JP7322820B2 - 弁装置 - Google Patents

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本発明は、ニードル弁を備える弁装置に関する。
例えば、内燃機関においてコモンレールに燃料を供給するサプライポンプの吐出量などの性能検査を行うベンチ設備にあっては、サプライポンプからの燃料を、ニードル弁を用いたコントロールバルブを介してコモンレールに供給することが行われる。この場合、コントロールバルブにおいては、ニードル弁の押え力をパルスモータの移動量で制御することにより、燃料の供給圧力を、一定例えば250MPaに制御している。この種のニードル弁を備える弁装置は、例えば特許文献1などで知られている。
図4は、この種のニードル弁を用いた弁装置1の従来構成を示している。即ち、ボディ2には燃料流路3が設けられており、ボディ2の先端部には、燃料流路3に連続して、テーパ状のシート面4を介して径小な燃料出口部5が設けられている。図4では便宜上、ボディ2のハッチングを省略している。燃料出口部5は、先端側により径小となったオリフィス部5aを有している。一方、燃料流路3内には、ニードル弁6が進退移動可能に設けられている。このニードル弁6は、棒状をなす軸部の先端に円錐状のテーパ面部6aを有している。また、ニードル弁6には、燃料を戻すためのリターン穴7が形成されている。尚、ニードル弁6の軸部は、円の外周部の3箇所が部分的に円弧状にカットされた断面形状をなしている。
図示はしないが、ニードル弁6は、図示しないコイルばねのばね力により先端側に付勢され、通常時にはテーパ面部6aがシート面4に密着して燃料出口部5を塞ぐ閉塞位置にある。そして、モータやソレノイド等を駆動源とした駆動機構により、ニードル弁6が後方の開放位置に移動されることにより、テーパ面部6aがシート面4から離間し、燃料出口部5を開放させるようになっている。
特開2005-207299号公報
上記構成の弁装置1にあっては、ニードル弁6が開放位置から閉塞位置に移動する際に、テーパ面部6aの途中部が、シート面4の外周縁部つまり、燃料流路3との境界部に衝突し、その衝突が繰り返されることによって、テーパ面部6aに着座摩耗が発生する虞がある。特に、上記のようにサプライポンプの性能検査に用いる場合には、燃料の吐出圧力が従来の200MPaから250MPaに高圧化される事情があり、この高圧化に伴いコイルばねのばね力が増大し、衝突時の衝撃力も大きくなってニードル弁6の寿命が短くなる不具合があった。
また、上記した高圧化に伴い、ニードル弁6の着座摩耗の問題だけでなく、開弁時の燃料の流速の増大に伴いシート面4におけるエロージョン磨耗の問題も生じていた。上記特許文献1では、ニードル弁の先端部の表面に、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)のコーティングを施すことにより、摩擦抵抗を低減することが考えられている。しかしながら、シート面4に対するニードル弁6の衝突時の衝撃力自体を抑制するものではないため、着座摩耗の防止にさほど効果的であるとは言えなかった。また、シート面4のエロージョン摩耗に関しては抑制することはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ニードル弁を備えたものにあって、ニードル弁の着座摩耗及びシート面のエロージョン摩耗の双方を抑制することができる弁装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の弁装置(11)は、流体流路(14)を備えるボディ(12)と、前記ボディの先端部に別体に設けられ、前記流体流路に連続し先端側に行くほど径小となるテーパ面状をなすシート面(15)と、そのシート面の先端に連続する径小な流体出口部(16)とを有する先端ノズル部(13)と、前記流体流路内に位置して設けられ、先細り状の棒状をなし、前記シート面に接触して前記流体出口部を閉塞する閉塞位置と、該シート面から離間する開放位置との間で進退するニードル弁(18)とを備えると共に、前記ニードル弁の先端には、閉塞位置で前記シート面に接触するセラミック製のボール(20)が設けられており、前記シート面の表面には、高硬度材料がコーティングされたコーティング層(15)が形成されている。
これによれば、ニードル弁の開放位置では、ニードル弁の先端がシート面から離間して流体出口部を開放させ、流体流路内に加圧状で供給されている高圧の液体が流体出口部から吐出される。ニードル弁の閉塞位置では、ニードル弁の先端のボールが、テーパ面状のシート面に接触することにより、流体出口部が閉塞状態とされる。このとき、ニードル弁が開放位置から閉塞位置に移動する際には、ボールの外周の球面とテーパ状のシート面との衝突となるので、ニードル弁の円錐状面がシート面の外周縁のコーナー部に衝突する場合と比べて、衝突力を小さく済ませることができる。
しかもその際、ボールがセラミック製であると共に、シート面の表面には高硬度材料からなるコーティング層が設けられているので、双方の硬度が高くどちらも傷付きに対して強いものとすることができる。この結果、ニードル弁の先端部の着座摩耗を抑制することができる。これと共に、シート面の表面に高硬度のコーティング層が設けられていることにより、シート面のエロージョン摩耗を抑制することができる。この結果、ニードル弁を備えたものにあって、供給される流体が高圧である場合でも、ニードル弁の着座摩耗及びシート面のエロージョン摩耗の双方を効果的に抑制することが可能となる。
尚、セラミック製のボールの材質としては、例えば、炭化ケイ素(SiC)、アルミナ、窒化ケイ素、ジルコニア等各種の材料を採用することができる。このとき、セラミック製のボールは、ニードル弁の先端に固定的に取付けられていても良いし、回転可能且つ抜止め状態に保持されていても良い。また、コーティング層の材質としては、例えば、窒化クロム(CrN)や窒化チタン(TiN)、DLC等を採用することができる。コーティングの方法としては、一般的なアーク方式のPVD法を採用することができる。このとき、ボディに対し、先端ノズル部が一体でなく別体に設けられているので、コーティング層の形成を容易に行うことができる。
一実施形態を示すもので、弁装置の先端部の断面図 各部の寸法関係を示す図 図1のI-I線に沿う断面図 従来例を示す弁装置の先端部の断面図
以下、本発明を、サプライポンプの性能検査を行うベンチ設備のコントロールバルブに適用した一実施形態について、図1から図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る弁装置11の先端部の構成を示している。この弁装置11のボディ12は、前後方向即ち図1で左右方向にやや長く構成され、ボディ12の図で左側に位置する先端部には、別体の先端ノズル部13が取付けられている。図1では、便宜上、ボディ12及び先端ノズル部13部のハッチングを省略している。尚、以下の説明では、弁装置11の図1で左側を前方である先端側、右側を後方である基端側と称する。
前記ボディ12には、前後方向即ち図1で左右方向に延びる流体流路14が設けられている。図2、図3にも示すように、この流体流路14は、断面円形に形成され、先端開口部側に径大部14aが設けられている。図示はしないが、前記流体流路14の基端部には、サプライポンプが配管を介して接続され、燃料が加圧状態で供給されるようになっている。前記ボディ12及び先端ノズル部13は、共に例えばSUJ2からなる高炭素クロム軸受鋼鋼材から構成され、先端ノズル部13は、ボディ12の先端面に対し、例えばボルト締め、ねじ込みなどの適宜の方法で固着される。
前記先端ノズル部13は、先端側にやや縮径する円筒状に構成され、その基端側の面の中央部には、前記流体流路14の先端に連続し、先端側に行くほど径小となるテーパ面状をなすシート面15が設けられている。先端ノズル部13の中央部には、前記シート面15の先端から連続して延び、先端面で開口する径小な流体出口部16が設けられている。図2にも示すように、この流体出口部16は、先端側により径小なオリフィス部16aが設けられている。このとき、詳しくは後述するように、前記シート面15の表面全体つまり図2に太線で示す部分には、コーティング層17が設けられている。
そして、前記ボディ12の流体流路14内には、前記流体出口部16を開閉するためのニードル弁18が前後方向に移動可能に配置される。図2にも示すように、ニードル弁18は、前後方向に延びる棒状をなす軸部19の先端部に、先細りの円錐面状をなすテーパ面部18aを一体に有すると共に、その先端に、前記シート面15に接離する後述するセラミック製のボール20を取付けて構成される。尚、ニードル弁18は、例えばSKH51からなる高速度工具鋼から構成されている。
図3にも示すように、前記軸部19は、前記流体流路14の内周面を摺動するような断面ほぼ円形に構成されていると共に、その外周には、円周方向に沿う複数箇所この場合均等な3箇所に位置して、高さの小さい円弧状カット部19aが設けられている。従って、流体流路14における実際の燃料の流路は、流体流路14の内周面と、軸部19の円弧状カット部19aとの間の隙間部分となる。また本実施形態のニードル弁18では、従来設けられていた流体を戻すためのリターン穴の形成が省略されている。
このニードル弁18は、通常時には、図示しないコイルばねのばね力により先端側に付勢され、図1に示すように、前記ボール20が前記シート面15に接触することにより、流体出口部16を塞いでいる。このニードル弁18の位置が閉塞位置となる。そして、モータやソレノイド等を駆動源とした駆動機構により、ニードル弁18が後方の開放位置に移動されることにより、図2に示すように、ボール20がシート面15から離間し、流体出口部16を開放させるようになっている。本実施形態では、ニードル弁18の押え力をパルスモータの移動量で制御することにより、吐出圧を一定、例えば250MPaに制御するようにしている。
さて、前記ボール20は、例えば直径寸法が1.17mmの球形をなし、その材質としては、ビッカース硬さHV1300以上のセラミック材料例えば炭化ケイ素(SiC)が採用されている。他にも、アルミナ、窒化ケイ素、ジルコニア等各種の材料を採用することができる。ボール20は、前記シート面15の途中部に接触するような直径寸法、つまり前記シート面15の基端側開口部の直径よりは小さく、流体出口部16の直径よりは大きい直径寸法を有している。このボール20は、ニードル弁18の先端に例えば固定的に取付けられている。
また、前記先端ノズル部13のシート面15に設けられるコーティング層17の材質としては、例えば窒化クロム(CrN)が採用される。他にも、窒化チタン(TiN)、DLC等を採用することができる。コーティング層17の厚み寸法としては、例えば2μmとすることができる。コーティングの方法としては、一般的なアーク方式のPVD法を採用することができる。このとき、ボディ12に対し、先端ノズル部13が一体でなく別体に設けられているので、先端ノズル部13のシート面15にコーティング層17を設けた後、ボディ12に組付けることができる。
ちなみに、上記した本実施形態の弁装置11の各部の寸法は、図4に示した従来例の弁装置1に対して、例えば次のように変動されている。即ち、図2に示すように、図4に示す従来の燃料出口部5の基端側の直径寸法A′が1.15mmであったのに対し、実施形態の流体出口部16の基端側の直径寸法Aは0.8mmとされ、従来のオリフィス部5aの直径寸法B′が1.0mmであったのに対し、実施形態のオリフィス部16aの直径寸法Bが0.7mmとされている。これらは約30%の寸法低減が図られている。
また、図4に示す従来のニードル弁6の軸部の、直径寸法から円弧状カット部の高さ寸法を引いたいわゆる逃げ寸法C′が5.1mmであったのに対し、実施形態のニードル弁18の軸部19の、直径寸法から円弧状カット部19aの高さ寸法を引いたいわゆる逃げ寸法Cは5.8mmとされている。円弧状カット部19aの円弧の高さ寸法が約14%低減されている。
次に、上記構成の弁装置11の作用・効果について述べる。上記弁装置11においては、サポライポンプから流体流路14内に燃料が加圧状で供給される。駆動機構が動作されていない通常時には、コイルばねのばね力によりニードル弁18は閉塞位置に位置されている。図1に示すように、このニードル弁18の閉塞位置では、ニードル弁18の先端のボール20が、テーパ面状のシート面15に接触することにより、流体出口部16が閉塞状態とされる。
これに対し、駆動機構のパルスモータの駆動により、ニードル弁18がばね力に抗して後退して開放位置に移動されると、図2に示すように、ニードル弁18の先端のボール20がシート面15から離間する。これにて、流体出口部16が開放され、流体流路14内に加圧状で供給されている燃料が流体出口部16の先端からコモンレールに向けて吐出される。駆動機構のパルスモータが通電停止されると、ニードル弁18が閉塞位置に移動し、流体出口部16が閉塞されて燃料の吐出が停止される。
このとき、ニードル弁18が開放位置から閉塞位置に移動する際に、ニードル弁18の先端のボール20が、シート面15に衝突するようになる。この場合、吐出圧力の高圧化に伴いコイルばねのばね力が増大し、衝突時の衝撃力も大きくなる。これと共に、開弁時の燃料の流速の増大に伴い、シート面15におけるエロージョン磨耗の問題もある。ところが本実施形態では、ニードル弁18の先端にセラミック製のボール20が設けられ、その球面状のボール20とテーパ面状のシート面15との衝突となるので、従来のようなニードル弁6の円錐状面6aがシート面4の外周縁のコーナー部に衝突する場合と比べて、衝突力を小さく済ませることができる。
しかも、ボール20がセラミック製であると共に、シート面15の表面には高硬度材料からなるコーティング層17が設けられているので、双方の硬度が高く何れもが傷付きに対して強いものとすることができる。従って、ニードル弁18の先端部の着座摩耗を抑制することができる。これと共に、シート面15の表面に高硬度のコーティング層17が設けられていることにより、シート面15のエロージョン摩耗を抑制することができる。この結果、本実施形態の弁装置11によれば、ニードル弁18を備えたものにあって、供給される流体が高圧である場合でも、ニードル弁18の着座摩耗及びシート面15のエロージョン摩耗の双方を効果的に抑制することが可能となるという優れた効果を得ることができる。
このとき本実施形態では、ボディ12に対し、先端ノズル部13が一体でなく別体に設けられているので、コーティング層17の形成を容易に行うことができる。しかも、ニードル弁18の先端にボール20を固定的に取付けるようにしたので、微小な部分に対するボール20の取付けや保守点検を簡単に行うことができる。また、本発明者の研究によれば、セラミック製のボール20の材質として、特に、ビッカース硬さHV1300以上の材料を採用すれば、着座摩耗の抑制効果の面でより好ましいものとなることが明らかとなった。
ところで、ニードル弁18を開放位置から閉塞位置に移動した際には、流体流路14内の燃料が、流体流路14の内周面と軸部19の円弧状カット部19aとの間の通路を、液体が戻るようになる。この通路の断面積が比較的大きいと、流体流路14の径大部14a内の圧力が速やかに低下し、ニードル弁18に対する開放位置側に押す力はさほど得られない。これに対し、本実施形態では、円弧状カット部19aの高さ寸法を小さくして、液体が戻る通路の断面積を小さくした。
これにより、ニードル弁18を閉塞位置に移動させた際の、燃料が基端側に戻る際の抵抗が大きくなり、径大部14a内の燃料の圧力が高くなり、ニードル弁18を開放位置側に押す力となる。そのため、その分だけ、衝突力を小さくすることができる。同様に、本実施形態では、従来のリターン穴7を省略したことにより、ニードル弁18を閉塞位置に移動させた際の、径大部14a内の燃料の圧力が高くなり、ニードル弁18を開放位置側に押す力となって、衝突力を小さくすることができる。従って、これらの構成により、着座摩耗の抑制効果をより一層高めることができる。
さらに本実施形態では、流体出口部16及びオリフィス部16aの直径寸法を、従来よりも小さく成した。これにより、シート部15の前後の圧力差が従来のものより小さくなり、シート部15側の燃料の流速を小さくすることができる。従って、シート部15を通過する燃料の流速を小さくすることができ、その分、エロージョン摩耗を低減させることができる。
尚、上記実施形態では、ニードル弁の先端にセラミック製のボールを固定的に設けたが、ボールをニードル弁の先端に回転可能且つ抜止め状態に保持する構成としても良い。この場合、ニードル弁の先端に半球状の凹部を設け、そこにボールを嵌合させるといった構成が考えられ、取付性については低下を招くものの、着座摩耗の抑制効果を高めることができる。また、上記実施形態では、弁装置を、サプライポンプの性能検査用に適用したが、ニードル弁を備える弁装置全般に適用することが可能であり、様々な用途に利用することができる。
その他、上記実施形態では、リターン穴を省略する構成としたが、リターン穴を設ける構成としても良い。円弧状カット部の高さ寸法等についても、種々変形して実施することができる。ボールやコーティング層の材質、ボディやニードル弁の材質としても、様々な変更が可能である。上記実施形態で述べた各部の寸法や、圧力等の具体的な数値についても一例を示したに過ぎず、適宜変更して実施できることは勿論である。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、11は弁装置、12はボディ、13は先端ノズル部、14は流体流路、15はシート面、16は流体出口部、16aはオリフィス部、17はコーティング層、18はニードル弁、19は軸部、19aは円弧状カット部、20はボールを示す。

Claims (4)

  1. 流体流路(14)を備えるボディ(12)と、
    前記ボディの先端部に別体に設けられ、前記流体流路に連続し先端側に行くほど径小となるテーパ面状をなすシート面(15)と、そのシート面の先端に連続する径小な流体出口部(16)とを有する先端ノズル部(13)と、
    前記流体流路内に位置して設けられ、先細り状の棒状をなし、前記シート面に接触して前記流体出口部を閉塞する閉塞位置と、該シート面から離間する開放位置との間で進退するニードル弁(18)とを備えると共に、
    前記ニードル弁の先端には、閉塞位置で前記シート面に接触するセラミック製のボール(20)が設けられており、
    前記シート面の表面には、高硬度材料がコーティングされたコーティング層(17)が形成されており、
    前記流体出口部には、前記シート面に連続している基端側と先端面の開口との間に、基端側より径小なオリフィス部(16a)が設けられている弁装置。
  2. 前記セラミック製のボールには、ビッカース硬さHV1300以上の材料が採用されている請求項1記載の弁装置。
  3. 前記ニードル弁は、前記流体流路の内周面を摺動するように構成されていると共に、その外周には、円周方向に沿う複数箇所に高さの小さい円弧状カット部(19a)が設けられている請求項1又は2記載の弁装置。
  4. 前記ニードル弁には、前記流体を戻すためのリターン穴の形成が省略されている請求項1から3のいずれか一項に記載の弁装置。
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