JP7323194B2 - 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、顧客の属性情報や購入履歴からプロモーション条件を決定し、決定したプロモーション条件に適合する顧客に広告を出力する技術が開示されている。また、特許文献2には、顧客が選択した購入対象商品がクーポン対象商品である場合に、購入対象商品とは異なるクーポンが適用される他の商品の購入を促す販売促進画面を表示する技術が開示されている。
特開2000-56721号公報 特許第5852068号公報
しかしながら、上記特許文献1および2に記載の技術では、代替商品の購入をユーザに促すことができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理システムは、
ユーザが購入を希望する第1ブランドの第1商品と代替可能で、前記第1ブランドとは異なる第2ブランドの第2商品を選択する選択手段と、
前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に取得できるインセンティブであって、前記第1ブランドから前記第2ブランドへのブランドスイッチに対するインセンティブを、前記ユーザの前記第1商品の購入履歴に応じて算出するインセンティブ算出手段と、
前記第2商品と前記インセンティブと、を前記ユーザに提示する提示手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
選択手段が、ユーザが購入を希望する第1ブランドの第1商品と代替可能で、前記第1ブランドとは異なる第2ブランドの第2商品を選択する選択ステップと、
前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に取得できるインセンティブであって、前記第1ブランドから前記第2ブランドへのブランドスイッチに対するインセンティブを、インセンティブ算出手段が前記ユーザの前記第1商品の購入履歴に応じて算出するインセンティブ算出ステップと、
提示手段が、前記第2商品と前記インセンティブと、を前記ユーザに提示する提示ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
ユーザが購入を希望する第1ブランドの第1商品と代替可能で、前記第1ブランドとは異なる第2ブランドの第2商品を選択する選択ステップと、
前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に取得できるインセンティブであって、前記第1ブランドから前記第2ブランドへのブランドスイッチに対するインセンティブを、前記ユーザの前記第1商品の購入履歴に応じて算出するインセンティブ算出ステップと、
前記第2商品と前記インセンティブと、を前記ユーザに提示する提示ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、代替商品の購入をユーザに促すことができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置とその他の機器との関係を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する図であり、商品一覧ページを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する図であり、商品詳細ページを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の備える商品情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の備える代替商品テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の備えるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明を記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、ユーザが選択した商品の代替商品を提示する装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、選択部101と、インセンティブ算出部102と、提示部103とを含む。選択部101は、ユーザが選択した第1商品と代替可能である第2商品を選択する。インセンティブ算出部102は、選択された第2商品をユーザが購入した場合の、前記ユーザに対するインセンティブを算出する。提示部103は、選択された第2商品と算出したインセンティブと、をユーザに提示する。
本実施形態によれば、代替商品の購入をユーザに促すことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について、図2A乃至図6を用いて説明する。図2Aは、本実施形態に係る情報処理装置とその他の機器との関係を説明する図である。図2Bは、本実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する図であり、商品一覧ページを示す。図2Cは、本実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を説明する図であり、商品詳細ページを示す。
図2Aに示したように、情報処理装置200は、ネットワークを介して、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレットなどの端末210と通信可能に接続されている。そして、ユーザは、端末210からネットワークを介して情報処理装置200の提供するEC(Electronic Commerce)サイトやオンラインショッピングサイトなどへログインする。情報処理装置200は、ユーザからのログイン要求を受けて、ユーザ名やパスワードなどの照合処理を経て、ユーザのログインを許諾する。
サイトへログインしたユーザは、購入を希望する商品を検索する検索ワードを入力する。ここでは、検索ワードとして、ユーザが、例えば、「シャンプー」と入力したとする。情報処理装置200は、ユーザからの検索要求を処理して、図2Bに示したように、商品一覧ページ220を表示する。ユーザは、商品一覧ページ220に表示された商品から購入を希望する商品や気になる商品を選択する。例えば、商品一覧ページ220に表示された商品のうち、ユーザが、一番左に表示されている商品201(スイッチング元商品)をクリックやタップなどする。そうすると、情報処理装置200は、商品一覧ページ220から図2Cに示した商品詳細ページ230へと画面を遷移させる。なお、ここでは、ユーザが、商品詳細ページ230への移動を指示する例で説明をするが、例えば、ユーザが商品201をカートへ移動させる指示であってもよい。
そして、情報処理装置200は、商品詳細ページ230を表示させるとともに、商品詳細ページ230の右下に代替商品202(スイッチング先商品)を表示する。代替商品202は、商品201と代替可能であって、販売者の利益が商品201よりも大きい。また、代替商品202は、商品201と同じ商品カテゴリに属し、同じ商品属性を有する商品である。なお、代替商品202は、商品201と同じ商品カテゴリに属する商品としてもよい。
情報処理装置200は、ユーザが商品201の詳細情報を知ろうとするタイミングや、商品201を購入しようとするタイミングで、ユーザに対してブランドスイッチングを促す画面を表示させる。ここで、ブランドスイッチングとは、消費者がこれまで購入していた商品の銘柄を変えることをいう。
情報処理装置200が代替商品202を表示するか否かの判断は、販売者側が得られる利益に基づいて行われる。すなわち、情報処理装置200は、代替商品202を販売することで得られる利益が、商品201を販売することで得られる利益より大きい場合に、おすすめ商品などとして、代替商品202を画面上に表示する。なお、代替商品202は、商品詳細ページ230上に表示する他に、カート画面に表示してもよいし、さらに、ポップアップ画面として表示してもよい。
また、商品201の利益よりも大きい利益を得られる代替商品202が複数ある場合、情報処理装置200は、複数の代替商品202のうち最も利益の大きい商品を代替商品202として表示してもよい。情報処理装置200は、このように商品201とあわせて代替商品202を画面上に表示することにより、ユーザに対してブランドスイッチングを促す。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置200の構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、選択部301と、提示部302と、記憶部303とを備える。選択部301は、ユーザが選択した商品201と代替可能な商品であって、商品201よりも利益が大きい代替商品202を選択する。選択部301は、商品とその商品の利益とを対応付けて記憶している記憶部303を参照して、代替商品202を選択する。そして、提示部302は、代替商品202をユーザに対して提示する。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置200の備える商品情報テーブル401の一例を示す図である。商品情報テーブル401は、商品ID(Identifier)411に対応付けて、商品名412、商品カテゴリ区分413、利益414、在庫415および商品属性416を記憶する。なお、商品情報テーブル401に記憶する情報は、これらの情報には限定されない。
商品ID411は、商品を識別するための識別子である。商品名412は、商品の名前(銘柄)である。商品カテゴリ区分413は、その商品が属するカテゴリを表す。利益414は、例えば、商品の利益額や商品の利益率などであるがこれらには限定されない。在庫415は、商品の在庫を表す。商品属性416は、商品の属性であり、属性は、例えば、色や形状、容量、サイズ、柄などであるがこれらには限定されない。そして、情報処理装置200の選択部301は、商品情報テーブル401を参照して、代替商品202を選択する。なお、選択部301は、代替商品202として、商品201と同じ商品カテゴリ区分413に属し、同じ商品属性を有する商品を選択する。また、代替商品202は、商品201と同じ商品カテゴリ区分413に属する商品であってもよい。
なお、利益414には、メーカから小売店に対する販売促進費、リベート(キックバック)などを加味した利益が含まれる。また、利益414には、旧モデル、旧仕様などの商品から、新モデル、新仕様の商品への切り替え(例えば、メーカ直販だった場合、なるべく早く新モデルへ切り替えて欲しい等)による利益なども含まれる。さらに、利益414には、旧モデル、旧仕様などの商品、賞味期限がある商品などの在庫処分(同一属性商品のなかで在庫処分すべき商品を優先的に売りたい等)による利益なども含まれる。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)510は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、ネットワークインタフェース530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、ネットワークインタフェース530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、入出力インタフェース560は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM540の領域に入出力データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。したがって、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送はネットワークインタフェース530やDMAC、あるいは入出力インタフェース560に任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。商品541は、ユーザが選択した商品に関するデータである。代替商品542は、ユーザが選択した商品に代替可能な商品に関するデータである。商品カテゴリ区分543は、商品のカテゴリに関するデータあり、商品がどのような商品であるかを示すデータである。利益544は、商品を販売した場合の利益に関するデータである。商品属性545は、商品の属性に関するデータである。これらのデータは、例えば、商品情報テーブル401から展開されたデータである。
入出力データ546は、入出力インタフェース560を介して入出力されるデータである。送受信データ547は、ネットワークインタフェース530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域548を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、商品情報テーブル401を格納する。商品情報テーブル401は、図4に示した、商品ID411と商品カテゴリ区分413や商品属性416などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ550は、さらに、選択モジュール551と、提示モジュール552と、記憶モジュール553とを格納する。
選択モジュール551は、商品201と代替可能であって販売者の利益がより大きい代替商品202を選択するモジュールである。提示モジュール552は、選択された代替商品202をユーザに提示するモジュールである。記憶モジュール553は、商品とその商品の利益とを対応付けて記憶するモジュールである。これらのモジュール551~553は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。制御プログラム554は、情報処理装置200の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカ563や、音声入力部であるマイク、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図5のCPU510がRAM540を使用して実行し、図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。
ステップS601において、情報処理装置200は、ユーザからのログイン要求を受け付け、ログイン処理を実行する。ステップS603において、ユーザからの商品検索要求を受け付け、商品の検索を実行し、検索結果を商品一覧ページ220として出力する。ステップS605において、情報処理装置200は、ユーザからの商品閲覧の指示を受け付け、閲覧処理を実行する。または、情報処理装置200は、ユーザからの商品のカート移動の指示を受け付け、移動処理を実行する。
ステップS607において、情報処理装置200は、代替商品202があるか否かを判断する。代替商品202がない場合(ステップS607のNO)、情報処理装置200は、処理を終了する。代替商品202がある場合(ステップS607のYES)、情報処理装置200は、ステップS609へ進む。ステップS609において、情報処理装置200は、代替商品202の利益が商品201の利益よりも大きいか否かを判断する。
代替商品202の利益が大きくない場合(ステップS609のNO)、情報処理装置200は、処理を終了する。代替商品202の利益が大きい場合(ステップS609のYES)、情報処理装置200は、ステップS611へ進む。ステップS611において、情報処理装置200は、商品201の利益より利益の大きい代替商品202が複数ある場合、最も利益の大きい代替商品202をユーザに対して提示する。なお、ステップS611において、利益の大きい代替商品202が1つの場合、情報処理装置200は、その代替商品202を提示する。
本実施形態によれば、販売者にとって利益のあるブランドスイッチングをユーザに促すことができる。また、スイッチング元商品よりも利益の大きいスイッチング先商品を提示するので、ユーザに対してブランドスイッチングを促すとともに、販売者はより利益の大きい商品を販売できる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置700について、図7乃至図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置700の構成を説明するための図である。本実施形態に係る情報処理装置700は、上記第2実施形態と比べると、選択部、インセンティブ算出部およびインセンティブ付与部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
情報処理装置700は、選択部701と、インセンティブ算出部704と、インセンティブ付与部705とを備える。選択部701は、さらに、格納部711を有する。格納部711は、商品201と、商品201に対する代替商品202とを対応付けて格納している。そして、選択部701は、格納部711および記憶部303を参照して、代替商品202を選択する。
インセンティブ算出部704は、詳細ページ230に表示された代替商品202をユーザが購入した場合のインセンティブを算出する。すなわち、インセンティブ算出部704は、ユーザがブランドスイッチングを行うことを促すために、ユーザが代替商品202を購入することのメリットの1つであるインセンティブを算出する。算出するインセンティブは、例えば、商品の購入代金の割引きや、商品の購入ごとにユーザに与えるポイント(ポイント還元)、次回以降の買い物の際に利用できるクーポンなどであるが、これらには限定されない。
また、インセンティブ算出部704は、商品201の購入履歴に応じてインセンティブを算出してもよい。つまり、インセンティブ算出部704は、商品201の購入回数や購入量、購入額などに応じたインセンティブを算出する。
例えば、ユーザが商品201を過去に10回購入している場合、代替商品202を購入(ブランドスイッチング)すれば、代替商品202を30円引きで購入できるというインセンティブを算出する。さらに、ユーザが商品201を過去に20回購入している場合には、インセンティブ算出部704は、代替商品202を50円引きで購入できるというインセンティブを算出する。
つまり、商品201の購入回数や購入量、購入額が大きい場合には、ユーザはその商品201に対しての思い入れが強く、ブランドスイッチングさせ難いと考えられる。したがって、インセンティブ算出部704は、商品201の購入回数や購入量、購入額が大きい場合には、より大きなインセンティブを算出する。なお、インセンティブ算出部704は、購入回数、購入量および購入額の数値範囲(上限および下限)や閾値などに応じて、インセンティブを算出してもよい。
また、インセンティブ算出部704は、代替商品202を販売することにより販売者が得られる利益に応じたインセンティブを算出してもよい。インセンティブ算出部704は、例えば、代替商品202を販売することで、販売者の利益が20円増える場合には、10円割引のインセンティブを算出し、販売者の利益が100円増える場合には、50円割引のインセンティブを算出してもよい。このように、インセンティブ算出部704は、代替商品202を販売することにより大きな利益が得られる場合には、より大きなインセンティブを算出してもよい。すなわち、インセンティブ算出部704は、販売利益の高い代替商品202と、販売利益の低い代替商品202とでは、割引額や割引率などを変えてインセンティブを算出する。
そして、インセンティブ算出部704は、販売者の得られる利益にユーザの購入履歴を加味してインセンティブを算出してもよい。さらに、インセンティブ算出部704は、例えば、商品メーカから販売者に対する販売促進費やキックバックなどを加味してインセンティブを算出してもよい。
そして、提示部302は、インセンティブ算出部704が算出したインセンティブをユーザに対して提示する。インセンティブ付与部705は、ユーザが代替商品202を購入した場合、提示したインセンティブを付与する。なお、選択部701は、代替商品202を選択する場合に、販売者の利益が最も高くなるようなチャネルの販売ルートの代替商品202を選択してもよい。
図8Aは、本実施形態に係る情報処理装置の備える代替商品テーブル801の一例を示す図である。代替商品テーブル801は、商品ID411に関連付けて代替商品817をさらに記憶する。そして、選択部701は、代替商品テーブル801を参照して、代替商品202を選択する。
図8Bは、本実施形態に係る情報処理装置の備えるユーザ情報テーブル802の一例を示す図である。ユーザ情報テーブル802は、ユーザID821に関連付けて商品名412および購入履歴823を記憶する。購入履歴823は、例えば、商品の購入回数や、購入量、購入額などであるがこれらには限定されない。そして、インセンティブ算出部704は、ユーザ情報テーブル802や図4に示した商品情報テーブル401を参照して、ユーザに付与するインセンティブを算出する。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置700のハードウェア構成を示すブロック図である。
RAM940は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM940には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。購入履歴941は、ユーザが商品を購入した購入回数や購入量、購入額などに関するデータであり、例えば、ユーザ情報テーブル802から展開されたデータである。インセンティブ942は、ユーザが代替商品202を購入した場合に、ユーザに付与するポイントなどのデータである。
ストレージ950には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ950は、代替商品テーブル801およびユーザ情報テーブル802を格納する。代替商品テーブル801は、図8Aに示した、商品ID411と代替商品817などとの関係を管理するテーブルである。ユーザ情報テーブル802は、図8Bに示した、ユーザID821と購入履歴823などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ950は、さらに、格納モジュール951と、インセンティブ算出モジュール954と、インセンティブ付与モジュール955とを格納する。
格納モジュール951は、商品201と代替商品202と対応付けて格納するモジュールである。インセンティブ算出モジュール954は、ユーザが代替商品202を購入した場合に、ユーザに対するインセンティブを算出するモジュールである。インセンティブ付与モジュール955は、算出したインセンティブをユーザに付与するモジュールである。これらのモジュール951,954,955は、CPU510によりRAM940のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置700の処理手順を説明するフローチャートである。ステップS1001において、情報処理装置700は、ユーザが代替商品202を購入した場合の、ユーザに対するインセンティブを算出する。ステップS1003において、情報処理装置700は、ユーザに対して、代替商品202と算出したインセンティブとを提示する。ステップS1005において、情報処理装置700は、ユーザが提示した代替商品202を購入したか否かを判断する。
ユーザが代替商品202を購入していないと判断した場合(ステップS1005のNO)、情報処理装置700は、処理を終了する。ユーザが代替商品202を購入したと判断した場合(ステップS1005のYES)、情報処理装置700は、ステップS1007へ進む。ステップS1007において、情報処理装置700は、代替商品202の購入処理とインセンティブの付与処理とを実行する。
本実施形態によれば、販売者にとって利益のあるブランドスイッチングをユーザに促すことができる。また、ユーザに対してインセンティブを与えるので、ブランドスイッチンをより促すことができる。さらに、スイッチング元商品よりも利益の大きいスイッチング先商品を提示するので、ユーザに対してブランドスイッチングを促すとともに、販売者はより利益の大きい商品を販売できる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (11)

  1. ユーザが購入を希望する第1ブランドの第1商品と代替可能で、前記第1ブランドとは異なる第2ブランドの第2商品を選択する選択手段と、
    前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に取得できるインセンティブであって、前記第1ブランドから前記第2ブランドへのブランドスイッチに対するインセンティブを、前記ユーザの前記第1商品の購入履歴に応じて算出するインセンティブ算出手段と、
    前記第2商品と前記インセンティブと、を前記ユーザに提示する提示手段と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記インセンティブ算出手段は、前記第2商品の利益に応じて、前記インセンティブを算出する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 商品と前記商品の利益とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記選択手段は、前記記憶手段を参照して、前記第1商品に対応する前記第2商品を選択する請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記選択手段は、
    前記第1商品と前記第2商品とを対応付けて格納する格納手段を有し、
    前記格納手段を参照して、前記第2商品を選択する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記選択手段は、販売者の利益が前記第1商品よりも大きい商品を前記第2商品として選択する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記選択手段は、前記第1商品と同じ商品カテゴリに属し、同じ商品属性を有する商品を前記第2商品として選択する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記選択手段は、前記第2商品の候補が複数ある場合、複数の前記第2商品の候補のうち最も利益の大きい商品を前記第2商品として選択する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記利益は、商品の利益額および利益率の少なくとも一方を含む請求項2、3、5または7に記載の情報処理システム。
  9. 前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に、提示した前記インセンティブを前記ユーザに付与するインセンティブ付与手段をさらに備えた請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 選択手段が、ユーザが購入を希望する第1ブランドの第1商品と代替可能で、前記第1ブランドとは異なる第2ブランドの第2商品を選択する選択ステップと、
    前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に取得できるインセンティブであって、前記第1ブランドから前記第2ブランドへのブランドスイッチに対するインセンティブを、インセンティブ算出手段が前記ユーザの前記第1商品の購入履歴に応じて算出するインセンティブ算出ステップと、
    提示手段が、前記第2商品と前記インセンティブと、を前記ユーザに提示する提示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  11. ユーザが購入を希望する第1ブランドの第1商品と代替可能で、前記第1ブランドとは異なる第2ブランドの第2商品を選択する選択ステップと、
    前記ユーザが前記第2商品を購入した場合に取得できるインセンティブであって、前記第1ブランドから前記第2ブランドへのブランドスイッチに対するインセンティブを、前記ユーザの前記第1商品の購入履歴に応じて算出するインセンティブ算出ステップと、
    前記第2商品と前記インセンティブと、を前記ユーザに提示する提示ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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