JP7327830B2 - 蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置 - Google Patents

蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7327830B2
JP7327830B2 JP2021515016A JP2021515016A JP7327830B2 JP 7327830 B2 JP7327830 B2 JP 7327830B2 JP 2021515016 A JP2021515016 A JP 2021515016A JP 2021515016 A JP2021515016 A JP 2021515016A JP 7327830 B2 JP7327830 B2 JP 7327830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aerosol
vaporizer
wick
porous
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021515016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022521656A (ja
Inventor
ホ ジャン、チュル
セオン ジェオン、ジョン
ミン ゴ、ギョウン
ジン ベ、ヒュン
ウォン セオ、ジャン
セオク ジェオン、ミン
チュル ジュン、ジン
Original Assignee
ケーティー アンド ジー コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケーティー アンド ジー コーポレイション filed Critical ケーティー アンド ジー コーポレイション
Publication of JP2022521656A publication Critical patent/JP2022521656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7327830B2 publication Critical patent/JP7327830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/46Shape or structure of electric heating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/44Wicks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/10Devices using liquid inhalable precursors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/48Fluid transfer means, e.g. pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/50Control or monitoring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/50Control or monitoring
    • A24F40/51Arrangement of sensors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/20Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater
    • H05B3/22Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible

Description

本開示は、蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置に関する。より詳しくは、エアロゾル発生量を増大させ、ウィクの破損危険性を減らすことができるウィクと加熱要素の結合構造およびこれが適用された蒸気化器とエアロゾル発生装置に関する。
近年、一般的な巻きタバコの短所を克服する代替喫煙物品に関する需要が増加している。例えば、巻きタバコでなく、液状組成物を気化することによってエアロゾルを発生させるエアロゾル発生装置(e.g.液状型電子タバコ)に関する需要が増加しており、これにより、液状気化式エアロゾル発生装置に対する研究が活発に行われている。
液状気化式エアロゾル発生装置において、ウィク(wick)と加熱要素は、液状組成物を気化させてエアロゾルを発生させるための装置の核心構成要素である。この際、ウィクと加熱要素の結合構造によってエアロゾルの発生量とウィクの破損危険性が変わることができる。したがって、ウィクと加熱要素の最適結合構造を探すことは、当該技術分野の重要な研究課題の1つである。
本開示のいくつかの実施例を通じて解決しようとする技術的課題は、エアロゾル発生量を増大させ、ウィクの破損危険性を減らすことができるウィクと加熱要素の最適結合構造を提供することにある。
本開示のいくつかの実施例を通じて解決しようとする他の技術的課題は、ウィクと加熱要素の最適結合構造が適用された蒸気化器とエアロゾル発生装置を提供することにある。
本開示のいくつかの実施例を通じて解決しようとするさらに他の技術的課題は、液状移送速度および移送量の均一性を保障できる蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置を提供することにある。
本開示の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及されていないさらに他の技術的課題は、下記の記載から本開示の技術分野における通常の技術者に明確に理解され得る。
前記技術的課題を解決するための、本開示のいくつかの実施例による蒸気化器は、多孔性ボディー(porous body)を通じて液状のエアロゾル発生基材を吸収する多孔性ウィクと、前記多孔性ボディーに埋め込まれた平面形態の加熱パターンを含み、前記加熱パターンを通じて前記吸収されたエアロゾル発生基材を加熱してエアロゾルを発生させる加熱要素と、を含むことができる。
いくつかの実施例において、前記加熱パターンは、前記多孔性ボディーの中間地点を基準として特定方向に偏向した位置に埋め込まれ得る。
いくつかの実施例において、前記加熱パターンの埋込深さは、前記多孔性ボディーの表面から0μm~400μmでありうる。
いくつかの実施例において、前記加熱要素は、前記加熱パターンおよびバッテリーに電気的に連結される1つ以上の端子をさらに含み、前記1つ以上の端子は、前記多孔性ボディーの一側面に密着するように配置され得る。
いくつかの実施例において、前記多孔性ボディーは、複数のビーズ(bead)により形成され得る。この際、前記ビーズは、セラミックビーズであり、前記ビーズの直径は、70μm~100μmでありうる。
いくつかの実施例において、前記多孔性ウィクの上部方向に配置され、前記発生したエアロゾルを伝達する気流管をさらに含み、前記加熱パターンは、前記多孔性ボディーの下部に埋め込まれ得る。
上述した本開示の多様な実施例によれば、加熱要素が多孔性ウィクボディーの表面から0μm~400μmの間に埋め込まれ得る。それによって、エアロゾルの発生量が増大し、多孔性ウィクの破損危険性が減少することができる。
また、多孔性ウィクのボディーは、複数のビーズ(bead)の集合体で具現され得る。ビーズ集合体で具現された多孔性ボディーは、均一な孔隙の大きさと分布を有することができるので、製造された多孔性ウィクは、液状移送速度と移送量の均一性を保障することができる。
また、加熱パターンに電気的に連結された端子が多孔性ウィクボディーの両側面に密着するように配置され得る。これにより、加熱要素が占める空間が減少して蒸気化器またはエアロゾル発生装置がさらにコンパクトな形態で製造され得る。それだけでなく、端子が気流を妨害してエアロゾル発生量が減少する問題が解決され得る。
本開示の技術的思想による効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は、下記の記載から通常の技術者に明確に理解され得る。
本開示のいくつかの実施例による蒸気化器の例示的な構成図である。 本開示のいくつかの実施例による蒸気化器の例示的な分解図である。 本開示のいくつかの実施例による加熱要素の細部構成と配置形態を説明するための図である。 本開示のいくつかの実施例による加熱要素の細部構成と配置形態を説明するための図である。 本開示のいくつかの実施例による多孔性ウィクの製造過程を例示する図である。 ビーズサイズと多孔性ウィクの液状移送速度に関する実験結果を示す図である。 ビーズサイズと多孔性ウィクの強度に関する実験結果を示す図である。 本開示のいくつかの実施例による多孔性ウィクと加熱要素の結合構造を説明するための図である。 多孔性ウィクと加熱要素の結合構造による実験結果を示す図である。 多孔性ウィクと加熱要素の結合構造による実験結果を示す図である。 多孔性ウィクと加熱要素の結合構造による実験結果を示す図である。 本開示のいくつかの実施例による蒸気化器が適用され得るエアロゾル発生装置を示す例示的なブロック図である。 本開示のいくつかの実施例による蒸気化器が適用され得るエアロゾル発生装置を示す例示的なブロック図である。 本開示のいくつかの実施例による蒸気化器が適用され得るエアロゾル発生装置を示す例示的なブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本開示の好ましい実施例を詳細に説明する。本開示の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述している実施例を参照すると明確になるだろう。しかしながら、本開示の技術的思想は、以下の実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、単に以下の本実施例は、本開示の技術的思想を完全にし、本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者に本開示の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本開示の技術的思想は、請求項の範疇によって定義されるのみである。
各図面の構成要素に参照符号を付加するに際して、同じ構成要素に対しては、たとえ異なる図面上に表示されても、できるだけ同じ符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本開示を説明するに際して、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本開示の要旨を不明にすることができると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
別途の定義がない限り、本明細書において使用されるすべての用語(技術および科学的用語を含む)は、本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者に共通して理解され得る意味として使用され得る。また、一般的に使用される辞書に定義されている用語は、明白に特に定義されていない限り、理想的にまたは過度に解釈されない。本明細書で使用された用語は、実施例を説明するためのものであって、本開示を制限しようとするものではない。本明細書で、単数型は、文章において特に言及しない限り、複数型も含む。
また、本開示の構成要素を説明するに際して、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を使用することができる。このような用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものに過ぎず、その用語により当該構成要素の本質や手順または順序等が限定されない。ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」または「接続」されると記載された場合、その構成要素は、当該他の構成要素に直接的に連結されるか、または接続され得るが、各構成要素の間にさらに他の構成要素が「連結」、「結合」または「接続」され得ると理解されなければならない。
本開示で使用される「含む(comprises)」および/または「含む(comprising)」は、言及された構成要素、段階、動作および/または素子は、1つ以上の他の構成要素、段階、動作および/または素子の存在または追加を排除しない。
本開示の多様な実施例に関する説明に先立って、本明細書で使用されるいくつかの用語について明確にすることとする。
本明細書で、「エアロゾル発生基材」は、エアロゾル(aerosol)を発生させることができる物質を意味し得る。エアロゾルは、揮発性化合物を含むことができる。エアロゾル発生基材は、固体または液状でありうる。
例えば、固体のエアロゾル発生基材は、板状葉タバコ、刻みタバコ、再構成タバコ等タバコ原料を基礎とする固体物質を含むことができ、液状のエアロゾル発生基材は、ニコチン、タバコ抽出物および/または多様な香味剤を基礎とする液状組成物を含むことができる。しかしながら、本開示の範囲が前記列挙された例示に限定されるものではない。
より具体的な例として、液状のエアロゾル発生基材は、プロピレングリコール(PG)およびグリセリン(GLY)のうち少なくとも1つを含むことができ、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコールおよびオレイルアルコールのうち少なくとも1つをさらに含むこともできる。他の例として、エアロゾル発生基材は、ニコチン、水分および加香物質のうち少なくとも1つをさらに含むことができる。さらに他の例として、エアロゾル発生基材は、ケイヒ、カプサイシン等の多様な添加物質をさらに含むこともできる。エアロゾル発生基材は、流動性が大きい液体物質だけでなく、ゲルまたは固形分形態の物質を含むこともできる。このように、エアロゾル発生基材の組成成分は、実施例によって多様に選択され得、その組成比率も、実施例によって変わることができる。以下の明細書で、「液状」は、液状のエアロゾル発生基材を指すものと理解され得る。
本明細書で、「エアロゾル発生装置」は、ユーザの口を通じてユーザの肺に直接的に吸入可能なエアロゾルを発生させるためにエアロゾル発生基材を用いてエアロゾルを発生させる装置を意味し得る。エアロゾル発生装置は、例えば蒸気化器を利用する液状型エアロゾル発生装置と、蒸気化器と巻きタバコを共に利用するハイブリッド型エアロゾル発生装置を含むことができる。ただし、その他にも多様な類型のエアロゾル発生装置がさらに含まれ得るので、本開示の範囲が前記列挙された例示に限定されるものではない。エアロゾル発生装置のいくつかの例示については、図12~図14を参照することとする。
本明細書で、「パフ(puff)」は、ユーザの吸入(inhalation)を意味し、吸入とは、ユーザの口や鼻を通じてユーザの口腔内、鼻腔内または肺に引き寄せる状況を意味し得る。
以下では、添付の図面を参照して本開示の多様な実施例について詳細に説明することとする。
図1は、本開示のいくつかの実施例による蒸気化器1を示す例示的な構成図であり、図2は、蒸気化器1を示す例示的な分解図である。図1で、点線の矢印は、空気またはエアロゾルの伝達経路を示す。
図1または図2に示されたように、蒸気化器1は、上部ケース11、気流管12、液状貯蔵槽13、ウィクハウジング14、多孔性ウィク15、加熱要素16および下部ケース17を含むことができる。ただし、図1には、本開示の実施例に係る構成要素のみが図示されている。したがって、本開示の属する技術分野における通常の技術者なら、図1に示された構成要素以外に他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることが分かる。
また、図1に示された構成要素11~17の全部が蒸気化器1の必須の構成要素ではなくてもよい。すなわち、本開示の他のいくつかの実施例では、図1に示された構成要素のうち少なくとも一部が省略されたり他の構成要素に代替されることもできる。以下、蒸気化器1の各構成要素について説明することとする。
上部ケース11は、蒸気化器1の上部を覆う蓋体またはハウジングの役割をすることができる。いくつかの実施例において、上部ケース11は、マウスピースの役割を兼ねることもできる。
次に、気流管12は、空気および/またはエアロゾルに対する気流パスの役割をすることができる。例えば、加熱要素16により生成されたエアロゾルは、気流管12を通じて上部ケースの方向に排出されてユーザに吸入され得る。ただし、図1は、ユーザの吸引が蒸気化器1の上段方向に行われることを仮定しているだけであり、エアロゾル発生装置および/または気流管12の設計方式によって気流管12の形態と伝達経路は変形され得る。
次に、液状貯蔵槽13は、内部に所定の空間を具備し、当該空間に液状のエアロゾル発生基材を貯蔵することができる。また、液状貯蔵槽13は、貯蔵されたエアロゾル発生基材を多孔性ウィク15を通じて加熱要素16に供給することができる。
次に、ウィクハウジング14は、液状貯蔵槽13と多孔性ウィク15との間に配置され、多孔性ウィク15の少なくとも一部を包んでいるハウジングを意味し得る。
次に、多孔性ウィク15は、多孔性ボディーを通じて液状貯蔵槽13に貯蔵されたエアロゾル発生基材を吸収し、吸収された基材を加熱要素16に伝達することができる。図1および図2は、多孔性ウィク15がH類似形状の多孔性ボディーを有するものを例として図示しているが、多孔性ウィク15は、多様な形態で設計され、具現され得る。
いくつかの実施例において、図2に示されたように、多孔性ウィク15のボディーは、複数のビーズにより形成され得る。ビーズ集合体で具現された多孔性ボディーは、均一な孔隙の大きさおよび分布を有することができるので、液状移送速度および移送量の均一性が保障され得る。本実施例に関しては、後で図5~図7を参照してさらに詳細に説明することとする。
次に、加熱要素16は、多孔性ウィク15に吸収された液状を加熱してエアロゾルを発生させることができる。
いくつかの実施例において、加熱要素16は、平たい形態の加熱パターンおよびバッテリー(不図示)から電気を供給されるための端子を含むことができる(図2または図3参照)。加熱パターンは、多孔性ウィク15ボディーの下部に付着されたり埋め込まれて、ボトムヒーティング(bottom heating)方式で吸収された液状を加熱することができる。このような場合、加熱要素16が多孔性ウィク15に吸収された液状を均一に加熱することができるので、エアロゾル発生量(すなわち霧化量)が大きく増加することができる。加熱により発生したエアロゾルは、上部方向に配置された気流管12を通じてユーザに吸入され得る。
いくつかの実施例では、図3に示されたように、加熱要素16は、平たい形態の加熱パターン161、バッテリー(不図示)から電気を供給されるための端子163と、加熱パターン161と端子163を連結する連結部材162を含むことができる。連結部材162は、加熱要素16を多孔性ウィク15のボディーに固定させる役割を兼ねることができる。このような場合、多孔性ウィク15に付着された(または埋め込まれた)加熱要素16が、ウィクの破損、接着力弱化等の理由で剥がれ落ちる問題が解決され得る。
また、いくつかの実施例において、端子163は、多孔性ウィク15ボディーの両側面に密着するように配置され得る。例えば、図4に示されたように、両側面の方向に突出している端子163は、ウィク15のボディーの側面に密着するように折りたたまれられる。このような場合、加熱要素が占める空間が減少して蒸気化器1がさらにコンパクトな形態で製作され得る。それだけでなく、端子163が気流を妨害してエアロゾル発生量が減少する問題が緩和され得る。例えば、端子が下部方向(すなわち、下部ケース17方向)に突出している形態である場合、突出した端子が下部ケースの空気ホールを通した空気流入を妨害することができるが、このような問題が未然に防止され得る。
また、いくつかの実施例において、加熱パターン161は、多孔性ウィク15のボディーに埋め込まれ得る。例えば、多孔性ボディーの表面から一定の距離または深さに該当する地点に加熱パターン161が埋め込まれ得る。加熱パターン161を埋め込むためにインモールド(inmold)成形技法が活用され得るが、本開示の範囲がこれに限定されるものではない。本実施例に関しては、後で図8~図11を参照してより詳細に説明することとする。
さらに図1および図2を参照して蒸気化器1の構成要素について説明することとする。
下部ケース17は、下部の位置するハウジングであって、蒸気化器1の下部と多孔性ウィク15、加熱要素16等を支持する役割をすることができる。
いくつかの実施例では、空気が加熱要素16側に円滑に流入できるように下部ケース17に空気ホールまたは気流管が含まれ得る(図1参照)。
また、いくつかの実施例において、下部ケース17には、加熱要素16の端子とバッテリー(不図示)を電気的に連結するための連結端子が含まれ得る(図1参照)。
以上、図1および図4を参照して本開示のいくつかの実施例による蒸気化器1について説明した。以下では、図5~図7を参照して本開示のいくつかの実施例によるビーズ集合体基盤の多孔性ウィク15について説明することとする。
図5は、多孔性ウィク15の製造過程を例示している。
図5に示されたように、複数のビーズ20をパッキング(packing)して多孔性ウィク15が製造され得る。例えば、複数のビーズ20をスフィアパッキング(sphere packing)し、焼成することによって、多孔性ウィク15のボディーが形成され得る。ビーズのパッキング構造は、例えば体心立方構造(Body-Centered Cubic;BCC)、面心立方構造(Face-Centered Cubic;FCC)等になり得る。しかしながら、その他にも多様なパッキング構造が活用され得るので、本開示の範囲がこれに限定されるものではない。面心立方構造と体心立方構造は、既に当該技術分野に広く知られたスフィアパッキング構造であるから、これに関する説明は省略することとする。
多孔性ウィク15がビーズ集合体で製造される場合、多孔度(孔隙率)、孔隙(pore)サイズ、孔隙分布等がビーズサイズ、パッキング方式および/またはパッキング構造に基づいて容易に制御され得る。例えば、多孔度が基準値以上であり、均一な孔隙分布を有する多孔性ウィク15が容易に製造され得、製造された多孔性ウィクは、液状移送速度と移送量の均一性を保障することができる。
多孔性ウィク15の基盤となるビーズの素材は多様である。例えば、ビーズの素材は、セラミックであってもよく、セラミックビーズは、ガラス(glass)セラミックビーズまたはアルミナ(alumina)セラミックビーズを含むことができる。しかしながら、その他にも他の素材のビーズが活用され得るので、本開示の範囲が前記列挙された例示に限定されるものではない。
一方、ビーズのサイズ(e.g.直径)は、液状移送速度とウィク強度と関連しているので、ビーズのサイズを適切に決定することが重要である。例えば、図6および図7の実験結果に示されたように、ビーズの直径が増加すると、ウィクの液状移送速度が増加する反面、ウィクの強度は減少することができる。これは、ビーズの直径が増加すると、孔隙の大きさも大きくなり、単位体積当たりのビーズ数が減少して、焼結(sintering)時に接触界面の数が減少するためである。したがって、適正なウィク強度と液状移送速度を共に達成するためには、ビーズのサイズを適切に決定することが重要である。
いくつかの実施例において、ビーズの直径は、10μm~300μmでありうる。好ましくは、ビーズの直径は、30μm~270μm、50μm~250μmでありうる。より好ましくは、ビーズの直径は、60μm~100μm、65μm~90μm、70μm~95μm、75μm~90μm、80μm~95μm、75μm~85μmまたは75μm~80μmでありうる。このような数値範囲で、適切な強度を有する多孔性ウィクが製造され得、液状移送速度も、ファイバー束(fiber bundle)基盤ウィクより改善され得る。
また、いくつかの実施例において、多孔性ウィク15を形成する複数のビーズに対する直径分布は、平均直径と対比して30%以内の誤差範囲を有することができる。好ましくは、複数のビーズの直径分布は、25%、23%または21%以内の誤差範囲を有することができる。より好ましくは、複数のビーズの直径分布は、20%、18%、16%、14%、12%または10%以内の誤差範囲を有することができる。さらに好ましくは、複数のビーズの直径分布は、8%、6%または5%以内の誤差範囲を有することができる。同じ直径を有するビーズを連続的に製造することは容易ではないので、このような誤差範囲内で多孔性ウィク15の製造に必要とされる費用と難易度が大きく軽減され得る。それだけでなく、このような誤差範囲を有する複数のビーズをパッキング(packing)して多孔性ウィクを製造する場合、ビーズ間に接触面積が増加してウィクの強度が向上する効果も達成され得る。
その他にも、ビーズのサイズおよび/またはパッキング構造は、ターゲット(target)エアロゾル発生基材の粘度にさらに基づいて決定され得る。粘度が高いエアロゾル発生基材に対して適正な液状移送速度を保障するためには、ウィクの多孔度を増加させる必要があるためである。ここで、ターゲットエアロゾル発生基材は、液状貯蔵槽に保管される基材を意味し得る。いくつかの実施例では、ターゲットエアロゾル発生基材の粘度に基づいてビーズサイズの誤差範囲が調節されることもできる。例えば、ターゲットエアロゾル発生基材の粘度が基準値以上である場合、ビーズサイズの誤差範囲が減少することができる。ビーズサイズの誤差範囲が小さくなると、孔隙の大きさが大きくなって液状移送速度が増加することができるためである。反対の場合には、ビーズサイズの誤差範囲が増加することができる。
ビーズ集合体で多孔性ウィク15を具現する場合、次のような多様な利点を得ることができる。
一番目の利点は、均一な孔隙の大きさおよび分布を有する多孔性ウィクが容易に製造され得、ウィクの品質偏差も最小化され得るという点である。また、製造された多孔性ウィクは、液状移送速度と移送量の均一性を保障することができるので、焦げ味が発現したり、ウィクが破損する現象も最小化することができる。
二番目の利点は、多孔性ウィクの物理的特性(e.g.多孔度、孔隙の大きさ、孔隙の分布、強度)が容易に制御され得るという点である。多孔性ウィクの物理的特性は、液状移送能力(e.g.移送速度、移送量)と密接に関連しているので、これは、つまりウィクの液状移送能力が制御され得ることを意味する。例えば、ビーズのサイズ、パッキング方式および/またはパッキング構造等の制御可能因子を調節することによって、多孔性ウィクの液状移送能力が制御され得る。
一方、エアロゾル発生装置の霧化量(すなわち、エアロゾル発生量)は、加熱要素の性能(e.g.発熱量)とウィクの液状移送能力に依存するが、加熱要素の性能に優れていても、ウィクの液状移送能力が劣ると、瞬間的な液状枯渇に起因して液状が焦げてしまうことがある。また、ウィクの液状移送能力が加熱要素の性能を上回る場合、気化しない液状がウィク表面に残って涙液現象を引き起こすことができる。したがって、ウィクの液状移送能力と加熱要素の性能がバランスよく制御されることが重要であるが、加熱要素の性能は容易に制御され得るが、ウィクの液状移送能力を制御することは容易ではない問題である。このような点から、ビーズ集合体で具現された多孔性ウィクは、液状移送能力を容易に制御することができるので、霧化量を最も効果的に増大させることができる。
以上、図5~図7を参照して本開示のいくつかの実施例によるビーズ集合体基盤の多孔性ウィク15について説明した。以下では、図8~図11を参照して多孔性ウィク15と加熱要素16の結合構造について説明することとする。
図8は、本開示のいくつかの実施例による多孔性ウィク15と加熱要素16の結合構造を例示している。図8は、加熱要素16が加熱パターン161、連結部材162および端子163で構成されたことを例示しているが、これは、理解の便宜を提供するためのものに過ぎず、加熱要素16は、他の形態で具現されてもよい。
図8に示されたように、加熱要素16は、正確には、加熱パターン161と連結部材162は、多孔性ウィク15のボディーの表面から一定深さdに埋め込まれ得る。図8は、加熱要素16が多孔性ウィク15のボディーの下部に埋め込まれたことを例として図示しているが、これは、蒸気化器1の構造、加熱方式等によって変わることができる。
いくつかの実施例において、加熱要素16は、多孔性ウィク15のボディーの中間地点を基準として特定方向に偏向した位置に埋め込まれ得る。例えば、図1または図2に示されたように、液状貯蔵槽13または気流管12が多孔性ウィク15の上部方向に配置されたとき、加熱要素16は、その反対方向(e.g.図1の場合、下部方向)に偏向した位置に埋め込まれ得る。そのような場合、多孔性ウィク15を通じて液状が十分に吸収された状態で加熱を通じてエアロゾルが発生することができるので、エアロゾル発生量が大きく増大することができる。
一方、埋込深さdによってエアロゾル発生量とウィクの破損危険性が変わるので、埋込深さdを適切に決定することが重要である。たとえば、下記の実験結果から分かるように、加熱要素16が多孔性ウィク15の表面に近く埋め込まれるほどエアロゾル発生量が増加することができるが、ウィク15の破損危険性も共に増加することができる。
いくつかの実施例において、埋込深さdは、0μm~400μmになり得る。好ましくは、埋込深さdは、50μm~400μm、0μm~350μm、50μm~350μmまたは0μm~300μmになり得る。または好ましくは、埋込深さdは、100μm~300μm、100μm~250μm、150μm~350μm、150μm~300μm、150μm~250μmになり得る。このような数値範囲は、下記で記述される実験結果に起因したものであるが、このような数値範囲で加熱パターン161と多孔性ウィク15が結合されるとき、エアロゾルが十分に発生し、ウィクの破損危険性が減少することが確認された。
以下、実験例を通じて埋込深さdの数値範囲とこれによる効果について詳細に説明することとする。ただし、下記の実施例は、多様な例示のうちの一部に過ぎないので、本開示の範囲がこれに限定されるものではない。
多孔性ウィク15および加熱要素16に関する実施例の構成は、下記の表1と同じであり、エアロゾル発生量とウィクの破損程度に対する実験結果は、表2と図9~図11に記載されている。図9、図10および図11は、それぞれ埋込深さdが0、200、400μmである場合であって、2000回のパフが行われた後のウィクの状態を図示している。
表2および図9~図11に示されたように、加熱要素16が多孔性ウィク15のボディーの表面に近く位置するほどエアロゾルの発生量が増加するが、ウィク15の破損危険性も共に増加することが分かる。特に、実施例1によって加熱要素16が多孔性ウィク15の表面に付着した場合(すなわち、表面に完全露出した場合)、加熱要素16がウィク15から剥がれ落ちて液状が焦げてしまう現象も発生した。これは、加熱要素16の熱収縮/膨張によってウィク15との結合力が低下するためであるが、結合力が低下する時点に加熱パターンが過熱されて液状炭化現象も発生することが確認された。
また、加熱要素16が多孔性ウィク15のボディーに深く埋め込まれるほどエアロゾルの発生量が顕著に低下することが分かる。これは、加熱要素16が深く埋め込まれるほどウィク15の周辺部を加熱するのに必要な熱量が増加するためである。しかも、エアロゾル発生量が減少すると、液状移送も円滑に行われないので、液状が焦げてしまう現象が現れることが確認された(実施例5参照)。
以上、図8~図11を参照して多孔性ウィク15と加熱要素16の結合構造について説明した。以下では、図12~図14を参照して実施例による蒸気化器1が適用され得るエアロゾル発生装置100-1~100-3について説明することとする。
図12~図14は、エアロゾル発生装置100-1~100-3を示す例示的なブロック図である。具体的に、図12は、液状型エアロゾル発生装置100-1を例示しており、図13および図14は、液状と巻きタバコを共に利用するハイブリッド型エアロゾル発生装置100-2、100-3を例示している。
図12に示されたように、エアロゾル発生装置100-1は、マウスピース110、蒸気化器1、バッテリー130および制御部120を含むことができる。ただし、これは、本開示の目的を達成するための好適な実施例に過ぎず、必要に応じて一部の構成要素が追加されたり省略され得ることはもちろんである。また、図12に示されたエアロゾル発生装置100-1のそれぞれの構成要素は、機能的に区分される機能要素を示すものであって、複数の構成要素が実際物理的環境では、互いに統合される形態で具現されたり、単一構成要素が複数の細部機能要素に分離される形態で具現されることもできる。以下、エアロゾル発生装置100-1の各構成要素について説明することとする。
マウスピース110は、エアロゾル発生装置100-1の一端に位置し、蒸気化器1から発生したエアロゾルを吸入するためにユーザの口部と接触することができる。いくつかの実施例において、マウスピース110は、蒸気化器1の一構成要素であってもよい。
次に、蒸気化器1は、液状のエアロゾル発生基材を気化させてエアロゾルを発生させることができる。重複した説明を排除するために、蒸気化器1に関する説明は省略することとする。
次に、バッテリー130は、エアロゾル発生装置100-1が動作するのに用いられる電力を供給することができる。例えば、バッテリー130は、蒸気化器1の加熱要素16がエアロゾル発生基材を加熱できるように電力を供給することができ、制御部120が動作するのに必要な電力を供給することができる。
また、バッテリー130は、エアロゾル発生装置100-1に設置されたディスプレイ(不図示)、センサー(不図示)、モーター(不図示)等の電気的構成要素が動作するのに必要な電力を供給することができる。
次に、制御部120は、エアロゾル発生装置100-1の動作を全般的に制御することができる。例えば、制御部120は、蒸気化器1およびバッテリー130の動作を制御することができ、エアロゾル発生装置100-1に含まれた他の構成要素の動作も制御することができる。制御部120は、バッテリー130が供給する電力、蒸気化器1に含まれた加熱要素16の加熱温度等を制御することができる。また、制御部120は、エアロゾル発生装置100-1の構成それぞれの状態を確認して、エアロゾル発生装置100-1が動作可能な状態であるか否かを判断することもできる。
制御部120は、少なくとも1つのプロセッサ(processor)により具現され得る。前記プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイで具現されることもでき、汎用的なマイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサで実行され得るプログラムが保存されたメモリーの組み合わせで具現されることもできる。また、本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者なら、制御部120が他の形態のハードウェアで具現されることもできることを自明に理解することができる。
一方、いくつかの実施例において、エアロゾル発生装置100-1は、ユーザ入力を受信するための入力部(不図示)をさらに含むことができる。入力部は、スイッチまたはボタンで具現され得るが、本開示の範囲がこれに限定されるものではない。本実施例において、制御部120は、入力部を通じて受信されたユーザ入力に応答してエアロゾル発生装置100-1を制御することができる。例えば、制御部120は、ユーザがスイッチまたはボタンを作動させることによってエアロゾルが発生するようにエアロゾル発生装置100-1を制御することができる。
以下では、図13および図14を参照してハイブリッド型エアロゾル発生装置100-2、100-3について簡略に説明することとする。
図13は、蒸気化器1と巻きタバコ150が並列に配置されたエアロゾル発生装置100-2を例示しており、図14は、蒸気化器1と巻きタバコ150が直列に配置されたエアロゾル発生装置100-3を例示している。しかしながら、本開示の実施例による蒸気化器1が適用されるエアロゾル発生装置の内部構造は、図13および図14に例示されたものに限定されるものではなく、設計方式によって構成要素の配置は変更され得る。
図13または図14において、ヒーター140は、巻きタバコ150の周辺に配置されて、巻きタバコ150を加熱することができる。ヒーター140は、例えば電気抵抗性ヒーターてあってもよいが、これに限定されるものではない。ヒーター140またはヒーター140の加熱温度は、制御部120により制御され得る。蒸気化器1で発生したエアロゾルは、巻きタバコ150を通過してユーザの口部に吸入され得る。
以上、図12~図14を参照して本開示のいくつかの実施例による蒸気化器1が適用され得る多様な類型のエアロゾル発生装置100-1~100-3について説明した。
以上で、本開示の実施例を構成するすべての構成要素が1つで結合されたり、結合されて動作するものと説明されたといって、本開示の技術的思想が必ずこのような実施例に限定されるわけではない。すなわち、本開示の目的範囲内で、すべての構成要素が1つ以上で選択的に結合して動作することもできる。
以上、添付された図面を参照して本開示の実施例を説明したが、本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者は、その技術的思想や必須の特徴を変更することなく、本開示が他の具体的な形態で実施され得ることを理解することができる。したがって、以上で記述した実施例は、すべての面において例示的なものであり、限定的なものでないことを理解しなければならない。本開示の保護範囲は、下記の請求範囲により解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本開示により定義される技術的思想の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。

Claims (10)

  1. 多孔性ボディー(porous body)を通じて液状のエアロゾル発生基材を吸収する多孔性ウィクと、
    熱パターンを通じて前記吸収されたエアロゾル発生基材を加熱してエアロゾルを発生させ、前記多孔性ボディーを貫通し、前記多孔性ボディーの側面から突出する加熱要素
    と、を含み、
    前記加熱要素は、
    前記多孔性ボディーに完全に埋め込まれた平面形態の前記加熱パターンと、
    前記加熱パターンおよびバッテリーに電気的に連結される1つ以上の端子と
    を含み、
    前記多孔性ウィクは前記加熱パターンを覆い、前記1つ以上の端子を覆わない、
    蒸気化器。
  2. 前記加熱パターンは、
    前記多孔性ボディーの中間地点を基準として特定方向に偏向した位置に埋め込まれる、請求項1に記載の蒸気化器。
  3. 前記エアロゾル発生基材を貯蔵する液状貯蔵槽をさらに含み、
    前記特定方向は、前記多孔性ウィクを基準として前記液状貯蔵槽が配置された位置の反対方向である、請求項2に記載の蒸気化器。
  4. 前記加熱パターンの埋込深さは、前記多孔性ボディーの表面から0μm~400μmである、請求項1から3のいずれか一項に記載の蒸気化器。
  5. 記1つ以上の端子は、前記多孔性ボディーの前記側面に密着するように配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の蒸気化器。
  6. 前記多孔性ボディーは、複数のビーズ(bead)により形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載の蒸気化器。
  7. 前記複数のビーズは、セラミックビーズである、請求項6に記載の蒸気化器。
  8. 前記複数のビーズの直径は、70μm~100μmである、請求項6または7に記載の蒸気化器。
  9. 前記複数のビーズの直径分布は、平均直径と対比して20%以内の誤差範囲を有する、請求項6から8のいずれか一項に記載の蒸気化器。
  10. 前記多孔性ウィクの上部方向に配置され、前記発生したエアロゾルを伝達する気流管をさらに含み、
    前記加熱パターンは、前記多孔性ボディーの下部に埋め込まれる、請求項1から9のいずれか一項に記載の蒸気化器。
JP2021515016A 2020-01-31 2020-12-21 蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置 Active JP7327830B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2020-0011900 2020-01-31
KR1020200011900A KR102399212B1 (ko) 2020-01-31 2020-01-31 증기화기 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치
PCT/KR2020/018745 WO2021153907A1 (ko) 2020-01-31 2020-12-21 증기화기 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022521656A JP2022521656A (ja) 2022-04-12
JP7327830B2 true JP7327830B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=77078411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021515016A Active JP7327830B2 (ja) 2020-01-31 2020-12-21 蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20220110367A1 (ja)
EP (1) EP3884788A4 (ja)
JP (1) JP7327830B2 (ja)
KR (1) KR102399212B1 (ja)
CN (1) CN113490429A (ja)
WO (1) WO2021153907A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116473283A (zh) * 2022-01-14 2023-07-25 深圳市合元科技有限公司 雾化器及其发热件
CN218605060U (zh) * 2022-04-30 2023-03-14 深圳市合元科技有限公司 加热模组及气雾生成装置
CN117223908A (zh) * 2022-06-06 2023-12-15 比亚迪精密制造有限公司 一种雾化芯和电子雾化装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506509A (ja) 2014-02-10 2017-03-09 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム ヒーター組立品を持つエアロゾル発生システムおよび流体透過性ヒーター組立品を持つエアロゾル発生システム用のカートリッジ
WO2018002994A1 (ja) 2016-06-27 2018-01-04 日本たばこ産業株式会社 エアロゾル吸引器用カートリッジ及びそれを備えるエアロゾル吸引器、並びにエアロゾル吸引器用発熱シート
WO2018002989A1 (ja) 2016-06-27 2018-01-04 日本たばこ産業株式会社 香味吸引器用カートリッジおよびその香味吸引器用カートリッジを有する香味吸引器
JP2018524984A (ja) 2015-06-29 2018-09-06 ニコベンチャーズ ホールディングス リミテッド 電子エアロゾル供給システム
WO2018172765A1 (en) 2017-03-24 2018-09-27 Nicoventures Holdings Limited Aerosol source for a vapour provision system
US20190246692A1 (en) 2018-02-13 2019-08-15 Shenzhen Smoore Technology Limited Electronic cigarette and atomizer thereof
US20190350256A1 (en) 2018-05-16 2019-11-21 Rai Strategic Holdings, Inc. Atomizer and aerosol delivery device

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259951A (ja) * 1984-06-06 1985-12-23 Ngk Insulators Ltd 電気化学的素子
JP2838346B2 (ja) * 1993-02-04 1998-12-16 株式会社ユニシアジェックス セラミックスヒータおよびその製造方法
JPH09161955A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Ibiden Co Ltd セラミックヒーターの製造方法
JPH09245946A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックヒータ
JP3560468B2 (ja) * 1998-03-23 2004-09-02 日本特殊陶業株式会社 セラミックヒータ及びその製造方法
JP2000340349A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Kyocera Corp セラミックヒータ
CA2901391A1 (en) * 2013-02-22 2014-08-28 Altria Client Services Inc. Electronic smoking article
GB201511359D0 (en) * 2015-06-29 2015-08-12 Nicoventures Holdings Ltd Electronic vapour provision system
MY190163A (en) * 2016-07-25 2022-03-31 Philip Morris Products Sa Fluid permeable heater assembly with cap
US10285444B2 (en) * 2017-04-27 2019-05-14 Rai Strategic Holdings, Inc. Aerosol delivery device including a ceramic wicking element
DE102017123870B4 (de) * 2017-10-13 2019-05-09 Hauni Maschinenbau Gmbh Verdampfereinheit für einen Inhalator, insbesondere für ein elektronisches Zigarettenprodukt
EP3753426A4 (en) * 2018-02-13 2021-09-08 Shenzhen Smoore Technology Limited ELECTRONIC CIGARETTE, HEATING PACKAGE AND ASSOCIATED HEATING ELEMENT
CN111970936B (zh) * 2018-04-24 2024-01-19 菲利普莫里斯生产公司 用于气溶胶生成的包括感受器元件和液体保留元件的感应加热组件
CN111936000A (zh) * 2018-04-26 2020-11-13 菲利普莫里斯生产公司 具有与液体供应隔离的加热器元件的加热器组件
CN112312785A (zh) * 2018-06-07 2021-02-02 尤尔实验室有限公司 用于蒸发器装置的料盒

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506509A (ja) 2014-02-10 2017-03-09 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム ヒーター組立品を持つエアロゾル発生システムおよび流体透過性ヒーター組立品を持つエアロゾル発生システム用のカートリッジ
JP2018524984A (ja) 2015-06-29 2018-09-06 ニコベンチャーズ ホールディングス リミテッド 電子エアロゾル供給システム
WO2018002994A1 (ja) 2016-06-27 2018-01-04 日本たばこ産業株式会社 エアロゾル吸引器用カートリッジ及びそれを備えるエアロゾル吸引器、並びにエアロゾル吸引器用発熱シート
WO2018002989A1 (ja) 2016-06-27 2018-01-04 日本たばこ産業株式会社 香味吸引器用カートリッジおよびその香味吸引器用カートリッジを有する香味吸引器
WO2018172765A1 (en) 2017-03-24 2018-09-27 Nicoventures Holdings Limited Aerosol source for a vapour provision system
US20190246692A1 (en) 2018-02-13 2019-08-15 Shenzhen Smoore Technology Limited Electronic cigarette and atomizer thereof
US20190350256A1 (en) 2018-05-16 2019-11-21 Rai Strategic Holdings, Inc. Atomizer and aerosol delivery device

Also Published As

Publication number Publication date
KR20210098117A (ko) 2021-08-10
US20220110367A1 (en) 2022-04-14
EP3884788A1 (en) 2021-09-29
JP2022521656A (ja) 2022-04-12
KR102399212B1 (ko) 2022-05-17
CN113490429A (zh) 2021-10-08
WO2021153907A1 (ko) 2021-08-05
EP3884788A4 (en) 2022-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7327830B2 (ja) 蒸気化器およびこれを含むエアロゾル発生装置
US11278059B2 (en) Container having a heater for an aerosol-generating device, and aerosol-generating device
JP7231140B2 (ja) 多孔性ウィクおよびこれを含む蒸気化器とエアロゾル発生装置
JP7369525B2 (ja) 液体貯蔵体および蒸発器として使用するための多孔性焼結体
CN103960782B (zh) 电子烟
JP2021061834A (ja) 吸収性要素を有する電子蒸気供給装置及びそのコンポーネント
US11937637B2 (en) Aerosol source for a vapor provision system
JP7291236B2 (ja) 蒸気化器及びそれを含むエアロゾル発生装置
KR102402065B1 (ko) 대류형 히터 조립체 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치
EP3831222A1 (en) Liquid cartridge and aerosol-generating device comprising same
KR20210098498A (ko) 분무기 및 분무기를 포함하는 에어로졸 발생 시스템
KR102487584B1 (ko) 증기화기 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치
KR20210064256A (ko) 니코틴의 우선 증발을 제공하는 에어로졸 발생 시스템
KR102471107B1 (ko) 다공성 윅 및 이를 포함하는 증기화기
KR20210098496A (ko) 누출이 보호되는 에어로졸 발생 시스템 및 카트리지
KR102402066B1 (ko) 유도 가열기 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치
US20220295886A1 (en) Vaporizer and aerosol generating device comprising the same
KR102466511B1 (ko) 에어로졸 발생 장치용 단열재 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치
JP2022529755A (ja) カートリッジ、及びそれを含むエアロゾル生成装置
RU2805451C2 (ru) Распылитель для генерирующей аэрозоль системы с электрическим нагревом, генерирующая аэрозоль система с электрическим нагревом (варианты) и картридж для генерирующей аэрозоль системы
JP2023545756A (ja) エアロゾル発生システムのための液体ニコチン製剤およびカートリッジ
WO2023104720A1 (en) Hybrid aerosol-generating system with modular consumable
JP2023509331A (ja) バリアを備えたエアロゾル発生物品
KR20230155931A (ko) 기공 크기가 상이한 구조의 에어로졸 발생 장치용 세라믹 무화기
KR20210098115A (ko) 에어로졸 발생 장치용 단열재 및 이를 포함하는 에어로졸 발생 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7327830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150