JP2021074903A - プリプレグシートの接合装置及び接合方法 - Google Patents

プリプレグシートの接合装置及び接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接合不良の発生を抑制する。【解決手段】本発明の一実施形態に係るプリプレグの接合装置は、プリプレグシートの被接合部に沿って配置される熱盤と、熱盤を被接合部に押し当てるプッシュ手段と、熱盤を被接合部の延長方向にスライドさせるスライド手段とを備えたものである。【選択図】図4

Description

本発明は、プリプレグシートの接合装置及び接合方法に関するものである。
繊維が長手方向に配向した帯状のUDプリプレグシートを長手方向に対して特定の角度で切り分けて、切り分けたUDプリプレグシートを順次溶融接合することにより、繊維方向が長手方向に対して特定の角度となるプリプレグシートの製造方法が記載されている。
特開平7−227841号公報
プリプレグシートは、繊維を含むため、溶融接合時に樹脂が流動しにくい。そのため、単純にプリプレグシートの端面同士を突き合わせた状態で被接合部を加熱溶融させるだけでは、被接合部に空隙が残る等、接合不良が生じることがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プリプレグシートの接合不良の発生を抑制可能な接合装置及び接合方法を提供することである。
本発明の一実施形態に係るプリプレグシートの接合装置は、熱盤と、熱盤をプリプレグシートの被接合部に押し当てるプッシュ手段と、熱盤を被接合部の延長方向にスライドさせるスライド手段と、を備えたものである。
上記の接合装置において、スライド手段が、可動フレームと、可動フレームをスライドさせる第1の直動アクチュエーターと、を備え、プッシュ手段が可動フレームに取り付けられた構成としてもよい。
上記の接合装置において、プッシュ手段が、熱盤に対して固定されたロッドと、ロッドを駆動する第2の直動アクチュエーターと、ロッドを往復運動可能に支持する、可動フレームに取り付けられたリニアブッシュと、を備え、第2の直動アクチュエーターが可動フレームに取り付けられた構成としてもよい。
上記の接合装置において、固定フレームを備え、スライド手段が、固定フレームと可動フレームとをスライド可能に連結するリニアガイドと、第1の直動アクチュエーターと可動フレームとを接合面に垂直な軸の周りに回転可能に連結する第1のジョイントと、固定フレームと第1の直動アクチュエーターとを、接合面に垂直な軸の周りに回転可能に連結する第2のジョイントと、を備えた構成としてもよい。
上記の接合装置において、スライド手段が、可動フレームを間に挟んで、可動フレームのスライド方向に並べられた一対の第1の直動アクチュエーターと、第1の直動アクチュエーターのそれぞれと可動フレームとを連結する一対の第1のジョイントと、を備えた構成としてもよい。
上記の接合装置において、熱盤が被接合部の上方に配置される上熱盤であり、上熱盤の下方に向かい合って配置された下熱盤を備え、下熱盤が固定フレームに取り付けられ、プッシュ手段によって上熱盤を被接合部に押し当てたときに、被接合部が上熱盤と下熱盤とで挟まれるように構成されていてもよい。
上記の接合装置において、下熱盤の上面が搬送路の床面と連続するように配置され、プリプレグシートの床面上に載置された部分を床面に押し付けて、プリプレグシートを解除可能に固定するストッパを備えた構成としてもよい。
上記の接合装置において、ストッパが、プリプレグシートと接触して床面に押し付けるシューと、シューを駆動する第3の直動アクチュエーターと、を備え、シューがプリプレグシートを床面に押し付けたときに、プリプレグシートを被接合部側へ押す力が加わるように、駆動方向を床面の法線に対して傾けて配置され、シューの下面が、床面と平行になるように、駆動方向に対して斜めに形成された構成としてもよい。
上記の接合装置において、下熱盤の上面及び床面に沿って配置された、プリプレグシートの搬送方向に延びるガイド部材を備え、下熱盤の上面及び床面からガイド部材の下面までの高さが、プリプレグシートの厚さよりも大きく、厚さの2倍よりも小さい構成としてもよい。
上記の接合装置において、ガイド部材の下面における、プリプレグシートの搬送方向の上流側の部分に、床面からガイド部材までの高さが搬送方向に向かって徐々に低くなるように、テーパー面が形成された構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係るプリプレグシートの接合方法は、接合する一対のプリプレグシートの端面同士を突き合わせて接触させる突き合わせステップと、一対のプリプレグシートの端面に沿った端部に熱盤を押し当て、端部を溶融又は軟化させる押し当てステップと、熱盤を、端部に押し当てながら、端部の延長方向にスライドさせるスライドステップと、を含むものである。
上記の接合方法において、プリプレグシートを、プリプレグシートが載置された床面に押し付けて解除可能に固定する固定ステップを含む構成としてもよい。
上記の接合方法において、固定ステップにおいて、床面に載置されたプリプレグシートに、床面に対して斜めにシューを押し付けることにより、プリプレグシートを端面側へ押し込む構成としてもよい。
上記の接合方法において、熱盤が、互いに平行に配置された第1の熱盤及び第2の熱盤を含み、押し当てステップにおいて、第1の熱盤及び第2の熱盤により端部を両面から挟み込み、スライドステップにおいて、第1の熱盤及び第2の熱盤の少なくとも一方をスライドさせる構成としてもよい。
上記の接合方法において、熱盤が、端部の延長方向に並ぶ第1の熱盤及び第3の熱盤を含み、押し当てステップにおいて、第1の熱盤及び第3の熱盤を端部の一面に押し当て、スライドステップにおいて、第1の熱盤及び第3の熱盤を逆向きにスライドさせる構成としてもよい。
本発明の一実施形態の構成によれば、接合中に熱盤をスライドさせることにより、樹脂の流動が促進されるため、接合不良の発生を抑制することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るプリプレグシート製造システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るプリプレグシートの製造方法を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る接合装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る接合装置の正面から見た内部構造を示す図である。 図3のA−A矢視図である。 図3のB−B矢視図である。 ガイド部材の配置を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一の又は対応する構成には、同一の又は対応する符号を付して、重複する説明を省略する。また、各図において、符号が共通する事項が複数表示される場合は、必ずしもそれらの複数の表示の全てに符号を付さず、それらの複数の表示の一部について符号の付与を適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリプレグシート製造システム1の概略構成を示すブロック図である。プリプレグシート製造システム1は、制御部2、切断装置3、搬送装置4、接合装置5及び巻取装置6を備える。制御部2は、プリプレグシート製造システム1の全体の動作を統制する。切断装置3、搬送装置4、接合装置5及び巻取装置6は、それぞれ後述する切り分け工程S1、搬送工程S2、接合工程S3及び巻取工程S4を行う装置である。
図2は、本発明の実施形態に係るプリプレグシートの製造方法を説明する図である。本発明の実施形態に係るプリプレグシートの製造方法は、繊維が長さ方向に配向した比較的に幅の狭い帯状のUD(Unidirectional)プリプレグシート(以下「UDテープT」という。)から、任意の一方向に繊維が配向した、より幅の広いUDプリプレグシート(以下「大判UDシートL」という。)を製造するものである。本実施形態のUDプリプレグシートは、熱可塑性UD−CFRP(Unidirectional carbon fiber reinforced plastics)プリプレグシートであるが、本発明は、UD−CFRPプリプレグシートの製造に限定されるものではなく、例えば、ガラス繊維やアラミド繊維等の他の種類の繊維を含むプリプレグシートの製造にも適用することができる。また、本発明は、長繊維の織物に樹脂を含浸させたプリプレグシートや、短繊維がランダムに配向したプリプレグシートの製造にも適用することができる。
素材メーカーから供給される熱可塑性UD−CFRPプリプレグシート(以下「素材プリプレグ」という。)は、比較的に幅の狭い(例えば50〜300mm程度)ものが多く、大型の成形品の製造に適した1000mmを超える幅広のものは供給されていない。また、素材プリプレグは、長さ方向に繊維が配向したものに限られている。そのため、長さ方向に対して繊維が斜めに配向したUDプリプレグシート(以下「斜め配向プリプレグ」という。)が必要な場合には、素材プリプレグから斜めに切り出す必要があり、斜め配向プリプレグに必要な幅よりも更に幅の広い素材プリプレグが必要になる。そのため、素材プリプレグから直接成形可能な成形品の仕様は限られたものとなっている。また、素材プリプレグから斜め配向プリプレグを切り出す場合には、切り落とされる端材が多くなり、材料コストが膨らむという問題もある。以下に説明する本発明の実施形態に係るUDプリプレグシートの製造方法及び製造システムは、これらの問題を解決し得るものである。
図2(a)は、大判UDシートLの製造手順を表したフローチャートである。本発明の実施形態に係る大判UDシートLの製造方法は、切り分け工程S1、搬送工程S2、接合工程S3及び巻取工程S4を含む。図2(b)は切り分け工程S1を説明する図であり、図2(c)は接合工程S3を説明する図である。
切り分け工程S1は、繊維が長さ方向に配向したUDテープTを、側面Eに対して所定の角度(以下「切断角θ」という。)傾いた切断面Cにより等間隔で切り分ける工程である。切り分け工程S1において切り分けられたUDプリプレグシートを「セグメントSeg」という。切断角θは、45°≦θ≦90°の範囲で任意の値に設定することができるが、例えば、45°、60°、90°等の角度が選択される。
搬送工程S2では、切り分け工程S1において切り分けられたセグメントSegが、搬送装置4により接合装置5へ搬送される。
接合工程S3では、セグメントSegの側面E同士が突き合わされて、加熱融着により順次接合、連結される。これにより、長さ方向と繊維方向とが切断角θをなす大判UDシートLが形成される。形成された大判UDシートLは、巻取装置6によりドラム等に巻き取られる。
図3は、本発明の実施形態に係る接合装置5の正面図である。
図4は、接合装置5の内部構造を示した図である。具体的には、図4は、図3から後述するセンタービーム15及びストッパ70を取り除いた図である。
図5及び図6は、それぞれ図3のA−A矢視図及びB−B矢視図である。
なお、図3において、紙面に垂直に裏から表に向かう方向をX軸方向、左から右に向かう方向をY軸方向、下から上に向かう方向をZ軸方向と定義する。X軸方向及びY軸方向は互いに直交する水平方向であり、Z軸方向は鉛直方向である。また、X軸正方向を前、X軸負方向を後ろ、Y軸正方向を右、Y軸負方向を左、Z軸正方向を上、Z軸負方向を下と呼ぶ。
接合装置5は、フレーム10、下熱盤部20、上熱盤部30(図4−6)、熱盤スライド機構50(スライド手段)、複数(本実施形態では四つ)の熱盤昇降機構60(プッシュ手段)及び複数(本実施形態では七対)のストッパ70を備えている。
図5に示されるように、下熱盤部20の前後には、被加工物W(セグメントSeg及び大判UDシートL)の搬送路を構成する床Fが配置されている。下熱盤部20の上面(より具体的には、後述する下熱盤22の加熱面22a)は、その前後に配置された床面Fsと連続するように配置されている。より具体的には、加熱面22aは、その前後の床面Fsと、略同一平面上に、略隙間無く配置されている。
接合の際、下熱盤22の加熱面22aの上には被加工物Wの被接合部が載置され、下熱盤22は被接合部を下面から加熱する。
上熱盤部30は、後述する上熱盤32の加熱面32aと下熱盤22の加熱面22aとが被加工物Wの被接合部を間に挟んで向かい合うように、下熱盤部20の真上に平行に配置されている。また、接合の際、上熱盤部30の加熱面32aは、被接合部の上面に押し当てられて、被接合部を上面から加熱する。
熱盤スライド機構50は、上熱盤部30をY軸方向に移動させる機構である。熱盤昇降機構60は、上熱盤部30を昇降させる機構である。熱盤昇降機構60は、接合時に上熱盤32を降下させて被接合部に押し当てることにより上熱盤部30による被接合部の加熱を開始させ、上熱盤32を上昇させて被接合部から離すことにより上熱盤部30による被接合部の加熱を終了させる。ストッパ70は、接合中に被接合部が動かないように、被加工物Wの被接合部に近い部分を床Fに押し付ける機構である。
フレーム10は、それぞれY軸方向に延びる下ビーム11、一対の上ビーム12及び一対のセンタービーム15と、これらを連結する一対の側板16を備えている。一対のセンタービーム15は、下ビーム11の上方において、前後に並べて配置されている。一対の上ビーム12は、一対のセンタービーム15の上方において、前後に並べて配置されている。各ビーム11、12及び15のY軸方向における一端が一方の側板16によって連結され、各ビーム11、12及び15のY軸方向における他端が他方の側板16によって連結されている。
フレーム10(固定フレーム)は、一対の上ビーム12を連結する複数の(より具体的には、少なくとも四つの)X軸方向に延びる連結ビーム13を備えている。Y軸方向両端に配置された連結ビーム13の下面からは、それぞれアーム14が下垂している。一対のアーム14により、熱盤スライド機構50が支持されている。
図4に示されるように、熱盤スライド機構50は、可動フレーム51、一つ以上(本実施形態では二つ)のリニアガイド52及び一対のエアシリンダ53(第1の直動アクチュエーター)を備えている。可動フレーム51は、Y軸方向に延びる棒状部材であり、本実施形態では角パイプから形成されている。
リニアガイド52は、フレーム10と可動フレーム51とをY軸方向(すなわち、被加工物Wの被接合部の延長方向)にスライド可能に連結する。図6に示されるように、リニアガイド52は、レール521と、レール521上を走行可能なキャリッジ522を備えている。レール521は、取付板52aを介して可動フレーム51の上面に取り付けられ、キャリッジ522は、取付板52bを介して上ビーム12及び連結ビーム13の下面に取り付けられている。なお、リニアガイド52には、例えば、玉循環リニア軸受、ころ循環リニア軸受又はエアスライド(空気軸受)等が使用される。
図4に示されるように、可動フレーム51の両端部は、ナックルジョイント54(第1のジョイント)を介して、一対のエアシリンダ53のピストンロッド532にそれぞれ連結されている。ナックルジョイント54は、可動フレーム51とエアシリンダ53とを、被加工物Wの接合面に垂直な軸(すなわちX軸方向と平行な軸)の周りに回転可能に連結する。
一対のエアシリンダ53のシリンダ本体531は、ナックルジョイント55(第2のジョイント)を介して、一対のアーム14にそれぞれ連結されている。ナックルジョイント55は、エアシリンダ53とアーム14とを、被加工物Wの接合面に垂直な軸(すなわちX軸方向と平行な軸)の周りに回転可能に連結する。
熱盤昇降機構60は、可動フレーム51に取り付けられ、可動フレーム51と共にY軸方向にスライド可能になっている。図5に示されるように、熱盤昇降機構60は、エアシリンダ61(第2の直動アクチュエーター)、ロッド62及びリニアブッシュ63を備えている。エアシリンダ61のシリンダ本体611は、可動フレーム51の上面に取り付けられている。可動フレーム51には、エアシリンダ61の直下に、上下に貫通する穴51aが形成されている。リニアブッシュ63は、穴51aと連絡するように可動フレーム51内に設置されている。ロッド62は、リニアブッシュ63及び穴51aに通され、鉛直に保持されている。ロッド62の上端はエアシリンダ61のピストンロッド612に連結され、下端は上熱盤部30に連結されている。リニアブッシュ63は、ロッド62を上下に往復運動可能に支持する。リニアブッシュ63は、例えば転がり軸受、空気軸受又はすべり軸受である。
複数の熱盤昇降機構60のエアシリンダ61は、例えば同じ空圧系により同期駆動され、連携して上熱盤部30を昇降する。なお、本実施形態の接合装置5には、Y軸方向に一列に並べられた複数の熱盤昇降機構60が設けられているが、単一の熱盤昇降機構60により上熱盤部30を昇降させる構成としてもよい。また、複数の熱盤昇降機構60を複数列(例えば、前後2列)に並べてもよい。
上熱盤部30は、上熱盤32、断熱板33、34、複数の接続部材31、ヒーター36及び温度センサー37を備えている。上熱盤32は、例えば、鉄、銅、アルミニウム又はこれらの合金等の比較的に熱伝導率の高い材料から形成された、Y軸方向に細長い棒状の部材である。
上熱盤32の表面(特に、被加工物Wと接触する加熱面32a)には、離型性を高める表面処理(例えば、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキやシリカ膜等のセラミックコーティング)を施しても良い。なお、表面処理を行わずに離型シートを使用することもできるが、離型シートを使用すると、熱の伝達速度が低下するため、被加工物Wの加熱に要する時間が長くなり、効率が低下する。また、上熱盤32に表面処理や離型シートを用いなくてもよい。
上熱盤32(より正確には、加熱面32a)の大きさによって、被接合部(すなわち、接合時に溶融又は軟化する部分)の大きさが決まる。被接合部の幅(X軸方向の長さ)を長くすると、被接合部の繊維の配向の乱れが大きくなる。そのため、上熱盤32の幅(X軸方向の長さ)はなるべく短くする必要がある。また、幅の広い大判UDシートLを製造できるよう、上熱盤32の長さ(Y軸方向の長さ)はなるべく長くする必要がある。そのため、上熱盤32は、Y軸方向に細長い形状となっている。
本実施形態の上熱盤部30は、二組のシース形のヒーター36及び温度センサー37を備えている。上熱盤32の両端部に、ヒーター36及び温度センサー37が一組ずつ埋め込まれている。上熱盤32は、下面(すなわち、被加工物Wと接触する加熱面32a)を除く5面が断熱板33、34等で覆われている。上熱盤32は、その上面に取り付けられた断熱板33及び接続部材31を介して、ロッド62の下端に取り付けられている。
下熱盤部20は、下熱盤22、断熱板23、24、ヒーター26及び温度センサー27を備えている。下熱盤22は、上熱盤32と同様に、アルミニウム合金等の比較的に熱伝導率の高い材料から形成された、Y軸方向に細長い棒状の部材である。本実施形態の下熱盤部20は、二組のシース形のヒーター26及び温度センサー27を備え、下熱盤22の両端部にヒーター26及び温度センサー27が一組ずつ埋め込まれている。下熱盤22は、上面(被加工物Wと接触する加熱面22a)を除く5面が断熱板23、24等で覆われている。下熱盤22は、その下面に取り付けられた断熱板23を介して、下ビーム11の上面に取り付けられている。
図5に示されるように、複数のストッパ70が、接合装置5の中心面CPに対して対称に配置されている。なお、中心面CPは、接合装置5の中心を通る、Y軸方向及びZ軸方向と平行な平面である。被加工物Wの接合面は、略中心面CP上に配置される。図3に示されるように、本実施形態の接合装置5は、七対のストッパ70を備えている。
図5に示されるように、ストッパ70は、エアシリンダ71(第3の直動アクチュエーター)及びシュー72を備えている。エアシリンダ71のシリンダ本体711はセンタービーム15の下端部に取り付けられ、エアシリンダ71のピストンロッド712の先端部にはシュー72が取り付けられている。
ストッパ70は、エアシリンダ71の軸AX(すなわち駆動方向)を床面Fsの法線(Z軸)に対してY軸周りに所定角φ傾けて配置されている。より具体的には、ストッパ70は、先端にシュー72が取り付けられたエアシリンダ71のピストンロッド712を下方に突出させたときに、シュー72が接合装置5の中心面CPに近づくように、軸AXをY軸周りに傾けて設置されている。
シュー72は、本体721と、本体721の下面721aに取り付けられた保護材722を備えている。保護材722は、例えば不織布やゴム板等の柔軟な材料から形成された部材であり、シュー72が被加工物Wに当たった際に生じ得る被加工物Wの破損を防止する。下面721aは、床面Fsと平行になるよう、エアシリンダ71の軸AXに対して斜めに形成されている。
上記のようにエアシリンダ71の軸AXを鉛直方向(すなわち、被加工物Wの上面の法線方向)に対して傾けて配置することにより、シュー72を降下させたときに、シュー72は中心面CPに近づくようにX軸方向にも移動するようになる。従って、シュー72を被加工物Wに押し付けたときに、被加工物Wには、床面Fsに垂直に押し付ける力fzと共に、被加工物Wを中心面CPへ向けて押す力(言い換えれば、接合する端面同士を押し付ける力)fxが加えられる。力fxが加わることにより、端面同士がより確実に密着した状態で接合が行われるため、接合不良の発生が抑制される。
図4に示されるように、接合装置5は、下熱盤部20と上熱盤部30との間に配置された複数の棒状のガイド部材80を備えている。ガイド部材80は、下熱盤部20と上熱盤部30との間の狭い隙間に被加工物Wを案内すると共に、接合する二つの被加工物Wの端部の厚さ方向への重なりを防止する部材である。ガイド部材80は、その長さ方向をX軸方向に向けて、下熱盤22の加熱面22a及び接合装置5の前後に配置された被加工物Wの搬送路の床面Fsに沿って配置されている。
図7は、ガイド部材80の配置(より具体的には、ガイド部材80、床面Fs、下熱盤22の加熱面22a及び接合する二つの被加工物Wの位置関係)を説明する図である。ガイド部材80は、被加工物Wの搬送路の床面Fs及び下熱盤22の加熱面22aから所定の距離だけ離れて配置されていて、床面Fs及び加熱面22aとガイド部材80との間に被加工物Wが配置される。床面Fs及び加熱面22aからガイド部材80の下面80aまでの高さhは、被加工物Wの厚さtよりも大きく、厚さtの2倍(2t)よりも小さな大きさに調整されている。これにより、床面Fs及び加熱面22aとガイド部材80との間に被加工物Wが通過することを可能にしながら、突き合わされる二つの被加工物Wの端部が厚さ方向に重なり合うことが阻止される。その結果、二つの被加工物Wの端面同士を確実に突き合わせた状態で保持することが可能になり、端面の不完全な突き合わせによる接合不良の発生が防止される。
接合工程S3の前後において、被加工物Wは図7における左側から右側へ搬送される。なお、図2(c)に示されるように、被加工物Wの搬送方向とX軸方向とが角度90°−θをなすように、接合装置5は搬送方向に対して切断角θに応じた向きに配置される。切断角θ=90°の場合は、被加工物Wの搬送方向はX軸方向となる。
ガイド部材80の下面の搬送方向上流側(図7における左側)の部分には、床面Fsからガイド部材80までの高さが搬送方向に向かって徐々に低くなるように、テーパー面80bが形成されている。これにより、被加工物W(セグメントSeg)の端部が反り上がっている場合でも、被加工物Wがガイド部材80の垂直な端面80cに当たらずに、テーパー面80bによって床面Fsとガイド部材80の下面80aとの隙間に被加工物Wがスムーズに案内される。その結果、被加工物Wとガイド部材80の端面80cとの衝突による搬送エラーが防止される。
図4に示されるように、上熱盤32の下部には、ガイド部材80との接触を回避するために、X軸方向に延びる複数の角溝32bが形成されている。接合時には、角溝32bにガイド部材80が収容される。なお、熱盤スライド機構50によって上熱盤32がY軸方向にスライドしても上熱盤32にガイド部材80が接触しないように、角溝32bはY軸方向に長く形成されている。
接合装置5は、図示しない空圧供給装置を備えており、この空圧供給装置から各エアシリンダ53、61、71に空圧が供給される。また、接合装置5は、下熱盤22及び上熱盤32の温度を制御するための図示しない温度調節装置を備えている。温度調節装置には、各一対のヒーター26、36及び温度センサー27、37を備えている。温度調節装置は、一対の温度センサー27によって検出される温度に基づいて、各ヒーター26に供給する電流を制御する。また、温度調節装置は、一対の温度センサー37によって検出される温度に基づいて、各ヒーター36に供給する電流を制御する。
次に、本実施形態の接合装置5によりプリプレグを接合する手順について説明する。まず、下熱盤22及び上熱盤32が設定温度に加熱される。本実施形態では、下熱盤22及び上熱盤32について、それぞれ異なる設定温度が設定されている。具体的には、下熱盤22の設定温度は、被加工物Wの接合温度(被加工物Wが接合可能な程度に軟化又は流動する温度。例えば、被加工物Wである熱可塑性UD−CFRPプリプレグのマトリックス樹脂の成形温度。)よりも低く常温よりも高い温度に設定される。また、上熱盤32の設定温度は、被加工物Wの接合温度に設定される。これにより、被加工物Wの被接合部は、下熱盤22の上に載置されたときに、接合が生じない程度に予熱され、上熱盤32が押し当てられたときに、接合可能な温度に加熱され、接合される。
被接合部に上熱盤32が押し当てられる前は、接合される二つの被加工物Wの端面間の位置決めや突き当てが不十分であるため、この段階で接合が開始すると接合不良が生じやすくなる。本実施形態によれば、被接合部に上熱盤32が押し当てられるまでは、被接合部が接合温度に到達せず、接合が開始されないため、接合不良の発生が抑制される。
また、本実施形態によれば、上熱盤32が押し当てられる前に下熱盤22によって被接合部が予熱されるため、上熱盤32が押し当てられてから短時間で被接合部が接合温度に到達するため、接合工程に要する時間を短縮することが可能になる。また、下熱盤22が接合温度よりも低い温度となっているため、接合後に接合部の温度降下と熱可塑性樹脂の硬化を妨げることもない。また、下熱盤22を常温よりも高い温度に加熱することにより、上熱盤32と下熱盤22との温度差が所定範囲内に保たれるため、上熱盤32から下熱盤22への熱の移動量が制限され、上熱盤32の安定した温度制御が確保される。
次に、搬送装置4が、接合装置5へ二つの被加工物W(セグメントSeg)を順次搬送し、接合する二つの被加工物Wの端部(被接合部)を中心面CP(図5)の近傍で突き合わせた状態で下熱盤部20と上熱盤部30との間に配置する。具体的には、搬送装置4により、二つの被加工物Wが搬送路上を搬送方向に(図5における左側から右側に向かって)順次送り出される。なお、搬送路には、床面Fsに加えて、ベルトコンベアやローラーコンベア等を含めてもよい。搬送の際に、被加工物Wは床面Fsとガイド部材80との間に通され、ガイド部材80によって、床面Fsとストッパ70のシュー72との隙間、及び、下熱盤22と上熱盤32との隙間に案内される。また、ガイド部材80によって被接合部の反りが戻され、被接合部が下熱盤22の加熱面22aに沿って配置される。
次に、ストッパ70が作動して、各被加工物Wを床面Fsとシュー72とで挟んで解除可能に固定する。ストッパ70のシュー72が降下する際に、各被加工物Wがシュー72によって中心面CPに向かって押し込まれる。これにより、接合する端面同士を突き合わせる力が加えられて保持される。
次に、熱盤昇降機構60が作動して、上熱盤部30が降下し、上熱盤32が被接合部に押し当てられて、接合が開始する。
次に、熱盤スライド機構50が作動して、上熱盤部30がY軸方向にスライドする。なお、上熱盤部30のスライドは、一方向移動でも、往復移動でもよい。また、往復移動の回数は単回でも複数回でもよい。
次に、上熱盤部30のスライドの完了後に、熱盤昇降機構60が作動して、上熱盤部30を上昇させる。次に、ストッパ70が作動し、シュー72を上昇させ、被加工物Wの固定を解除する。次に、巻取装置6が作動して、接合後の被加工物W(大判UDシートL)の端面が中心面CPに到達するまで被加工物Wを巻き取る。次に、搬送装置4が作動し、次に接合するセグメントSegを接合装置5へ搬送し、セグメントSegの端面を大判UDシートLの端面と突き合わせた状態で下熱盤部20と上熱盤部30との間に配置する。以上の工程を繰り返すことにより、大判UDシートLが製造される。
以上が本発明の一実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、様々な変形が可能である。例えば本明細書中に例示的に明示された実施形態等の構成及び/又は本明細書中の記載から当業者に自明な実施形態等の構成を適宜組み合わせた構成も本願の実施形態に含まれる。
上記の実施形態では、スライド手段が上熱盤32をスライドさせるが、下熱盤22をスライドさせる構成としてもよい。また、スライド手段が上熱盤32及び下熱盤22の両方を、例えば、逆方向に、又は、交互に、スライドさせる構成としてもよい。
上記の実施形態では、一つの上熱盤32を被接合部全体に押し当てるものであるが、上熱盤32をY軸方向(長さ方向)に複数に分割してもよい。その場合、分割した複数の上熱盤32の互いに隣接する二つを同時に互いに逆方向にスライドさせる構成としてもよい。上熱盤32を長さ方向に複数に分割して、各上熱盤32の長さを短くすることにより、上熱盤32をY軸方向にスライドさせた際に被加工物Wに生じ得る繊維の乱れや皺の発生が軽減される。
上記の実施形態では、第1、第2及び第3の直動アクチュエーターに、それぞれエアシリンダ53、61及び71が使用されているが、本発明はこの構成に限定されない。他の種類の直動アクチュエーター(例えば、油圧シリンダ、リニアモーター又は電動機と送りねじ機構等の回転−直線運動変換機構とを組み合わせた電動アクチュエーター等)を使用してもよい。
1 接合装置
10 フレーム
20 下熱盤部
30 上熱盤部
50 熱盤スライド機構
60 熱盤昇降機構
70 ストッパ
W 被加工物

Claims (15)

  1. 熱盤と、
    前記熱盤をプリプレグシートの被接合部に押し当てるプッシュ手段と、
    前記熱盤を前記被接合部の延長方向にスライドさせるスライド手段と、
    を備えた、
    プリプレグシートの接合装置。
  2. 前記スライド手段が、
    可動フレームと、
    前記可動フレームをスライドさせる第1の直動アクチュエーターと、を備え、
    前記プッシュ手段が前記可動フレームに取り付けられた、
    請求項1に記載の接合装置。
  3. 前記プッシュ手段が、
    前記熱盤に対して固定されたロッドと、
    前記ロッドを駆動する第2の直動アクチュエーターと、
    前記ロッドを往復運動可能に支持する、前記可動フレームに取り付けられたリニアブッシュと、を備え、
    第2の直動アクチュエーターが前記可動フレームに取り付けられた、
    請求項2に記載の接合装置。
  4. 固定フレームを備え、
    前記スライド手段が、
    前記固定フレームと前記可動フレームとをスライド可能に連結するリニアガイドと、
    前記第1の直動アクチュエーターと前記可動フレームとを接合面に垂直な軸の周りに回転可能に連結する第1のジョイントと、
    前記固定フレームと前記第1の直動アクチュエーターとを、前記接合面に垂直な軸の周りに回転可能に連結する第2のジョイントと、を備えた、
    請求項2又は請求項3に記載の接合装置。
  5. 前記スライド手段が、
    前記可動フレームを間に挟んで、前記可動フレームのスライド方向に並べられた一対の前記第1の直動アクチュエーターと、

    前記第1の直動アクチュエーターのそれぞれと前記可動フレームとを連結する一対の前記第1のジョイントと、を備えた、
    請求項4に記載の接合装置。
  6. 前記熱盤が前記被接合部の上方に配置される上熱盤であり、
    前記上熱盤の下方に向かい合って配置された下熱盤を備え、
    前記下熱盤が前記固定フレームに取り付けられ、
    前記プッシュ手段によって前記上熱盤を前記被接合部に押し当てたときに、前記被接合部が前記上熱盤と前記下熱盤とで挟まれるように構成された、
    請求項4又は請求項5に記載の接合装置。
  7. 前記下熱盤の上面が搬送路の床面と連続するように配置され、
    前記プリプレグシートの前記床面上に載置された部分を前記床面に押し付けて、前記プリプレグシートを解除可能に固定するストッパを備えた、
    請求項6に記載の接合装置。
  8. 前記ストッパが、
    前記プリプレグシートと接触して前記床面に押し付けるシューと、
    前記シューを駆動する第3の直動アクチュエーターと、を備え、
    前記シューが前記プリプレグシートを前記床面に押し付けたときに、前記プリプレグシートを前記被接合部側へ押す力が加わるように、駆動方向を前記床面の法線に対して傾けて配置され、
    前記シューの下面が、前記床面と平行になるように、前記駆動方向に対して斜めに形成された、
    請求項7に記載の接合装置。
  9. 前記下熱盤の上面及び前記床面に沿って配置された、前記プリプレグシートの搬送方向に延びるガイド部材を備え、
    前記下熱盤の上面及び前記床面から前記ガイド部材の下面までの高さが、前記プリプレグシートの厚さよりも大きく、厚さの2倍よりも小さい、
    請求項7又は請求項8に記載の接合装置。
  10. 前記ガイド部材の下面における、前記プリプレグシートの搬送方向の上流側の部分に、前記床面から前記ガイド部材までの高さが前記搬送方向に向かって徐々に低くなるように、テーパー面が形成された、
    請求項9に記載の接合装置。
  11. 接合する一対のプリプレグシートの端面同士を突き合わせて接触させる突き合わせステップと、
    前記一対のプリプレグシートの前記端面に沿った端部に熱盤を押し当て、前記端部を溶融又は軟化させる押し当てステップと、
    前記熱盤を、前記端部に押し当てながら、前記端部の延長方向にスライドさせるスライドステップと、を含む、
    プリプレグシートの接合方法。
  12. 前記プリプレグシートを、該プリプレグシートが載置された床面に押し付けて解除可能に固定する固定ステップを含む、
    請求項11に記載の接合方法。
  13. 前記固定ステップにおいて、
    前記床面に載置された前記プリプレグシートに、前記床面に対して斜めにシューを押し付けることにより、前記プリプレグシートを前記端面側へ押し込む、
    請求項12に記載の接合方法。
  14. 前記熱盤が、互いに平行に配置された第1の熱盤及び第2の熱盤を含み、
    前記押し当てステップにおいて、第1の熱盤及び第2の熱盤により前記端部を両面から挟み込み、
    前記スライドステップにおいて、前記第1の熱盤及び前記第2の熱盤の少なくとも一方をスライドさせる、
    請求項11から請求項13のいずれか一項に記載の接合方法。
  15. 前記熱盤が、前記端部の延長方向に並ぶ第1の熱盤及び第3の熱盤を含み、
    前記押し当てステップにおいて、前記第1の熱盤及び前記第3の熱盤を前記端部の一面に押し当て、
    前記スライドステップにおいて、前記第1の熱盤及び前記第3の熱盤を逆向きにスライドさせる、
    請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の接合方法。
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