JP7320835B2 - 強柔軟・高誘電性エラストマーとその製造方法 - Google Patents
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誘電エラストマーは原理的に小型化可能で、高速かつ大きな形状変化が可能であり、軽量性、静音性にも優れていることから、人工筋肉や小型ロボットなどへの応用が期待されるが、現状では、駆動するために100kV/mmを超える高電圧が必要であるため、人体や装置へのダメージの危険性から実用化の障害となっており、駆動電圧を下げることが重要な課題となっている。
誘電エラストマーの歪みは、電界、及び、材料の誘電率とヤング率の比(電気機械的感度β)に比例する関係があり、材料の誘電率を高め、ヤング率を下げることで、小さい電界によって大きな歪みを発生させることができる。
βが高い材料を合成する方法として、柔軟なポリマーに誘電体粒子を混合させたコンポジットが知られている(非特許文献1)。しかし、誘電率を高めるためには誘電体フィラー濃度を高める必要があり、このためにヤング率が高くなってしまう。
一方で、導電性粒子を分散させたマイクロコンデンサ構造を有する誘電エラストマーも知られている(非特許文献2)。有機物中に導電性フィラーを分散させると、分散されたフィラーとフィラーとが有機物中で微細なコンデンサを形成し、加えて、導電性粒子とポリマー界面での界面分極により、全体として誘電体として振る舞う。このようなものとして、ポリジメチルシロキサン(PDMS)とグラフェンナノプレート(GNP)のコンポジットの誘電エラストマーが報告されている。しかし、誘電率を高めるためにグラフェン濃度を高めていくと、粒子の凝集により、通電し、誘電性を示さなくなる。
本発明は、本発明者らによる上記知見に基づいて、なされたものである。
〈1〉1種類以上のポリロタキサンまたは1種類以上のポリロタキサンを含むポリマーブレンドに、 サブミクロン以下の導電性無機フィラー粒子を重量分率5~20%含み、当該導電性無機フィラー粒子がナノコンポジットの一方向に平行な方向に配向していることを特徴とする、有機無機ナノコンポジット。
〈2〉導電性無機フィラーが二次元材料であることを特徴とする、〈1〉に記載のナノコンポジット。
〈3〉導電性無機フィラーがグラフェンナノプレートである、〈1〉または〈2〉に記載のナノコンポジット。
〈4〉ポリロタキサンの滑車分子が化学修飾されていることを特徴とする、〈1〉~〈3〉のいずれかに記載のナノコンポジット。
〈5〉導電性無機フィラーがアクアプラズマ処理を施されていることを特徴とする、〈1〉~〈4〉のいずれかに記載のナノコンポジット。
〈6〉導電性無機フィラー粒子がナノコンポジットの水平面に平行な面内に配向していることを特徴とする、〈2〉~〈5〉のいずれかに記載のナノコンポジット。
〈7〉比誘電率が100Hzで100以上であり、ヤング率が200MPa以下であることを特徴とする、〈1〉~〈6〉のいずれかに記載のナノコンポジット。
〈8〉1種類以上のポリロタキサンまたは1種類以上のポリロタキサンを含むポリマーブレンド、架橋剤、架橋反応用触媒を溶媒に溶解し、サブミクロン以下の導電性無機フィラー粒子を重量分率5~20%分散させた溶液を、高電界の印可の下で架橋反応をさせた後、溶媒を除去することを特徴とする、〈1〉~〈7〉に記載のナノコンポジットを製造する方法。
〈9〉電界として、製造するナノコンポジットの水平面に平行な面内において回転する電界を用い、これにより、導電性無機フィラー粒子をナノコンポジットの水平面に平行な面内に配向させることを特徴とする、〈8〉に記載の方法。
本発明による誘電エラストマーは、ゴムのような柔軟性をもち、強靭性であるとともに、高い誘電性を有することで、電気機械応答性も高いことから、従来よりも低い電圧で大きな機械的出力を得ることができ、アクチュエーター、人工筋肉などへの利用が期待できる。
本発明のコンポジットを構成するポリマーは、ポリロタキサン、またはポリロタキサンと一種またはそれ以上の汎用ポリマーとの混合ポリマー(ポリロタキサンブレンドポリマーと呼ぶ)である。
ポリロタキサンは、その滑車分子をポリカプロラクトンなどにより化学修飾することにより、溶媒に対する可溶性などの特性を調節することができる。
本発明に用いる導電性無機フィラーとしては、例えばグラフェンナノプレートなどの、カーボンからなるものなどが適する。
本発明においては、導電性無機フィラーは、ポリロタキサンまたはポリロタキサンを含むポリマーブレンドと配合する以前に、プラズマ処理をすることが望ましい。
プラズマ処理は、導電性無機フィラーを分散させた水溶液に対して行う、アクアプラズマ処理が好適である。
プラズマ処理溶液濃度は、導電性無機フィラーが10wt%以下であり、0.1~5wt%であることが好適である。
プラズマ処理時間は0.5~3hであり、長時間処理の時間効果は見られない。1hが好適である。
ポリロタキサン、ブレンドポリマーおよびフィラーの混合は、ポリマー、架橋剤、および架橋反応用触媒が溶解分散可能な極性有機溶媒を用いることが好適である。
電圧印加は、上記混錬後の溶液に対し、コンポジット架橋時に直流・交流電界を印加することにより行うことができる。その電界強度は10kHz以上、1kV/cm以上での交流電界が好適である。
回転電界配向は、電界印加時にポリマー溶液を回転、もしくは電界を回転させることにより行うことができる。電界印加時にポリマー溶液を回転させつつ電界を印加する装置の一例を図7に示す。その回転速度は10rpm以上が好適である。
溶媒中で混錬し、電界の印可、および架橋が終了したコンポジットは、ディップやコートしたのちに、溶媒を除去し、エラストマーを得ることができる。溶媒除去の温度は、室温~105℃程度であり、105℃が好適である。真空乾燥も有効である。ホットプレス法による乾燥も有効である。
本発明によれば、導電性無機フィラーの配向方向に垂直な方向の引っ張りに対し、本発明のコンポジットに配合するポリロタキサンまたはポリロタキサンを含むポリマーブレンドのみからなるコンポジットに匹敵するヤング率を有し、かつ、高い誘電性を有するコンポジットを得ることができる。
本発明によれば、100kHzで測定した比誘電率が100以上、好ましくは400以上、より好ましくは1000以上の誘電性を有するコンポジットを得ることができる。
本発明によれば、また、コンポジットに配合するポリロタキサンまたはポリロタキサンを含むポリマーブレンドに応じて、導電性無機フィラーの配向方向に垂直な方向に対する引っ張りに対し、200MPa以下、好ましくは50MPa以下、より好ましくは15MPa以下のヤング率を有するコンポジットを得ることができる。
NaCl(溶液導電性付与剤)とヒドロキノン(表面改質剤)を溶解させた水溶液にグラフェンナノプレート(GNP)を分散させ、一定時間プラズマ処理を行う。
図2にプラズマ処理実験装置図を示す。100mlビーカーに導電率を3.0×102μs/cmに調整したNaCl溶液70mlを入れ、ヒドロキノン3.0gとGNP0.40gを加えてGNP分散水溶液を作製した。GNP分散水溶液にプラズマ発生用タングステン電極(直径1mm,電極間距離3.0mm)を挿入し、バイポーラ電源(MPP-HV04-300kHz, 栗田製作所)を用いて高周波パルス電圧(周波数:60kHz,ピーク電圧:1.2kV,ピーク電流:5A, パルス幅:0.85μs)を印可し、プラズマを発生させて50分間処理した。プラズマ処理したGNPは、吸引ろ過により回収し、真空乾燥した。
表1にプラズマ処理条件を整理する。
酢酸エチル4.8mlにポリカプロラクトン修飾されたポリロタキサン0.48g、ポリプロピレングリコール1.76mlを溶解させ、プラズマ処理GNPまたは未処理GNPを超音波洗浄機(Yamato 5510, BRANSON)を用いて分散させた(約30秒)。
これに、さらにヘキサメチレンジアミン(架橋剤)0.480ml、ジラウリン酸ジブチル錫(触媒)80μlを加え、自転公転ミキサー(AR-100, THINKY)で1分間混合したのちに、無配向または1方向配向の場合は、底面が40mm×95mmの長方形の、また、回転配向の場合は、直径50mmの円形の、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂製モールドにそれぞれ注ぎ、無配向の場合は電界をかけることなく、また、1方向配向または回転配向の場合は、外部から交流電源(PVM400, Information Unlimited)によって1方向または回転(10rpm)する電界(26kHz,2kVp-p/cm)を印加することでグラフェンを配向しながら、10分間架橋させ、それぞれ膜状のコンポジット材料を得た。
これらのコンポジット材料について、膜の両面から直径10mmの電極で挟み、室温下でLCRメータ(ZM2355 40Hz-200kHz, NF Electronic Instruments)を用いて測定周波数100Hz, 120Hz, 1kHz, 10kHz, 20kHz, 100kHzにおける静電容量(5秒間の平均値)を測定し、比誘電率の周波数依存性を求めた。測定回路は並列回路、測定電圧は1Vとした。
図4に、100Hzにおける各条件((1)電界配向無し、(2)1方向電界配向、(3)回転電界配向)における比誘電率のGNP濃度依存性を示す。
電界配向無しの場合、プラズマ改質無しではGNP5.0wt%において最大値120を示したのに対して、プラズマ改質した試料ではGNP8.4wt%において最大値312を示した。
次に1方向電界配向の場合、プラズマ改質無しではGNP5.9wt%において最大値437を示したのに対して、プラズマ改質した試料ではGNP7.6wt%において最大値523を示した。
最後に、回転電界配向の場合、プラズマ改質無しではGNP5.9wt%において最大値126を示したのに対して、プラズマ改質した試料ではGNP12.8wt%において最大値1398を示した。
図5に、プラズマ処理した、または未処理のグラフェンナノプレートを分散させたポリロタキサン溶液を、電界の印加なしで架橋させて得られた、ナノコンポジット材料のヤング率のGNP濃度依存性を示す。グラフェンナノプレートを加えないポリロタキサン溶液を用いて作成された、純エラストマーからなるコンポジット材料のヤング率は7MPa程度であることから、電界配向無しの場合、7wt%程度までのGNP濃度ではヤング率はほとんど変化せず、7wt%以上では濃度上昇に伴ってヤング率が上昇しているといえる。
これに対し、図6に示すように、プラズマ処理した、または未処理のグラフェンナノプレートを分散させたポリロタキサン溶液を、一方向電界を印加しつつ架橋させて得られた、ナノコンポジット材料においては、電界印加方向と垂直方向のヤング率は、GNP濃度を増加させても、電界配向無しの場合のように上昇しない。
これは、GNPを電界配向させたコンポジット材料を電界印加方向(すなわち、GNPの配向方向)に垂直方向に引っ張った場合は、引っ張り方向と垂直な方向に鎖状に配列したGNPの隙間にある微小な純エラストマーの層が変形することによって、コンポジット材料が純エラストマーと同程度のヤング率を示すのに対し、GNPを配向させていないコンポジット材料を引っ張った場合には、コンポジット中に存在する、引っ張り方向に平行な向きのGNPを引き剥がすように変形する必要があるため、GNPの量の上昇に伴ってコンポジット材料のヤング率が上昇する現象として、理解される。
このように、本発明により、導電性無機フィラーをコンポジットの一方向に平行な方向に配向させることにより、当該配向方向に垂直な方向の引っ張りに対するコンポジット材料のヤング率を上昇させることなく、コンポジット材料の誘電率を高めることができ、これにより、当該引っ張り方向について高い電気機械的感度βを有する、誘電エラストマーを得ることができる。
Claims (7)
- 1種類以上のポリロタキサンまたは1種類以上のポリロタキサンを含むポリマーブレンドに、サブミクロン以下の導電性無機フィラー粒子を重量分率5~20%含み、当該導電性無機フィラー粒子がグラフェンナノプレートであり、かつ、ナノコンポジットの水平面に平行な面内に配向していることを特徴とする、有機無機ナノコンポジット。
- 導電性無機フィラーが二次元材料であることを特徴とする、請求項1に記載のナノコンポジット。
- ポリロタキサンの滑車分子が化学修飾されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のナノコンポジット。
- 導電性無機フィラーがアクアプラズマ処理を施されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のナノコンポジット。
- 比誘電率が100Hzで100以上であり、ヤング率が200MPa以下であることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載のナノコンポジット。
- 1種類以上のポリロタキサンまたは1種類以上のポリロタキサンを含むポリマーブレンド、架橋剤、架橋反応用触媒を溶媒に溶解し、サブミクロン以下の導電性無機フィラー粒子を重量分率5~20%分散させた溶液を、高電界の印可の下で架橋反応をさせた後、溶媒を除去することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載のナノコンポジットを製造する方法。
- 電界として、製造するナノコンポジットの水平面に平行な面内において回転する電界を用い、これにより、導電性無機フィラー粒子をナノコンポジットの水平面に平行な面内に配向させることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
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