JP7331674B2 - ホール輸送層材料及びホール輸送層材料を用いた太陽電池 - Google Patents
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Description
Mは、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、コバルト(Co)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、マンガン(Mn)、及び、スズ(Sn)から選択され、
X1、X2、X3、及び、X4は互いに独立的な同一の置換基であり、下記(a)~(i)から選択される。
(a)において、kaは0~3の整数であり、R1a、R2a、及び、R3aは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他の2つの基は水素である、
(b)において、R1b、及び、R2bは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(c)において、R1c、及び、R2cは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(d)において、R1d、及び、R2dは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(e)において、keは0~3の整数であり、R1eはC1~C10アルキル基である、
(f)において、R1f、及び、R2fは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である、
(g)Lgは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、kgは0又は1であり、R1g、及び、R2gは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である、
(h)Lhは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、khは0又は1であり、R1h、及び、R2hは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C5アルキル基である、
(i)Liは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、kiは0又は1であり、R1i、及び、R2iは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である。)]
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る太陽電池10は、透明基板21及び透明導電膜22を有する基板2と、基板2上に設けられ、電子を透明導電膜22に受け渡し、且つホール輸送層5と透明導電膜22とを分離して電子とホールとの再結合(逆電子移動)を防止するブロッキング層3と、ブロッキング層3上に設けられ、光によって励起して電子を発生するペロブスカイト層44を多孔質半導体41に積層させて形成される発電層4と、発電層4上に設けられペロブスカイト層44で発生したホールが通過するホール輸送層5とで構成される積層体11を備えている。また、ブロッキング層3の表面に設けられ、透明導電膜22を介して電子を放出する光電極61と、ホール輸送層5の表面に設けられ、電子を受け取る対向電極62とで構成される電極6を備えている。なお、電極6の配置は、例えば透明導電膜22に導線接続して光電極61を形成するなど、電子の受け渡しが可能なものであれば特に限定されない。また、太陽電池10の耐久性を高めるため、対向電極62を透明基板21などで保護しても良い。
本実施形態に係る太陽電池10の作製手順を、図4に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
本実施形態に係るホール輸送層材料は、中心構造体としてベンゾポルフィリン骨格を有する。ベンゾポルフィリンは、4つのイソインドールが炭素原子を介して架橋した巨大な環状構造体であり、金属元素を中心に配位した金属ベンゾポルフィリン錯体を形成する。また、ベンゾポルフィリン骨格は、上記した〔従来技術〕の項で説明した特許文献1のホール輸送層材料の中心構造体であるフタロシアニン骨格の4つのメソ位の窒素原子(N)を炭素原子(CH)に置換した構造体である。本実施形態に係るホール輸送層材料は、溶媒への溶解性獲得と電気的特性の向上のために、ベンゾポルフィリン骨格のメソ位の炭素原子に置換基が導入されている。つまり、非特許文献1に記載のフタロシアニンを主骨格とするホール輸送層材料においては、フタロシアニン骨格の内側の環に8個の窒素原子を含むものであるのに対して、本実施形態に係るホール輸送層材料の中心構造体であるベンゾポルフィリンは4個の窒素原子と4個の炭素原子からなり、この4個の炭素原子部分であるメソ位に置換基を導入することが可能となる。
(a)において、kaは0~3の整数であり、R1a、R2a、及び、R3aは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他の2つの基は水素である、
(b)において、R1b、及び、R2bは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(c)において、R1c、及び、R2cは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(d)において、R1d、及び、R2dは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(e)において、keは0~3の整数であり、R1eはC1~C10アルキル基である、
(f)において、R1f、及び、R2fは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である、
(g)Lgは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、kgは0又は1であり、R1g、及び、R2gは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である、
(h)Lhは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、khは0又は1であり、R1h、及び、R2hは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C5アルキル基である、
(i)Liは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、kiは0又は1であり、R1i、及び、R2iは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である。
本実施形態に係るホール輸送層材料の好適例を図5-1及び図5-2に示す。特には、下記一般式(II)~(IV)に示す化合物が好ましい。一般式(II)に示す化合物は、中心金属として亜鉛を配位子し、ベンゾポルフィンリン骨格の4か所のメソ位に、同一の置換基である5-(2-エチルヘキシル)チエニル基を導入したものである。かかる一般式(II)に示す化合物を「EHTBPo-Zn」と称する場合がある。一般式(III)に示す化合物は、中心金属として亜鉛を配位子し、ベンゾポルフィンリン骨格の4か所のメソ位に、同一の置換基である5-ヘキシルチエニル基を導入したものである。かかる一般式(III)に示す化合物を「HTBPo-Zn」と称する場合がある。一般式(IV)に示す化合物は、中心金属として亜鉛を配位し、ベンゾポルフィンリン骨格の4か所のメソ位に、同一の置換基である4-[ビス(4-メトキシフェニル)アミノ]フェニル基を導入したものである。かかる一般式(IV)に示す化合物を「MTPABPo-Zn」と称する場合がある。
本実施形態に係るホール輸送層材料の合成方法は、下記の実施例1及び2に記載の合成方法を参照して容易に合成することができる。なお、実施例1は、ホール輸送層材料の好適例であるEHTBPo-Znの合成方法の一例を、実施例2は「MTPABPo-Zn」の合成方法の一例を示すものでありが、これらに限定するものではなく、適宜他の方法を用いて合成することができる。
本実施形態に係るホール輸送層材料は、安定的かつ効率的にホールを捕捉し移動させることができる優れたホール輸送性を有している。本実施形態に係るホール輸送層材料の主骨格をなすベンゾポルフィリン骨格は、高い平面性を持つπ共役系環状分子であり、環状に連続したπ電子雲を形成している。ベンゾポルフィリン分子間でこのπ電子雲同士が重なり、ベンゾポルフィリン分子は平皿を複数重ねたような配置(「π-πスタッキング」という)で安定化する。これにより、ベンゾポルフィリン分子は、平皿を重ねた方向にホールを移動させることができ、良好なホール輸送性を発揮することができる。
本実施形態に係る太陽電池10は、前述通り優れた特性を有する本実施形態のホール輸送層材料を用いて形成されたホール輸送層5を備える。詳細には、本実施形態に係るホール輸送層材料は優れた安定的かつ効率的にホールを捕捉し移動させることができる優れたホール輸送性を有していることから、本発明の太陽電池10は、これをホール輸送層5として用いることで、光電変換効率の向上、ひいては電池性能が向上する。特に、本実施形態に係るホール輸送層材料は、幾何異性体が存在しないことから、上記〔背景技術〕の項の特許文献1に記載のフタロシアニン骨格を中心構造体とするホール輸送層材料のような幾何異性体の存在によるホール輸送性の低下等の問題が生じることがない。また、本実施形態に係るホール輸送層材料は、深いHOMOエネルギー準位を有することから、ペロブスカイトの価電子帯準位との配置を適切に調節でき、ホール輸送性を向上させることができる。したがって、本実施形態のホール輸送層材料を用いて形成されたホール輸送層5を備える太陽電池10は、更なる性能向上が期待できる。
前述の実施形態では、本実施形態に係るホール輸送層材料を用いた太陽電池10としてハイブリッド型太陽電池を例に示したが、このホール輸送層材料をOPV(有機薄膜太陽電池)、有機EL、有機半導体を用いたデバイスなどに用いても良い。
本実施例で合成を行ったホール輸送層材料は、前述の一般式(II)に示す「EHTBPo-Zn」と称するものであり、ベンゾポルフィリン骨格のメソ位に5-(2-エチルヘキシル)チエニル基を導入した化合物である。合成スキームを要約する図6に基づいて説明する。
2-tertブトキシカルボニル-4,7-ジヒドロイソインドール(2-tertbutoxycarbonyl-4,7-dihydroisoindole:化合物1A:5.0g,22.8mmol)及び水酸化カリウム(KOH:6.37 g, 114.0 mmol)をエチレングリコール(ethylene glycol)75mLに溶解し、アルゴン(Ar)ガス置換後30分還流した。混合物を氷冷し(0℃)ここにジクロロメタン200mlを加えた。この溶液を蒸留水、次いで飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させたのち溶媒を留去した。残留物はジクロロメタンを移動溶媒としてシリカゲルで濾過し、濾液から溶媒を留去することで黄色油状の中間体1(2.32g,85%)を得た。この中間体1は室温で不安定であるため、これ以上の精製や分析を行わずに即座に次の反応に使用した。
工程1で合成した4,7-ジヒドロイソインドール(中間体1:2.32g,19.0mmol)をジクロロメタン(1.9L)に溶解し、-40℃に冷却した。アルゴン気流下において、ここにジクロロメタンに溶解したアルデヒド化合物の5-(2-エチルヘキシル)-チオフェン-2-カルボキシアルデヒド(5-(2-Ethyl hexyl)thiophene-2-carboxaldehyde:化合物2:4.37g, 19.0mmol)を滴下した。次いでトリフッ化ジエチルエーテル錯体(BF3・Et2O:0.55g,3.89mmol)を加えた。-40℃冷却を維持しつつ3時間撹拌を続けた。次に反応溶液を室温までゆっくり加温しつつ一晩撹拌を継続した。2,3-ジクロロ-5,6-ジシアノ-p-ベンゾキノン(DDQ:4.95g,21.8mmol)を加えて更に1時間撹拌後、溶液を10%亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥させた。溶媒を留去後、残渣をジクロロメタン、次いでジクロロメタン/トリエチルアミン(Et3N)(50:1)を移動相としてシリカゲルを充填したカラムを用いたクロマトグラムを行って、緑色を呈する層を分別した。溶媒を留去して得た緑色の個体をジクロロメタン/メタノールを用いて再結晶させ中間体3(2.0g,収率7.9%)を得た。
工程2で合成した中間体3(1.9g,1.1mmol)をトルエン180mlに溶解し、ここにDDQ(1.49g,6.5mmol)を加え還流させた。還流開始後5分間継続後、加熱を停止し冷却した。亜硫酸ナトリウム水溶液、蒸留水、飽和食塩水の順で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥させたのち溶媒を留去した。残渣をジクロロメタン/メタノールで再結晶させることで緑色の金属フリーのベンゾポルフィリン化合物であるEHTBPo-NH(1.0g,53.2%)を得た。
工程3で合成したEHTBPo-NH(0.9g,0.69mmol)及び無水酢酸亜鉛(II)(1.84g,8.38mmol)を丸底フラスコに秤量しトリクロロメタン/メタノール(CHCl3/MeOH:180/30mL)を加え、乾燥窒素気流下、室温で4時間撹拌した。反応終了後、約200mlの水を加え有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥させたのちに溶媒を留去した。残渣をジクロロメタン:n-ヘキサンを移動相としてシリカゲルカラムで濾過し、得られた固形物を更にジクロロメタン/メタノールで再結晶することで緑色の個体として、最終目的生成物であるEHTBPo-Zn(一般式(II):0.4g,42.55%収率)を得た。1H NMR(重水素化クロロホルム(CDCl3)中)、定性HPLC、DSC、及び、紫外可視吸収分光法(UV-Vis Abs spectroscopy:CB中0.01mM)による分析を行った。定性HPLCは、Zodiac(登録商標)-Phenylカラム(250×4.6mm、5μ)で、移動相をA:THF、B:0.5%酢酸/水、流速1.0ml/分、カラム温度35℃、グラジエント0.01分:50%B、10.0分:5%B、40.0分:5%B、40.10分:50%B、サンプル0.3mg/ml/THFで行った。その結果、リテンションタイム12.062分:ピーク面積98023(0.429%)、リテンションタイム12.251分:ピーク面積22774945(99.571%)、トータル22872968であり、純度99.6%であった。
本実施例で合成を行ったホール輸送層材料は、前述の一般式(IV)に示す「MTPABPo-Zn」と称するものであり、ベンゾポルフィリン骨格のメソ位に4-[ビス(4-メトキシフェニル)アミノ]フェニル基を導入した化合物である。合成スキームを要約する図7に基づいて説明する。
以下、実施例3として、太陽電池10の作製例を示す。
以下、実施例4として、太陽電池10の性能評価を行った。
以下、実施例5では、実施例4の結果を受け、ペロブスカイト組成を変更して太陽電池10の性能評価を行った。
3 ブロッキング層
4 発電層
5 ホール輸送層
6 電極
10 太陽電池
11 積層体
21 透明基板
22 透明導電膜
41 多孔質半導体
44 ペロブスカイト層
61 光電極
62 対向電極
Claims (3)
- 下記一般式(I)に示す化合物であるホール輸送層材料。
Mは、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、コバルト(Co)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、マンガン(Mn)、及び、スズ(Sn)から選択され、
X1、X2、X3、及び、X4は互いに独立的な同一の置換基であり、下記(a)~(i)から選択される。
(a)において、kaは0~3の整数であり、R1a、R2a、及び、R3aは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他の2つの基は水素である、
(b)において、R1b、及び、R2bは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(c)において、R1c、及び、R2cは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(d)において、R1d、及び、R2dは互いに独立的であり、何れか1つの基がC1~C10アルキル基であり、他方の基は水素である、
(e)において、keは0~3の整数であり、R1eはC1~C10アルキル基である、
(f)において、R1f、及び、R2fは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である、
(g)Lgは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、kgは0又は1であり、R1g、及び、R2gは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である、
(h)Lhは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、khは0又は1であり、R1h、及び、R2hは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C5アルキル基である、
(i)Liは、芳香族炭化水素環基、芳香族複素環基、及び、エチニル基から選択され、kiは0又は1であり、R1i、及び、R2iは互いに独立的であり、同一であっても異なっていてもよい、C1~C10アルキル基である。)] - 請求項1又は2に記載のホール輸送層材料を用いた太陽電池であって、
透明導電膜を有する基板、
電子を前記透明導電膜に受け渡し、かつ逆電子移動を防止するブロッキング層、
光によって励起して前記電子を発生するペロブスカイト層を多孔質半導体に積層させて形成される発電層、
前記ペロブスカイト層から発生したホールが通過し、前記ホール輸送層材料を有するホール輸送層、の順に積層される積層体と、
前記透明導電膜を介して前記電子を放出する光電極、及び、前記ホール輸送層の表面に設けられた対向電極で構成される電極と、を備えている、太陽電池。
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