JP7337614B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒーターによって加熱した空気を吹き出す電気機器に関する。
布団乾燥機のような機器は、ファンとヒーターとを備え、ファンによって生じた風をヒーターに通過させることで温風を得て、その温風を乾燥対象に当てる(例えば特許文献1)。
特開2018-43161号公報
上記のような機器におけるヒーターには、ヒーターへの給電のための端子が接続されている。この端子とヒーターとの接続部分は、高温により、半田クラックや電食が生じやすくなる。ヒーターと端子とが異種の金属によって形成されているため、ヒーターと端子との接続部分では、水分などの環境要因によって起こる電池の作用のために電食が生じる。
このため、上記従来の機器では、ヒーターと端子との接続部分をシリコーン樹脂などで被覆している。また、上記従来の機器では、ファンから送られてヒーターを通る空気をヒーターの側方に配置された端子側に流すことにより、端子を冷却している。
しかしながら、ヒーターから取り込まれた空気は、ヒーターによって加熱されているので、当該空気による端子の冷却効果はあまり期待できない。
本発明の一態様は、ヒーターの端子を効率的に冷却することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電気機器は、ファンと、前記ファンによって送られてきた空気を加熱するヒーターと、前記ヒーターに給電する端子と、前記ヒーターが配置される第1空間と前記端子が配置される第2空間とを隔絶する隔壁と、前記ファンから送られてきた空気を前記ヒーターの手前で取り込んで前記第2空間へ導入する導入風路と、前記ヒーターを通過した空気と前記導入風路を通過した空気とが流れる送風ダクトと、前記第2空間と前記送風ダクト内の空間とを連続させる通気口と、を備え、前記送風ダクトから外部に熱気が排出され難くなった場合、前記送風ダクトから前記通気口及び前記第2空間を介して前記ファン側に熱気が排出される
本発明の一態様によれば、ヒーターの端子を効率的に冷却することができる。
本発明の一実施形態に係る布団乾燥機の内部構造を示す部分断面図である。 図1のA-A線矢視断面図である。 上記布団乾燥機のヒーターおよびダクトの部分を示す斜視面である。 上記布団乾燥機のヒーターおよびダクトの部分を示す分解斜視図である。
〔実施形態〕
本発明の一実施形態について、図1~図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図1は、本実施形態に係る布団乾燥機1の内部構造を示す部分断面図である。図2は、図1のA-A線矢視断面図である。図3は、布団乾燥機1のヒーター7および送風ダクト9の部分を示す斜視図である。図4は、布団乾燥機1のヒーター7および送風ダクト9の部分を示す分解斜視図である。なお、図2において、筐体2の部分の図示を省略している。
図1に示すように、布団乾燥機1(電気機器)は、筐体2と、蓋3とで外観構造を形成している。筐体2は、所定の厚みを有する箱状に形成されている。蓋3は、筐体2の上端に形成された開口部を開閉するように設けられている。
布団乾燥機1は、送風ファン4(ファン)と、ケーシング5と、モーター6と、ヒーター7と、ヒーターケース8と、送風ダクト9と、ホース10と、ノズル11とを備えている。また、布団乾燥機1は、サーモスタット12と、リミットサーモスタット13と、サーミスタ14と、取付部材15と、電源配線16とを備えている。
送風ファン4は、筐体2内に配置されており、筐体2の側面に設けられた空気の吸込口(図示せず)から空気を吸い込んで排出することにより、空気の流れを発生する。送風ファン4は、例えばシロッコファンによって構成されている。
ケーシング5は、送風ファン4によって生じた空気の流れを整流するスクロール形式の導風部材(スクロールケーシング)である。ケーシング5は、上流側から下流側に向けて幅が徐々に広がるように渦巻状に形成されている。
モーター6は、送風ファン4を回転駆動する駆動源として設けられている。モーター6の駆動軸6aは、送風ファン4の中心部に接続されている。
ヒーター7は、送風ファン4からケーシング5を介して送られてきた空気を加熱するために、ケーシング5の空気の吹き出し口に配置されている。ヒーター7は、ヒーターケース8に収納されている。
送風ダクト9は、ヒーター7を経た空気を上方に導くように、ヒーター7から上方に向く風路を形成している。
ホース10は、円筒形状に形成されており、送風ダクト9を通過する空気を導く風路を形成している。ホース10は、図1に示す収納状態では、その一部が送風ダクト9内に収納され、図示しない運転状態では、送風ダクト9から引き出されるように設けられている。
ノズル11は、ホース10内を送出される空気を吹き出す部材である。ノズル11は、空気の吹き出し口が幅の広い扁平状に形成されている。ノズル11は、このような構造により、吹き出す空気の流速を速めるとともに、空気を扇状の広い範囲に吹き出すことができる。
蓋3は、長方形を成す板状に形成されており、筐体2の上端に設けられた開口部を開閉する。また、蓋3は、ノズル11を保持しており、開口部を開閉するために、一端で回動するように筐体2に支持されている。
図4に示すように、ヒーター7は、直方体を成している2つのヒーター素子7aによって構成されている。2つのヒーター素子7aは、その長手方向が空気の流れとほぼ垂直に向くように配置され、かつ上下に積層されるように互いに接合されている。ヒーター素子7aは、空気が流れる空間を有するように、例えば波打ち形状のコルゲートフィンを有している。
また、ヒーター7の一端側の側方には、ヒーター7への給電のための複数の端子71が設けられている。端子71は、長方形を成す板状に形成されており、その長手方向がヒーター素子7aの長手方向に対して垂直に向くように配置されている。端子71は、ヒーター7を形成する金属材料と異種の金属材料によって形成されている。端子71は、ヒーター7の一端と半田によって接続されている。
ヒーターケース8は、図4に示すように、ケース本体81と、端子収納部82と、仕切壁83(隔壁)とを有している。ヒーターケース8は、ヒーター7が発する高熱によって変形しないように不燃性の材料によって形成されている。
ケース本体81は、ヒーター7を収納する部分であり、送風ファン4からの空気が流れ込む側と、当該空気が流れ出る側とが、ヒーター7を露出するように開放されている。
端子収納部82は、端子71を収納する部分であり、図2にも示すように、ケース本体81の一端からモーター6に向けて突出するように形成されている。端子収納部82は、モーター6に面する側に、後述する取付部材15を当接させる当接面82aを有している。
仕切壁83は、ヒーター素子7aと端子71とが接続される部分でヒーター素子7aと端子71とを隔絶している。
ヒーターケース8は、図4に示すように、送風ダクト9の空気導入口91と接続されている。ヒーターケース8には、ケース本体81側の側面に突起81aが設けられるとともに、端子収納部82側の側面に、図示はしないが、突起81aが設けられている。
一方、空気導入口91の両側部には、孔を有し、かつヒーターケース8側に突出する係合部91aが設けられている。また、係合部91aは弾性を有している。係合部91aが突起81aを乗り越えて突起81aに嵌まり込むことで突起81aに係合することによって、ヒーターケース8が送風ダクト9に接続される。
ヒーターケース8は、ケーシング5の空気の吹き出し口を形成する枠と接続されている。
サーモスタット12およびリミットサーモスタット13は、ケース本体81における上面に取り付けられている。サーモスタット12およびリミットサーモスタット13は、端子71と電源配線16とに接続されている。
サーモスタット12は、取り付けられた部位(取付部位)の温度が所定の第1温度未満の状態では、2つの接点が接触することによって端子71と電源配線16とを接続する。一方、サーモスタット12は、取付部位の温度が第1温度以上の状態では、2つの接点が熱変形のために離反することによって端子71と電源配線16とを切り離す。これにより、端子71を介したヒーター素子7aへの給電が停止される。サーモスタット12は、取付部位の温度が第1温度以上の状態から第1温度より低い(例えば第1温度より少なくとも15℃低い)第2温度になると、2つの接点が接触する状態に戻ることにより、端子71を介したヒーター素子7aへの給電を復帰させる。
リミットサーモスタット13は、取付部位の温度が第1温度より高い所定の第3温度未満の状態では、2つの接点が接触することによって端子71と電源配線16とを接続する。一方、リミットサーモスタット13は、取付部位の温度が第3温度以上の状態では、2つの接点が熱変形のために離反することによって端子71と電源配線16とを切り離す。これにより、端子71を介したヒーター素子7aへの給電が停止される。リミットサーモスタット13は、取付部位の温度が第3温度以上の状態から第3温度よりも低くかつ通常使用時にはあり得ない非常に低い(例えば第3温度よりも少なくとも125℃低い)第4温度未満の状態にならない限り、2つの接点が離反した状態を維持する。したがって、この場合、リミットサーモスタット13は、端子71を介したヒーター素子7aへの給電停止状態を維持する。
サーミスタ14は、端子71が配置される空間の温度を検出するための温度検出素子である。サーミスタ14は、検出端部を有しており、当該検出端部が端子71の配置される空間に存在するように、端子収納部82の側壁に取り付けられている。
布団乾燥機1は、マイクロコンピュータなどによって構成される制御部(図示せず)を備えている。当該制御部は、サーミスタ14が検出する温度が第1規定温度(例えば70℃)以上になると、ヒーター7の1つのヒーター素子7aに接続される端子71と電源配線16との間に設けられたリレー(図示せず)をオフする。これにより、上記のヒーター素子7aへの通電が停止される。制御部は、この状態で筐体2に設けられた表示パネル(図示せず)に温度異常のエラーを表示させる。
また、制御部は、サーミスタ14が検出する温度が第1規定温度より高い第2規定温度(例えば75℃)以上になると、ヒーター7の他の1つのヒーター素子7aに接続される端子71と電源配線16との間に設けられたリレー(図示せず)をオフする。これにより、2つのヒーター素子7aへの通電が停止される。また、制御部は、この場合、送風ファン4への通電も停止させる。
取付部材15は、後述する導入風路17(図2参照)をヒーターケース8に取り付けるとともに、端子収納部82の一部を覆うために設けられている。取付部材15は、取付部151と、導風部152とを有している。
取付部151は、導風部152をヒーターケース8に取り付けるとともに、導風部152とともに導入風路17を形成する部分である。取付部151は、本体部151aと、傾斜部151bと、2つの係合部151cと、保持部151dとを有している。
本体部151aは、端子収納部82におけるモーター6側の端部に嵌まるような形状に形成されている。具体的には、本体部151aは、端子収納部82の上面に接する上部と、端子収納部82の下面に接する下部と、上部と下部とをつなぎ、端子収納部82の当接面82aと一部で当接する鉛直部とを有している。
図2に示すように、傾斜部151bは、図2において矢印にて示す、送風ファン4から送られる空気の流れの方向(送風方向)に対して傾斜するように形成されている。具体的には、傾斜部151bは、送風ファン4に近い上流側よりも送風ファン4から遠い下流側が送風方向の下流側に位置するように配置されている。また、傾斜部151bは、本体部151aの鉛直部から送風ファン4側へ伸びるように形成されている。
係合部151cは、本体部151aの一方の側面(ヒーターケース8における端子収納部82側の側面に近い方の側面)における上端と下端とにそれぞれ、本体部151aから突出するように設けられている。係合部151cは、それぞれ孔を有するとともに、弾性を有している。上側の係合部151cは、端子収納部82の上面に設けられた突起82bを乗り越えて突起82bに嵌まり込むことにより、突起82bに係合する。下側の係合部151cは、端子収納部82の下面に設けられた突起82b(図示せず)を乗り越えて当該突起82bに嵌まり込むことにより、突起82bに係合する。
保持部151dは、本体部151aにおいて係合部151cが設けられた面と反対側の面に設けられている。保持部151dは、ヒーター7側が開放されるとともに、上側、下側およびモーター6側の3方で導風部152を囲むように凹状に形成されている。保持部151dは、送風ファン4の送風方向とほぼ平行に向く面を有している。また、図2に示すように、保持部151dは、ケーシング5の外面に接合されている。
導風部152は、傾斜板152aと、導風枠152bと、3つの仕切板152c(隔壁)とを有している。
傾斜板152aは、傾斜部151bと同じく、送風方向に対して傾斜するように、かつ傾斜部151bと一定の間隔をおいて配置されており、保持部151dの凹状の部分に組み付けられる。傾斜板152aの下部は、送風ファン4側に突出するように形成されている。
導風枠152bは、傾斜板152aの上記の下部の端縁に設けられている。また、導風枠152bは、送風ファン4の送風方向に向き、かつモーター6の駆動軸6aに伸びるように設けられている。
図2に示すように、取付部材15において、取付部151の傾斜部151bおよび保持部151dと、導風部152の傾斜板152aおよび導風枠152bとによって、導入風路17が形成されている。導入風路17は、送風ファン4からの空気を端子71が配置される端子収納部82内の空間へ導入する風路である。
導風枠152bおよび導風枠152bに続く傾斜板152aの一部は、ケーシング5の内部に挿入されている。導風枠152bおよび導風枠152bはケーシング5との間は、ケーシング5内の空気が外部に漏れないように封止されている。
図3に示すように、取付部材15において、導風部152が取付部151に組み付けられた状態で、導風枠152bの上側には、開口18が形成されている。端子収納部82内の端子71が配置される空間とケーシング5の内部とは、開口18介して通じている。
仕切板152cは、傾斜板152aの保持部151dに組み付けられる端縁に、ヒーターケース8の仕切壁83側に伸びるように形成されている。図4に示すように、仕切板152cは、上側の仕切壁83と端子収納部82の上部の下面との間、2つの仕切壁83の間、および下側の仕切壁83と端子収納部82の下部の上面との間に差し込まれるように設けられている。図3に示すように、仕切板152cは、このように差し込まれることにより、2つの仕切壁83と、端子収納部82の上部の下面と、端子収納部82の下部の上面と継ぎ合わされて、1つの隔壁19を形成する。この隔壁19は、ヒーター7が配置される空間と端子71が配置される空間とを隔絶する。
上記のように構成される布団乾燥機1において、送風ファン4によって送られてケーシング5内を進んだ空気は、図2に示すように、ケーシング5から送風方向へ排出されることにより、ヒーター7に供給される。この空気の一部は、取付部材15において形成される導入風路17からヒーター7の手前で取り込まれて、端子収納部82内の端子71が配置される空間に導かれた後、送風ダクト9へと流れる。
これにより、端子71は、導入風路17によって導入された空気によって冷却される。また、ケース本体81内のヒーター7が配置される空間と、端子収納部82内の端子71が配置される空間とが、隔壁19によって隔絶されている。これにより、ヒーター7によって加熱された空気は、端子71が配置される空間に流れ込まなくなる。したがって、効率的に端子71を冷却することができる。
また、導入風路17が送風方向に対して傾斜している。これにより、効率的に送風ファン4からの空気を取り込むことができる。また、図2に示すように、傾斜板152aの外面に沿って空気の流れが生じる。これにより、ヒーター7の端子71の端部に当該空気を供給することができる。したがって、ヒーター7が効率的に空気を加熱することができる。
また、導入風路17は、ヒーターケース8に着脱可能な取付部材15に形成されている。これにより、導入風路17と同じ機能を有する導入風路をヒーターケース8に作り込む必要がなくなる。したがって、ヒーターケース8におけるヒーター7および端子71の配置に適した導入風路17を有する取付部材15を提供することができる。
ところで、布団乾燥機1の通常の使用時では、ノズル11の吹き出し口が塞がれることはないが、何らかの原因(障害物の存在など)でノズル11の吹き出し口が完全に塞がれることがある。また、布団乾燥機1の閉塞試験においては、ノズル11の吹き出し口を完全に塞いだ状態で、サーミスタ14、サーモスタット12およびリミットサーモスタット13による自動停止機能が正常に働くことを確認する。
このようにノズル11の吹き出し口が完全に塞がれた状態では、熱気が排出されずに送風ダクト9内に滞留する。この熱気は、送風ダクト9を通じてヒーター7側に戻ってくると、送風状態にあるヒーター7側に流れ込まず、端子収納部82側に押し込まれた後、開口18を通じてケーシング5の内部に排出される。開口18が取付部材15に設けられていることにより、端子収納部82内の上側で熱気の流れを生じさせることができる。この熱気の流れは、端子収納部82内の下側で生じている、導入風路17から導入された空気の流れを妨げることはない。
これにより、サーミスタ14は、端子収納部82内での熱気による温度上昇を検出する。制御部は、サーミスタ14の検出温度に応じて、ヒーター7の1つのヒーター素子7aをオフしたり、2つのヒーター素子7aおよび送風ファン4をオフしたりする。また、サーモスタット12およびリミットサーモスタット13は、端子収納部82内の温度に応じて作動する。したがって、ノズル11の吹き出し口が完全に塞がれる状態において、自動停止機能を正常に働かせることができる。
開口18が設けられていないと、ケーシング5側に熱気が排出されないので、この熱気と、導入風路17から導入された空気とが端子収納部82内で混ざり合う。したがって、端子収納部82内で熱気による上記の温度上昇が生じないために、自動停止機能を正常に働かせることができない。
なお、本実施形態において、電気機器の例として布団乾燥機1について説明した。しかしながら、本発明が適用できる電気機器は、送風ファン、ヒーターおよび端子を備えていれば、洗濯乾燥機などの他の機器であってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電気機器は、ファンと、前記ファンによって送られてきた空気を加熱するヒーターと、前記ヒーターに給電する端子と、前記ヒーターが配置される空間と前記端子が配置される空間とを隔絶する隔壁と、前記ファンから送られてきた空気を前記ヒーターの手前で取り込んで前記端子へ導入する導入風路と、を備えている。
上記の構成によれば、導入風路によって導入された空気によって端子を冷却することができる。また、ヒーターが配置される空間と端子が配置される空間とが隔壁によって隔絶されている。これにより、ヒーターによって加熱された空気は、端子が配置される空間に流れ込まなくなる。したがって、効率的に端子を冷却することができる。
本発明の態様2に係る電気機器は、上記態様1において、前記ヒーターおよび前記端子を収納するヒーターケースと、前記導入風路を前記ヒーターケースに取り付ける取付部材と、をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、ヒーターケースに導入風路を設ける必要がなくなる。したがって、ヒーターケースにおけるヒーターおよび端子の配置に適した導入風路を有する取付部材を提供することができる。
本発明の態様3に係る電気機器は、上記態様2において、前記取付部材には、前記端子が配置される空間に通じる開口が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、ヒーターによって加熱された空気(熱気)が外部に排出されずに電気機器の内部に滞留したときに、端子が配置される空間から開口を通じて熱気が排出される。これにより、端子が配置される空間に熱気の流れが生じるので、当該空間における温度検出を適正に行うことができる。したがって、このような状況におけるヒーターの自動停止機能を正常に働かせることができる。
本発明の態様4に係る電気機器は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記導入風路が、空気が前記ファンから前記ヒーターへ送られる方向に対して傾斜するように設けられてもよい。
上記の構成によれば、ファンからの空気を端子が配置された空間へ容易に導くことができる。また、導入風路のヒーター側の外面に沿って、ファンからヒーターの端部への空気の流れを生じさせる。これにより、効率的にヒーターに空気を送り込むことができる。
本発明の態様5に係る電気機器は、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記電気機器が布団乾燥機であってもよい。
上記の構成によれば、ヒーターに給電するために端子を用いることが多い布団乾燥機において、効率的に端子を冷却することができる。したがって、端子の劣化を遅らせて、布団乾燥機の製品寿命を長引かせることができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 布団乾燥機(電気機器)
4 送風ファン(ファン)
7 ヒーター
8 ヒーターケース
15 取付部材
18 開口
19 隔壁
71 端子
83 仕切壁(隔壁)
151b 傾斜部(導入風路)
151d 保持部(導入風路)
152a 傾斜板(導入風路)
152b 導風枠(導入風路)

Claims (5)

  1. ファンと、
    前記ファンによって送られてきた空気を加熱するヒーターと、
    前記ヒーターに給電する端子と、
    前記ヒーターが配置される第1空間と前記端子が配置される第2空間とを隔絶する隔壁と、
    前記ファンから送られてきた空気を前記ヒーターの手前で取り込んで前記第2空間へ導入する導入風路と、
    前記ヒーターを通過した空気と前記導入風路を通過した空気とが流れる送風ダクトと、
    前記第2空間と前記送風ダクト内の空間とを連続させる通気口と、を備え、
    前記送風ダクトから外部に熱気が排出され難くなった場合、前記送風ダクトから前記通気口及び前記第2空間を介して前記ファン側に熱気が排出される、ことを特徴とする電気機器。
  2. 前記ファンを収納するケーシングと、
    前記第2空間と前記ケーシング内の空間とを連続させる開口と、をさらに備え、
    前記送風ダクトから外部に熱気が排出され難くなった場合、前記送風ダクトから前記通気口、前記第2空間、前記開口を介して前記ケーシング内の空間に熱気が排出される、ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記ヒーターおよび前記端子を収納するヒーターケースと、
    前記導入風路を前記ヒーターケースに取り付ける取付部材と、
    前記第2空間から前記開口を通じて排出される熱気の温度を検出する温度検出素子と、をさらに備え
    前記ケーシングは、前記ファンによって生じた空気の流れを前記ヒーターに導き、
    前記開口は、前記第2空間と前記ケーシングの内部とに通じ、前記取付部材において前記ケーシングから導入された空気の流れを妨げない位置に設けられており、
    前記送風ダクトは、前記ヒーターケースを経た空気を所定の方向に導くことを特徴とする請求項に記載の電気機器。
  4. 前記導入風路は、空気が前記ファンから前記ヒーターへ送られる方向に対して傾斜するように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気機器。
  5. 前記電気機器は布団乾燥機であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器。
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