JP7338060B2 - 密封構造 - Google Patents

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Description

本発明は、密封構造に関する。更に詳しくは、平面シールにおいてシール部材が加圧された際に当該シール部材がはみ出すことが抑制される密封構造に関する。
従来、2つの部材の間の隙間を密封して密封性を確保するためにシール部材を用いた密封構造を有する圧力容器や高圧タンクなどが知られている。
密封構造に用いられるシール部材としては、具体的には、Oリングなどであり、その装着方法によって、平面シールと円筒面シールに分類されている。平面シールとしては、例えば、特許文献1、2に記載されたシール部材などが知られている。
具体的には、特許文献1には、樹脂ライナーとバルブとの間に設けられたシール部材(図2参照)を有する圧力容器が記載されている。
特許文献2には、少なくともライナの片側が分割式であり、ライナ本体と分割体との接合面には開口端の全周に亘ってシール部材(図12(a)参照)が介装され、ライナ本体及び分割体のうち一方にはシール部材に当接するシール面に向かって変形する変形部が形成されている高圧タンクが記載されている。
特開2013-36603号公報 特開2004-225852号公報
ここで、特許文献1、2に記載された平面シールによる圧力容器や高圧タンクでは、シール部材が加圧された際に、当該シール部材が密封している2つの部材の間にこのシール部材の一部が入り込むこと(いわゆる、シール部材がはみ出すこと)が生じる場合がある。つまり、特許文献1、2に記載のシール部材は、圧力容器などの内圧や外圧を受けた際に、圧力容器などを構成する蓋体と収容体の間に生じた隙間に入り込んでしまう場合がある。そこで、このようなことを防止するため、シール部材の隣にバックアップリングを配置することが行われている。
しかしながら、圧力容器や高圧タンクなどの高圧部品では使用中にその蓋体や収容体などが大きく変形した際に、バックアップリングと蓋体などの部材との間に隙間が発生する傾向がある。そのため、平面シールにおいてバックアップリングを採用した場合にも、シール部材がはみ出してしまうことについて更なる改良の余地があった。
本発明は、このような従来技術に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、平面シールにおいて、シール部材が加圧された際に、当該シール部材がはみ出すことが抑制され、更には、耐圧性が向上された密封構造の開発を行うことにある。
本発明によれば、以下に示す、密封構造が提供される。
[1] 2つの部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝内に配置されて、これら2つの部材間の隙間を密封する平面シールである密封装置を有する密封構造であり、
前記密封装置は、
高圧側に配置されるゴム状弾性体製のシール部材と、
前記シール部材に隣接して、当該シール部材よりも低圧側に装着される樹脂製のバックアップリングと、を備え、
前記バックアップリングは、切欠部を有する有端リング状であり、
前記切欠部は、前記バックアップリングの厚さ方向に平行に延び、且つ、前記バックアップリングの径方向と交差するように延びており、
前記シール部材と前記バックアップリングは、それぞれ、前記2つの部材から加圧された状態で当該2つの部材の間に配置されている、密封構造。
[2] 前記切欠部は、前記バックアップリングの径方向とのなす角度が3~45°となるように交差している、前記[1]に記載の密封構造。
[3] 前記バックアップリングは、その外面が、前記環状溝の低圧側の側面と接するように配置されている、前記[1]または[2]に記載の密封構造。
本発明の密封構造は、平面シールにおいて、シール部材が加圧された際に、当該シール部材がはみ出すことが抑制され、更には、耐圧性が向上されるという効果を奏する。
本発明(第1の発明)の密封構造の一の実施形態を模式的に示す断面図である。 第1の発明の密封構造の一の実施形態において一部を拡大して模式的に示す拡大断面図である。 第1の発明の密封構造の一の実施形態におけるバックアップリングを模式的に示す平面図である。 図3の一部を拡大して模式的に示す拡大図である。 図3のX-X断面を模式的に示す断面矢視図である。 第1の発明の密封構造の一の実施形態におけるシール部材及びバックアップリングを模式的に示す平面図である。 第1の発明の密封構造の一の実施形態において、密封装置に内圧が加わった状態のシール部材及びバックアップリングを模式的に示す説明図である。 封構造の一の実施形態を模式的に示す断面図である。 封構造の一の実施形態において一部を拡大して模式的に示す拡大断面図である。 封構造の一の実施形態において、密封装置に内圧が加わった状態のシール部材及びバックアップリングを模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、適宜設計の変更、改良等が加えられることが理解されるべきである。
(1)第1の発明の密封構造:
本発明(第1の発明)の密封構造の一の実施形態は、図1に示す密封構造100である。この密封構造100は、2つの部材11、12のうちの一方の部材に設けられた環状溝15内に配置されて、これら2つの部材11、12間の隙間Sを密封する平面シールである密封装置10を有するものである。そして、密封装置10は、高圧側Hに配置されるゴム状弾性体製のシール部材31と、このシール部材31に隣接して、当該シール部材31よりも低圧側Lに装着される樹脂製のバックアップリング32と、を備えている。バックアップリング32は、その一部に切欠部20が形成された有端リング状である(図3参照)。切欠部20は、バックアップリング32の厚さ方向に平行に延び、且つ、バックアップリング32の径方向と交差するように延びている。シール部材31とバックアップリング32は、それぞれ、2つの部材11、12から加圧された状態で当該2つの部材11、12の間に配置されている。なお、加圧された状態で配置されているため、シール部材31とバックアップリング32は、それぞれ、2つの部材11、12に接触しており、2つの部材11、12との間に隙間は生じていない。
この密封構造100は、平面シールにおいて、シール部材31が加圧された際に、当該シール部材31がはみ出すことが抑制され、更には、高圧時にバックアップリング32が圧力を吸収するため、耐圧性が向上されるものである。なお、平面シールは、固定シールとして用いられ、内圧用と外圧用に分類され、図1には、内圧用の平面シールを示している。
(1-1)2つの部材(蓋体、収容体):
2つの部材11,12は、特に制限はなく、具体的には、図1に示すように、一方の部材11を蓋体21とし、他方の部材12を収容体22とすることができる。そして、この収容体22の開口部13付近には、環状溝15が形成され、この環状溝15内に密封装置10が配置される。なお、環状溝15は、蓋体21側に形成されていてもよい。
環状溝15は、その深さ方向の断面において、底面の形状を平面とすることができ、更に、その両方の側面を深さ方向に平行に形成することができる。つまり、環状溝15の両側面は、環状溝15の開口から底面まで両側面の間の距離が一定とすることができる。
なお、環状溝15は、図8に示す態様のように、その底面16の低圧側Lに、低圧側Lに向かって拡径するテーパー面が設けられていてもよい。
(1-2)密封装置:
密封装置10は、高圧側Hに配置されるゴム状弾性体製のシール部材31と、このシール部材31に隣接して、当該シール部材31よりも低圧側Lに装着される樹脂製のバックアップリング32と、を備えている(図6参照)。
密封装置10は、図2に示すように、当該密封装置10で仕切られた一方の空間41内の圧力が大きくなると(つまり、高圧になると)、当該圧力によって、圧力の小さい側である他方の空間42側(低圧側L)に移動するように環状溝15の側面18に押し付けられる。そして、環状溝15の側面18に押し付けられる密封装置10は、そのシール部材31とバックアップリング32とが変形する。ここで、従来の密封装置では、バックアップリングと蓋体などとの間に隙間が生じ、この隙間にシール部材が入り込むこと(いわゆる、シール部材がはみ出すこと)が生じる場合がある。しかし、本発明(第1の発明)においては、特定のバックアップリングであるバックアップリング32を備えることにより、このシール部材31が従来の密封装置のようにはみ出してしまうことが抑制される。
密封装置10を構成するシール部材31とバックアップリング32は、それぞれ、2つの部材11、12から加圧された状態で当該2つの部材11、12の間に配置されている。シール部材31とバックアップリング32がこのような状態で配置されることで、2つの部材11、12間の隙間を密封し、その状態を維持することができる。
シール部材31とバックアップリング32のつぶし代は、圧力条件下において密封性が確保される限り特に制限はなく、従来公知のシール部材及びバックアップリングにおけるつぶし代と同じとすることができる。
以下、密封装置10の各部材について説明する。
(1-2a)シール部材:
シール部材31は、高圧側Hに配置されるゴム状弾性体製の環状の部材であり、従来公知のシール部材を適宜選択して使用することができる。シール部材31としては、例えば、Oリングなどを挙げることができる。
シール部材31の材質としては、従来公知のシール部材の材料と同じものを適宜採用することができる。具体的には、ゴムなどの合成樹脂などを挙げることができる。
シール部材31は、その厚さ方向の断面形状について特に制限はないが、例えば、円形、楕円形などとすることができる。
(1-2b)バックアップリング:
バックアップリング32は、シール部材31に隣接して(図1、図2、図6参照)、当該シール部材31よりも低圧側Lに装着される樹脂製の部材である。そして、バックアップリング32は、切欠部20を有する有端リング状である。即ち、バックアップリング32は、環状のバックアップリングの一部が切り取られて両端面の間に空間(切欠部20)が形成されたものである。
このように切欠部20が形成されたバックアップリング32によると、一方の空間41内の圧力が大きくなった際に(高圧になった際に)、バックアップリング32の端部が上記圧力によって良好に変形する。具体的には、図7に示すように、バックアップリング32の端部の一部が変形し、切欠部20を埋める。このように切欠部20が埋められると、シール部材31がはみ出すことが抑制される。ここで、従来、バックアップリング32を更に設けることで、シール部材31がはみ出すことを抑制することが行われている。しかし、未だに、高圧部品では使用中に蓋体などの部材が大きく変形し、バックアップリングと蓋体などの部材との間に隙間が発生する傾向がある。このように隙間が発生する場合、従来のバックアップリングでは蓋体などの部材の変形に対して十分に追従できないおそれがあり、隙間を防止できない可能性もある。その結果、バックアップリングと蓋体などの部材との間の隙間にシール部材が入り込み、シール部材がはみ出すおそれがある。このような場合にも、バックアップリング32に切欠部20を形成することで、例えば、切欠部20ではなく単なる切断部である場合(即ち、バックアップリングの両端面が接している場合)に比べて、蓋体などの部材が大きく変形して隙間が生じた場合にもシール部材31がはみ出すことが抑制される。これは、有端リング状であるバックアップリング32の、Oリングなどのシール部材31が接触する側の切断部の端部37が薄く、端部剛性が低下しており、更に、切欠部20(隙間)を有することでこの切断部の端部37がより変形し易いためである。
切欠部20は、図3~図5に示すように、バックアップリング32の厚さ方向に平行に延び、且つ、バックアップリング32の径方向と交差するように延びている。
「バックアップリング32の径方向と交差する」とは、図3に示すように、バックアップリング32の中心O1と切欠部20の中心O2を通る直線L1を引き、更に、バックアップリング32の中心O1を通り切欠部20の延びる方向に平行な直線L2を引いたとき、直線L1と直線L2が交差することを意味する。なお、切欠部20の中心O2は、図4に示すように、一方の端面35の内面38側の端点Aと他方の端面36の外面39側の端点bを結ぶ直線T1を引き、更に、一方の端面35の外面39側の端点Bと他方の端面36の内面38側の端点aを結ぶ直線T2を引いたとき、直線T1と直線T2との交点を意味する。
切欠部20の幅D(即ち、バックアップリング32の両端面の間の最大距離)は、特に制限はなく、適宜設定することができる。
切欠部20は、バックアップリング32の径方向とのなす角度θ1(即ち、直線L1と直線L2とのなす角度θ1(鋭角))(図3参照)が3~45°となるように交差していることがよい。このようにすると、バックアップリング32の端部の一部が変形し易く、シール部材31がはみ出すことが良好に抑制される。
バックアップリング32は、その厚さ方向の断面形状について特に制限はないが、例えば、四角形、六角形などの多角形とすることができる。
バックアップリング32の材質としては、従来公知のバックアップリングの材料と同じものを適宜採用することができる。具体的には、ナイロン6(PA6)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの合成樹脂などを挙げることができる。
バックアップリング32は、図1、図2に示すように、その低圧側Lの端面33(外面39)が、環状溝15の低圧側Lの側面18と接するように配置されていることがよい。即ち、バックアップリング32は、環状溝15の低圧側Lの側面18との間に隙間がないように配置されることがよい。このような構成を採用すると、一方の空間41内の圧力が大きくなった際に(高圧になった際に)、バックアップリング32の端部が上記圧力によって良好に変形し、シール部材31がはみ出ることが良好に抑制される。
(2)密封構造の使用方法:
本発明の密封構造の使用方法について、密封構造100に基づいて以下に説明する。2つの部材は、一方が蓋体21であり、他方が収容体22である。
まず、収容体22に形成された環状溝15に、密封装置10を嵌め込む。その後、この収容体22に蓋体21を載せ、蓋体21を収容体22に固定する。このようにすると、収容体22内が密封される。
密封装置10は、収容体22内からの内圧を受ける。この内圧を、図7中、矢印で示す。そして、密封装置10は、この密封装置10で仕切られた一方の空間41内の圧力が大きくなると、当該圧力によって、圧力の小さい側である他方の空間42側に移動するように環状溝15の側面18に押し付けられて変形する。このとき、図7に示すように、有端リング状のバックアップリング32は、その端部の一部が変形し、切欠部20を埋める。このように切欠部20が埋められると、シール部材31がはみ出すことが抑制される。また、シール部材31の耐圧性が向上される。
(3)密封構造:
封構造の一の実施形態は、図8に示す密封構造200である。この密封構造200は、2つの部材11、12のうちの一方の部材に設けられた環状溝15内に配置されて、これら2つの部材11、12間の隙間Sを密封する平面シールである密封装置を有するものである。環状溝15における底面16の低圧側Lには、低圧側Lに向かって拡径するテーパー面である溝テーパー面51が設けられている(図9参照)。そして、密封装置10は、高圧側Hに配置されるゴム状弾性体製のシール部材31と、このシール部材31に隣接して、当該シール部材31よりも低圧側Lに装着される樹脂製のバックアップリング32と、を備えている。バックアップリング32の底面16は、バックアップリング32の一方の開口から他方の開口に向かって拡径するテーパー面である。バックアップリング32のテーパー面は、環状溝15のテーパー面とのなす角度θ2が、0°超である。バックアップリング32は、その低圧側Lの端面33(外面39)と環状溝15の低圧側Lの側面18との間に隙間55を有するように配置されている。シール部材31とバックアップリング32は、それぞれ、2つの部材11、12から加圧された状態で当該2つの部材11、12の間に配置されている。なお、加圧された状態で配置されているため、シール部材31とバックアップリング32は、それぞれ、2つの部材11、12に接触しており、2つの部材11、12との間に隙間は生じていない。
この密封構造200は、平面シールにおいて、シール部材31が加圧された際に、当該シール部材31がはみ出すことが抑制され、更には、高圧時にバックアップリング32が圧力を吸収するため、耐圧性が向上されるものである。なお、平面シールは、固定シールとして用いられ、内圧用と外圧用に分類され、図8には、内圧用の平面シールを示している。
ここで、従来、バックアップリング32を更に設けることで、シール部材31がはみ出すことを抑制することが行われている。しかし、未だに、高圧部品では使用中に蓋体などの部材が大きく変形し、バックアップリングと蓋体などの部材との間に隙間が発生する傾向がある。このように隙間が発生する場合、従来のバックアップリングでは蓋体などの部材の変形に対して十分に追従できないおそれがあり、隙間を防止できない可能性もある。その結果、バックアップリングと蓋体などの部材との間の隙間にシール部材が入り込み、シール部材がはみ出すおそれがある。このような場合にも、本発明の構成を採用することによって、バックアップリング32がテーパー面を上り隙間に追従するため、蓋体などの部材が大きく変形して隙間が生じた場合にもシール部材31がはみ出すことが抑制される。具体的には、バックアップリング32は、その低圧側Lの端面と環状溝15の低圧側Lの側面18との間に隙間55を有するように配置されているので、シール部材31から押された際に、この隙間55を設けた分、径が広がるように移動(変形)することができる。更に、バックアップリング32のテーパー面と環状溝15のテーパー面とのなす角度θ2が0°超であることによって、バックアップリング32の底面の全部が、環状溝15のテーパー面と接している場合に比べて、蓋体などの部材が大きく変形して隙間が生じた場合にもシール部材31がはみ出すことが抑制される。
(3-1)2つの部材(第1部材、第2つの部材):
2つの部材11,12は、特に制限はなく、具体的には、図8に示すように、一方の部材11を蓋体21とし、他方の部材12を収容体22とすることができる。そして、この収容体22の開口部13付近には、環状溝15が形成され、この環状溝15内に密封装置10が配置される。なお、環状溝15は、蓋体21に形成されていてもよい。
実施形態においては、環状溝15における底面16の低圧側Lには、低圧側Lに向かって拡径するテーパー面である溝テーパー面51が設けられている。
このような溝テーパー面51を有する環状溝15を設け、この溝テーパー面51上にバックアップリング32を配置すると(図8、図9参照)、シール部材31が収容体22内の内圧(圧力)によって径が広がるように移動した場合、このシール部材31に押されてバックアップリング32が溝テーパー面51を上がり(図10参照)、バックアップリング32と蓋体21の間に隙間が生じることが防止される。それにより、シール部材31が加圧された際に、当該シール部材31がはみ出すことが抑制される。
環状溝15において、この環状溝15の底面16の延長線と溝テーパー面51とのなす角度θ3は、45~85°とすることができ、更に50~80°とすることができる。このような角度とすることによって、シール部材31が加圧された際に、当該シール部材31がはみ出すことが更に良好に抑制される。
角度θ3は、より具体的には、環状溝15の深さ方向の断面において、環状溝15の底面16の延長線と溝テーパー面51とのなす角度(鋭角)である(図9参照)。
(3-2)密封構造:
密封装置10は、高圧側Hに配置されるゴム状弾性体製のシール部材31と、このシール部材31に隣接して、当該シール部材31よりも低圧側Lに装着される樹脂製のバックアップリング32と、を備えている。
密封装置10は、当該密封装置10で仕切られた一方の空間41内の圧力が大きくなると(つまり、高圧になると)、当該圧力によって、圧力の小さい側である他方の空間42側(低圧側L)に移動するように環状溝15の側面18に押し付けられる(図9、図10参照)。そして、環状溝15の側面18に押し付けられる密封装置10は、そのシール部材31とバックアップリング32とが変形する。ここで、従来の密封装置では、バックアップリングと蓋体などとの間に隙間が生じ、この隙間にシール部材が入り込むこと(いわゆる、シール部材がはみ出すこと)が生じる場合がある。しかし、本発明(第2の発明)においては、溝テーパー面51とこの溝テーパー面51上に配置された特定のバックアップリングであるバックアップリング32とを備え、バックアップリング32が環状溝15の側面18との間に隙間55を有するように配置されていることにより、このシール部材31が上記のようにはみ出すことを抑制することができる。
密封装置10を構成するシール部材31とバックアップリング32は、それぞれ、2つの部材11、12から加圧された状態で当該2つの部材11、12の間に配置されており、このような状態で配置されることで、2つの部材11、12間の隙間を密封し、その状態を維持することができる。
シール部材31とバックアップリング32のつぶし代は、圧力条件下においてシール性が確保される限り特に制限はなく、従来公知のシール部材及びバックアップリングにおけるつぶし代と同じとすることができる。
以下、密封装置10の各部材について説明する。
(3-2a)シール部材:
シール部材31は、高圧側Hに配置されるゴム状弾性体製の環状の部材であり、従来公知のシール部材を適宜選択して使用することができる。シール部材31としては、例えば、Oリングなどを挙げることができる。
シール部材31の材質としては、従来公知のシール部材の材料と同じものを適宜採用することができる。具体的には、ゴムなどの合成樹脂などを挙げることができる。
シール部材31は、その厚さ方向の断面形状について特に制限はないが、例えば、円形、楕円形などとすることができる。
(3-2b)バックアップリング:
バックアップリング32は、上述したように、シール部材31に隣接して、当該シール部材31よりも低圧側Lに装着される樹脂製のものである。このバックアップリング32を所定の状態で設けることにより、シール部材31がはみ出すことが抑制される。更に、シール部材31の耐圧性が向上される。
バックアップリング32の底面34は、バックアップリング32の一方の開口から他方の開口に向かって拡径するテーパー面(底面テーパー面)である。即ち、バックアップリング32は、一方の開口側に円錐状の傾斜面を有している。
バックアップリング32の底面34である底面テーパー面は、環状溝15のテーパー面とのなす角度θ2が、0°超である。別言すると、環状溝15の底面16の延長線とバックアップリング32の底面34とのなす角度を角度αとし、環状溝15の底面16の延長線と環状溝15のテーパー面とのなす角度を角度βとしたとき、角度αと角度βを比較すると、角度αの方が角度βよりも大きいことになる。上記角度θ2は、5~25°であることがよく、5~15°であることが更によい。このようにすると、バックアップリング32が倒れにくくなるため、シール部材31がはみ出すことが抑制される。更に、シール部材31の耐圧性が向上される。
バックアップリング32は、その低圧側Lの端面33(外面39)が、環状溝15の低圧側Lの側面18との間に隙間55を有するように配置されている。このように隙間55を有すると、バックアップリング32の底面34(底面テーパー面)と環状溝15の溝テーパー面51とのなす角度が0°超であることと相俟って、バックアップリング32がシール部材31から押された際に、この隙間55が設けられている分、径が広がるように移動(変形)する。そして、バックアップリング32と蓋体21などの部材との間に隙間が形成されることが防止され、この隙間にシール部材31が入り込んでしまうこと(つまり、シール部材31がはみ出すこと)を抑制することができる。
バックアップリング32は、上述のような切欠部が無い環状体であってもよいし、その一部が切断されて切込みが形成された有端リング状であってもよい。有端リング状である場合、上述した第1の発明におけるバックアップリング32のように切欠部20を有する有端リング状であってもよいし、両端面35,36が接した状態(切欠部20のように両端面35,36の間に間隔を設けたものでない)でもよい。このように有端リング状とすると、バックアップリング32がシール部材31から力を受けた際にその径が広がり易くなる。なお、上述した第1の発明におけるバックアップリング32の切欠部20と同じ方向の切込みを設けることで、バックアップリング32によってシール部材31を傷付けることを回避することができる。
バックアップリング32の材質としては、従来公知のバックアップリングの材料と同じものを適宜採用することができる。具体的には、ナイロン6(PA6)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの合成樹脂などを挙げることができる。
(4)密封構造の使用方法:
封構造の使用方法について、密封構造200に基づいて以下に説明する。2つの部材は、一方の部材11が蓋体21であり、他方の部材12が収容体22である。
まず、収容体22に形成された環状溝15に、密封装置10を嵌め込む。その後、この収容体22に蓋体21を載せ、蓋体21を収容体22に固定する。このようにすると、収容体22内が密封される。
密封装置10は、収容体22内からの内圧を受ける。この内圧を、図10中、白抜き矢印で示す。そして、密封装置10は、この密封装置10で仕切られた一方の空間41内の圧力が大きくなると、このシール部材31に押されてバックアップリング32が溝テーパー面51を上がり、バックアップリング32と蓋体21の間に隙間が生じることが防止される。それにより、シール部材31が加圧された際に、当該シール部材31がはみ出すことが抑制される。更には、バックアップリング32が圧力を吸収するため、シール部材31の耐圧性が向上される。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すような密封構造を作製した。この密封構造は、蓋体と収容体の2つの部材において収容体の開口部に形成された環状溝内に、ゴム材料からなる環状のシール部材とゴム材料からなるバックアップリングを有する密封装置を配置していた。そして、密封装置を構成するシール部材とバックアップリングは、それぞれ、蓋体と収容体から加圧された状態でこれらの蓋体と収容体の間に配置されていた。シール部材は、断面形状が円形のOリングであった。バックアップリングは、切欠部を有する有端リング状であった。このバックアップリングは、シール部材に隣接して、当該シール部材よりも低圧側に装着され、かつ、その低圧側の端面(外面)が、環状溝の低圧側の側面と接するように配置されていた。更に、切欠部は、バックアップリングの厚さ方向に平行に延び、且つ、バックアップリングの径方向と交差するように延びていた。切欠部は、バックアップリングの径方向とのなす角度(角度θ1)が3~45°の範囲であった。
作製した密封構造は、収容体に内圧が生じると、シール部材が外方に広がり(外方に広がるように移動し)、隣接するバックアップリングの径を広げるように当該バックアップリングを押し付ける。このとき、バックアップリングの切欠部が埋まるように変形する(図7参照)。このようにして、シール部材がはみ出すことが抑制されると考えられる。更には、バックアップリングが圧力を吸収するため、耐圧性が向上されると考えられる。
(比較例1)
両端面の間に間隔を開けずに接触させた有端リング状のバックアップリングとしたこと(切欠部を設けない)以外は、実施例1と同様にして密封構造を作製した。そして、この密封構造は、実施例1と同様に収容体内の内圧が大きくなってシール部材が加圧された際に、当該シール部材がはみ出すことを抑制する効果が十分でないと考えられる。また、耐圧性の向上も認められないと考えられる。
参考例2)
図8に示すような密封構造を作製した。この密封構造は、蓋体と収容体の2つの部材において収容体の開口部に形成された環状溝内に、ゴム材料からなる環状のシール部材とゴム材料からなるバックアップリングを有する密封装置を配置していた。そして、密封装置を構成するシール部材とバックアップリングは、それぞれ、蓋体と収容体から加圧された状態でこれらの蓋体と収容体の間に配置されていた。シール部材は、断面形状が円形のOリングであった。バックアップリングは、シール部材に隣接して、当該シール部材よりも低圧側に装着されていた。
環状溝における底面の低圧側には、低圧側に向かって拡径するテーパー面(溝テーパー面)が設けられていた。
バックアップリングの底面は、バックアップリングの一方の開口から他方の開口に向かって拡径するテーパー面であった。更に、バックアップリングのテーパー面は、環状溝のテーパー面とのなす角度(角度θ2)が、0°超であり、特に5~25°の範囲であった。バックアップリングは、その低圧側の端面(外面)が、環状溝の低圧側の側面との間に隙間を有するように配置されていた。
作製した密封構造は、収容体に内圧が生じると、シール部材が外方に広がり(外方に広がるように移動し)、隣接するバックアップリングの径を広げるように当該バックアップリングを押し付ける。このとき、バックアップリングは、溝テーパー面を上るように移動する。このように移動することで、バックアップリングと蓋体との間に隙間が形成されることが防止され、この隙間にシール部材が入り込んでしまうこと(つまり、シール部材がはみ出すこと)を抑制されると考えられる。更には、バックアップリングが圧力を吸収するため、耐圧性が向上されると考えられる。
(比較例2)
バックアップリングのテーパー面と環状溝のテーパー面とのなす角度(角度θ2)が、0°となるようにしたこと以外は、参考例2と同様にして密封構造を作製した。そして、この密封構造は、参考例2と同様に収容体内の内圧が大きくなってシール部材が加圧された際に、当該シール部材がはみ出すことを抑制する効果が十分でないと考えられる。また、耐圧性の向上も認められないと考えられる。
実施例1、比較例1,2から分かるように、実施例1の密封構造では、比較例1,2の密封構造に比べて、シール部材が加圧された際に、当該シール部材がはみ出すことが抑制されると推測される。更に、高圧時にバックアップリングが圧力を吸収するため、耐圧性が向上されると推測される。

本発明の密封構造は、車両などの各種装置において密封性を必要とする部分に用いられる密封構造として採用することができる。
10:密封装置
11,12:2つの部材
13:開口部
15:環状溝
16:底面
18:環状溝の側面
21:蓋体
22:収容体
31:シール部材
32:バックアップリング
33:バックアップリングの側面
34:バックアップリングの底面
35:一方の端面
36:他方の端面
37:切断部の端部
38:内面
39:外面
41:一方の空間
42:他方の空間
51:テーパー面
55:隙間
D:切欠部の幅
H:高圧側
L:低圧側
S:隙間

Claims (3)

  1. 2つの部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝内に配置されて、これら2つの部材間の隙間を密封する平面シールである密封装置を有する密封構造であり、
    前記密封装置は、
    高圧側に配置されるゴム状弾性体製のシール部材と、
    前記シール部材に隣接して、当該シール部材よりも低圧側に装着される樹脂製のバックアップリングと、を備え、
    前記バックアップリングは、切欠部を有する有端リング状であり、
    前記切欠部は、前記バックアップリングの厚さ方向に平行に延び、且つ、前記バックアップリングの径方向と交差するように延びており、
    前記シール部材と前記バックアップリングは、それぞれ、前記2つの部材から加圧された状態で当該2つの部材の間に配置されている、密封構造。
  2. 前記切欠部は、前記バックアップリングの径方向とのなす角度が3~45°となるように交差している、請求項1に記載の密封構造。
  3. 前記バックアップリングは、その外面が、前記環状溝の低圧側の側面と接するように配置されている、請求項1または2に記載の密封構造。
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