGW DL)、つまり、SGW−U#2の受信側のTEIDを生成し、生成したTEID(eNB UL)及びTEID(PGW DL)を含むセッション作成応答をS12でSGW−C#1に送信する。また、SGW−U#2は、SGW−C#1から受信した、送信側で使用するTEID、つまり、TEID(eNB DL)と、TEID(PGW UL)と、自装置で生成した受信側で使用するTEID、つまり、TEID(eNB UL)及びTEID(PGW DL)を保存し、これらTEIDに基づき対象ベアラの中継が可能になる。
SGW−C#1は、送信したセッション作成要求の応答としてセッション作成応答を受信すると、S13で、対象ベアラの終端点であるPGW3に、ベアラ変更要求を送信する。このベアラ変更要求には、対象ベアラのベアラIDと、SGW−U#2が生成したTEID(PGW DL:PGW3送信に使用)と、ベアラの迂回先であるSGW−U#2を特定する情報、例えば、SGW−U#2のアドレスを示す情報が少なくとも含まれる。ベアラ変更要求に含まれるTEID(PGW DL)を使用してパケットをSGW−U#2に送信することで、PGW3は、対象ベアラの変更を行う。つまり、対象ベアラのための下り方向のTEIDを、S13で受信した値に変更する。なお、上り方向(PGW3が受信に使用)のTEIDは変更されない。PGW3は、S14で、ベアラ変更応答をSGW−C#1に送信する。続いて、SGW−C#1は、対象ベアラをeNB1からSGW−U#2に向かわせるため、S15で、コンテキスト更新要求を、MME4に送信する。コンテキスト更新要求は、対象ベアラのベアラIDと、SGW−U#2が生成したTEID(eNB UL)及びTEID(PGW DL)と、ベアラの迂回先であるSGW−U#2を特定する情報、例えば、SGW−U#2のアドレスを示す情報が少なくとも含まれる。MME4は、コンテキスト更新要求に含まれる情報に基づき対象ベアラに関して自装置が保持する情報を更新すると共に、S15で、コンテキスト更新要求を、eNB1に送信する。このコンテキスト更新要求には、対象ベアラのベアラIDと、SGW−U#2が生成したTEID(eNB UL:eNB1が送信に使用)と、ベアラの迂回先であるSGW−U#2を特定する情報が含まれる。コンテキスト更新要求を受信すると、eNB1は、対象ベアラの送受信先をSGW−U#2に変更するとともに、上り方向のTEIDを通知された値に変更する。なお、下り方向のTEIDは変更されない。これにより、対象ベアラは、SGW−U#2に迂回され、対象ベアラの復旧が行われる。eNB1は、S17で、コンテキスト更新応答をMME4に送信し、MME4は、S18で、コンテキスト更新応答をSGW−C#1に送信する。これにより、ベアラは、SGW−U#2を経由する様にその経路が変更され、当該ベアラを使用するUEは、外部ネットワークとのデータの送受信を行うことができる。
なお、図5に示す手順は、UEがアクティブであるときのものである。UEがアイドルである場合、ベアラはSGW−U21とPGW3との間でのみ設定されており、eNB1とSGW−U21との間には設定されていない。したがって、UEがアイドルである場合、図5のS10からS15までの処理が行われ、UEがアクティブに遷移する際に、eNB1からSGW−U#2へのベアラが設定される。
図6は、SGW−C#1の障害時の復旧手順を示すシーケンス図である。なお、図6は、SGW−C#1の制御によりSGW−U#1を通過する様に設定したベアラ(以下、対象ベアラと呼ぶ。)に関する情報の復旧手順を示している。
S20で、SGW−U#1がSGW−C#1の障害を検出すると、SGW−U#1は、当該ベアラの制御を行うSGW−C22を選択する。ここでは、SGW−C#2を選択したものとする。なお、SGW−C22の選択基準は任意である。SGW−U#1は、S21で、選択したSGW−C#2にセッション作成要求を送信する。このセッション作成要求には、管理情報及び接続情報が含まれている。SGW−C#2は、セッション作成要求に含まれる管理情報及び接続情報を保持すると共に、S22で、セッション作成応答をSGW−U#1に送信する。また、SGW−C#2は、S23で、対象ベアラの終端点であるPGW3(PGW−C32)に、当該対象ベアラの制御が、SGW−C#1からSGW−C#2に変更されたことをベアラ変更要求で通知する。ベアラ変更要求を受信すると、PGW3(PGW−C32)は、S24で、ベアラ変更応答をSGW−C#2に送信する。同様に、SGW−C#2は、当該ベアラの制御が、SGW−C#1からSGW−C#2に変更されたことをMME5に通知するため、コンテキスト更新要求をS25でMME5に送信し、MME5は、S26で、コンテキスト更新応答をSGW−C#2に送信する。
以上、本実施形態では、制御装置であるSGW−C22と中継装置であるSGW−U21とが、それぞれ、相互バックアップを行う。つまり、SGW―C22が、SGW−U21の障害復旧に必要な救済用接続情報を保持し、SGW−U21が、SGW―C22の障害復旧に必要な管理情報を保持する。この構成により、障害復旧に必要な制御信号の送受信を少なくし、よって、障害時のEPCの処理負荷を小さくすることができる。
21:SGW−U、22:SGW−C、31:PGW−U、32:PGW−C、1:eNB

Claims (15)

  1. 第1装置と第2装置との間に設定されるベアラを中継する中継装置と、前記ベアラの設定のために前記中継装置を制御する制御装置と、を含むネットワークであって、
    前記制御装置は、前記ベアラの設定制御のために使用する管理情報を保持し、
    前記中継装置は、前記ベアラの中継のために使用する接続情報と、前記管理情報を保持し、
    前記制御装置は、さらに、前記接続情報のうち、前記第1装置と前記第2装置との間に設定される前記ベアラを前記中継装置から他の中継装置に迂回させるのに必要な第1情報を保持することを特徴とするネットワーク。
  2. 前記第1情報は、前記中継装置が、前記第1装置に送信する前記ベアラに対応する信号と、前記第2装置に送信する前記ベアラに対応する信号を、前記第1装置及び前記第2装置に特定させるために使用する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク。
  3. 前記制御装置は、前記中継装置の障害を検出すると、前記他の中継装置に前記管理情報と前記第1情報を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク。
  4. 前記制御装置は、前記他の中継装置に前記管理情報と前記第1情報を送信したことの応答として前記他の中継装置から受信した第2情報と、前記他の中継装置を特定する情報と、前記ベアラを特定する情報と、を前記第1装置に通知する処理を行い、
    前記第2情報は、前記他の中継装置が、前記第1装置から受信する信号のうち、前記ベアラに対応する信号を特定するために使用する情報であることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク。
  5. 前記制御装置は、前記他の中継装置に前記管理情報と前記第1情報を送信したことの応答として前記他の中継装置から受信した第3情報と、前記他の中継装置を特定する情報と、前記ベアラを特定する情報と、を前記第2装置に通知する処理を行い、
    前記第3情報は、前記他の中継装置が、前記第2装置から受信する信号のうち、前記ベアラに対応する信号を特定するために使用する情報であることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク。
  6. 前記ネットワークは、移動通信ネットワークのコアネットワークであり、かつ、前記ベアラを使用するユーザ装置の状態を管理する管理エンティティを備えており、
    前記中継装置は、前記第2情報と、前記第3情報と、前記他の中継装置を特定する情報と、前記ベアラを特定する情報と、を前記管理エンティティに通知する処理を行い、
    前記管理エンティティが、前記第3情報と、前記他の中継装置を特定する情報と、前記ベアラを特定する情報と、を前記第2装置に通知することを特徴とする請求項5に記載のネットワーク。
  7. 前記管理エンティティは、前記ユーザ装置の状態がアクティブであると、前記第3情報と、前記他の中継装置を特定する情報と、前記ベアラを特定する情報と、を前記第2装置に通知し、前記ユーザ装置の状態がアイドルであると、前記第3情報と、前記他の中継装置を特定する情報と、前記ベアラを特定する情報と、を前記第2装置に通知しないことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク。
  8. 前記中継装置は、前記制御装置の障害を検出すると、他の制御装置に前記管理情報と前記接続情報を送信することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のネットワーク。
  9. 前記他の制御装置は、前記中継装置から前記管理情報及び前記接続情報を受信すると、前記ベアラの制御が前記制御装置から前記他の制御装置に変更されたことを、前記第1装置の制御装置に通知する処理を行うことを特徴とする請求項8に記載のネットワーク。
  10. 前記ネットワークは、移動通信ネットワークのコアネットワークであり、かつ、前記ベアラを使用するユーザ装置の状態を管理する管理エンティティを備えており、
    前記他の制御装置は、前記中継装置から前記管理情報及び前記接続情報を受信すると、前記ベアラの制御が前記制御装置から前記他の制御装置に変更されたことを、前記管理エンティティに通知する処理を行うことを特徴とする請求項9に記載のネットワーク。
  11. 第1装置と第2装置との間に設定されるベアラを中継する中継装置と、前記ベアラの設定のために前記中継装置を制御する制御装置と、を含むネットワークの前記中継装置であって、
    前記ベアラの中継のために使用する接続情報を保持する保持手段を備えており、
    前記保持手段は、さらに、前記制御装置が前記ベアラの設定制御のために使用する管理情報を保持していることを特徴とする中継装置。
  12. 前記制御装置の障害を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記制御装置の障害を検出すると、他の制御装置を選択する選択手段と、
    前記他の制御装置に前記接続情報及び前記管理情報を送信する送信手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の中継装置。
  13. 第1装置と第2装置との間に設定されるベアラを中継する中継装置と、前記ベアラの設定のために前記中継装置を制御する制御装置と、を含むネットワークの前記制御装置であって、
    前記ベアラの設定制御に使用する管理情報を保持する保持手段を備えており、
    前記保持手段は、前記中継装置が前記ベアラの中継に使用する接続情報のうち、前記第1装置と前記第2装置との間に設定される前記ベアラを前記中継装置から他の中継装置に迂回させるのに必要な第1情報を保持することを特徴とする制御装置。
  14. 前記第1情報は、前記中継装置が、前記第1装置に送信する前記ベアラに対応する信号と、前記第2装置に送信する前記ベアラに対応する信号を、前記第1装置及び前記第2装置に特定させるために使用する情報を含むことを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
  15. 前記中継装置の障害を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記中継装置の障害を検出すると、他の中継装置を選択する選択手段と、
    前記他の中継装置に前記接続情報及び前記第1情報を送信する送信手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項13又は14に記載の制御装置。
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