JP7320023B2 - カスタマイズされた制御を備える電気手術システム - Google Patents

Description

本開示は、電気手術器具を制御するための電気手術システムに関し、特に、各デバイスが電気手術器具の機能を独占的に制御するように構成されるように、ユーザにより、複数の制御デバイス間で制御機能を分割するように構成できる電気手術システムに関する。

電気手術器具は、凝固及び組織シーリングの目的で使用できるという点で、伝統的な手術器具に勝る利点を提供する。そのような従来技術の配列の１つは、米国特許第５，９０４，６８１号明細書で知られており、ロータリーブレード又はバリなどの機械的切断部、及び、バイポーラモードで動作する電気手術器具を備える無線周波数（ＲＦ）切断及び／又は焼灼部を含む手術器具を記載している。

電気手術器具又は電気手術デバイスは、外部のドライバ又はジェネレータによって制御できる。欧州特許出願公開第２，５７８，１７２号明細書は、手術デバイスへの駆動信号を生成するためのジェネレータを開示する。ジェネレータは、超音波デバイスを駆動するための第１の駆動信号を生成する超音波ジェネレータモジュールと、電気手術デバイスを駆動するための第２の駆動信号を生成する電気手術／無線周波数（ＲＦ）ジェネレータモジュールと、超音波ジェネレータモジュール及び電気手術／ＲＦジェネレータモジュールのそれぞれに結合されたフットスイッチとを含む。フットスイッチは、超音波デバイスが超音波ジェネレータモジュールに結合されているときに第１のモードで動作するように構成され、フットスイッチは、電気手術デバイスが電気手術／ＲＦジェネレータモジュールに結合されているときに第２のモードで動作するように構成される。ジェネレータは、所定のアルゴリズムに従って、超音波デバイス及び電気手術デバイスのいずれか１つのオペレーション（運用）に従うフィードバックを提供するためのユーザインタフェースを更に含む。

本発明の実施の形態は、ハンドピースを介して電気手術システムに接続された電気手術器具の機能を制御するための改良された電気手術システムを提供する。電気手術器具は、組織（tissue）の機械的切断、及び、組織の電気手術的アブレーション、シーリング及び／又は凝固を含む異なるオペレーションが可能であり、同時に行うことができる組織の機械的切断及び電気手術的アブレーション、シーリング又は凝固を伴う。

電気手術器具の前記オペレーション又は機能は、電気手術器具を保持するハンドピース、フットスイッチ、又は両方の組合せによって制御することができる。ユーザは、ユーザの経験、トレーニング、又は現在使用されているシステムに基づき、ハンドピース又はフットスイッチを使用して電気手術器具を制御することを本質的に好むことがよくある。

発明者らは、ハンドピースとフットスイッチの各々が、電気手術器具の特化した機能を制御するように、ユーザがハンドピースとフットスイッチとの間でＲＦ電気手術及び機械的シェービング（剃る、削る）の機能の分割を必要とする可能性もあることを認識した。発明者らは、どのようなユーザにとっても安全かつ効果的な方法で異なる制御の組合せにアクセスすることを可能にする改良された電気手術システムの必要性を認識した。

本発明の態様によれば、電気手術システムは、ユーザインタフェースを有する電気手術ジェネレータを備え、電気手術ジェネレータは、使用時にジェネレータに接続される複数の制御デバイスを、ユーザインタフェースを介して構成するように動作可能であり、各デバイスが電気手術ジェネレータに接続された電気手術器具の機能を排他的に制御するように構成されるように、電気手術ジェネレータは、それぞれの制御機能を複数の制御デバイスのそれぞれに、ユーザインタフェースを介して割り当てる第１のモードで動作可能であり；システムは、電気手術器具を保持するためのハンドピースを更に備え、ハンドピースは、使用時に電気手術ジェネレータに接続される複数の制御デバイスのうちの１つである。

有利なことに、本発明の電気手術システムは、ユーザが、それぞれの制御機能を複数の制御デバイスに単一の構成モードで割り当てることを可能にする。これは、選択された制御デバイスへの制御機能の割り当てにおいては、１つの制御デバイスのみが選択されることが可能である従来技術のシステムを超える改良である。本発明の電気手術システムの重要な利点は、制御機能を複数の制御デバイス間で分けられることであり、それにより、ユーザが、電気手術器具を制御するために、例えばハンドピースとフットスイッチといった、制御デバイスの組合せを使用することを可能にする。

本発明の別の態様によれば、電気手術器具を制御するための電気手術システムを動作させる方法が提供され、前記方法は、電気手術ジェネレータにおけるオペレーションの第１のモードを、電気手術ジェネレータのユーザインタフェースを介して選択するステップと；各制御デバイスが、ハンドピースを介して電気手術ジェネレータに接続された電気手術器具の機能を排他的に制御するように構成されるように、それぞれの制御機能を電気手術ジェネレータに接続された複数の制御デバイスのそれぞれに、電気手術ジェネレータのユーザインタフェースを介して割り当てるステップと；を備える。

本発明の更なる態様によれば、本発明の電気手術システムで使用するための電気手術器具が提供され、電気手術器具は、電気手術機能及びシェービング機能のうちの少なくとも１つを実行するように構成される。

本開示の教示は、以下の添付の図面を参照して、非限定的な例として論じられる。

図１は、本発明に係る電気手術システムの実施の形態を示す。

図２は、本発明に係る電気手術システムの別の実施の形態を示す。

図３ａは、電気手術ジェネレータに接続されたハンドピースのみを伴う、電気手術システムの電気手術ジェネレータにおけるオペレーションのベーシックモードの図解例を示す。

図３ｂは、図３ｂの電気手術システムのオペレーションのベーシックモードにおけるユーザインタフェースのディスプレイを示す。

図３ｃは、電気手術ジェネレータに接続されたハンドピースとフットスイッチを伴い、そのフットスイッチが選択されている、電気手術システムの電気手術ジェネレータにおけるオペレーションのベーシックモードの図解例を示す。

図３ｄは、図３ｃの電気手術システムの電気手術ジェネレータにおけるオペレーションのベーシックモードにおけるユーザインタフェースのディスプレイを示す。

図４ａは、本発明に係る、オペレーションのアドバンスモードでの電気手術ジェネレータを備える電気手術システムの実施を示す。

図４ｂは、図４ａの電気手術システムの電気手術ジェネレータにおけるオペレーションのアドバンスモードにおけるユーザインタフェースのディスプレイを示す。

図４ｃは、本発明に係る、オペレーションのアドバンスモードでの電気手術ジェネレータを備える電気手術システムの別の実施を示す。

図４ｄは、図４ｃの電気手術システムの電気手術ジェネレータにおけるオペレーションのアドバンスモードにおけるユーザインタフェースのディスプレイを示す。

電気手術器具は、組織の機械的切断、及び、組織のＲＦ電気手術的アブレーション、シーリング及び/又は凝固を含む異なるオペレーションを実行するために使用でき、同時に行うことができる組織の機械的切断、及びＲＦ電気手術的アブレーション、シーリング又は凝固を伴う。

本発明の実施の形態は、上述したように電気手術器具を制御するための電気手術システム１００の改良に関する。図１は、本発明に係る電気手術システム１００の実施の形態を示す。電気手術システムは、電気手術ジェネレータ１０１を備える。電気手術ジェネレータ１０１は、制御デバイスを接続するための入力（１０１ａ－ｄ）を備える。電気手術ジェネレータ１０１は、例えば、タッチスクリーンであってもよい、グラフィカルユーザインタフェース１０１ｅを備える。電気手術システムは、電気手術ジェネレータに接続されたハンドピース１０２を備える。ハンドピース１０２は、患者の治療に使用するための電気手術器具１０３を保持するように構成される。ハンドピース１０２は、オペレーション中は常に電気手術ジェネレータ１０１に接続されるが、他のタイプの電気手術ハンドピース又は電気手術器具を電気手術ジェネレータに接続することを可能にするために、ハンドピース１０２は、そこから接続を切ることが可能である。ハンドピース１０２は、電気手術器具１０３のＲＦ電気手術及び機械的シェービングの機能を制御するための制御ボタン（不図示）を備える。

図２に示すように、電気手術システム１００は、オプションでフットスイッチ１０４を備えてもよい。フットスイッチ１０４は、オペレーション中は電気手術ジェネレータ１０１に接続することができ、電気手術器具１０３の機能を制御するために使用することもできる。フットスイッチ１０４は、制御装置（１０４ａ－ｃ）を、例えば電気手術器具１０３のＲＦ電気手術及び機械的シェービングの機能を制御するためのペダル（１０４ａ－ｃ）を備える。

図３ａ－３ｄは、電気手術システム１００のオペレーションのベーシックモードの図解例である。オペレーションのベーシックモードは、ユーザインタフェース１０１ｅのメニューを介してアクセスされる。

図３ａに見られるように、オペレーションのベーシックモードの第１の実施では、ハンドピース１０２のみが接続されている場合、ハンドピース制御のみが、電気手術器具１０３の電気手術及び機械的シェービングの機能を制御するために使用される。オペレーションのこのベーシックモードは、例えば、ハンドピースの訓練を受けたユーザによって好まれるであろう。このケースでは、ハンドピース１０２のみが電気手術ジェネレータ１０１に接続されているため、制御デバイスの選択の選択肢はない。このケースでは、図３ｂに示すように、ユーザインタフェース１０１ｅは、デフォルトで、ハンドピース１０２が認識されていることを表示するだろう。

図３ｃは、電気手術システムのオペレーションのベーシックモードの別の実施の図解例であり、ハンドピース１０２とフットスイッチ１０４の両方が電気手術ジェネレータ１０１に接続されている。このケースでも、ユーザは、ユーザインタフェース１０１ｅでのメニューを介して、オペレーションのベーシックモードにアクセスしている。オペレーションのベーシックモードでは、ユーザは、最初に制御デバイス１０２か１０４を選択する。図３ｄに見られるように、ユーザインタフェース１０１ｅの制御情報は、制御デバイスが、このケースではフットスイッチ１０４が、選択されるまでグレー表示又はブロックされる。次に、ユーザは、ユーザインタフェース１０１ｅを介して、選択される制御デバイスに制御機能を割り当てる。

図４ａ－ｄは、本発明の実施の形態に係る電気手術システム１００を示す。特に、これらの図は、ユーザインタフェース１０１ｅによって提供されるような、オペレーションのアドバンスモードの実施を示す。

図４ａ、図４ｃに示すように、電気手術システム１００は、電気手術ジェネレータ１０１に接続されたハンドピース１０２とフットスイッチ１０４の両方を有する。このケースでは、ユーザインタフェース１０１ｅは、オペレーションのアドバンスモードを有するように構成される。オペレーションのアドバンスモードは、ユーザインタフェース１０１ｅのメニューを介してアクセスされる。オペレーションのアドバンスモードは、前述のオペレーションのベーシックモードを超える改良である。オペレーションのアドバンスモードにより、制御機能を、電気手術ジェネレータ１０１に接続された複数の制御デバイスに、このケースではハンドピース１０２とフットスイッチ１０４の両方（図４ｃ、４ｄ参照）に割り当てるように、ユーザが電気手術ジェネレータを構成することが可能になる。特に、各制御デバイスが、電気手術器具１０３の機能を排他的に制御するように構成されるように、オペレーションのアドバンスモードにより、ハンドピース１０２とフットスイッチ１０４の両方に渡り、制御機能の分割を、例えばＲＦ電気手術及び機械的シェービングの機能の分割を、ユーザがカスタマイズすることを可能にする。

図４ａは、オペレーションのアドバンスモードの第１の実施を示す。このケースでは、ハンドピース１０２とフットスイッチ１０４の両方が、電気手術ジェネレータ１０１に接続されている。ユーザは、ユーザインタフェース１０１ｅのメニューを介してオペレーションのアドバンスモードに入る。この構成では、図４ｂに示すように、ユーザは、ユーザインタフェースを介して、ＲＦ電気手術制御のみをハンドピース１０２に割り当て、機械的シェービング制御のみをフットスイッチ１０４に割り当てる。この割り当ては、ハンドピース１０２の機械的シェービング制御をロックアウト（締め出す）又は無効にする、及び、フットスイッチ１０４のＲＦ電気手術制御をロックアウト（締め出す）又は無効にする。すなわち、ハンドピース１０２は、現時点では、電気手術器具１０３のＲＦ電気手術機能のみを制御するように構成され、一方で、フットスイッチ１０４は、電気手術器具１０３の機械的シェービング機能のみを制御するように構成される。

図４ｃは、オペレーションのアドバンスモードの第２の実施を示す。このケースでは、ハンドピース１０２とフットスイッチ１０４の両方が、電気手術ジェネレータ１０１に接続されている。ユーザは、ユーザインタフェース１０１ｅのメニューを介してオペレーションのアドバンスモードに入る。この構成では、図４ｄに示すように、ユーザは、ユーザインタフェース１０１ｅを介して、機械的シェービング制御のみをハンドピース１０２に割り当て、ＲＦ電気シェービング制御のみをフットスイッチ１０４に割り当てる。この割り当ては、ハンドピース１０２のＲＦ電気手術制御を、及び、フットスイッチ１０４の機械的シェービング制御を、ロックアウト又は無効にする。すなわち、ハンドピース１０２は、現時点では、電気手術器具１０３の機械的シェービング機能のみを制御するように構成され、一方で、フットスイッチ１０４は、電気手術器具１０３のＲＦ電気手術機能のみを制御するように構成される。

更なる実施の形態では、電気手術システムを使用する複数のユーザが存在する場合、オペレーションのアドバンスモードはまた、それぞれのユーザによって定義された、制御デバイスへの制御機能の対応する割り当てを伴うユーザプリセット（事前設定）の格納を可能にしてもよい。

別の実施の形態では、カスタマイズされたＲＦ電気手術及び機械的シェービングの分割制御の選択は、モードボタン、又は、ハンドピース又はフットスイッチからの機能によって制御できる。

別の実施の形態では、制御機能のカスタマイズは、オペレーションのアドバンスモードによって有効になり、電気手術器具の一つの機能を、完全にロックアウト又は無効化することが可能になる － 例えば、ＲＦ電気手術の完全なロックアウト、又は機械的シェービングの完全なロックアウトなど。これは、手術部位の敏感な部分の近くなどの、ユーザが、ロックアウトされた機能の偶発的な起動を回避したい場合に特に役立つであろう。

発明の別の実施の形態では、電気手術システム１００は、自動優先モードで動作するように構成され、制御機能を割り当てるために制御デバイスを選択する場合に、電気手術ジェネレータ１０１に接続される最後の制御デバイスが優先される。例えば、ハンドピース１０２がすでに制御デバイス１０１に接続され、フットスイッチ１０４がその後電気手術ジェネレータデバイス１０１に接続された場合、フットスイッチ１０４は、制御機能の割り当てにおいて電気手術ジェネレータ１０１によって最初に自動的に選択される。

追加、削除、及び／又は置換によるかどうかにかかわらず、上記で説明された実施の形態のすべてに対して様々な改変が行われ、さらなる実施の形態を提供できることが理解されるだろう、それらのいずれか及び／又はすべては、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。
［第１の局面］
ユーザインタフェースを有する電気手術ジェネレータであって、
前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続される複数の制御デバイスを構成するように動作可能であり、
前記電気手術ジェネレータは、各デバイスが前記電気手術ジェネレータに接続された電気手術器具の機能を排他的に制御するように構成されるように、それぞれの制御機能を、前記複数の制御デバイスのそれぞれに、前記ユーザインタフェースを介して割り当てる第１のモードで動作可能である、前記電気手術ジェネレータと；
前記電気手術器具を保持するためのハンドピースであって、
前記ハンドピースは、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続される前記複数の制御デバイスのうちの１つである、前記ハンドピースと；を備える、
電気手術システム。
［第２の局面］
前記電気手術システムは、フットスイッチを更に備え、
前記フットスイッチは、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続される、
第１の局面に記載の電気手術システム。
［第３の局面］
前記ハンドピースが前記電気手術器具の電気手術機能を排他的に制御するように構成されるように、及び、前記フットスイッチが前記電気手術器具のシェービング機能を排他的に制御するように構成されるように、
前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、電気手術制御機能を前記ハンドピースに割り当て、シェービング制御機能を前記フットスイッチに割り当てる前記第１のモードで動作可能である、
第２の局面に記載の電気手術システム。
［第４の局面］
前記ハンドピースが前記電気手術器具のシェービング機能を排他的に制御するように構成されるように、及び、前記フットスイッチが前記電気手術器具の電気手術機能を排他的に制御するように構成されるように、
前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、シェービング制御機能を前記ハンドピースに割り当て、電気手術制御機能を前記フットスイッチに割り当てる前記第１のモードで動作可能である、
第２の局面に記載の電気手術システム。
［第５の局面］
前記フットスイッチは、有線接続を使用して、前記電気手術ジェネレータに接続される、
第２の局面～第４の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第６の局面］
前記フットスイッチは、無線接続を使用して、前記電気手術ジェネレータに接続される、
第２の局面～第４の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第７の局面］
前記電気手術ジェネレータは、前記複数の制御デバイスのそれぞれに制御機能を割り当てるための、それぞれの割当構成を有する複数のユーザプリセットを格納する前記第１のモードで更に動作可能である、
第１の局面～第６の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第８の局面］
前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、前記複数の制御デバイスの１つ又は複数において、少なくとも１つの制御機能を無効にする、前記第１のモードで動作可能である、
第１の局面～第７の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第９の局面］
前記ハンドピースは、前記電気手術器具の電気手術機能及び／又はシェービング機能を制御するためのボタンを有する、
第１の局面～第８の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第１０の局面］
フットピースは、前記電気手術器具の電気手術機能及び／又はシェービング機能を制御するためのペダルを有する、
第１の局面～第９の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第１１の局面］
前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、
使用時に前記ユーザインタフェースを介して前記電気手術ジェネレータに接続される前記複数の制御デバイスのうちの一つの制御デバイスを選択する、及び、
前記ユーザインタフェースを介して前記選択された制御デバイスに、一つ又は複数の機能を割り当てる、第２のモードで動作可能である、
第１の局面～第１０の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第１２の局面］
前記電気手術ジェネレータは、
前記電気手術ジェネレータに接続された、一番最近の制御デバイスを自動的に選択する、及び、前記ユーザインタフェースを介して、前記選択された制御デバイスに制御機能を割り当てる、第３のモードで動作可能である、
第１の局面～第１１の局面のいずれかに記載の電気手術システム。
［第１３の局面］
第１の局面～第１２の局面のいずれかに記載の電気手術システムで使用する電気手術器具であって、
前記電気手術器具は、電気手術機能及びシェービング機能の少なくとも１つを実行するように構成さる、
電気手術器具。
［第１４の局面］
電気手術器具を制御するための電気手術システムを作動させる方法であって、前記方法は：
電気手術ジェネレータのユーザインタフェースを介して、前記電気手術ジェネレータにおけるオペレーションの第１のモードを選択するステップと；
各制御デバイスが、ハンドピースを介して前記電気手術ジェネレータに接続された電気手術器具の機能を排他的に制御するように構成されるように、前記電気手術ジェネレータの前記ユーザインタフェースを介して、それぞれの制御機能を、前記電気手術ジェネレータに接続された複数の制御デバイスのそれぞれに割り当てるステップと；を備える、
電気手術システムを作動させる方法。

Claims (13)

1. ユーザインタフェースを有する電気手術ジェネレータであって、
   前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続される複数の制御デバイスを構成するように動作可能であり、
   前記電気手術ジェネレータは、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続された電気手術器具が前記複数の制御デバイスの組合せにより制御されるように、それぞれの排他的な制御機能を、前記複数の制御デバイスのそれぞれに、前記ユーザインタフェースを介して割り当てる第１のモードで動作可能である、前記電気手術ジェネレータと；
   前記電気手術器具を保持するためのハンドピースであって、
   前記ハンドピースは、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続される前記複数の制御デバイスのうちの１つである、前記ハンドピースと；を備える、
   電気手術システム。
2. 前記電気手術システムは、フットスイッチを更に備え、
   前記フットスイッチは、使用時に前記電気手術ジェネレータに接続される、
   請求項１に記載の電気手術システム。
3. 前記ハンドピースが前記電気手術器具の電気手術機能を排他的に制御するように構成されるように、及び、前記フットスイッチが前記電気手術器具のシェービング機能を排他的に制御するように構成されるように、
   前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、電気手術制御機能を前記ハンドピースに割り当て、シェービング制御機能を前記フットスイッチに割り当てる前記第１のモードで動作可能である、
   請求項２に記載の電気手術システム。
4. 前記ハンドピースが前記電気手術器具のシェービング機能を排他的に制御するように構成されるように、及び、前記フットスイッチが前記電気手術器具の電気手術機能を排他的に制御するように構成されるように、
   前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、シェービング制御機
   能を前記ハンドピースに割り当て、電気手術制御機能を前記フットスイッチに割り当てる前記第１のモードで動作可能である、
   請求項２に記載の電気手術システム。
5. 前記フットスイッチは、有線接続を使用して、前記電気手術ジェネレータに接続される、
   請求項２～４のいずれか１項に記載の電気手術システム。
6. 前記フットスイッチは、無線接続を使用して、前記電気手術ジェネレータに接続される、
   請求項２～４のいずれか１項に記載の電気手術システム。
7. 前記フットスイッチは、前記電気手術器具の電気手術機能及び／又はシェービング機能を制御するためのペダルを有する、
   請求項２～６のいずれか１項に記載の電気手術システム。
8. 前記電気手術ジェネレータは、前記複数の制御デバイスのそれぞれに制御機能を割り当てるための、それぞれの割当構成を有する複数のユーザプリセットを格納する前記第１のモードで更に動作可能である、
   請求項１～７のいずれか１項に記載の電気手術システム。
9. 前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、前記複数の制御デバイスの１つ又は複数において、少なくとも１つの制御機能を無効にする、前記第１のモードで動作可能である、
   請求項１～８のいずれか１項に記載の電気手術システム。
10. 前記ハンドピースは、前記電気手術器具の電気手術機能及び／又はシェービング機能を制御するためのボタンを有する、
    請求項１～９のいずれか１項に記載の電気手術システム。
11. 前記電気手術ジェネレータは、前記ユーザインタフェースを介して、
    使用時に前記ユーザインタフェースを介して前記電気手術ジェネレータに接続される前記複数の制御デバイスのうちの一つの制御デバイスを選択する、及び、
    前記ユーザインタフェースを介して前記選択された制御デバイスに、一つ又は複数の機能を割り当てる、第２のモードで動作可能である、
    請求項１～１０のいずれか１項に記載の電気手術システム。
12. 前記電気手術ジェネレータは、
    前記電気手術ジェネレータに接続された、一番最近の制御デバイスを自動的に選択する、及び、前記ユーザインタフェースを介して、前記選択された制御デバイスに制御機能を割り当てる、第３のモードで動作可能である、
    請求項１～１１のいずれか１項に記載の電気手術システム。
13. 電気手術器具を制御するために、請求項１～１２のいずれか１項に記載の電気手術システムにおける複数の制御デバイスを構成するための方法であって、前記方法は：
    前記電気手術ジェネレータをオペレーションの第１のモードに設定するステップと；
    前記オペレーションの第１のモード中、使用時に前記ハンドピースを介して前記電気手術ジェネレータに接続された前記電気手術器具が前記複数の制御デバイスの組合せにより制御されるように、それぞれの排他的な制御機能を、前記電気手術ジェネレータに接続された前記複数の制御デバイスのそれぞれに割り当てるステップと；を備える、
    電気手術システムの複数の制御デバイスを構成する方法。