JP7335194B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路および道路周辺の状態を監視する情報処理装置に関する。
特許文献1にはドライブレコーダ情報提供システムが開示されている。このドライブレコーダ情報提供システムは、第1制御手段、第2制御手段、取得手段、および提供手段を備える。第1制御手段は、ドライブレコーダを制御することによって、ドライブレコーダが撮像した画像を解析して特徴情報を抽出する。第2制御手段は、ドライブレコーダを制御することによって、画像に基づいて事象が発生したかを検出する。取得手段は、事象が検出された際の画像の特徴情報を、当該画像が撮影された位置および時刻を示す情報とともにドライブレコーダから取得する。提供手段は、取得された特徴情報が予め設定された量に達した場合に、当該特徴情報に基づいて生成される情報を提供する。
特開2019-197525号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は事象の発生の検出をドライブレコーダに行わせ、検出された事象に係る画像の特徴情報等は予め設定された量に達しなければ提供されない。このため、当該事象が道路等の管理側に速やかに通知されることは困難である。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明は、道路および道路周辺の状態の監視を良好に行うための情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、取得部と、判定部と、送信部とを備える。取得部は、ドライブレコーダによって撮影された映像および該映像の撮影場所および日時を含む撮影情報を取得する。判定部は、前記映像と該映像の撮影時よりも前に撮影された過去映像とを比較して該映像に変化が認められるか否かを判定する。送信部は、前記映像に変化が認められると判定された場合には、該変化を示す情報を外部の管理サーバに送信する。
この発明によれば、道路および道路周辺の状態の監視を良好に行うことができる。
本実施形態の情報処理装置20を含んだ監視システムのシステム概容を示す図である。 本実施形態の情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態の監視システムの処理を示すシーケンス図である。 本開示の一実施の形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の情報処理装置20を含んだ監視システムのシステム概容を示す図である。ドライブレコーダ10は、乗用車、トラック、バス等の車両に搭載され、通信ネットワークNTを介して外部の各種装置(特に情報処理装置20)との通信接続が可能である。
ドライブレコーダ10には、ドライブレコーダ10を識別するためのレコーダ番号が割り振られている。ドライブレコーダ10は、車両の前方の映像を撮影し、当該映像を通信ネットワークNTを介してレコーダ番号と共に情報処理装置20に送信する。なお、本開示において、ドライブレコーダ10は、複数のドライブレコーダを総括的に表しているが、個々のドライブレコーダを示す場合もある。
図2を参照して情報処理装置20について説明する。図2は、本実施形態の情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。図2に示されているように、情報処理装置20は、機能的に、取得部20a、判定部20b、送信部20c、および受信部20dを備える。情報処理装置20は、取得部20a、判定部20b、送信部20c、および受信部20dを用いて、図3に示すシーケンスのうち情報処理装置20が行う処理を実行する。
取得部20aは、ドライブレコーダ10によって撮影された映像および当該映像の撮影場所および日時を含む撮影情報を当該ドライブレコーダ10のレコーダ番号と共に、通信ネットワークNTを介して取得する。取得部20aは、映像および撮影情報をドライブレコーダ10から定期的に取得し得る。撮影情報は、更に、撮影時の天候を含み得る。撮影時の天候は、例えば、通信ネットワークNTを介して気象情報を提供する外部のサーバから、撮影時の日時および場所に基づいて取得され得る。
判定部20bは、取得部20aによって取得された映像と当該映像の撮影時よりも前に撮影された過去映像とを比較して、取得部20aによって取得された映像に変化(過去映像からの変化)が認められるか否かを判定する。
上記した変化とは、取得部20aによって取得された映像と過去映像とに基づいて検出され、当該映像(取得部20aによって取得された映像)に含まれる過去映像との差分を示す。
過去映像は、取得部20aによって取得された撮影情報に示されている撮影日時よりも前に撮影された映像であって当該撮影情報に示されている撮影場所の映像である。過去映像は、撮影日時および撮影場所ごとに、情報処理装置20の記憶装置に格納されている。
取得部20aによって取得された映像と過去映像とは、互いに異なるドライブレコーダ10によって撮影されてもよいし、同一のドライブレコーダ10によって撮影されてもよい。
判定部20bは、取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像との差分が道路および道路周辺の予め設定された複数の状態の何れかに対応しているか否かを判定することによって、取得部20aによって取得された映像に過去映像からの変化が認められるか否かを判定する。
上記の予め設定された複数の状態は、インフラストラクチャーの状態および障害物に関する状態のうち少なくとも一方を含む。
インフラストラクチャーの状態とは、例えば、道路に形成された穴、ガードレールのゆがみ、信号機の傾き等を示す。障害物に関する状態とは、例えば、道路上の自転車、枝、落下物等の存在に関する状態を示す。なお、本開示において「状態」は、解消(解決、改善等の意味を含む。)を要する異常な状態を意味し、「異常状態」と明記される場合がある。
送信部20cは、取得部20aによって取得された映像に変化が認められると判定部20bによって判定された場合には、当該変化を示す情報を外部の管理サーバ30に送信する。なお本開示において、送信部20cによる当該変化を示す情報の管理サーバ30への送信を「通報」と言う場合がある。
送信部20cは、取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像との差分が上記の予め設定された複数の状態の何れかに対応していると判定部20bによって判定された場合に、当該複数の状態のうち当該差分に対応する状態(異常状態)を示す情報を、取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像からの変化を示す情報として、管理サーバ30に送信する。
このように、取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像との差分が上記の予め設定された複数の状態の何れかに対応していると判定部20bによって判定された場合には、判定部20bは、当該状態を異常状態と認定する。
管理サーバ30に送信される上記した変化を示す情報には、変化(取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像との差分に対応する異常状態)の解消の緊急性を示す情報が含まれ得る。変化の解消の緊急性の判定は、例えば、情報処理装置20(更に、例えば判定部20b)によって行われ得る。
変化の解消の緊急性を示す情報には、例えば、変化の解消が即時に求められる高度の緊急性を示す情報、当該高度の緊急性よりも低い中度の緊急性を示す情報、および、当該中度の緊急性よりも低い低度の緊急性を示す情報が含まれ得る。
管理サーバ30に送信される上記した変化を示す情報には、更に、取得部20aによって取得された映像の撮影時の天候を示す情報が含まれ得る。撮影時の天候を示す情報は、取得部20aによって取得された撮影情報に含まれ得る。
受信部20dは、取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像からの変化(取得部20aによって取得された映像に含まれる過去映像との差分に対応する状態)を示す情報を送信した管理サーバ30から、通信ネットワークNTを介して、当該変化が解消されたことを示す情報を送信部20cから受信し得る。
図1に戻って説明する。管理サーバ30は、ドライブレコーダ10によって撮影される道路、および、道路の周辺を管理(例えば補修する等)する管理団体に設けられている。管理サーバ30は、通信ネットワークNTを介して、ドライブレコーダ10および情報処理装置20との通信接続が可能である。
なお、本開示において、管理サーバ30は、管理サーバ30a、管理サーバ30b等の複数の管理サーバを総括的に表しているが、個々の管理サーバを示す場合もある。
管理サーバ30aは、一実施の形態においては、道路および道路の周辺における高度の緊急性に対応する異常(インフラストラクチャ-の異常、障害物の存在等)の通報(送信部20cからの通報)に応じて、速やかに対応が可能な管理団体に設けられている。
管理サーバ30bは、一実施の形態においては、道路および道路の周辺における低度の緊急性に対応する異常(インフラストラクチャ-の異常、障害物の存在等)の通報(送信部20cからの通報)に対して、比較的に長期的な対応(例えば、大規模な補修等)が可能な管理団体に設けられている。
図3は、本実施形態の監視システムの処理を示すシーケンス図である。ステップS1において、ドライブレコーダ10は、ドライブレコーダ10を搭載する車両の走行時の道路および道路の周辺を撮影する。
続くステップS2において、ドライブレコーダ10がステップS1において撮影した道路および道路の周辺の映像を、ドライブレコーダ10は、例えば定期的に、通信ネットワークNTを介して、ドライブレコーダ10のレコーダ番号情報及び当該映像に係る撮影情報と共に、情報処理装置20に送信する。情報処理装置20において、取得部20aは、ドライブレコーダ10から送信された映像及び当該映像に係る撮影情報を、ドライブレコーダ10のレコーダ番号情報と共に取得する。
続くステップS3において、判定部20bは、ステップS2において取得された映像を、情報処理装置20の記憶装置に記憶された当該映像の撮影場所における過去映像とを比較して、ステップS2において取得された映像における当該過去映像からの変化の有無を判定する。
続くステップS4において、送信部20cは、ステップS3において判定部20bによって取得された映像に過去映像からの変化が含まれていると判定部20bによって判定された場合に、取得部20aによって取得された映像および撮影情報に基づいて、当該映像の撮影場所における変化を示す通報情報を作成する。送信部20cは、作成した通報情報を送信する通報先(管理サーバ30)を選択する。
通報情報において高度の緊急性が示されている場合には、通報情報の送信先として、高度の緊急性に対応可能な管理団体の管理サーバ30aが選択される。通報情報において低度の緊急性が示されている場合には、通報情報の送信先として、低度の緊急性に対応可能な管理団体の管理サーバ30bが選択される。
ステップS4において通報情報の送信先として管理サーバ30aが選択された場合、続くステップS5aにおいて、送信部20cは、高度の緊急性を有する旨を、当該旨を示す通報情報を用いて、管理サーバ30aに通報する。管理サーバ30aは、続くステップS5a1において、送信部20cから高度の緊急性を有する旨の通報情報を受信すると、管理サーバ30aを有する管理団体は当該通報情報に応じて速やかに対応(異常状態を解消)する。受信部20dは、続くステップS5a2において、変化(当該変化に対応する異常状態)が解消されたことを示す情報を管理サーバ30から受信する。情報処理装置20は、上記の異常状態が解消されたことを示す情報を受信した場合に、過去映像からの変化(異常状態)が示された映像を保持せずに破棄する。
また、ステップS4において通報情報の送信先として管理サーバ30bが選択された場合、続くステップS5bにおいて、送信部20cは、低度の緊急性を有する旨を、当該旨を示す通報情報を用いて、管理サーバ30bに通報する。管理サーバ30bは、続くステップS5b1において、送信部20cから低度の緊急性を有する旨の通報情報を受信すると、管理サーバ30bを有する管理団体は当該通報情報に応じて対応(異常状態を解消)する。受信部20dは、続くステップS5b2において、変化(当該変化に対応する異常状態)が解消されたことを示す情報を管理サーバ30から受信する。情報処理装置20は、上記の異常状態が解消されたことを示す情報を受信した場合に、過去映像からの変化(異常状態)が示された映像を保持せずに破棄する。
次に、本実施形態の情報処理装置20の作用効果について説明する。取得部20aは、ドライブレコーダ10によって撮影された映像および該映像の撮影場所および日時を含む撮影情報を取得する。判定部20bは、映像と該映像の撮影時よりも前に撮影された過去映像とを比較して該映像に変化が認められるか否かを判定する。送信部20cは、映像に変化が認められると判定された場合には、該変化を示す情報を外部の管理サーバに送信する。
上記構成によれば、一般に普及されているドライブレコーダ10によって撮影された映像と当該映像の撮影場所の過去映像とを比較することによって、道路および道路の周辺の変化(異常)の検出が速やかに行える。従って、監視カメラの増設等の大掛かりな設備投資を行うことなく、道路および道路の周辺の状態の監視が良好に行える。
また、情報処理装置20において、上記の変化とは、映像と過去映像とに基づいて検出される当該映像に含まれる当該過去映像との差分を示し得る。
従って、映像と過去映像との差分を抽出することによって、道路および道路の周辺の変化の検出が確実に行える。
また、情報処理装置20において、判定部20bは、上記の差分が道路および道路周辺の予め設定された複数の状態の何れかに対応しているか否かを判定することによって、映像に上記の変化が認められるか否かを判定し得る。
従って、上記の変化が予め設定された複数の状態の何れかに対応している場合において、変化が生じたことを認定することが可能となる。
また、情報処理装置20において、送信部20cは、上記の差分が上記の複数の状態の何れかに対応していると判定された場合に、当該差分に対応する状態を示す情報を、上記の変化を示す情報として管理サーバ30に送信し得る。
従って、予め設定された状態を示す情報によって上記の変化を管理サーバ30に通報するので、管理サーバ30の側では、映像の変化としてではなく、予め設定された状態として当該変化を認識し得る。更に、管理サーバ30の側では、当該変化が明確に認識され得る。
また、情報処理装置20において、上記の複数の状態は、インフラストラクチャーの状態および障害物に関する状態のうち少なくとも一方を含む。
従って、上記の予め設定された状態がインフラストラクチャーの状態、障害物に関する状態によって示され得る。上記の変化が、上記の予め設定された状態によって、明確に、および具体的に示され得る。
また、情報処理装置20において、上記の変化に対応する状態が解消されたことを示す情報を管理サーバ30から受信する受信部20dを更に備える。
従って、情報処理装置20は、上記の変化に対応する状態が解消された旨を確認することができる。情報処理装置20は、上記の変化に対応する状態が解消された旨を確認した場合に、過去映像からの変化を有する映像を保持せずに破棄できる。
また、情報処理装置20において、上記の変化を示す情報には、当該変化に対応する状態の解消の緊急性を示す情報が含まれ得る。
従って、管理サーバ30の側では、緊急性に応じた対応が可能となる。
また、情報処理装置20において、取得部20aは、映像および撮影情報をドライブレコーダ10から定期的に取得し得る。
従って、情報処理装置20は、映像および撮影情報を定期的に取得することによって、道路および道路の周辺における変化を、速やかに、継続的に確認できる。
また、情報処理装置20において、上記の変化を示す情報には、映像の撮影時の天候を示す情報が含まれ得る。
従って、例えば、天候に応じて緊急性の程度が判定され得る。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図(図2)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェアおよびソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した一つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した二つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記一つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)、送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態におけ情報処理装置20は、本開示の監視方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図4は、本開示の一実施の形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の情報処理装置20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。情報処理装置20のハードウェア構成は、図に示した各装置を一つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
情報処理装置20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004によって行われる通信を制御したり、メモリ1002およびストレージ1003におけるデータの読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の取得部20a、判定部20b、送信部20c、および受信部20dなどは、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003および通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、情報処理装置20の制御部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、一つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、二以上のプロセッサ1001によって同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、一以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも一つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る監視方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも一つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002およびストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワークおよび無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)および時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の通知部34などは、通信装置1004によって実現されてもよい。情報処理装置20の送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005および出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含むことによって構成されてもよく、当該ハードウェアによって、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも一つを用いて実装されてもよい。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステムおよびこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTEおよびLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットによって表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載によって定まる本開示の趣旨および範囲を逸脱することなく修正および変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)および無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術および無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語および本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネルおよびシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)および情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネルおよび情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示において使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造によって行われる探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などによって読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、二またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された二つの要素間に一またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」によって読み替えられてもよい。本開示において使用する場合、二つの要素は、一またはそれ以上の電線、ケーブルおよびプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域および光(可視および不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」およびそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, anおよびtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
10…ドライブレコーダ、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス、20…情報処理装置、20a…取得部、20b…判定部、20c…送信部、20d…受信部、30…管理サーバ、30a…管理サーバ、30b…管理サーバ、NT…通信ネットワーク。

Claims (6)

  1. ドライブレコーダによって撮影された映像および該映像の撮影場所および日時を含む撮影情報を取得する取得部と、
    前記映像と該映像の撮影時よりも前に撮影された過去映像とを比較して該映像に変化が認められるか否かを判定する判定部と、
    前記映像に変化が認められると判定された場合には、該変化を示す情報を外部の管理サーバに送信する送信部と、
    を備え
    前記変化とは、前記映像と前記過去映像とに基づいて検出される該映像に含まれる該過去映像との差分を示し、
    前記判定部は、前記差分が道路および道路周辺の予め設定された複数の状態の何れかに対応しているか否かを判定することによって、前記映像に前記変化が認められるか否かを判定し、
    前記変化に対応する前記状態を示す情報には、該変化の解消の緊急性を示す情報が含まれ、
    前記送信部は、前記緊急性に応じて前記管理サーバを選択する、
    情報処理装置。
  2. 前記送信部は、前記差分が前記複数の状態の何れかに対応していると判定された場合に、該差分に対応する状態を示す情報を、前記変化を示す情報として前記管理サーバに送信する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の状態は、インフラストラクチャーの状態および障害物に関する状態のうち少なくとも一方を含む、
    請求項またはに記載の情報処理装置。
  4. 前記変化に対応する前記状態が解消されたことを示す情報を前記管理サーバから受信する受信部を更に備える、
    請求項の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、前記映像および前記撮影情報を前記ドライブレコーダから定期的に取得する、
    請求項1~の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記変化を示す情報には、前記映像の撮影時の天候を示す情報が含まれる、
    請求項1~の何れか一項に記載の情報処理装置。
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