JP7327270B2 - 車両用補強部材 - Google Patents
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Description
図1~図3を用いて、本発明の実施形態に係る車両用補強部材1の構成について説明する。図2は、車両用補強部材1が車両800のルーフパネル810に取り付けられた状態の概略断面図である。図3は、車両用補強部材1の概略斜視図である。図1に示すように、実施形態の車両用補強部材1は、車両800のルーフパネル810に取り付けられて、ルーフパネル810(車両用パネル)を補強する車両用補強部材である。
第1リインフォースメント10は、図3に示すように、底面部11と立壁部12との間、および、立壁部12とフランジ部13との間で折り曲げられていることで、剛性がより高められている。さらに、図3に示すように、立壁部12は、底面部11の側に凸となる凸状部12Aと、底面部11の側に凹となる凹状部12Bとが、稜線812Bの延びる方向に沿って交互に配置されている。これにより、立壁部12は折れ曲がっている。この様に、立壁部12が折れ曲がっていることで、立壁部12の剛性がより高められている。そして、底面部11の凹状部11Aは、縁部で立壁部12の凸状部12Aと連結されている。従って、凹状部11Aの縁部は折れ曲がっている。底面部11の凹状部11Aと、立壁部12の凸状部12Aとの間の連結部分では、凹状部11Aの縁部が折れ曲がっていることで、剛性がより高められている。また、フランジ部13には、立壁部12の凸状部12Aに囲まれた凸状部13Aが形成されている。従って、凸状部13Aの縁部は折れ曲がっている。フランジ部13の凸状部13Aと、立壁部12の凸状部12Aとの連結部分では、凸状部13Aの縁部が折れ曲がっていることで、剛性がより高められている。以上の様に、第1リインフォースメント10は、立壁部12が凸状部12Aを有することで、底面部11の凹状部11Aおよびフランジ部13の凸状部13Aを含めた、凸状部12Aの周辺の剛性がより高められている。
本発明の車両用補強部材は、上述した実施形態で説明した車両用補強部材1の構成、形状、構造等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。車両用補強部材1の材質は、鉄に限らず、アルミニウム合金や、亜鉛合金などの金属や、樹脂を用いてもよい。
10、210、310、410、510 第1リインフォースメント
11、211、311、411、511 底面部
11A、211A、311A、411A、511A 凹状部
11B 延長部
12、212、312、412、512 立壁部
12A、212A、312A、412A、512A 凸状部
512A1、512A2 凸状部
512B 凹状部
12B 凹状部
12E1 第1縁部
12E2 第2縁部
13、213、313、413、513 フランジ部
13A、213A、313A、413A 凸状部
13B 延長部
13C 凹部
20 第2リインフォースメント
21 ハット底面
22A、22B ハット立壁面
23A、23B ハットフランジ面
W11A、W11B、W13A、W13B、W211A、W213A、W311A、W313A、W411A、W413A、W511A1、W511A2、W513A1、W513A2 幅
800 車両
810 ルーフパネル(車両用パネル)
811 段差底面
811A 縁部
811B 突出部
812 段差立壁面
812A 縁部
812B 稜線
813 補強対象面
820 マスチックシーラー(所定部材)
900 ケース
Claims (2)
- 車両用パネルを補強する車両用補強部材であって、
前記車両用パネルは、
段差底面と、
前記段差底面の縁部から立設する段差立壁面と、
前記段差立壁面における、前記段差底面とは反対側の縁部から延びる補強対象面と、
を有し、
前記車両用補強部材は、第1リインフォースメントを含み、
前記第1リインフォースメントは、前記段差立壁面および前記補強対象面にて形成された稜線の近傍で、当該稜線に対向して延びるように設けられており、
前記稜線に沿って延びる板状の底面部と、
前記底面部における、前記稜線の長手方向の一方の縁部である第1縁部に沿って、当該第1縁部から立ち上がる立壁部と、
前記立壁部における、前記第1縁部に対して反対側の縁部である第2縁部に沿って、当該第2縁部から前記底面部側に対して反対側に延びるフランジ部と、
を有し、
前記フランジ部が前記車両用パネルの前記補強対象面に接合、あるいは、前記フランジ部が所定部材を介して前記車両用パネルの前記補強対象面に接合されており、
前記立壁部は、他の部材と接合されておらず、前記底面部の側に凸となる凸状部と、前記底面部の側に凹となる凹状部とが、前記稜線の延びる方向に沿って交互に配置されており、
前記稜線の延びる方向と直交する方向における前記底面部の幅は、前記凸状部に隣接する部分の幅よりも、前記凹状部に隣接する部分の幅のほうが広くなるように形成されており、
前記稜線の延びる方向と直交する方向における前記フランジ部の幅は、前記凸状部に隣接する部分の幅よりも、前記凹状部に隣接する部分の幅のほうが狭くなるように形成されている、
車両用補強部材。 - 車両用パネルを補強する車両用補強部材であって、
前記車両用パネルは、
段差底面と、
前記段差底面の縁部から立設する段差立壁面と、
前記段差立壁面における、前記段差底面とは反対側の縁部から延びる補強対象面と、
を有し、
前記車両用補強部材は、第1リインフォースメントを含み、
前記第1リインフォースメントは、前記段差立壁面および前記補強対象面にて形成された稜線の近傍で、当該稜線に対向して延びるように設けられており、
前記稜線に沿って延びる板状の底面部と、
前記底面部における、前記稜線の長手方向の一方の縁部である第1縁部に沿って、当該第1縁部から立ち上がる立壁部と、
前記立壁部における、前記第1縁部に対して反対側の縁部である第2縁部に沿って、当該第2縁部から前記底面部側に対して反対側に延びるフランジ部と、
を有し、
前記フランジ部が前記車両用パネルの前記補強対象面に接合、あるいは、前記フランジ部が所定部材を介して前記車両用パネルの前記補強対象面に接合されており、
前記立壁部は、前記底面部の側に凸となる凸状部と、前記底面部の側に凹となる凹状部とが、前記稜線の延びる方向に沿って交互に配置されており、
前記稜線の延びる方向と直交する方向における前記底面部の幅は、前記凸状部に隣接する部分の幅よりも、前記凹状部に隣接する部分の幅のほうが広くなるように形成されており、
前記稜線の延びる方向と直交する方向における前記フランジ部の幅は、前記凸状部に隣接する部分の幅よりも、前記凹状部に隣接する部分の幅のほうが狭くなるように形成されており、
さらに、前記稜線に対向して延びる、断面がハット形状に形成された第2リインフォースメントを備え、
前記第2リインフォースメントは、
前記稜線に沿って延びるハット底面と、
前記ハット底面の両縁部のそれぞれから立設する一対のハット立壁面と、
一対の前記ハット立壁面それぞれにおける、前記ハット立壁面とは反対側の縁部から延びる一対のハットフランジ面と、
を有し、
一方のハットフランジ面が前記車両用パネルの前記段差底面に接合されているとともに、前記他方のハットフランジ面が前記第1リインフォースメントの前記底面部に接合された、
車両用補強部材。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020081180A JP7327270B2 (ja) | 2020-05-01 | 2020-05-01 | 車両用補強部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020081180A JP7327270B2 (ja) | 2020-05-01 | 2020-05-01 | 車両用補強部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021175625A JP2021175625A (ja) | 2021-11-04 |
JP7327270B2 true JP7327270B2 (ja) | 2023-08-16 |
Family
ID=78300183
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JP2020081180A Active JP7327270B2 (ja) | 2020-05-01 | 2020-05-01 | 車両用補強部材 |
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Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096287A (ja) | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
JP2016150698A (ja) | 2015-02-18 | 2016-08-22 | マツダ株式会社 | 車両の上部車体構造 |
-
2020
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