JP7324177B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、操作具を操作することでクラッチ機構を作動させる作業機の技術に関する。
従来、操作具を操作することでクラッチ機構を作動させる作業機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の歩行型管理機(作業機)は、クラッチレバー(操作具)、クラッチ機構及びケーブル連動機構等を具備する。クラッチレバーは、ハンドルの左右にそれぞれ設けられる。左右のクラッチレバーは、それぞれ左右の操作ケーブルを介してケーブル連動機構と接続される。クラッチ機構は、従動ケーブルを介してケーブル連動機構と接続される。ケーブル連動機構は、左右のクラッチレバーのいずれが操作された場合でも、左右の操作ケーブルと従動ケーブルとを連動させてクラッチ機構を作動させることができる。
ここで、一般的に作業機には、ケーブル(操作ケーブルや従動ケーブル)の張力を調整する調整部が設けられる。上述した特許文献1に記載の歩行型管理機においては、当該調整部及びケーブル連動機構がそれぞれケーブルに設けられることとなるため、調整部及びケーブル連動機構をそれぞれ機体に固定する必要がある。このため、特許文献1においては、固定のための部品や組付工数が増加し、コストが増加してしまう。
特開2002-125401号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、コストを低減することが可能な作業機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、操作具に連結された第一ケーブルと、クラッチ機構に連結された第二ケーブルと、前記第一ケーブル及び前記第二ケーブルを接続する接続ユニットと、前記接続ユニット及び機体に固定され、前記第一ケーブル又は前記第二ケーブルの少なくともいずれか一方の張力を調整する調整部と、を具備し、前記調整部は、前記接続ユニットに固定されると共に前記機体に対して所定方向へ相対移動可能に支持され、前記所定方向へ移動することで前記一方の張力を調整する移動部と、前記移動部を前記機体に固定することで前記移動部の移動を規制する規制部と、を具備し、前記機体は、前記移動部の前記所定方向への移動をガイドするガイド部をさらに具備するものである。
請求項2においては、前記移動部は、前記機体に挿通されるボルトであり、前記規制部は、前記ボルトに螺合されるナットであるものである。
請求項3においては、前記機体は、前記移動部を支持すると共に、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める支持部を具備するものである。
請求項4においては、前記支持部は、前記移動部を支持する第一部分と、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める第二部分と、からなる略L字状に形成されるものである。
請求項5においては、操作具に連結された第一ケーブルと、クラッチ機構に連結された第二ケーブルと、前記第一ケーブル及び前記第二ケーブルを接続する接続ユニットと、前記接続ユニット及び機体に固定され、前記第一ケーブル又は前記第二ケーブルの少なくともいずれか一方の張力を調整する調整部と、を具備し、前記調整部は、前記接続ユニットに固定されると共に前記機体に対して所定方向へ相対移動可能に支持され、前記所定方向へ移動することで前記一方の張力を調整する移動部と、前記移動部を前記機体に固定することで前記移動部の移動を規制する規制部と、を具備し、前記機体は、前記移動部を支持すると共に、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める支持部を具備するものである。
請求項6においては、前記支持部は、前記移動部を支持する第一部分と、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める第二部分と、からなる略L字状に形成されるものである。
請求項7においては、前記操作具、前記クラッチ機構及び前記接続ユニットは、前記機体の左右方向における一側に配置されるものである。
請求項8においては、前記クラッチ機構に連結された前記第二ケーブルは、前記調整部と直線状に接続されるものである。
請求項9においては、前記接続ユニットは、操縦ハンドルを支持するハンドルフレームに配置されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、コストの低減を図ることができる。また、張力の調整と接続ユニットの固定及び固定解除とを一括して行うことができる。また、調整部による張力の調整を効率的に行うことができる。
請求項2においては、コストの低減を図ることができる。
請求項3においては、コストの低減を図ることができる。
請求項4においては、コストの低減を図ることができる。
請求項5においては、コストの低減を図ることができる。また、張力の調整と接続ユニットの固定及び固定解除とを一括して行うことができる。
請求項6においては、コストの低減を図ることができる。
請求項7においては、第一ケーブル及び第二ケーブルを配索し易くすることができる。
請求項8においては、コストの低減を図ることができる。
請求項9においては、意匠性の向上を図ることができる。
本発明の作業機の一実施形態に係る歩行型管理機を示した側面図。 接続ユニット及びその周辺部材を示した斜視図。 同じく、側面図。 同じく、背面図。 同じく、平面図。 接続ケーブル、接続ユニット及び調整部を示した説明図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1及び図2を参照して、本発明の作業機の一実施形態に係る歩行型管理機1について説明する。
歩行型管理機1は、機体フレーム2、エンジン3、燃料タンク4、ボンネット5、カバー6、ミッションケース7、耕耘爪8、クラッチ機構9、ハンドルフレーム10、尾輪11、抵抗棒12、成形体13、ハンドル連結部14、操縦ハンドル15、支持部16、ガイド部17、接続ケーブル18及び接続ユニット19等を具備する。
図1に示す機体フレーム2は、板材を適宜折り曲げて形成される部材である。エンジン3は、機体フレーム2に載置される。燃料タンク4は、エンジン3の後方に配置される。当該エンジン3及び燃料タンク4は、ボンネット5によって覆われる。エンジン3の左側方には、エンジン3の動力をミッションケース7に伝達するクラッチ機構9を覆うカバー6が設けられる。
ミッションケース7は、機体フレーム2の後部に固定される。ミッションケース7は、エンジン3からの動力が伝達されることで回転する回転軸7aを有する。回転軸7aには、耕耘爪8が固定される。クラッチ機構9は、耕耘爪8の回転及び回転の停止を切り替えるためのものである。本実施形態のクラッチ機構9としては、プーリに巻回されたベルトに張力(テンション)を付与することで動力を伝達可能とする、いわゆるベルトテンションクラッチを想定している。クラッチ機構9は、機体の左側に配置される。なお、機体とは、具体的には、機体フレーム2、ミッションケース7、ハンドルフレーム10及び操縦ハンドル15等、歩行型管理機1を構成する種々の構造体を組み合わせたものを指す。
ミッションケース7の後部には、ハンドルフレーム10が配置される。ハンドルフレーム10は、操縦ハンドル15を支持するためのフレームである。ハンドルフレーム10は、後上方へ延びるように形成される。ハンドルフレーム10は、固定フレーム10aを介してミッションケース7に固定される。固定フレーム10aには、ブラケット10bを介して尾輪11、抵抗棒12及び成形体13が設けられる。ブラケット10bは、固定フレーム10aに対して回動可能に設けられる。
また、ハンドルフレーム10の後上端部には、ハンドル連結部14を介して操縦ハンドル15が固定される。操縦ハンドル15は、ハンドル連結部14に左右一対設けられる。操縦ハンドル15には、把持部15a及びレバー15bが設けられる。把持部15aは、作業者が把持する部分である。把持部15aは、左右の操縦ハンドル15の端部にそれぞれ設けられる。レバー15bは、操作可能な部分である。レバー15bは、左側の操縦ハンドル15に設けられ、左側の把持部15aの前方に配置される。
また、ハンドルフレーム10の上下中途部には、接続ユニット19及び後述する調整部20を取り付けるための支持部16及びガイド部17が設けられる(図2参照)。なお、図1においては、説明の便宜上、支持部16及びガイド部17の記載を省略している。接続ケーブル18及び接続ユニット19は、レバー15bとクラッチ機構9とを接続する。なお、支持部16、ガイド部17、接続ケーブル18及び接続ユニット19については後述する。
上述の如く構成された歩行型管理機1は、操縦ハンドル15のレバー15bが操作されることで、前記ベルトに張力が付与されてクラッチ機構9が作動される。これにより、エンジン3からの動力が回転軸7aへと伝達される。これによって、歩行型管理機1は、耕耘爪8を回転させて圃場を耕耘することができる。このとき、ブラケット10bを適宜回動させて、図1に示すような成形体13を下方に向けた状態とすることで、耕耘爪8で耕耘した土を押圧して畝を成形することができる。また、ブラケット10bを適宜回動させて抵抗棒12を下方に向けることで、圃場に抵抗棒12を挿して抵抗を生じさせ、歩行型管理機1の前進速度を調整することができる。
また、歩行型管理機1は、レバー15bの操作が解除されることで、前記ベルトへの張力の付与が停止され、クラッチ機構9の作動が停止される。これにより、耕耘爪8の回転が停止される。
ここで、歩行型管理機1においては、クラッチ機構9のベルトが伸張すること等に起因して、レバー15bを操作してもクラッチ機構9が作動し難くなることがある。また、例えば、接続ケーブル18の張力が高くなること等に起因して、レバー15bが重くなる(操作時に必要な力が大きくなる)ことがある。そこで、歩行型管理機1には、レバー15bの操作性を調整する調整部20(図3参照)が設けられる。
以下ではまず、調整部20に関連する部材の構成について説明する。具体的には、図1から図6を参照して、支持部16、ガイド部17、接続ケーブル18及び接続ユニット19の構成について説明する。
支持部16は、後述するボルト21を機体に対して相対移動可能に支持するためのものである。支持部16は、板状部材の中途部を折り曲げたような略L字状に形成される。図2、図3及び図5に示すように、支持部16は、位置決め部16a及びボルト支持部16bを具備する。
位置決め部16aは、接続ユニット19の位置(支持部16に対する回転位置)を決める部分である。位置決め部16aは、前下がりに傾斜するように配置される(図2及び図3に示す方向A参照)。
ボルト支持部16bは、ボルト21を支持する部分である。ボルト支持部16bは、位置決め部16aの前端部から下方へ向けて略90°屈曲するように形成される。こうして、支持部16は、側面視略逆L字状に形成される。ボルト支持部16bは、切欠部16cを具備する。切欠部16cは、ボルト支持部16bの左端部を切り欠いたように形成される。
上述の如く構成された支持部16は、位置決め部16a及びボルト支持部16bが溶接によってハンドルフレーム10の上下中途部における前側に固定される。図5に示すように、支持部16は、平面視においてハンドルフレーム10から左方へ突出するように配置される。
ガイド部17は、接続ユニット19の移動をガイド(案内)するためのものである。図2及び図4に示すように、ガイド部17は、略丸棒状に形成される。ガイド部17は、溶接によってハンドルフレーム10の上下中途部における後側に固定される。ガイド部17は、ハンドルフレーム10から左方へ突出し、左端部が略上方へ延びるように形成された背面視略L字状に形成される。ガイド部17は、支持部16の後方に配置される。
図1に示すように、接続ケーブル18は、接続ユニット19を介してレバー15bとクラッチ機構9とを接続するケーブルである。接続ケーブル18は、第一ケーブル18a及び第二ケーブル18bを具備する。
第一ケーブル18aは、レバー15bと接続ユニット19とを接続するケーブルである。第一ケーブル18aの一端部は、レバー15bと連結される。第一ケーブル18aの他端部は、接続ユニット19と連結される。
図1及び図6に示すように、第二ケーブル18bは、接続ユニット19とクラッチ機構9とを接続するケーブルである。第二ケーブル18bの一端部は、接続ユニット19と連結される。第二ケーブル18bの他端部は、クラッチ機構9と連結される。
接続ユニット19は、第一ケーブル18aと第二ケーブル18bとを接続するものである。接続ユニット19は、接続機構19a及びケース19bを具備する。なお、図1においては、説明の便宜上、ケース19bの形状を簡略化して記載している。また、図6においては、説明の便宜上、ケース19bの向きを他の図面とは異ならせて記載している。具体的には、図6においては、ケース19bの上面が鉛直方向を向くように記載している。
接続機構19aは、第一ケーブル18aと第二ケーブル18bとを接続する機構である。図6に示すように、接続機構19aは、後述するケース19bに収容される。接続機構19aは、ケース19b内において、第一ケーブル18a及び第二ケーブル18bとそれぞれ連結される。接続機構19aは、レバー15bが操作された場合に、第一ケーブル18aと第二ケーブル18bとを連動させ、クラッチ機構9を作動させることができる。また、接続機構19aは、レバー15bの操作に応じて適宜動作することで、当該レバー15bの操作力を低減することができる。これにより、レバー15bの操作を楽に行うことができ、耕耘作業における作業者の負担を低減することができる。
ケース19bは、接続機構19aを収容するものである。ケース19bは、前後に長い略箱状に形成される。ケース19bには、第一ケーブル18aが後方から挿通される。ケース19bには、第二ケーブル18bが前方から挿通される。ケース19bは、長孔19cを具備する。
長孔19cは、ケース19bを略上下方向に貫通する孔である。長孔19cは、長手方向を略前後方向に向けた平面視略矩形状に形成される。長孔19cは、ケース19bの右後端部に形成される。長孔19cは、ガイド部17を挿通可能に形成される。
次に、調整部20について説明する。調整部20は、接続ケーブル18(第二ケーブル18b)の張力を調整するものである。なお、図1においては、説明の便宜上、調整部20の記載を省略している。図6に示すように、調整部20は、ボルト21及びナット22を具備する。
ボルト21は、軸線方向を略前後方向(図2及び図3に示す方向A)に向けて配置される。ボルト21は、略筒状に形成される。ボルト21は、後端部がケース19bの前端部に固定され、ケース19bから略前方へ突出するように設けられる。ボルト21の軸線方向の延長線上には、クラッチ機構9が配置される。ボルト21には、クラッチ機構9からボルト21の軸線方向に沿って延出する第二ケーブル18bが挿通される。こうして第二ケーブル18bは、ボルト21の軸線方向に沿って直線状に調整部20と接続される。
ナット22は、ボルト21に螺合される。ナット22は、ボルト21の軸線方向に互いに間隔をあけて2つ設けられる。
上述の如く構成される調整部20は、図2及び図3に示すように、ボルト支持部16bの後方にケース19bが配置されるように支持部16に固定される。具体的には、ボルト21は、支持部16の切欠部16cに挿通され、軸線方向が前下がりに傾斜するように配置される。この際、ボルト21が固定されるケース19bも前下がりに傾斜するように配置され、ボルト支持部16bの後方に配置される。また、ケース19bの長孔19cには、ガイド部17が挿通される。また、前後のナット22は、ボルト支持部16bを挟んで配置される。当該前後のナット22がボルト支持部16bに締結されることで、ボルト21は、支持部16に固定される。こうして、調整部20は、機体(支持部16)の左側に配置される。
また、接続ユニット19も機体(ハンドルフレーム10)の左側に配置される。当該接続ユニット19のケース19bは、ハンドルフレーム10の上下中途部と側面視で重複するように配置される。また、ケース19bは、上面の一部が位置決め部16aの下面と対向するように配置される。こうして、位置決め部16aは、ボルト21の軸線方向を中心としたケース19bの回転を規制して、ケース19bの回転位置を決めることができる。これによって、位置決め部16aは、ケース19bの姿勢を安定させることができる。
以下では、調整部20による張力の調整について説明する。調整部20は、ボルト21が軸線方向に移動されることで、第二ケーブル18bの張力を調整することができる。
具体的には、ボルト21は、ナット22が緩められることで、支持部16に対して軸線方向へ相対移動可能となる。当該ボルト21が移動されると、接続ユニット19は、ボルト21と一体的に移動される。より詳細には、ボルト21が略後方へ移動されると、接続ユニット19は、略後方へ移動されてクラッチ機構9から離間する。これにより、調整部20は、第二ケーブル18bの張力を高くすることができる。また、ボルト21が略前方へ移動されると、接続ユニット19は、略前方へ移動されてクラッチ機構9に接近する。これにより、調整部20は、第二ケーブル18bの張力を低くすることができる。また、ボルト21を移動させてから支持部16にナット22を締結することで、張力を調整した状態でボルト21を固定することができる。こうして、調整部20は、第二ケーブル18bの張力を調整することができる。
上述の如く、ボルト21は、接続ユニット19のケース19bに固定されている。よって、ボルト21が支持部16に固定されることで、接続ユニット19は、調整部20を介して支持部16に固定されることとなる。このように、本実施形態においては、調整部20を支持部16に固定することで、接続ユニット19も支持部16にまとめて固定することができる。
このような構成によれば、第二ケーブル18bの張力を調整する調整部20を、接続ユニット19を固定するための部品としても用いることができる。これにより、部品点数を削減することができる。また、接続ユニット19を固定する工程を削減することもできる。このため、コストの低減を図ることができる。
特に、本実施形態においては、上述した第二ケーブル18bの張力を調整する作業の中で(ナット22の締結時に)、必然的に接続ユニット19が固定される。このように、本実施形態においては、張力の調整と接続ユニット19の固定とを一括して行うことができるため、張力の調整を効率的に行うことができる。
また、ガイド部17は、調整部20で張力を調整する(接続ユニット19が移動される)際に、長孔19cに対して摺動する。こうして、ガイド部17は、接続ユニット19の略前後方向の移動をガイドする。これにより、調整部20で張力を調整する際に、接続ユニット19を移動させ易くすることができるため、張力の調整を効率的に行うことができる。
上述の如く、クラッチ機構9及びレバー15bは、機体の左側に配置される。また、接続ユニット19及び調整部20も機体の左側、すなわちクラッチ機構9及びレバー15bと同じ側に配置される。このように、接続ケーブル18が取り付けられる部材を全て同じ側(機体の左側)に配置することで、接続ケーブル18を比較的真っ直ぐに配索することができる。これによって、第一ケーブル18a及び第二ケーブル18bを配索し易くすることができる。また、レバー15bが操作された際に生じる摺動抵抗(アウターケーブルに対するインナーケーブルの摺動抵抗)を低減することができる。
以上の如く、本実施形態に係る歩行型管理機1(作業機)は、レバー15b(操作具)に連結された第一ケーブル18aと、クラッチ機構9に連結された第二ケーブル18bと、前記第一ケーブル18a及び前記第二ケーブル18bを接続する接続ユニット19と、前記接続ユニット19及び機体に固定され、前記第一ケーブル18a又は前記第二ケーブル18bの少なくともいずれか一方の張力を調整する調整部20と、を具備するものである。
このように構成することにより、コストの低減を図ることができる。具体的には、調整部20を介して接続ユニット19を機体に固定することができる。これにより、張力を調整する調整部20を、接続ユニット19を固定する部材としても用いることができ、部品点数を削減することができる。また、調整部20と接続ユニット19とをまとめて機体に固定できるため、組付作業を簡素化できる。
また、前記調整部20は、前記接続ユニット19に固定されると共に前記機体に対して所定方向(方向A)へ相対移動可能に支持され、前記所定方向へ移動することで前記一方の張力を調整する移動部(ボルト21)と、前記移動部を前記機体に固定することで前記移動部の移動を規制する規制部(ナット22)と、を具備するものである。
このように構成することにより、張力の調整と接続ユニット19の固定及び固定解除(移動可能な状態及び移動不能な状態の切替)とを一括して行うことができる。
また、前記移動部は、前記機体に挿通されるボルト21であり、前記規制部は、前記ボルト21に螺合されるナット22である。
このように構成することにより、調整部20の構成を簡素化し、コストの低減を図ることができる。
また、前記機体は、前記移動部の前記所定方向への移動をガイドするガイド部17をさらに具備するものである。
このように構成することにより、調整部20による張力の調整を効率的に行うことができる。
また、前記機体は、前記移動部を支持すると共に、前記接続ユニット19の前記機体に対する位置を決める支持部16を具備するものである。
このように構成することにより、1つの部品(支持部16)により、移動部の支持と接続ユニット19の位置決めとを行うことができ、部品点数を削減してコストの低減を図ることができる。
また、前記支持部16は、前記移動部を支持するボルト支持部16b(第一部分)と、前記接続ユニット19の前記機体に対する位置を決める位置決め部16a(第二部分)と、からなる略L字状に形成されるものである。
このように構成することにより、支持部16をシンプルな形状に形成し、コストの低減を図ることができる。
また、前記レバー15b、前記クラッチ機構9及び前記接続ユニット19は、前記機体の左側(左右方向における一側)に配置されるものである。
このように構成することにより、第一ケーブル18a及び第二ケーブル18bを配索し易くすることができる。
また、前記クラッチ機構9に連結された前記第二ケーブル18bは、前記調整部20と直線状に接続されるものである。
このように構成することにより、第二ケーブル18bが調整部20で機体と固定されるため、クラッチ機構9と調整部20との間に第二ケーブル18bを保持する部材が不要となり、部品点数を削減しコストを削減することができる。
また、前記接続ユニット19は、操縦ハンドル15を支持するハンドルフレーム10に配置されるものである。
このように構成することにより、接続ユニット19を目立ち難くして、意匠性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態に係る歩行型管理機1は、本発明に係る作業機の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るレバー15bは、本発明に係る操作具の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るボルト支持部16bは、本発明に係る第一部分の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る位置決め部16aは、本発明に係る第二部分の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、作業機は、歩行型管理機1であったが、作業機の種類はこれに限定されるものではなく、例えば、収穫機、草刈機等であってもよい。
また、調整部20は、第二ケーブル18bの張力を調整するものとしたが、これに限定されるものではなく、第一ケーブル18aの張力を調整してもよい。また、調整部20は、第一ケーブル18a及び第二ケーブル18bの張力を両方とも調整してもよい。
また、調整部20は、支持部16に固定されるものとしたが、調整部20が固定される部材は、これに限定されるものではなく、他の部材に固定されていてもよい。
また、調整部20は、ボルト21及びナット22を具備するものとしたが、調整部20の構成はこれに限定されるものではない。
また、支持部16は、略L字状に形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、任意の形状であってよい。
また、歩行型管理機1は、必ずしも接続ユニット19の移動をガイドするガイド部17を具備する必要はない。
また、クラッチ機構9、レバー15b、接続ユニット19及び調整部20は、機体の左側に配置されるものとしたが、これに限定されるものではなく、機体の右側に配置されていてもよい。また、クラッチ機構9、レバー15b、接続ユニット19及び調整部20は、必ずしも互いに同じ側に配置される必要はない。
また、接続ユニット19は、ハンドルフレーム10と側面視で重複するものとしたが、これに限定されるものではなく、ハンドルフレーム10と側面視で重複しないものであってもよい。
また、接続ユニット19は、支持部16を介してハンドルフレーム10に配置されるものとしたが、接続ユニット19が配置される部材はハンドルフレーム10に限定されるものではなく、他の部材であってもよい。
また、接続ユニット19は、レバー15bの操作力を低減させる機能を有するものとしたが、これに限定されるものではなく、他の機能を有していてもよい。例えば、接続ユニット19は、本実施形態とは異なり、操縦ハンドル15の左右にレバー15bが設けられる場合に、当該左右のレバー15bのいずれが操作された場合でも耕耘爪8を回転できるように、左右のレバー15bの操作に応じてクラッチ機構9を作動させる連動機能を有していてもよい。
また、接続ユニット19は、少なくとも第一ケーブル18aと第二ケーブル18bとを接続するものであればよい。
1 歩行型管理機(作業機)
9 クラッチ機構
10 ハンドルフレーム(機体)
17a レバー(操作具)
18a 第一ケーブル
18b 第二ケーブル
19 接続ユニット
20 調整部

Claims (9)

  1. 操作具に連結された第一ケーブルと、
    クラッチ機構に連結された第二ケーブルと、
    前記第一ケーブル及び前記第二ケーブルを接続する接続ユニットと、
    前記接続ユニット及び機体に固定され、前記第一ケーブル又は前記第二ケーブルの少なくともいずれか一方の張力を調整する調整部と、
    を具備し、
    前記調整部は、
    前記接続ユニットに固定されると共に前記機体に対して所定方向へ相対移動可能に支持され、前記所定方向へ移動することで前記一方の張力を調整する移動部と、
    前記移動部を前記機体に固定することで前記移動部の移動を規制する規制部と、
    を具備し、
    前記機体は、
    前記移動部の前記所定方向への移動をガイドするガイド部をさらに具備する、
    作業機。
  2. 前記移動部は、
    前記機体に挿通されるボルトであり、
    前記規制部は、
    前記ボルトに螺合されるナットである、
    請求項1に記載の作業機。
  3. 前記機体は、
    前記移動部を支持すると共に、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める支持部を具備する、
    請求項1又は請求項2に記載の作業機。
  4. 前記支持部は、
    前記移動部を支持する第一部分と、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める第二部分と、からなる略L字状に形成される、
    求項3に記載の作業機。
  5. 操作具に連結された第一ケーブルと、
    クラッチ機構に連結された第二ケーブルと、
    前記第一ケーブル及び前記第二ケーブルを接続する接続ユニットと、
    前記接続ユニット及び機体に固定され、前記第一ケーブル又は前記第二ケーブルの少なくともいずれか一方の張力を調整する調整部と、
    を具備し、
    前記調整部は、
    前記接続ユニットに固定されると共に前記機体に対して所定方向へ相対移動可能に支持され、前記所定方向へ移動することで前記一方の張力を調整する移動部と、
    前記移動部を前記機体に固定することで前記移動部の移動を規制する規制部と、
    を具備し、
    前記機体は、
    前記移動部を支持すると共に、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める支持部を具備する
    業機。
  6. 前記支持部は、
    前記移動部を支持する第一部分と、前記接続ユニットの前記機体に対する位置を決める第二部分と、からなる略L字状に形成される、
    請求項5に記載の作業機。
  7. 前記操作具、前記クラッチ機構及び前記接続ユニットは、
    前記機体の左右方向における一側に配置される、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の作業機。
  8. 前記クラッチ機構に連結された前記第二ケーブルは、
    前記調整部と直線状に接続される、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の作業機。
  9. 前記接続ユニットは、
    操縦ハンドルを支持するハンドルフレームに配置される、
    請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の作業機。
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