JP7335778B2 - 位置検出装置及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、使用者(ユーザ)の指などの指示体によって指示された操作面上の指示位置を検出する位置検出装置、当該位置検出装置を搭載して構成した情報処理装置に関する。
従来から、圧電素子を利用して使用者による指示位置の入力を可能にする入力装置に関する発明がなされている。後に記す特許文献1には、操作シートの上側と左側とに直方体形状の複数の圧電素子を一列に設け、下側と右側には回転機構部を備えた入力動作機構部を設けて、操作シート上の押圧(押下)位置の検出を可能にするタッチパネル装置に関する発明が開示されている。また、後に記す特許文献2には、例えば、長方形状の入力板の四隅それぞれの下側に長方形の板状の圧電素子を設け、入力板上の押圧位置を圧電素子の出力信号に基づいて特定する座標読み取り装置に関する発明が開示されている。
これらの発明で用いられている圧電素子(piezoelectric element)は、圧電体に加えられた力を電圧に変換する圧電効果を利用した受動素子で、英語表記の読みからピエゾ素子とも呼ばれる。圧電素子の基本構成は、圧電体を2枚の電極で挟んだものであり、加えられた力(押圧力)に応じた電圧を出力する。圧電体には、天然物としては水晶などがあり、人工物としては、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸カリウム、酸化亜鉛などの種々の人工セラミックスがある。なお、チタン酸ジルコン酸鉛は、一般的には、PZT(チタン・ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3)の略称)として知られ、今日使われている一般的な圧電セラミックスであり、種々の工業製品で利用されている。
特開2003-15814号公報 特開平8-339256号公報
上述した特許文献1、2に開示された発明は、圧電素子を利用し、機械的な構成を工夫することによって、複雑な電子回路を用いなくても、誤操作のおそれがなく、位置検出が高速な入力装置を実現する。しかし、機械的な構成は複雑にならざるを得ず、入力装置の薄型化や小型化を実現するのは難しい。
以上のことに鑑み、圧電素子のように、加えられた力に応じて電気的な変化を生じさせ、その変化に応じた出力が得られる素子を用いて位置検出装置、情報処理装置を構成しても、機械的な構成が複雑になることなく、薄型化や小型化を可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、
使用者による操作を受け付ける操作面を構成する可撓性を有する平板状体の前記操作面とは反対側の面に対して設けられるセンサ部と、
前記センサ部からの出力信号に基づいて、前記操作面上の指示位置を検出する位置検出回路と
を備え、
前記センサ部は、押圧力に応じて出力信号を変化させる線状素子を、第1の方向に所定の間隔を空けて複数並べて形成した第1の層と、前記第1の方向と交差する第2の方向に所定の間隔を空けて複数並べて形成した第2の層とを、絶縁層を挟んで積層して構成されたものであり、
前記位置検出回路は、
前記操作面を複数の領域に分割し、当該複数の領域のそれぞれが押圧操作された場合、前記第1の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれの出力信号の信号レベルの高さの順位と、前記第2の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれの出力信号の信号レベルの高さの順位とを、複数の前記領域ごとに対応付けたパターンテーブルと、
前記第1の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれからの実際の出力信号の信号レベルの順位と前記第2の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれからの実際の出力信号の信号レベルの順位とのパターンに基づいて、前記パターンテーブルを参照して、押圧操作された前記操作面上の前記領域を特定する指示位置検出部と
を備えることを特徴とする位置検出装置を提供する。
実施の形態の位置検出装置が用いられて構成されたタブレット端末(情報処理装置)の正面図と断面図である。 位置検出センサの構成例を説明するための図である。 位置検出センサを構成する線状素子の構成例を説明するための図である。 位置検出センサを構成する複数の線状素子からの出力信号の具体例について説明するための図である。 位置検出装置の構成例を説明するためのブロック図である。 操作面に対応する位置検出センサの分割領域と線状素子の位置関係の例を説明するための図である。 基準パターンメモリの格納データの例について説明するための図である。 実施の形態の位置検出装置を搭載して構成したこのタブレット端末の具体的な利用例を説明するための図である。 位置検出装置を用いた情報処理装置の他の例を説明するための図である。
以下、図を参照しながら、この発明の位置検出装置、情報処理装置の一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による位置検出装置を、画面サイズ(対角線長)が例えば8インチ~12インチ程度の大きさの表示素子が搭載された、いわゆるタブレット端末に適用した場合を例にして説明する。なお、画面サイズは、一例であり、この発明による位置検出装置は、画面サイズが8インチよりも小さい表示素子を備えたタブレット端末にも、また、画面サイズが12インチよりも大きい表示素子を備えたタブレット端末にも適用可能である。また、この発明による位置検出装置を適用して構成したタブレット端末などの情報処理装置が、この発明による情報処理装置となる。
[タブレット装置(情報処理装置)の構成例]
図1は、この実施の形態の位置検出装置が用いられて構成されたこの発明によるタブレット端末(情報処理装置)の一実施の形態を説明するための図である。具体的に、図1(A)は、当該タブレット端末の正面図であり、図1(B)は、図1(A)の矢印A-Aで示した位置で切断した場合の断面図(図1(B))である。図1(A)に示すように、この実施の形態のタブレット端末の外観正面は、既存のタブレット端末と同様に、フロントパネル4Bの内側が大きな開口部となっており、この開口部を通じて、表示素子としての電子ペーパー2Aの表示画面が観視可能になっている。
電子ペーパー2Aは、紙の長所とされる視認性や携帯性を保った表示媒体のうち、表示内容を電気的に書き換えられるもの全般を意味する。電子ペーパーの表示方式にも、電気泳動方式、電子粉粒体方式など種々の方式のものがあるが、LCDや有機ELディスプレイに比べて薄型で安価なものである。電子ペーパー2Aの表示画面もまた、LCDや有機ELディスプレイの場合と同様に、1枚の平らな板状(平板状体)になっており、この表示画面上が使用者の指などの指示体により指示操作(押圧操作)が行われる操作面となる。電子ペーパー2Aは薄型であるため、可撓性を備え、例えば、使用者の指などで軽く押圧すると、その押圧位置を中心として若干押し込まれて撓み、押圧を解除すれば自然と元の状態に復帰する。
この電子ペーパー2Aの操作面(使用者の指などにより押圧操作がされる面(前面))とは反対側の面(背面)に対して、電子ペーパー2Aの操作面の全面に対応するように位置検出センサ1Aが設けられる。電子ペーパー2Aは、上述したように可撓性を備えたものであるので、電子ペーパー2Aの操作面に対して交差する方向に加えられた押圧力は、そのまま位置検出センサ1Aに加わるようにされる。
この位置検出センサ1Aの下側には、若干の空隙(隙間)を空けて、種々の電子回路が搭載されたいわゆるマザーボードが設けられている。当該マザーボードには、図1(A)において点線で囲んで示したように、位置検出回路1Bや表示制御回路2Bが設けられている。位置検出回路1Bは、位置検出センサ1Aからの出力信号の供給を受けて、電子ペーパー2Aの操作面上の指示位置を検出するものである。表示制御回路2Bは、電子ペーパー2Aの表示制御を行うものである。更に、マザーボードには、図示しないが、位置検出回路1Bからの検出出力に応じて種々の処理を実行したり、また、表示制御回路2Bに対して処理を指示したりするメイン処理回路なども構成されている。
この実施の形態においては、位置検出センサ1Aと位置検出回路1Bとによって位置検出装置1が構成され、電子ペーパー2Aと表示制御回路2Bとによって表示装置が構成されている。なお、位置検出センサ1Aとマザーボード3との間には、上述したように、若干の空隙が設けられている。すなわち、この実施の形態のタブレット端末は、図1(B)のA-A断面図に示すように、筐体4Aの内側底面上に位置検出回路1Bや表示制御回路2Bやメイン処理回路などの種々の回路が構成されたマザーボード3が設けられている。その上に若干の空隙5を空けて位置検出センサ1Aが設けられ、その上に電子ペーパー2Aが設けられ、これらがフロントパネル4Bにより筐体4A内に封入される。
この場合、位置検出センサ1Aと電子ペーパー2Aとは、図1(B)に示したように、筐体4Aの内壁(内側側面)から内側に向かって突出したストッパー4Cに固定されると共に、ストッパー4Cとフロントパネル4Bとによって挟持される。ストッパー4Cは、筐体4Aの上端側、下端側、左端側、右端側の内壁(内側側面)に設けられている。すなわち、ストッパー4Cは、筐体4Aの内壁を開口部に沿って1周するように設けられている。このようなストッパー4Cに固定されることにより、電子ペーパー2Aと位置検出センサ1Aとは、当該タブレット端末の筐体4A内において、四方(上下左右)にピンと張られた状態が維持できるようになっている。また、マザーボード3も、筐体4Aの底面とストッパー4Cとによって固定され、筐体4A内においてがたつくことがないようになっている。
このような構成により、電子ペーパー2Aの表示画面(操作面)上が使用者により押圧された場合には、空隙5が存在することにより、電子ペーパー2Aと位置検出センサ1Aとを筐体4Aの内側に向かって押し込むようにすることができる。これにより、電子ペーパー2Aの操作面上に加えられた押圧力が、大きく抑制されることなく(大きなロスなく)、直接に位置検出センサ1Aに伝わるようになっている。
[位置検出センサ1Aの構成例]
図2は、位置検出センサ1Aの構成例を説明するための図である。図2(A)に示すように、位置検出センサ1Aは、X軸方向に所定の間隔を空けて線状素子X1~X5を並べると共に、Y軸方向に所定の間隔を空けて線状素子Y1~Y5を並べることにより構成している。この場合、線状素子X1~X5は、図2(A)に示したように、Y軸方向に延伸されることにより所定の長さを有するようにされたものである。また、線状素子Y1~Y5は、図2(A)に示したように、X軸方向に延伸されることにより長さを有するようにされたものである。この実施の形態では、図2(A)に示したように、交差する方向であるX軸方向とY軸方向とのそれぞれに5本ずつの線状素子を配置することにより、格子状の位置検出センサ1Aを構成している。
図2(B)は、図2(A)の矢印a側から見た場合の位置検出センサ1Aの断面図であり、図2(C)は、図2(A)の矢印b側から見た場合の位置検出センサ1Aの断面図である。この実施の形態の位置検出センサ1Aは、図2(B)に示すように、絶縁層1Zの上側において、X軸方向に線状素子X1~X5が配列されている。また、図2(C)に示すように、絶縁層1Zの下側において、Y軸方向に線状素子Y1~Y5が配列されている。このように、絶縁層1Zを挟むことにより、X軸方向の線状素子X1~X5とY軸方向の線状素子Y1~Y5とが、電気的に干渉することがないようにしている。
[線状素子の構成例]
図3は、位置検出センサ1Aを構成する線状素子X1~X5、Y1~Y5の構成例を説明するための図である。この実施の形態において、位置検出センサ1Aを構成する線状素子は、線状圧電素子(線状に形成された圧電素子)である。例えば、図3(A)に示すように、細長く引き伸ばされた圧電体PE1の上面を、細長く引き伸ばされた上面導体Er1で覆う。更に、当該圧電体PE1の下面を、細長く引き伸ばされた下面導体Er2で覆う。これにより積層構造の線状圧電素子が構成できる。また、図3(B)に示すように、細長く引き伸ばされた線状の中心導体IErの外側側面全体に接するようにパイプ状の圧電体PE2を設ける。更に、当該パイプ状の圧電体PE2の外側側面全体に接するようにパイプ状の外側導体OErを設ける。これにより、同軸ケーブル状の線状圧電素子が構成できる。
このように、細長く延伸された圧電体を挟むようにして導体(電極)を設けることにより、糸や紐のように長く引き伸ばすようにした線状圧電素子を構成できる。なお、ここでは、圧電体を導体で挟むことにより3層構造の線状圧電素子の構成例を説明したが、これに限るものではない。例えば、導体→圧電体→導体→圧電体→導体というように、導体と圧電体とを交互に設けるようにした5層構造以上の線状圧電素子を構成することもできる。また、圧電体としては、種々のものがあるが、この実施の形態においては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電セラミックスが用いられる。
図3を用いて説明したように構成される線状圧電素子(線状素子)を、図2に示した位置検出センサ1Aの線状素子X1~X5、線状素子Y1~Y5として用いた場合、掛けられる押圧力に応じた電圧が各線状圧電素子から得られる。すなわち、線状圧電素子に押圧力がかけられた場合、圧電体を挟む導体(電極)間の電位差が大きくなり、この電位差に応じた電圧が出力電圧として検出できる。図4は、位置検出センサ1Aを構成する線状圧電素子X1~X5からの出力電圧レベル(出力信号レベル)と、線状圧電素子Y1~Y5からの出力電圧レベル(出力信号レベル)の具体例について説明するための図である。
図4では、図2に示した位置検出センサ1A上の指fgが示す位置が押圧された場合の線状圧電素子X1~X5からの出力信号レベルと、線状圧電素子Y1~Y5とからの出力信号レベルを示している。図2に示したように、指fgが示す押圧位置は、線状圧電素子X2と線状圧電素子Y1との交点近傍であって、やや線状圧電素子X1と線状圧電素子Y2との側に拠った位置である。
基本的には、押圧位置に近い線状圧電素子からの出力信号レベルが高く、押圧位置から離れた位置にある線状圧電導体ほど、その出力信号レベルは低くなる。従って、図2の指fgが示す位置が押圧された場合のX軸方向に配列された線状圧電素子からの出力信号レベルは、図4(A)に示すように、線状圧電素子X2→X1→X3→X4→X5の順に出力信号レベルは低くなっていく。また、図2の指fgが示す位置が押圧された場合のY軸方向に配列された線状圧電素子からの出力信号レベルは、図4(B)に示すように、線状圧電素子Y1→Y2→Y3→Y4→Y5の順に出力信号レベルは低くなっていく。
このように、押圧位置に近い線状圧電素子からの出力信号レベルが高くなるという特徴から、X軸方向に配列された線状圧電素子とY軸方向に配列された線状圧電素子とのそれぞれからの出力信号レベルから、指示位置(押圧位置)を特定できる。従って、図4(A)、(B)に示した出力信号レベルから、電子ペーパー2Aの操作面上の指示位置は、線状圧電素子X2と線状圧電素子Y1の交点近傍であり、線状圧電素子X1側であって、かつ、線状圧電素子Y2側の位置であると特定できる。
[位置検出装置の構成例]
図5は、位置検出装置1の構成例を説明するためのブロック図である。この実施の形態の位置検出装置1は、位置検出センサ1Aと位置検出回路1Bとから構成される。位置検出センサ1Aは、図2、図3を用いて説明したように、線状素子としての線状圧電素子X1~X5が、X軸方向に配列され、線状素子としての線状圧電素子Y1~Y5がY軸方向に配列されて構成された部分である。
位置検出回路1Bは、図5に示すように、選択回路101、信号レベル検出部102、信号レベルメモリ103、指示位置検出部104、基準パターンメモリ105、制御部106から構成される。制御部106は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリなどがバスを通じて接続されて構成されたマイクロプロセッサである。制御部106は、位置検出回路1Bを構成する各部が必要とするタイミング信号を供給するなど、位置検出回路1Bを構成する各部を制御する機能を実現する。
選択回路101には、図5に示すように、X軸方向の線状圧電素子X1~X5とY軸方向の線状圧電素子Y1~Y5とのそれぞれが接続される。選択回路101は、制御部106からのタイミング信号に基づいて、信号レベル検出部102に接続する線状圧電素子X1~X5、Y1~Y5を順次に切り替える。
信号レベル検出部102は、これに接続された線状圧電素子X1~X5、Y1~Y5に生じている電圧を検出し、検出した電圧をデジタル信号に変換して、信号レベルメモリ103に記録する。この実施の形態において、信号レベルメモリ103は、線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5とのそれぞれに対応した少なくとも10個の記憶領域を備えている。すなわち、線状圧電素子X1の信号レベルは、線状圧電素子X1用の記憶領域に格納され、線状圧電素子X2の信号レベルは、線状圧電素子X2用の記憶領域に格納されるというように、各線状圧電素子と各記憶領域とは1対1で対応するようになっている。
これにより、図4を用いて説明したように、線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5とのそれぞれからの出力信号レベルを、信号レベルメモリ103に格納されたデータに基づいて、適切に把握できる。指示位置検出部104は、信号レベルメモリ103の格納データと、基準パターンメモリのパターンデータとに基づいて、操作面上の使用者による指示位置を検出する処理を行う。図6は、電子ペーパー2Aの操作面に対応する位置検出センサ1Aに対して設けるようにされる分割領域と線状圧電素子X1~X5、線状圧電素子Y1~Y5の位置関係の例を説明するための図である。
図2を用いて説明し、また、図6にも示すように、この実施の形態の位置検出センサ1Aは、X軸方向に線状圧電素子X1~X5を配置し、Y軸方向に線状圧電素子Y1~Y5を配置して格子状に構成したものである。この実施の形態では、図6に示すように、X軸方向に配置した線状圧電素子X1~X5とY軸方向に配置した線状圧電素子Y1~Y5との交点のそれぞれを中心とする、25個の四角形状の分割領域を設けた場合の例を示している。上述したように、指示位置近傍の線状圧電素子からの出力信号レベルは高くなり、指示位置から離れた線状圧電素子ほど出力信号レベルは低くなる。
このため、左上端部の分割領域R1上が押圧操作された場合には、線状圧電素子X1と線状圧電素子Y1との出力信号レベルが一番高くなり、押圧位置から離れた位置にある線状圧電素子の出力信号レベルは低くなる。同様に、分割領域R2が押圧操作された場合には、線状圧電素子X2と線状圧電素子Y1との出力信号レベルが一番高くなり、押圧位置から離れた位置にある線状圧電素子の出力信号レベルは低くなる。なお、分割領域R2上が押圧操作された場合には、線状圧電素子X1と線状圧電素子X3が押圧位置からほぼ同等の距離となる場合があり、これらの線状圧電素子X1、X3の出力信号レベルは同程度となる場合がある。
このように、指示位置(押圧位置)に応じた線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5との出力信号レベルに基づき、線状圧電素子X1~X5からと線状圧電素子Y1~Y5からの出力信号レベルの高さの度合は特定できる。すなわち、押圧力などに応じて、各線状圧電素子X1~X5、Y1~Y5からの出力信号レベルはまちまちである。しかし、各線状圧電素子X1~X5、Y1~Y5からの出力信号レベルに基づき、の線状圧電素子からのものが強く、どの線状圧電素子からのものが弱いのかといった、出力信号レベルの高さの順位付けは可能である。そこで、図6に示した分割領域R1~R25ごとに、それらの分割領域が押圧位置となった場合の線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5とからの出力信号レベルの高さの順位を示す情報を、基準パターンメモリ105に予め記憶させておくようにする。
図7は、基準パターンメモリ105の格納データの例について説明するための図である。基準パターンメモリ105には、線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5とからの出力信号レベルの高さの順位と、当該順位のパターンのときに押圧操作された分割領域とを対応付けたデータが格納されている。逆に言えば、基準パターンメモリ105には、図6に示した分割領域R1~R25ごとに、押圧操作された場合の線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Yと5からの出力信号レベルの高さの順位を対応付けたデータが格納されている。
図7において、最上段の文字X1~X5、文字Y1~Y5は、それより下の情報が、対応する線状圧電素子に関する情報であることを示す見出しであり、文字Rは、それより下の情報が、分割領域を特定する情報であることを示す見出しである。図7において、最上段(1番目)のパターンデータは、線状圧電素子X1と線状圧電素子Y1の出力信号レベルが一番高く、線状圧電素子X1、Y1から離れた位置にある線状圧電素子からの出力信号レベルが低くなるパターンを有している。この場合には、押圧位置は分割領域R1であると特定できる。
また、図7において2番目のパターンデータは、線状圧電素子X2と線状圧電素子Y1の出力信号レベルが一番高く、線状圧電素子X2、Y1から離れた位置にある線状圧電素子からの出力信号レベルが低くなるパターンを有している。この場合には、押圧位置は分割領域R2であると特定できる。このように、基準パターンメモリ105には、各分割領域R1~R25のそれぞれが押圧操作された場合における、線状圧電素子X1~X5、線状圧電素子Y1~Y5の出力信号レベルの順位を示す情報が、各分割領域に対応付けられて予め記憶保持されている。
指示位置検出部104は、信号レベルメモリ103に取り込まれた線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5との出力信号レベルに基づいて、線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5との出力信号レベルの高さの順位を把握する。指示位置検出部104は、把握した線状圧電素子X1~X5と線状圧電素子Y1~Y5との出力信号レベルの高さの順位に基づいて、基準パターンメモリ105の格納データを参照する。これにより、指示位置検出部104は、指示位置(押圧位置)が、分割領域R1~R25のどこなのかを正確に特定することができる。
指示位置検出部104は、検出結果を制御部106に通知する。制御部106は、指示位置検出部104からの検出結果に基づいて、指示位置を示す分割領域はどこかを示す指示位置信号PJを形成し、これをメイン処理回路に供給する。これにより、メイン処理回路では、使用者によって指示され位置に応じた処理を実行することができる。
このような位置検出装置1を搭載したタブレット端末は、例えば、小学生用の電子教科書(電子ブック)や幼児用の電子絵本などに適用して好適である。もちろん、一般ユーザの使用する電子ブックにも応用できる。図8は、実施の形態の位置検出装置を搭載して構成したこの実施の形態のタブレット端末の具体的な利用例について説明するための図である。図8に示すタブレット端末は、例えば、小学生用の電子教科書適用した場合を示している。
図8に示すように、電子ペーパー2Aの表示画面2Dの上端側には、終了アイコンi1、メニューアイコンi2、調整アイコンi3を表示している。また、表示画面2Dの左辺側中央には左矢印アイコンi4を表示し、右辺側中央には右矢印アイコンi5を表示している。これらのそれぞれのアイコンi1~i5のそれぞれは、図6を用いて説明した分割領域に対応するように表示している。すなわち、終了アイコンi1は分割領域R1に、メニューアイコンi2は分割領域R3に、調整アイコンi3は分割領域R5に表示している。また、左矢印アイコンi4は分割領域R11に表示し、右矢印アイコンi5は分割領域R15に表示している。なお、図8には示していないが、各アイコンi1~i5の表示以外には、教科書のページに対応する文字、絵、図形などの情報が、表示画面2Dに表示されている。
この例のタブレット端末では、図6、図7を用いて説明したように、どのアイコンが表示されている位置を押圧操作したとしても、その指示位置を適切に検出し、検出結果をメイン処理回路に通知できる。これにより、終了アイコンi1が選択されたときには、現在の表示情報をクリアし、初期画面の表示に戻るように処理することができる。また、メニューアイコンi2が選択されたときには、その時点において実行可能な処理、例えば、別の資料情報の表示、問題に対する回答を入力するためのページの表示など、種々の処理を実行することができる。
また、調整アイコンi3が選択されたときには、調整メニュ―を表示し、例えば、文字の表示の濃さの調整、文字の大きさの調整など、可能な調整処理を行うことができる。また、左矢印アイコンi4が選択されたときには、左に位置するページへのページ送り(ページめくり)を行うことができ、右矢印アイコンi5が選択されたときには、右に位置するページへのページ送り(ページめくり)を行うことができる。
このように、操作が簡単で、使用者による操作を適切に検出できる小学生用の電子教科書として用いて好適なタブレット端末を実現できる。また、もう少し、アイコンの内容を簡単かつ分かり易いように、文字を使用しない絵により構成したアイコンを用い、幼児が直感的に操作可能にすることにより、幼児の電子絵本を収録したタブレット装置を実現できる。もちろん、一般ユーザの使用する電子ブックにも応用できる。
また、電子ブック以外にも、例えば、無線LAN(Local Area Network)機能や近距離無線通信機能を搭載すれば、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学といった学校において使用する教育用端末としての情報処理装置も実現できる。当該教育用端末では、教師端末より問題を送信して表示するようにし、この問題に対する解答を選択させて、選択結果を教師端末に返信するといったことが可能になる。
[実施の形態の効果]
上述した実施の形態の位置検出装置の場合には、線状圧電素子を格子状に配置するだけで、位置検出センサ1Aを構成できる。この位置検出センサ1Aを構成する各線状圧電素子を、位置検出回路の選択回路101に接続するだけで、位置検出装置1を構成できる。従って、圧電素子のように、加えられた力に応じて電気的な変化を生じさせ、その変化に応じた出力が得られる素子を用いて位置検出装置、情報処理装置を構成しても、機械的な構成が複雑になることがない。このため、構成が簡単で、薄型化、小型化した位置検出装置、情報処理装置が実現できる。
[変形例]
なお、上述した実施の形態では、表示素子として電子ペーパー2Aを用いるようにしたが、これに限るものではない。表示素子としては、表示画面としても機能する操作面上を、使用者の指などの指示体で指示(押圧)した場合に、押圧方向に撓むことが可能ないわゆる可撓性を有する表示素子を用いる場合に、この発明を適用できる。例えば、フィルムタイプの表示素子を用いる場合に、この発明の位置検出装置は有効に機能する。
また、表示素子を備えない操作装置にも、この発明を適用できる。図9は、位置検出装置を用いた情報処理装置の他の例を説明するための図である。例えば、筐体6Aは、上面が操作面であり、いわゆる蓋部となった物である。この操作面は、可撓性を有する素材、例えば、樹脂、布、フェルトといった素材で構成し、この操作面の背面に図9に示すように、この発明による位置検出センサ1Aを設けて、位置検出装置1を構成する。この場合には、位置検出センサ1Aは、筐体6Aの内側面から内側に突出したストパー6Cに取り付けられ、四方にピンと張った状態が維持される。
また、位置検出回路1Bやメイン処理回路を設けたマザーボードを筐体6A内に固定する。そして、操作面6B上に、固定的な操作ボタンを設けるようにしておくことにより、使用者の操作を受け付けて、当該操作に応じた処理を実行することができるようにされる。この場合には、例えば、種々の機器の遠隔操作装置(いわゆるリモコン)として機能する情報処理装置を構成できる。すなわち、この実施の形態の位置検出装置は、種々の機器の操作部を構成すする場合に用いて好適なものである。
また、上述した実施の形態では、X軸方向に5本の線状圧電素子X1~X5を設け、Y軸方向に5本の線状圧電素子Y1~Y5を設けたが、これに限るものではない。操作面の大きさや操作面上に設定する分割領域の大きさに応じて、適宜の数の線状圧電素子を設けることができる。従って、操作面に設けるようにされる分割領域も、配置される線状圧電素子の配置の状況に応じて、種々の態様で設けることが可能である。
また、上述した実施の形態では、位置検出回路1Bは、図7を用いて説明した構成の基準パターンメモリ105を備えるものとして説明したが、これに限るものではない。信号レベルメモリ103には、位置検出センサ1Aを構成する複数の線状圧電素子の出力信号レベルを示す情報が記録されている。このため、この出力信号レベルを示す情報を指示位置検出部104において解析し、操作面上のどこに出力信号レベルのピークが存在するのかなど、出力信号レベルの分布を求めることにより、指示位置(押圧位置)を特定するように構成することも可能である。
また、上述の実施の形態では、線状素子として線状に形成された圧電素子を用いるようにしたが、これに限るものではない。今後開発される素子を含め、加えられた力に応じて電気的な変化を生じさせ、その変化に応じた出力が得られる線状に構成可能な種々の素子を用いることができる。
また、上述した実施の形態では、指示体として使用者(ユーザ)の指を用いるものとして説明したが、これに限るものではない。スタイラスなどと呼ばれるペン形状の指示棒、鉛筆やボールペンなどの筆記具といった、電子ペーパー2の表示画面(操作面)を傷付けることが無い、種々のものを指示体として用いることができる。
1…位置検出装置、1A…位置検出センサ、X1、X2、X3、X4、X5…線状素子(線状圧電素子)、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5…線状素子(線状圧電素子)、101…選択回路、102…信号レベル検出部、103…信号レベルメモリ、104…指示位置検出部、105…基準パターンメモリ、106…制御部、2…表示装置、2A…電子ペーパー、2B…表示制御回路、2D…表示画面、3、3A…マザーボード、4A、6A…筐体、4B、6B…フロントパネル、4C、6C…ストッパー、5、5A…空隙、1B…位置検出回路、R1~R25…分割領域、i1~i5…アイコン、PE1、PE2…圧電体、Er1…上側導体、Er2…下側導体、IEr…中心導体、OEr…外側導体

Claims (7)

  1. 使用者による操作を受け付ける操作面を構成する可撓性を有する平板状体の前記操作面とは反対側の面に対して設けられるセンサ部と、
    前記センサ部からの出力信号に基づいて、前記操作面上の指示位置を検出する位置検出回路と
    を備え、
    前記センサ部は、押圧力に応じて出力信号を変化させる線状素子を、第1の方向に所定の間隔を空けて複数並べて形成した第1の層と、前記第1の方向と交差する第2の方向に所定の間隔を空けて複数並べて形成した第2の層とを、絶縁層を挟んで積層して構成されたものであり、
    前記位置検出回路は、
    前記操作面を複数の領域に分割し、当該複数の領域のそれぞれが押圧操作された場合、前記第1の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれの出力信号の信号レベルの高さの順位と、前記第2の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれの出力信号の信号レベルの高さの順位とを、複数の前記領域ごとに対応付けたパターンテーブルと、
    前記第1の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれからの実際の出力信号の信号レベルの順位と前記第2の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれからの実際の出力信号の信号レベルの順位とのパターンに基づいて、前記パターンテーブルを参照して、押圧操作された前記操作面上の前記領域を特定する指示位置検出部と
    を備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 請求項1に記載の位置検出装置であって、
    前記線状素子は、線状の圧電体を線状の電極で挟んで構成した線状圧電素子であることを特徴とする位置検出装置。
  3. 請求項1に記載の位置検出装置であって、
    前記線状素子は、線状の中心電極の側面を圧電体で覆い、前記圧電体の側面を外側電極で覆って構成した同軸ケーブル状の線状圧電素子であることを特徴とする位置検出装置。
  4. 使用者による指示操作を受け付ける操作面を構成する可撓性を有する平板状体と、
    前記平板状体の前記操作面とは反対側の面に対して設けられるセンサ部と、
    前記センサ部からの出力信号に基づいて、前記操作面上の指示位置を検出する位置検出回路と
    を備え、
    前記センサ部は、押圧力に応じて出力信号を変化させる線状素子を、第1の方向に所定の間隔を空けて複数並べて形成した第1の層と、前記第1の方向と交差する第2の方向に所定の間隔を空けて複数並べて形成した第2の層とを、絶縁層を挟んで積層して構成されたものであり、
    前記位置検出回路は、
    前記操作面を複数の領域に分割し、当該複数の領域のそれぞれが押圧操作された場合の、前記第1の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれの出力信号の信号レベルの高さの順位と、前記第2の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれの出力信号の信号レベルの高さの順位とを、複数の前記領域ごとに対応付けたパターンテーブルと、
    前記第1の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれからの実際の出力信号の信号レベルの順位と前記第2の方向に並べられた複数の前記線状素子のそれぞれからの実際の出力信号の信号レベルの順位とのパターンに基づいて、前記パターンテーブルを参照して、押圧操作された前記操作面上の前記領域を特定する指示位置検出部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記平板状体は、表示素子であり、
    前記表示素子に対する表示制御を行う表示制御部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記操作面が複数に分割された前記領域に対応して、必要となるアイコンを表示させることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記表示素子は、電子ペーパーであることを特徴とする情報処理装置。
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