JP7320304B1 - 衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】 襟のある状態と襟のない状態とを取ることができる衣服を提供する。【解決手段】 前身頃と、前記前身頃に連結される後身頃と、前記後身頃の首部に連結された基部、及び、前記基部から反対方向に延びる一対の延長部、を含む襟片と、を具備し、前記襟片が、前記前身頃及び前記後身頃の間に収納される第1の状態と、外部に露出し、前記延長部が前記前身頃の所定位置に取り付けられることで襟を形成する第2の状態と、を取ることを特徴とする衣服。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 令和3年2月15日に、ペン、株式会社CCCメディアハウス、2021年3月1日号(第513号)、p.94-101で公開、令和3年5月1日に、株式会社イッセイミヤケの店舗IM MEN/AOYAMA(東京都港区南青山3-18-11)で公開、令和3年5月10日に、ウェブサイトのアドレスhttps://www.isseymiyake.com/ja/news/7759(株式会社イッセイミヤケのウェブサイト)で公開、令和3年5月15日に、ウェブサイトのアドレスhttps://store.isseymiyake.com/c/la_all_all/LA11FU074(株式会社イッセイミヤケのウェブサイト)で公開
本発明は、衣服に関する。
例えば特許文献1(実用新案登録第3231812号公報)は襟のない上衣を開示している。また、特許文献2(特開2021-28425号公報)は襟のある上衣を開示している。
実用新案登録第3231812号公報 特開2021-28425号公報
しかし、特許文献1に開示された襟のない上衣は襟のある上衣に変わらないし、特許文献2に開示された襟のある上衣は襟のない上衣に変わるものでもない。
そこで、本発明の目的は、襟のある状態と襟のない状態とを取ることができ、複数のデザインを楽しむことのできる衣服を提供することにある。
上述した課題を解決すべく、本発明は、
前身頃と、
前記前身頃に連結される後身頃と、
前記後身頃の首部に連結された基部、及び、前記基部から反対方向に延びる一対の延長部、を含む襟片と、を具備し、
前記襟片が、前記前身頃及び前記後身頃の間に収納可能で、かつ、外部に露出し、前記一対の延長部が前記前身頃の所定位置に取り付けられることで襟形成可能であること(すなわち、前記前身頃及び前記後身頃の間に収納される第1の状態(収納状態)と、外部に露出し、前記延長部が前記前身頃の所定位置に取り付けられることで襟を形成する第2の状態(展開状態)と、を取ることができること)を特徴とする衣服、
を提供する。
本発明の衣服では、前記襟片を前記前身頃及び前記後身頃の間に収納した前記第1の状態に保持する第1の留め具を更に具備すること、が好ましい。
また、本発明の衣服では、前記第1の留め具が、前記一対の延長部と、前記前身頃及び前記後身頃の少なくとも一方の内面と、に配置されて、互いに係合する第1のボタンであること、が好ましい。
また、本発明の衣服では、前記一対の延長部をそれぞれ前記前身頃の前記所定位置に取り付けられた状態に前記第2の状態に保持する第2の留め具を更に具備すること、が好ましい。
また、本発明の衣服では、前記第2の留め具が、前記一対の延長部と前記所定位置とに配置されて互いに係合する第2のボタンであること、が好ましい。
本発明によれば、襟のある状態と襟のない状態とを取ることができ、用途や場所等によって複数のデザインを楽しむことのできる衣服を提供することができる。したがって、着用者には衣服の多様な着こなしを提案することができ、またデザイナーに対してはデザインの更なる自由度を提供することができる。更には、着脱式の襟付きの服では襟の紛失等のおそれがあるところ、本発明の衣服では、衣服と一体化した襟であるのに襟ありと襟なしとを楽しむことができる。
本実施形態において襟片6を収納した状態の衣服1の前面図及び後面図である。 襟片6を出した状態の衣服1の前面図及び後面図である。 収納された襟片6の基部61を引き出す手順を示す図である。 左前身頃2A及び右前身頃2Bを部分的に開く手順を示す図である。 襟片6の延長部62,63を引き出す手順を示す図である。 襟片6の延長部62,63を左前身頃2A及び右前身頃2Bの開いた部分に取り付ける手順を示す図である。 襟片6を折り返す手順を示す図である。 完成した襟を示す図である。
以下、本発明に係る衣服の代表的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もあり、本発明はこれに限定されるものではない。
本実施形態では、衣服1として上着を想定している。上着の例としてシャツ、ジャケット、コート、ブルゾンが挙げられるが、これらに限られない。
例えば図1(A),(B)に示すように、衣服1は、前身頃2、後身頃3及び襟片6を具備する。衣服1は袖部4,5を有していてもよい。衣服1は、ポリエステルなどの樹脂素材で好適に作製されるが、天然素材で作製されてもよい。
前身頃2は、着用者の胴部の前面を覆う。前身頃2は、左前身頃2A及び右前身頃2Bに分かれており、ボタンやジッパーなどのファスナを介して着脱自在に連結される。
後身頃3は、着用者の胴部の後面を覆う部分であり、肩部及び脇部において前身頃2に連結される。
後身頃3の首部31には襟片6が取り付けられている。襟片6は、後身頃3の首部31に一体的に連結された基部61、及び、基部61から反対方向に延びる一対の延長部62,63を含む(例えば図3D参照)。
具体的には、襟片6は、収納状態(第1の状態)及び展開状態(第2の状態)を取ることができる。すなわち、図1(A),(B)に示すように、収納状態では、襟片6が前身頃2及び後身頃3の間(つまり衣服1の内側)に収納されて全体が略平面状になる。また、図2(A),(B)に示すように、展開状態では、襟片6が外部に露出する。そして、延長部62,63が前身頃2の所定の位置に取り付けられることで、襟片6が襟を形成し、襟片6を含む襟周辺部分が略立体状になる。したがって、襟片6は、着用者の操作に応じて、衣服1に襟を形成したり、衣服1内に隠されたりする。
衣服1は、襟片6(延長部62,63)を収納状態(第1の状態)に保持する留め具7(第1の留め具)を更に具備してもよい。留め具7としてはボタンが好適であるが、面ファスナなどの他の固定具でもよい。
留め具7としてのボタンは、延長部62,63に設けられたボタン71,72と、後身頃3の内面に設けられてボタン71,72と係合するボタン73,74と、を含む(図1(B),図3D参照)。
延長部62,63にシワが生ずるのを抑制するべく、延長部62,63が延びた状態で収納されるように、ボタン71,72が延長部62,63の先端部に設けられ、かつ、ボタン73,74が延長部62,63の先端部に対応する位置に設けられることが好ましい。また、ボタン73,74は前身頃2の内面に設けられてもよい。
また、衣服1は、延長部62,63を前身頃2の所定位置に保持する留め具8(第2の留め具)を更に具備してもよい。留め具8としてはボタンが好適であるが、面ファスナなどの他の固定具でもよい。
留め具8としてのボタンは、延長部62,63の先端部に設けられたボタン71,72と、前身頃2の所定位置に配置されてボタン71,72に係合するボタン81,82である(図3C参照)。つまり、留め具7,8はボタン71,72を兼用ないし共有している。ただし、留め具8専用のボタンが別途延長部62,63に設けられてもよい。
ここで、前身頃2の所定位置とは、左前身頃2A及び右前身頃2Bの首部21,22ないしその周辺である。また、折り曲げられた首部21,22が襟の一部を構成するように、ボタン81,82は首部21,22の内面側に設けられている。
次いで、衣服1を襟なしの状態から襟ありの状態に変更する手順を説明する。
図3Aに示すように、襟なしの状態の衣服1がある。襟片6は、留め具7により衣服1内に保持されている。このとき、左前身頃2A及び右前身頃2Bは閉じている。この状態において、襟片6の基部61を前身頃2の首部21,22及び後身頃3の首部31の間から引き出す(図3B)。
次いで、左前身頃2A及び右前身頃2Bを部分的に開く(図3C)。具体的には、左前身頃2A及び右前身頃2Bの首部分21,22を開き、留め具8(ボタン81,82)を露出させる。
併せて、襟片6の延長部62,63を前身頃2及び後身頃3の間から引き出す(図3D)。このとき、襟片6上の留め具7(ボタン73,74)が外部に露出する。
襟片6の延長部62,63を曲げ、延長部62,63と前身頃2の開いた首部21,22とを部分的に重ねて、ボタン73,74とボタン81,82を互いに係合させる(図3E)。
そして、襟片6を折り返すことで、衣服1に襟を形成することができる(図3F)。
なお、衣服1を襟ありの状態から襟なしの状態に変更するためには、以下に述べる手順を逆にたどれば良い。
このように、本実施形態では、簡易な構造により、一着の衣服1で、襟がある状態と襟のない状態とを変更することができる。したがって、衣服1は、着用者に対して、着用シーンや気分に応じて襟の有無という選択肢を与えることができ、衣服1の多様な着こなしが可能となる。
また、衣服1の多様な着こなしが可能となることから、デザイナーに対してはデザインの更なる自由度を提供することができる。更には、着脱式の襟付きの服では襟の紛失等のおそれがあるところ、本実施形態では、衣服1と一体化した襟片6であるのに襟ありと襟なしとを楽しむことができる。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能であり、かかる設計変更した態様も全て本発明の技術的範囲に含まれる。
1 衣服
2 前身頃
3 後身頃
4,5 袖部4,5
6 襟片
7,8 留め具
61 基部
62,63 延長部
71~74,81,82 ボタン

Claims (3)

  1. 前身頃と、
    前記前身頃に連結される後身頃と、
    前記後身頃の首部に連結された基部、及び、前記基部から反対方向に延びる一対の延長部、を含む襟片と、
    前記一対の延長部に配置された留め具と、
    前記後身頃の内面に配置された留め具と、
    前記前身頃の首部に配置された留め具と、
    を具備し、
    前記一対の延長部に配置された留め具と、前記後身頃の内面に配置された留め具と、が互いに係合することにより、前記襟片が前記前身頃及び前記後身頃の間に収納される収納状態と、
    前記一対の延長部に配置された留め具と、前記前身頃の首部に配置された留め具と、が互いに係合することにより、前記襟片が外部に露出して襟形成する展開状態と、
    を取ることが可能であること、
    を特徴とする衣服。
  2. 前記一対の延長部に配置された留め具は、前記延長部の先端部において前記後身頃側に配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の衣服。
  3. 前記前身頃の首部に配置された留め具は、前記前身頃を構成する右前身頃及び左前身頃の首部の内面側に配置されていること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
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