JP7323245B1 - 断線検出装置 - Google Patents

断線検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7323245B1
JP7323245B1 JP2023063048A JP2023063048A JP7323245B1 JP 7323245 B1 JP7323245 B1 JP 7323245B1 JP 2023063048 A JP2023063048 A JP 2023063048A JP 2023063048 A JP2023063048 A JP 2023063048A JP 7323245 B1 JP7323245 B1 JP 7323245B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
power supply
wire
disconnection
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023063048A
Other languages
English (en)
Inventor
秀哉 中村
勇太 森
政憲 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exen Corp
Original Assignee
Exen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exen Corp filed Critical Exen Corp
Priority to JP2023063048A priority Critical patent/JP7323245B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7323245B1 publication Critical patent/JP7323245B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

【課題】 この発明は、3相モーター等の電力供給等に用いられる3本の電線(3相電線)における断線の有無を、簡易な回路構成により容易に確認することができる断線検出装置を得ることを課題とする。【解決手段】 この発明は、各相が短絡された状態にある3相電線L1、L2、L3の1線と他の2線との間に直流電圧を印加して前記3相電線L1、L2、L3における断線の有無を検出する断線検出装置1であって、直流電源2の一方の極性に接続された第1端子31と、他方の極性に接続された第2端子32及び第3端子33とを備え、前記第2端子32と前記直流電源2との間に、前記第3端子32に前記直流電圧が印加されたときに前記第2端子32と前記直流電源2とを電気的に接続するスイッチ手段5と、前記第2端子32と前記直流電源2との間に流れる電流を検出する電流検出手段4とを直列接続して構成する。【選択図】 図1

Description

この発明は、3相モーター等を用いた電動機械器具(例えばコンクリートバイブレーター)において、電力供給に用いられる3本の電線に断線が生じていないかどうかを確認するための断線検出装置に関するものである。
コンクリートバイブレーターなどの3相モーターを用いた電動機械器具にあっては、電力供給に用いられる3本の電線のうちの一部の電線が、過負荷などによって焼損して断線し、欠相状態となることがある。欠相状態で運転すると、欠相されていない相に過電流が流れ、より大きな事故につながることがあるため、運転前に断線検出を行うことが必要不可欠である。
通常、断線検出は1本の閉回路による検出しか考慮されておらず、3相モーターMの断線検出にあっては、電力供給に用いられる3本の電線L、L、Lのうち、一度に断線検出装置1を接続できるのは2線までであるため、全ての電線の断線の有無を確認するためには少なくとも2回の測定を行わなければならならず、手間の掛かるものであった(図7参照)。
この点、実開昭60-114573には、3相モーターの電力供給に用いられる3本の電線全てに同時に接続して断線の有無を検出できるようにした断線検出装置が提案されている。この発明によれば、断線検出装置の直流電圧線と2本のセンサ線が、3相モーターの3本の電線に個々に接続されているので、1回測定するだけで3本の電線全てについての断線の有無を検出することができる。
しかしながら、この断線検出装置にあっては、電源スイッチを入れなければ装置が作動しないことから、断線の有無の確認作業を行う度に電源スイッチの操作を行わなければならず、作業が煩雑である。また、作業終了時に電源スイッチを切り忘れると、未使用時に電池が消耗してしまい、肝心の作業時に電池が切れていて使用できないという問題もある。また、この断線検出装置は、3本の電線のうちどの電線が断線しているかについてまで検出することを目的とした装置となっているため、検出装置の回路構成が複雑である。
実開昭60-114573号公報
この発明は、3相モーター等の電力供給等に用いられる3本の電線(3相電線)における断線の有無を、簡易な回路構成により容易に確認することができる断線検出装置を得ることを課題とする。
この発明の断線検出装置は、各相が短絡された状態にある3相電線の1線と他の2線との間に直流電圧を印加して前記3相電線における断線の有無を検出する断線検出装置であって、直流電源の一方の極性に接続された第1端子と、他方の極性に接続された第2端子及び第3端子とを備え、前記第2端子と前記直流電源との間に、前記第3端子に前記直流電圧が印加されたときに前記第2端子と前記直流電源とを電気的に接続するスイッチ手段と、前記第2端子と前記直流電源との間に流れる電流を検出する電流検出手段とを直列接続して構成する。前記スイッチ手段は、前記第3端子に前記直流電圧が印加されたときに前記第2端子と前記直流電源とを電気的に接続することができるものであればよく、トランジスタやリレーを用いることが考えられる。また、前記電流検出手段は、前記第2端子と前記直流電源との間に流れる電流によって動作するものであればよく、発光ダイオードや電子ブザーを用いることが考えられる。
請求項2の発明は、前記スイッチ手段にトランジスタを用いたことを特徴とする。前記トランジスタには、バイポーラトランジスタ、電界効果トランジスタを用いることができる。
請求項3の発明は、前記第1端子と前記第2端子と前記第3端子互いに短絡させて前記直流電源の残量有無を確認する電源残量確認手段を備えたことを特徴とする。前記電源残量確認手段は、前記断線検出装置が備える第1端子と第2端子と第3端子を互いに短絡させることができるものであればよく、例えば、第1端子と第2端子との間を短絡するスイッチと、第2端子と第3端子との間を短絡するスイッチとを設けておき、この2つのスイッチを同時に操作することにより、第1端子第2端子間及び第2端子第3端子間を短絡することが考えられる。このスイッチには、半導体スイッチを用いることもできる。
この発明によれば、3相電線に断線検出装置の第1端子ないし第3端子をそれぞれ接続するだけで、直ちに3相電線における断線の有無を検出することができる。すなわち、この発明にあっては、各相が短絡された状態にある3相電線の1線と他の2線との間に直流電圧を印加して3相電線における断線の有無を検出する断線検出装置において、直流電源の一方の極性に接続された第1端子と、他方の極性に接続された第2端子及び第3端子とを備え、第2端子と直流電源との間に、第3端子に直流電圧が印加されたときに第2端子と直流電源とを電気的に接続するスイッチ手段と、第2端子と直流電源との間に流れる電流を検出する電流検出手段とが直列接続されているので、3相電線に断線検出装置の第1端子ないし第3端子をそれぞれ接続すると、3相電線を構成する3本の電線の何れにも断線がない場合には、3相電線と断線検出装置とによって直ちに閉回路が構成されて直流電流が流れ、断線検出装置の電流検出手段により電流が検出される。これにより、3相電線に断線がないことを確認することができる。他方、3相電線を構成する3本の電線の何れか1本にでも断線がある場合には、3相電線と断線検出装置とで閉回路が構成されず、直流電流が流れないので、断線検出装置の電流検出手段によって電流が検出されることはない。これにより、3相電線を構成する何れかの電線に断線があることを確認することができる。
より詳細に説明すれば、以下のとおりである。すなわち、3相電線を構成する3本の電線の何れにも断線がない場合、3相電線に断線検出装置の第1端子ないし第3端子をそれぞれ接続すると、第1端子と接続された3相電線の1線と、第2端子又は第3端子と接続された他の2線との間に直流電圧が印加される。そして、第2端子と直流電源との間には、第3端子に直流電圧が印加されたときに第2端子と直流電源とを電気的に接続するスイッチ手段が配設されているので、第3端子に直流電圧が印加されるとスイッチ手段がオン状態となって第2端子と直流電源とが電気的に接続され、3相電線と断線検出装置とによって閉回路が構成されて直流電流が流れることになる。したがって、3相電線を構成する3本の電線の何れにも断線がない場合には、断線検出装置の電流検出手段により電流が検出される。
一方、3相電線を構成する3本の電線のうち、第1端子と接続された電線が断線していた場合、第1端子と接続された電線と第2端子又は第3端子と接続された他の2線との間に直流電圧が印加されないので、第2端子と直流電源との間に直流電流が流れることはない。また、3相電線を構成する3本の電線のうち、第2端子と接続された電線が断線していた場合、第1端子と接続された電線と第2端子と接続された電線との間に直流電圧が印加されないので、第2端子と直流電源との間に直流電流が流れることはない。さらに、3相電線を構成する3本の電線のうち、第3端子と接続された電線が断線していた場合、第1端子と接続された電線と第3端子と接続された電線との間に直流電圧が印加されず、スイッチ手段がオフ状態のままとなって第2端子と直流電源とが電気的に接続されないので、第2端子と直流電源との間に直流電流が流れることはない。したがって、3相電線を構成する3本の電線の何れか1本にでも断線がある場合には、断線検出装置の電流検出手段によって電流が検出されることはない。
請求項2の発明によれば、前記スイッチ手段にはトランジスタを用いたので、回路構成をより簡素化することができる。また、トランジスタは、リレーと比較して動作電圧の範囲が広いため、リレーを用いた場合にはスイッチ手段が動作しなくなるような電圧にまで直流電源の電圧が低下した場合や、これとは逆に、リレーを用いた場合には焼損してしまうような電圧が印加された場合であっても、トランジスタを用いた場合にはスイッチ手段を動作させることができる。例えば、直流電源として9V電池を用いた場合、スイッチ手段にリレーを用いる場合には9V用リレーを用いることになるところ、直流電源の電圧が消耗などにより3V程度まで電圧が低下すると、9V用リレーは動作しなくなるのに対し、スイッチ手段にトランジスタを用いた場合には、直流電源の電圧が3V程度まで低下しても、スイッチ手段を動作させることができる。逆に、スイッチ手段として3V用リレーを用いた場合、9Vの直流電源が印加されるとリレーが焼損してしまいスイッチ手段を動作させることができないが、トランジスタを用いた場合には正常に動作させることができる。
請求項3の発明によれば、前記第1端子と前記第2端子と前記第3端子互いに短絡させて前記直流電源の残量有無を確認する電源残量確認手段を備えているので、断線検出装置に用いられる直流電源の残量の有無を確認することができる。すなわち、電源スイッチを備えていない断線検出装置にあっては、3相電線に接続した状態で直流電流が検出されない場合、それが3相電線における断線によるものなのか、断線検出装置の直流電源の残量がないことによるものなのか、直ちに理解することができないところ、電源残量確認手段を用いて直流電源の残量の有無を確認することにより、3相電線における断線によるものなのか、断線検出装置の直流電源の残量がないことによるものなのかを即座に確認することができる。
この発明の第1の実施例の概要を示す回路図 同じく3相モーターの3相電線に接続した状態を示す回路図 同じく短絡用プラグを用いて断線検出を行う様子を示す図 同じくスイッチ手段にNPN型バイポーラトランジスタを用いた変形例の概要を示す回路図 同じくスイッチ手段にリレーを用いた変形例の概要を示す回路図 この発明の第2の実施例の概要を示す回路図 従来の断線検出装置の概要を示す図
図1及び2は、この発明の第1の実施例の概要を示す図である。
図1は、この発明の断線検出装置1の概要を示す回路図である。断線検出装置1は、直流電源2の陰極に接続された第1端子31と、陽極に接続された第2端子32及び第3端子33とを備え、第2端子32と直流電源2との間には、第2端子32と直流電源2との間に流れる直流電流を検出する電流検出手段4と、第3端子に直流電圧が印加されたときに第2端子32と直流電源2とを電気的に接続するスイッチ手段5とが直列接続されて構成されている。
電流検出手段4は、発光ダイオードで構成されており、この発光ダイオードが点灯することによって、第2端子32と直流電源2との間に直流電流が流れていることを検出して告知するようにしてある。なお、この実施例において、電流検出手段4には発光ダイオードを用いたが、発光ダイオードの代わりに電子ブザーを用い、第2端子32と直流電源2との間に直流電流が流れていることを、音で告知するようにしてもよい。
また、スイッチ手段5は、PNP型バイポーラトランジスタを用いて構成されており、直流電源2の直流電圧が第3端子33に印加されるとスイッチがオンになり、第2端子32と直流電源2とが電気的に接続されて直流電流が流れるようになっている。
そして、この断線検出装置1は、未使用時には回路が閉じた部分が存在せず、電源が完全に切れた状態となっている。
図2は、断線検出装置1を3相モーターMの3本の電線L、L、Lに接続して断線の有無を検出する様子を示す図である。3相モーターMの電線L、L、Lは、モーター巻線部分において結線されているので、各相が短絡された状態になっている。断線検出装置1の第1端子31、第2端子32、第3端子33を、メンテナンス時など運転していない状態の3相モーターMの電線L、L、Lに接続すると、電線L、L、Lの何れにも断線がない場合には、断線検出装置1と電線L、L、Lとで閉回路が構成され、この閉回路を直流電流が流れるので、電流検出手段4の発光ダイオードが点灯する。
すなわち、断線検出装置1と電線L、L、Lとを接続すると、直流電源2・第1端子31・電線L・電線L・第3端子33・スイッチ手段5による第1閉回路と、直流電源2・第1端子31・電線L・第2端子32・電流検出手段4・スイッチ手段5による第2閉回路とが構成される。これにより、第1閉回路においてスイッチ手段5に直流電圧が印加されてスイッチがオン状態となるので、第2端子32と直流電源2とが導通されて第2閉回路に直流電流が流れる。そして、電流検出手段4が第2閉回路の第2端子32と直流電源2との間に流れる直流電流を検出して点灯する。
他方、電線L、L、Lの何れか1本でも断線が生じていると、断線検出装置1と電線L、L、Lとで閉回路が構成されないので、直流電流が流れず、電流検出手段4の発光ダイオードは点灯しない。
すなわち、電線Lが断線していた場合には、直流電源2・第1端子31・電線L・電線L・第3端子33・スイッチ手段5による第1閉回路も、直流電源2・第1端子31・電線L・第2端子32・電流検出手段4・スイッチ手段5による第2閉回路も構成されないので、第2端子32と直流電源2との間に直流電流が流れず、電流検出手段4の発光ダイオードは点灯しない。また、電線Lが断線していた場合には、第2閉回路が構成されないので、第2端子32と直流電源2との間に直流電流が流れず、電流検出手段4は点灯しない。そして、電線Lが断線していた場合には、第1閉回路が構成されないのでスイッチ手段5がオン状態にならず、第2閉回路が構成されない。そのため、第2端子32と直流電源2との間に直流電流が流れず、電流検出手段4が点灯しない。
以上のとおり、この発明の断線検出装置1によれば、3相モーターMの3本の電線L、L、Lに接続するだけで断線の有無を検出することができ、装置自体に電源スイッチを設ける必要がない。加えて、断線検出装置1の回路は、未使用時においては閉じた回路が存在していないので、未使用時に電源が消耗するおそれもない。
この発明の断線検出装置1を用いた断線検出の一例として、モーター巻線部分において結線されている3相モーターMの3本の電線L、L、Lについての断線検出を行う場合について説明したが、3相モーターのように3本の電線が結線されていない状態の電線についての断線検出を行う場合には、図3に示すように、3本の電線L、L、Lを短絡するための短絡用プラグPを用いて3本の電線L、L、Lを短絡させた状態で断線検出装置1を接続することで、断線の有無を検出することができる。
図4は、第1の実施例の変形例の概要を示す回路図である。第1の実施例にあっては、スイッチ手段5にPNP型バイポーラトランジスタを用いたものとして説明してあるが、PNP型バイポーラトランジスタの代わりにNPN型バイポーラトランジスタを用いることもできる。スイッチ手段5にNPN型バイポーラトランジスタを用いた場合には、図4に示すように、第1の実施例の回路構成とは極性を逆にして構成すればよい。
また、第1の実施例及び変形例にあっては、スイッチ手段5にバイポーラトランジスタを用いているが、電界効果トランジスタを用いることもできる。
図5は、第1の実施例の別の変形例の概要を示す回路図である。第1の実施例及び上記変形例にあっては、スイッチ手段5にトランジスタを用いたものとして説明したが、図5に示すように、トランジスタの代わりにリレーを用いて構成することもできる。この変形例は、スイッチ手段5にリレーを用いた点以外は、第1の実施例と同じ構成である。そして、この変形例にあっても、第1の実施例と同様、3相モーターMの電線L、L、Lに、断線検出装置1の第1端子31、第2端子32、第3端子33を接続すると、電線L、L、Lの何れにも断線がない場合には、断線検出装置1と電線L、L、Lとで構成される閉回路に直流電流が流れて電流検出手段4の発光ダイオードが点灯し、他方、電線L、L、Lの何れか1本でも断線が生じていると、断線検出装置1と電線L、L、Lとで閉回路が構成されないために電流検出手段4の発光ダイオードが点灯しない。これにより、断線の有無を確認することができる。
図6は、第2の実施例の概要を示す回路図である。第2の実施例は、第1の実施例の断線検出装置1に、直流電源の残量有無を確認するための電源残量確認手段6を設けた実施例である。
電源残量確認手段6は、第1端子31を備えた第1端子線31Lと第2端子32を備えた第2端子線32Lとの間に、第1端子線31Lと第2端子線32Lとを開閉可能に接続する第1スイッチ回路61を設けるとともに、第3端子33を備えた第3端子線33Lと第2端子線32Lとの間に、第3端子線33Lと第2端子線32Lとを開閉可能に接続する第2スイッチ回路62を設けることにより設けてあり、第1スイッチ回路61と第2スイッチ回路62は、1回の操作で同時にオン状態又はオフ状態に切替えることができるようになっている。その他の構成は第1の実施例と同様である。
このように構成してあるので、この実施例にあっては、電源残量確認手段6を操作して第1端子線31Lと第2端子線32Lと第3端子線33Lとを接続することで、第1端子31ないし第3端子33の間を互いに短絡させて直流電源2の残量の有無を確認することができる。すなわち、電源残量確認手段6を操作して第1スイッチ回路61と第2スイッチ回路62をオン状態にすると、直流電源2・第1端子31(第1端子線31L)・第1スイッチ回路61・第2端子32(第2端子線32L)・第2スイッチ回路62・第3端子33(第3端子線33L)・スイッチ手段5によるA閉回路と、直流電源2・第1端子31(第1端子線31L)・スイッチ回路61・第2端子32(第2端子線32L)・電流検出手段4・スイッチ手段5によるB閉回路とが構成される。これにより、直流電源2の残量がある場合には、A閉回路においてスイッチ手段5に直流電圧が印加されてスイッチがオン状態となるので、第2端子32と直流電源2とが導通されてB閉回路に直流電流が流れ、電流検出手段4がB閉回路に流れる直流電流を検出して点灯する。他方、直流電源2に残量がない場合には、電源残量確認手段6を操作しても直流電流は流れないので、電流検出手段4は点灯しない。これにより、断線検出装置1の直流電源2の残量の有無を確認することができる。その他の効果は、第1の実施例において説明した効果と同様である。
また、この実施例は、スイッチ手段5にPNP型バイポーラトランジスタを用いた第1の実施例に電源残量確認手段6を設けたものとして説明してあるが、PNP型バイポーラトランジスタの代わりにNPN型バイポーラトランジスタを用いた第1の実施例の変形例や、トランジスタの代わりにリレーを用いた別の変形例にも適用できることはいうまでもない。
この発明は、3相モーター等を用いた電動機械器具において、電力供給に用いられる3本の電線に断線が生じていないかどうかを確認するための断線検出装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有するものである。
1 断線検出装置
2 直流電源
31 第1端子
32 第2端子
33 第3端子
31L 第1端子線
32L 第2端子線
33L 第3端子線
4 電流検出手段
5 スイッチ手段
6 電源残量確認手段
61 第1スイッチ回路
62 第2スイッチ回路
M 3相モーター
、L、L 電線
P 短絡用プラグ

Claims (3)

  1. 各相が短絡された状態にある3相電線の1線と他の2線との間に直流電圧を印加して前記3相電線における断線の有無を検出する断線検出装置であって、
    直流電源の一方の極性に接続された第1端子と、他方の極性に接続された第2端子及び第3端子とを備え、
    前記第2端子と前記直流電源との間に、前記第3端子に前記直流電圧が印加されたときに前記第2端子と前記直流電源とを電気的に接続するスイッチ手段と、前記第2端子と前記直流電源との間に流れる電流を検出する電流検出手段とを直列接続した、
    断線検出装置。
  2. スイッチ手段にはトランジスタを用いた、請求項1記載の断線検出装置。
  3. 第1端子と第2端子と第3端子互いに短絡させて直流電源の残量有無を確認する電源残量確認手段を備えた、請求項1又は2記載の断線検出装置。
JP2023063048A 2023-04-07 2023-04-07 断線検出装置 Active JP7323245B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023063048A JP7323245B1 (ja) 2023-04-07 2023-04-07 断線検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023063048A JP7323245B1 (ja) 2023-04-07 2023-04-07 断線検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP7323245B1 true JP7323245B1 (ja) 2023-08-08

Family

ID=87519466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023063048A Active JP7323245B1 (ja) 2023-04-07 2023-04-07 断線検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7323245B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139524A (ja) 2000-11-02 2002-05-17 Meidensha Corp 電圧検出装置
JP2008228393A (ja) 2007-03-09 2008-09-25 Chubu Electric Power Co Inc 配電線の断線区間検出システムおよびこのシステムに使用する断線検出装置
JP2010093897A (ja) 2008-10-06 2010-04-22 Tamagawa Seiki Co Ltd 電源装置の欠相検出方法及び装置
JP2010268587A (ja) 2009-05-14 2010-11-25 Sanyo Electric Co Ltd 三相電源の結線判定装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139524A (ja) 2000-11-02 2002-05-17 Meidensha Corp 電圧検出装置
JP2008228393A (ja) 2007-03-09 2008-09-25 Chubu Electric Power Co Inc 配電線の断線区間検出システムおよびこのシステムに使用する断線検出装置
JP2010093897A (ja) 2008-10-06 2010-04-22 Tamagawa Seiki Co Ltd 電源装置の欠相検出方法及び装置
JP2010268587A (ja) 2009-05-14 2010-11-25 Sanyo Electric Co Ltd 三相電源の結線判定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5594728B2 (ja) 直流スイッチ
JP2000209895A (ja) 整流子を備えた直巻電動機
JP2005051901A (ja) 電力変換装置
JP7323245B1 (ja) 断線検出装置
CN112865015B (zh) 一种高压零序保护和测量功能的传感器
CN212781125U (zh) 一种继电器的粘连故障检测系统及交流充电桩
KR101541163B1 (ko) 부스바 지지대를 이용한 배전반용 결상감지장치
CN212486121U (zh) 一种三相四线电源相序切换装置
JP2013099187A (ja) 電力変換装置
CN214125187U (zh) 一种正反转电机控制电路
CN214375962U (zh) 一种商用豆浆机的控制电路
JP6801332B2 (ja) 充電器
JP7398987B2 (ja) ブースターコード
CN218415800U (zh) 一种电机单相输出短路保护电路
CN210468775U (zh) 电源输出保护电路及电路保护装置
CN109491295B (zh) 控制系统
KR100596357B1 (ko) 누설전류 검출장치
CN114598186B (zh) 电动工具及电动工具启动方法
RU2363083C1 (ru) Устройство селективной защиты трехфазных потребителей от несимметричных режимов работы
JP5610774B2 (ja) 可搬式エンジン発電機
CN211046802U (zh) 基于大功率电机软起动的控制电路
US10673228B2 (en) Unit
CN110562040B (zh) 车辆电机的控制方法、装置、系统及车辆
KR200275529Y1 (ko) 배전반 표시등에 사용되는 이상상태 표시회로
CN207216411U (zh) 一种柴油发电机组控制系统集成化模块

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230411

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7323245

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150