JP7332815B2 - 広告表示システム、広告表示方法、及びコンピュータ装置 - Google Patents

広告表示システム、広告表示方法、及びコンピュータ装置 Download PDF

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Description

本発明は、新規な広告表示システムに関する。
従来から、Webサイト等においてバナー広告等の広告が表示されている。ユーザはコンピュータ装置を利用してWebサイトを閲覧するだけでなく、コンピュータ装置にインストールされた種々のアプリケーションを利用して作業を行っていることも多い。このような中、例えば、印刷要求を出力したクライアント端末装置の印刷待ち時間に、広告情報データを送信するよう制御する広告情報提供システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-157101号公報
本発明の目的は、新規な広告表示システムを提供することである。
本発明の課題は、
[1]ユーザが操作するユーザ端末を備える、広告表示システムであって、ユーザ端末が、デジタルデータのオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行手段と、第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示手段とを備える、広告表示システム;
[2]ユーザ端末と通信接続が可能な広告配信システムを備え、広告配信システムが、第1イベントの実行に伴って、広告情報をユーザ端末へ配信する第1広告情報配信手段を備え、ユーザ端末が、広告情報を広告配信システムから受信する第1広告情報受信手段を備え、広告表示手段が、受信した広告情報に対応する広告を表示する、前記[1]に記載の広告表示システム;
[3]ユーザ端末と通信接続が可能な広告配信システムを備え、広告配信システムが、ユーザ端末の電源起動、スリープ復帰、定刻到達、及び、広告配信システムへのログインのいずれか1の第2イベントの発生に伴って、広告情報をユーザ端末へ配信する第2広告情報配信手段を備え、ユーザ端末が、広告情報を広告配信システムから受信する第2広告情報受信手段を備え、広告表示手段が、受信した広告情報に対応する広告を表示する、前記[1]又は[2]に記載の広告表示システム;
[4]ユーザ端末が、ユーザに関するユーザ情報を広告配信システムへ送信するユーザ情報送信手段を備え、広告配信システムが、ユーザ情報をユーザ端末から受信するユーザ情報受信手段を備え、第1広告情報配信手段、及び/又は、第2広告情報配信手段が、受信したユーザ情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、前記[2]又は[3]に記載の広告表示システム;
[5]ユーザ端末が、第1イベントに関する第1イベント情報を広告配信システムへ送信する第1イベント情報送信手段を備え、広告配信システムが、第1イベント情報をユーザ端末から受信する第1イベント情報受信手段を備え、第1広告情報配信手段、及び/又は、第2広告情報配信手段が、受信した第1イベント情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、前記[2]~[4]のいずれかに記載の広告表示システム;
[6]ユーザ端末が、第2イベントに関する第2イベント情報を広告配信システムへ送信する第2イベント情報送信手段を備え、広告配信システムが、第2イベント情報をユーザ端末から受信する第2イベント情報受信手段を備え、第1広告情報配信手段、及び/又は、第2広告情報配信手段が、受信した第2イベント情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、前記[3]~[5]のいずれかに記載の広告表示システム;
[7]ユーザ端末が、ウェブサイトへのアクセスに応じて生成されたアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、アクセス情報を広告配信システムへ送信するアクセス情報送信手段とを備え、広告配信システムが、アクセス情報をユーザ端末から受信するアクセス情報受信手段を備え、第1広告情報配信手段、及び/又は、第2広告情報配信手段が、受信したアクセス情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、前記[2]~[6]のいずれかに記載の広告表示システム;
[8]ユーザ端末が、広告配信システムから広告情報を受信すると、受信した広告情報を、次回以降の第1イベントの実行に伴って表示される広告に対応する広告情報として記憶する広告情報記憶手段を備え、広告表示手段が、広告情報記憶手段により記憶された広告情報に対応する広告を表示する、前記[2]~[7]のいずれかに記載の広告表示システム;
[9]第1イベント実行手段、広告表示手段、第1広告情報配信手段、及び/又は、第2広告情報配信手段の実行に伴って、ユーザに特典を付与する特典付与手段を備える、前記[1]~[8]のいずれかに記載の広告表示システム;
[10]特典付与手段が、ユーザが広告を視聴したことを示す視聴情報の存在を条件に、ユーザに特典を付与する、前記[9]に記載の広告表示システム;
[11]ユーザ端末が、広告表示手段による広告の表示中又は表示後に、ユーザの操作により、ユーザが広告を視聴したことを示す視聴情報を生成する視聴情報生成手段を備える、前記[10]に記載の広告表示システム;
[12]ユーザが操作するユーザ端末を備える、広告表示システムにおいて実行される広告表示方法であって、ユーザ端末が、デジタルデータのオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行ステップと、第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示ステップとを有する、広告表示方法;
[13]デジタルデータのオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行手段と、第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示手段とを備える、コンピュータ装置;
により達成することができる。
本発明によれば、新規な広告表示システムを提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる広告表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるユーザ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる広告表示処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる広告表示システムの表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる広告配信処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるポイント付与処理のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる広告表示システムの構成を示すブロック図である。図示するように、広告表示システムは、ユーザ端末1、広告配信システム2、通信ネットワーク3から構成されている。広告配信システム2は、通信ネットワーク3を介して、ユーザ端末1と通信接続が可能である。
ユーザ端末1は、ユーザにより操作されるものである。ユーザ端末1は、表示画面と入力部を有するコンピュータ装置であれば特に限定されない。ユーザ端末1は、据え置き型であっても、携帯型でユーザが移動する際に携帯することができるものであってもよい。ユーザ端末1としては、例えば、従来型の携帯電話、タブレット型端末、スマートフォン、デスクトップ型・ノート型のパーソナルコンピュータなどが挙げられる。ユーザ端末1は、印刷機と通信接続されていることが好ましく、印刷機がユーザ端末1による印刷要求を受信すると、印刷が実行される。
図2は、本発明の実施の形態にかかるユーザ端末の構成を示すブロック図である。ユーザ端末1は、制御部11、RAM12、ストレージ部13、グラフィックス処理部14、通信インタフェース15、インタフェース部16からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部11は、CPUやROMから構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、ユーザ端末1の制御を行う。また、制御部11は時間を計時する内部タイマを備えている。RAM12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部11は、プログラム及びデータをRAM12から読み出して処理を行う。制御部11は、RAM12にロードされたプログラム及びデータを処理することで、描画命令をグラフィックス処理部14に出力する。
グラフィックス処理部14は表示部18に接続されている。表示部18は表示画面19を有している。制御部11が描画命令をグラフィックス処理部14に出力すると、グラフィックス処理部14は、表示画面19上に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。例えば、表示部18はタッチセンサを備えるタッチパネルであってもよい。この場合には、この表示部18のタッチパネルが入力部として機能する。
通信インタフェース15は無線又は有線により通信ネットワーク3に接続が可能であり、通信ネットワーク3を介して、サーバ装置2aとデータを送受信することが可能である。通信インタフェース15を介して受信したデータは、RAM12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。インタフェース部16には、外部メモリ17(例えば、SDカード等)、及び入力部20が接続される。
広告配信システム2は、少なくとも1つのサーバ装置を備えている。広告配信システム2は、サーバ装置以外の他のコンピュータ装置をさらに備えていてもよい。図3は、本発明の実施の形態にかかるサーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置2aは、制御部21、RAM22、ストレージ部23及び通信インタフェース24を少なくとも備え、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部21は、CPUやROMから構成され、ストレージ部23に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置2aの制御を行う。また、制御部21は時間を計時する内部タイマを備えている。RAM22は、制御部21のワークエリアである。ストレージ部23は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部21は、プログラム及びデータをRAM22から読み出し、ユーザ端末1から受信した情報等をもとに、プログラム実行処理を行う。
通信インタフェース24は無線又は有線により通信ネットワーク3に接続が可能であり、通信ネットワーク3を介して、ユーザ端末1とデータを送受信することが可能である。通信インタフェース24を介して受信したデータは、RAM22にロードされ、制御部21により演算処理が行われる。
本発明の広告表示システムは、広告表示システムの利用を開始するにあたり、ユーザが、広告配信システム2にユーザに関する情報(以下、ユーザ情報という)を登録することが好ましい。ユーザ情報には、ユーザの氏名、性別、生年月日、年齢、職業、住所などの情報が含まれ得る。ユーザは、ユーザ端末1を操作して、ユーザ情報を入力することができる。
ユーザ情報は、広告配信システム2に送信され、記憶されることが好ましい。以下、広告配信システム2の機能は、広告配信システム2が備えるサーバ装置2aにおいて実行されることとする。サーバ装置2aがユーザ情報を受信した場合には、ユーザ情報と関連付けて、ユーザを識別することができるユーザID、広告配信システム2にログインする際に用いるパスワードなどの情報が、ユーザ管理テーブルに記憶されることが好ましい。
以下、本発明の広告表示システムについて、広告表示処理、広告配信処理、ポイント付与処理の順に説明する。各処理が行われる順番や、各処理内のステップが行われる順番は、特に限定されず、適宜設計が可能である。また、各処理内の一部のステップのみが行われることとしてもよい。
まず、広告表示処理について説明をする。図4は、本発明の実施の形態にかかる広告表示処理のフローチャートを示す図である。ユーザは、ユーザ端末1を操作して、本発明の広告配信システム2にログインする(ステップS1)。ログインする際には、ユーザは、ユーザ端末1にユーザIDとパスワードを入力する。
なお、ここでは、第1イベントを実行する前に、広告表示システムにログインする構成としたが、広告表示システムへのログインのタイミングは、広告配信システム2(サーバ装置2a)からユーザ端末1へ広告情報が配信される前であればよく、特に限定されない。例えば、第1イベントを実行した直後に、広告表示システムへログインしてもよい。
ログイン後、ユーザは、ユーザ端末1にインストールされているアプリケーションを利用し、ユーザ端末1を操作して、第1イベントを実行する(ステップS2)。ここで、第1イベントとは、デジタルデータのオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれかである。
デジタルデータのオープンは、例えば、データファイルを選択して、データの内容を表示したり、編集可能な状態にすることが該当する。デジタルデータのクローズは、例えば、データの内容が表示され、又は、編集可能な状態から、データを閉じて、データの内容が表示されない状態にすることが該当する。
デジタルデータのアップロードは、例えば、データを、通信ネットワーク3を介して、他のコンピュータ装置に送信することが該当する。電子メールの送受信機能を有するメーラーによる添付ファイルの送信だけでなく、メール本文の送信も、デジタルデータのアップロードに該当する。デジタルデータのダウンロードは、例えば、データを、通信ネットワーク3を介して、他のコンピュータ装置から受信することが該当する。
デジタルデータの印刷は、例えば、ユーザ端末1と通信接続が可能な印刷機に対して印刷要求の指令を出し、印刷機にて、デジタルデータの内容を紙媒体へ印刷することが該当する。デジタルデータの保存は、例えば、アプリケーションを利用して編集したデータを、ユーザ端末1やクラウドにて記憶しておくことが該当する。
例えば、第1イベントが印刷である場合について説明する。ステップS2では、ユーザ端末1にて、デジタルデータの印刷ボタンが選択されると、ユーザ端末1に接続された印刷機へ印刷要求が送信される。印刷機にて印刷要求を受信すると、データの内容が紙媒体へ印刷される。
一方、ステップS2において、ユーザ端末1にてデジタルデータの印刷ボタンが選択されると、ユーザ端末1からサーバ装置2aへ第1イベントに関する情報(以下、第1イベント情報という)が送信される(ステップS3)。サーバ装置2aにおいて、第1イベント情報が受信される(ステップS4)。そして、サーバ装置2aからユーザ端末1へ広告情報が配信され(ステップS5)、ユーザ端末1において、広告情報が受信される(ステップS6)。
第1イベント情報とは、第1イベントに関する情報であればよく、特に限定されない。例えば、第1イベント情報には、印刷を実行したこと、印刷枚数、印刷時刻、印刷機名、印刷機の種類、印刷時の色彩の設定(カラー印刷、モノクロ印刷など)、印刷機より取得した印刷機情報(消耗品レベル、延べ印刷枚数、ファームウェアバージョンなど)、アプリケーション名、ファイル名などが含まれ得る。
ステップS4においてサーバ装置2aに受信された第1イベント情報は、ユーザIDと関連付けてユーザ管理テーブルに記憶されることとしてもよい。
ステップS5においては、ステップS4において受信された第1イベント情報に応じた広告情報が配信される。例えば、ランチタイム前にあたる時刻に印刷が行われた場合には、ランチに適した料理の広告情報が配信されることとしてもよい。
また、ステップS5においては、ユーザ情報に応じた広告情報が配信されてもよい。例えば、ユーザ情報にユーザの住所が含まれている場合には、ユーザの住所から所定の範囲内に店舗がある飲食店の広告情報が配信されることとしてもよい。
さらに、ステップS5においては、ユーザ端末1による過去のウェブサイトへのアクセスに応じた広告情報が配信されてもよい。例えば、食品関連のウェブサイトへのアクセスが多い場合には、食品関連の広告情報が配信され、スポーツ関連のウェブサイトへのアクセスが多い場合には、スポーツ用品関連の広告情報が配信されることとしてもよい。
ユーザ端末1による過去のウェブサイトへのアクセスに応じた広告情報を配信する方法としては、例えば、以下の方法がある。ステップS2において、ユーザ端末1において第1イベントが実行されると、ユーザ端末1からサーバ装置2aへ、ユーザ端末1に記憶されている過去のウェブサイトへのアクセス履歴に関する情報(例えば、cookie)が送信される。そして、サーバ装置2aにおいて、過去のウェブサイトへのアクセス履歴に関する情報が受信される。
サーバ装置2aでは複数分野の広告情報が記憶されており、第1イベント情報、ユーザ情報、及び/又は、アクセス履歴に関する情報と所定の関係にある広告情報が特定され、特定された広告情報がユーザ端末1へ配信され得る。
ステップS6において広告情報が受信されると、ユーザ端末1にて広告を表示するための広告ウィンドウが表示され、広告が表示される(ステップS7)。
図5は、本発明の実施の形態にかかる広告表示システムの表示画面の一例を示す図である。図5では、ユーザ端末1の表示画面19には、印刷するためのデジタルデータの上に、広告ウィンドウ31が表示され、食品に関する広告が表示されている。
ステップS6において広告情報が受信された場合には、ステップS7において、図5に示すように、表示画面19に広告ウィンドウ31が表示される。そして、広告ウィンドウ31には、ステップS6において受信された広告情報に対応する広告が表示される。広告の表示から所定時間が経過すると、広告ウィンドウ31は閉じられ、広告の表示が終了する。
広告ウィンドウ31には、広告を表示する領域の外側又は内側に、ユーザが広告を視聴したことを証明するための視聴ボタン32が表示されており、ユーザは、ユーザ端末1を操作することで、これを選択する(ステップS8)。
図5では、広告ウィンドウ31の中の右下に、視聴ボタン32が表示されている。ステップS8において、ユーザは、ユーザ端末1を操作することで、視聴ボタン32を選択する。
ユーザが視聴ボタン32を選択しない場合には、後述するポイント付与処理において、ポイントが付与されないか、或いは、付与されるポイントの量が少なくなる。なお、ここでは、視聴ボタン32の、広告ウィンドウ31の中への表示、及び、ユーザによる選択は、広告の表示中に実行することとしたが、広告の表示前に実行してもよく、広告の表示後に実行してもよい。
ユーザにより視聴ボタン32が選択されると、ユーザ端末1にて広告が視聴されたことを示す視聴情報が生成され、ユーザ端末1からサーバ装置2aへ視聴情報が送信される(ステップS9)。サーバ装置2aでは、視聴情報を受信し(ステップS10)、ユーザIDと関連付けて、視聴情報を受信したこと、及び、視聴情報の受信時刻を、ユーザ管理テーブルに記憶する(ステップS11)。
視聴情報は、広告が視聴されたことを示す情報であればよく、特に限定されない。視聴情報には、広告が視聴されたこと、表示された広告の種類、表示された広告の表示時間の長さなどが含まれ得る。
サーバ装置2aにおいて視聴情報等が記憶されると、次に、ユーザへポイントを付与するためのポイント付与処理が実行される(ステップS12)。ポイント付与処理の詳細については、後述する。ステップS1~S12により、広告表示処理は終了する。
上記においては、サーバ装置2aにおいて第1イベント情報が受信されたときに広告情報が配信され、該広告情報に対応する広告がユーザ端末1の表示画面19に表示される態様について記載したが、広告情報は、第1イベント情報が受信されたときと異なるタイミングで配信されてもよい。また、ユーザ端末1の表示画面19に表示される広告は、サーバ装置2aから受信してすぐの広告情報に対応するものでなくともよい。
以下、サーバ装置2aにおいて第2イベント情報が受信されたときに広告情報が配信される態様について説明する。また、配信された広告情報がユーザ端末1に記憶され、記憶された広告情報に対応する広告が、次回以降の第1イベントの実行に伴ってユーザ端末1の表示画面19に表示される態様について説明する。
図6は、本発明の実施の形態にかかる広告配信処理のフローチャートを示す図である。
まず、ユーザは、ユーザ端末1を操作して、本発明の広告配信システム2にログインする(ステップS21)。広告配信システム2へのログインに関する記載は、前述の広告表示処理の記載を必要な範囲で採用できる。
次に、ユーザ端末1において、第2イベントが発生する(ステップS22)。ここで、第2イベントとは、ユーザ端末1の電源起動、スリープ復帰、定刻到達、及び、広告配信システム2へのログインのいずれかである。
ユーザ端末1の電源起動は、例えば、ユーザがユーザ端末1の電源をオンにし、ユーザ端末1を起動することが該当する。スリープ復帰は、例えば、ユーザ端末1に操作入力が行われず所定の時間が経過したことにより、又は、ユーザの選択操作により、ユーザ端末1が、電力の消費の少ないスリープ状態となった後に、通常の電力を消費する状態となることが該当する。
定刻到達は、ユーザ端末1の備える内部タイマによって、所定の時刻に到達したとみなされた状態のことが該当する。広告配信システム2へのログインは、ユーザが、ユーザ端末1を操作して、本発明の広告配信システム2へログインすることが該当する。
例えば、第2イベントが定刻到達である場合について説明する。ステップS22において、広告配信システム2へログインした状態で所定の時刻に到達すると、ユーザ端末1からサーバ装置2aへ、第2イベントに関する情報(以下、第2イベント情報という)が送信される(ステップS23)。そして、サーバ装置2aにおいて、第2イベント情報が受信される(ステップS24)。次に、サーバ装置2aからユーザ端末1へ、次回以降にユーザ端末1にて第1イベントが実行された際に、広告として表示するための広告情報が配信される(ステップS25)。ユーザ端末1にて広告情報を受信すると(ステップS26)、受信した広告情報を、次回以降に広告表示するための広告情報として記憶する(ステップS27)。
第2イベント情報とは、第2イベントに関する情報であればよく、特に限定されない。例えば、第2イベント情報には、所定の時刻に到達したこと、到達した時刻などが含まれ得る。
ステップS24においてサーバ装置2aに受信された第2イベント情報は、ユーザIDと関連付けてユーザ管理テーブルに記憶されることとしてもよい。
ステップS25においては、ステップS24において受信された第2イベント情報に応じた広告情報が配信される。例えば、到達した時刻が夜にあたる時刻であった場合には、リラックス効果を謳った入浴剤の広告情報が配信されることとしてもよい。
また、ステップS25においては、ユーザ情報、及び/又は、アクセス履歴に関する情報に応じた広告情報が配信されてもよい。
ステップS27においては、ステップS26において広告情報を受信する以前にユーザ端末1に記憶されていた広告情報は消去され、ステップS26において受信した広告情報が記憶されることとしてもよい。ユーザ端末1に記憶されている広告情報の数は特に限定されず、1つ以上の広告情報が記憶され得る。
ステップS27においてユーザ端末1に広告情報が記憶された後、第1イベントが実行された場合(ステップS28)、つまり、ここでは、デジタルデータの印刷ボタンが選択された場合には、ユーザ端末1からサーバ装置2aへ第1イベント情報が送信される(ステップS29)。そして、ユーザ端末1において、広告を表示するための広告ウィンドウ31が表示され、広告が表示される(ステップS30)。
ステップS30にて表示される広告情報は、ステップS27においてユーザ端末1に記憶された広告情報である。
或いは、ユーザ端末1に2つ以上の広告情報が記憶されている場合には、ステップS30において、ユーザ端末1に記憶されている広告情報の中のいずれか1つが表示されることとしてもよい。
ステップS30における広告の表示の態様は、前述の広告表示処理の記載を必要な範囲で採用できる。
ステップS30でユーザ端末1において広告が表示される一方、ステップS29においてサーバ装置2aへ送信された第1イベント情報は、サーバ装置2aにおいて受信される(ステップS31)。次に、サーバ装置2aからユーザ端末1へ広告情報が配信され(ステップS32)、ユーザ端末1において、広告情報が受信される(ステップS33)。そして、ユーザ端末1において、広告情報が記憶される(ステップS34)。
ステップS31においてサーバ装置2aに受信された第1イベント情報は、ユーザIDと関連付けてユーザ管理テーブルに記憶されることとしてもよい。
また、ステップS32においては、ユーザ情報、第1イベント情報、第2イベント情報、及び/又は、アクセス履歴に関する情報に応じた広告情報が配信されてもよい。ステップS32にて配信される広告情報については、広告表示処理、及びステップS25における記載を必要な範囲で採用できる。
一方、サーバ装置2aからユーザ端末1へ広告情報が配信された後、サーバ装置2aでは、ユーザへポイントを付与するためのポイント付与処理が実行される(ステップS35)。ポイント付与処理の詳細については、後述する。ステップS21~S35により、広告配信処理は終了する。
上記においては、第2イベント情報を受信したとき、及び、第1イベント情報を受信したときに広告情報の配信が行われる態様について記載したが、第2イベント情報を受信したとき、又は、第1イベント情報を受信したときのいずれかのタイミングで広告情報の配信が行われる態様としてもよい。
次に、ポイント付与処理について説明をする。図7は、本発明の実施の形態にかかるポイント付与処理のフローチャートを示す図である。
広告表示処理のステップS11における視聴情報の記憶、及び/又は、広告配信処理のステップS32における広告情報の配信が終了すると、サーバ装置2aにおいて、ユーザへ付与するポイントが算定される(ステップS41)。
ユーザへ付与するポイントは、広告表示処理のステップS11においてユーザ管理テーブルに記憶された視聴情報等に基づいて算定され得る。例えば、視聴情報の受信時刻が所定の時刻である場合には、付与されるポイントがより多く算定されることとしてもよい。或いは、例えば、後述の、ユーザ管理テーブルに記憶されたユーザの所有しているポイントの量が多くなるほどに、付与されるポイントがより多く算定されることとしてもよい。また、ユーザが視聴した広告の表示時間の長さに応じたポイントが算定されることとしてもよい。
ステップS41においてポイントが算定されると、ユーザへポイントが付与され(ステップS42)、ポイント付与処理は終了する。ユーザへ付与されたポイントは、ユーザIDと関連付けて、ユーザ管理テーブルに記憶される。ユーザの所有しているポイントは、広告表示システム、及び/又は、広告配信システム2にログインすることで、ユーザが閲覧可能であることが好ましい。
或いは、ユーザへ付与されたポイントに関する情報がサーバ装置2aからユーザ端末1へ送信され、ユーザ端末1に記憶されることとしてもよい。
ユーザは、所有するポイントを他の物品に交換することができる。他の物品は、有形のものでも、無形のものでもよい。また、他の物品は、ユーザが選択することが可能であってもよく、ユーザが選択することが不可能であってもよい。例えば、ユーザは、所有するポイントを、ユーザの選択により、印刷機のインクカートリッジ、印刷用紙、ペンなどと交換することができる。
ポイント付与処理は、上記以外のタイミングで行われてもよい。例えば、第1イベントが実行されたこと、広告が表示されたこと、第1イベントの実行に伴って広告情報が配信されたこと、及び/又は、第2イベントの実行に伴って広告情報が配信されたことに伴って、ユーザにポイントが付与される態様とすることもできる。
広告が表示されたことに伴って、ユーザにポイントが付与される場合には、ユーザ端末1からサーバ装置2aへ、広告が表示されたことを示す情報(以下、広告表示情報という)が送信されてもよい。
そして、サーバ装置2aにおいて第1イベント情報及び/若しくは広告表示情報が受信された場合、並びに/又は、サーバ装置2aから広告情報が配信された場合に、ポイント付与処理が行われることとしてもよい。また、この場合、併せてユーザ管理テーブルに視聴情報が記憶されているときには、付与されるポイントがより多く算定されることとしてもよい。
また、上記においては、ユーザが広告を視聴することで、ユーザにポイントが付与される態様について記載したが、ユーザに付与されるものはポイントに限定されず、ユーザにとって特典となるものであればよい。例えば、ユーザに付与される特典は、有形又は無形の物品であってもよい。
本発明によれば、ユーザ端末にて、デジタルデータのオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行し、第1イベントの実行に伴って広告を表示する、新規な広告表示システムを提供することができる。
本発明によれば、第1イベントの実行に伴って、広告配信システムから、広告情報がユーザ端末へ配信されるため、第1イベントが実行される度に、ユーザ端末へ広告情報が配信されることとなる。
本発明によれば、ユーザ端末にて、電源起動、スリープ復帰、定刻到達、及び/又は、広告配信システムへのログインのいずれか1の第2イベントが発生したのに伴って、広告情報がユーザ端末へ配信されるため、第2イベントが発生する度に、ユーザ端末へ広告情報が配信されることとなる。
本発明によれば、ユーザ情報、第1イベント情報、第2イベント情報、及び/又は、ユーザのウェブサイトへのアクセスに応じた広告情報がユーザ端末に配信されるため、ユーザの属性や嗜好に合致した広告情報をユーザ端末へ配信することができる。
本発明によれば、ユーザ端末が広告配信システムから広告情報を受信すると、受信した広告情報を、次回以降の第1イベントの実行に伴って表示される広告に対応する広告情報として記憶し、記憶された広告情報に対応する広告が表示されるため、第1イベントが実行されたり、第2イベントが発生する度に、表示される広告を変更することが可能となる。
本発明によれば、第1イベントの実行、広告の表示、第1イベントの実行に伴った広告情報配信、及び/又は、第2イベントの実行に伴った広告情報配信に伴って、ユーザに特典を付与するため、ユーザに対して、積極的な第1イベントの実行、広告の表示、及び/又は、第2イベントの実行を促すことができる。
本発明によれば、ユーザが広告を視聴したことを示す視聴情報の存在を条件に、ユーザに特典を付与するため、ユーザが広告を視た場合にのみ、ユーザに特典を付与することができる。また、本発明によれば、広告の表示中又は表示後に、ユーザの操作により、ユーザが広告を視聴したことを示す視聴情報が生成されるため、ユーザが広告を視た場合にのみ、ユーザに特典を付与することができる。
1 ユーザ端末、 2 広告配信システム、 2a サーバ装置、
3 通信ネットワーク、 11 制御部、 12 RAM、 13 ストレージ部、
14 グラフィックス処理部、 15 通信インタフェース、
16 インタフェース部、 17 外部メモリ、 18 表示部、 19 表示画面、
20 入力部、 21 制御部、 22 RAM、 23 ストレージ部、
24 通信インタフェース、 31 広告ウィンドウ、 32 視聴ボタン

Claims (22)

  1. ユーザが操作するユーザ端末を備える、広告表示システムであって、
    ユーザ端末が、
    デジタルデータ(広告の表示に関するデジタルデータを除く)のオープン、クローズ、アップロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行手段と、
    第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示手段と
    を備え、
    広告表示システムが、
    第1イベント実行手段、及び/又は、広告表示手段の実行に伴って、ユーザに特典(該デジタルデータの利用に関する特典を除く)を付与する特典付与手段
    を備える、広告表示システム。
  2. ユーザ端末と通信接続が可能な広告配信システムを備え、
    広告配信システムが、
    第1イベントの実行に伴って、広告情報をユーザ端末へ配信する第1広告情報配信手段
    を備え、
    ユーザ端末が、
    広告情報を広告配信システムから受信する第1広告情報受信手段
    を備え、
    広告表示手段が、受信した広告情報に対応する広告を表示する、請求項1に記載の広告表示システム。
  3. ユーザ端末と通信接続が可能な広告配信システムを備え、
    広告配信システムが、
    ユーザ端末の電源起動、スリープ復帰、定刻到達、及び、広告配信システムへのログインのいずれか1の第2イベントの発生に伴って、広告情報をユーザ端末へ配信する第2広告情報配信手段
    を備え、
    ユーザ端末が、
    広告情報を広告配信システムから受信する第2広告情報受信手段
    を備え、
    広告表示手段が、受信した広告情報に対応する広告を表示する、請求項1又は2に記載の広告表示システム。
  4. ユーザ端末が、
    ユーザに関するユーザ情報を広告配信システムへ送信するユーザ情報送信手段
    を備え、
    広告配信システムが、
    ユーザ情報をユーザ端末から受信するユーザ情報受信手段
    を備え、
    第1広告情報配信手段が、受信したユーザ情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項2又は3(請求項2を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  5. ユーザ端末が、
    ユーザに関するユーザ情報を広告配信システムへ送信するユーザ情報送信手段
    を備え、
    広告配信システムが、
    ユーザ情報をユーザ端末から受信するユーザ情報受信手段
    を備え、
    第2広告情報配信手段が、受信したユーザ情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項3又は4(請求項3を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  6. ユーザ端末が、
    第1イベントに関する第1イベント情報を広告配信システムへ送信する第1イベント情報送信手段
    を備え、
    広告配信システムが、
    第1イベント情報をユーザ端末から受信する第1イベント情報受信手段
    を備え、
    第1広告情報配信手段が、受信した第1イベント情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項2~5のいずれか(請求項2を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  7. ユーザ端末が、
    第1イベントに関する第1イベント情報を広告配信システムへ送信する第1イベント情報送信手段
    を備え、
    広告配信システムが、
    第1イベント情報をユーザ端末から受信する第1イベント情報受信手段
    を備え、
    第2広告情報配信手段が、受信した第1イベント情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項3~6のいずれか(請求項3を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  8. ユーザ端末が、
    第2イベントに関する第2イベント情報を広告配信システムへ送信する第2イベント情報送信手段
    を備え、
    広告配信システムが、
    第2イベント情報をユーザ端末から受信する第2イベント情報受信手段
    を備え、
    第1広告情報配信手段が、受信した第2イベント情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項3~7のいずれか(請求項2及び3を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  9. ユーザ端末が、
    第2イベントに関する第2イベント情報を広告配信システムへ送信する第2イベント情報送信手段
    を備え、
    広告配信システムが、
    第2イベント情報をユーザ端末から受信する第2イベント情報受信手段
    を備え、
    第2広告情報配信手段が、受信した第2イベント情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項3~8のいずれか(請求項3を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  10. ユーザ端末が、
    ウェブサイトへのアクセスに応じて生成されたアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、
    アクセス情報を広告配信システムへ送信するアクセス情報送信手段と
    を備え、
    広告配信システムが、
    アクセス情報をユーザ端末から受信するアクセス情報受信手段
    を備え、
    第1広告情報配信手段が、受信したアクセス情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項2~9のいずれか(請求項2を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  11. ユーザ端末が、
    ウェブサイトへのアクセスに応じて生成されたアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、
    アクセス情報を広告配信システムへ送信するアクセス情報送信手段と
    を備え、
    広告配信システムが、
    アクセス情報をユーザ端末から受信するアクセス情報受信手段
    を備え、
    第2広告情報配信手段が、受信したアクセス情報に応じた広告情報をユーザ端末へ配信する、請求項3~10のいずれか(請求項3を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  12. ユーザ端末が、
    広告配信システムから広告情報を受信すると、受信した広告情報を、次回以降の第1イベントの実行に伴って表示される広告に対応する広告情報として記憶する広告情報記憶手段
    を備え、
    広告表示手段が、広告情報記憶手段により記憶された広告情報に対応する広告を表示する、請求項2~11のいずれか(請求項2を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  13. 特典付与手段が、第1広告情報配信手段の実行に伴って、ユーザに特典を付与する、
    請求項2~12のいずれか(請求項2を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  14. 特典付与手段が、第2広告情報配信手段の実行に伴って、ユーザに特典を付与する、
    請求項3~13のいずれか(請求項3を引用するものに限る)に記載の広告表示システム。
  15. 特典付与手段が、ユーザが広告を視聴したことを示す視聴情報の存在を条件に、ユーザに特典を付与する、請求項1~14のいずれかに記載の広告表示システム。
  16. ユーザ端末が、
    広告表示手段による広告の表示中又は表示後に、ユーザの操作により、ユーザが広告を視聴したことを示す視聴情報を生成する視聴情報生成手段
    を備える、請求項15に記載の広告表示システム。
  17. 特典が、ポイントである、請求項1~16のいずれかに記載の広告表示システム。
  18. ユーザが操作するユーザ端末を備える、広告表示システムにおいて実行される広告表示方法であって、
    ユーザ端末が、
    デジタルデータ(広告の表示に関するデジタルデータを除く)のオープン、クローズ、アップロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行ステップと、
    第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示ステップと
    を有し、
    広告表示システムが、
    第1イベント実行ステップ、及び/又は、広告表示ステップの実行に伴って、ユーザに特典(該デジタルデータの利用に関する特典を除く)を付与する特典付与ステップ
    を有する、広告表示方法。
  19. デジタルデータ(広告の表示に関するデジタルデータを除く)のオープン、クローズ、アップロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行手段と、
    第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示手段と、
    第1イベント実行手段、及び/又は、広告表示手段の実行に伴ってユーザに付与された特典(該デジタルデータの利用に関する特典を除く)を閲覧する特典閲覧手段と
    を備える、コンピュータ装置。
  20. ユーザが操作するユーザ端末を備える、広告表示システムであって、
    ユーザ端末が、
    デジタルデータ(広告の表示に関するデジタルデータを除く)のオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行手段と、
    第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示手段と
    を備え、
    広告表示システムが、
    第1イベント実行手段、及び/又は、広告表示手段の実行に伴って、ユーザに特典(該デジタルデータの利用に関する特典を除く)を付与する特典付与手段
    を備える、広告表示システム。
  21. ユーザが操作するユーザ端末を備える、広告表示システムにおいて実行される広告表示方法であって、
    ユーザ端末が、
    デジタルデータ(広告の表示に関するデジタルデータを除く)のオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行ステップと、
    第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示ステップと
    を有し、
    広告表示システムが、
    第1イベント実行ステップ、及び/又は、広告表示ステップの実行に伴って、ユーザに特典(該デジタルデータの利用に関する特典を除く)を付与する特典付与ステップ
    を有する、広告表示方法。
  22. デジタルデータ(広告の表示に関するデジタルデータを除く)のオープン、クローズ、アップロード、ダウンロード、印刷及び保存のいずれか1の第1イベントを実行する第1イベント実行手段と、
    第1イベントの実行に伴って、広告を表示する広告表示手段と、
    第1イベント実行手段、及び/又は、広告表示手段の実行に伴ってユーザに付与された特典(該デジタルデータの利用に関する特典を除く)を閲覧する特典閲覧手段と
    を備える、コンピュータ装置。
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