JP7334895B2 - コネクタ構造 - Google Patents
コネクタ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7334895B2 JP7334895B2 JP2019012289A JP2019012289A JP7334895B2 JP 7334895 B2 JP7334895 B2 JP 7334895B2 JP 2019012289 A JP2019012289 A JP 2019012289A JP 2019012289 A JP2019012289 A JP 2019012289A JP 7334895 B2 JP7334895 B2 JP 7334895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- connector
- plug
- locking
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
このように、プラグコネクタの嵌合動作は最降下位置から後方への移動を伴うので、第1係止部と第1抑止部とは深く上下方向に重なり合い、第2係止部と第2抑止部とは同じく上下方向に深く重なり合うことができる。これにより、係止面と抑止面との間で抜出し阻止のために十分な係止量が確保されることとなるので、プラグコネクタに不用意な力が作用してもプラグコネクタがベースコネクタから抜出されないコネクタ構造が得られる。
係止レバーは前後方向に延びる一方を自由端とする片持ち梁状のレバーであってよく、この自由端に係止凸部が備わる構造であってよい。
このように、プラグコネクタの嵌合動作は最降下位置から前方への移動を伴うので、第1係止部と第1抑止部とは深く上下方向に重なり合い、第2係止部と第2抑止部とは同じく上下方向に深く重なり合うことができる。これにより、係止面と抑止面との間で抜出し阻止のために十分な係止量が確保されるので、プラグコネクタに不用意な力が作用してもプラグコネクタがベースコネクタから抜出されないコネクタ構造が得られる。
である。図3は図1のIII-III断面におけるプラグコネクタとこれに対応する位置のベースコネクタの断面図で、(1)は嵌合開始位置、(2)は最降下位置、(3)は嵌合終了位置である。図4は本発明に係るコンタクトの外観斜視図で、(1)はプラグコンタクト、(2)はベースコンタクトである。図5は図1のV-V断面におけるプラグコネクタとこれに対応する位置のベースコネクタの断面図で、(1)は最降下位置、(2)は乗り越え位置、(3)は嵌合終了位置である。
なお、説明中の指示方向は原則対象図面に示す方向定義にしたがう。
本実施形態に係るコネクタ構造は、図1に示されるように、低背型の箱状で電線に接続するプラグコネクタ1と回路基板に接続するベースコネクタ7とからなる。コネクタ構造の嵌合面は側壁面及び前壁面にあり、プラグコネクタ1はベースコネクタ7の上方から水平姿勢で嵌合される。プラグコネクタ1は、電線Wを後面から後方へ延出するとともに側壁に嵌合面を有するので低背化に適したコネクタ構造が得られる。
プラグコネクタ1は、図2、図3に示されるように、ベースコネクタ7の上方から挿入される。プラグコネクタ1はベースコネクタ7の略真上に水平姿勢で保持され、水平姿勢のまま垂直に降下され最降下位置に達する。プラグコネクタ1は最降下位置から水平姿勢のまま前方向に移動され嵌合終了位置に至る。嵌合終了位置にあるプラグコネクタ1とベースコネクタ7とは、側壁にある前後2箇所の係止部で係止され嵌合状態が固く保持され
る。
83とは同軸線上(前後方向)に沿って嵌合接続する。
嵌合状態にあるプラグコネクタ1のベースコネクタ7からの取り出しは嵌合手順の逆手順によっておこなわれる。嵌合終了位置にあるプラグコネクタ1の前壁13上端に備わる取出し部13aの先端を後方へ向けて押し出すと、図2、図3、図5に示されるように、プラグコネクタ1はベースコネクタ7に対して嵌合姿勢(水平姿勢)のまま後方への移動を開始する。後方への移動途中に乗り越え位置を通過し最終的には押し切り位置となる最降下位置に至る。最降下位置にあるプラグコネクタ1は、第1係止部150、第2係止部154ともにベースコネクタ7の第1抑止部751、第2抑止部753による各々上方向への抜出し抑止が解除される。これにより、プラグコネクタ1をベースコネクタ7に対して垂直方向に持上げることにより容易に取り出し操作がおこなえる。プラグコンタクト20とベースコンタクト80との接続状態は、嵌合終了位置からの後方への移動過程で解かれ、接触部23の挟持片24はベースコンタクト80の接触部83から外れる。
プラグコネクタ1をベースコネクタ7に対して垂直降下させたときプラグコンタクト20とベースコンタクト80とは干渉しないので、10~20極程度の多極化が可能な低背型のコネクタ構造が得られる。
プラグコネクタ1をベースコネクタ7に対して垂直降下させたときプラグコンタクト20とベースコンタクト80とは干渉しないので、プラグコネクタ1が自重で垂直降下可能なコネクタ構造が得られる。
プラグコネクタ1の前方への水平移動の途中で乗り越え位置を通過するタイミングと、プラグコンタクト20の接触部23とベースコンタクト80の接触部83との接触タイミングを調整することで、嵌合フィーリングのよいコネクタ構造が得られる。
側壁前寄りの係止機構は後方から延出する電線が回路基板の下方に引き回されたときコンタクト同士の接続外れを抑止でき、側壁後寄りの係止機構は後方から延出する電線が上向きに引き回されたときコンタクト同士の接続外れを抑止できるコネクタ構造が得られる。
本発明の技術的範囲は本実施形態に限定的に解釈されるものではなく発明の要旨を逸脱しない範囲で各構成要素を適宜変更が可能である。特に材料、材質、形状、大きさ、配置個数、設置箇所などは本実施形態に限定的に解釈されるものではない。図6は第2実施形態の側壁の断面図で、(1)は嵌合開始位置、(2)は最降下位置、(3)は嵌合終了位置である。図7は第2実施形態のコンタクトの嵌合状態を示す断面図で、(1)は最降下位置、(2)は嵌合終了位置である。図8は第2実施形態に係るコンタクトの外観斜視図で、(1)はプラグコンタクト、(2)はベースコンタクトである。図9は第3実施形態の嵌合開始位置にあるプラグコネクタとこれに対応する位置のベースコネクタの側壁の断面図である。
第2実施形態に係るプラグコネクタ1は、図6、図7に示されるように、ベースコネクタ7に対して最降下位置から後方へ移動し嵌合終了位置に達するものである。第2係止部154は縦部155の後面下部から後方へ突出する突出部156´を備える。第2溝部752はこれに対応するように第2抑止部753´が後面上部から第2溝部内方に突出している。また第1溝部750の溝部突起750´d、第1抑止部751´の位置も必要な変更がなされている。
プラグコネクタ1の後方への移動によって嵌合終了位置に達するのに対応してプラグコンタクト20、ベースコンタクト80は、図8に示されるように、形状に必要な変更が加えられている。プラグコンタクト20の接触部23´は後方に開口部が位置するように挟持片24´が形成されている。
ベースコンタクト80は、図7、図8に示されるように、接触部83´の上辺にコ字状の切り欠きが形成され、プラグコンタクト20の挟持片24´と前方から後方へ嵌合するように構成されている。
このように実施形態を変更した場合でも概ね上述した効果が得られる。
第3実施形態に係るコネクタ構造は、図9に示されるように、プラグコネクタ1には第1溝部750´´、第2溝部752´´が形成され、ベースコネクタ7にはこれに対応する位置に第1係止部150´´、第2係止部154´´が形成されている。プラグコネクタ1は水平姿勢のまま垂直降下され最降下位置に達し、ここより前方への水平移動によって嵌合終了位置に至る。図示しないプラグコンタクトとベースコンタクトは上述した第1実施形態(本実施形態)のプラグコンタクト、ベースコンタクト80を使用してよい。
このように変更した場合でも概ね上述した効果が得られる。
第4実施形態に係るコネクタ構造を図に従って説明する。図10は第4実施形態に係るプラグコネクタとベースコネクタとの外観斜視図であって、(1)は離間した状態のコネ
クタ構造、(2)はプラグコネクタの裏面である。図11は図10のXI-XI断面におけるプラグコネクタとこれに対応する位置のベースコネクタの断面図であって、(1)は嵌合開始位置、(2)は最降下位置、(3)は嵌合終了位置である。図12は図10のXII-XII断面におけるプラグコネクタと、これに対応する位置のベースコネクタの断面図で、(1)は最降下位置、(2)は乗り越え位置、(3)は嵌合終了位置である。
プラグハウジング10は、図10に示されるように、側壁15外面の前後方向中央部に矩形状に膨出した第1係止部150´を備え、第1係止部150´より後方に矩形状に膨出した第2係止部154´を備え、前方には係止レバー17を備える。
第2係止部154´は、図10に示されるように、第1係止部150´から離間して側壁15の後方下端に備わる。第2係止部154´は平面視矩形状の張り出しで下面は略プラグハウジング10の底面にまで達し、上面は側壁15高さの中間位置辺りにまで延びている。また後面はプラグハウジング10の後壁14後面よりもやや前方位置にまで延びている。第2係止部154´の上面は平坦な第2係止面157´を備えている。
ベースハウジング70は、図10に示されるように、側壁15内側の中央から後方にかけて窪地状の第1被係止部7500を備え、第1被係止部7500より後方位置に窪地状の第2被係止部7520を備える。
第1抑止部751´の上面はベースハウジング70の側壁75上面と同じ高さの位置にあり、下面は嵌合終了位置にあるプラグハウジング10の第1係止部150´の第1係止面151´と対峙する位置にある。第一抑止部751´の下面には平坦な第1抑止面751´aが備わる。
グコネクタ1とベースコネクタ7との嵌合過程で係止レバー17の係止凸部18は、被係止凸部750d´を乗り越えて乗り越え位置より先に進み嵌合終了位置に至る。嵌合終了位置における係止凸部18と被係止凸部750d´との係止状態によりプラグコネクタ1の前方向への抜出しが抑止される。
プラグコネクタ1は、図11に示されるように、ベースコネクタ7に対して水平姿勢で嵌合開始位置にある。
ステップ1、図11の(1)に示されるように、プラグハウジング10の第1係止部150´、第2係止部154´は、其々ベースハウジング70の第1被係止空間7500a、第2被係止空間7520aの間口に向かって垂直方向に降下される。第1被係止空間7500aの前後間口寸法A1は、第1係止部150´及び係止レバー17を一体的に含む前後寸法B1に比べて大きく、第2被係止空間7520aの前後間口寸法A2は、第2係止部154´の前後寸法B2に比べて大きい。これにより、プラグコネクタ1は、ベースコネクタ7に対して水平姿勢のまま底面同士が接するまで降下しうる。そして最降下位置に達する。
係止部150´は第1抑止部751´の下方に入り、第2係止部154´は第2抑止部753´の下方に入る。これにより、第1係止面151´は第1抑止面751´aと対峙し、第2係止面157´は第2抑止面753´aと対峙する。これにより、プラグコネクタ1のベースコネクタ7に対する上方向の抜出しが抑止されることとなる。
また水平移動の過程で係止レバー17の係止凸部18は、図12に示されるように、第1被係止空間7500aの被係止凸部750d´を乗り越えて乗り越え位置から先に進むので係止凸部18と被係止凸部750d´とは前後方向の係止状態に至りプラグコネクタ1のベースコネクタ7に対する前方抜出しが抑止される。一方プラグコネクタ1のベースコネクタ7に対する後方抜出しはプラグハウジング1の第2係止部154´の後面がベースハウジング70の第2被係止部7520の押し当て部753´bの前面との当接によって抑止されている。
嵌合終了状態にあるプラグコネクタ1のベースコネクタ7からの取り出しは嵌合手順の逆手順によっておこなわれる。嵌合終了位置にあるプラグコネクタ1の前壁13上端に備わる取出し部13aの先端を前方へ向けて引き出すと、図10、図11に示されるように、プラグコネクタ1はベースコネクタ7に対して水平姿勢のまま前方への移動を開始する。前方への移動途中に係止凸部18が被係止凸部750d´を乗り越える乗り越え位置があり、この乗り越え位置を通過したところに取り出し位置(最降下位置)がある。取り出し位置(最降下位置)にあるプラグコネクタ1は、前後2箇所の係止が解かれて上方向への抜出し抑止が解除された状態にある。これにより、プラグコネクタ1をベースコネクタ7に対して垂直方向に持上げることにより容易に取り出し操作が進められる。プラグコンタクト20とベースコンタクト80との接続状態は、嵌合終了位置から前方への移動過程で解かれる。これにより、接触部23´の挟持片24´、24´はベースコンタクト80の接触部83´から外れこれにより電気的に接続状態が断たれる。
このように変更した場合でも概ね上述した効果が得られる。
第5実施形態に係るコネクタ構造を図に従って説明する。図13は、第5実施形態に係るプラグコネクタとベースコネクタとの外観斜視図であって、(1)は嵌合状態のコネクタ構造、(2)はプラグハウジングの裏面、(3)はベースコネクタの表面である。図14は、図13のXIV-XIV断面線における断面図であって、(1)は最降下位置、(
2)は嵌合終了位置である。
プラグハウジング10の後方寄りの中央部には、図13に示されるように、後端に開口部を有する穴状90aの中央係止部90が備わる。
ベースハウジング70の左右側壁75、75に繋がる底壁72の前方中央部には、図13に示されるように、中央被係止部本体95が備わる。中央被係止部本体95の前面上端寄りに突状の中央被係止部96が備わる。
中央係止部90と、中央被係止部96とが嵌合終了位置で係止完了状態に至ることにより、プラグコネクタ1のベースコネクタ7に対する上方向の抜出しが抑止されることとなる。
また、左右方向の中央部に係止機構が備わるので、プラグコネクタの中央部が上方へ反りかえる姿勢を抑制することができる。これにより、電気的機械的な確実な嵌合状態が担保されたコネクタ構造が得られる。
取出し部13aの中央部には、図13に示されるように、切り欠きにより形成されたロックレバー97が備わる。ロックレバー97は前端が上下方向に変位可能な片持ち梁である。ロックレバー97の基端部は取出し部の後端近傍にある。
ロックレバー97の下面には、図13に示されるように、前端には台座状の操作部97aが備わり、中央部には突起部97bが備わる。突起部97bの後面にはテーパー面が形成されている。操作部97aは、取出し部13a下面より下方に張出し台座状相当の厚みを備えている。
ベースハウジング70の前壁73の中央部には、図13に示されるように、前壁73の前面部分を一部残して形成された窪み状の被係止部98が備わる。
第6実施形態に係るコネクタ構造を図に従って説明する。図15は、第6実施形態に係るプラグコネクタとベースコネクタとの外観斜視図であって、(1)は嵌合状態のコネクタ構造、(2)はプラグハウジングの裏面、(3)はベースコネクタの表面である。図16は、図15のXVI-XVI断面線における断面図であって、(1)は最降下位置、(2)は嵌合終了位置である。
プラグハウジング10の上壁11には、図15、図16に示されるように、左右中央部の前寄り位置に中央穴部99が備わる。
中央穴部99の後方には後方穴部99cが備わる。
中央穴部99は、前後に延びる長穴で前方域99bと、後方域99aとを有している。前方域99bの前方壁面下端にはテーパー面が形成されている。後方域の後方壁面は平坦面である。
後方穴部99cは、平面視略正方形である。後方穴部99cの前方壁面下端にはテーパー面が形成されている。後方穴部99cの後方壁面は平坦面である。
ベースハウジング70の前壁73には、後面から後方に延びるロックレバー100が備わる。ロックレバー100は、上下方向に移動可能な片持ち梁である。
ロックレバー100の上面には、図15、図16に示されるように、先端に中央突部100aが備わり、やや前方寄りに操作部100bが備わる。中央突部100aの後面上端にはテーパー面が形成されており、前面には略全域にテーパー面が形成されている。
操作部100bの前面は、略全域に亘ってテーパー面が形成されている、後面は平坦である。
プラグコネクタ1が嵌合開始位置から最降下位置まで降下したとき、図16の(1)に示されるように、ロックレバー100の操作部100bはプラグハウジング10の上壁に形成された中央穴部99の後方域99aに嵌るとともに、中央突部100aは後方穴部99cに嵌る。この状態でロックレバー100に撓みは生じていない。
プラグコネクタ1が最降下位置から後方へ移動して嵌合終了位置に至る移動過程で、まずロックレバー100の中央突部100a前面のテーパー面が後方穴部99c前方壁面に形成されたテーパー面上をすべるように移動する。この過程でロックレバー100は下方向に撓むので、プラグコネクタ1は後方への移動が可能状態になる。
この状態で、プラグコネクタ1をさらに後方へ押し進めると、図16の(2)に示されるように、嵌合終了位置に至る。嵌合終了位置で、ロックレバー100の撓みは解かれて全体が元の位置に戻りロック状態になる。この状態でロックレバー100の中央突部100aは中央穴部99の後方域99aに嵌り、操作部100bは中央穴部99の前方域99bに嵌る。ロック状態で、中央突部100aの後面は中央穴部99の後方壁面に接するように対峙する(係止状態)。これにより、プラグコネクタ1の前方への移動は抑制される。
ロック状態で、ロックレバー100の操作部100bの先端は、中央穴部99から張出している。
指先でロックレバー100を押し下げる際、操作部100bからはみだした指先部分は、解除位置で上壁11上面に当接する。これにより、ロックレバー100の過度の変形が抑制されるのでロックレバーの変形や損傷が抑制されたコネクタ構造が得られる。
10 プラグハウジング
11 上壁
12 底壁
12a 被係止部
13 前壁
13a 取出し部
14 後壁
140 開口部
141 コンタクト収容室
15 側壁
150 第1係止部
150a 係止部突起
151 第1係止面
154 第2係止部
155 縦部
155a ガイド面
156 突出部
157 第2係止面
20 プラグコンタクト
21 接続部
22 連結部
23 接触部
24 挟持片
25 係止部
7 ベースコネクタ
70 ベースハウジング
71 上面開口部
71a 収容室
72 底壁
73 前壁
74 後壁
75 側壁
7500 第一被係止部
750 第1溝部
7500a 第1被係止空間
750a 前面
750b 後面
750c 底面
750d 溝部突起
751 第1抑止部
7520 第2被係止部
752 第2溝部
7520a 第2被係止空間
752a 前面
752b 後面
753 第2抑止部
80 ベースコンタクト
81 接続部
82 本体部
83 接触部
90 中央係止部
90a 穴部
95 中央被係止部本体
96 中央被係止部
97 ロックレバー
97a 操作部
97b 突起部
98 被係止部
99 中央穴部
99a 後方域
99b 前方域
99c 後方穴部
100 ロックレバー
100a 中央凸部
100b 操作部
W 電線
Claims (9)
- 前方に相手コンタクトに接続する接触部、後方に電線に接続する接続部を有する前後方向に延びるプラグコンタクトと、前記プラグコンタクトを左右方向に複数列配置するプラグハウジングとを備えたプラグコネクタと、前方に回路基板に接続する接続部、後方に前記プラグコンタクトに接続する接触部を有するベースコンタクトと、前記ベースコンタクトを左右方向に複数列配置するベースハウジングとを備えたベースコネクタとからなるコネクタ構造であって、
前記プラグコネクタは水平姿勢で前記ベースコネクタに対して垂直に嵌合開始位置から最降下位置まで移動する第1移動過程と、前記最降下位置から嵌合終了位置まで移動する第2移動過程とからなる嵌合工程を備え、
前記ベースコンタクトの前記接触部は板片を有し、前記プラグコンタクトの前記接触部は前記板片を挟持可能な一対の板片を有し、
前記プラグハウジングは側壁前寄りに外方向に膨出する第1係止部、後寄りに外方向に膨出する第2係止部を備え、前記第1係止部は上面の少なくとも一部に前後方向に延びる第1係止面を備え、前記第2係止部は上面の少なくとも一部に前後方向に延びる第2係止面を備え、前記ベースハウジングは側壁前寄りに前記第1係止部に対応する第1被係止部、後寄りに前記第2係止部に対応する第2被係止部を備え、前記第1被係止部は前記側壁内側の窪地状の第1被係止空間と前記第1被係止空間の後方上部に位置する第1抑止部とを備え、前記第2被係止部は前記側壁内側の窪地状の第2被係止空間と前記第2被係止空間の後方上部に位置する第2抑止部とを備え、
前記第1移動過程では、前記第1係止部は前記第1被係止空間を移動し、前記第2係止部は前記第2被係止空間を移動し、前記プラグコンタクトの前記接触部は前記ベースコンタクトの前記接触部に干渉することなく移動し、
前記第2移動過程では、前記プラグコネクタは最降下位置付近から水平姿勢のまま後方へ移動して嵌合終了位置になり、前記嵌合終了位置で前記第1係止面は前記第1抑止部の下面で上方向の抜出しが抑止され、前記第2係止面は前記第2抑止部の下面で上方向の抜出しが抑止され、前記プラグコンタクトの前記一対の板片は前記ベースコンタクトの前記板片に接続するところに特徴を有するコネクタ構造。
- 前記プラグコネクタは前記側壁前方の下方寄りに内外方向に撓み可能な係止レバーを備え、前記係止レバーには係止凸部が備わり、前記ベースコネクタは前記第1被係止空間の前方下方寄りに前記係止凸部に対応する被係止凸部を備え、嵌合過程で前記プラグコネクタが前記最降下位置から前記嵌合終了位置まで移動する間に前記係止凸部が前記被係止凸部を乗り越えるところに特徴を有する請求項1に記載のコネクタ構造。
- 前記プラグハウジングの左右方向の中央部の後方に中央係止部が備わり、前記ベースハウジングの左右方向の中央部の後方に中央被係止部が備わり、前記プラグコネクタの前記ベースコネクタに対する前記嵌合開始位置から前記最降下位置への垂直移動過程では、前記中央係止部と前記中央被係止部とは干渉せずに移動し、前記最降下位置から前記嵌合終了位置への水平移動過程では、前記中央係止部と前記中央被係止部とが係止状態になり、前記プラグコネクタの上方向への抜出しが抑制されるところに特徴を有する請求項1又は2に記載のコネクタ構造。
- 前記プラグハウジングの左右方向の中央部の前方に中央穴部が備わり、前記ベースハウジングの前壁の左右方向の中央部には後方に延びるロックレバーが備わり、前記ロックレバーの先端上面には中央突部が備わり、前記プラグコネクタの前記ベースコネクタに対する前記嵌合終了位置で、前記中央穴部と前記中央突部とが係止し、前記プラグコネクタの前方への抜出しが抑止されるところに特徴を有する請求項1から3のうち一項に記載のコネクタ構造
- 前方に相手コンタクトに接続する接触部、後方に電線に接続する接続部を有する前後方向に延びるプラグコンタクトと、前記プラグコンタクトを左右方向に複数列配置するプラグハウジングとを備えたプラグコネクタと、前方に回路基板に接続する接続部、後方に前記プラグコンタクトに接続する接触部を有するベースコンタクトと、前記ベースコンタクトを左右方向に複数列配置するベースハウジングとを備えたベースコネクタとからなるコネクタ構造であって、
前記プラグコネクタは水平姿勢で前記ベースコネクタに対して垂直に嵌合開始位置から最降下位置まで移動する第1移動過程と、前記最降下位置から嵌合終了位置まで移動する第2移動過程とからなる嵌合工程を備え、
前記ベースコンタクトの前記接触部は板片を有し、前記プラグコンタクトの前記接触部は前記板片を挟持可能な一対の板片を有し、
前記プラグハウジングは側壁前寄りに外方向に膨出する第1係止部、後寄りに外方向に膨出する第2係止部を備え、
前記第1係止部は上面の少なくとも一部に前後方向に延びる第1係止面を備え、
前記第2係止部は上面の少なくとも一部に前後方向に延びる第2係止面を備え、
前記ベースハウジングは側壁前寄りに前記第1係止部に対応する窪地状の第1溝部、後寄りに前記第2係止部に対応する窪地状の第2溝部を備え、
前記第1溝部は上下方向に延びる前面及び後面を有し、前記前面上部から前方に延びる第1抑止部を備え、
前記第2溝部は上下方向に延びる前面及び後面を有し、前記前面上部から前方に延びる第2抑止部を備え、
前記第1移動過程では、前記第1係止部は前記第1溝部を移動し、前記第2係止部は前記第2溝部を移動し、前記プラグコンタクトの前記接触部は前記ベースコンタクトの前記接触部に干渉することなく移動し、
前記第2移動過程では、前記プラグコネクタは最降下位置付近から水平姿勢のまま前方へ移動して嵌合終了位置になり、前記嵌合終了位置で前記第1係止面は前記第1抑止部の下面で上方向の抜出しが抑止され、前記第2係止面は前記第2抑止部の下面で上方向の抜出しが抑止され、前記プラグコンタクトの前記一対の板片は前記ベースコンタクトの前記板片に接続するところに特徴を有するコネクタ構造。
- 請求項5に記載の第1係止部の下面には下方に向かう係止部突起が有り、対応する前記第1溝部の底面には上方に向かう溝部突起が有り、前記プラグコネクタが前記最降下位置から前記嵌合終了位置に移動する過程で前記係止部突起が前記溝部突起を乗り越える乗り越え位置があるところに特徴を有する請求項5に記載のコネクタ構造
- 請求項5に記載の第2係止部は上下方向に延びる縦部と前記縦部の前面下部から前方へ突出する突出部とを備え、前記縦部は後面に上下方向に延びるガイド面を備え、
前記嵌合開始位置から前記最降下位置まで前記ガイド面は前記第2溝部の後面に接する姿勢で移動するところに特徴を有する請求項5に記載のコネクタ構造。
- 前記プラグハウジングの前壁上端から前方に延びる取出し部が備わるところに特徴を有する請求項1から7のうち一項に記載のコネクタ構造。
- 前記取出し部の左右方向の中央部に切り欠きによるロックレバーが備わり、前記ロックレバーの下面側には係止部が備わり、前記嵌合終了位置で前記係止部の位置に対応する前記ベースハウジングの前壁の左右方向の中央部の位置に前記係止部と係止する被係止部が備わり、前記プラグコネクタの前方への抜出しが抑制されるところに特徴を有する請求項8に記載のコネクタ構造。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018057891 | 2018-03-26 | ||
JP2018057891 | 2018-03-26 | ||
JP2018153780 | 2018-08-20 | ||
JP2018153780 | 2018-08-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020031046A JP2020031046A (ja) | 2020-02-27 |
JP7334895B2 true JP7334895B2 (ja) | 2023-08-29 |
Family
ID=69622752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019012289A Active JP7334895B2 (ja) | 2018-03-26 | 2019-01-28 | コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7334895B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010027532A (ja) | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Jst Mfg Co Ltd | ソケットコネクタ |
JP2013026159A (ja) | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Jst Mfg Co Ltd | 一対のロック機構付き電気コネクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619136Y2 (ja) * | 1988-03-01 | 1994-05-18 | 本田技研工業株式会社 | コネクタのロック装置 |
-
2019
- 2019-01-28 JP JP2019012289A patent/JP7334895B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010027532A (ja) | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Jst Mfg Co Ltd | ソケットコネクタ |
JP2013026159A (ja) | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Jst Mfg Co Ltd | 一対のロック機構付き電気コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020031046A (ja) | 2020-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1983618B1 (en) | A connector | |
JP4972174B2 (ja) | 電気コネクタ組立体 | |
US10211571B2 (en) | Electrical connector assembly with locking structures thereof | |
KR101215217B1 (ko) | 커넥터 | |
US9246260B2 (en) | Electrical connector | |
US9331428B2 (en) | Connector mateable with mating connector and having lock structure including lock member and operation member which is operable to move lock member | |
JP2005108771A (ja) | コネクタ | |
US8449319B2 (en) | Connector | |
US20220271473A1 (en) | Connector | |
JP6819510B2 (ja) | コネクタ | |
JP5614317B2 (ja) | コネクタ | |
US7654850B2 (en) | Shielded locking electrical connector | |
JP3986062B2 (ja) | コネクタ | |
JP7334895B2 (ja) | コネクタ構造 | |
JP6772106B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2016178076A (ja) | コネクタ | |
JP5066614B2 (ja) | コネクタ | |
JP7209192B2 (ja) | コネクタ | |
JP7028024B2 (ja) | 電気コネクタおよびコネクタ装置 | |
JP2008226590A (ja) | コネクタ | |
JP7140010B2 (ja) | 雄コネクタ、およびコネクタ | |
JP7215832B2 (ja) | 平型導体用コネクタ | |
JP7387123B2 (ja) | コンタクト及びコネクタ構造 | |
JP6296353B2 (ja) | レバーコネクタ | |
US20230261423A1 (en) | Shield connector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7334895 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |