JP7325745B2 - 監視装置、監視プログラム、記憶媒体、および、監視方法 - Google Patents

監視装置、監視プログラム、記憶媒体、および、監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、監視装置、監視プログラム、記憶媒体、および、監視方法に関し、特に、監視対象の特定位置の記録に基づき、対象を認証する監視装置、監視プログラム、記憶媒体、および、監視方法に関するものである。
監視カメラは、従来から利用されてきたが、インターネット回線の普及によってネットワークに接続され、遠隔のサーバで監視するような運用が多くなりつつある。また、カメラの画素数も多くなり、録画された画像を事後的に解析して、事故や犯罪の認識が可能となった。このような監視カメラの現状であるが、最も多い利用形態は、建物に無人の監視カメラを設置し、遠隔地において、警備会社などの防犯係員が監視カメラの映像を監視して、防犯に役立てるものである。防犯係員は、監視カメラの多数の画像を多数の表示装置で実際に観察して、疑わしい対象(不審者や不審物)を認識し、必要であれば、警備員を派遣したり、不審者に警告したりしている。
しかしながら、防犯係員は、様々な場所、様々な建物を映す監視カメラの画像を見ることになるが、近年、テロや犯罪などもあり、監視カメラの設置は急激に増加しているが、このような状況は、監視する防犯係員の負担を増加させ、監視ミスを誘発させている。
監視カメラの自動化の従来技術として、画像処理装置、画像処理システム及びプログラム(特許文献1を参照されたい。)がある。これは、「監視領域の全景画像内に注視領域を設定し、画像解析手段により、設定した注視領域の画像を解析して移動体を検出し、検出に基づきカメラ部のズームカメラを作動して上記移動体を撮影する。その際、注視部分画像に全景画像との空間的な関係情報と、注視部分画像の全景画像における時間軸上の遷移を示す時間的な関係情報を作成し、注視部分画像に前記各関係情報を付与して画像記憶部に記憶させる。検索時には、上記各関係情報を用いて、全景画像及び注視部分画像を検索して両画像を重ねて表示部に表示する。」といった技術である。
特開2010-233185号公報
上記の従来技術は、監視領域を設定した後で、その監視領域内での移動体を不審な対象としてズームさせて撮影するものである。これは、不審者を自動追尾してズームする技術であるが、「監視領域の自動設定」はできない。また、監視領域が広い場合や監視領域に複数の移動体が入った場合には、高速な演算装置でなければ処理が間に合わなくなり、不審な対象の捕捉が不可能になるなどのデメリットがある。
このように、監視カメラの自動化の技術は発展してきたが、監視対象の識別、特定、認証といった技術は、いまだ実用化レベルには達していない。
ここで、特に重要なことは監視対象の特定・識別である。監視対象の識別が可能になれば、現在の入退出システムの主流であるIDカード認証の代替システムとして活用できるが、実用化レベルのものは存在しない。
また、監視カメラは自動認識でも人間による観察においても、光、雨などの気象変化を、不審者や不審物であると間違って認識することがあるが、これについては、カメラの画素数を増大させるなどで対応しているが、根本的には解決していない。
そこで、本発明の目的は、特に、監視対象の特定位置の記録に基づき、対象を認証する監視装置、監視プログラム、記憶媒体、および、監視方法を提供することである。
上述した諸課題を解決すべく、第1の発明による監視装置は、
ステレオカメラとサーバとを含む監視装置であって、
前記ステレオカメラが、
ステレオ画像を撮像する撮像部と、
前記ステレオ画像を前記サーバに送信する通信部と、
を有し、
前記サーバが、
特定済対象の特定位置(最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したものを特定座標記録として格納する記憶部と、
前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信部と、
前記ステレオカメラにおける前記ステレオ画像内において、第1と第2の監視線の設定を受け付ける監視線設定部と、
前記ステレオ画像を解析して、前記受け付けた第1と第2の監視線を通過する対象を認識し、第1の監視線と第2の監視線との間の監視領域に位置する対象の特定位置の座標を追跡する監視部と、
前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として取得する座標取得部と、
(前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として前記記憶部に格納させる格納指示部と、)
前記座標記録と、前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と、
所定の時間内に、前記監視領域に認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信、画像出力、監視員への警告、管理者への警告、警備会社や警察などへの通報など)を出力する警報出力部と、
を有する、
ことを特徴とする。
また、第2の発明による監視装置は、
ステレオカメラとサーバとを含む監視装置であって、
前記ステレオカメラが、
ステレオ画像を撮像する撮像部と、
前記ステレオ画像を前記サーバに送信する通信部と、
を有し、
前記サーバが、
特定済対象の特定位置(例えば、最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したものを特定座標記録として格納する記憶部と、
前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信部と、
前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視部と、
前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として取得する座標取得部と、
(前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として前記記憶部に格納させる格納指示部と、)
前記座標記録と、前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と、
所定の時間内に、認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信、画像出力、監視員への警告、管理者への警告、警備会社や警察などへの通報など)を出力する警報出力部と、
を有する、
ことを特徴とする。
また、第3の発明による監視装置は、
ステレオ画像を撮像する撮像部と、
特定済対象の特定位置(例えば、最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したものを特定座標記録として格納する記憶部と、
前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視部と、
前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として取得する座標取得部と、
(前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として前記記憶部に格納させる格納指示部と、)
前記座標記録と、前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と、
所定の時間内に、認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信、画像出力、監視員への警告、管理者への警告、警備会社や警察などへの通報など)を出力する警報出力部と、
を有する、
ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。なお、下記の方法やプログラムの各ステップは、データの処理においては必要に応じて、CPU、DSPなどの演算処理装置を使用するものであり、入力したデータや加工・生成したデータなどを磁気テープ、HDD、メモリなどの記憶装置に格納するものである。
例えば、本発明をプログラムとして実現させた第4の発明による監視プログラムは、
1つまたは複数の演算処理装置を第1~3のいずれかの発明に記載の監視装置として機能させる監視プログラムである。
また、例えば、本発明を記憶媒体として実現させた第5の発明による記憶媒体は、
第4の発明に記載の監視プログラムを格納したコンピュータ可読な記憶媒体である。
また、例えば、本発明を方法として実現させた第6の発明による監視方法は、
ステレオカメラとサーバとを含む監視装置による監視方法であって、
前記ステレオカメラが、ステレオ画像を撮像する撮像ステップと、
前記ステレオカメラが、前記ステレオ画像を前記サーバに送信する通信ステップと、
前記サーバが、特定済対象の特定位置(例えば、最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したものを特定座標記録として取得する座標取得ステップと、
前記サーバが、前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信ステップと、
前記サーバが、前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視ステップと、
前記サーバが、前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として取得する座標取得ステップと、
前記サーバが、前記座標記録と、前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と、
所定の時間内に、認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信、画像出力、監視員への警告、管理者への警告、警備会社や警察などへの通報など)を出力する警報出力ステップと、
を有する、
ことを特徴とする。
また、第7の発明による監視方法は、
撮像部が、ステレオ画像を撮像する撮像ステップと、
記憶部が、特定済対象の特定位置(例えば、最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したものを特定座標記録として格納する格納ステップと、
前記演算部が、前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視ステップと、
前記演算部が、前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として取得する座標取得ステップと、
前記演算部が、前記サーバが、前記座標記録と、前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証ステップと、
前記演算部が、所定の時間内に、認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信、画像出力、監視員への警告、管理者への警告、警備会社や警察などへの通報など)を出力する警報出力ステップと、
を有する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、監視対象の特定位置の記録に基づき、対象を認証することが可能となる。
図1は、本発明の一実施態様による監視装置の概要を示すブロック図である。 図2は、図1に示した監視装置で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 図3は、本装置の対象の認証技法を説明する模式図である。 図4は、特定座標記録および座標記録の一例を示すテーブルである。 図5は、特定座標記録および座標記録の一例を示すテーブルである。 図6は、特定座標記録および座標記録の一例を示す模式図である。 図7は、座標記録から派生情報を導出する一例を示す模式図である。 図8は、座標記録から頭部の揺れの軌跡を導出する一例を示す模式図である。 図9は、特定座標記録および座標記録の一例を示すテーブルである。 図10は、座標記録の一例を示す模式図である。 図11は、特定座標記録および座標記録の一例を示す模式図である。 図12は、特定座標記録および座標記録の一例を示す模式図である。 図13は、監視装置を介護システムに適用した実施態様の模式図である。 図14は、本装置を入退室管理システムに応用した場合の模式図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施態様による監視装置の概要を示すブロック図である。図に示すように、監視装置MS1は、ステレオカメラSC1とサーバSV1とを含むものである。サーバSV1は、制御部(CPU、演算処理装置、プロセッサ)CON、入力部(図示せず)、出力部(図示せず)、通信部COM、記憶部MEM、および、表示部DISを有する。ステレオカメラSC1は、制御部(CPU、演算処理装置、プロセッサ、図示せず)、通信部COMを有するが、さらに、入力部(図示せず)、出力部(図示せず)、記憶部(図示せず)および、表示部(図示せず)を有してもよい。ステレオカメラとは、複数(通常は2つ)のカメラ(撮像部)で複数(通常は2つ)の画像を撮影するものである。通常は、2つのカメラの光軸が平行なもので対象物を同時に撮影するものである。また、これで撮影した2つの画像をステレオ画像といい、さらに、これら2つの画像から様々な処理をした画像、処理後の情報セット、また、これらを組み合わせたものもステレオ画像に含まれる。3眼以上のカメラで撮影した3眼ステレオ画像であってもよい。また、カメラは、夜間でも僅かな環境中の光で撮影可能な高性能な機種を使用することが好適である。
ステレオカメラSC1が、ステレオ画像を撮像する撮像部CAMと、自装置の位置を測定する位置測定部(図示せず、GPSなど)と、自装置の撮像部の方向を測定する方向測定部(図示せず、3軸地磁気センサなど)と、ステレオ画像(位置、および、方向を含んでもよい)をサーバに送信する通信部COMとを有する。
サーバSV1が、ステレオカメラから送信されたステレオ画像(位置、および、方向を含んでもよい)を受信する通信部COMと、ネットワークNETを介して接続された認証情報サーバAISまたは記憶部MEMなどから、特定済対象の特定位置(最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したもの(「特定座標記録」という。)を取得する取得部ACQとを有する。
また、サーバSV1は、
特定済対象の特定位置(最も高い部分(その位置の高さを身長と見做せる部位)、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、肩など)の座標を順次、記録したものを特定座標記録SCR(または、これから派生した情報である特定派生情報など)として格納する記憶部MEMと、
前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信部COMと、
前記ステレオカメラにおける前記ステレオ画像内において、第1と第2の監視線の設定を受け付ける監視線設定部MLSと、
前記ステレオ画像を解析して、前記受け付けた第1と第2の監視線を通過する対象を認識し、第1の監視線と第2の監視線との間の監視領域に位置する対象の特定位置の座標を追跡する監視部MONと、
前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録として取得する座標取得部(図示せず。これは取得部ACQを用いてもよい)と、
(前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録CR(または、これから派生した情報である派生情報など)として前記記憶部に格納させる格納指示部(図示せず)と、)
前記座標記録と、前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部SAと、
所定の時間内に、前記監視領域に認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信、画像出力、監視員への警告、管理者への警告、警備会社や警察などへの通報など)を出力する警報出力部WOTと、
を有する、
ネットワークNETを介して接続された敷地情報サーバ(図示せず)または記憶部MEMなどから、位置の敷地に関する敷地情報を取得してもよい。敷地情報から、監視線設定部MLSが、位置、方向、および、敷地情報に基づき、ステレオ画像内における敷地の輪郭の少なくとも一部を形成する境界線(境界の座標)を求め、ステレオ画像内において該境界線を監視線に設定することが可能である。制御部CONは、ステレオ画像(2つの画像)のうちの特定領域(対象が存在する部分など)と自装置との距離を、既知のステレオ画像距離解析技法などを用いて、算出する距離算出部(図示せず)を含む。距離算出部や監視線設定部などは、ソフトウェアで実現してもよいが、回路化してハードウェアとして実現する方がより高速処理可能となる。表示部DISは、本装置に格納される情報や生成された情報を表示することができる。
サーバSV1の制御部に含まれる各機能部は、制御部のメモリ空間に読み込まれたプログラムモジュールによって実現することが好適である。これは、ステレオカメラSC1は、制御部は図示していないが、制御部のメモリ空間に読み込まれたプログラムモジュールによって各機能部を実現したり、内蔵するGPSユニットやカメラユニットなどで各機能部を実現したりすることが可能である。通常は、記憶部或いはウェブサイトから、プロセッサを本装置の各部として機能させるソフトウェアをダウンロードして、PCにインストールして起動することで、PCが、本装置として動作する。なお、制御部に設けた各機能部は、機能上一定のまとまりのあるステップを1つにまとめたものに過ぎず、複数の機能部を1つの機能部にしたり、その一部を他の機能部に組み入れたり、他の独立した機能部に分割したりすることが可能である。
このように、生成・抽出した情報や中間データおよび取得したデータを外部に送信したり、表示部に表示したり、生成・抽出した情報や中間データおよび取得したデータなどを記憶部に格納したりすることは、後述する他の実態態様でも同様に可能であることに注意されたい。なお、本装置は、汎用コンピュータ、特定用途コンピュータ、サーバ、PC、スマートフォンなどの携帯端末などのコンピュータ、或いは、本装置の機能や処理手順(方法)をコンピュータ上で実現(実行)するプログラムモジュールをコンピュータが持つCPUや記憶部に保持したり、外部のサーバやストレージから読み込んだりすることで、コンピュータ上に本装置を構築することが好適であり、後続の各実施態様においても同様である。また、各機能部は、ネットワークで接続された別個のコンピュータや装置に分散させてもよい。また、複数の機能部を1つにしたり、処理ステップの一部を他の機能部にさせたりするような形態でもよい。さらに、本実施態様では、サーバとステレオカメラを別個のものとして規定したが、ステレオカメラ内にサーバの各機能の一部または全てを含ませてもよい。
図2は、図1に示した監視装置で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。図に示すように、ステレオカメラSC1,サーバSV1の2つの装置が連携して処理を行う。他のサーバにある敷地情報や認証情報サーバの情報をサーバSV1が一旦格納しておけば、他のサーバとの連携は不要とすることも可能である。
ステレオカメラSC1のステップS11にて、撮像部CAMが、ステレオ画像を撮像する。ちなみに、撮像は、継続的に行ってもよいが、通信量や処理量を低減するために、フレームを間引きしたり、静止画を数秒間隔で実施したりすることが好適である。任意であるが、位置測定部POMが自装置の位置を測定してもよい。また、方向測定部が、自装置の撮像部の方向を測定してもよい。次に、ステップS12にて、通信部COMが、ステレオ画像(位置、および、方向を含ませてもよい)をサーバに送信する。このとき、カメラの撮像設定値(画角、ズーム、画素数、など)を併せて送信することが好適である。なお、ステレオ画像、位置、および、方向は、まとめて送信してもよいし、個別に送信してもよい。
この後、処理はサーバSV1に移る。サーバSV1のステップV11にて、通信部COMが、ステレオカメラから送信されたステレオ画像(位置、および、方向を含んでもよい)を受信する。次に、取得部ACQは、位置に関する敷地情報要求を敷地情報サーバに送信してもよい。或いは、取得部ACQは、受信した位置の敷地に関する敷地情報を自装置内の記憶部MEMから読み出して取得してもよい。
サーバSV1は、ステップV13にて、監視線設定部MLSが、ステレオ画像内において、第1と第2の監視線の設定を受け付ける。次に、ステップV14にて、ステレオ画像を解析して、受け付けた第1と第2の監視線を通過する対象を認識し、第1の監視線と第2の監視線との間の監視領域に対象が位置するとき、対象(例えば、監視領域に進入した未知の人物のことを指す。)の特定位置の座標を追跡する。次に、ステップV15にて、前記特定位置の座標を順次、記録したものを座標記録CRとして記憶部に格納させるか、座標記録CRとして取得する。
次に、ステップV16にて、座標記録CRと、前記特定座標記録SCRとを比較し、所定の閾値(一致度80%、90%など)よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する。最後に、ステップV15にて、警報出力部WOTは、所定の時間内に、前記監視領域に認証されない対象があるとき、所定の警報(電子メールの送信、警告音声の出力や送信)を出力する。或いは、撮影した画像を当該施設地の所有者(警備会社の契約者など)の携帯端末に送信してもよい。
なお、ステップV13とV14との間に、何らかのさらなる判定条件を付加してもよい。例えば、本サーバは、監視線に接触した対象の高さを求める機能があり、これを用いて、高さ150cm以上のものだけ、150cm~190cm(即ち、大人)だけ、ステップV15に進ませ、それ以外は、除外するようにしてもよい。これによって、150cm未満の子供、または、犬、猫、鳥、虫などの小動物を効果的に除外することが可能となる。
また、ドップラーセンサーをカメラやその近傍に設置し、監視線に接触した対象の心拍数を測定し、人間の心拍数の範囲のものだけステップV14に進ませ、それ以外は、除外するようにしてもよい。これによって、犬、猫、鳥、虫などの小動物を効果的に除外することが可能となる。
格納ステップは、一回実施しておけば、その情報が変更されるまでは再実施する必要はない。或いは、格納ステップは、当該情報を格納したROMやフラッシュメモリを装置やコンピュータに搭載することで不要となる。
図3は、本装置の対象の認証技法を説明する模式図である。図に示すように、ステレオカメラSC1が、取得したステレオ画像における対象SJの移動時(歩行時)の特定部位の座標(この場合は、対象の最も高い部分)を座標記録CRとして取得する。この高さ方向の座標から地面の高さ方向の座標を減算すれば、身長が出る。但し、この身長は、移動時に微妙に変化する。この変化(変動)は、かなり個人差があり、これを解析して、対象の認証を行う。これは、ステレオ画像から、特定部位の空間座標を求めることができることを利用したものである。特定(認証)の技法には、多種多様なものがあるが、例えば、パターン分析、周期分析、数学的分析(微分、積分など)である。最も単純には、最高部hpと、最低部lpとの高低差dif,最高部hpと、最低部lpとの間の第1の周期prd11(片足分の移動距離、歩幅、或いは、時間)、最低部lpと最高部hpの間の第2の周期prd12(もう片足分の移動距離、歩幅或いは、時間)、これらを合計した周期prd10(両足分の移動距離或いは、時間)を解析することが好適である。
図4は、特定座標記録および座標記録の一例を示すテーブルである。図に示すように、特定座標記録SCR1と、座標記録CR1とがあり、本装置は、これらを比較して対象を認証、特定、識別する。特定座標記録SCR1には、多数の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、認証済対象dsub1~3の各データを載せてある。
特定座標記録SCR1の各データは以下である。
prd10(左足と右足で歩いた時間,または歩幅、周期)
prd11(左足の歩幅、または、歩いた時間、周期)
prd12(右足の歩幅、または、歩いた時間、周期)
hp(最も高い点)
lp(最も低い点)
dif(高低差)
座標記録CR1には、未知の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、対象sub1の各データを載せてある。内容は、特定座標記録と同様のもの、或いは、その一部で足りる。
本装置は、特定座標記録SCR1と、座標記録CR1とを比較し、比較の結果、最もマッチするものがdsub1であり、Sub1は、dsub1であると認証(対象を特定)できた。この例では、身長がほぼ同じ特定済み対象があったが、高低差difが2倍近く異なるため、識別できた。もちろん、データの種類が増えれば増えるだけ、認識精度は高まるため、より多くのデータで比較することが好適である。
図5は、特定座標記録および座標記録の一例を示すテーブルである。図に示すように、特定座標記録SCR2と、座標記録CR2とがあり、本装置は、これらを比較して対象を認証、特定、識別する。特定座標記録SCR2には、多数の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、認証済対象dsub11~13の各データを載せてある。
特定座標記録SCR2の各データは以下である。この例では、座標記録から数学的処理をして派生した情報「特定派生情報」を用いた。具体的には、微分値、傾き、積分値などである。
dv1(左足で歩き始め(或いは、左足で歩いているときに身長が最も高くなった時点から)0.1secのときの微分値、傾き)
dv2(左足で歩き始め(或いは、右足で歩いているときに身長が最も高くなった時点から)0.2secのときの微分値、傾き)
dv3(左足で歩き始め(或いは、左足で歩いているときに身長が最も高くなった時点から)0.3secのときの微分値、傾き)
iv1(左足で歩き始め(或いは、左足で歩いているときに身長が最も高くなった時点から)0.1secのときの積分値)
iv2(左足で歩き始め(或いは、左足で歩いているときに身長が最も高くなった時点から)0.2secのときの積分値)
iv2(左足で歩き始め(或いは、左足で歩いているときに身長が最も高くなった時点から)0.3secのときの積分値)
座標記録CR2には、未知の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、対象sub1の各データを載せてある。内容は、特定座標記録と同様のもの、或いは、その一部で足りる。これも数学的処理をした後の派生情報である。
本装置は、特定座標記録SCR2と、座標記録CR2とを比較し、比較の結果、最もマッチするものがdsub12であり、Sub2は、dsub12であると認証(対象を特定)できた。もちろん、このような派生情報のみならず、図4の情報も併せて比較すればより精度高く認証することが可能である。
図6は、特定座標記録および座標記録の一例を示す模式図である。図に示すように、特定座標記録SCR10と、座標記録CR1とがあり、本装置は、これらを比較して対象を認証、特定、識別する。特定座標記録SCR10には、多数の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、認証済対象の特定座標記録SCR11~13の各データを載せてある。
特定座標記録SCR10の各データは以下である。この例では、座標記録から身長を求め、これの軌跡パターンを用いた。
座標記録CR1には、未知の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、未知の対象のデータを載せてある。内容は、特定座標記録と同様のもの、即ち、身長の軌跡パターンである。
本装置は、特定座標記録SCR10(即ち、それに含まれるSCR11-13)と、座標記録CR1とを比較し、SCR13と、CR1とが一致度が高く、CR1の対象を、SCR13の特定済対象であると認証(特定)した。もちろん、このような情報のみならず、図4、図5の情報も併せて比較すればより精度高く認証することが可能である。
図7は、座標記録から派生情報を導出する一例を示す模式図である。図に示すように、座標記録CR1は、特定部位の高さ方向の座標軌跡のパターンである。これを画像解析、または、数学的処理をして、上述したような、prd10、prd11、prd12,hp,lp、difなどを導出する。同様に取得した特定済対象の派生情報と、この派生情報とを比較して対象を特定することが可能となる。
図8は、座標記録から頭部の揺れの軌跡を導出する一例を示す模式図である。図に示すように、座標記録CRは、特定部位(頭頂部)の水平面の座標軌跡のパターンである。即ち、対象の進行方向の軸に対する頭部のブレ、ズレ、揺れを捉えたものであり、これは、個体(人物)によって顕著に特徴が異なるものである。これを画像解析、または、数学的処理をして、頭部の最も左へずれた位置から右へずれて、また、元の位置に戻るまでの時間または距離hprd10、頭部の最も左へずれた位置から最も右へシフトするまでの時間または距離hprd11、頭部の最も右へずれた位置から最も左へシフトするまでの時間または距離hprd12,頭部の進行軸の中心から左への変位mlp,頭部の進行軸の中心から右への変位mrp、頭部の横の差異hdifなどを導出する。同様に取得した特定済対象の派生情報と、この派生情報とを比較して対象を特定することが可能となる。
図9は、特定座標記録および座標記録の一例を示すテーブルである。図に示すように、特定座標記録SCR20は、3つの特定座標記録SCR21~23を含む。これらは、特定部位(頭頂部)の水平面の座標軌跡のパターン(頭部のブレ)である。同様に、座標記録CRは、CR2である。これは、特定部位(頭頂部)の水平面の座標軌跡のパターンである。本装置は、特定済対象の座標記録と、未知の対象の座標記録とを比較して対象を特定することが可能となる。即ち、座標の一つとして頭頂部の左右への揺れ(変化)を解析して、人物特定、人物の認証をする。結果、SCR21と、CR2とが一致度が高いので、CR2の対象を、SCR21の特定済対象であると認証できた。また、誤った認証を回避するために、一致度が所定の閾値(記憶部に格納されている)を超える場合のみ、認証することが好適である。
図10は、座標記録の一例を示す模式図である。図に示すように、頭部の頂点の3次元座標の変化を解析して、人物特定をし、認証を行う。3次元座標のX軸、Y軸、Z軸の座標記録CRを取得し、特定済みの対象の特定座標記録と比較すれば、対象の認証を行う。演算量が多くなるが、対象の動作を精密に分析できるため、精度よく対象の認証を行うことが可能となる。
図11は、特定座標記録および座標記録の一例を示す模式図である。図に示すように、特定座標記録SCR30と、座標記録CR31とがあり、本装置は、これらを比較して対象を認証、特定、識別する。特定座標記録SCR30には、多数の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、認証済対象の特定座標記録SCR31~33の各データを載せてある。特定座標記録31-33の各データは、3次元座標の軌跡パターンである。
座標記録CR3は、未知の対象(人物)の個体識別情報があるが、作図と説明の便宜上、未知の対象のデータを1つ載せてある。内容は、特定座標記録と同様のもの、即ち、3次元座標の軌跡パターンである。
図12は、特定座標記録および座標記録の一例を示す模式図である。図に示すように、特定済の対象の、水平面の座標の軌跡パターンである特定座標記録SCR40のうち、立ち止まる直前から立ち止まるまでの特定座標記録に注目する。異なる特定済の対象の特定座標記録SCR41-43がある。このように、対象によって立ち止まるときの頭部の動きが異なる。
同様に、未知の対象の、水平面の座標の軌跡パターンである座標記録のうち、立ち止まる直前から立ち止まるまでの座標記録CR40に注目して、そこの軌跡を認証の基礎にする。本装置は、特定済対象の座標記録と、未知の対象の座標記録とを比較して対象を特定することが可能となる。即ち、立ち止まるときの頭頂部の揺れ(変化)を解析して、人物特定、人物の認証をする。結果、比較の結果、最もマッチするものがSCR41であり、CR40は、SCR41の対象であると認証(対象を特定)した。また、誤った認証を回避するために、一致度が所定の閾値(記憶部に格納されている)を超える場合のみ、認証する(マッチしたとする)ことが好適である。さらに、水平面の軌跡を基礎としたが、高さの軌跡でもよいし、3次元座標の軌跡を用いてもよい。さらにまた、歩き出しのときには、対象に特有の揺らぎがあるので、歩き出しのタイミングの軌跡を比較材料としてもよい。
ここまでの実施態様では、特定部位として、頭頂部を使用したが、他の部位、例えば、耳、口、鼻、目、或いは、これらの組み合わせを使用してもよい。
図13は、監視装置を介護システムに適用した実施態様の模式図である。介護施設に来た未知の対象SJ51,SJ52,SJ53がステレオ画像に現れたものとする。この3人の対象の座標記録と、特定済の対象の特定座標記録とを比較し、3人とも認証できたものとする。その場合、本装置は、介護サーバCS1に認証情報を送付し、これを受けた介護サーバは、認証できたSJ51の利用実績記録シートに「水曜:9:18」に入館したという情報を記録し、これを介護費用の請求業務に利用することが可能である。退館も同様に記録できる。他の対象も認証したものは、同様に記録可能である。また、これは、認知症の利用者の無断外出を防止する、即ち、徘徊回避監視装置としても利用可能である。特定済の利用者が勝手に退館しようとした場合は、警報を出力することが好適である。また、新規の利用者が、入館しようとした場合は、認証不可として、警報を発することも可能であるが、介護サーバと連携して、入所登録することが可能である。例えば、当日、利用開始の利用者が3人いる場合は、利用提供票の当日利用のシートおよび個人ファイル(顔写真ファイルなど)をポップアップさせ、介護施設スタッフが、対象である利用者を特定し、利用実績記録シートと、座標記録をひもづけて、これを特定座標記録とすることが好適である。
図14は、本装置を入退室管理システムに応用した場合の模式図である。図に示すように、シーンSCN1は、従来の入退室システムのカード認証を利用したものである。例えば、対象SJ61が認証可能なカードをかざして、認証された場合は、そのすぐそばにいる対象SJ62も、対象SJ61と共に入館可能、即ち、共連れ可能である。これは、従来のどのようなシステムでも共連れが可能であり、不正入館を防止することは困難である。例えば、2Dのカメラで顔認証するようなシステムの場合は、対象がカメラ前に立ち、認証された場合にゲートが開くようなシステムであり、このようなシステムでも、「認証された対象に接近して、一緒に入館する共連れ」が可能であり、不正入館を防止することは困難である。
シーンSCN2は、本装置を適用した入退室管理システムであり、監視カメラに映る対象を個別に、認証していくものである。個別認証なので、共連れは不可能である。例えば、対象SJ71が認証されたた場合は、そのすぐそばにいる対象SJ72は、自己が認証されない限り、対象SJ71と共に入館は不可能、即ち、共連れは不可である。このように本装置は、不正入館を適正に防止することが可能である。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部、各ステップなどに含まれる処理や機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段/部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。或いは、本発明による装置、方法、プログラムなどの一部の構成要素、機能、処理、ステップなどを遠隔地のサーバなどに配置することも可能であることに注意されたい。また、本発明をリアルタイムの監視装置として説明してきたが、撮影済みの画像を入力として、不審な対象が撮影した時間帯や瞬間を切り出す、編集装置や編集システムとしても使用可能である。
本装置は、図1に示すような、顔認証サーバPASと連携することも可能である。例えば、顔認証サーバでは、顔の特徴のみに基づき、人物の認証を行うが、本装置は、人物の身長などの身体的特徴および人物の歩行動作の振る舞いなども総合的に認証材料にするため、本装置と協働させることで、より精度を高め、より短時間で、認証判断でき、総合的には、より高精度な認証システムを構築することが可能である。或いは、本装置に、顔認証システムを包含させることも可能である。
SCR31-33 特定座標記録
SCR21-23 特定座標記録
SCR11-13 特定座標記録
dsub11-13 認証済対象
dsub1-3 認証済対象
ACQ 取得部
AIS 認証情報サーバ
CAM 撮像部
COM 通信部
CON 制御部
CR 座標記録
CR1 座標記録
CR2 座標記録
CR3 座標記録
CR31 座標記録
CR40 特定座標記録
CS1 介護サーバ
dif 高低差
dif, 高低差
DIS 表示部
hdif 差異
hp 最高部
hprd10 距離
hprd11 距離
hprd12, 距離
lp 最低部
MEM 記憶部
mlp 変位
MLS 監視線設定部
MON 監視部
mrp 変位
MS1 監視装置
NET ネットワーク
POM 位置測定部
prd10 周期
prd11 周期
prd12 周期
S11 ステップ
S12 ステップ
SA 対象認証部
SC1 ステレオカメラ
SCR 特定座標記録
SCR1 特定座標記録
SCR10 特定座標記録
SCR2 特定座標記録
SCR20 特定座標記録
SCR30 特定座標記録
SCR40 特定座標記録
SCR41 特定座標記録
SJ 対象
SJ51,SJ52,SJ53 対象
sub1 対象
SV1 サーバ
WOT 警報出力部

Claims (7)

  1. ステレオカメラとサーバとを含む監視装置であって、
    前記ステレオカメラが、
    ステレオ画像を撮像する撮像部と、
    前記ステレオ画像を前記サーバに送信する通信部と、
    を有し、
    前記サーバが、
    特定済対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを特定座標記録として格納する記憶部と、
    前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信部と、
    前記ステレオカメラにおける前記ステレオ画像内において、第1と第2の監視線の設定を受け付ける監視線設定部と、
    前記ステレオ画像を解析して、前記受け付けた第1と第2の監視線を通過する対象を認識し、第1の監視線と第2の監視線との間の監視領域に位置する対象の特定位置の座標を追跡する監視部と、
    前記対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを座標記録として取得する座標取得部と、
    前記対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記座標記録と、前記特定済対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と
    記監視領域に認証されない対象があるとき、所定の警報を出力する警報出力部と、
    を有し、
    前記特定済対象の特定位置は、
    前記特定済対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該特定済対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩、であ
    前記対象の特定位置は、前記対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩である
    ことを特徴とする、監視装置。
  2. ステレオカメラとサーバとを含む監視装置であって、
    前記ステレオカメラが、
    ステレオ画像を撮像する撮像部と、
    前記ステレオ画像を前記サーバに送信する通信部と、
    を有し、
    前記サーバが、
    特定済対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを特定座標記録として格納する記憶部と、
    前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信部と、
    前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視部と、
    前記対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを座標記録として取得する座標取得部と、
    前記対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記座標記録と、前記特定済対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と
    証されない対象があるとき、所定の警報を出力する警報出力部と、
    を有し、
    前記特定済対象の特定位置は、
    前記特定済対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該特定済対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩、であ
    前記対象の特定位置は、前記対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩である
    ことを特徴とする、監視装置。
  3. 監視装置であって、
    ステレオ画像を撮像する撮像部と、
    特定済対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを特定座標記録として格納する記憶部と、
    前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視部と、
    前記対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを座標記録として取得する座標取得部と、
    前記対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記座標記録と、前記特定済対象の立ち止まる直線から立ち止まるまでの前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証部と
    証されない対象があるとき、所定の警報を出力する警報出力部と、 を有し、
    前記特定済対象の特定位置は、
    前記特定済対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該特定済対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩、であ
    前記対象の特定位置は、前記対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩である
    ことを特徴とする、監視装置。
  4. 1つまたは複数の演算処理装置を請求項1~3のいずれか1項に記載の監視装置として機能させる監視プログラム。
  5. 請求項4に記載の監視プログラムを格納したコンピュータ可読な記憶媒体。
  6. ステレオカメラとサーバとを含む監視装置による監視方法であって、
    前記ステレオカメラが、ステレオ画像を撮像する撮像ステップと、
    前記ステレオカメラが、前記ステレオ画像を前記サーバに送信する通信ステップと、
    前記サーバが、特定済対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを特定座標記録として記憶部に格納する格納ステップと、
    前記サーバが、前記ステレオカメラから送信された前記ステレオ画像、を受信する通信ステップと、
    前記サーバが、前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視ステップと、
    前記サーバが、前記対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを座標記録として取得する座標取得ステップと、
    前記サーバが、前記対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記座標記録と、前記特定済対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証ステップ
    証されない対象があるとき、所定の警報を出力する警報出力ステップと、
    を有し、
    前記特定済対象の特定位置は、
    前記特定済対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該特定済対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩、であ
    前記対象の特定位置は、前記対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩である
    ことを特徴とする、監視方法。
  7. 監視方法であって、
    撮像部が、ステレオ画像を撮像する撮像ステップと、
    記憶部が、特定済対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを特定座標記録として格納する格納ステップと、
    演算部が、前記ステレオ画像を解析して、対象の特定位置の座標を追跡する監視ステップと、
    前記演算部が、前記対象の特定位置の座標を時間の経過とともに記録したものを座標記録として取得する座標取得ステップと、
    前記演算部が、前記対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記座標記録と、前記特定済対象の立ち止まる直前から立ち止まるまでの前記特定座標記録とを比較し、所定の閾値よりも一致度の高い特定座標記録の特定済対象を、前記対象であると認証する対象認証ステップと、
    前記演算部が、認証されない対象があるとき、所定の警報を出力する警報出力ステップと、
    を有し、
    前記特定済対象の特定位置は、
    前記特定済対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該特定済対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩、であ
    前記対象の特定位置は、前記対象が前記ステレオカメラに向かう場合における該対象の最も高い部分、頭頂部、つむじ、目、鼻、口、耳、または、肩である
    ことを特徴とする、監視方法。
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