JP7322635B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御装置に関する。
従来、モータの駆動を制御するモータ制御装置が知られている。例えば特許文献1では、モータ駆動回路への給電を通電または遮断する電源リレーとして、互いに反対向きの寄生ダイオードを有する2つのスイッチング素子を用いている。
特開2017-22828号公報
特許文献1のように、寄生ダイオードのカソードが外側、アノードが内側となるように2つのスイッチング素子が接続されている場合、コンデンサからの放電により、2つのスイッチング素子の間の電圧が高くなることで、コンデンサ側のスイッチング素子が正常にオンできることを確認可能である。しかしながら、寄生ダイオードのアノードが外側、カソードが内側となるように接続されている場合、コンデンサが充電されていると、コンデンサ側のスイッチング素子のオンオフによらず、寄生ダイオード経由で2つのスイッチング素子の中間点に電圧が印加されるため、特許文献1の手法ではスイッチング素子が正常に動作しているか否かの検査ができない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源リレー部の動作検査を適切に実施可能な電子制御装置を提供することにある。
本発明の電子制御装置は、電源リレー部(30)と、昇圧回路(41)と、チェック電圧印加回路(50)と、制御部(70)と、を備える。電源リレー部は、寄生ダイオードのアノードが外側、カソードが内側となるように接続される複数のリレー素子(31、32)を有し、バッテリ(105)と負荷(80)との間に設けられる。昇圧回路は、バッテリの電圧であるバッテリ電圧を昇圧する。チェック電圧印加回路は、昇圧回路にて昇圧された電圧である昇圧電圧をチェック電圧として、リレー素子の中間点に印加可能である。制御部は、中間点の電圧であるリレー中間電圧に基づき、電源リレー部の異常判定を行う異常判定部(72)を有する。チェック電圧印加回路は、昇圧回路から中間点に供給される電流を制限する電流制限回路(51、63)、チェック電圧を中間点に印加するか否かを切替可能なチェックスイッチ(57、61)、および、中間点から昇圧回路側への電流の逆流を防ぐダイオード(58、62)を有する。これにより、電源リレー部の動作検査を適切に実施可能である。
第1実施形態によるステアリングシステムの概略構成図である。 第1実施形態による駆動装置を示す回路図である。 第1実施形態による電源リレー部および集積回路部を示す回路図である。 第1実施形態によるチェック電圧印加回路を示す回路図である。 第1実施形態による電源リレー部を示す模式図である。 第1実施形態によるリレーチェック処理を説明するフローチャートである。 第1実施形態によるリレーチェック処理を説明するタイムチャートである。 第2実施形態による電源リレー部および集積回路部を示す回路図である。 参考例により電源リレー部を示す回路図である。
以下、本発明による電子制御装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態を図1~図7に示す。図1に示すように、駆動装置10は、電子制御装置としてのECU15、および、回転電機であるモータ80を備え、例えば車両のステアリング操作を補助するための操舵装置としての電動パワーステアリング装置8に適用される。
図1は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム90の構成を示す。ステアリングシステム90は、操舵部材であるステアリングホイール91、ステアリングシャフト92、ピニオンギア96、ラック軸97、車輪98、および、電動パワーステアリング装置8等を備える。
ステアリングホイール91は、ステアリングシャフト92と接続される。ステアリングシャフト92には、操舵トルクを検出するトルクセンサ94が設けられる。ステアリングシャフト92の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96は、ラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。
運転者がステアリングホイール91を回転させると、ステアリングホイール91に接続されたステアリングシャフト92が回転する。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換される。一対の車輪98は、ラック軸97の変位量に応じた角度に操舵される。
電動パワーステアリング装置8は、モータ80、モータ80の回転を減速してステアリングシャフト92に伝える動力伝達部としての減速ギア89、および、ECU15等を備える。すなわち、本実施形態の電動パワーステアリング装置8は、所謂「コラムアシストタイプ」であり、ステアリングシャフト92が駆動対象といえる。モータ80の回転をラック軸97に伝える所謂「ラックアシストタイプ」等としてもよい。
図1および図2に示すように、モータ80は、操舵に要するトルクの一部または全部を出力するものであって、電源としてのバッテリ105から電力が供給されることにより駆動され、減速ギア89を正逆回転させる。モータ80は、3相ブラシレスモータであって、いずれも図示しないロータおよびステータを有する。図2に示すように、位置センサ85は、モータ80の回転位置として、電気角θeを検出し、検出値を制御部70に出力する。
モータ80は、3相のモータ巻線81を備える。モータ巻線81は、U相コイル811、V相コイル812、および、W相コイル813を有する。ECU15は、モータ80の駆動を制御するものであって、インバータ部20、集積回路部40、および、制御部70等を有する。
インバータ部20は、6つのスイッチング素子21~26を有し、モータ巻線81への電力を変換する。以下、スイッチング素子を「SW素子」と記す。SW素子21~26は、MOSFETであるが、IGBTやサイリスタ等であってもよい。
SW素子21~23は高電位側に接続され、SW素子24~26は低電位側に接続される。対になるU相のSW素子21、24の接続点には、U相コイル811の一端が接続される。対になるV相のSW素子22、25の接続点には、V相コイル812の一端が接続される。対になるW相のSW素子23、26の接続点には、W相コイル813の一端が接続される。コイル811~813の他端は、結線される。
高電位側に配置されるSW素子21~23は、上側母線37を経由して、バッテリ105の正極と接続される。低電位側に配置されるSW素子24~26は、下側母線38を経由してグランドと接続される。低電位側のSW素子24~26と下側母線38との間には、コイル811~813に流れる電流を検出する電流検出素子27~29が設けられる。本実施形態の電流検出素子27~29はシャント抵抗であるが、シャント抵抗以外のものを用いてもよい。電流検出素子27~29の両端電圧は、それぞれ、相電流Iu、Iv、Iwに係る検出値として、図示しない増幅回路部を経由し、制御部70に出力される。
電源リレー部30は、上側母線37に設けられ、バッテリ105とインバータ部20との間の電流の断接を切替可能である。電源リレー部30の詳細は後述する。コンデンサ35およびコイル36は、バッテリ105とインバータ部20との間に配置され、フィルタ回路を構成している。コンデンサ35およびコイル36を設けることで、バッテリ105を共有する他の装置から伝わるノイズが低減されるとともに、インバータ部20側からバッテリ105を共有する他の装置へ伝わるノイズが低減される。コンデンサ35は、コイル36のインバータ部20側にて、上側母線37および下側母線38に接続される。コンデンサ35は、電荷を蓄えることで、インバータ部20への電力供給を補助したり、サージ電流などのノイズ成分を抑制したりする。
制御部70は、マイコン等を主体として構成され、内部にはいずれも図示しないCPU、ROM、RAM、I/O及び、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。制御部70における各処理は、ROM等の実体的なメモリ装置(すなわち、読み出し可能非一時的有形記憶媒体)に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。
制御部70は、通電制御部71および異常判定部72等を有する。通電制御部71は、相電流Iu、Iv、Iw、電気角θeおよび操舵トルク等に基づき、SW素子21~26のオンオフ作動を制御する駆動信号を生成する。生成された駆動信号は、集積回路部40に設けられる駆動回路42を経由して、SW素子21~26のゲートに出力される。駆動信号に応じてSW素子21~26がオンオフされることで、コイル811~813の通電が制御される。これにより、モータ80の駆動は制御部70に制御される。異常判定部72は、ECU15の異常を判定する。
電源リレー部30および集積回路部40の詳細を図3に示す。電源リレー部30は、2つのリレー素子である電源リレー31および逆接保護リレー32を有する。本実施形態では、電源リレー31がインバータ部20側、逆接保護リレー32がバッテリ105側となるように、上側母線37に直列接続される。電源リレー31および逆接保護リレー32は、いずれもNチャネル型のMOSFETであって、寄生ダイオードを有する。
電源リレー31は、バッテリ105とインバータ部20との間における電流を導通または遮断する。逆接保護リレー32は、寄生ダイオードの向きが電源リレー31と逆向きとなるように接続される。これにより、バッテリ105が誤って逆向きに接続された場合に逆向きの電流が流れるのを防ぐ。
本実施形態では、電源リレー31および逆接保護リレー32は、ドレインが内側、ソースが外側となるように接続される「ドレインコモン」の構成としており、寄生ダイオードはアノードが外側、カソードが内側となっている。電源リレー31と逆接保護リレー32の接続点である中間点Pには、分圧抵抗75、76が接続される。分圧抵抗75、76の出力電圧Voutは、制御部70のモニタ回路に出力される。出力電圧Voutは、リレー31、32の中間点Pの電圧であるリレー中間電圧Vmに応じた値である。
図9に示す参考例のように、Nチャネル型の電源リレー331および逆接保護リレー332を、ソースが内側、ドレインが外側となるように接続される「ソースコモン」の構成とする場合、寄生ダイオードはアノードが内側、カソードが外側となる。
図5は、電源リレーおよび逆接保護リレーを1つのパッケージPKGに内蔵した場合の模式図であって、上段に参考例のソースコモン構成、下段にドレインコモン構成を示す。図5では、バッテリ側に接続される素子である逆接保護リレー32および電源リレー331のソースをS1、ドレインをD1、ゲートをS1、インバータ部20側に接続される素子である電源リレー31および逆接保護リレー332のソースをS2、ドレインをD2、ゲートをG2とする。
参考例のソースコモン構成の場合、リードフレームF1、F2を分離し、電源リレー331および逆接保護リレー332のチップC1、C2を分離されたリードフレームに実装し、ソースを配線Lで接続する必要がある。一方、ドレインコモン構成の場合、リードフレームFおよびチップCを共通とし、チップでソースを分離する構造とすることで、ソースコモン構成よりも小型化可能である。
図3に戻り、集積回路部40は、昇圧回路41、駆動回路42、プリチャージ回路43、および、チェック電圧印加回路50等を有する。昇圧回路41は、例えばチャージポンプ回路であって、バッテリ電圧Vbを昇圧した昇圧電圧Vcpを駆動回路42に供給する。
駆動回路42は、制御部70からの駆動信号に応じたゲート電圧をSW素子21~26のゲートに出力する。昇圧回路41から供給される昇圧電圧Vcpは、高電位側のSW素子21~23のゲート電圧として用いられる。
プリチャージ回路43は、電源リレー部30の下流側に電力を供給可能であり、例えばイグニッションスイッチ等である車両の始動スイッチがオンされたときに、コンデンサ35を予め充電しておく。これにより、リレー31、32がオンされたときに、インバータ部20側に大電流が流れるのを防ぐことができる。
ところで、参考例のようなソースコモン構成の場合、電源リレー331をオンにしてコンデンサ35を充電した後、電源リレー331をオフにしたときのリレー中間電圧Vmが0になることで逆接保護リレー332が正常にオフできていることを確認可能である。また、逆接保護リレー332をオンにし、コンデンサ35からの放電により、リレー中間電圧Vmが高くなることで、逆接保護リレー332がオンできていることを確認可能である。一方、ドレインコモン構成の場合、逆接保護リレー32がオフであっても、寄生ダイオードを経由して中間点Pにバッテリ電圧Vbが印加されるため、上述した方法での逆接保護リレー32の動作確認ができない。
そこで本実施形態では、昇圧回路41の昇圧電圧Vcpを、チェック電圧印加回路50を経由して中間点Pに印加可能に構成することで、リレー31、32の動作検査を可能としている。チェック電圧印加回路50の詳細を図4に示す。
図4に示すように、チェック電圧印加回路50は、電流制限回路51、チェックスイッチ57、および、ダイオード58を有する。電流制限回路51は、定電流源52、および、カレントミラー回路53を有する。カレントミラー回路53は、定電流源52側に接続される2つのバイポーラトランジスタ531、532、および、昇圧回路41側に接続されるMOSFET533、534から構成される。
定電流源52は、バッテリ電圧Vb(例えば12[V])より低圧(例えば5[V])に調圧された内部電源106と接続され、一定の電流をバイポーラトランジスタ531のコレクタ側に供給する。バイポーラトランジスタ531、532のベースには、チェックスイッチ57が接続され、エミッタ側はグランドに接続される。チェックスイッチ57のバイポーラトランジスタ531、532と反対側はグランドに接続される。バイポーラトランジスタ532のコレクタは、MOSFET533、534のゲート、および、MOSFET533のドレインと接続される。MOSFET533、534のソースは、昇圧回路41と接続され、MSOFET534のドレインは、ダイオード58を経由して、中間点Pに接続される。
チェックスイッチ57は、MOSFETで構成され、制御部70からの制御信号によりオンオフ作動が制御される。チェックスイッチ57への制御信号がLoのとき、カレントミラー回路53が作動し、定電流源52の出力電流にて、昇圧電圧Vcpが中間点Pに印加される。また、チェックスイッチ57への制御信号がHiのとき、中間点Pには昇圧電圧Vcpが印加されない。ダイオード58は、中間点Pから昇圧回路41側への電流の逆流を防止する。
本実施形態のリレーチェック処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、車両の始動スイッチがオンされたとき等のイニシャルチェックにて、制御部70で実施される処理である。以下、ステップS101の「ステップ」を省略し、単に記号「S」と記す。本処理は、初期状態として、電源リレー31および逆接保護リレー32がオフであるものとする。また、チェックスイッチ57への制御信号がHiであって、中間点Pに昇圧電圧Vcpが印加されていないものとする。以下、電源リレー31が導通不能となる異常をオープン異常、遮断不能となる異常をショート異常とする。オープン異常およびショート異常は、素子そのものの異常に限らず、信号異常等も含むものとする。逆接保護リレー32についても同様である。
S101では、制御部70は、チェックスイッチ57への制御信号をLoとし、中間点Pに昇圧電圧Vcpを印加する。
S102では、異常判定部72は、リレー中間電圧Vmが判定閾値Vthより大きいか否か判断する。判定閾値Vthは、バッテリ電圧Vbより大きく、昇圧電圧Vcpより小さい値に設定される。リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth以下であると判断された場合(S102:NO)、S103へ移行し、電源リレー31または逆接保護リレー32のショート異常であると特定する。リレー中間電圧Vmが判定閾値Vthより大きいと判断された場合(S102:YES)、S104へ移行し、ショート異常が生じていないものとして正常判定する。S105では、制御部70は、電源リレー31をオンにする。
判定閾値Vthは、式(1)が成立するように設定される。式中のIchは定電流源52の電流、Rmoは分圧抵抗75、76の合成抵抗値である。定電流源52を用いることで、分圧抵抗の抵抗値設計が容易である。
Ich×Rmo>Vth ・・・(1)
S106では、異常判定部72は、リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth未満か否か判断する。リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth以上であると判断された場合(S106:NO)、S107へ移行し、電源リレー31のオープン異常であると特定する。リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth未満であると判断された場合(S106:YES)、S108へ移行し、電源リレー31にオープン異常が生じていないものとして正常判定する。制御部70は、S109にて電源リレー31をオフにし、S110にて逆接保護リレー32をオンにする。
S111では、異常判定部72は、リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth未満か否か判断する。リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth以上であると判断された場合(S111:NO)、S112へ移行し、逆接保護リレー32のオープン異常であると特定する。リレー中間電圧Vmが判定閾値Vth未満であると判断された場合(S111:NO)、S113へ移行し、逆接保護リレー32にオープン異常が生じていないものとして正常判定する。制御部70は、S114にて逆接保護リレー32をオフにし、S115にてチェックスイッチ57への制御信号をHiとし、カレントミラー回路53の作動を停止し、中間点Pへの昇圧電圧Vcpの印加を停止し、リレーチェック処理を終了する。
リレーチェック処理を図7のタイムチャートに基づいて説明する。図7では、共通時間軸を横軸とし、上段から、リレー中間電圧Vm、電源リレー31のオンオフ状態、逆接保護リレー32のオンオフ状態、チェック回路電流を示す。リレー中間電圧Vmは、正常時を実線、電源リレー31または逆接保護リレー32のショート異常時を破線、電源リレー31のオープン異常時を一点鎖線、逆接保護リレー32のオープン異常時を二点鎖線で示す。
時刻x11以前の初期状態において、電源リレー31および逆接保護リレー32はオフされており、中間点Pにチェック回路電流が供給されていない。このとき、中間点Pには、逆接保護リレー32の寄生ダイオードを経由してバッテリ電圧Vbが印加されるので、リレー中間電圧Vmはバッテリ電圧Vbとなる。
時刻x11にて、中間点Pにチェック回路電流が供給され、昇圧電圧Vcpが印加されるので、正常時、リレー中間電圧Vmは昇圧電圧Vcpとなる。一方、電源リレー31または逆接保護リレー32にショート異常が生じていると、リレー中間電圧Vmはバッテリ電圧Vbとなる。したがって、電源リレー31および逆接保護リレー32がオフの状態にて、昇圧電圧Vcpを印加したときのリレー中間電圧Vmが判定閾値Vth以下の場合、電源リレー31または逆接保護リレー32のショート異常が生じていると判定することができる。
時刻x12にて、中間点Pに昇圧電圧Vcpが印加されている状態にて電源リレー31をオンにすると、正常時、リレー中間電圧Vmは、バッテリ電圧Vbとなる。一方、電源リレー31にオープン異常が生じていると、リレー中間電圧Vmは昇圧電圧Vcpとなる。したがって、逆接保護リレー32がオフ、かつ、昇圧電圧Vcpが印加されている状態にて、電源リレー31をオンしたときのリレー中間電圧Vmが判定閾値Vth以上の場合、電源リレー31のオープン異常が生じていると判定することができる。
時刻x13にて、電源リレー31をオフとし、中間点Pに昇圧電圧Vcpが印加されている状態にて逆接保護リレー32をオンにすると、正常時、リレー中間電圧Vmはバッテリ電圧Vbとなる。一方、逆接保護リレー32にオープン異常が生じていると、リレー中間電圧Vmは昇圧電圧Vcpとなる。したがって、電源リレー31がオフ、かつ、昇圧電圧Vcpが印加されている状態にて、逆接保護リレー32をオンしたときのリレー中間電圧Vmが判定閾値Vth以上の場合、逆接保護リレー32のオープン異常が生じていると判定することができる。
以上説明したように、ECU15は、電源リレー部30と、昇圧回路41と、チェック電圧印加回路50と、制御部70と、を備える。電源リレー部30は、寄生ダイオードのアノードが外側、カソードが内側となるように接続される複数のリレー素子である電源リレー31および逆接保護リレー32を有し、バッテリ105とモータ80との間に設けられる。昇圧回路41は、バッテリ105の電圧であるバッテリ電圧Vbを昇圧する。チェック電圧印加回路50は、昇圧回路41にて昇圧された電圧である昇圧電圧Vcpをチェック電圧としてリレー素子の中間点Pに印加可能である。制御部70は、中間点Pの電圧であるリレー中間電圧Vmに基づき、電源リレー部30の異常判定を行う異常判定部72を有する。これにより、2つのリレー素子をソースコモン構成とした場合であっても、リレー素子の動作検査を適切に行うことができる。
チェック電圧印加回路50は、電流制限回路51、チェックスイッチ57、および、ダイオード58を有する。電流制限回路51は、昇圧回路41から中間点Pに供給される電流を制限する。チェックスイッチ57は、チェック電圧を中間点Pに印加するか否かを切替可能である。ダイオード58は、中間点Pから昇圧回路41側への電流の逆流を防ぐ。これにより、電源リレー部30の検査時に中間点Pに適切にチェック電圧を印加可能であるとともに、検査時以外においてチェック電圧印加回路50を電源リレー部30から切り離すことができる。
本実施形態の負荷は、モータ巻線81を有するモータ80であって、ECU15は、スイッチング素子21~26を有し、モータ巻線81の電流を切り替えるインバータ部20をさらに備える。昇圧回路41は、スイッチング素子21~26を動作させる駆動回路42、および、チェック電圧印加回路50に接続される。すなわち本実施形態では、高電位側のスイッチング素子21~23の駆動用に設けられている昇圧回路41の昇圧電圧Vcpを、電源リレー部30の検査にも用いている、と捉えることもできる。なお、電源リレー部30の検査をイニシャルチェックにて行うとすれば、昇圧電圧Vcpは、電源リレー部30の検査時には駆動回路42側に印加されず、モータ80の駆動中はチェック電圧印加回路50側に印加されない。昇圧回路41の昇圧電圧Vcpを、駆動回路42およびチェック電圧印加回路50で共用することで、電源リレー部30を検査するための昇圧構成を別途に設ける場合と比較し、構成を簡素化することができる。
電流制限回路51は、定電流源52、および、カレントミラー回路53を有する。チェックスイッチ57は、カレントミラー回路53とグランドとの間に設けられる。電流制限回路51として、カレントミラー回路53を用いることで、リレー中間電圧Vmの検出に用いられる分圧抵抗75、76の抵抗値を設計しやすい。
異常判定部72は、電源リレー31および逆接保護リレー32がオフの状態にて中間点Pにチェック電圧を印加したとき、リレー中間電圧Vmがバッテリ電圧Vbと昇圧電圧Vcpとの間に設定される判定閾値Vthより低い場合、電源リレー31および逆接保護リレー32の少なくとも一方のショート異常であると判定する。
また、リレー31、32にショート異常が生じていない場合、異常判定部72は、チェック電圧が中間点Pに印加されている状態にて、電源リレー31をオン、逆接保護リレー32をオフしたとき、リレー中間電圧Vmが判定閾値Vthより高い場合、電源リレー31にオープン異常が生じていると判定する。また、リレー31、32にショート異常が生じていない場合、異常判定部72は、チェック電圧が中間点Pに印加されている状態にて、電源リレー31をオフ、逆接保護リレー32をオンしたとき、リレー中間電圧Vmが判定閾値Vthより高い場合、逆接保護リレー32にオープン異常が生じていると判定する。これにより、電源リレー部30の異常を適切に判定することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態を図8に示す。本実施形態のチェック電圧印加回路60は、チェックスイッチ61、ダイオード62、および、抵抗63を有する。チェックスイッチ61、ダイオード62および抵抗63は、バッテリ105と中間点Pとの間に直列接続される。
チェックスイッチ61は、制御部70からの信号によりオンオフ作動が制御され、中間点Pに昇圧電圧Vcpが印加されるか否かを切替可能である。ダイオード62は、チェックスイッチ61よりも中間点P側に設けられ、中間点Pから昇圧回路41側への電流の逆流を防止する。
本実施形態の抵抗63は、電流制限回路として機能する。抵抗63は、昇圧回路41から中間点Pに至る配線上のいずれの箇所に設けてもよい。抵抗63の抵抗値をRchとすると、式(2)が成立するように設定する。リレーチェック処理の詳細は第1実施形態と同様である。
Vcp×Rmo/(Rch+Rmo)>Vth ・・・(2)
本実施形態の電流制限回路は、昇圧回路41と中間点Pとの間であって、チェックスイッチ61およびダイオード62と直列に接続される抵抗63である。ダイオード62は、チェックスイッチ61よりも中間点P側に接続される。これにより、チェック電圧印加回路60の構成を簡素化することができる。また上記実施形態と同様の効果を奏する。
実施形態において、電源リレー31および逆接保護リレー32が「リレー素子」、モータ80側に設けられる電源リレー31が「第1リレー素子」、バッテリ105側に設けられる逆接保護リレー32が「第2リレー素子」に対応する。また第2実施形態では、抵抗63が「電流制限回路」に対応する。また、判定閾値Vthが「ショート異常判定閾値」、「第1リレー素子オープン異常判定閾値」および「第2リレー素子オープン異常判定閾値」に対応する。上記実施形態では、「ショート異常判定閾値」、「第1リレー素子オープン異常判定閾値」および「第2リレー素子オープン異常判定閾値」が同じ値であるものとして説明したが、少なくとも1つが異なる値であってもよい。
(他の実施形態)
第2実施形態では、チェック電圧印加回路は、昇圧回路側から、チェックスイッチ、ダイオード、抵抗の順に直列接続される。他の実施形態では、抵抗の位置は、チェックスイッチとダイオードとの間、あるいは、チェックスイッチより昇圧回路側であってもよい。上記実施形態では、昇圧回路はチャージポンプ回路である。他の実施形態では、昇圧回路は、LC昇圧回路等、チャージポンプ回路以外の回路構成としてもよい。また、カレントミラー回路についても回路構成の詳細は異なっていてもよい。
上記実施形態では、リレー中間電圧をモニタするモニタ回路は制御部に設けられる。他の実施形態では、モニタ回路を集積回路部に設けてもよい。また、昇圧回路、チェック電圧印加回路およびプリチャージ回路の少なくとも一部を集積回路部とは別途に設けてもよい。また、プリチャージ回路を省略してもよい。
上記実施形態では、電源リレーと逆接保護リレーとは、ドレインコモンとして1チップにて構成されており、1パッケージ化されている。他の実施形態では、電源リレーと逆接保護リレーとは、別々のチップにて構成されていてもよく、また、パッケージも別々であってもよい。上記実施形態では、電源リレーおよび逆接保護リレーは、いずれもNチャネル型である。他の実施形態では、電源リレーおよび逆接リレーをPチャネル型とし、ソースコモン構成としてもよい。上記実施形態では、電源リレーおよび逆接保護リレーが1つずつ設けられている。他の実施形態では、電源リレーおよび逆接保護リレーの少なくとも一方を複数とし、リレー素子が3以上であってもよい。また、1つの逆接保護リレーに対し、複数の電源リレーが接続される、といった具合に、電源リレーと逆接保護リレーの数が異なっていてもよい。この場合、カソード同士が接続されている箇所が中間点Pとなる。
上記実施形態では、モータ巻線、インバータ部および制御部が1つずつ設けられる。他の実施形態では、モータ巻線、インバータ部および制御部の少なくとも1つが2つ以上設けられていてもよい。また、例えば複数のモータ巻線およびインバータ部に対して1つの制御部を設ける、或いは、1つの制御部に対して複数のインバータ部およびモータ巻線を設ける、といった具合に、モータ巻線、インバータ部および制御部の数が異なっていてもよい。
上記実施形態では、モータは、3相のブラシレスモータである。他の実施形態では、モータ、3相ブラシレスモータ以外のものを用いてもよい。また、発電機の機能を併せ持つ、所謂モータジェネレータであってもよい。また、負荷はモータ以外のものであってもよい。上記実施形態では、電子制御装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、電子制御装置を、ステアバイワイヤ装置等、操舵を司る電動パワーステアリング装置以外の操舵装置に適用してもよい。また、操舵装置以外の車載装置、または、車載以外の装置に適用してもよい。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
15・・・ECU(電子制御装置)
30・・・電源リレー部
31・・・電源リレー(リレー素子、第1リレー素子)
32・・・逆接保護リレー(リレー素子、第2リレー素子)
50、60・・・チェック電圧印加回路
70・・・制御部 72・・・異常判定部
80・・・モータ(負荷)
105・・・バッテリ

Claims (7)

  1. 寄生ダイオードのアノードが外側、カソードが内側となるように接続される複数のリレー素子(31、32)を有し、バッテリ(105)と負荷(80)との間に設けられる電源リレー部(30)と、
    前記バッテリの電圧であるバッテリ電圧を昇圧する昇圧回路(41)と、
    前記昇圧回路にて昇圧された電圧である昇圧電圧をチェック電圧として、前記リレー素子の中間点に印加可能なチェック電圧印加回路(50)と、
    前記中間点の電圧であるリレー中間電圧に基づき、前記電源リレー部の異常判定を行う異常判定部(72)を有する制御部(70)と、
    を備え
    前記チェック電圧印加回路は、
    前記昇圧回路から前記中間点に供給される電流を制限する電流制限回路(51、63)、
    前記チェック電圧を前記中間点に印加するか否かを切替可能なチェックスイッチ(57、61)、
    および、前記中間点から前記昇圧回路側への電流の逆流を防ぐダイオード(58、62)を有する電子制御装置。
  2. 前記負荷は、モータ巻線(81)を有するモータ(80)であって、
    スイッチング素子(21~26)を有し、前記モータ巻線の電流を切り替えるインバータ部(20)をさらに備え、
    前記昇圧回路は、前記スイッチング素子を動作させる駆動回路(42)、および、前記チェック電圧印加回路に接続される請求項に記載の電子制御装置。
  3. 前記電流制限回路は、定電流源(52)およびカレントミラー回路(53)を有し、
    前記チェックスイッチ(57)は、前記カレントミラー回路とグランドとの間に接続される請求項またはに記載の電子制御装置。
  4. 前記電流制限回路は、前記昇圧回路と前記中間点との間において、前記チェックスイッチおよび前記ダイオードと直列に接続される抵抗(63)であって、
    前記ダイオードは、前記チェックスイッチよりも前記中間点側に設けられる請求項またはに記載の電子制御装置。
  5. 前記異常判定部は、前記リレー素子がオフの状態にて前記中間点に前記チェック電圧を印加したとき、前記リレー中間電圧が、前記バッテリ電圧と前記チェック電圧との間に設定されるショート異常判定閾値より低い場合、前記リレー素子の少なくとも一方のショート異常であると判定する請求項1~のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  6. 前記リレー素子のうち、前記負荷側に設けられる素子を第1リレー素子(31)、前記バッテリ側に設けられる素子を第2リレー素子(32)とし、前記第1リレー素子および前記第2リレー素子にショート異常が生じていない場合、
    前記異常判定部は、前記チェック電圧が前記中間点に印加されている状態にて、前記第1リレー素子をオン、前記第2リレー素子をオフしたとき、前記リレー中間電圧が、前記バッテリ電圧と前記チェック電圧との間に設定される第1リレー素子オープン異常判定閾値より高い場合、前記第1リレー素子にオープン異常が生じていると判定する請求項に記載の電子制御装置。
  7. 前記リレー素子のうち、前記負荷側に設けられる素子を第1リレー素子(31)、前記バッテリ側に設けられる素子を第2リレー素子(32)とし、前記第1リレー素子および前記第2リレー素子にショート異常が生じていない場合、
    前記異常判定部は、前記チェック電圧が前記中間点に印加されている状態にて、前記第1リレー素子をオフ、前記第2リレー素子をオンしたとき、前記リレー中間電圧が、前記バッテリ電圧と前記チェック電圧との間に設定される第2リレー素子オープン異常判定閾値より高い場合、前記第2リレー素子にオープン異常が生じていると判定する請求項に記載の電子制御装置。
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