JP7323766B2 - タンパク質溶液の調製方法およびそれを用いた分子量測定方法 - Google Patents
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Description
[発明1]
ヘキサフルオロアセトン水和物を含む溶剤に非水溶性タンパク質を溶解させ、第1のタンパク質溶液を得る第1の工程と、第1のタンパク質溶液に、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールを含む溶剤を加え第2のタンパク質溶液を得る第2の工程と、
を含む、
タンパク質溶液の調製方法。
ヘキサフルオロアセトン水和物を25質量%以上、100質量%以下含む溶剤に非水溶性タンパク質を溶解させ、タンパク質濃度が0.01質量%以上、50質量%以下である第1のタンパク質溶液を得る第1の工程と、第1のタンパク質溶液に、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールを80質量%以上、100質量%以下含む溶剤を加え、タンパク質濃度が0.001質量%以上、20質量%以下の第2のタンパク質溶液を得る第2の工程を含む
発明1のタンパク質溶液の調製方法。
非水溶性タンパク質がフィブロインである、発明1または発明2のタンパク質溶液の調製方法。
ヘキサフルオロアセトン水和物または1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールを含む非水溶性タンパク質溶液を、
溶離液を用いてカラム中に流す、
ゲル浸透クロマトグラフィによる、
タンパク質の分子量測定方法。
非水溶性タンパク質溶液が、ヘキサフルオロアセトン水和物:1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノール=1:2~1:500の質量比で含むタンパク質溶液である、
発明4または発明5のタンパク質の分子量測定方法。
非水溶性タンパク質溶液が、
ヘキサフルオロアセトン水和物を含む溶剤に非水溶性タンパク質を溶解させ、第1のタンパク質溶液を得る第1の工程と、
第1のタンパク質溶液に、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールを含む溶剤を加え第2のンパク質溶液を得る第2の工程と、
を含む、タンパク質溶液の調製方法で調製されたタンパク質溶液である、
発明4~6のタンパク質溶液の分子量測定方法。
1.非水溶性タンパク質溶液
本発明のタンパク質溶液の調製方法で調製されるタンパク質溶液は、ヘキサフルオロアセトン水和物(以下、HFA水和物と呼ぶことがある。)および1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールを含む溶剤に非水溶性タンパク質が溶解しているタンパク質溶液である。
前記タンパク質溶液中の非水溶性タンパク質としては、フィブロインまたは腱の成分であるエラスチンを挙げることができる。フィブロインは、昆虫の繭糸と蜘蛛の巣に含まれる繊維状の非水溶性タンパク質で、主として、グリシン、アラニン、セリン、チロシンが連結したものである。フィブロインを含むものとして、例えば、蚕の繭糸(シルクフィブロインと呼ばれる)、蜘蛛糸(スパイダーシルクと呼ばれる)を挙げることができる。蚕の種類は、各種の家蚕、野蚕を問わない。本発明の非水溶性タンパク質溶液の調製方法に用いる非水溶性タンパク質としては、シルクフィブロインが好ましい。シルクフィブロインは、繭や精練されたシルクに含まれるシルクフィブロインでもよく、シルクを一度、良溶媒に溶解させ、乾燥し、得られたシルクフィブロイン(再生シルクと呼ぶことがある)でもよく、蚕の絹糸腺から直接得たシルクフィブロインでもよい。
本発明にかかるタンパク質溶液の調製方法においてHFA水和物とは、ヘキサフルオロアセトンと水を含む混合物を指す。具体的には、HFA1水和物、HFA1.5水和物、HFA3水和物等を挙げることができ、これらのいずれかを含むものであり、2種以上を含んでいてもよい。入手し易く、且つ取り扱いが容易であることから、HFA3水和物を用いることが好ましく、HFA3水和物のみでもよい。
本発明のタンパク質溶液の調製方法は、HFA水和物を含む溶剤に非水溶性タンパク質を溶解させ、第1のタンパク質溶液を得る第1の工程と、第1のタンパク質溶液に、HFIPを含む溶剤を加え第2のタンパク質溶液を得る第2の工程とを含む、タンパク質溶液の調製方法である。
第1の工程において、HFA水和物を25質量%以上、100質量%以下含む溶剤を用いることで、非水溶性タンパク質を速やかに溶解させることができる。
第2の工程において、HFIPを含む溶剤を加え希釈することで、タンパク質濃度0.001質量%以上、20質量%以下の第2のタンパク質溶液が容易に得られる。第2のタンパク質溶液の濃度は、好ましくは0.002質量%以上、20質量%以下である。
本発明のタンパク質の分子量測定方法は、HFA水和物または1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールを含む非水溶性タンパク質溶液を、溶離液を用いカラム中に流し、ゲル浸透クロマトグラフィによりタンパク質の分子量を測定する方法である。
非水溶性タンパク質としてシルクフィブロインを用い、室温(25℃)におけるシルクフィブロインの各種溶剤中の溶解性を観察した。
シルクフィブロインには、株式会社リリィフォース製の、フィブロイン100%の平均粒径10μmの粉末(商品名、シルクパウダー)を使用した。
HFA3水和物、HFIP、2,2,2-トリフルオロエタノール、トリフルオロ酢酸、蟻酸、メタノール、アセトン、テトラヒドロフラン、N,N-ジメチルアセトアミド、トルエン、ジクロロメタン、またはイオン交換水を用いた。
溶解した際にシルクフィブロインの濃度が0.0025質量%となるように、0.001gのシルクフィブロインと400gの各溶剤を各々、三角フラスコに入れ、室温(25℃)下、攪拌を行わず、1時間静置した後の溶解性を目視で確認した。
シルクフィブロインを用い、HFA3水和物とHFIPとの混合溶剤に対する室温(25℃)下の溶解性を評価した。また、HFA3水和物のみ、およびHFIPのみの溶解性を評価した。
質量比で、HFA3水和物:HFIP=1:0、1:4、1:40、1:400である溶剤を用いた。
シルクフィブロインを、質量比でHFA3水和物:HFIP=1:4、1:40、1:400とした混合溶剤、HFA3水和物のみ、およびHFIPのみに室温(25℃)下で、静置したフラスコ内で攪拌を行わず溶解させ、濃度が0.0025質量%になるように調製し、シルクフィブロイン溶液1~5を得た。
100mlフラスコ中に、シルクフィブロインの濃度が1質量%となるように、シルクフィブロイン(0.1g)とHFA3水和物(10g)を加え、室温(25℃)で静置して溶解させた。シルクフィブロインはHFA3水和物に1時間以内で溶解した。
シルクフィブロインの分子量を測定した。GPC装置には東ソー株式会社製、製品名、HLC-8320GPCを用い、カラムには東ソー株式会社製、製品名、TSK gel Super HM-H x2を用いた。カラム中には溶離液として、5×10-3モル濃度のトリフルオロ酢酸ナトリウムを含むHFIPを流した。ポリメチルメタクリレートを基準物質として検量線を作成した。シルクフィブロインの重量平均分子量は、GPC測定におけるクロマトグラム曲線において、溶出時間12分から16分の範囲に位置するシルクフィブロインの紫外吸収のピークの面積から算出した。
300mlフラスコ中に、シルクフィブロインの濃度が0.0125質量%となるように、シルクフィブロインとHFA3水和物を加え、室温(25℃)で静置して溶解させ、第1のシルクフィブロイン溶液を得た。その後、質量比が第1のシルクフィブロイン溶液:HFIP=1:4で第1のシルクフィブロイン溶液を希釈し、シルクフィブロインの濃度が0.0025質量%である第2のシルクフィブロイン溶液を調製した。
300mlフラスコ中に、シルクフィブロインの濃度が0.1質量%となるように、シルクフィブロインとHFA3水和物を加え、室温(25℃)で静置して溶解させ、第1のシルクフィブロイン溶液を得た。その後、質量比が第1のシルクフィブロイン溶液:HFIP=1:40で第1のシルクフィブロイン溶液を希釈し、シルクフィブロインの濃度が0.0025質量%である第2のシルクフィブロイン溶液を調製した。
300mlフラスコ中に、シルクフィブロインの濃度が1.0質量%となるように、シルクフィブロインとHFA3水和物を加え、室温(25℃)で静置して溶解させ、第1のシルクフィブロイン溶液を得た。その後、質量比が第1のシルクフィブロイン溶液:HFIP=1:400で第1のシルクフィブロイン溶液を希釈し、シルクフィブロインの濃度が0.0025質量%である第2のシルクフィブロイン溶液を調製した。
静置したフラスコ内で攪拌を行わず、シルクフィブロインの濃度が0.0025質量%となるように、HFA3水和物にシルクフィブロインを室温(25℃)で溶解させ、シルクフィブロイン溶液を調製した。
静置したフラスコ内で攪拌を行わず、シルクフィブロインの濃度が0.0025質量%となるように、HFIPにシルクフィブロインを室温(25℃)で溶解させ、シルクフィブロイン溶液を調製した。シルクフィブロインのHFIPへの溶解には3ヶ月を要した。
Claims (6)
- ヘキサフルオロアセトン水和物からなる溶剤に、非水溶性タンパク質であるフィブロインを溶解させ、第1のタンパク質溶液を得る第1の工程と、
第1のタンパク質溶液と、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールからなる溶剤とを混合し、第2のタンパク質溶液を得る第2の工程と、
を含み、
前記第1のタンパク質溶液のタンパク質濃度が0.01質量%以上、1.0質量%以下であり、
前記第2のタンパク質溶液のタンパク質濃度が0.001質量%以上、0.0025質量%以下である、
タンパク質溶液の調製方法。 - 前記第2の工程が、0℃以上、45℃以下で行われるものである、請求項1に記載のタンパク質溶液の調製方法。
- 前記第1の工程が、0℃以上、45℃以下で行われるものである、請求項1又は2に記載のタンパク質溶液の調製方法。
- 前記第1の工程は、透析を行わないものである、請求項1~3のいずれかに記載のタンパク質溶液の調製方法。
- 請求項1のタンパク質溶液の調製方法により、タンパク質溶液を調製する工程、及び
調製された前記タンパク質溶液を、溶離液を用いてカラム中に流す工程を備えた、
ゲル浸透クロマトグラフィによるタンパク質の分子量測定方法。 - 溶離液が1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロ-2-プロパノールである、請求項5に記載のタンパク質の分子量測定方法。
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Mcromolecules,2002年,35,6-9 |
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