JP7332336B2 - 加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、型の加熱装置に関する。
浸漬樹脂工程において、樹脂側においてIH(induction heating)を用いて加熱する加熱方法が知られている。
従来、このような分野の技術として、特開2016-078104号公報がある。この公報に記載された加熱装置では、型の一方の面を加熱する際に、誘導コイルを用いて型の一方の面を加熱しながら、他方の面のコーティングを行うことが記載されている。
特開2016-078104号公報
しかしながら、前述した従来の加熱装置では、誘導コイルと面している型の下面側が平面であるのに対し、温度を上げたい上面部が凹凸形状を有しており、熱伝達によって型上面部が加熱されるときに温度差を生じ、型を均等に加熱することができないという問題がある。
本発明は、型に対する不均等な加熱を抑制した加熱装置を提供するものである。
本発明にかかる加熱装置は、上面に凹部と凸部とを有する型を加熱する加熱装置であって、前記型の下面が当接するように前記型が載置されるとともに、台座本体の内部に誘導コイルが設けられている台座と、前記誘導コイルと前記型の前記凹部との間に配置されるフェライトと、を備える。
これにより、型の凹部付近における誘導コイルからの磁界を遮断し、型の凹部の加熱を抑制することができる。
これにより、型に対する不均等な加熱を抑制することができる。
実施の形態1にかかる加熱装置の上方側の一例を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる加熱装置の下方側の一例を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる加熱装置と型の断面の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる加熱装置と型の断面の一例を示す図である。 実施の形態3にかかる加熱装置と型の断面の一例を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図3に示すように、加熱装置1は、台座11と、フェライト12と、を備える。台座11の上面には、型2の下面が当接するように配置される。なお図3は、加熱装置1及び型の断面を示している。
台座11は、台座本体11aと、台座本体11aの内部に配置された誘導コイル11bと、により構成されている。
図1に示すように、台座本体11aの上面はXY方向に延びる平面状である。なお、台座本体11aの上面には、型2の位置決めを行うための突起部が形成されている。
誘導コイル11bは、台座本体11aの上面近傍であって、台座本体11aの内部に配置されている。誘導コイル11bは、電力の供給を受けることで磁界を発生させる。これにより誘導コイル11bは、電磁誘導による型2の加熱を行う。なお例えば誘導コイル11bは、台座本体11aの内部において円環状に配置されているが、これに限られない。
型2は、上下方向(Z方向)に中心軸を持つ円環状の樹脂型である。型2の上面側において、中空部近傍の内径寄りにはZ方向に長く形成されている第1の凸部2aが形成されている。また、型2の上面側において、外径近傍においてZ方向に長く形成されている第2の凸部2bが形成されている。さらに型2の上面側において、第1の凸部2aと第2の凸部2bに挟まれた箇所には、Z方向に短いキャビティである第1の凹部2cが形成されている。言い換えると、円環状である型2の上面において、第1の凹部2cが周方向に沿って溝状に形成されている。
例えば図3に示すように、第1の凹部2cの底がキャビティ底面である。また、第1の凸部2aの外側方向の面がキャビティの内径側面となる。さらに、第2の凸部2bの内側方向の面がキャビティの外径側面となる。なお図3では、磁界の一例を矢印で示している。
さらに型2の下側面において、第2の凹部2dが、周方向に沿って溝状に形成されている。なお、第2の凹部2dは、第1の凹部2cの下方に形成されている。これにより、型2では、第1の凹部2cと第2の凹部2dに挟まれた箇所がZ方向に薄く形成されている。
フェライト12は、例えば、酸化鉄を主成分としてコバルトやニッケル、マンガンなどを混合焼結したセラミックスの磁性体である。フェライト12は、第2の凹部2dと同様の径の長さの円環状に形成されており、溝状である第2の凹部2d内に配置される。
フェライト12は、誘導コイル11bにより発生している磁界を遮断する。フェライト12は、第2の凹部2d内に配置されることにより磁気シールドとして働き、誘導コイル11bが発生させた磁束密度が、型2における第1の凹部2cと第2の凹部2dに挟まれた箇所において低い状態となる。
したがって、フェライト12を設けない場合では温度の上昇が発生しやすいキャビティの底の近傍において、電磁誘導による加熱が抑制され、加熱時の型全体の温度を均一に近い状態とすることができる。
実施の形態2
加熱装置3は、実施の形態1で用いた型2について、加熱時の型全体の温度を均等に近い状態とするための別の装置構成である。
図4に示すように、加熱装置3では、実施の形態1の加熱装置1においてフェライト12を溝状である第1の凹部2cの内部に配置することに代えて、フェライト21cを台座11内に設けるように変更している。なお以下では、加熱装置3の構成物品のうち、実施の形態1に示した加熱装置1と同様の機能を奏する構成物品には同一の符号を付し、説明を省略する。
台座21は、台座本体21aと、誘導コイル21bと、フェライト21cと、を備える。
誘導コイル21bは、台座本体21aの上面近傍であって、台座本体21aの内部に配置されている。誘導コイル21bは、電力の供給を受けることで磁界を発生させる。これにより誘導コイル21bは、電磁誘導による型2の加熱を行う。なお例えば誘導コイル21bは、台座本体21aの内部において円環状に配置されている。
フェライト21cは、第2の凹部2dと同様の径の長さの円環状に形成されている。また、フェライト21cは、誘導コイル21bより台座本体21aの上面に近い位置であって、台座本体21a内に配置されている。言い換えると、フェライト21cは、誘導コイル21bと、台座本体21aに載置された型2との間に挟まれるように配置されている。
さらにフェライト21cは、型2の第1の凹部2c及び第2の凹部2dの下方に配置されている。
これにより、誘導コイル21bにより発生した磁界は、フェライト21cによって遮断される。特に、フェライト21cが配置されることにより磁気シールドとして働き、型2において第1の凹部2cと第2の凹部2dに挟まれた箇所であってZ方向に薄く形成された箇所の磁束密度が低くなり、この箇所への加熱を抑制することができる。
したがって、キャビティの底の近傍において、電磁誘導による加熱が抑制され、加熱時の型全体の温度を均一に近い状態とすることができる。
実施の形態3
加熱装置4は、実施の形態1で用いた型2について、加熱時の型全体の温度を均等に近い状態とするための別の装置構成である。
図5に示すように、加熱装置4では、例えば実施の形態1の加熱装置1においてフェライト12を溝状である第1の凹部2cの内部に配置することに代えて、誘導コイルを分割して配置することとしている。なお以下では、加熱装置4の構成物品のうち、実施の形態1に示した加熱装置1と同様の機能を奏する構成物品には同一の符号を付し、説明を省略する。
台座31は、台座本体31aと、第1の誘導コイル31bと、第2の誘導コイル31cと、を備える。
第1の誘導コイル31b及び第2の誘導コイル31cは、それぞれ台座本体31aの上面近傍であって、台座本体31aの内部に配置されている。第1の誘導コイル31b及び第2の誘導コイル31cは、電力の供給を受けることで磁界を発生させる。これにより第1の誘導コイル31b及び第2の誘導コイル31cは、電磁誘導による型2の加熱を行う。
第1の誘導コイル31bは、主に型2の第1の凸部2aの下方に配置されている。また、第2の誘導コイル31cは、主に型2の第2の凸部2bの下方に配置されている。第1の誘導コイル31bと第2の誘導コイル31cは互いに離間して配置されている。例えば、型2の第1の凹部2c及び第2の凹部2dの下方にあたる箇所には、第1の誘導コイル31b及び第2の誘導コイル31cのいずれも配置されていない状態である。
これにより、型2において第1の凹部2cと第2の凹部2dに挟まれた箇所であって、Z方向に薄く形成された箇所の磁束密度を低くすることができ、この箇所への加熱を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 加熱装置
2 型
2a 第1の凸部
2b 第2の凸部
2c 第1の凹部
2d 第2の凹部
3 加熱装置
4 加熱装置
11 台座
11a 台座本体
11b 誘導コイル
12 フェライト
21 台座
21a 台座本体
21b 誘導コイル
21c フェライト
31 台座
31a 台座本体
31b 第1の誘導コイル
31c 第2の誘導コイル

Claims (1)

  1. 上面に凹部と凸部とを有する型を加熱する加熱装置であって、
    前記型の下面が当接するように前記型が載置されるとともに、台座本体の内部に誘導コイルが設けられている台座と、
    前記台座の外部、かつ、前記誘導コイルと前記型の前記凹部との間に配置されるフェライトと、を備える、
    加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000223256A (ja) 1999-01-28 2000-08-11 Tokuden Co Ltd 誘導加熱装置
JP2012074358A (ja) 2010-09-27 2012-04-12 Chung Yuan Christian Univ 誘導加熱装置及びその制御方法
JP2016078104A (ja) 2014-10-22 2016-05-16 本田技研工業株式会社 金型加熱装置

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