JP7319921B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器を備えた空気調和機の室内機に関する。
従来の空気調和機の室内機は、例えば特許文献1に開示されているように、内部に送風機を備え、送風機の上部および前部を囲むように熱交換器が設けられている。このような室内機では、送風機が回転することにより、室内機の上部の吸込み口から空気を吸い込み、その空気は、熱交換器を通過した後、室内機の前部の下部の吹出し口から吹き出される。
また、上記の室内機では、重量物である熱交換器の後部は、キャビネットの後部に形成された収容部に挿入され、熱交換器の左右の側部は、キャビネットの左右に形成された突起形状部に固定されている。上記の室内機では、このような構造によりキャビネットにて熱交換器を支持している。
日本国公開特許公報「特開2006-214670号公報」
近年の空気調和機には、空気調和機能に加えて空気清浄機能を備えたものが開発されている。例えばHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)は通風抵抗が大きく、空気清浄にHEPAフィルタを使用した場合には吹出し口から吹き出す風量が大幅に低下する。そこで、空気清浄にHEPAフィルタを使用する場合には、十分な風量(十分な空気の吸込み量)を確保する必要がある。
このため、室内機では、例えば空調用の吸込み口および空気清浄用の吸込み口を室内機の上部および下部に形成し、熱交換器を送風機の前方位置に配置することが考えられる。
しかしながら、このように熱交換器を送風機の前方に配置した場合には、上記従来の熱交換器の支持構造を利用することができない。
したがって、本発明の一態様は、熱交換器を送風機の前方に配置した場合に、キャビネットにて熱交換器を適切に支持することができる空気調和機の室内機の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、熱交換器、吸込み口、吹出し口、送風ファン、前記送風ファンを駆動させるファンモータ、およびキャビネットを備え、前記熱交換器は、前記送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在し、前記吸込み口は、前記熱交換器の後面側位置に設けられ、前記吹出し口は、前記熱交換器の前面側位置に設けられ、前記送風ファンは、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器に吹き付け、前記吹出し口から吹き出し、前記キャビネットは、上部から前方へ突出する上突出部、および下部から前方へ突出する下突出部を有し、前記上突出部および前記下突出部にて前記熱交換器を支持し、前記送風ファンおよび前記ファンモータは、上下方向に重なりあうことなく前記キャビネットの前記上突出部と前記下突出部との間に配置され、前記下突出部は、左側の左下突出部と右側の右下突出部とを有し、前記熱交換器が前記左下突出部および前記右下突出部によって支持された状態において、前記左下突出部と前記右下突出部との間に少なくとも前記ファンモータを下方へ取り出すことが可能な開口が形成される。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、熱交換器、吸込み口、吹出し口、送風ファン、およびキャビネットを備え、前記熱交換器は、前記送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在し、前記吸込み口は、前記熱交換器の後面側位置に設けられ、前記吹出し口は、前記熱交換器の前面側位置に設けられ、前記送風ファンは、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器に吹き付け、前記吹出し口から吹き出し、前記キャビネットは、上部から前方へ突出する上突出部、および下部から前方へ突出する下突出部を有し、前記上突出部および前記下突出部にて前記熱交換器を支持し、前記送風ファンは、前記キャビネットの前記上突出部と前記下突出部との間に配置され、前記下突出部は、左側の左下突出部と右側の右下突出部とを有し、前記下突出部は、前記左下突出部と前記右下突出部との間に、取り外し可能に設けられた中下突出部を有している。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機の室内機は、熱交換器、吸込み口、吹出し口、送風ファン、前記送風ファンを駆動させるファンモータ、およびキャビネットを備え、前記吸込み口、前記送風ファン、前記熱交換器、前記吹出し口の順で通風し、前記吹出し口は、前記送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在し、前記吸込み口は、前記熱交換器の上端よりも後方位置のみに存在し、前記送風ファンは、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器に吹き付け、前記吹出し口から吹き出し、前記送風ファンおよび前記ファンモータは、上下方向に重なりあうことなく前記キャビネットの内部に収容され、前記キャビネットは、左側から前方へ突出する左突出部、および右側から前方へ突出する右突出部を有し、前記吹出し口付近において、前記左突出部および前記右突出部によって前記熱交換器を支持し、前記左突出部の下部と前記右突出部の下部との間には少なくとも前記ファンモータおよび前記送風ファンを下方へ取り出すことが可能な開口が形成される。
本発明の一態様によれば、熱交換器が送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在する構成であっても、すなわち熱交換器を送風機の前方に配置した場合であっても、キャビネットにより熱交換器を適切に支持することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態の空気調和機の室内機の外観を示す斜視図である。 図1に示した室内機の縦断面図である。 図3の(a)は、本実施形態の空気調和機が停止状態である場合の開閉蓋および導風板の状態を説明する室内機の概略の側面図、図3の(b)は、上記空気調和機が空調モードかつ冷房設定の場合の開閉蓋および導風板の状態を説明する室内機の概略の側面図、図3の(c)は、上記空気調和機が空気清浄モードかつ冷房設定の場合の開閉蓋および導風板の状態を説明する室内機の概略の側面図である。 図1に示した室内機本体部の主要部材の分解斜視図である。 図4に示した主要部材を組み付けた状態の斜視図である。 図5に示した状態から、ファンケーシング、送風ファン、仕切板および熱交換器を取り外した状態の斜視図である。 図7の(a)は、図4に示したキャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の側面図、図7の(b)は、上記キャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の底面図である。 図8の(a)は、本発明の他の本実施形態の室内機のキャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の側面図、図8の(b)は、上記キャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の底面図である。 図9の(a)は、本発明のさらに他の本実施形態の室内機のキャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の側面図、図9の(b)は、上記キャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の底面図である。 図10の(a)は、図9に示したキャビネットの具体的な構造を示す平面図、図10の(b)は同正面図、図10の(c)は同底面図、図10の(d)は同背面図である。 図11の(a)は、本発明のさらに他の本実施形態の室内機のキャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の側面図、図11の(b)は、上記キャビネットによる熱交換器の支持構造を示す概略の底面図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、本実施形態の空気調和機の室内機1の外観を示す斜視図である。図2は、図1に示した空気調和機の室内機1の縦断面図である。
(室内機1の概要)
図1に示すように、空気調和機の室内機1は、室内機本体部2の前面に導風板3を備えている。室内機本体部2は、図2に示すように、上部に第1吸込み口11を有し、下部に第2吸込み口12を有し、内部に送風ファン13および熱交換器14を有し、前部に吹出し口17を有している。
また、室内機1は、第1吸込み口11の内側(下側)に第1フィルタ15を有し、第2吸込み口12の内側(上側)に第2フィルタ16を有している。第1フィルタ15は、例えばプレフィルタに相当する機能を有するフィルタであり、第2フィルタ16よりも低性能であり、第2フィルタ16よりも通風抵抗が小さいフィルタである。第2フィルタ16は、例えばHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)であり、第1フィルタ15よりも高性能であり、第1フィルタ15よりも通風抵抗が大きいフィルタである。
室内機1では、第1吸込み口11から吸い込まれた空気は、第1フィルタ15、送風ファン13および熱交換器14を経て吹出し口17から吹き出される。また、第2吸込み口12から吸い込まれた空気は、第2フィルタ16、送風ファン13および熱交換器14を経て吹出し口17から吹き出される。
第1吸込み口11には、第1吸込み口11を開閉する開閉蓋18が設けられている。図3の(a)は、空気調和機が停止状態である場合の開閉蓋18および導風板3の状態を説明する室内機1の概略の側面図、図3の(b)は、空気調和機が空調モードかつ冷房設定の場合の開閉蓋18および導風板3の状態を説明する室内機1の概略の側面図、図3の(c)は、空気調和機が空気清浄モードかつ冷房設定の場合の開閉蓋18および導風板3の状態を説明する概略の側面図である。
開閉蓋18は、図3の(a)に示すように、空気調和機の運転停止時には閉状態である。また、開閉蓋18は、図3の(b)に示すように、空気調和機を空気清浄機能よりも空気調和機能を優先して運転する場合(空調モードの場合)に開状態となる。さらに、開閉蓋18は、図3の(c)に示すように、空気調和機を空気調和機能よりも空気清浄機能を優先して運転する場合(空気清浄モードの場合)に閉状態となる。
送風ファン13は、例えばシロッコファンあるいはターボファンからなる。
熱交換器14は、2個の熱交換器を上下に連結し、連結部が前方へ突出した形態(くの字形)であり、送風ファン13の前方位置(送風ファン13よりも室内機1の前面側位置)に配置されている。詳細には、熱交換器14は、送風ファン13の回転軸13a(図4参照)よりも室内機1の前方側のみに位置している。
(室内機本体部2の構造)
図4は、図1に示した室内機本体部2の主要部材の分解斜視図である。図5は、図4に示した主要部材を組み付けた状態の斜視図である。図6は、図5に示した状態から、ファンケーシング32、送風ファン13、仕切板(熱交換器取付部材)33および熱交換器14を取り外した状態の斜視図である。
図4に示すように、室内機本体部2は、キャビネット31、ファンケーシング32、送風ファン13、仕切板33、熱交換器14およびドレンパン34を備えている。
キャビネット31は、室内機1の後部に設けられ、ファンケーシング32、送風ファン13、仕切板33、熱交換器14およびドレンパン34を支持する。
キャビネット31は、図4から図6に示すように、室内機1の正面から見て、左端に左縦柱部41を有し、左縦柱部41の上部から前方へ延びる左上突出部(上突出部)44、および左縦柱部41の下部から前方へ延びる左下突出部(下突出部)45を有する。
また、キャビネット31は、室内機1の正面から見て、右端に右縦柱部42を有し、右縦柱部42の上部から前方へ延びる右上突出部(上突出部)46、および右縦柱部42の下部から前方へ延びる右下突出部(下突出部)47を有する。
また、キャビネット31は、左縦柱部41と右縦柱部42との間に、中縦柱部43を有し、中縦柱部43の上部から前方へ延びる中上突出部(上突出部)48、および中縦柱部43の下部から前方へ延びる中下突出部(下突出部)49を有する。中下突出部49は、ねじによって中縦柱部43に取り付けられており、キャビネット31の下面側からの作業により、キャビネット31から取り外し可能となっている。
キャビネット31の左上突出部44、右上突出部46および中上突出部48と、左下突出部45、右下突出部47および中下突出部49との間の空間には、ファンケーシング32が設けられ、ファンケーシング32の内部には送風ファン13が配置されている。ファンケーシング32は、中上突出部48および中下突出部49の左側に1個、右側に1個、合計2個設けられ、各ファンケーシング32にそれぞれ送風ファン13が配置されている。2個の送風ファン13の中心には回転軸13aが設けられている。
2個のファンケーシング32の間の空間はモータ配置部36となっている。モータ配置部36には、送風ファン13(送風ファン13の回転軸13a)を回転させるファンモータ(図示せず)が配置される。この場合のファンモータは左右に回転軸を有する両軸モータである。
ドレンパン34は、キャビネット31の左下突出部45、右下突出部47および中下突出部49の前端部とねじにて連結され、これら左下突出部45、右下突出部47および中下突出部49にて支持されている。ドレンパン34にはドレンパイプ35が接続されており、熱交換器14にて生じた水は、ドレンパン34にて受け止められ、ドレンパイプ35を通じて排出される。
仕切板33は、キャビネット31の前方位置かつドレンパン34の上に配置され、キャビネット31の左上突出部44、右上突出部46および中上突出部48、並びに左下突出部45、右下突出部47および中下突出部49の前端部と連結されている。したがって、仕切板33は、キャビネット31の上記6本の突出部44~49にて支持されている。
熱交換器14は、仕切板33の前に設けられ、仕切板33に固定されている。熱交換器14は、室内機1が備える各部材のうち、最も重量が大きい重量物である。室内機1では、重量物である熱交換器14がキャビネット31の前方位置に存在することにより、重心が前方寄りに位置している。
(キャビネット31による熱交換器14の支持構造)
ここで、本実施形態の室内機1のキャビネット31による熱交換器14の支持構造を簡略化して示す。図7の(a)は、キャビネット31による熱交換器14の支持構造を示す概略の側面図、図7の(b)は、キャビネット31による熱交換器14の支持構造を示す概略の底面図である。なお、図7の(a)(b)において、隠れて見えない縦柱部および突出部の符号については、( )にて示している。この点は以下の他の実施形態においても同様である。
本実施形態の室内機1では、仕切板33は、キャビネット31の6本の突出部、すなわち左上突出部44、左下突出部45、右上突出部46、右下突出部47、中上突出部48および中下突出部49にて支持され、熱交換器14は、仕切板33(図6参照)に固定されている。したがって、熱交換器14は、図7の(a)(b)に示すように、実質的に、キャビネット31の6本の突出部44~49にて支持されている。これら突出部44~49は梁部としての機能を有する。
また、仕切板33は、キャビネット31の前に熱交換器14を配置しし易くするために、キャビネット31と熱交換器14との間に介在させた部材である。したがって、仕切板33は、キャビネット31による熱交換器14の支持構造上からは、必須の部材ではなく、図7の(a)(b)に示すように、省略することも可能である。
なお、本実施形態の室内機1は、空気清浄機能を備えることが必須ではない。したがって、室内機本体部2は、空気清浄用の第2フィルタ16(例えばHEPAフィルタ)16を備えない場合、少なくとも一つの吸込み口(本実施形態では第1吸込み口11と第2吸込み口12との少なくとも一方)を有し、その吸込み口に第1フィルタ15が設けられていればよい。また、上記の少なくとも一つの吸込み口、並びに第1吸込み口11および第2吸込み口12は、室内機本体部2の上部または下部に限らず、熱交換器14よりも室内機本体部2の後方位置に有していればよい。この点は以下の他の実施形態においても同様である。
(室内機の利点)
本実施形態の室内機1では、室内機本体部2の前後方向において、熱交換器14の後方位置の吸込み口(第1吸込み口11、第2吸込み口12)から吸い込んだ空気を送風ファン13によって熱交換器14に吹き付け、熱交換器14の前方位置の吹出し口17から吹き出すようになっている。
この場合、図7の(a)(b)に示した構成では、キャビネット31の前方位置に配置された熱交換器14は、キャビネット31の、向って左側の前方への凸部である左上突出部44および左下突出部45と、向って右側の前方への凸部である右上突出部46および右下突出部47と、中央の前方への凸部である中上突出部48および中下突出部49とにより支持されている。これにより、キャビネット31は前方位置に配置された熱交換器14を安定に支持することができる。
また、中下突出部49は、ねじによって中縦柱部43に取り付けられており、キャビネット31の下面側からの作業により、キャビネット31から取り外し可能となっている。したがって、中下突出部49を取り外すことにより、キャビネット31の左上突出部44および左下突出部45と右上突出部46および右下突出部47との間に配置された送風ファン13およびファンモータは、左下突出部45と右下突出部47との間から容易に下方へ取り出すことができる。これにより、例えば清掃が必要な送風ファン13を取り外す場合、あるいは例えば修理が必要なファンモータを取り外す場合の作業性が良好である。
また、仕切板33を備えた構成では、熱交換器14は仕切板33に取り付けられる。仕切板33は、キャビネット31の左上突出部44および左下突出部45と右上突出部46および右下突出部47と中上突出部48および中下突出部49とにより支持される。これにより、キャビネット31の前方位置へ熱交換器14を容易に配置することができる。
また、熱交換器14はドレンパン34の上に配置されている。ドレンパン34は、キャビネット31の左下突出部45、右下突出部47および中下突出部49と連結され、これら左下突出部45、右下突出部47および中下突出部49にて支持されている。これにより、室内機1では、キャビネット31にて熱交換器14を安定に支持できるようになっている。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(キャビネット61による熱交換器14の支持構造)
図8の(a)は、本実施形態の室内機1のキャビネット61による熱交換器14の支持構造を示す概略の側面図、図8の(b)は、上記キャビネット61による熱交換器14の支持構造を示す概略の底面図である。
本実施形態の室内機1は、前記キャビネット31に代えてキャビネット61を備えている。本実施形態の室内機1では、図8の(a)(b)に示すように、熱交換器14は、キャビネット61の4本の突出部、すなわち左上突出部44、左下突出部45、右上突出部46および右下突出部47にて支持されている。なお、熱交換器14は、仕切板33(図6参照)に取り付けられ、仕切板33を介してキャビネット61により支持されていてもよい点は、前記実施形態と同様である。この点は、以下の実施形態においても同様である。
なお、本実施形態において、仕切板33は、キャビネット61の左上突出部44および左下突出部45と右上突出部46および右下突出部47とにより支持される。また、ドレンパン34は、キャビネット61の左下突出部45および右下突出部47と連結され、これら左下突出部45および右下突出部47にて支持される。
(室内機の利点)
本実施形態の室内機1では、室内機本体部2の前後方向において、熱交換器14の後方位置の吸込み口(第1吸込み口11、第2吸込み口12)から吸い込んだ空気を送風ファン13によって熱交換器14に吹き付け、熱交換器14の前方位置の吹出し口17から吹き出すようになっている。
この場合、図8の(a)(b)に示した構成では、キャビネット61の前方位置に配置された熱交換器14は、キャビネット61の、向って左側の前方への凸部である左上突出部44および左下突出部45と、向って右側の前方への凸部である右上突出部46および右下突出部47とにより支持されている。これにより、キャビネット61は前方位置に配置された熱交換器14を適切に支持することができる。
また、キャビネット61の左上突出部44および左下突出部45と右上突出部46および右下突出部47との間に配置された送風ファン13およびファンモータは、左下突出部45と右下突出部47との間から容易に下方へ取り出すことができる。これにより、例えば清掃が必要な送風ファン13を取り外す場合、あるいは例えば修理が必要なファンモータを取り外す場合の作業性が良好である。本実施形態の室内機1のその他利点は、キャビネット31を備えた前述の実施形態の室内機1と同様である。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(キャビネット62による熱交換器14の支持構造)
図9の(a)は、本実施形態の室内機1のキャビネット62による熱交換器14の支持構造を示す概略の側面図、図9の(b)は、上記キャビネット62による熱交換器14の支持構造を示す概略の底面図である。
本実施形態の室内機1は、図9の(b)に示すように、前記キャビネット31に代えてキャビネット62を備えている。キャビネット62は、キャビネット31を左右に2個並べ、向って左側のキャビネット31の右縦柱部42、右上突出部46および右下突出部47と、向って右側の左縦柱部41、左上突出部44および左下突出部45とを共通にした構成である。
詳細には、キャビネット62は、第1縦柱部71(向って左側のキャビネット31の左縦柱部41に相当)、第2縦柱部72(向って右側のキャビネット31の右縦柱部42に相当)、第3縦柱部73(向って左側のキャビネット31の右縦柱部42および向って右側のキャビネット31の左下突出部45に相当)、第4縦柱部74(向って左側のキャビネット31の中縦柱部43に相当)、および第5縦柱部75(向って右側のキャビネット31の中縦柱部43に相当)を有する。
また、キャビネット62は、第1上突出部81(向って左側のキャビネット31の左上突出部44に相当)、第1下突出部82(向って左側のキャビネット31の左下突出部45に相当)、第2上突出部83(向って左側のキャビネット31の右上突出部46および向って右側のキャビネット31の左上突出部44に相当)、第2下突出部84(向って左側のキャビネット31の右下突出部47および向って右側のキャビネット31の左下突出部45に相当)、第3上突出部85(向って右側のキャビネット31の右上突出部46に相当)、第3下突出部86(向って右側のキャビネット31の右下突出部47に相当)、第4上突出部87(向って左側のキャビネット31の中上突出部48に相当)、第4下突出部88(向って左側のキャビネット31の中下突出部49に相当)、第5上突出部89(向って右側のキャビネット31の中上突出部48に相当)、および第5下突出部90(向って右側のキャビネット31の中下突出部49に相当)を有する。
第4下突出部88および第5下突出部90は、キャビネット31の中下突出部49と同様、ねじによって、それぞれ74および75に取り付けられており、キャビネット62の下面側からの作業により、キャビネット62から取り外し可能となっている。
本実施形態の室内機1では、図9の(a)(b)に示すように、熱交換器14は、キャビネット62の10本の突出部、すなわち第1上突出部81、第1下突出部82、第2上突出部83、第2下突出部84、第3上突出部85、第3下突出部86、第4上突出部87、第4下突出部88、第5上突出部89、および第5下突出部90にて支持されている。
なお、本実施形態において、仕切板33は、キャビネット62の上記10本の突出部81~90にて支持される。また、ドレンパン34は、キャビネット62の第1下突出部82、第2下突出部84、第3下突出部86、第4下突出部88および第5下突出部90にて支持される。
また、熱交換器14は、本実施形態では、図9の(b)に示すように、キャビネット62の長さに相当する長さを有する構成(左右に分割されていない構成)としている。しかしながら、熱交換器14は、第2上突出部83および第2下突出部84を中心として、左右に2分割されている構成であってもよい。この点は、以下の実施形態においても同様である。
図10には、キャビネット62の具体的な構造を示す。図10の(a)は、図9に示したキャビネット62の具体的な構造を示す平面図、図10の(b)は同正面図、図10の(c)は同底面図、図10の(d)は同背面図である。なお、図10に示すキャビネット62は、左右方向の中央部(第3縦柱部73、第2上突出部83および第2下突出部84の位置)にモータ配置部36を有している。したがって、図9に示した第3縦柱部73、第2上突出部83および第2下突出部84は、左右に分けて、それぞれ第3縦柱部73a,73b、第2上突出部83a,83bおよび第2下突出部84a,84bとして示している。
上記モータ配置部36に配置するファンモータは左右に回転軸を有する両軸モータであり、1個のファンモータにて4個の送風ファン13を回転させる。なお、上記モータ配置部36には、一方のみに回転軸を有する片軸のファンモータを2個配置し、1個のファンモータが左側の2個の送風ファン13を回転させ、他の1個のファンモータが右側の2個の送風ファン13を回転させるようにしてもよい。あるいは、モータ配置部36を図10に示した位置ではなく、第4上突出部87と第4下突出部88との間、および第5上突出部89と第5下突出部90との間とし、それらの位置にそれぞれ両軸のファンモータを配置し、各ファンモータが2個の送風ファン13を回転させるようにしてもよい。
(室内機の利点)
本実施形態の室内機1が備えるキャビネット62は、図7および図8に示したキャビネット31,61と比較して、横方向に2倍の長さを有している。したがって、キャビネット62には、4個のファンケーシング32および4個の送風ファン13が設けられる。
これにより、例えば図2に示したように、室内機本体部2に第1吸込み口11および第1フィルタ15(相対的に低性能のフィルタ)、並びに第2吸込み口12および第2フィルタ16(相対的に高性能のフィルタ)を有する構成の場合に、第2吸込み口12および第2フィルタ16を使用する空気清浄モードにおいて、十分な風量を得ることができ、高い空気清浄機能を発揮することができる。本実施形態の室内機1のその他利点は、キャビネット31を備えた前述の実施形態の室内機1と同様である。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(キャビネット63による熱交換器14の支持構造)
図11の(a)は、本実施形態の室内機1のキャビネット63による熱交換器14の支持構造を示す概略の側面図、図11の(b)は、上記キャビネット63による熱交換器14の支持構造を示す概略の底面図である。
本実施形態の室内機1は、図9に示したキャビネット62に代えてキャビネット63を備えている。本実施形態の室内機1では、図11の(a)(b)に示すように、熱交換器14は、キャビネット63の6本の突出部、すなわち第1上突出部81、第1下突出部82、第2上突出部83、第2下突出部84、第3上突出部85および第3下突出部86にて支持されている。
なお、本実施形態において、仕切板33は、キャビネット63の上記6本の突出部81~86にて支持される。また、ドレンパン34は、キャビネット63の第1下突出部82、第2下突出部84および第3下突出部86にて支持される。
(室内機の利点)
本実施形態の室内機1が備えるキャビネット63は、図7および図8に示したキャビネット31,61と比較して、横方向に2倍の長さを有している。したがって、キャビネット62には、4個のファンケーシング32および4個の送風ファン13が設けられる。
これにより、例えば図2に示したように、室内機本体部2に第1吸込み口11および第1フィルタ15(相対的に低性能のフィルタ)、並びに第2吸込み口12および第2フィルタ16(相対的に高性能のフィルタ)を有する構成の場合に、第2吸込み口12および第2フィルタ16を使用する空気清浄モードにおいて、十分な風量を得ることができ、高い空気清浄機能を発揮することができる。本実施形態の室内機1のその他利点は、キャビネット61を備えた前述の室内機1と同様である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る空気調和機の室内機は、熱交換器14、吸込み口(第1吸込み口11、第2吸込み口12)、吹出し口17、送風ファン13およびキャビネット31を備え、前記熱交換器14は、前記送風ファン13の回転中心よりも前方位置のみに存在し、前記吸込み口は、前記熱交換器14の後面側位置に設けられ、前記吹出し口17は、前記熱交換器14の前面側位置に設けられ、前記送風ファン13は、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器14に吹き付け、前記吹出し口17から吹き出し、前記キャビネット31は、上部から前方へ突出する上突出部(左上突出部44、右上突出部46)、および下部から前方へ突出する下突出部(左下突出部45、右下突出部47)を有し、前記上突出部および前記下突出部にて前記熱交換器14を支持している。
上記の構成によれば、熱交換器14は、送風ファン13の回転中心よりも前方位置のみに存在し、送風ファン13は、吸込み口から吸い込んだ空気を熱交換器14に吹き付け、吹出し口17から吹き出す。キャビネット31は、上部から前方へ突出する上突出部、および下部から前方へ突出する下突出部を有し、これら上突出部および下突出部にて熱交換器14を支持している。
したがって、熱交換器14が送風ファン13の回転中心よりも前方位置のみに存在する構成であっても、キャビネット31により熱交換器14を適切に支持することができる。
本発明の態様2に係る空気調和機の室内機は、上記態様1において、前記送風ファン13は、前記キャビネット31の前記上突出部と前記下突出部との間に配置され、前記下突出部は、左側の左下突出部45と右側の右下突出部47とを有している構成としてもよい。
上記の構成によれば、送風ファン13は、キャビネット31の上突出部と下突出部との間に配置され、下突出部は、左側の左下突出部45および右側の右下突出部47とを有している。したがって、例えば送風ファン13を掃除する場合に、送風ファン13を左下突出部45と右下突出部47との間から下方へ容易に取り出すことができる。
本発明の態様3に係る空気調和機の室内機は、上記態様2において、前記送風ファン13は、前記キャビネット31の左右方向へ複数個配置され、前記複数個の送風ファン13同士の間は、前記送風ファン13を回転させるモータを配置するモータ配置部36となっている構成としてもよい。
上記の構成によれば、送風ファン13は、キャビネット31の左右方向へ複数個配置され、複数個の送風ファン13同士の間は、送風ファン13を回転させるモータを配置するモータ配置部36となっている。したがって、モータ配置部36に配置された例えば故障したモータを修理あるいは交換する場合に、送風ファン13と同様、モータを左下突出部45と右下突出部47との間から下方へ容易に取り出すことができる。
本発明の態様4に係る空気調和機の室内機は、上記態様2または3において、前記左下突出部45と前記右下突出部47との間に、取り外し可能に設けられた中下突出部49を有している構成としてもよい。
上記の構成によれば、キャビネット31の上突出部と下突出部との間に送風ファン13のみが配置されている場合、中下突出部49が存在することにより、左下突出部45と右下突出部47との間からの送風ファン13の落下を防止し、かつ熱交換器14の支持強度を高めることができる。さらに、中下突出部49を取り外すことにより、送風ファン13を左下突出部45と右下突出部47との間から下方へ容易に取り出すことができる。
また、キャビネット31の上突出部と下突出部との間に送風ファン13およびモータが配置されている場合、中下突出部49が存在することにより、左下突出部45と右下突出部47との間からの送風ファン13およびモータの落下を防止し、かつ熱交換器14の支持強度を高めることができる。さらに、中下突出部49を取り外すことにより、送風ファン13および送風ファン13を左下突出部45と右下突出部47との間から下方へ容易に取り出すことができる。
本発明の態様5に係る空気調和機の室内機は、上記態様1から4の1態様において、前記下突出部はドレンパン34と連結され、前記熱交換器14は前記ドレンパン34の上に配置されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、下突出部はドレンパン34と連結され、熱交換器14はドレンパン34の上に配置されている。したがって、ドレンパン34によっても熱交換器14の荷重を受けることができるので、熱交換器14に対する支持機能の高めることができる。
本発明の態様6に係る空気調和機の室内機は、上記態様1から5の1態様において、前記熱交換器14は、熱交換器取付部材(仕切板33)に取り付けられ、前記熱交換器取付部材を介して、前記キャビネット31により支持されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、熱交換器取付部材が存在することにより、キャビネット31の前方位置へ熱交換器14を容易に配置することができる。
本発明の態様7に係る空気調和機の室内機は、上記態様1から6の1態様において、前記吸込み口として、前記熱交換器14の後面側位置の上部に設けられた第1吸込み口11と、前記熱交換器14の後面側位置の下部に設けられた第2吸込み口12とを有し、前記第1吸込み口11には第1フィルタ15、および第1吸込み口11を開閉する開閉蓋18が設けられ、前記第2吸込み口12には、通風抵抗が前記第1フィルタ15よりも大きい第2フィルタ16が設けられている構成としてもよい。
上記の構成によれば、室内機は、前記熱交換器14の後面側位置に、第1吸込み口11および第1フィルタ15、並びに第2吸込み口12および第2フィルタ16を有し、熱交換器14を送風ファン13の回転中心よりも前方位置のみに存在するように配置し、かつ熱交換器14をキャビネット31の突出部にて支持し、第1吸込み口11および第2吸込み口12から吸い込んだ空気を送風ファン13によって熱交換器14に吹き付け、吹出し口17から吹き出すようになっている。したがって、室内機は、第1フィルタ15を使用した空調を優先する運転、および第2フィルタ16を使用した空気清浄を優先する運転が可能であり、このような機能を有する構成において、室内機は、各部材の良好なレイアウトを達成している。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 室内機
2 室内機本体部
3 導風板
11 第1吸込み口
12 第2吸込み口
13 送風ファン
14 熱交換器
15 第1フィルタ
16 第2フィルタ
17 吹出し口
18 開閉蓋
31,61,62,63 キャビネット
32 ファンケーシング
33 仕切板(熱交換器取付部材)
34 ドレンパン
36 モータ配置部
41 左縦柱部
42 右縦柱部
43 中縦柱部
44 左上突出部(上突出部)
45 左下突出部(下突出部)
46 右上突出部(上突出部)
47 右下突出部(下突出部)
48 中上突出部(上突出部)
49 中下突出部(下突出部)
71~75 第1~第5縦柱部
81,83,85,87,89 第1~第5上突出部(上突出部)
82,84,86,88,90 第1~第5下突出部(下突出部)

Claims (7)

  1. 熱交換器、吸込み口、吹出し口、送風ファン、前記送風ファンを駆動させるファンモータ、およびキャビネットを備え、
    前記熱交換器は、前記送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在し、
    前記吸込み口は、前記熱交換器の後面側位置に設けられ、
    前記吹出し口は、前記熱交換器の前面側位置に設けられ、
    前記送風ファンは、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器に吹き付け、前記吹出し口から吹き出し、
    前記キャビネットは、上部から前方へ突出する上突出部、および下部から前方へ突出する下突出部を有し、前記上突出部および前記下突出部にて前記熱交換器を支持し、
    前記送風ファンおよび前記ファンモータは、上下方向に重なりあうことなく前記キャビネットの前記上突出部と前記下突出部との間に配置され、
    前記下突出部は、左側の左下突出部と右側の右下突出部とを有し、
    前記熱交換器が前記左下突出部および前記右下突出部によって支持された状態において、前記左下突出部と前記右下突出部との間に少なくとも前記ファンモータを下方へ取り出すことが可能な開口が形成される、空気調和機の室内機。
  2. 熱交換器、吸込み口、吹出し口、送風ファン、およびキャビネットを備え、
    前記熱交換器は、前記送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在し、
    前記吸込み口は、前記熱交換器の後面側位置に設けられ、
    前記吹出し口は、前記熱交換器の前面側位置に設けられ、
    前記送風ファンは、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器に吹き付け、前記吹出し口から吹き出し、
    前記キャビネットは、上部から前方へ突出する上突出部、および下部から前方へ突出する下突出部を有し、前記上突出部および前記下突出部にて前記熱交換器を支持し、
    前記送風ファンは、前記キャビネットの前記上突出部と前記下突出部との間に配置され、
    前記下突出部は、左側の左下突出部と右側の右下突出部とを有し、
    前記下突出部は、前記左下突出部と前記右下突出部との間に、取り外し可能に設けられた中下突出部を有している、空気調和機の室内機。
  3. 前記吸込み口として、前記熱交換器の後面側位置の上部に設けられた第1吸込み口と、前記熱交換器の後面側位置の下部に設けられた第2吸込み口とを有し、
    前記第1吸込み口には第1フィルタ、および前記第1吸込み口を開閉する開閉蓋が設けられ、前記第2吸込み口には、通風抵抗が前記第1フィルタよりも大きい第2フィルタが設けられている、請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記送風ファンは、前記キャビネットの左右方向へ複数個配置され、前記複数個の送風ファン同士の間は、前記送風ファンを回転させるファンモータを配置するモータ配置部となっている、請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記下突出部はドレンパンと連結され、前記熱交換器は前記ドレンパンの上に配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記熱交換器は、熱交換器取付部材に取り付けられ、前記熱交換器取付部材を介して、前記キャビネットにより支持されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  7. 熱交換器、吸込み口、吹出し口、送風ファン、前記送風ファンを駆動させるファンモータ、およびキャビネットを備え、
    前記吸込み口、前記送風ファン、前記熱交換器、前記吹出し口の順で通風し、
    前記吹出し口は、前記送風ファンの回転中心よりも前方位置のみに存在し、
    前記吸込み口は、前記熱交換器の上端よりも後方位置のみに存在し、
    前記送風ファンは、前記吸込み口から吸い込んだ空気を前記熱交換器に吹き付け、前記吹出し口から吹き出し、
    前記送風ファンおよび前記ファンモータは、上下方向に重なりあうことなく前記キャビネットの内部に収容され、
    前記キャビネットは、左側から前方へ突出する左突出部、および右側から前方へ突出する右突出部を有し、前記吹出し口付近において、前記左突出部および前記右突出部によって前記熱交換器を支持し、
    前記左突出部の下部と前記右突出部の下部との間には少なくとも前記ファンモータおよび前記送風ファンを下方へ取り出すことが可能な開口が形成される、空気調和機の室内機。
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