JP7327443B2 - 遊戯画像撮影装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、遊戯画像を編集する技術に関する。
プリクラ(登録商標)とよばれる遊戯画像撮影装置は、女子高校生を中心として根強い人気を誇る。ユーザは、自らを撮影し、編集用のディスプレイにて撮影画像にさまざまな装飾を施す。装飾後の画像はシール台紙に印刷される(特許文献1,2参照)。
特開2004-32213号公報 特開2016-184287号公報 特開2018-005728号公報
特許文献3には、指による接触と指示デバイスによる接触を区別するタッチセンサの例が開示されている。特許文献3では、たとえば静電容量の変化を検知した検出領域が所定領域よりも大きい場合や検出領域が所定形状と異なる場合に、指ではなく指示デバイスであると認識する。
また、指による接触とスタイラスペンによる接触を区別するタッチパネルも知られている。たとえば、静電容量の違いによって指とスタイラスペンを区別する。あるいは、指の接触を静電容量式で検出し、スタイラスペンの接触を電磁誘導方式で検出するように、異なる方式によって指とスタイラスペンを区別する方法も考えられる。
しかしながら、遊戯画像撮影装置において、指の操作とスタイラスペンの操作によって、遊戯性を高めるという工夫は、今のところ見られない。たとえば、ユーザグループの中に操作に参加できない者がいると、疎外されているようで楽しくないが、ユーザがそれぞれ指あるいはスタイラスペンで操作できれば、自由さと同時感が増して、グループの一体感が高まる。
本発明は、上記課題認識に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、遊戯画像撮影装置においてペン操作と指操作を組み合わせて、遊戯性を高めることである。
本発明のある態様における遊戯画像撮影装置は、ユーザを撮影する撮影部と、ユーザによる操作に応じて撮影画像に対して描画を行う描画部とを有し、さらに撮影画像を表示する表示面を有する表示デバイスと、表示面におけるペン接触および指接触を区別して検出する検出デバイスと、ペン接触による第1ユーザ操作と、指接触による第2ユーザ操作とを区別して受け付ける受付部とを有する。
本発明によれば、遊戯画像撮影装置においてペン操作と指操作を組み合わせて、遊戯性を高めることができる。
遊戯画像撮影システムの全体構成図である。 遊戯画像撮影装置の外観斜視図である。 撮影ブースの外観斜視図である。 遊戯画像撮影装置におけるプレイの流れを示すフローチャートである。 遊戯画像撮影装置を上から見た平面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 編集処理における画面図である。 遊戯画像撮影装置の機能ブロック図である。 ゆびキラモードのメイン処理過程を示すフローチャートである。 線モードのメイン処理過程を示すフローチャートである。
本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影ブースと編集ブースを備える。ユーザは撮影ブースにて自らを撮影する。以下、撮影ブースにおいて被写体(ユーザ)を撮影した画像のことを「撮影画像」とよぶ。遊戯画像撮影装置は、撮影ブースにおいて肌の美白化、髪のつや出しなどの画像修正を撮影画像に施す(以下、このような画像修正を「事前修正」とよぶ)。本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影ブースにおいて静止画像だけでなく動画像も撮影する。撮影画像のうち、動画像として取得されるものを「撮影動画像」、静止画像として取得されるものを「撮影静止画像」とよぶ。
事前修正を施された撮影画像は、編集ブースに送られる。ユーザは、編集ブースにおいて、スタンプ画像の貼付やスタイラスペンによる落書きなど任意の装飾や目の大きさや肌の白さなどの画像修正を撮影画像に施すことができる(以下、このような画像の装飾を「装飾加工」または「編集」とよぶ)。編集ブースにおいて編集対象となっている撮影画像のことを「対象画像」とよぶ。また、対象画像のうち、撮影動画像を編集対象としたものを「対象動画像」、撮影静止画像を編集対象としたものを「対象静止画像」とよぶ。
遊戯画像撮影装置は、対象静止画像をシール台紙(外部媒体)に印刷する。また、遊戯画像撮影装置は、対象動画像および対象静止画像をサーバ(外部媒体)にアップロードする。ユーザは、スマートフォンなどのユーザ端末からサーバにアクセスすることにより、装飾加工後の対象画像(対象動画像と対象静止画像)をダウンロードすることもできる。以上のように、本実施形態における遊戯画像撮影装置は、撮影機能、編集機能(装飾加工機能)、印刷機能および通信機能を備える。
図1は、遊戯画像撮影システム200の全体構成図である。
遊戯画像撮影システム200においては、遊戯画像撮影装置100はインターネット204を介してサーバ202およびユーザ端末206と接続される。遊戯画像撮影装置100においてユーザは自らを撮影する。遊戯画像撮影装置100は、被写体(ユーザ)を含む撮影画像を取得し、必要に応じて事前修正を撮影画像に施し、ユーザによる装飾加工を受け付ける。ユーザは、あらかじめ付与されたユーザIDにより識別される。ユーザは、ユーザIDが登録されたユーザカードを利用して遊戯画像撮影装置100のプレイ予約をする。
装飾加工後の対象画像はユーザIDとともに遊戯画像撮影装置100からサーバ202にアップロードされる。サーバ202は、ユーザID、撮影日時および対象画像(対象動画像と対象静止画像)を対応づけて保存する。ユーザは、ユーザIDおよびパスワード等の認証情報を介してサーバ202にアクセスすることにより、サーバ202から対象画像をダウンロードする。
サーバ202は、ユーザに関連する各種情報(以下、「ユーザ情報」とよぶ)を管理する。本実施形態における遊戯画像撮影装置100は、ライブビュー画像に基づいて被写体への指示や撮影条件の設定変更を自動的に行う。
図2は、遊戯画像撮影装置100の外観斜視図である。
遊戯画像撮影装置100は、受付装置102、撮影ブース104、編集ブース106および印刷装置110を備える。ユーザは、受付装置102において遊戯画像撮影装置100の使用を予約する。ユーザは、受付装置102においてユーザIDを入力するとともに、現金または電子マネーにてプレイ料金を支払う。受付装置102は、ユーザに予約番号を発行する。受付装置102は、受付モニタ108において待機人数および呼び出し対象となる予約番号を表示させる。ユーザは、自分の予約番号が受付モニタ108に表示されると、撮影ブース104に入室する。あるいは、撮影ブース104が使用されているときには次のユーザを待機させて、撮影ブース104が空いてから次のユーザを受け入れるようにしてもよい。
撮影ブース104においてユーザは写真撮影を行う。撮影終了後、ユーザは編集ブース106に移動する。編集ブース106には、編集装置126が設置される。編集装置126は、編集モニタ120を備える。編集モニタ120には対象画像(装飾加工の対象となる撮影画像)が表示される。本実施形態における編集モニタ120は、静電容量式タッチパネルにより形成される。1つの編集モニタ120に対して、2つのスタイラスペン122a、122bが用意される。ユーザはスタイラスペン122および指を使って対象画像に装飾加工を施す。編集終了後、印刷装置110は対象静止画像をシール台紙に印刷する。また、編集装置126は、対象画像をサーバ202にアップロードする。
図3は、撮影ブース104の外観斜視図である。
撮影ブース104は、カーテン124により外部から遮蔽される。撮影ブース104には、撮影装置128が設置される。撮影装置128は、被写体となるユーザを3方向から照らす3つのライト116、撮影静止画像および撮影動画像を取得するためのカメラ118、第1撮影モニタ112、第2撮影モニタ114、左側ストロボ119aおよび右側ストロボ119bを備える。
第1撮影モニタ112は、ライブビュー画像及びユーザの撮影画像(撮影動画像と撮影静止画像)を表示させる。第2撮影モニタ114は、被写体となるユーザ以外の人物、たとえば、モデルの撮影画像(以下、「サンプル画像」とよぶ)を表示させる。ユーザは、第2撮影モニタ114に表示されるサンプル画像を参考にしながら、カメラ118の前で任意の撮影ポーズをとる。第2撮影モニタ114には、撮影方法に関する各種説明も表示される。左側ストロボ119aおよび右側ストロボ119bは、撮影静止画像の撮影と同時に発光する。上述したように、撮影ブース104においては、撮影動画像および撮影静止画像を取得できる。
本実施形態においては、第2撮影モニタ114はサンプル画像により、撮影ポーズも指示する(詳細は、省略する)。
図4は、遊戯画像撮影装置100におけるプレイの流れを示すフローチャートである。図5は、遊戯画像撮影装置100を上から見た平面図である。
ユーザは、受付装置102において使用予約を行うと、受付装置102は受付処理を実行する(S10)。受け付け後、ユーザは撮影ブース104に入室する。撮影装置128は、ユーザを撮影し、ユーザの撮影画像を取得する(S12)。撮影装置128は、所定回の静止画撮影を行う。この例では、静止画撮影とともに、動画の撮影も行われる。撮影動画と撮影静止画は、セットで扱われる。このセットを、撮影画像セットという。この例では、最大6個の撮影画像セットが生成される。撮影に際し、ユーザは、撮影装置128が提供する複数の事前修正メニューから事前修正の方法を選択できる。また、ユーザは、撮影装置128において撮影画像の背景色等も選択できる。撮影装置128は、撮影画像を取得するごとに事前修正を実行する。なお、事前修正メニューは、受付装置102においてプレイ前に選択できてもよい。また、編集ブース106において、撮影画像の背景色等の選択を受け付けてもよい。
撮影後、第1撮影モニタ112には、2つの編集ブース106のいずれかを指示する指示情報が表示される。ユーザは、2つの編集ブース106a、106bのうち、第1撮影モニタ112により指定された編集ブース106に移動する。撮影装置128からは、編集装置126に撮影画像が転送される。ユーザは、編集装置126において転送された撮影画像(対象画像)に装飾加工を施す(S14)。
編集後、編集装置126は対象画像を印刷装置110に送り、印刷装置110は対象画像をシール台紙に印刷する(S16)。また、編集装置126は、インターネット204を介して対象画像をサーバ202にアップロードする(S18)。ユーザは、ユーザIDをアクセスキーとしてサーバ202にアクセスすることにより、対象画像をサーバ202からユーザ端末206にダウンロードできる。
一般的には、撮影作業よりも編集作業に時間がかかる。本実施形態における遊戯画像撮影装置100においては、1つの撮影ブース104に対して2つの編集ブース106a、106b(編集装置126a、126b)を設けることにより、顧客回転率を高めている。
本実施形態では、指によるタッチ操作とスタイラスペン122によるタッチ操作を受け付けて、編集処理を行う。
図6~図13は、編集処理における画面図である。
図6は、左側ユーザ用の編集画面を示している。右側には、右側ユーザ用の編集画面が表示されている。右側ユーザ用の編集画面については省略するが、この図と対称のレイアウトであって同様にユーザ操作を受け付け、撮影静止画像に対する編集を行う。以下、撮影静止画像の左側にユーザAが写り、右側にユーザBが写り、奥にユーザCが写っているものとする。また、ユーザAが左側の編集画面に向かい、左側のスタイラスペン122を用い、ユーザBが図示しない右側の編集画面に向かい、右側のスタイラスペン122を用いているものとする。また、ユーザCは、自らの指で左側または右側の編集画面にタッチして操作する。
画像タブ300a~e(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「画像タブ300」と総称する)は、撮影処理で得られた5つの撮影静止画像に対応している。ユーザAがスタイラスペン122で画像タブ300にタップし、あるいはユーザCが指で画像タブ300にタップすると、画像タブ300に対応する撮影静止画像が、画像表示領域302に表示される。タップとは、短い時間だけタッチする操作である。この例では、画像タブ300bがタップされ、2番目の撮影静止画像が選ばれたものとする。そのため、画像タブ300bにはアクティブであることを示す太枠線が表示され、2番目の撮影静止画像が画像表示領域302に表示されている。したがって、2番目の撮影静止画像が、対象静止画像となる。
ゆびキラパレット304は、指のスライド操作によって対象静止画像上に小片画像を散らす装飾(以下、「ゆびキラ」という)の内容を指示するために用いられる。つまり、ゆびキラの描画(以下、「ゆびキラ描画」という)は、指スライドの軌跡に沿ったパーティクルの描画である。また、パーティクルの画像を「ゆびキラ画像」という。
ゆびキラサイズボタン310a~c(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「ゆびキラサイズボタン310」と総称する)は、「ゆびキラ」における小片画像のサイズ(以下、ゆびキラサイズという。)を指定するためのボタンである。ゆびキラサイズボタン310cが選択されると、大きめの小片画像が描画され、ゆびキラサイズボタン310aが選択されると、小さめの小片画像が描画される。選択されたゆびキラサイズボタン310には、アクティブであることを示す太枠線が表示される。この例では、ゆびキラサイズボタン310bが選ばれている。
ゆびキラサンプル領域312には、ゆびキラのサンプルが表示される。したがって、ゆびキラサイズや後述のゆびキラタイプが変更されると、その変更内容による描画例が、ゆびキラサンプル領域312に示される。ユーザは、このサンプルによってどのような装飾が施されるかを確認することができる。
ゆびキラタイプボタン314a~d(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「ゆびキラタイプボタン314」と総称する)は、ゆびキラのタイプを指示するためのボタンである。ゆびキラタイプボタン314は、それぞれ異なる装飾の仕方(以下、「ゆびキラタイプ」という)に対応している。装飾の仕方は、主に小片画像の種類によって定まる。ゆびキラタイプボタン314aは、大きい星図形と小さし星図形を散らす星タイプに対応する。ゆびキラタイプボタン314bは、大きいハート図形と小さいハート図形を散らすハートタイプに対応する。ゆびキラタイプボタン314cは、大きい玉図形と小さい玉図形を散らす玉タイプに対応する。ゆびキラタイプボタン314dは、大きい十字図形と小さいひし形を散らす混成タイプに対応する。選択されたゆびキラタイプボタン314には、アクティブであることを示す太枠線が表示される。この例では、ゆびキラタイプボタン314aが選ばれる。
線パレット306は、線描きの内容を指示するために用いられる。線パレット306は、線パレットのタブ(不図示)がタップされたときに表示される。
線タイプボタン320a~f(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「線タイプボタン320」と総称する)は、線の太さ、にじみ方、影や縁の有無などに関する線タイプを指定するためのボタンである。線タイプは、たとえば「マーカー」のように筆記具の名前で区別され、あるいは「影付き」のように装飾の仕方で区別される。選択された線タイプボタン320には、アクティブであることを示す太枠線が表示される。この例では、6つの線タイプボタン320の中から線タイプボタン320bが選ばれている。線タイプボタン320は、6つ以上でもよい。
線カラーボタン322a~d(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「線カラーボタン322」と総称する)は、線の色を指定するためのボタンである。選択された線カラーボタン322には、アクティブであることを示す太枠線が表示される。この例では、4つの線カラーボタン322の中から線カラーボタン322bが選ばれている。線カラーボタン322は、4つ以上でもよい。
線サイズボタン324a~c(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「線サイズボタン324」と総称する)は、線の太さを指定するためのボタンである。選択された線サイズボタン324には、アクティブであることを示す太枠線が表示される。この例では、3つの線サイズの中から中太の線サイズボタン324bが選ばれている。
線サンプル領域326には、アクティブである線タイプ、線カラーおよび線サイズによって描かれる線描きのサンプルが表示される。ユーザは、このサンプルによってどのような線が描かれるかを確認することができる。
図6は、ユーザCが、指330でゆびキラタイプボタン314aをタップした状態を示している。ゆびキラタイプボタン314aが指330でタップされると、ゆびキラタイプボタン314aに太枠線が表示される。この段階で、ゆびキラモードとなり、指のスライド操作で星タイプのゆびキラを施せる状態となる。
ここで、モードについて説明する。編集処理では、ゆびキラモードと線モードが入れ替わりながら動作する。指30でもスタイラスペン122でも、ゆびキラパレット304が操作されると、ゆびキラモードになる。一方、指30でもスタイラスペン122でも、線パレット306が操作されると、線モードになる。スタイラスペン122によるスライド操作に関しては、いずれのモードであっても線が描かれる。したがって、この例のユーザAは、あまりモードを気にせずに編集を続けられる。一方、指30によるスライド操作に関しては、モードによって描画の種類が異なる。ゆびキラモードのときには、ゆびキラ描画が行われ、線モードのときには、線の描画が行われる。したがって、この例のユーザCは、モードを気にしながら編集を行うことになる。図6~図9に示すように、ゆびキラパレット304内のボタンがアクティブになっているときには、ゆびキラモードであり、図10~図13に示すように、ゆびキラパレット304内のボタンがアクティブになっていないときには、線モードである。
次に、図7に示すように、ユーザCが、指330で画像表示領域302の左側のユーザAの胸元に触れてスライドさせたものとする。このスライド操作によって、画像表示領域302のユーザAの胸元に、星タイプのゆびキラ画像が表示される。図中の破線は、スライドされた軌跡を示している。この段階でゆびキラモードは継続しており、続けて星タイプのゆびキラを施せる状態である。
このとき、ユーザAが、スタイラスペン122で画像表示領域302内に触れてスライドさせても、ゆびキラ画像は表示されない。この場合にはゆびキラではなく、線描きが行われる。このように、ゆびキラは、指330のタッチによってのみ行える。ユーザAがゆびキラ描画を行いたい場合には、スタイラスペン122ではなく指330でスライドすればよい。
図8は、続けてユーザCが、指330でゆびキラタイプボタン314bをタップした状態を示している。ゆびキラタイプボタン314bが指330でタップされると、ゆびキラタイプボタン314bに太枠線が表示される。これにより、ハートタイプのゆびキラを施せる状態となる。
次に、図9に示すように、ユーザCが、指330で画像表示領域302のユーザCの額に触れてスライドさせたものとする。このスライド操作によって、画像表示領域302のユーザCの額に、ハートタイプのゆびキラ画像が表示される。この段階で、ゆびキラモードが継続しており、続けてハートタイプのゆびキラを施せる状態である。
図10は、続いてユーザAが、スタイラスペン122で線タイプボタン320cをタップした状態を示している。線タイプボタン320cがスタイラスペン122でタップされると、線タイプボタン320cに太枠線が表示される。このとき、線モードに切り替わり、ゆびキラを施せない状態となる。線モードでは、指330のスライドでもスタイラスペン122のスライドでも、線描きが行われる。
図11は、続いてユーザAが、スタイラスペン122で線カラーボタン322aをタップした状態を示している。線カラーボタン322aがスタイラスペン122でタップされると、線カラーボタン322aに太枠線が表示される。この段階で、線モードが継続しており、線描きを行える状態である。
次に、図12に示すように、ユーザAが、スタイラスペン122で画像表示領域302内に触れて「2020」を書き込むようにスライドさせたものとする。これによって、線タイプボタン320cの線タイプで線カラーボタン322aの色の線が描かれる。この段階で、線モードが継続しており、続けて線描画を行える。
図13は、ユーザCが、指330で画像表示領域302内に触れて「ねん」を書き込むようにスライドさせた状態を示している。線モードでは、指330で触れてスライドした場合にも、スタイラスペン122の場合と同様に線を描くことができる。したがって、このときスタイラスペン122で描かれた「2020」の後ろに「ねん」と書き込むように指330でタッチすれば、「2020ねん」という書き込みになる。つまり、ユーザCが、ユーザAといっしょに一体の書き込みを行うことができる。
図14は、遊戯画像撮影装置の機能ブロック図である。
遊戯画像撮影装置100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。
上述したように、遊戯画像撮影装置100は、撮影装置128、受付装置102、編集装置126および印刷装置110の集合体として構成される。図14に示したタッチパネル222とディスプレイ220を含む編集モニタ120およびスタイラスペン122以外の各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
遊戯画像撮影装置100は、ユーザインタフェース処理部130、データ処理部132、通信部134およびデータ格納部136を含む。
ユーザインタフェース処理部130は、受付モニタ108、編集モニタ120等を介したユーザインタフェース処理を担当する。通信部134は、インターネット204を介してサーバ202との通信処理を担当する。通信部134は、近距離無線通信によりユーザ端末206とダイレクトに通信してもよい。たとえば、通信部134からユーザ端末206に対象画像を直接送信してもよい。データ格納部136は各種データを格納する。データ処理部132は、通信部134により取得されたデータおよびデータ格納部136に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部132は、ユーザインタフェース処理部130、通信部134およびデータ格納部136のインタフェースとしても機能する。
ユーザインタフェース処理部130は、ユーザによる操作入力を受け付ける入力部140と、ユーザへの情報提示を行う出力部142と、撮影画像を取得する撮影部138(カメラ118)を含む。入力部140は、受付装置102、撮影装置128、編集装置126等に設置されるタッチパネル222に対するユーザの操作入力を検出する。入力部140は、スタイラスペン122による操作入力も検出する。出力部142は、受付装置102、撮影装置128、編集装置126等における画像表示のほか、音声出力、印刷出力など各種の出力処理を実行する。
入力部140は、受付部158を含む。受付部158は、ユーザの操作を受け付ける。ユーザ操作は、スタイラスペン122でタッチパネル222にタッチする方法と、指でタッチパネル222にタッチする方法がある。タッチパネル222は、たとえば静電容量式である。
出力部142は、画面表示処理部170を含む。画面表示処理部170は、編集画面などを編集モニタ120のディスプレイ220に表示させる。
データ処理部132は、撮影制御部144、編集処理部146、受付管理部148および印刷処理部150を含む。
撮影制御部144は、撮影ブース104における撮影処理を制御する。撮影制御部144は、撮影ブース104においてユーザに撮影タイミングを通知する。撮影タイミングを時刻t1とすると、撮影制御部144は時刻t1よりも1.5秒前から0.1秒前まで動画像(以下、「前半動画像」とよぶ)を記録し、時刻t1において撮影静止画像を取得し、時刻t1の0.1秒後から1.5秒後まで動画像(以下、「後半動画像」とよぶ)を再び記録する。撮影制御部144は、前半動画像と後半動画像をつなげることにより撮影動画像を生成する。撮影制御部144は、撮影部138に撮影の開始指示および停止指示を送信することにより、撮影部138を制御する。また、撮影制御部144は、撮影静止画の取得時においては、図示しないストロボを発光させる。撮影動画像は、撮影静止画の取得期間、いいかえれば、ストロボ発光時の動画が含まれないため、ストロボ発光が映り込むことがない。
編集処理部146は、ユーザの操作入力にしたがって対象静止画像に対する装飾加工を行うする。編集処理部146は、描画部180を含む。描画部180は、撮影画像に書き込む画像を描画する。
受付管理部148は、受付装置102においてユーザによるプレイ料金の支払いと予約順序を管理する。受付管理部148は、撮影ブース104において撮影作業が終了するごとに、予約中のユーザを撮影ブース104に案内する。印刷処理部150は、印刷装置110における対象画像の印刷を制御する。
データ格納部136は、ゆびキラサイズ記憶部186、ゆびキラタイプ記憶部188、線タイプ記憶部190、線カラー記憶部192および線サイズ記憶部194を含む。ゆびキラサイズ記憶部186は、現在選択されているゆびキラサイズを記憶する。ゆびキラタイプ記憶部188は、現在選択されているゆびキラタイプを記憶する。線タイプ記憶部190は、現在選択されている線タイプを記憶する。線カラー記憶部192は、現在選択されている線カラーを記憶する。線サイズ記憶部194は、現在選択されている線サイズを記憶する。
図6~図13に関連して説明した編集処理は、ゆびキラモードまたは線モードで動作する。先に、ゆびキラモードの処理について説明し、そのあと線モードの処理について説明する。
図15は、ゆびキラモードのメイン処理過程を示すフローチャートである。
ゆびキラモードにおいて、受付部160が画像表示領域302内の指330によるスライド操作を受け付けると(S20のY)、描画部180は、ゆびキラ描画を行う(S22)。
具体的には、指330によるスライド操作が行われると、検出デバイスであるタッチパネル222は、指330の接触をその位置とともに連続的に検出する。最初の接触は、受付部160において指330によるスライド開始と捉えられる。2回目以降の接触は、受付部160において指330によるスライド中と捉えられる。最後の接触は、受付部160において指330によるスライド終了と捉えられる。
描画部180は、指330によるスライド開始の位置、複数のスライド中の位置およびスライド終了の位置によって、指330によるスライド軌跡を特定する。そして、描画部180は、指330によるスライド軌跡(図7および図9の破線)の周辺に、ゆびキラパターンを成す小片画像の描画を行う。たとえば、ゆびキラタイプ記憶部188に記憶されているパターンが星パターンであれば、ゆびキラサイズ記憶部186に記憶されているゆびキラサイズに従って大きさの異なる星型図形を散らすように描く。指330によるスライド操作を受け付けなければ(S20のN)、S24の処理に移る。
ゆびキラモードにおいて、受付部160が画像表示領域302内のスタイラスペン122によるスライド操作を受け付けると(S24のY)、描画部180は、線描画を行う(S26)。
具体的には、スタイラスペン122によるスライド操作が行われると、検出デバイスであるタッチパネル222は、スタイラスペン122の接触をその位置とともに連続的に検出する。最初の接触は、受付部160においてスタイラスペン122によるスライド開始と捉えられる。2回目以降の接触は、受付部160においてスタイラスペン122によるスライド中と捉えられる。最後の接触は、受付部160においてスタイラスペン122によるスライド終了と捉えられる。
描画部180は、スタイラスペン122によるスライド開始の位置、複数のスライド中の位置およびスライド終了の位置によって、スタイラスペン122によるスライド軌跡(不図示)を特定する。そして、描画部180は、スタイラスペン122によるスライド軌跡に沿って、線タイプ記憶部190に記憶されている線タイプ、線カラー記憶部192に記憶されている線カラーおよび線サイズ記憶部194に記憶されている線サイズに従って、線の描画を行う。スタイラスペン122による画像表示領域302内のスライド操作を受け付けなければ(S24のN)、S38の処理に移る。
なお、受付部160がS20において、指330のスライド開始を検出した時点で、スライド終了を待たずにゆびキラ描画(S22)の並行処理が起動され、S20の処理に戻る。つまり、ゆびキラ描画の処理とゆびキラモードのメイン処理(図15)とは並行し、ゆびキラ描画の終了を待たずに、ゆびキラモードのメイン処理(図15)において次の操作を受け付けることになる。
したがって、先に指330のスライド操作によってゆびキラの描画が始まった場合、ゆびキラの描画中に、スタイラスペン122のスライド操作による線描画を始められる。これにより、ゆびキラの描画と線描画が同時に進行する。
同様に、受付部160がS24において、スタイラスペン122によるスライド開始を検出した時点で、スライド終了を待たずに、線描画(S26)の並行処理が起動され、S20の処理に戻る。つまり、線描画の処理とゆびキラモードのメイン処理(図15)とは並行し、線描画の終了を待たずに、ゆびキラモードのメイン処理(図15)において次の操作を受け付けることになる。
したがって、先にスタイラスペン122のスライド操作によって線描画が始まった場合、線描画中に、指330のスライド操作よるゆびキラの描画を始められる。これにより、線描画とゆびキラの描画が同時に進行する。
このように指330によるスライド操作とスタイラスペン122によるスライド操作が同時に行われると、ゆびキラモードのメイン処理(図15)と、ゆびキラ描画の処理と、線描画の処理とが並行する。そして、指330のスライドが終わるまでゆびキラの描画が続き、スタイラスペン122のスライドが終わるまで線描画が続く。どちらの描画が先に終わっても、他方の描画は継続する。つまり、指操作とペン操作とを同時に受け付けて、ゆびキラの描画と線描画をいっしょに行えるように制御する。
一方、画像表示領域302内のスタイラスペン122によるスライド操作を受け付けなければ(S24のN)、S28の処理に移る。
受付部160がゆびキラパレット304の操作を受け付けると(S28のY)、描画部180は、ゆびキラのパラメータを変更する(S30)。
具体的には、受付部160が指330またはスタイラスペン122によるゆびキラタイプボタン314のタップ操作を受け付けると、描画部180は、ゆびキラタイプボタン314によって特定されるゆびキラタイプをゆびキラタイプ記憶部188に記憶する。
また、受付部160が指330またはスタイラスペン122によるゆびキラサイズボタン310のタップ操作を受け付けると、描画部180は、ゆびキラサイズボタン310によって特定されるゆびキラサイズをゆびキラサイズ記憶部186に記憶する。
このとき、ゆびキラモードは継続するので、S20の処理に戻る。一方、ゆびキラパレット304の操作を受け付けなければ(S28のN)、S32の処理に移る。
受付部160が線パレット306の操作を受け付けると(S32のY)、描画部180は、線のパラメータを変更する(S34)。
具体的には、受付部160が指330またはスタイラスペン122による線タイプボタン320のタップ操作を受け付けると、描画部180は、線タイプボタン320によって特定される線タイプを線タイプ記憶部190に記憶する。
また、受付部160が指330またはスタイラスペン122による線カラーボタン322のタップ操作を受け付けると、描画部180は、線カラーボタン322によって特定される線カラーを線カラー記憶部192に記憶する。
さらに、受付部160が指330またはスタイラスペン122による線サイズボタン324のタップ操作を受け付けると、描画部180は、線サイズボタン324によって特定される線サイズを線サイズ記憶部194に記憶する。
線のパラメータを変更すると、線モードへ遷移する(S36)。つまり、線モードのメイン処理を起動して、ゆびキラモードのメイン処理を終える。一方、線パレット306の操作を受け付けなければ(S32のN)、S20の処理に戻って上述した処理を繰り返す。
図16は、線モードのメイン処理過程を示すフローチャートである。
線モードにおいて、受付部160が画像表示領域302内のスタイラスペン122によるスライド操作を受け付けると(S50のY)、描画部180は、線描画を行う(S52)。
描画部180は、スタイラスペン122によるスライド軌跡を特定し、そのスライド軌跡に沿って、線タイプ記憶部190に記憶されている線タイプ、線カラー記憶部192に記憶されている線カラーおよび線サイズ記憶部194に記憶されている線サイズに従って、線の描画を行う。スタイラスペン122による画像表示領域302内のスライド操作を受け付けなければ(S50のN)、S54の処理に移る。
受付部160が画像表示領域302内の指330によるスライド操作を受け付けた場合にも(S54のY)、描画部180は、線描画を行う(S56)。
描画部180は、指330によるスライド軌跡を特定し、そのスライド軌跡に沿って、同様に線タイプ、線カラーおよび線サイズに従って、線の描画を行う。指330による画像表示領域302内のスライド操作を受け付けなければ(S54のN)、S58の処理に移る。
ゆびキラモードにおいてゆびキラ描画と線の描画が並行に動作するのと同様に、線モードにおいて、スタイラスペン122による線の描画と指330による線の描画は、並行に動作する。
受付部160が線パレット306の操作を受け付けると(S58のY)、描画部180は、図15の場合と同様に線のパラメータを変更する(S60)。
このとき、線モードは継続するので、S50の処理に戻る。一方、線パレット306の操作を受け付けなければ(S58のN)、S62の処理に移る。
受付部160がゆびキラパレット304の操作を受け付けると(S62のY)、描画部180は、図15の場合と同様にゆびキラのパラメータを変更する(S64)。
ゆびキラのパラメータを変更すると、ゆびキラモードへ遷移する(S66)。つまり、ゆびキラモードのメイン処理を起動して、線モードのメイン処理を終える。一方、ゆびキラパレット304の操作を受け付けなければ(S62のN)、S50の処理に戻って上述した処理を繰り返す。
通常、ユーザは効き手で操作を行うので、スタイラスペン122の操作と指330の操作を同時に行えることは、複数ユーザの操作に向いている。
線モードの場合、指330の操作によってスタイラスペン122の操作と同様に線を描けるので、たとえばユーザAの書き込みに続いてユーザCが書き込みを行おうとする場合に、ユーザAがユーザCにスタイラスペン122を渡さなくても、そのまま書き込みが行えるという利点もある。
[変形例]
受付部160が指330の操作を受け付けた場合に、左右いずれの画像表示領域302に接触したかを判定してもよい。さらに、描画部180は、接触した画像表示領域302におけるモードに応じて、指330の操作による描画内容を決定してもよい。たとえば、指330が左側の画像表示領域302にタッチしたときに、左側の編集画面が線モードであれば、左側の編集画面における線のパラメータにしたがって左側の対象静止画像に線描画を行う。あるいは、左側の編集画面がゆびキラモードであれば、左側の編集画面におけるゆびキラのパラメータにしたがって左側の対象静止画像にゆびキラ描画を行う。一方、指330が右側の画像表示領域302にタッチしたときに、右側の編集画面が線モードであれば、右側の編集画面における線のパラメータにしたがって右側の対象静止画像に線描画を行う。あるいは、右側の編集画面がゆびキラモードであれば、右側の編集画面におけるゆびキラのパラメータにしたがって右側の対象静止画像にゆびキラ描画を行う。たとえば、ユーザAが左側で青い線を描いていて、ユーザBが右側で赤い線を描いているとき、ユーザCが左側で指330をスライドさせれば、ユーザAといっしょに青い線を描け、またユーザCが右側で指330をスライドさせれば、ユーザBといっしょに赤い線を描けるようになる。つまり、左右のモードやパラメータが違っても、それぞれのモードやパラメータに合わせて描画が行われる。
タッチパネル222は、スタイラスペン122の接触圧力を検出するものでもよい。タッチパネル222がペン先の圧力を検出するセンサを備えてもよいし、スタイラスペン122がペン先の圧力を検出するセンサを備えてもよい。たとえば、スタイラスペン122のペン先が弾性的に沈み込む構造であれば、沈み込む深さによって圧力を測定することができる。
また、描画部180は、接触圧力に応じて描画内容を変化させてもよい。たとえば、接触圧力が基準よりも小さい場合に細い線を描き、接触圧力が基準よりも大きい場合に太い線を描くようにする。また、接触圧力が基準よりも小さい場合に青い線を描き、接触圧力が基準よりも大きい場合に赤い線を描くようにしてもよい。接触圧力によって、二重線や波線などの線種を変えてもよい。さらに、接触圧力によって、スタンプの大きさや向きが変わるようにしてもよい。
左右のスタイラスペン122を識別する方法として、スタイラスペン122のペン先から、スタイラスペン122の区別を示す信号を発信するようにしてもよい。タッチパネル222は、接触したペン先からこの信号を受信して、接触したスタイラスペン122の区別を判断することができる。また、近接状態において接触を誤検出することが防がれる。
また、線モードのときに指330に対応する線のパラメータとスタイラスペン122に対応する線のパラメータを対応づけておいてもよい。そして、指330で選択した線のパラメータによって、自動的にスタイラスペン122に対応する線のパラメータが決まるようにしてもよい。反対に、スタイラスペン122で選択した線のパラメータによって、自動的に指330に対応する線のパラメータが決まるようにしてもよい。たとえば、指330用の線カラーの青とスタイラスペン122用の線カラーの赤を対応づけておいた場合、指330で線カラーの青を選択すると、自動的にスタイラスペン122の線カラーが赤になる。反対に、スタイラスペン122で線カラーの赤を選択すると、自動的に指330の線カラーが青になる。
また、ゆびキラモードのときに指330に対応するゆびキラのパラメータとスタイラスペン122に対応する線のパラメータを対応づけておいてもよい。そして、指330で選択したゆびキラのパラメータによって、自動的にスタイラスペン122に対応する線のパラメータが決まるようにしてもよい。反対に、スタイラスペン122で選択した線のパラメータによって、自動的に指330に対応するゆびキラのパラメータが決まるようにしてもよい。たとえば、ゆびキラのハートタイプとスタイラスペン122用の線カラーの赤を対応づけておいた場合、指330でハートタイプを選択すると、自動的にスタイラスペン122の線カラーが赤になる。反対に、スタイラスペン122で線カラーの赤を選択すると、自動的にゆびキラタイプがハートタイプになる。
ゆびキラパレット304に関して、指330のタップだけを受け付けて、スタイラスペン122のタップを受け付けないようにしてもよい。また、線パレット306に関して、スタイラスペン122のタップだけを受け付けて、指330のタップを受け付けないようにしてもよい。
モードを設けずに、画面表示領域302内の指330のスライド操作で常にゆびキラ描画が行われ、画面表示領域302内のスタイラスペン122のスライド操作で常に線の描画が行われるようにしてもよい。
上述した線描画をスタンプ描画に置き換えてもよい。つまり、ゆびキラモードで、画像表示領域302内の指330の操作を受け付けるとゆびキラ描画が行われ、画像表示領域302内のスタイラスペン122の操作を受け付けるとスタンプ描画が行われる。また、スタンプモードで、画像表示領域302内の指330の操作あるいはスタイラスペン122の操作を受け付けると、同様のスタンプ描画が行われる。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
スタイラスペン122が2本であれば、2人でプレイする場合にそれぞれがスタイラスペン122を使用できる。しかし、3人以上でプレイする場合には、スタイラスペン122を使用できない者が出てくる。そのため、誰がスタイラスペン122を使うかで気遣いが生まれる。上述の例によれば、スタイラスペン122を使えない者も、指の操作で編集に参加できるので、疎外感が生まれない。3人、4人、5人のように多人数でプレイする場合に、撮影ブースで盛り上がった雰囲気をそのまま編集ブースに引き継いで、全員参加で編集を最後まで楽しむことができる。
ゆびキラは指の操作でしかできないので、スタイラスペン122を持たないユーザにも優越感が生じる。ゆびキラは、指を払う仕草で、魔法をかけたようなパーティクルが表われて、ファンタジー感を味わえるので、むしろ積極的に指の操作を好むことも考えられる。
指330による操作の感覚とスタイラスペン122による操作の感覚は、異なるので、ユーザ間でスタイラスペン122を引き渡すことによって、ときに指330で操作し、ときにスタイラスペン122で操作し、共に異なる感覚を楽しむことができる。
指330によるタッチ操作とスタイラスペン122によるタッチ操作が同時に行われたことを条件として、所定の描画を行うようにしてもよい。たとえば、スタイラスペン122によるタッチのタイミングと指330によるタッチのタイミングが一致したときに、特別なスタンプ画像が現れるようにしてもよい。2人の気が合うことを示す「ニコイチ」や「二娘一」のようなスタンプ画像でもよい。
100 遊戯画像撮影装置、102 受付装置、104 撮影ブース、106 編集ブース、108 受付モニタ、110 印刷装置、112 第1撮影モニタ、114 第2撮影モニタ、116 ライト、118 カメラ、119 ストロボ、120 編集モニタ、122 スタイラスペン、124 カーテン、126 編集装置、128 撮影装置、130 ユーザインタフェース処理部、132 データ処理部、134 通信部、136 データ格納部、140 入力部、142 出力部、144 撮影処理部、146 編集処理部、148 受付処理部、150 印刷処理部、160 受付部、170 画面表示処理部、180 描画部、186 ゆびキラサイズ記憶部、188 ゆびキラタイプ記憶部、190 線タイプ記憶部、192 線カラー記憶部、194 線サイズ記憶部、200 遊戯画像撮影システム、202 サーバ、204 インターネット、206 ユーザ端末、222 タッチパネル、220 ディスプレイ、300 画像タブ、302 画像表示領域、304 ゆびキラパレット、306 線パレット、308 パレットタブ、310 ゆびキラサイズボタン、312 ゆびキラサンプル領域、314 ゆびキラタイプボタン、320 線タイプボタン、322 線カラーボタン、324 線サイズボタン、326 線サンプル領域、330 指。

Claims (8)

  1. ユーザを撮影する撮影部と、
    撮影画像を表示する表示面を有する表示デバイスと、
    前記表示面におけるペン接触および指接触を区別して検出する検出デバイスと、
    前記ユーザによる操作に応じて前記撮影画像に対して描画を行う描画部と、
    前記ペン接触による第1ユーザ操作と、前記指接触による第2ユーザ操作とを区別して受け付ける受付部と、を有する遊戯画像撮影装置であって、
    前記描画部は、前記ペン接触による描画方法の設定を示す第1描画パラメータと前記指接触による描画方法の設定を示す第2描画パラメータとを予め関連付けておき、前記ペン接触についての第1描画パラメータが変更されたとき、前記指接触についての第2描画パラメータも前記変更された第1描画パラメータに関連付けられている第2描画パラメータに連動して変更することを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  2. ユーザを撮影する撮影部と、
    撮影画像を表示する表示面を有する表示デバイスと、
    前記表示面におけるペン接触および指接触を区別して検出する検出デバイスと、
    前記ユーザによる操作に応じて前記撮影画像に対して描画を行う描画部と、
    前記ペン接触による第1ユーザ操作と、前記指接触による第2ユーザ操作とを区別して受け付ける受付部と、を有する遊戯画像撮影装置であって、
    前記描画部は、前記ペン接触による描画方法の設定を示す第1描画パラメータと前記指接触による描画方法の設定を示す第2描画パラメータとを予め関連付けておき、前記指接触についての第2描画パラメータが変更されたとき、前記ペン接触についての第1描画パラメータも前記変更された第2描画パラメータに関連付けられている第1描画パラメータに連動して変更することを特徴とする遊戯画像撮影装置。
  3. 前記第1描画パラメータは、ペン用線パラメータであり、
    前記第2描画パラメータは、指用線パラメータであり、
    前記ペン用線パラメータと前記指用線パラメータとにおいて異なる値を対応付けることができることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊戯画像撮影装置。
  4. 前記第1描画パラメータは、線パラメータであり、
    前記第2描画パラメータは、小片画像パラメータであることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊戯画像撮影装置。
  5. 前記受付部は、前記ペン接触による前記小片画像パラメータの選択を受け付けないことを特徴とする請求項4に記載の遊戯画像撮影装置。
  6. 前記受付部は、前記指接触による前記線パラメータの選択を受け付けないことを特徴とする請求項4に記載の遊戯画像撮影装置。
  7. ユーザを撮影する撮影部と、
    撮影画像を表示する表示面を有する表示デバイスと、
    前記表示面におけるペン接触および指接触を区別して検出する検出デバイスと、を有する情報処理装置に、
    前記ユーザによる操作に応じて前記撮影画像に対して描画を行う描画機能と、
    前記ペン接触による第1ユーザ操作と、前記指接触による第2ユーザ操作とを区別して受け付ける受付機能と、を発揮させ、
    前記描画機能において、前記ペン接触による描画方法の設定を示す第1描画パラメータと前記指接触による描画方法の設定を示す第2描画パラメータとを予め関連付けておき、前記ペン接触についての第1描画パラメータが変更されたとき、前記指接触についての第2描画パラメータも前記変更された第1描画パラメータに関連付けられている第2描画パラメータに連動して変更することを特徴とするプログラム。
  8. ユーザを撮影する撮影部と、
    撮影画像を表示する表示面を有する表示デバイスと、
    前記表示面におけるペン接触および指接触を区別して検出する検出デバイスと、を有する情報処理装置に、
    前記ユーザによる操作に応じて前記撮影画像に対して描画を行う描画機能と、
    前記ペン接触による第1ユーザ操作と、前記指接触による第2ユーザ操作とを区別して受け付ける受付機能と、を発揮させ、
    前記描画機能において、前記ペン接触による描画方法の設定を示す第1描画パラメータと前記指接触による描画方法の設定を示す第2描画パラメータとを予め関連付けておき、前記指接触についての第2描画パラメータが変更されたとき、前記ペン接触についての第1描画パラメータも前記変更された第2描画パラメータに関連付けられている第1描画パラメータに連動して変更することを特徴とするプログラム。
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