JP7327786B2 - 車輪及び車両 - Google Patents
車輪及び車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7327786B2 JP7327786B2 JP2019129513A JP2019129513A JP7327786B2 JP 7327786 B2 JP7327786 B2 JP 7327786B2 JP 2019129513 A JP2019129513 A JP 2019129513A JP 2019129513 A JP2019129513 A JP 2019129513A JP 7327786 B2 JP7327786 B2 JP 7327786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- wheel body
- slide
- guide member
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
〔1〕 車輪本体と、
前記車輪本体の外周部に放射状に並んで配置されると共に、前記車輪本体に対して前記車輪本体の径方向にスライド自在に取り付けられた複数のセグメント部と、
前記複数のセグメント部が縮径方向にスライドした縮径状態と、前記複数のセグメント部が拡径方向にスライドした拡径状態との間で、前記セグメント部の位置を切り替える切替ユニットとを備え、
前記セグメント部は、第1の付勢部材により拡径方向に向かって付勢されると共に、前記拡径状態において、前記第1の付勢部材の付勢に抗して縮径方向にスライド自在に取り付けられたスライド部材を有し、
前記切替ユニットは、前記車輪本体の中心部に回転自在に取り付けられた切替部材と、
前記切替部材の回転に連動して、前記セグメント部を前記車輪本体の径方向にスライドさせる第1の連動機構とを有し、
前記第1の連動機構は、前記スライド部材と一体にスライドするスライドピンと、
前記車輪本体に対して前記車輪本体の径方向にスライド自在に取り付けられると共に、前記スライドピンに対して縮径方向側から当接されるガイド部材と、
前記第1の付勢部材よりも大きい付勢力で前記ガイド部材を縮径方向に向かって付勢する第2の付勢部材とを有し、
前記切替部材は、前記ガイド部材に対して拡径方向側から当接されるカム山部及びカム谷部を有し、
前記カム山部が前記ガイド部材と当接された状態において、前記第2の付勢部材の付勢に抗して前記ガイド部材が拡径方向に向かってスライドされると共に、前記スライドピンが前記ガイド部材と当接しながら、前記第1の付勢部材の付勢により前記スライド部材が拡径方向に向かってスライドされることによって、前記拡径状態となり、
前記カム谷部が前記ガイド部材と当接された状態において、前記第2の付勢部材の付勢により前記ガイド部材が縮径方向に向かってスライドされると共に、前記スライドピンが前記ガイド部材と当接しながら、前記第2の付勢部材の付勢により前記スライド部材が前記第1の付勢部材の付勢に抗して縮径方向に向かってスライドされることによって、前記縮径状態となることを特徴とする車輪。
〔2〕 前記セグメント部は、前記スライド部材の先端側に前記車輪本体の周方向において揺動自在に取り付けられたトレッド部材と、
前記車輪本体の周方向に揺動された前記トレッド部材を揺動範囲の中央部へと復帰させるダンパー機構とを有することを特徴とする前記〔1〕に記載の車輪。
〔3〕 前記複数のセグメント部は、前記縮径状態において、前記車輪本体の周方向において連続するトレッド部を構成していることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の車輪。
〔4〕 前記切替ユニットは、前記切替部材の回転方向を一方向に制限する回転制限機構を有し、
前記切替部材は、前記カム山部と前記カム谷部とが周方向に交互に並んだ構成を有し、
前記切替部材の前記一方向の回転に連動して、前記複数のセグメント部の前記縮径状態と前記拡径状態とが交互に切り替わることを特徴とする前記〔1〕~〔3〕の何れか一項に記載の車輪。
〔5〕 前記切替ユニットは、前記複数のセグメント部のうち、前記車輪本体の周方向において隣り合う一方のセグメント部のスライドに連動して、他方のセグメント部をスライドさせる第2の連動機構を有することを特徴とする前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載の車輪。
〔6〕 前記第2の連動機構は、前記一方のセグメント部に対応した一方のガイド部材と、前記他方のセグメント部に対応した他方のガイド部材とを有し、
前記一方のガイド部材のみが前記カム山部及び前記カム谷部と当接可能されると共に、前記一方のガイド部材が前記他方のガイド部材に対して拡径方向側から当接されることによって、前記第1の連動機構による前記一方のガイド部材のスライドに連動して、前記他方のガイド部材をスライドさせることを特徴とする前記〔5〕に記載の車輪。
〔7〕 前記切替ユニットは、前記切替部材を回転駆動する駆動機構を有することを特徴とする前記〔1〕~〔6〕の何れか一項に記載の車輪。
〔8〕 車輪本体と、
前記車輪本体の外周部に放射状に並んで配置されると共に、前記車輪本体に対して前記車輪本体の径方向にスライド自在に取り付けられた複数のセグメント部と、
前記複数のセグメント部が縮径方向にスライドした縮径状態と、前記複数のセグメント部が拡径方向にスライドした拡径状態との間で、前記セグメント部の位置を切り替える切替ユニットとを備え、
前記セグメント部は、第1の付勢部材により拡径方向に向かって付勢されると共に、前記拡径状態において、前記第1の付勢部材の付勢に抗して縮径方向にスライド自在となっており、
前記切替ユニットは、前記車輪本体の中心部に回転自在に取り付けられた切替部材と、 前記切替部材を回転駆動する駆動機構とを有し、
前記駆動機構は、前記切替部材と一体に回転する太陽ギアと、前記太陽ギアと噛合する複数の遊星ギアと、前記複数の遊星ギアを回転駆動する複数の駆動モータと、前記複数の駆動モータに電力を供給する給電部とを有することを特徴とする車輪。
〔9〕 前記給電部は、スリップリングであることを特徴とする前記〔8〕に記載の車輪。
〔10〕 前記〔1〕~〔9〕の何れか一項に記載の車輪を備える車両。
本発明の一実施形態として、例えば図1~図20に示す車輪1について説明する。
本実施形態の車輪1は、図1~図8に示すように、車両側の車軸100に一体に取り付けられる車輪本体2と、車輪本体2の外周部に放射状に並んで配置された複数(本実施形態では12個)のセグメント部3とを備えている。
例えば、本発明が適用される車両については、特に限定されるものではなく、本発明の車輪1が適用される車両に合わせて、車輪1の数やサイズ(外径及び幅)、セグメント部3の数などを適宜変更したものを用いることが可能である。また、複数の車輪1を幅方向に連結し、各車輪1の縮径状態と拡径状態との切り替えを連動させた構成とすることも可能である。
Claims (10)
- 車輪本体と、
前記車輪本体の外周部に放射状に並んで配置されると共に、前記車輪本体に対して前記車輪本体の径方向にスライド自在に取り付けられた複数のセグメント部と、
前記複数のセグメント部が縮径方向にスライドした縮径状態と、前記複数のセグメント部が拡径方向にスライドした拡径状態との間で、前記セグメント部の位置を切り替える切替ユニットとを備え、
前記セグメント部は、第1の付勢部材により拡径方向に向かって付勢されると共に、前記拡径状態において、前記第1の付勢部材の付勢に抗して縮径方向にスライド自在に取り付けられたスライド部材を有し、
前記切替ユニットは、前記車輪本体の中心部に回転自在に取り付けられた切替部材と、
前記切替部材の回転に連動して、前記セグメント部を前記車輪本体の径方向にスライドさせる第1の連動機構とを有し、
前記第1の連動機構は、前記スライド部材と一体にスライドするスライドピンと、
前記車輪本体に対して前記車輪本体の径方向にスライド自在に取り付けられると共に、前記スライドピンに対して縮径方向側から当接されるガイド部材と、
前記第1の付勢部材よりも大きい付勢力で前記ガイド部材を縮径方向に向かって付勢する第2の付勢部材とを有し、
前記切替部材は、前記ガイド部材に対して拡径方向側から当接されるカム山部及びカム谷部を有し、
前記カム山部が前記ガイド部材と当接された状態において、前記第2の付勢部材の付勢に抗して前記ガイド部材が拡径方向に向かってスライドされると共に、前記スライドピンが前記ガイド部材と当接しながら、前記第1の付勢部材の付勢により前記スライド部材が拡径方向に向かってスライドされることによって、前記拡径状態となり、
前記カム谷部が前記ガイド部材と当接された状態において、前記第2の付勢部材の付勢により前記ガイド部材が縮径方向に向かってスライドされると共に、前記スライドピンが前記ガイド部材と当接しながら、前記第2の付勢部材の付勢により前記スライド部材が前記第1の付勢部材の付勢に抗して縮径方向に向かってスライドされることによって、前記縮径状態となることを特徴とする車輪。 - 前記セグメント部は、前記スライド部材の先端側に前記車輪本体の周方向において揺動自在に取り付けられたトレッド部材と、
前記車輪本体の周方向に揺動された前記トレッド部材を揺動範囲の中央部へと復帰させるダンパー機構とを有することを特徴とする請求項1に記載の車輪。 - 前記複数のセグメント部は、前記縮径状態において、前記車輪本体の周方向において連続するトレッド部を構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車輪。
- 前記切替ユニットは、前記切替部材の回転方向を一方向に制限する回転制限機構を有し、
前記切替部材は、前記カム山部と前記カム谷部とが周方向に交互に並んだ構成を有し、
前記切替部材の前記一方向の回転に連動して、前記複数のセグメント部の前記縮径状態と前記拡径状態とが交互に切り替わることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の車輪。 - 前記切替ユニットは、前記複数のセグメント部のうち、前記車輪本体の周方向において隣り合う一方のセグメント部のスライドに連動して、他方のセグメント部をスライドさせる第2の連動機構を有することを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の車輪。
- 前記第2の連動機構は、前記一方のセグメント部に対応した一方のガイド部材と、前記他方のセグメント部に対応した他方のガイド部材とを有し、
前記一方のガイド部材のみが前記カム山部及び前記カム谷部と当接可能されると共に、前記一方のガイド部材が前記他方のガイド部材に対して拡径方向側から当接されることによって、前記第1の連動機構による前記一方のガイド部材のスライドに連動して、前記他方のガイド部材をスライドさせることを特徴とする請求項5に記載の車輪。 - 前記切替ユニットは、前記切替部材を回転駆動する駆動機構を有することを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の車輪。
- 車輪本体と、
前記車輪本体の外周部に放射状に並んで配置されると共に、前記車輪本体に対して前記車輪本体の径方向にスライド自在に取り付けられた複数のセグメント部と、
前記複数のセグメント部が縮径方向にスライドした縮径状態と、前記複数のセグメント部が拡径方向にスライドした拡径状態との間で、前記セグメント部の位置を切り替える切替ユニットとを備え、
前記セグメント部は、第1の付勢部材により拡径方向に向かって付勢されると共に、前記拡径状態において、前記第1の付勢部材の付勢に抗して縮径方向にスライド自在となっており、
前記切替ユニットは、前記車輪本体の中心部に回転自在に取り付けられた切替部材と、
前記切替部材を回転駆動する駆動機構とを有し、
前記駆動機構は、前記切替部材と一体に回転する太陽ギアと、前記太陽ギアと噛合する複数の遊星ギアと、前記複数の遊星ギアを回転駆動する複数の駆動モータと、前記複数の駆動モータに電力を供給する給電部とを有することを特徴とする車輪。 - 前記給電部は、スリップリングであることを特徴とする請求項8に記載の車輪。
- 請求項1~9の何れか一項に記載の車輪を備える車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019129513A JP7327786B2 (ja) | 2019-07-11 | 2019-07-11 | 車輪及び車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019129513A JP7327786B2 (ja) | 2019-07-11 | 2019-07-11 | 車輪及び車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021014181A JP2021014181A (ja) | 2021-02-12 |
JP7327786B2 true JP7327786B2 (ja) | 2023-08-16 |
Family
ID=74530437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019129513A Active JP7327786B2 (ja) | 2019-07-11 | 2019-07-11 | 車輪及び車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7327786B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226983A (ja) | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 国立大学法人東京工業大学 | 走行機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9757978B1 (en) * | 2014-07-11 | 2017-09-12 | Jonathan D. Emigh | Universal traction wheel and associated vehicle |
-
2019
- 2019-07-11 JP JP2019129513A patent/JP7327786B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014226983A (ja) | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 国立大学法人東京工業大学 | 走行機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021014181A (ja) | 2021-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8708068B2 (en) | Frictional drive device and traction wheel | |
US8460154B2 (en) | Frictional drive device and inverted pendulum type vehicle using the same | |
JPH0453730B2 (ja) | ||
JP2005067334A (ja) | 全方向移動用車輪およびこれに使用されるフレキシブルタイヤ | |
WO1993002872A1 (fr) | Roue composite | |
JP7327786B2 (ja) | 車輪及び車両 | |
CN110094503B (zh) | 车辆的驻车机构 | |
JP2013052779A (ja) | 展開車輪 | |
JP4481153B2 (ja) | 車両用ドアミラー装置 | |
JPH0872501A (ja) | 走行機構 | |
US4883104A (en) | Studded tire apparatus | |
JP3992142B2 (ja) | 回転体付き車輪 | |
US10479189B2 (en) | Motor drive selector mechanism for a child vehicle | |
US6978650B2 (en) | Contact surface for a crimping roller in a roll forming tool | |
JP3180705U (ja) | 可倒式バックミラー | |
JPH09226607A (ja) | パワーステアリング装置用電動機およびこの電動機を用いたパワーステアリング装置 | |
JPH0666352A (ja) | 無段変速装置 | |
CN113825549A (zh) | 用于玩具车的车轮和具有车轮的玩具车 | |
KR20200036966A (ko) | 스핀들 록킹장치와 이를 적용한 전동공구 및 차량용 액츄에이터 | |
JP4328553B2 (ja) | 巻取りリール | |
JP2022114257A (ja) | 車輪及び車両 | |
JP3881232B2 (ja) | ドライバドリル | |
KR20220074191A (ko) | 주행용 휠 및 그 휠을 포함하는 모빌리티 | |
JP3910416B2 (ja) | 回転体付き車輪 | |
JP2023000062A (ja) | 車輪及び車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190816 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7327786 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |