JP7325806B2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7325806B2 JP7325806B2 JP2019162288A JP2019162288A JP7325806B2 JP 7325806 B2 JP7325806 B2 JP 7325806B2 JP 2019162288 A JP2019162288 A JP 2019162288A JP 2019162288 A JP2019162288 A JP 2019162288A JP 7325806 B2 JP7325806 B2 JP 7325806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- base
- extending
- lighting device
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
特許文献1では、「光源ユニット1は、第2カバー3内の中心付近にLEDモジュール20が配置されるので(図7参照)、第2カバー3の前壁300及び側壁301の表面の輝度の均斉度の向上を図ることができる。」と記載されている(第28段落)。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、LED素子の配置を適正化して、均斉度の高い配光性を有する照明装置を提供することを目的とする。
一態様に係る照明装置は、長尺状のベースと、前記ベースの長手方向に沿って複数個の発光素子を備える光源ユニットと、前記光源ユニットを表側から覆う透光性カバーとを備え、前記複数個の発光素子は、前記ベースの短手方向の中心から離れた状態であって、光の主出射軸が表裏方向に対して前記短手方向の外方に傾斜する状態で、前記ベースに搭載されている。
別態様に係る照明装置において、前記ベースは、横断面において、前記短手方向の中心を通り且つ前記表裏方向に延伸する中心軸を挟んで、当該中心軸から前記短手方向の外方に離れるにしたがって裏側に移るように傾斜する傾斜部を有し、前記光源ユニットは、前記中心軸を挟んだ少なくとも2つの傾斜部に搭載される可撓性基板を有し、前記複数個の発光素子は、前記可撓性基板における前記少なくとも2つの傾斜部に対応する部位に、実装されている。これにより、一度に少なくとも2つの傾斜部に複数個の発光素子を取り付けることができる。
別態様に係る照明装置において、前記透光性カバーは、前記光源ユニットを表側から覆う内カバーと、前記内カバーを表側から覆う外カバーとを有する筒状をし、前記ベースは、前記筒状の透光性カバーの外側で前記光源ユニットを搭載する。これにより、均斉度を高めることができる。
別態様に係る照明装置において、前記光源ユニットに点灯電力を供給する電源ユニットを有し、前記電源ユニットは、接続端子と、前記接続端子と接続され且つ外部電源と接続可能な受電配線と、他の照明装置の電源ユニットの接続端子と接続可能な送り配線とを有する。これにより、設置面に設ける、受電配線用の貫通孔を少なくできる。
別態様に係る照明装置において、前記電源ユニットは前記ベースの裏側に設けられ、前記ベースの長手方向の端部には端部カバーが設けられ、前記端部カバーは、前記ベースにおける裏側部分に対応する部位に開口を有すると共に、前記開口を開閉可能とするカバー体を備える。これにより、送り配線の露出を少なくできる。
別態様に係る照明装置において、前記電源ユニットは、前記外部電源と接続する端子台を介して、前記外部電源と接続され、前記端子台を前記長手方向の一端側に配し、前記電源ユニットを前記長手方向の他端側であって前記電源ユニットにおける前記長手方向の一端側が前記ベースの前記長手方向の中央に位置するように配されている。これにより、重量のアンバランスを小さくできる。
1.照明装置の全体構成
照明装置1は例えば天井等の設置面に取り付けられる長尺状のLEDベースライトである。照明装置1は、図1及び図3に示すように、設置面に取り付けられる器具3と、器具3に着脱可能に装着される灯具5とを備える。
照明装置1において光を出射する側を表側とし、単に「表側」とすることもある。照明装置1において設置面が存在する側を裏側とし、単に「裏側」とすることもある。長尺状の照明装置1の長手方向を単に「長手方向」とし、照明装置1の短手方向を単に「短手方向」とする。
主に図2及び図3を用いて説明する。
器具3は例えば吊りボルト等により設置面に固定される。図2では、吊ボルトと螺合するナット31が現れている。
器具3は、器具側ベース33と、図外の照明制御装置から灯具5の点灯に関する点灯信号を受信するための無線通信ユニット35と、灯具5に商用電源を供給するための端子台37とを備える。なお、無線通信ユニット35及び端子台37は器具側ベース33の表面に設けられている。
器具側装着部333は、図2の拡大図に示すように、灯具5側の灯具側装着具58と係合する係合部分333aを有する。係合部分333aは、表側に延伸した後に短手方向の内側であって裏側に折り返された形状をしている。器具側装着部333は、平坦状部331と係合部分333aとの間に裏側に膨出する膨出部分333bを有し、膨出部分333bと係合部分333aとで形成される空間に、灯具側装着具58のV字屈曲部分581cが収容される。
なお、器具側ベース33は、図1に示すように、電源側配線371を挿通するための貫通孔331a、吊りボルト用の貫通孔331b、無線通信ユニット35や端子台37を固定するためのねじ孔等を平坦状部331に有する。
端子台37は、図2の(b)に示すように、商用電源(外部電源)に接続された電源側配線371と接続すると共に、灯具5の電源ユニット56と接続するユニット側配線373と接続される。
なお、無線通信ユニット35と端子台37は、器具側ベース33の長手方向の中央を挟んで長手方向の両側に配されている。これにより、器具3の長手方向の重量バランスがよくなり、吊りボルトに作用する負荷を均等化できる。
(1)全体
灯具5は、図4~図6に示すように、少なくとも、発光素子の一例であるLED素子(503)を光源とする光源ユニット50と、光源ユニット50を表面に搭載する灯具側ベース52と、主に光源ユニット50を表側から覆う透光性カバー54とを備える。なお、灯具側ベースは、本発明の「ベース」の一例に相当する。
本実施形態の灯具5は、光源ユニット50、灯具側ベース52、透光性カバー54以外に、灯具側ベース52及び透光性カバー54の長手方向の両端を塞ぐ端部カバー55と、光源ユニット50に点灯電力を供給する電源ユニット56と、灯具5を器具3に着脱可能に装着するための灯具側装着具58を灯具側ベース52の裏側に有する。
灯具側ベース52は、図4及び図5に示すように、長尺状をしている。灯具側ベース52は、横断面形状が長手方向に一定である。灯具側ベース52は、例えば金属材料により構成され、例えば引き抜き成形品等を利用できる。
灯具側ベース52は、横断面形状において、図6に示すように、短手方向の中央を通り且つ表方向に延伸する中心軸Xに対して左右(短手方向の両側)対称な形状をしている。
灯具側ベース52は、少なくとも、光源ユニット50を搭載する光源ユニット搭載部と、透光性カバー54を装着する透光性カバー装着部とを有する。ここでの灯具側ベース52は、光源ユニット搭載部、透光性カバー装着部以外に、電源ユニット56を裏側に搭載する電源ユニット搭載部と、灯具側装着具58を装着する装着具装着部とを有する。
中心軸Xを挟んで2個ある内延伸部522と立設部523とで構成される空間に電源ユニット56が搭載される。つまり、内延伸部522と立設部523とは電源ユニット搭載部(収容部)を構成する。
灯具側ベース52は、一対の傾斜部521の各裏面からの裏側に延伸する一対のリブ部524を長手方向の全長に亘って有している。一対のリブ部524の間隔は一定であり、一対のリブ部524により溝部525が形成される。溝部525には、電源ユニット56を固定するねじ569(図4、図5及び図7参照)が螺合する。つまり、溝部525は電源ユニット56を固定する電源ユニット固定部を構成する。なお、溝部525は、図7の(b)に示すように、灯具側装着具58を固定する装着具固定部を構成する。
裏側延伸部(526)は、立設部523の裏側端から短手方向の外方へ延伸した後に、表側に屈曲する。つまり、表側に屈曲する「L」字状をし、裏側延伸部を裏側L字延伸部526とする。
表側延伸部(527)は、立設部523の外面から短手方向の外方へと延伸した後に、裏側に屈曲する。つまり、裏側に屈曲する「L」字状をし、表側延伸部を表側L字延伸部527とする。
図7の(b)に示すように、裏側L字延伸部526の表側に延伸する表延伸部分526aは、透光性カバー54におけるカバー側装着部543の外側表延伸部分543aに当接する。これにより、透光性カバー54を短手方向にガタツキなく装着できる。つまり、裏側L字延伸部526は、透光性カバー54の短手方向の位置決め部を構成する。
表側L字延伸部527は、透光性カバー54の開口541aに沿って形成されたカバー側装着部543の内側表延伸部分543cと水平延伸部分543bと係合する。これにより、透光性カバー54を装着できる。つまり、表側L字延伸部527は透光性カバー装着部を構成する。なお、表側L字延伸部527の裏側に延伸する裏延伸部分527aは透光性カバー54のカバー側装着部543に形成されている中側表延伸部分543dと当接する。
光源ユニット50は、図4に示すように、長手方向に沿って配された複数個のLED素子503を備える。複数個のLED素子503は、図6に示すように、灯具側ベース52の中心軸Xから離れた状態であって、LED素子503の光の主出射軸が中心軸Xに対して表側拡がりに傾斜する状態で、灯具側ベース52に設けられる。なお、光の主出射軸は、LED素子503の発光層の中心を通り且つ発光層と直交する方向に延伸する。
光源ユニット50は、具体的には、長手方向に長い矩形状の光源基板501と、光源基板501に実装された複数個のLED素子503とを備える光源モジュール505を複数個(ここでは2個である)備える。
2個の光源モジュール505は、光源基板501の主面が短手方向の外方であって表側を向くように傾斜する状態で灯具側ベース52の傾斜部521に搭載されている。
ここでのLED素子503は1つの光源基板501に対し長手方向に沿って1列に配されている。2つの光源モジュール505は、中心軸Xに対して左右(短手方向の両側)対称となるように、配されている。
透光性カバー54は、光源ユニット50からの光を透過させて外部へと出射する。透光性カバー54は、長尺状をし、内面に拡散処理、例えば凹凸処理が施されてもよい。これにより、LED素子503の存在が目立ち難くできる。
透光性カバー54は、光源ユニット50を表側から覆うカバー本体部541と、灯具側ベース52に装着されるカバー側装着部543とを有する。
カバー本体部541は、長手方向に延伸する溝(開口541a)を裏面に有する。開口541aを利用して光源ユニット50がカバー本体部541内に位置するように、透光性カバー54が灯具側ベース52に装着される。
カバー本体部541(透光性カバー54)は、横断面形状が長手方向に沿って一定に構成されている。カバー本体部541は、横断面において、図6に示すように、中心軸Xに対して左右(短手方向の両側)対称な形状をしている。これにより、左右対称な位置に配された光源モジュール505とで、左右で略対称な配光特性が得られる。
カバー本体部541は、図6に示すように、横断面において、短手方向に長い矩形状をし、裏側であって短手方向の中央部分に開口541aを有する。つまり、カバー本体部541は、表側に位置する表壁部541bと、表壁部541bの短手方向の両端から裏側へと立設する側壁部541cと、側壁部541cにおける裏側端から中心軸Xに向かう裏壁部541dとを有する。裏壁部511dの短手方向の中央には開口541aが設けられている。
カバー側装着部543は、裏壁部541dにおける開口541a側の端部に形成され、「N」状をしている。カバー側装着部543は、換言すると、カバー本体部541における開口541a側の端部から表側に延伸した後に中心軸Xに向かって延伸し、その後表側に延伸する。カバー側装着部543は、図7に示すように、灯具側ベース52の表側L字延伸部527と係合する。
透光性カバー54は、灯具側ベース52(表側L字延伸部527)の長手方向一端部に、カバー側装着部543の長手方向の他端部を嵌合(係合)させて長手方向にスライドすることで、灯具側ベース52に装着される。このように、ねじ等の固定手段を用いることなく、透光性カバー54を灯具側ベース52に装着できる。
内側表延伸部分543cと中側表延伸部分543dとは短手方向に離間し、図7の(b)に示すように、その間に灯具側ベース52の表側L字延伸部527(裏延伸部分527a)が位置する。これにより、灯具側ベース52に対して短手方向の移動が規制される。
外側表延伸部分543aは、図7の(b)に示すように、灯具側ベース52の裏側L字延伸部526の表延伸部分526aと対向し、近接又は接触している。これにより、透光性カバー54を短手方向にガタツキなく灯具側ベース52に装着できる。つまり、カバー側装着部543における外側表延伸部分543aは、透光性カバー54の短手方向の位置決め部を構成する。
図8を用いて説明する。
端部カバー55は、透光性カバー54の端部を塞ぐカバー蓋部を有する。ここでの端部カバー55は、灯具側ベース52の端部を塞ぐベース蓋部を有する。つまり、端部カバー55は、灯具側ベース52に透光性カバー54が装着された状態で、灯具側ベース52と透光性カバー54の端部とを塞ぐ。端部カバー55は、端部カバー本体551と、端部カバー本体の開口551hを開閉可能とするカバー体553とを備える。
端部カバー本体551は、透光性カバー54の端部と灯具側ベース52の端部の外周形状に対応した形状の板状部551aと、板状部551aから灯具5の長手方向の内方(他の端部カバー55側)に延伸して透光性カバー54の内側に嵌合するカバー嵌合部551bとを有する。
ここでの端部カバー本体551は、さらに、板状部551aから灯具5の長手方向の内方に延伸して灯具側ベース52の内側(裏側)に嵌合するベース嵌合部551cを有する。
端部カバー本体551は、内延伸当接部分551dであって短手方向の中央部位に貫通孔551gを有する。図4及び図5に示すねじ549が貫通孔551gを挿通した後に、灯具側ベース52の溝部525に螺合する。これにより、端部カバー本体551を灯具側ベース52に固定できる。つまり、内延伸当接部分551dにおける貫通孔551gの周辺部分と貫通孔551gとで、端部カバー本体551を灯具側ベース52に固定するための端部カバー側固定部が構成される。
カバー体553は矩形状の板状部553aを有する。カバー体553は、板状部553aの裏側端を除く周縁部に、長手方向の内方側に広がる段差部553bを有する。カバー体553は、板状部553aの表側端部であって板状部553aの内面(長手方向の内方側の面)から表側に「L」字状に延伸するL字延伸部553cを有している。
端部カバー本体551は、カバー体553を装着するための装着部を有している。ここでの装着部は、後述の溝551jと貫通孔551nとで構成される。
端部カバー本体551は、開口551hの周辺部分にカバー体用に溝551jを有している。ここでの溝551jは、表裏方向に延伸し、その裏側端が開放する。つまり、溝551jの裏側端から、カバー体553の短手方向の両側の段差部553b(張出部分)が挿入される。これにより、カバー体553が端部カバー本体551に対して長手方向及び短手方向に位置決めされる。
なお、開口551hは、ベース嵌合部551cよりも小さく形成され、溝551jは、ベース嵌合部551cの少なくとも立設当接部分551eに形成された表裏方向に延伸するリブ部551kと、板状部551aの開口551hの周辺部分とで構成される。リブ部551kは、ここでは、板状部551aから長手方向の内方側に離間する部位に形成され、立設当接部分551eと傾斜部分551fとに亘って形成されている。
端部カバー本体551は、ベース嵌合部551cの内延伸当接部分551dであって板状部551aから長手方向の内方側に離間する部位に貫通孔551n又は凹みを有している。貫通孔551nは2個の凸部551mの間にある。なお、貫通孔551nは内延伸当接部分551dの短手方向の略中央に位置する。貫通孔551nには、カバー体553のL字延伸部553cが挿入され、L字延伸部553cの先端部分が貫通孔551nの周辺部分に係合する。これにより、カバー体553が端部カバー本体551に装着(固定)される。
なお、カバー体553の長手方向の外面と、端部カバー本体551の板状部551aの長手方向の外面とは略面一となるように構成されている。
電源ユニット56は、商用電源等の外部電源から受電する受電部と、受電した電力から光源ユニット80用の点灯電力を生成するための点灯電力生成部(図示省略)とを、灯具側ベース52に固定される電源ケース561内に備える。
点灯電力生成部は、無線通信ユニット35から入力される点灯条件に基づいて点灯電力を生成する。
点灯電力生成部を回路構成する複数個の電子部品560は、図9に示すように、電源基板565に実装され、電源基板565に設けられている接続端子562により受電部が構成される。なお、図9では、複数の電子部品560は1つのブロックとして記載している。
受電部の3つの接続端子562の内、2個が電源用(受電用及び給電用)であり、1個がアース用である。なお、アース用の接続端子は灯具側ベース52に接続されている(図示省略)。
電源ユニット56は、接続端子562に接続する配線として、端子台37側から受電するための接続コネクタを有する受電配線563と、他の照明装置1と接続するための送り配線コネクタを有する1以上の送り配線564とを備える。
これにより、照明装置1は、外部電源から受電すると共に他の照明装置1に給電したり、外部電源から受電せずに隣接する他の照明装置1から受電したり、外部電源から受電せずに他の照明装置1から受電してさらに他の照明装置1に給電したり可能となる。
灯具側装着具58は、図2の(a)に示すように、器具3の器具側装着部333の係合部分333aに係合する係合部(V字屈曲部分581c)を有する。灯具側装着具58は、器具3の係合部分333aへの係合が外れないように、バネ構造を有する。
装着具本体部581は、横断面において、短手方向に延伸する横延伸部分581aと、横延伸部分581aの両端から短手方向の外方へと外拡がりに裏側に延伸する斜め延伸部分581bと、斜め延伸部分581bの裏側端から短手方向の外方へ屈曲する屈曲部分(581c)とを有する。
屈曲部分は、ここでは、中心軸X側が開放する「V」字状に屈曲し、屈曲部分をV字屈曲部分581cとする。なお、V字屈曲部分581cは、図2の(a)に示すように、器具側係合部(333a)に係合する灯具側係合部を構成する。
横延伸部分581aにおける中央には、図4の拡大図に示すように、貫通孔581dが設けられている。貫通孔581dには、灯具側装着具58を灯具側ベース52に固定するためのねじ589(図4及び図5参照)が挿通する。なお、貫通孔581dを挿通したねじ589は、灯具側ベース52の溝部525に螺合する。
V字屈曲部分581cが係合する状態は、係合していない状態に比べて、斜め延伸部分581bが立接し、器具側装着部333側への復元力が作用している。
照明装置1の取り付け等について説明する。
(1)照明装置が1台の場合
まず、天井等の設置面に設けられた吊ボルトを利用して器具3を設置面に固定する。この際、器具3の貫通孔331aと設置面の開口とを位置合わせするため、設置面の開口が器具3や灯具5により隠れるため、意匠性を向上できる。
次に、図2の(b)に示すように、器具3の貫通孔331aから導出する電源側配線371を端子台37に接続し、端子台37に接続されたユニット側配線373と電源ユニット56とを接続する。そして、灯具側装着具58利用して器具3に灯具5を装着する。
照明装置1は電源側配線371用の貫通孔331aを長手方向の略中央に有し、電源側配線371は貫通孔331aから長手方向の一端側に向かって導出されて端子台37と接続する。これにより、電源側配線371による張力により下方に押圧される力が長手方向の一端側に作用し、重量の重い電源ユニット56に作用する下方向きの重力が長手方向の他端側に作用することになる。このように、電源側配線371の張力が作用する場合でも、長手方向の重量(負荷)のアンバランスが少ない。なお、電源側配線371の張力の影響が小さい場合でも、他の部品・ユニットよりも重い電源ユニット56が長手方向の中央側に位置するため、長手方向の重量のアンバランスが大きくなり難い。
照明装置1が、例えば、長手方向に連続して列状に複数台配置される場合の配線について説明する。
ここでは、外部電源と端子台37とを接続する電源側配線371として3本の配線(3芯ケーブル)を利用し、他の照明装置1と接続する送り配線564として3本の配線(3芯ケーブル)を利用し、受電部に接続された受電配線563として2本の配線(2芯ケーブル)を利用する。
照明装置1は、図9に示すように、商用電源等の外部電源から受電すると共に、長手方向に隣接する他の照明装置1に給電する。
まず、照明装置1の器具3を設置面に設置し、図9に示すように、電源側配線371の2本の受電用の配線を端子台37に接続し、1本のアース用の配線371aをねじ39(図3参照)により器具3に固定する。
続いて、端子台37と受電配線563とを接続コネクタを介して接続する。これにより、照明装置1は外部電源から受電可能となる。
次に、他の照明装置1の送り配線564と送り配線コネクタを介して自装置の送り配線564とを接続する。これにより、他の照明装置1への給電が可能となる。
なお、送り配線564同士を接続する際には、端部カバー55のカバー体553(図8参照)を取り外すことで形成される端部カバー本体551の開口551hを利用して、送り配線564を通すことができるため、容易に接続作業が行える。
また、送り配線564は開口551hを通ることで、送り配線564の露出が少なくなり、意匠性を高めることができる。また、送り配線564を利用することで、設置面に設ける電源側ケーブル用の開口を少なくできる。
照明装置1は、商用電源等の外部電源から受電している他の照明装置1から送り配線564を利用して受電する。
自装置1の送り配線564を、送り配線コネクタを介して他の照明装置1の送り配線564と接続する。これにより、他の照明装置1からの受電が可能となる。なお、自装置1から他の照明装置1に給電する場合は、当該他の照明装置1と送り配線546を利用すればよい。
光源ユニット50は、横断面において、灯具5の短手方向の中央から短手方向にずれた位置に配された且つ傾斜する2枚の光源基板501に一列状で複数個のLED素子503を有しているが、以下の形態であってもよい。
(1)LEDの列数
光源モジュール505Aは、図10の(a)に示すように、中心軸から離れるにしたがって裏側に移るように傾斜する光源基板501Aに対して、長手方向に沿って複数列(例えば、3列である)でLED素子503Aが複数個実装されている。
LED素子が複数列で光源基板に実装されている場合、隣接する列において、一方の列のLED素子が他方の列のLED素子間に位置する(所謂、千鳥状である)ように、配されてもよい。
LED素子503Aが長手方向に沿って複数列で実装される場合、1枚の光源基板501Aに複数列でLED素子503Aを実装してもよい(図10の(a)参照)し、複数個のLED素子が1列で実装された光源基板を複数列に配置してもよい(図10の(c)参照)。
光源ユニット50は、2枚の光源基板501(光源モジュール505)を備えていたが、図10の(b)に示すように、1枚の光源基板501Bを利用してもよい。図10の(b)に示す光源ユニット50Bは、1枚の「V」字状の光源基板501Bと、光源基板501Bにおける傾斜部分に実装されたLED素子503Bとを有する。光源基板501Bは、例えば、フィルム等のフレキシブル基板(可撓性基板の一例である)や、予め灯具側ベース52の2つの傾斜部521に対応して「V」字状に形成されたガラスエポキシ基板等で構成されている。
なお、図10の(b)では、短手方向において中心軸を挟んで片側の傾斜部521にLED素子503Bを1列で備えていたが、上述のように複数列あってもよい。
光源ユニット50Bは、「V」字状の光源モジュール505Bを備えているが、光源モジュール505B以外に、例えば、第1実施形態で説明したような光源モジュール505を備えてもよい。
光源モジュール505の光源基板501は、光源基板501の裏面と、中心軸Xとの間の角度が45°であったが、LED素子503の光の主出射軸が、透光性カバー54の表壁部541b(図6参照)と交差する範囲で有ればよい。上述の透光性カバー54の場合であってLED素子503の1/2ビーム角(半値角)が120°の場合、光源基板501の裏面と中心軸Xとの間の角度は、30~60°の範囲内にあればよい。
光源ユニット50Cは、図10の(c)に示すように、短手方向において中心軸Xを挟んで片側の複数枚(2枚)の光源モジュール505C,506Cを有している。片側に位置する複数枚(2枚)の光源モジュール505Cの光源基板501Cの傾斜角度がすべて異なっている。これにより、均斉度を高めることができる。
ここでは、表側に位置する光源モジュール505Cの光源基板501Cの裏面と中心軸Xとの間の角度は75°であり、裏側に位置する光源モジュール506Cの光源基板501Cの裏面と中心軸Xとの間の角度は25°である。2つの光源モジュール505C,506Cの光源基板501Cの平均の傾斜角度は45°である。
短手方向の片側に複数枚の光源モジュールがある場合、各光源モジュールの光源基板の傾斜角は、中心軸Xから短手方向の外方に離れるにしたがって小さくなるのが好ましい。これにより、均斉度を高めることができる。
なお、発光素子の観点からは、短手方向の片側に複数列の発光素子が設けられている場合、発光素子の光の主出射軸は、中心軸Xから短手方向に離れるにしたがって大きくなるのが好ましい。つまり、主出射軸は、中心軸Xから短手方向の離れるにしたがって、表側から短手方向の外向きに徐々に変化するのが好ましい。
実施形態の照明装置1と、上記の「5.光源ユニット (3)光源基板の角度」で説明した光源ユニット50Cを備える照明装置1Cについて、均斉度の評価を行ったシミュレーション結果を図11に示す。
図11中のサンプル1は実施形態の照明装置1であり、サンプル2は光源ユニット50Cを備える照明装置1Cである。図中の比較例は、短手方向の中央に水平なLED素子(光源モジュール)を備え、中央のLED素子(光源モジュール)に対して短手方向に傾斜した状態でLED素子(光源モジュール)を備える照明装置である。
サンプル1では、2本の平行線で示された明るい領域が、比較例よりも広く、透光性カバー54の側面の明るい領域が比較例よりも大きく、比較例よりも均斉度が改善された。なお、試作品で点灯状態を目視すると、LED素子のツブツブ感は比較例よりも低減されていた。
サンプル2では、2本の平行線で示された明るい領域が、比較例よりも広く、透光性カバー54の側面に表面の明るさと同じ領域があり、比較例よりも均斉度が改善された。なお、試作品で点灯状態を目視すると、LED素子のツブツブ感は比較例よりも低減されていた。
以上のように、発光素子を、短手方向の中心から離れた状態であって、光の主出射軸が表裏方向に対して短手方向の外方に傾斜する状態で配することで、均斉度の高い配光パターンが得られることが確認できた。
第1実施形態の透光性カバー54は、横断面形状が矩形状であって裏側に開口541aを有していたが、横断面形状において裏側に開口541aを有していなくてもよい。
以下、第2実施形態に係る照明装置1Dについて、第1実施形態の照明装置1と異なる構成を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ構成の場合、図面に現れていなくても、同じ符号を用いる。
照明装置1Dは、図12の(a)に示すように、器具3と灯具5Dを備える。
灯具5Dは、光源ユニット50、灯具側ベース52、透光性カバー54D、端部カバー55、電源ユニット56D及び灯具側装着具58を備える。なお、ここでは、隣接する他の照明装置1Dに送り配線564を接続するために、端部カバー本体551からカバー体553(図8参照)がとり外されている。
透光性カバー54Dは、光源ユニット50からの光を透過させて外部へと出射する。
透光性カバー54Dは、長尺状であって両端が開放するカバー本体部540Dを有する。
カバー本体部540Dは、図12の(c)に示すように、外カバー541Dと内カバー545Dとを有し、筒状をしている。この場合、灯具側ベース52、電源ユニット56D、灯具側装着具58が筒状のカバー本体部540Dの外側に設けられる。
これにより、カバー本体部540Dで部品やユニット等を支持する必要がなくなり、カバー本体部540Dを樹脂のみで構成できる。このため、カバー本体部540Dを軽量化でき、カバー本体部540Dと灯具側ベース52とを簡単な係合構造等で組み立てられる。また、筒状のカバー本体部540Dの内部に電源ユニット56Dや光源ユニット50などの発熱部品がないので、カバー本体部540Dの内部に熱がこもることがない。
カバー本体部541は、表側に位置する表壁部541bと、表壁部541bの短手方向の両端から裏側へと立設する側壁部541cと、側壁部541cにおける裏側端から中心軸Xに向かう裏壁部541dとを有している。
カバー側装着部543は、裏壁部541dにおける中心軸X側の端部に「N」状に構成され、カバー本体部541の裏壁部541dにおける開口541a側の端部から表側に延伸する外側表延伸部分543aと、外側表延伸部分543aから中心軸Xに向かう水平延伸部分543bと、水平延伸部分543bの中心軸X側端から表側に延伸する内側表延伸部分543cと、水平延伸部分543bの中心軸Xに向かう途中部位から表側に延伸する中側表延伸部分543dとを有する(図6参照)。
外カバー541Dにおけるカバー側装着部543の内側表延伸部分543cは内カバー545Dに連結される。なお、カバー本体部540Dは、図12の(b)に示すように、外カバー541Dのカバー側装着部543を利用して、灯具側ベース52に装着される。
内カバー545Dは、中心軸Xとの交点が最も表側に張り出す形状をしている。つまり、内カバー545Dは、表側に張り出すことで、灯具側ベース52に装着されている光源ユニット50用の収用空間を確保している。これにより、外カバー541Dと内カバー545Dとの2重のカバー構造を有しているにも関わらず、表裏方向の寸法を小さくできる。
ここでの内カバー545Dは、横断面において表側に張り出す円弧状をしている。これにより、光源ユニット50からの光を均斉化して外カバー541Dに向けて出射できる。また、外カバー541Dの内面に拡散処理を施さなくても、内カバー545Dによって光源ユニット50からの光が拡散される。
端部カバー55(端部カバー本体551)は、カバー嵌合部551bに、図12の(b)に示すように、矩形状部分551pと円弧状部分551qとを有している。矩形状部分551pは外カバー541Dの内側に嵌合し、円弧状部分551qは内カバー545Dの内側に嵌合する。なお、ここでいう「内側」は、筒状のカバー本体部540Dの内側である。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
1.照明装置
第1実施形態では、照明装置1は、器具3と灯具5とを備えていたが、器具と灯具とが一体となった照明装置であってもよい。
灯具5は、電源ユニット56を備えていたが、均斉度の観点からは電源ユニットを備えてなくてもよく、例えば、器具や天井壁の裏側等に配された電源ユニットから点灯電力を受電するようにしてもよい。
光源ユニット50の複数のLED素子503は、灯具側ベース52の短手方向の中心から離れた状態であって、光の主出射軸が表裏方向に対して短手方向の外方に傾斜する状態で設けられているが、配向特性の均斉化を目的としない発明の場合、LED素子を中心軸X上に備えてもよいし、配向特性の均斉化する構成を併せて有してもよい。
例えば、送り配線の照明装置から露出を少なくして意匠性を向上させる発明においては、LED素子503の配置に限定しない又は限定する光源ユニット、光源ユニットを搭載するベース、ベースの端部を少なくとも覆う端部カバーを少なくとも備え、端部カバーが送り配線用の開口を有する端部カバー本体と、端部カバー本体の開口を覆うカバー体とを有していればよい。
例えば、配向特性の均斉化の観点から内カバーと外カバーとを備える発明においては、LED素子503の配置に限定しない又は限定する光源ユニット、光源ユニットを搭載するベース、ベースに装着される透光性カバーを少なくとも備えればよい。
例えば、内カバーと外カバーとを備える透光性カバーを備える照明装置を安価に実施できる発明においては、LED素子503の配置に限定しない又は限定する光源ユニット、光源ユニットを搭載するベース、ベースに装着され且つ内カバーと外カバーとを一体で有する透光性カバーを少なくとも備えればよい。
なお、ここで説明した以外の発明も明細書中に記載されており、これらの発明についても、その特徴部分の構成を有していればよい。
第1実施形態では、中心軸Xを挟んで2つの傾斜部521は「V」字をしているが、例えば、中心軸Xと直交する直交部を中心軸X上に有し、当該直交部における短手方向の両端から裏側拡がりに傾斜する傾斜部を有してもよい。
傾斜部は図10の(c)に示すように、中心軸Xに対して短手方向の片側に2個の傾斜部を有しているが、3個以上の傾斜部を片側に有してもよい。
第1実施形態では、横断面において、傾斜部521は直線状であったが、例えば、図10の(b)に示すようなフレキシブル基板を利用する場合、傾斜部は曲線状であってもよい。
(1)第1及び第2実施形態
第1及び第2実施形態の透光性カバー54,54Dは、横断面形状は矩形状をしていたが、楕円、長円、5角形状の多角形状、円弧、楕円弧状、複数の直線を連結して全体形状が円弧又は楕円弧状等で有ってもよい。
透光性カバー54、54Dのカバー側装着部543は、ベース(灯具側ベース)の形状に対応しており、ベースの透光性カバー装着部(表側L字延伸部527)の構造と共に他の形状としてもよい。
透光性カバー54の内面には拡散処理が施されていたが、光源ユニットのLED素子の配置によっては、拡散処理を施さなくてもよい。
(3)第2実施形態
透光性カバー54Dは、外カバー541Dと内カバー545Dとを一体で有する押出成形品を利用したが、外カバー541Dと内カバー545Dとを別体で成形して、その後接着剤や溶着等により一体化してもよい。なお、押出成形品では、別体で構成した場合の一体化作業が不要となる。
外カバー541Dと内カバー545Dは、押出成形品により構成されているが、例えば、2色成形により一体化する成形品により構成して、例えば、内カバーと外カバーとで透過率や拡散率が異なるようにしてもよい。
端部カバー55は、端部カバー本体551とカバー体553とを備えている。これにより、送り配線を行う場合に、カバー体553を取り外すことで、容易に送り配線を導出できる。しかしながら、送り配線機構を有していない照明装置の場合、端部カバーは、開口551hを有していない端部カバー本体により構成してもよい。
カバー体553は、端部カバー本体551に対して着脱可能に装着されているが、例えば、カバー体は、端部カバー本体にスライド可能に設けられ、スライドすることで開口551hを開閉可能としてもよい。
3 器具
5 灯具
50 光源ユニット
52 灯具側ベース(ベース)
54 透光性カバー
503 LED素子(発光素子)
Claims (11)
- 長尺状のベースと、
前記ベースの長手方向に沿って複数個の発光素子を光源基板に実装してなる光源ユニットと、
前記光源ユニットを表側から覆う透光性カバーと
を備え、
前記ベースは、横断面において、前記長手方向と直交する短手方向の中心を通り且つ前記表裏方向に延伸する中心軸を挟んで、当該中心軸から前記短手方向の外方に離れるにしたがって裏側に移るように傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の裏側端から前記短手方向の外方へと延伸する内延伸部と、前記内延伸部の前記短手方向の外方端から裏側に立設する立設部と、前記立設部の外面から前記短手方向の外方へと延伸するベース側装着部とを有し、
前記複数個の発光素子は、前記ベースの前記短手方向の中心から離れた状態であって、光の主出射軸が表裏方向に対して前記短手方向の外方に傾斜する状態で、前記ベースの2つの前記傾斜部に設けられた前記光源基板の表側に搭載されており、
前記透光性カバーは、表側に位置する表壁部と、前記表壁部の前記短手方向の両端から裏側へと立設する側壁部と、前記側壁部の裏側端から前記短手方向の内側に向かう裏壁部と、一対の前記裏壁部の間に設けられた開口部と、前記裏壁部における前記開口部側の端部に設けられたカバー側装着部とを有し、
前記カバー側装着部が前記ベース側装着部と係合することにより、前記透光性カバーは前記ベースに取り付けられる
照明装置。 - 前記カバー側装着部は、前記裏壁部における前記開口部側の端部から表側に延伸する外側表延伸部分を有し、
前記ベース側装着部は、前記立設部の裏側端に設けられた裏側延伸部と、前記裏側延伸部から表側に延伸する表側延伸部とを有し、
前記透光性カバーが前記ベースに取り付けられた場合に、前記外側表延伸部分は前記表側延伸部と対向する状態で近接又は接触する
請求項1に記載の照明装置。 - 前記透光性カバーが前記ベースに取り付けられた場合に、前記裏壁部と、前記裏側延伸部とは面一に配される
請求項2に記載の照明装置。 - 前記カバー側装着部は、前記開口部に沿って設けられ且つ表側に延伸する内側表延伸部分を有し、
前記ベース側装着部の前記表側延伸部は、前記立設部の外面から前記短手方向の外方へと延伸した後に、裏側に屈曲し、
前記透光性カバーが前記ベースに取り付けられた場合に、前記内側表延伸部分は前記表側延伸部と前記立設部との間に配される
請求項2又は3に記載の照明装置。 - 前記透光性カバーが前記ベースに取り付けられた場合に、前記ベースと前記透光性カバーの端部とを塞ぐ端部カバーを備え、
前記端部カバーは、前記透光性カバーの内側に嵌合するカバー嵌合部を有し、
前記カバー側装着部は、前記外側表延伸部分と前記内側表延伸部分とをつなぐ水平延伸部分を有し、
前記カバー嵌合部は、前記カバー側装着部における前記裏壁部との接続部分から前記外側表延伸部分又は前記水平延伸部分までの領域の全領域又は一部領域に当接する又は近接する
請求項4に記載の照明装置。 - 前記端部カバーは、前記ベースの内側に篏合するベース嵌合部を有し、
前記ベース嵌合部は、前記ベースの前記内延伸部の裏面に当接又は近接する内延伸当接部分を有する
請求項5に記載の照明装置。 - 前記ベース嵌合部は、前記立設部に当接又は近接する立設当接部分を有する
請求項6に記載の照明装置。 - 前記内延伸当接部分と前記立設当接部分との連結部分は傾斜部分となっている
請求項7に記載の照明装置。 - 前記光源ユニットに点灯電力を供給する電源ユニットを有し、
前記電源ユニットは、接続端子と、前記接続端子と接続され且つ外部電源と接続可能な受電配線と、他の照明装置の電源ユニットの接続端子と接続可能な送り配線とを有する
請求項5~8の何れか1項に記載の照明装置。 - 前記電源ユニットは前記ベースの裏側に設けられ、
前記端部カバーは、前記ベースにおける裏側部分に対応する部位に開口を有すると共に、前記開口を開閉可能とするカバー体を備える
請求項9に記載の照明装置。 - 前記電源ユニットは、前記外部電源と接続する端子台を介して、前記外部電源と接続され、
前記端子台を前記長手方向の一端側に配し、前記電源ユニットを前記長手方向の他端側であって前記電源ユニットにおける前記長手方向の一端側が前記ベースの前記長手方向の中央に位置するように配されている
請求項9又は10に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019162288A JP7325806B2 (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019162288A JP7325806B2 (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021039923A JP2021039923A (ja) | 2021-03-11 |
JP7325806B2 true JP7325806B2 (ja) | 2023-08-15 |
Family
ID=74848712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019162288A Active JP7325806B2 (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7325806B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012523664A (ja) | 2009-04-08 | 2012-10-04 | ジーエル ビジョン インコーポレイテッド | 広くて均一な配光を持つled照明 |
JP2016042424A (ja) | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 三菱電機株式会社 | 照明器具 |
JP2016522554A (ja) | 2013-06-03 | 2016-07-28 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 管状照明デバイス |
JP2019021441A (ja) | 2017-07-13 | 2019-02-07 | 株式会社遠藤照明 | 照明器具 |
JP2019046605A (ja) | 2017-08-31 | 2019-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具、照明装置並びに照明システム |
-
2019
- 2019-09-05 JP JP2019162288A patent/JP7325806B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012523664A (ja) | 2009-04-08 | 2012-10-04 | ジーエル ビジョン インコーポレイテッド | 広くて均一な配光を持つled照明 |
JP2016522554A (ja) | 2013-06-03 | 2016-07-28 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 管状照明デバイス |
JP2016042424A (ja) | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 三菱電機株式会社 | 照明器具 |
JP2019021441A (ja) | 2017-07-13 | 2019-02-07 | 株式会社遠藤照明 | 照明器具 |
JP2019046605A (ja) | 2017-08-31 | 2019-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具、照明装置並びに照明システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021039923A (ja) | 2021-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7192154B2 (en) | LED task light | |
US10082275B2 (en) | Wall wash light fixture | |
JP6052662B2 (ja) | 照明器具 | |
US11873968B2 (en) | Light fixture with multiple outputs | |
US9903568B2 (en) | Lighting device | |
JP7325806B2 (ja) | 照明装置 | |
US9689558B2 (en) | Attachment and lighting apparatus | |
US20170307152A1 (en) | Wall mount light fixture | |
US10563849B2 (en) | Dimensionally adjustable luminaire housing | |
JP6811431B2 (ja) | 照明器具 | |
US20190309929A1 (en) | Luminaire | |
JP2019153513A (ja) | 照明装置 | |
JP7366812B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2022147654A (ja) | 結線用部材、照明器具及び電源装置 | |
JP2020057629A (ja) | 照明器具 | |
JP6846646B2 (ja) | 光源ユニット及び照明器具 | |
US20190331324A1 (en) | Clamping bracket for a driver of a lighting fixture | |
JP2016201237A (ja) | 発光モジュール及びそれを用いた発光装置 | |
JP7061273B2 (ja) | ばね装置および照明器具 | |
JP6901700B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6528303B2 (ja) | 光源ユニット及び照明器具 | |
JP2020161401A (ja) | 照明装置 | |
JP7117585B2 (ja) | 照明器具 | |
JP7266232B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5893693B1 (ja) | 照明装置用発光ユニット及び照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220823 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7325806 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |