JP7326947B2 - 化粧部材の製造装置、その製造装置を用いる化粧部材の製造方法、並びにその製造方法で形成された被賦形部材 - Google Patents

化粧部材の製造装置、その製造装置を用いる化粧部材の製造方法、並びにその製造方法で形成された被賦形部材 Download PDF

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本発明は、化粧部材の製造装置、その製造装置を用いる化粧部材の製造方法、並びにその製造方法で形成された被賦形部材に関する。
装飾シートと透明なフィルムとを積層することで化粧シート(被賦形部材)を形成し、その化粧シートを賦形型に配置した状態でプリフォームすることで、化粧シートに所望形状を付与する方法が特許文献1に提案されている。
特開平11-983号
この方法を実際の加工に適用する場合、装飾シートを賦形型に対応する大きさに予めトリミングしておくことが考えられる。しかし、この加工では、成形時に装飾シートを賦形型に対して正確に位置決めしなければならない。
また、装飾シートに位置決め部分を設け、この位置決め部分を賦形型に固定することも考えられる。しかし、この方法では、装飾シートが拘束されているので、成形時に装飾シートに余分な皺や割れを生じ、所望形状を装飾シートに付与できないおそれがある。
そこで、本発明は、位置決め部分を型(賦形形状部)に設けることで、所望形状を被賦形部材に確実に与える、化粧部材の製造装置、その製造装置を用いる化粧部材の製造方法、並びにその製造方法で形成された被賦形部材を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に係る、透明フィルム又は半透明フィルムと、装飾部材と、繊維を含む裏地を、この順序で重ねて被賦形部材を形成し、所定の形状を前記被賦形部材に与えて化粧部材を形成する製造装置は、
前記フィルムと前記裏地と前記装飾部材が同じ大きさ及び形状を有しており、
前記被賦形部材は前記被賦形部材の外周縁に複数の凸部を有しており、
前記製造装置は、
前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地を接着して前記被賦形部材を形成する積層装置と、
前記所定の形状を前記被賦形部材に与えることで前記化粧部材を形成する賦形装置とを含んでおり、
前記賦形装置が
前記所定の形状を前記被賦形部材に与える賦形形状部と、
前記被賦形部材を前記賦形形状部に向かって付勢する賦形部とを有しており、
前記賦形形状部が前記被賦形部材の一部と係合する係合部を備えており、
前記賦形形状部の前記係合部は、前記複数の凸部と係合する複数の凹部を備えており、
前記賦形形状部に置かれる前記被賦形部材が、前記複数の凸部を前記複数の凹部に係合することにより位置決めされるように構成されている、ことを特徴とする。
請求項2に係る実施形態の製造装置は、
前記積層装置が、前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地とを接着させる際に、前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地を積層方向に加圧する加圧手段を備える、ことを特徴とする。
請求項3に係る実施形態の製造装置は、
前記賦形部が、
前記賦形形状部を有する第1の型と、
前記第1の型に対向するように配置される第2の型と、
前記第1の型と前記第2の型との間に配置されるシートとを備えており、
前記第1の型は前記シートに接する第1の空間が形成されており、
前記第2の型は前記シートに接する第2の空間が形成されており、
前記賦形形状部が、前記第1の空間を介して前記シートに対向するように、前記第1の型の底面に形成されており、
前記第2の空間が圧力流体供給源に接続されており、
前記圧力流体供給源から前記第2の空間に圧力流体を供給して前記シートを前記賦形形状部に向けて変形させることにより、前記賦形形状部に置かれた前記被賦形部材を前記賦形形状部に押し付けて、前記賦形形状部に対応した形状が前記被賦形部材に付与されるように構成されている、ことを特徴とする。
請求項4に係る実施形態の製造装置は、
前記賦形形状部の前記係合部が複数の突起部を備えており、
前記複数の突起部が、前記賦形形状部に置かれる前記被賦形部材の外周縁に接触して前記被賦形部材を位置決めするように構成されている、ことを特徴とする。
また、請求項5に係る、透明フィルム又は半透明フィルムと、装飾部材と、繊維を含む裏地を、この順序で重ねて被賦形部材を形成し、所定の形状を前記被賦形部材に与えて化粧部材を形成する方法は、
前記被賦形部材が前記被賦形部材の外周縁に複数の凸部を有しており、
前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地を接着して前記被賦形部材を形成し、形成された前記被賦形部材を所定の大きさに加工する積層プロセスと、
前記所定の形状を前記被賦形部材に与える賦形形状部と、前記被賦形部材の一部と係合することで前記被賦形部材を保持する係合部とを用いて、前記被賦形部材が前記係合部に係合している状態で、前記所定の形状を前記被賦形部材に付与する賦形プロセスとを含んでおり、
前記係合部は、前記複数の凸部と係合する複数の凹部を備えており、
前記賦形形状部に置かれる前記被賦形部材は、前記複数の凸部を前記複数の凹部に係合することにより位置決めされる、ことを特徴とする。
請求項6に係る実施形態の方法は、
前記積層プロセスにおいて、
接着剤を塗布された前記装飾部材と前記裏地を予め積層した後、前記装飾部材が前記フィルムに当接するように、積層された前記装飾部材と前記裏地を前記フィルムに接着することで前記被賦形部材を積層する、ことを特徴とする。
請求項7に係る実施形態の方法は、
前記賦形プロセスが、
前記被賦形部材を前記賦形形状部に押し付けることで前記被賦形部材に前記所定の形状を付与する賦形工程を含む、ことを特徴とする。
請求項8に係る実施形態の方法は、
前記賦形工程が、
前記被賦形部材を前記賦形形状部の上に配置する工程と、
前記被賦形部材の上に配置されたシートを前記被賦形部材に押し付けることで、前記被賦形部材に前記賦形形状部に対応する形状を付与する工程とを有する、ことを特徴とする。
さらに、請求項9に係る、透明フィルム又は半透明フィルムと、装飾部材と、繊維を含む裏地を、この順序で重ねて形成される被賦形部材は、
所定の大きさと、
前記被賦形部材の外周縁に複数の凸部とを有しており、
前記複数の凸部は、前記被賦形部材が、所定の形状を前記被賦形部材に与える賦形形状部に対して位置決めされるとき、前記被賦形部材を保持する複数の凹部に係合するように構成されている、ことを特徴とする。
請求項10に係る実施形態の被賦形部材は、
接着剤を塗布された前記装飾部材と前記裏地を予め積層した後、前記装飾部材が前記フィルムに当接するように、積層された前記装飾部材と前記裏地を前記フィルムに接着することで積層される、ことを特徴とする。
請求項11に係る実施形態の被賦形部材は、
前記フィルムがフッ素を含有するアクリル樹脂を含む、ことを特徴とする。
請求項12に係る実施形態の被賦形部材は、
前記装飾部材が杢目模様を有する突板又は樹脂シートを含む、ことを特徴とする。
請求項13に係る実施形態の被賦形部材は、
前記装飾部材がコルクシート、アルミニウムシート、又はカーボンシートを含む、ことを特徴とする。
請求項14に係る実施形態の被賦形部材は、
前記裏地が綿を含む、ことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明によれば、被賦形部材が備える凸部と係合する、位置決め部分として構成されている凹部を備えて、例えば圧空賦形又はプレス成形などの圧力を与えることで賦形を行う賦形装置により、所望形状を被賦形部材に確実に与える製造装置を提供できる。
本願の請求項2に記載の発明によれば、フィルムと装飾部材と裏地とを接着させる積層装置を含む製造装置を提供できる。
本願の請求項3に記載の発明によれば、圧空賦形を行う賦形装置により、所望形状を被賦形部材に確実に与える製造装置を提供できる。
本願の請求項4に記載の発明によれば、被賦形部材の一部と係合する、位置決め部分として構成されている突起部を備える賦形装置により、所望形状を被賦形部材に確実に与える製造装置を提供できる。
本願の請求項5に記載の発明によれば、賦形プロセスにおいて、位置決め部分として構成されている凹部が被賦形部材の凸部と係合することにより、所望形状を被賦形部材に確実に与える方法を提供できる。また、フィルムと装飾部材と裏地を積層した後、所定形状にトリミングすることで化粧部材の歩留まりが向上する。
本願の請求項6に記載の発明によれば、積層プロセスにおいて、フィルムと装飾部材と裏地を容易に積層する方法を提供できる。
本願の請求項7に記載の発明によれば、例えば圧空賦形又はプレス成形などの、圧力を与えることで行われる賦形により、所望形状を被賦形部材に確実に与える方法を提供できる。
本願の請求項8に記載の発明によれば、圧空賦形により、所望形状を被賦形部材に確実に与える方法を提供できる。
本願の請求項9に記載の発明によれば、フィルムと装飾部材と裏地とを接着させることで形成される被賦形部材を提供できる。また、被賦形部材は、位置決め部分として構成されている凹部が被賦形部材の凸部と係合することにより、所望形状を確実に与えられる。さらに、フィルムと装飾部材と裏地を積層した後、所定形状にトリミングすることで化粧部材の歩留まりが向上する。
本願の請求項10に記載の発明によれば、フィルムと装飾部材と裏地が容易に積層されることで得られる被賦形部材を提供できる。
本願の請求項11に記載の発明によれば、装飾部材を保護するフィルムを備える被賦形部材を提供できる。
本願の請求項12に記載の発明によれば、杢目模様を有する装飾部材を備える被賦形部材を提供できる。
本願の請求項13に記載の発明によれば、コルクシート、アルミニウムシート、又はカーボンシートを装飾部材として有する被賦形部材を提供できる。
本願の請求項14に記載の発明によれば、装飾部材の伸び縮みを緩和する裏地を備える被賦形部材を提供できる。
被被賦形部材を構成する材料(フィルム、装飾部材、裏地)と、これらの材料を積層する積層装置の概略構成を示す図である。 図1に示す積層装置を用いて被被賦形部材の積層体を形成するプロセスを説明する図である。 図2と共に、図1に示す積層装置を用いて被被賦形部材の積層体を形成するプロセスを説明する図である。 被賦形部材に所望形状を付与する賦形装置を示す図である。 被賦形部材に所望形状を付与する賦形装置を示す図で、被賦形部材を下型に配置した状態を模式的に示す。 被賦形部材に所望形状を付与する賦形装置を示す図で、被賦形部材に所望形状を与えている状態を模式的に示す。 他の実施形態における、被賦形部材に所望形状を付与する賦形装置を示す斜視図で、被賦形部材を下型に配置した状態を示す。
以下、添付図面を参照して、フィルムと装飾部材と裏地を積層して被賦形部材(積層体)を形成する積層装置と、被賦形部材に所望形状を与えることで化粧部材を形成する賦形装置とを説明する。
[第1実施形態]
[1:積層プロセス]
図1は、積層装置100と、積層装置100を用いて製造される被賦形部材の構成要素を示す。積層装置100はフィルムと装飾部材と裏地を接着することで被賦形部材を形成する装置である。以下に説明する実施形態において、被賦形部材は、透明又は半透明のフィルム210と、装飾部材(装飾シート)212と、繊維を含む裏地(裏地シート)214とを含む。なお、以下の図面を参照した説明では、図面の左右方向をx方向、x方向に直交する図面の表裏方向をy方向、x方向とy方向に直交する図面の上下方向をz方向という。
[1.1:フィルム]
フィルム210は、一様な厚さを有する透明又は半透明の樹脂フィルムで、好ましくはフッ素を含有するアクリル樹脂で形成される。図示するように、フィルム210の厚さは限定的ではないが、例えば0.05mm~3.0mmである。フィルム210は、直交2方向(x方向とこれに直交するy方向)に所定の大きさを有する。
[1.2:装飾部材]
装飾部材212は、一様な厚さを有する突板又はシートで、例えば木材、ポリ塩化ビニル系シート、ポリオレフィン系シート、ウレタンコート紙、コルクシート、カーボンシートなどから選択される。装飾部材212の厚さは限定的ではないが、例えば0.15mm~3.0mmである。実施形態では、図1に示す装飾部材212の裏面(下面)に模様が付されている。模様は、例えば杢目模様である。
[1.3:裏地]
裏地214は、綿であり、例えば1平方インチあたり経糸63本と緯糸84本から構成される、綾織状に編まれているものが好ましい一方、異なる数の経糸と緯糸、又は他の編み方で編まれていてもよい。
図1において、説明のために、フィルム210と装飾部材212と裏地214は互いの間に十分な隙間をあけて配置されているが、実際に積層された状態では、フィルム210と装飾部材212と裏地214は密着している。xy平面上におけるフィルム210と装飾部材212と裏地214のサイズは同一又はほぼ同一である。これらフィルム210と装飾部材212と裏地214は、z方向に対向させた状態で、後述する積層装置100の下部構造10と上部構造12との間に配置される。
[1.4:積層装置]
図1に示すように、積層装置100は、概略、下部構造10と、該下部構造10の上に配置された上部構造12を有する。
[1.4.1:固定部]
下部構造10は、図1のx方向とy方向に広がる板状の固定部(基板)14を備える。固定部14は、該固定部14の上面において、フィルム210と装飾部材212と裏地214を支持するように構成される。
[1.4.2:加圧手段]
上部構造12は、x方向とy方向に広がる板状の加圧治具(加圧手段)16を備える。好ましくは、後に説明する被賦形部材製造時、装飾部材212と裏地214を積層する際に使用する接着剤が裏地214から滲み出て加圧治具16に付着するのを防止するために、加圧治具16の裏面(下面)には、例えば紙で形成される、適当な大きさの離型材18が配置される。実施形態では、離型材18は、紙で形成されているが、他の材料、例えばシリコン系フィルムで形成されていてもよい。
加圧治具16の上面には、y方向に伸びる円柱形状のローラ20が配置される。ローラ20の軸方向の長さは、加圧治具16の同方向の長さと同じ又はそれよりも大きい。ローラ20は、駆動装置22に連結されており、該駆動装置22の駆動に基づいて回転しながらx方向に移動することで、加圧治具16をその上から加圧するように構成されている。駆動装置22には、例えばモータ駆動式の回転機構が用いられる。
加圧治具16とローラ20は共に昇降機構(移動手段)24に支持されており、昇降機構24の駆動に基づいて図1~2に示す上昇位置と図3に示す下降位置との間を移動するようになっている。昇降機構24には、例えば油圧式又は空圧式シリンダを含む昇降機構、またはモータ駆動式の昇降機構が用いられる。実施形態では、駆動装置22は、モータで駆動するが、他の手段、例えば手動で駆動してもよい。
[1.4.3:コントローラ]
上述したローラ20の駆動機構22と昇降機構24は、コントローラ26に接続されており、コントローラ26の指令に基づいて駆動が制御される。
[1.5:積層方法]
図1~3を参照して、上述の構成を有する積層装置100を用いた積層方法の一例を説明する。実際の成形にあたって、フィルム210が固定部14の上面に配置される(図3参照)。次に、装飾部材212をフィルム210の上面に貼り付ける。接着剤は、装飾部材212の下面又はフィルム210の上面に予め塗布しておく。続いて、装飾部材212の上面に接着剤を塗布し、上方から裏地214を装飾部材212の上面に貼り付ける(図4参照)。
この状態から、コントローラ26が昇降機構24を駆動して加圧治具16とローラ20を固定部14に向けて下降し、裏地214と装飾部材212とフィルム210の積層体を上方から押して、隣接する部材との間に接着剤を拡げる。
また、コントローラ26は、駆動装置22を駆動してローラ20を回転し、加圧位置をx方向に移動し、裏地214の上方からフィルム210と装飾部材212と裏地214の全体に一様な圧力を加える。これにより、フィルム210と装飾部材212と裏地214は確実に互いに接着され、均一な厚みの被賦形部材230が形成される。
実施形態では、フィルム210と装飾部材212と裏地214は同時に接着されているが、装飾部材212と裏地214を予め接着してもよい。この場合、積層された装飾部材212と裏地214は、装飾部材212がフィルム210に対向するように配置され、フィルム210と接着される。
[2:賦形プロセス]
図4は、賦形装置300と、賦形装置300によって所定の形状が付与される被賦形部材230を示す。賦形装置300は上述の被賦形部材230に形状を与えることで化粧部材を形成する装置である。
[2.1:賦形装置]
図4に示すように、賦形装置300は、図の左側に配置されている加熱部320と、加熱部320の右側に配置されている賦形部330を有する。
[2.1.1:移動機構]
賦形装置300は、図4に示す加熱位置と図5,6に示す賦形位置との間で被賦形部材230を移動する移動機構(移動手段)310を有する。移動機構310には、例えば油圧式又は空圧式シリンダを含む移動機構、またはモータ駆動式の移動機構が用いられる。
[2.1.2:加熱部]
加熱部320には、加熱源322が、加熱位置に配置されている被賦形部材230の上方に設けられている。実施形態では、加熱源322は、図6の左右方向に関して、被賦形部材230とほぼ等しい長さを有する。図面上、加熱源322は一つの枠で示されているが、複数の加熱源を一つの面上に均等に配置して構成されている。
[2.1.3:賦形部]
図4に示すように、賦形部330は、概略、下部構造332と、該下部構造332の上に配置された上部構造334を有する。
下部構造332は、図4の手前側から奥側に向かって伸びる下部空間(第1の空間)336を形成する、断面略U字形状の下型(第1の型)338を備える。図6の左右方向に関する下部空間336の幅は、被賦形部材230の幅よりも大きい。
下部空間336の両側において、下型338はその上端から外側に伸びるフランジ部340を有する。フランジ部340は、後述する上部構造334が有する2つの穴342A,342Bに対応する2つの柱状突起部344A,344Bを有する。2つの柱状突起部344A,344Bの位置関係(突起部の中心間隔)は、穴342A,342Bの位置関係(中心間隔)と同じ又はほぼ同じである。また、柱状突起部344A,344Bの横断面形状は、穴342A,342Bの形状と同じ又はほぼ同じである。
実施形態において、下型338の下部空間336は、その底部において、一様に平坦な底面346を有する。底面346の略中央には、断面略四角形状の、上方に向かって突出する賦形形状部348が設けられている。賦形形状部348の位置と形状(上方から見た位置と形状)は、被賦形部材230に所望の形状を与えることができるように決められている。
賦形形状部348の両端には、上方に向かって突出する2つの柱状突起部(係合部)350A,350Bが底面346に設けられている。柱状突起部350A,350Bは、被賦形部材230の外周縁が該柱状突起部350A,350Bに当接することで、被賦形部材230が位置決めされるように構成されている。したがって、2つの柱状突起部350A,350Bの対向距離(図上左側にある柱状突起部350Aの右端と図上右側にある柱状突起部350Bの左端との距離)は、図の左右方向における被賦形部材230の幅と同じ又は少し大きい。柱状突起部350A,350Bの高さは、柱状突起部350A,350Bの先端(上端)が、図5に示すように賦形形状部348に配置される(賦形位置に配置される)賦形前の被賦形部材230の上端よりも上に位置するように、決められている。
上部構造334は、上方に向かって凸状の上部空間(第2の空間)352を有する上型(第2の型)354を備えている。上型354の上部空間352は、上型354と下型338を重ねた状態で、下型338の下部空間336に一致又はほぼ一致するように構成されている。
上部空間352の両側において、上型354はその下端から外側に伸びるフランジ部356を有する。フランジ部356は、下型338の柱状突起部344A,344Bに対応する2つの穴342A,342Bを有する。2つの穴342A,342Bの位置関係(突起部の中心間隔)は、柱状突起部344A,344Bの位置関係(中心間隔)と同じ又はほぼ同じである。また、穴342A,342Bの横断面形状は、柱状突起部344A,344Bの形状と同じ又はほぼ同じである。
フランジ部356の下面には、伸縮性の保護フィルム(シート)358が設けられている。保護フィルム358は、一様な厚さを有する伸縮性の高い樹脂フィルムで、例えば[ポリウレタン(PU)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ガラス繊維強化ポリエチレンフタレート(GF-PET)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)]、又はその他のエンジニアリングプラスチック[超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、熱可塑性ポリエステルエラストマー(TPEE)]で形成される。図示するように、保護フィルム358の厚さは限定的ではないが、例えば0.15mm~3.0mmである。保護フィルム358は、直交2方向(x方向とこれに直交するy方向)に所定の大きさを有する。
保護フィルム358は、下型338の柱状突起部344A,344Bに対応する穴360A,360Bを有する。2つの穴360A,360Bの位置関係(突起部の中心間隔)は、柱状突起部344A,344Bの位置関係(中心間隔)と同じ又はほぼ同じである。また、穴360A,360Bの横断面形状は、柱状突起部344A,344Bの形状と同じ又はほぼ同じである。
実施形態において、上型354が有する上部空間352は、その頂部において、一様に平坦な面362を有する。この面362の略中央には、空気を注入可能な穴364が設けられている。また、穴364は、空気コンプレッサ(圧力流体供給源)366に接続されている。
上型354は昇降機構(移動手段)368に支持されており、昇降機構368の駆動に基づいて図4に示す上昇位置と図5,6に示す下降位置との間を移動されるようになっている。昇降機構368には、例えば油圧式又は空圧式シリンダを含む昇降機構、またはモータ駆動式の昇降機構が用いられる。
[2.1.4:コントローラ]
上述した移動機構310、加熱源322、空気コンプレッサ366、及び昇降機構368は、コントローラ370と接続されており、コントローラ370の指令に基づいて駆動が制御される。
[2.2:賦形方法]
図4~6を参照して、上述の構成を有する賦形装置300を用いた成形(賦形)方法の一例を説明する。実際の成形にあたって、被賦形部材230は、移動機構310に支持された状態で、加熱部320の加熱源322のほぼ真下に位置される(図4参照)。
この状態から、コントローラ370が加熱源322を駆動する。これにより、加熱源322から被賦形部材230に向けて熱が放出され、被賦形部材230の全体が所定の温度に加熱される。加熱された被賦形部材230は容易に変形するようになる。
実施形態では、被賦形部材230は、加熱源322により加熱されているが、被賦形部材230に含まれるフィルム210と装飾部材212と裏地214の材料により、加熱されていなくとも、容易に変形することがある。この場合、加熱源322は不要となり、被賦形部材230を加熱する工程も省かれる。
被賦形部材230が所定の温度に加熱された後、コントローラ370が移動機構310を駆動する。これにより、被賦形部材230は、賦形部330における賦形形状部348上の賦形位置に配置される。この状態で、被賦形部材230の外周縁が下型338の柱状突起部350A,350Bに当接している。その後、コントローラ370が昇降機構368を駆動する。これにより、穴342A,342Bが穴360A,360Bを挟んで柱状突起部344A,344Bに係合するように、上型354を下型338に向けて下降し、当接させる(図5参照)。これにより、下部空間336と上部空間352は密閉される。
次に、コントローラ370が空気コンプレッサ366を駆動する。これにより、約120℃の空気が、上型354と保護フィルム358が形成する上部空間352に供給され、上部空間352の圧力を上昇させる。上昇した空気圧は、保護フィルム358を下型338の賦形形状部348に向かって変形させる。これにより、保護フィルム358と賦形形状部348との間に配置される被賦形部材230が、保護フィルム358を通じて加えられる圧力により、賦形形状部348に向かって押し付けられる。その結果、賦形形状部348に対応する形状が被賦形部材230に与えられ、所望形状を賦形された化粧部材380が得られる(図6参照)。
実施形態では、上部空間352に供給される空気は約120℃に設定されているが、被賦形部材230の材質、又は賦形に必要な時間に応じて、上部空間352に供給される空気の温度は適宜設定される。
保護フィルム358が被賦形部材230を下型338の賦形形状部348に向かって付勢する際、下型338の柱状突起部350A,350Bが被賦形部材230を両側から保持する。そのため、被賦形部材230が賦形形状部348に対して位置ずれを生じることがない。結果として、所望形状が与えられた化粧部材380が確実に得られる。
[第2実施形態]
図7は、他の実施形態に係る被賦形部材430と下型538を示す。被賦形部材430と下型538に含まれる構成において、上述の実施形態に含まれる構成と同一又は類似の構成には、同一の符号(番号)に200を加えた符号(番号)を付し、その説明を省略する。また、積層プロセスにおける積層方法と積層装置の構成、及び賦形プロセスにおける加熱方法と加熱部の構成は、上述の実施形態に含まれる方法及び構成と同一又は類似であるため、その説明を省略する。
被賦形部材430は、図の左右方向における端部において、後述する下型538の4つの縦溝(凹部)592A,592B,592C,592Dに対応する4つの凸部420A,420B,420C,420Dを備える。凸部420A,420B,420C,420Dの位置関係(間隔)は、縦溝592A,592B,592C,592Dの位置関係(間隔)と同じ又はほぼ同じである。また、凸部420A,420B,420C,420Dのサイズは、縦溝592A,592B,592C,592Dと同一又は少し小さい。
賦形形状部548の両端において、上方に向かって突出する2つの略E型突起部590A,590Bが底面546に設けられている。略E型突起部590A,590Bは、賦形形状部548に対向する面に、被賦形部材430の4つの凸部420A,420B,420C,420Dに対応する4つの縦溝592A,592B,592C,592Dを備える。縦溝592A,592B,592C,592Dの位置関係(間隔)は、凸部420A,420B,420C,420Dの位置関係(間隔)と同じ又はほぼ同じである。また、縦溝592A,592B,592C,592Dのサイズは、凸部420A,420B,420C,420Dと同一又は少し大きい。
賦形プロセスにおいて、保護フィルムが被賦形部材430を下型538の賦形形状部548に向かって付勢する際、凸部420A,420B,420C,420Dが縦溝592A,592B,592C,592Dに係合し、略E型突起部590A,590Bが被賦形部材430を両側から保持する。そのため、被賦形部材430が賦形形状部548に対して位置ずれを生じることがない。結果として、所望形状が与えられた化粧部材が確実に得られる。
[他の実施形態]
第1実施形態において、下型338は、柱状突起部350A,350Bを有しているが、異なる数、例えば4つの柱状突起部がフィルムの4つの外周縁を保持するように設けられてもよい。
上述の実施形態において、装飾部材212は杢目模様を有するものとしたが、他の装飾、例えばアルミニウムシートなどの光沢のある金属シートであってもよい。
上述の実施形態において、空気コンプレッサ366が上部空間352に空気を供給しているが、油圧ポンプが上部空間に液体を供給することで、保護フィルムを被賦形部材に向かって付勢してもよい。
上述の実施形態において、被賦形部材230は、空気コンプレッサ366から供給される空気圧により、賦形形状部348に向かって付勢されることで、賦形形状部348に対応する形状を与えられているが、例えばプレス機などの加圧手段により上方から力を付勢されることで、形状を与えられてもよい。
100:積層装置
210:フィルム
212:装飾部材
214:裏地
230:被賦形部材
300:賦形装置
350A,350B:係合部(柱状突起部)
348:賦形形状部
380:化粧部材

Claims (14)

  1. 透明フィルム又は半透明フィルムと、装飾部材と、繊維を含む裏地を、この順序で重ねて被賦形部材を形成し、所定の形状を前記被賦形部材に与えて化粧部材を形成する製造装置であって、
    前記フィルムと前記裏地と前記装飾部材は同じ大きさ及び形状を有しており、
    前記被賦形部材は前記被賦形部材の外周縁に複数の凸部を有しており、
    前記製造装置は、
    前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地を接着して前記被賦形部材を形成する積層装置と、
    前記所定の形状を前記被賦形部材に与えることで前記化粧部材を形成する賦形装置とを含んでおり、
    前記賦形装置は
    前記所定の形状を前記被賦形部材に与える賦形形状部と、
    前記被賦形部材を前記賦形形状部に向かって付勢する賦形部とを有しており、
    前記賦形形状部が前記被賦形部材の一部と係合する係合部を備えており、
    前記賦形形状部の前記係合部は、前記複数の凸部と係合する複数の凹部を備えており、
    前記賦形形状部に置かれる前記被賦形部材は、前記複数の凸部を前記複数の凹部に係合することにより位置決めされるように構成されている、ことを特徴とする製造装置。
  2. 前記積層装置は、前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地とを接着させる際に、前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地を積層方向に加圧する加圧手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の製造装置。
  3. 前記賦形部は、
    前記賦形形状部を有する第1の型と、
    前記第1の型に対向するように配置される第2の型と、
    前記第1の型と前記第2の型との間に配置されるシートとを備えており、
    前記第1の型は前記シートに接する第1の空間が形成されており、
    前記第2の型は前記シートに接する第2の空間が形成されており、
    前記賦形形状部は、前記第1の空間を介して前記シートに対向するように、前記第1の型の底面に形成されており、
    前記第2の空間は圧力流体供給源に接続されており、
    前記圧力流体供給源から前記第2の空間に圧力流体を供給して前記シートを前記賦形形状部に向けて変形させることにより、前記賦形形状部に置かれた前記被賦形部材を前記賦形形状部に押し付けて、前記賦形形状部に対応した形状が前記被賦形部材に付与されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製造装置。
  4. 前記賦形形状部の前記係合部は複数の突起部を備えており、
    前記複数の突起部は、前記賦形形状部に置かれる前記被賦形部材の外周縁に接触して前記被賦形部材を位置決めするように構成されている、ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の製造装置。
  5. 透明フィルム又は半透明フィルムと、装飾部材と、繊維を含む裏地を、この順序で重ねて被賦形部材を形成し、所定の形状を前記被賦形部材に与えて化粧部材を形成する方法であって、
    前記被賦形部材は前記被賦形部材の外周縁に複数の凸部を有しており、
    前記フィルムと前記装飾部材と前記裏地を接着して前記被賦形部材を形成し、形成された前記被賦形部材を所定の大きさに加工する積層プロセスと、
    前記所定の形状を前記被賦形部材に与える賦形形状部と、前記被賦形部材の一部と係合することで前記被賦形部材を保持する係合部とを用いて、前記被賦形部材が前記係合部に係合している状態で、前記所定の形状を前記被賦形部材に付与する賦形プロセスとを含んでおり、
    前記係合部は、前記複数の凸部と係合する複数の凹部を備えており、
    前記賦形形状部に置かれる前記被賦形部材は、前記複数の凸部を前記複数の凹部に係合することにより位置決めされる、ことを特徴とする方法。
  6. 前記積層プロセスにおいて、
    接着剤を塗布された前記装飾部材と前記裏地を予め積層した後、前記装飾部材が前記フィルムに当接するように、積層された前記装飾部材と前記裏地を前記フィルムに接着することで前記被賦形部材を積層する、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記賦形プロセスは、
    前記被賦形部材を前記賦形形状部に押し付けることで前記被賦形部材に前記所定の形状を付与する賦形工程を含む、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記賦形工程は、
    前記被賦形部材を前記賦形形状部の上に配置する工程と、
    前記被賦形部材の上に配置されたシートを前記被賦形部材に押し付けることで、前記被賦形部材に前記賦形形状部に対応する形状を付与する工程とを有する、ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 透明フィルム又は半透明フィルムと、装飾部材と、繊維を含む裏地を、この順序で重ねて形成される被賦形部材であって、
    所定の大きさと、
    前記被賦形部材の外周縁に複数の凸部とを有しており、
    前記複数の凸部は、前記被賦形部材が、所定の形状を前記被賦形部材に与える賦形形状部に対して位置決めされるとき、前記被賦形部材を保持する複数の凹部に係合するように構成されている、ことを特徴とする被賦形部材。
  10. 接着剤を塗布された前記装飾部材と前記裏地を予め積層した後、前記装飾部材が前記フィルムに当接するように、積層された前記装飾部材と前記裏地を前記フィルムに接着することで積層される、ことを特徴とする請求項9に記載の被賦形部材。
  11. 前記フィルムはフッ素を含有するアクリル樹脂を含む、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の被賦形部材。
  12. 前記装飾部材は杢目模様を有する突板又は樹脂シートを含む、ことを特徴とする請求項9~11のいずれかに記載の被賦形部材。
  13. 前記装飾部材はコルクシート、アルミニウムシート、又はカーボンシートを含む、ことを特徴とする請求項9~11のいずれかに記載の被賦形部材。
  14. 前記裏地は綿を含む、ことを特徴とする請求項9~13のいずれかに記載の被賦形部材。
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