JP7322742B2 - フェールセーフ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フェールセーフ制御装置に関する。
シフトバイワイヤ装置(以下、SBW装置)は、主バッテリから電源供給可能にされると共に、主バッテリの失陥時に主バッテリとは別の補助バッテリから電源供給可能に構成されている。これにより、SBW装置が、両バッテリの何れかの供給電源によりアクチュエータを動作させてトランスミッションのシフトポジションを信頼性良く制御できる。このような技術によれば、失陥検出部により主バッテリの失陥を検出した場合、主バッテリから電源供給されていた場合よりも電源供給先を減らして、補助バッテリの電力消費を抑えるようにしている。
他方、電動パーキングブレーキ装置に制動要求が与えられた場合に、電動パーキングブレーキ装置が故障しているか否かを判定し、電動パーキングブレーキ装置が故障していると判定した場合に、自動変速機のシフトレンジをレンジ切換機構によりパーキングレンジに切り換える技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-86936号公報
しかしながら、背景技術欄に記載の技術では、車両ユーザの都合に拘わらず、シフトレンジがパーキングレンジに制御されてしまうため、車両ユーザの利便性を損なう場合がある。また、通常の制御を継続できるにも拘わらず、過剰にフェールセーフしてしまう場合がある。
本発明の目的は、ユーザ都合に配慮し当該ユーザの利便性を極力向上でき、適切にフェールセーフできるようにしたフェールセーフ制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、主バッテリ(9)及び補助バッテリ(10)から電源供給可能にされシフトポジションを制御するシフトバイワイヤ装置(以下、SBW装置と称す)、及び、前記主バッテリ及び前記補助バッテリから電源供給可能にされパーキングブレーキを電気的に作動可能にした電動パーキングブレーキ装置(以下、EPKB装置と称す)を備える車両システムにおけるフェールセーフ制御装置を対象としている。
断線箇所特定部(11、25)は、SBW装置への主バッテリの電源供給状態及び補助バッテリの電源供給状態、並びに、EPKB装置への主バッテリの電源供給状態及び補助バッテリの電源供給状態、について、SBW装置又はEPKB装置のいずれか一方から他方、又は、SBW装置及びEPKB装置の双方からフェールセーフ制御装置本体へ送信することで前記電源供給状態を共有した電源供給共有情報に基づいて、主バッテリ、補助バッテリ、SBW装置及びEPKB装置の間で構成される電源供給線の中で何れの箇所で断線を発生したか特定する。フェールセーフ実行部(13、27)は、断線箇所特定部の特定結果に基づいてフェールセーフする。
請求項1記載の発明によれば、車両が走行継続可能であるか、走行継続不可能であるかを従来より適切に判断でき、適切にフェールセーフできる。また、断線箇所によっては車両を停止させることなく継続して走行可能にできる。これにより、ユーザ都合に配慮し、当該ユーザの利便性を極力向上できる。また、断線箇所及び故障箇所が特定できるため、ディーラや修理業者が車両を調査したときに断線箇所を容易に把握できる。
一実施形態に係る車両システムの一部構成を模式的に示す電気的構成図 SBW装置の機能的構成図 EPKB装置の機能的構成図 SBW装置及びEPKB装置への電源供給状態と断線箇所との対応関係を示す図 SBW装置の処理内容を概略的に説明するフローチャート SBW装置とEPKB装置との間で送受信するデータ例を示す図 EPKB装置の処理内容を概略的に説明するフローチャート フェールセーフの処理内容を概略的に示す説明図
以下、フェールセーフ制御装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は車両システムの一部を概略的に示している。車両内には、シフトバイワイヤ装置1(以下、SBW装置1と略す)、及び、電動パーキングブレーキ装置2(以下、EPKB装置2と略す)などの車両用電子制御装置が組み込まれており、互いに車載LAN(図示せず)によりネットワーク接続されている。
SBW装置1は、電源回路3、CPU4、及び記憶部5を備えたマイコン6、アクチュエータ7、及び通信回路8を備えており、主バッテリ9及び補助バッテリ10から電源供給されている。電源回路3は、主バッテリ9及び補助バッテリ10から電源供給され、マイコン6など各部構成要素に安定的な電源電圧を供給する。
SBW装置1は、主バッテリ9又は補助バッテリ10の供給電源を用いてアクチュエータ7を動作させトランスミッション(図示せず)のシフトポジションを制御可能になっている。SBW装置1は、図2に例示したように、CPU4が記憶部5に記憶されたプログラムを実行することで、断線箇所特定部11、判別部12、フェールセーフ実行部13、及び、車両に内蔵された車速センサ15からセンサ信号を入力し車速情報を取得する車速取得部16としての機能を備える。SBW装置1は、フェールセーフ実行部13の機能により表示装置などの報知部14に警告出力することで外部に警告報知できる。
またSBW装置1は、電源回路3に入力される主バッテリ9の電源電圧を所定の閾値と比較してその高低を判定する主バッテリ電圧判定部17、電源回路3に入力される補助バッテリ10の電源電圧を所定の閾値と比較してその高低を判定する補助バッテリ電圧判定部18、を備える。
一方、EPKB装置2もまた、電源回路19、CPU20及び記憶部21を備えたマイコン22、アクチュエータ23、及び通信回路24を備えており、主バッテリ9及び補助バッテリ10から電源供給されている。電源回路19は、主バッテリ9及び補助バッテリ10から電源供給可能に構成され、内部のマイコン22など各部構成に安定的な電源電圧を供給する。EPKB装置2は、制動要求が与えられるとアクチュエータ23を動作させることでパーキングブレーキ(図示せず)を電気的に作動可能に構成される。
EPKB装置2は、図3に機能を例示したように、CPU20が記憶部21に記憶されたプログラムを実行することで、断線箇所特定部25、判別部26、フェールセーフ実行部27、及び、車両に内蔵された車速センサ15からセンサ信号を入力し車速情報を取得する車速取得部28としての機能を備える。
またEPKB装置2は、電源回路19に入力される主バッテリ9の電源電圧を所定の閾値と比較して高低を判定する主バッテリ電圧判定部29、及び、電源回路19に入力される補助バッテリ10の電源電圧を所定の閾値と比較して高低を判定する補助バッテリ電圧判定部30、を備える。
図1に例示したように、主バッテリ9からSBW装置1及びEPKB装置2に至るまでの分離中間点に中間ノード31を設けた場合、主バッテリ9と中間ノード31との間には電源供給線W1が接続されている。中間ノード31とSBW装置1との間には電源供給線W2が接続されており、中間ノード31とEPKB装置2との間には電源供給線W3が接続されている。
主バッテリ9と補助バッテリ10との間には電源供給線W4が接続されている。また、補助バッテリ10からSBW装置1及びEPKB装置2に至るまでの分離中間点に中間ノード32を設けた場合、補助バッテリ10と中間ノード32との間には電源供給線W5が接続されている。
中間ノード32とEPKB装置2との間には電源供給線W6が接続されており、中間ノード32とSBW装置1との間には電源供給線W7が接続されている。また、SBW装置1とEPKB装置2との間には専用通信線TR8が接続されており、SBW装置1及びEPKB装置2は、専用通信線TR8を用いて相互通信可能に構成される。
図4に例示したように、SBW装置1の記憶部5、及び、EPKB装置2の記憶部21は、主バッテリ9、補助バッテリ10、SBW装置1、及びEPKB装置2の間で構成される電源供給線W1~W7、専用通信線TR8の中で、例えば1箇所の断線を発生した場合の断線箇所と電圧供給状態との対応関係を記憶している。
例えば、電源供給線W1が断線した場合には、主バッテリ9とSBW装置1及びEPKB装置2との間で断線するため、SBW装置1に供給される主バッテリ9の電源電圧が所定の閾値より低くなる(すなわち「Lo」)ことが、記憶部5、21に予め記憶されている。
また同様に、電源供給線W1が断線しても、補助バッテリ10からSBW装置1までの電源供給線W5、W7は断線していないため、SBW装置1に供給される補助バッテリ10の電源電圧は所定の閾値より高い(すなわち「Hi」)ことが、記憶部5、21に記憶されている。
また同様に、電源供給線W1が断線した場合には、主バッテリ9とEPKB装置2との間で断線することになるため、EPKB装置2に供給される主バッテリ9の電源電圧が所定の閾値より低くなる(すなわち「Lo」)ことが、記憶部5、21に記憶されている。
また同様に、電源供給線W1が断線しても、補助バッテリ10とEPKB装置2との間の電源供給線W5、W7は断線していないため、EPKB装置2に供給される補助バッテリ10の電源電圧は、所定の閾値より高い(すなわち「Hi」)ことが記憶部5、21に記憶されている。
ここでは、電源供給線W1が断線した場合の電源電圧の判定結果と断線箇所との対応関係の記憶部5、21の記憶内容について説明したが、その他の電源供給線W2~W7が断線した場合の対応関係についても記憶部5、21にそれぞれ記憶されている。この内容は、電源供給線W1が断線した場合の対応関係と同様であるため、説明を省略する。
なお、何れの電源供給線W1~W7も断線していない場合には、SBW装置1にもEPKB装置2にも、主バッテリ9及び補助バッテリ10が正常に供給される。このため、主バッテリ9及び補助バッテリ10の何れの電源電圧も所定の閾値より高い(すなわち「Hi」)ことが記憶部5、21に記憶されている。
上記構成に係る特徴的な動作を説明する。通常、車両内のイグニッションスイッチがユーザによりオン操作されると、SBW装置1は、主バッテリ9及び補助バッテリ10から電源供給される。また同様に、EPKB装置2もまた、主バッテリ9及び補助バッテリ10から電源供給される。
図5にSBW装置1の処理内容を例示している。SBW装置1の主バッテリ電圧判定部17は、主バッテリ9の検出電圧を取得し、補助バッテリ電圧判定部18は、補助バッテリ10の検出電圧を取得する。これにより、SBW装置1は、S1において電源供給状態を検出、取得する。
SBW装置1の主バッテリ電圧判定部17は、取得される主バッテリ9の電源電圧の検出レベルを、ある所定の閾値と比較して低い「Lo」か、高い「Hi」かを判定し、記憶部5に記憶させる。さらに、SBW装置1の補助バッテリ電圧判定部18は、取得される補助バッテリ10の電源電圧の検出レベルを、ある所定の閾値と比較して低い「Lo」か、高い「Hi」かを判定し、この判定結果を電源供給状態「Hi」「Lo」を表すデータ「1」「0」に変換して記憶部5に記憶させる。
そして、SBW装置1のマイコン6は、S2において電源供給状態を表すデータ「1」「0」を通信回路8の通信バッファにセットし、S3において通信回路8により電源供給状態のデータをEPKB装置2に送信する。これによりEPKB装置2は、SBW装置1における主バッテリ9からの電源供給状態、及び、補助バッテリ10からの電源供給状態を受信できる。図6の左側には、SBW装置1からEPKB装置2に送信されるデータを、主バッテリ9の電源失陥時、補助バッテリ10の電源失陥時に対応して示している。
図7にEPKB装置2の処理内容を例示している。EPKB装置2の主バッテリ電圧判定部29が主バッテリ9の検出電圧を取得し、補助バッテリ電圧判定部30が補助バッテリ10の検出電圧を取得する。これにより図7に例示したように、EPKB装置2は、S21において電源供給状態を検出、取得する。
EPKB装置2の主バッテリ電圧判定部29は、取得される主バッテリ9の電源電圧の検出レベルを、ある所定の閾値と比較して低い「Lo」か、高い「Hi」かを判定し、記憶部21に記憶させる。EPKB装置2の補助バッテリ電圧判定部30は、取得される補助バッテリ10の電源電圧の検出レベルを、ある所定の閾値と比較して低い「Lo」か、高い「Hi」かを判定し、この判定結果を電源供給状態「Hi」「Lo」を表す対応データ「1」「0」に変換し、記憶部21に記憶させる。
そして、EPKB装置2のマイコン22は、S22において電源供給状態を表すデータ「1」「0」を通信回路24の通信バッファにセットし、S23において通信回路24により電源供給状態のデータをSBW装置1に送信する。これによりSBW装置1は、EPKB装置2における主バッテリ9からの電源供給状態、及び、補助バッテリ10からの電源供給状態を受信できる。
これにより、SBW装置1及びEPKB装置2は、それぞれの電源供給状態を共有できる。以下では、この共有した電源供給状態のデータを「電源供給共有情報」と称して説明する。
SBW装置1のマイコン6は、電源供給共有情報に基づいて電源供給線W1~W7、専用通信線TR8に断線を生じているか否かを判定し、断線を生じている場合には、S4において断線箇所を特定する。EPKB装置2のマイコン22も同様に、電源供給共有情報に基づいて電源供給線W1~W7、専用通信線TR8に断線を発生しているか否かを判定し、断線を生じている場合には、S24において断線箇所を特定する。
通常、電源供給線W1~W7、専用通信線TR8に断線が生じていなければ、SBW装置1及びEPKB装置2にそれぞれ与えられる主バッテリ9の電源電圧も補助バッテリ10の電源電圧も所定の閾値より高くなる。このため、SBW装置1及びEPKB装置2は、主バッテリ9及び補助バッテリ10の電源電圧をそれぞれ所定の閾値より高いと判定する。SBW装置1及びEPKB装置2は、お互いの電源供給状態のデータを共有すると、全て高い「Hi」を表すデータ「1」を電源供給状共有情報として取得する。
このため、SBW装置1のマイコン6は、S4において記憶部5に記憶された電源供給状態の電源供給共有情報に基づいて、断線箇所特定部11により断線箇所を特定した結果、S5において断線無又は電源供給線W4の断線と特定し、何も処理することなく図5の処理ルーチンを抜ける。
他方、電源供給線W1~W7、専用通信線TR8が何らかの影響により断線を生じた場合、SBW装置1又はEPKB装置2に入力される電源電圧が変化する。このため、SBW装置1のマイコン6は、S4において記憶部5に記憶された電源供給状態の電源供給共有情報に基づいて断線箇所を特定すると、その後の処理内容を変更する。
<電源供給線W1の断線時>
例えば、電源供給線W1が断線すると、主バッテリ9がSBW装置1及びEPKB装置2に供給されなくなる。このため、SBW装置1及びEPKB装置2の主バッテリ電圧判定部17、29は、主バッテリ9の電源電圧を全て低い「Lo」と判定する。他方、補助バッテリ10は、SBW装置1及びEPKB装置2の何れにも供給されているため、SBW装置1の補助バッテリ電圧判定部18、及び、EPKB装置2の補助バッテリ電圧判定部30は、補助バッテリ10の電源電圧を全て高い「Hi」と判定する。
このため、SBW装置1及びEPKB装置2のマイコン6、22は、電源供給状態の電源供給共有情報に基づいて、断線箇所特定部11、25により断線箇所を特定した結果、S4、S24において電源供給線W1の断線と特定する。
SBW装置1及びEPKB装置2のマイコン6、22は、それぞれの判別部12、26の機能により電源供給線W2が断線していると判別する。なぜなら、電源供給線W2が断線しても、EPKB装置2には主バッテリ9から電源供給され、且つ、SBW装置1に供給される主バッテリ9が電源失陥となるためである。
このとき、以下の処理を実行する。SBW装置1のマイコン6は、S6においてパーキングレンジにシフト指令する。他方、EPKB装置2のマイコン22は、S26においてフェールセーフ実行部13の機能により報知部14を通じて外部へ警告報知を行う。この間、前述のようにSBW装置1は、トランスミッションのアクチュエータ7を動作させており、EPKB装置2は、S27においてトランスミッションのパーキングレンジ入れの完了状況を確認する。
パーキングレンジ入れが未完了であれば、EPKB装置2のマイコン22は、S28にて内蔵のタイマを用いて断線箇所を特定した後の時間を計測する。EPKB装置2のマイコン22は、専用通信線TR8又は車内LANを通じて、SBW装置1によりシフトポジションをパーキングレンジに入れ替えている状況を示す情報を受信し、この状況を所定時間監視する。
また前述したように、SBW装置1のマイコン6は、S6においてパーキングレンジにシフト指令するため、アクチュエータ7を動作させることでパーキングロック機構をロック状態にさせる。この場合、パーキングロック機構を正常にロック状態にできれば、シフトポジションをパーキングレンジに固定できる。この場合、車両を停止させることができ、安全性を確保できる。
他方、EPKB装置2のマイコン22は、何らかの影響によって所定時間以内にシフトポジションがパーキングレンジに入れ替え完了しないと判定した場合、S30に移行する。マイコン22は、S30において車速センサ15によりセンサ情報を受信して車速情報を取得し、車速情報が所定車速より低下したと判定した場合には、S31に移行する。マイコン22は、S31においてアクチュエータ23を動作させパーキングブレーキを作動させることで車両を固定させる。これにより、車両を停止させることができ、安全性を確保できる。
これにより、電源供給線W1が断線した場合には、SBW装置1及びEPKB装置2が外部に警告報知すると共に、前述条件を満たしたときに車両を固定させるため、フェールセーフを適切に実行できる。車両ユーザはディーラや修理業者に修理を依頼することで、ディーラや修理業者が電源供給線W1の断線を修理できる。
<電源供給線W2の断線時>
次に、電源供給線W2が断線した時の説明を行う。例えば、電源供給線W2が断線すると、主バッテリ9がSBW装置1に供給されなくなる。このため、SBW装置1の主バッテリ電圧判定部17は、主バッテリ9の電源電圧を低い「Lo」と判定し、EPKB装置2の主バッテリ電圧判定部29は、主バッテリ9の電源電圧を高い「Hi」と判定する。他方、補助バッテリ10は、SBW装置1及びEPKB装置2の何れにも供給されているため、SBW装置1及びEPKB装置2の補助バッテリ電圧判定部18、30は、補助バッテリ10の電源電圧を全て高い「Hi」と判定する。
このため、SBW装置1及びEPKB装置2のマイコン6、22は、電源供給状態の電源供給共有情報に基づいて、断線箇所特定部11、25により断線箇所を特定した結果、それぞれS4、S24において電源供給線W2の断線と特定する。SBW装置1及びEPKB装置2のマイコン6、22は、それぞれの判別部12、26の機能により電源供給線W2が断線したと判別する。電源供給線W2が断線した場合、EPKB装置2には主バッテリ9が電源供給され、且つ、SBW装置1には主バッテリ9が電源失陥となるためである。
このとき、以下の処理を実行する。SBW装置1のマイコン6は、図5に示したように、S5において断線チェックした結果、S7に移行し、S7においてフェールセーフ実行部13により報知部14を通じて外部へ警告報知する。他方、EPKB装置2のマイコン22は、図7に示したように、S32においてフェールセーフ実行部27により報知部14を通じて外部へ警告報知する。
またEPKB装置2のマイコン22は、S33において補助バッテリ電圧判定部30により補助バッテリ10の電源電圧が所定の閾値より低下したと判定した場合で、且つ、S34において車速取得部28による車速が所定車速より低下したことを判定した場合には、S35においてパーキングブレーキを作動させることで車両を固定させる。
これにより、電源供給線W2が断線した場合には、SBW装置1及びEPKB装置2が外部へ警告報知し、S33、S34の条件を満たしたときにS35において車両を固定させるため、フェールセーフを適切に実行できる。車両ユーザは、ディーラや修理業者に修理を依頼することで、ディーラや修理業者が電源供給線W2の断線を修理できる。
<電源供給線W3の断線時>
電源供給線W3が断線した時の動作説明を行う。電源供給線W3が断線した場合、SBW装置1の主バッテリ電圧判定部17は、主バッテリ9の電源電圧を高い「Hi」と判定する。EPKB装置2の主バッテリ電圧判定部29は、主バッテリ9の電源電圧を低い「Lo」と判定する。他方、補助バッテリ10は、SBW装置1及びEPKB装置2の何れにも供給されているため、SBW装置1及びEPKB装置2の補助バッテリ電圧判定部18、30は、補助バッテリ10の電源電圧を全て高い「Hi」と判定する。
このため、SBW装置1及びEPKB装置2のマイコン6、22は、電源供給状態の電源供給共有情報に基づいて、断線箇所特定部11、25により断線箇所を特定する。図5に示したように、電源供給線W3の断線時における電源供給状態の電源供給共有情報は、電源供給線W1、W2、W4~W7が断線したときの電源供給共有情報とも互いに異なる。このため、SBW装置1及びEPKB装置2は、それぞれS4、S24において、それぞれの判別部12、26の機能により、SBW装置1に主バッテリ9が電源供給され、且つ、EPKB装置2には主バッテリ9が電源失陥する箇所が断線したと特定できる。
したがって、電源供給線W3がたとえ断線したとしても、SBW装置1には主バッテリ9が電源供給されるため、SBW装置1がシフトレンジを信頼性高く操作できる。またEPKB装置2には補助バッテリ10が電源供給されるため、EPKB装置2がパーキングブレーキを信頼性高く作動させることができる。したがって、必要以上のフェールセーフを実行しないようにすることが望ましい。
このときSBW装置1は、図5に示したように、S5において断線チェックした結果、何も処理を実行することなく処理ルーチンを抜ける。またEPKB装置2は、図7に示したように、S36においてフェールセーフ実行部27により報知部14を通じて外部へ警告報知する。これにより、電源供給線W3が断線した旨を車両ユーザに警告できる。
車両ユーザが、車両運転中に電源供給線W3の断線警告を発見した場合であっても、車両ユーザは通常通り運転して安全な場所に停車させることができる。そして、車両ユーザは、必要なときにディーラや修理業者に修理を依頼することで、ディーラや修理業者が電源供給線W3の断線を修理できる。これにより、ユーザ都合に配慮でき、ユーザの利便性を極力向上できる。
<電源供給線W5~W7の何れかの断線時>
電源供給線W5~W7の何れかが断線した時の動作説明を行う。例えば、電源供給線W5~W7の何れかが断線している場合、SBW装置1及びEPKB装置2の主バッテリ電圧判定部17、29は、主バッテリ9の供給電源電圧を高い「Hi」と判定する。他方、補助バッテリ10は、SBW装置1及びEPKB装置2の何れか又は双方に供給されなくなるため、SBW装置1及びEPKB装置2の補助バッテリ電圧判定部18及び30は、断線箇所に応じて補助バッテリ10の供給電源電圧を高い「Hi」又は低い「Lo」と判定する。
このため、SBW装置1及びEPKB装置2は、電源供給状態の電源供給共有情報に基づいて断線箇所特定部11、25により断線箇所を特定した結果、S4、S24において電源供給線W5、W6、又はW7の断線と特定する。図5に示したように、電源供給線W5、W6、W7の何れかが断線したときの電源供給状態の電源供給共有情報は互いに異なり、さらに、電源供給線W1~W4が断線したときの電源供給共有情報とも異なる。このため、SBW装置1及びEPKB装置2のマイコン6、22は、電源供給線W5、W6、W7の何れが断線したか特定できる。
SBW装置1及びEPKB装置2は、それぞれの判別部12、26の機能により、SBW装置1及びEPKB装置2には少なくとも主バッテリ9が電源供給される箇所で、且つ、補助バッテリ10が電源失陥となる箇所が断線したと特定できる。
電源供給線W5、W6、又はW7がたとえ断線したとしても、SBW装置1には主バッテリ9が電源供給されるため、SBW装置1がシフトレンジを信頼性高く操作できる。またEPKB装置2にも主バッテリ9が電源供給されるため、EPKB装置2はパーキングブレーキを信頼性高く作動させることができる。したがって、必要以上のフェールセーフを実行しないようにすることが望ましい。
このときSBW装置1は、図5に示したように、S5において断線チェックした結果、S7においてフェールセーフ実行部13により報知部14を通じて外部へ警告報知するのみでパーキングレンジにシフト操作しない。またEPKB装置2もまた、図7に示したように、S36においてフェールセーフ実行部27により報知部14を通じて外部へ警告報知するのみでパーキングブレーキを作動させることはない。これにより、電源供給線W5、W6、又はW7が断線した旨を車両ユーザに警告するものの、フェールセーフを必要以上に実行することはない。
この場合、車両ユーザが車両運転中に電源供給線W5、W6又はW7の断線警告情報を発見した場合であっても、車両ユーザは通常通り運転して安全な場所に停車させることができる。そして、車両ユーザは必要なときにディーラや修理業者に修理を依頼することで、ディーラや修理業者が電源供給線W5、W6、又はW7の断線を修理できる。必要以上のフェールセーフを行うことがなくなるため、ユーザ都合に配慮でき、ユーザの利便性を極力向上できる。
<その他の電源供給線W4、専用通信線TR8の断線時について>
電源供給線W4が断線した場合、断線していない場合と区別できないため、SBW装置1及びEPKB装置2は、S5、S25において断線チェックした後、処理ルーチンを抜ける。また、専用通信線TR8が断線した場合には、SBW装置1及びEPKB装置2は通信回路8、24を通じて通信異常を生じたことを検知できる。このため、専用通信線TR8が断線した場合、SBW装置1及びEPKB装置2は、S7及びS38において外部へ警告報知する。
この場合、車両ユーザが車両運転中に警告を発見した場合であっても、車両ユーザは通常通り運転して安全な場所に停車させることができる。そして、車両ユーザは必要なときにディーラや修理業者に修理を依頼することで、ディーラや修理業者が専用通信線TR8の断線を修理できる。必要以上のフェールセーフを行うことがなくなるため、ユーザ都合に配慮でき、ユーザの利便性を極力向上できる。
<電源供給線W1~W3、W5~W7の断線時のまとめ>
図8にフェールセーフの内容をまとめて例示している。図8に例示したように、電源供給線W1が断線した場合、SBW装置1はパーキングレンジにシフト指令するものの、EPKB装置2は、断線特定タイミングから所定時間以内に、SBW装置1によりパーキングレンジにシフト完了しなければ車両固定させる。これにより、フェールセーフを適切に実行できる。
また、電源供給線W2が断線した場合には、SBW装置1が外部へ警告報知し、EPKB装置2は補助バッテリ10の電源電圧をモニタし外部へ警告報知した後にパーキングブレーキを作動させることで車両を固定させる。これにより、フェールセーフを適切に実行できる。
また、電源供給線W3が断線した場合には、EPKB装置2が外部へ警告報知してフェールセーフ処理を終了することで、必要以上のフェールセーフ処理を実行することがなくなる。これにより、ユーザ都合に配慮でき、ユーザの利便性を極力向上できる。
電源供給線W5~W7の何れかが断線した場合には、SBW装置1又は/及びEPKB装置2は、外部へ警告報知してフェールセーフを終了することで、必要以上のフェールセーフ処理を実行することがなくなる。これにより、ユーザ都合に配慮でき、ユーザの利便性を極力向上できる。
(他の実施形態)
本開示は、前述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができ、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば以下に示す変形又は拡張が可能である。
本発明に係る「フェールセーフ制御装置」は、前述実施形態に示したようにSBW装置1及びEPKB装置2が協働するように構成しても良いし並列処理するように構成しても良い。
また「フェールセーフ制御装置」の構成要件は、前述実施形態に示したSBW装置1、EPKB装置2に限らず、当該SBW装置1及びEPKB装置2に対し車内LANを通じて接続された他の車両用装置(フェールセーフ制御装置本体相当)に組み込んでも良い。このとき、当該他の車両用装置が、SBW装置1及びEPKB装置2への主バッテリ9の電源供給状態、並びに、SBW装置1及びEPKB装置2への補助バッテリ10の電源供給状態を共有した電源供給共有情報として受信し、当該電源供給共有情報に基づいて、主バッテリ9、補助バッテリ10、SBW装置1及びEPKB装置2の間で構成される電源供給線W1~W7の中で何れの箇所で断線を発生したか特定すると良く、この特定結果に基づいてフェールセーフすると良い。
また断線箇所特定部11、25、及び、フェールセーフ実行部13、27の処理内容は、SBW装置1、EPKB装置2、又は、前述の他の車両用装置に分担して組み込んでも良く、この場合、車内LANで接続して協働して当該処理内容を実行するようにしても良い。この場合には並列処理するようにしても良い。
前述した複数の実施形態の構成、機能を組み合わせても良い。前述実施形態の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も実施形態と見做すことが可能である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も実施形態と見做すことが可能である。
本開示は、前述した実施形態に準拠して記述したが、本開示は当該実施形態や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範畴や思想範囲に入るものである。
図面中、1はシフトバイワイヤ装置(SBW装置)、2は電動パーキングブレーキ装置(EPKB装置)、9は主バッテリ、10は補助バッテリ、11、25は断線箇所特定部、12、26は判別部、13、27はフェールセーフ実行部、17、29は主バッテリ電圧判定部、18、30は補助バッテリ電圧判定部、を示す。

Claims (7)

  1. 主バッテリ(9)及び補助バッテリ(10)から電源供給可能にされシフトポジションを制御するシフトバイワイヤ装置(1:以下、SBW装置と称す)、及び、前記主バッテリ及び前記補助バッテリから電源供給可能にされパーキングブレーキを電気的に作動可能にした電動パーキングブレーキ装置(2:以下、EPKB装置と称す)を備える車両システムにおけるフェールセーフ制御装置であって、
    前記SBW装置への前記主バッテリの電源供給状態及び前記補助バッテリの電源供給状態、並びに、前記EPKB装置への前記主バッテリの電源供給状態及び前記補助バッテリの電源供給状態、について、前記SBW装置又は前記EPKB装置のいずれか一方から他方、又は、前記SBW装置及び前記EPKB装置の双方からフェールセーフ制御装置本体へ送信することで前記電源供給状態を共有した電源供給共有情報に基づいて、前記主バッテリ、前記補助バッテリ、前記SBW装置及び前記EPKB装置の間で構成される電源供給線の中で何れの箇所で断線を発生したか特定する断線箇所特定部(11、25)と、
    前記断線箇所特定部の特定結果に基づいてフェールセーフするフェールセーフ実行部(13、27)と、
    を備えるフェールセーフ制御装置。
  2. 前記SBW装置及び前記EPKB装置に供給される電源が失陥となる箇所か、この箇所以外の箇所かを判別する判別部(12、26)を備え、
    前記フェールセーフ実行部(13、27)は、
    前記断線箇所特定部の特定結果、及び、前記判別部により判別された電源失陥の箇所に基づいてフェールセーフする請求項1記載のフェールセーフ制御装置。
  3. 前記断線箇所特定部により特定された断線箇所に基づいて、前記SBW装置に供給される電源が失陥となり前記EPKB装置には電源供給される箇所か、前記EPKB装置に供給される電源が失陥となり前記SBW装置には電源供給される箇所か、又は、前記SBW装置及び前記EPKB装置に供給される電源が失陥となる箇所か、を判別する判別部(12、26)を備え、
    前記フェールセーフ実行部(13、27)は、
    前記断線箇所特定部の特定結果、及び、前記判別部により判別された電源失陥の箇所に基づいてフェールセーフする請求項1記載のフェールセーフ制御装置。
  4. 前記判別部が、前記SBW装置に供給される前記主バッテリの電源失陥となる箇所が断線し、前記EPKB装置には前記主バッテリが供給されると判別した場合、
    前記フェールセーフ実行部(13、27)は、
    前記EPKB装置によりパーキングブレーキを制御可能と判別し、外部へ警告報知する請求項3記載のフェールセーフ制御装置。
  5. 車速を取得する車速取得部(16、28)と、
    前記EPKB装置に供給される前記補助バッテリの電圧所定の閾値より高いか低いか判定する補助バッテリ電圧判定部(0)と、を備え、
    前記フェールセーフ実行部(13、27)は、
    前記車速取得部により取得される車速が所定車速より低いと判定された場合で、且つ、前記補助バッテリ電圧判定部により前記補助バッテリの電圧が前記所定の閾値より低いと判定された場合、
    前記EPKB装置により前記パーキングブレーキを電気的に作動させる請求項4記載のフェールセーフ制御装置。
  6. 前記判別部が、前記SBW装置及び前記EPKB装置に供給される前記主バッテリの電源失陥となる箇所が断線したと判別した場合には、
    前記フェールセーフ実行部(13、27)は、
    前記SBW装置により前記シフトポジションをパーキングレンジに入れ替えるようにシフト指令することで車両を停止させる請求項2又は3記載のフェールセーフ制御装置。
  7. 前記SBW装置により前記シフトポジションをパーキングレンジに入れ替える状況を所定時間監視し、所定時間以内に入れ替え完了しない場合で、且つ、車速が所定車速より低下したと判定した場合には、
    前記フェールセーフ実行部(13、27)は、
    前記EPKB装置により前記パーキングブレーキを電気的に作動させることで前記車両を固定する請求項6記載のフェールセーフ制御装置。
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